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諸国民のリヴァイアサン_

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んだあの 腐纄 敗反 した 都匙 において、どんな 危捦 険叁 が 彼 を 待挊 っているかをよく 知半 っていた。 彼 らは、<br />

ルターがローマへ 行 くことに 反卬 対 し、 彼 がドイツにおいて 調 べを 受匃 けるように 願傿 い 出<br />

た。<br />

この 取勚 り 決 めは、ついに 実 現勶 することになり、 法 酷昰 の 使却 節儊 が、 取勚 り 凋 へのために 仔 命挻<br />

された。 法 王掣 からこの 使却 節儊 に 伝捱 えられた 指匦 示単 によれは、ルターはすてに 異 端健 者 として 宣傪 告卪<br />

されていた。それゆえに 使却 節儊 は、「 直卟 ちに 起招 訴挰 して、 身拴 柄兄 を 拘縅 束僓 する」ように 命挻 じられて<br />

いた。もしも 彼 が 自 分 の 説拿 を 固 守捿 して 譲僯 らず、また 使却 節儊 が 彼 を 逮 捕 しそこねた 時 には、<br />

「ドイツ 全 国 において、ルターから 法 律傢 の 保 護厽 を 奪傤 い、 彼 についた 者 をみな、 追挵 放择 し、の<br />

ろい、 破挐 門挋 する」 権勻 限拘 が 彼 に 与拜 えられていた。 17 そればかりでなくて、 法 王掣 は、この 危捦<br />

険叁 な 異 端健 を 根捏 絶傉 するために、ルターと 彼 の 支匣 持匛 者 たちを 捕 らえてローマの 裁拍 判匯 所勰 に 送拡 ろこ<br />

とを 怠旒 ったものは、 皇 帝胰 を 別厌 として、 教卝 会 や 国 家匝 のどんな 高 官厑 であろうともすべての 者 を<br />

破挐 門挋 するように、 使却 節儊 に 命挻 じた。<br />

ここに 法 王掣 教卝 の 真卢 の 精 神卡 があらわれている。この 記卌 録捎 全 体 のなかに、キリスト 教卝 の 原募<br />

則 の 痕 跡僡 どころか、 一 般 の 正匁 義拣 の 痕 跡僡 さえみられない。ルターは、ローマから 遠 く 離掤 れて<br />

おり、 自 分 の 立 場 を 説拿 明 したり 弁 護厽 したりする 機務 会 がなかった。にもかかわらず、 彼 は、<br />

その 事 件卅 が 調 査匀 される 前 に、 即腖 刻傋 異 端健 の 宣傪 告卪 を 受匃 け、しかもその 同 じ 日 に、 戒儦 告卪 、 告卪 訴挰 、<br />

裁拍 判匯 、 判匯 決 を 受匃 けている。そしてこうしたことはすべて、 教卝 会 あるいは 国 家匝 において 唯繴 一<br />

で 最勞 高 の 無叄 謬 の 権勻 威胙 をもっ 聖脩 なる 父 と 自 称胃 する 者 によって 行 われたのである。 ルターが<br />

真卢 の 友掻 の 同 情午 と 勧僊 告卪 を 大 いに 必厧 要勥 としていたこの 時 に、 神卡 は 摂昊 理 のもとに、メランヒトン<br />

をウィッテンベルクに 送拡 られた。メランヒトンは、 年 は 若拊 く、 謙旎 そんでひかえめな 態拟 度 の<br />

人 であったが、 彼 の 公勗 正匁 な 判匯 断友 、 該暛 博 な 知半 識掟 、 人 を 引匂 きつける 雄接 弁 は、 彼 の 高 潔昔 で 厳 正匁 な<br />

品厍 性勯 とともに、 一 般 の 賞 賛僮 と 尊胛 敬肭 を 受匃 けた。 彼 は 優历 れた 才纞 能印 に 恵 まれていたが、その 温偣 順<br />

な 性勯 質拾 のほうが 目 立 っていた。 彼 はまもなく、 福厹 音 の 熱 心升 な 使却 徒傣 となり、ルターの 最勞 も 信勼<br />

頼 する 友掻 、 貴揂 重匤 なと 持匛 者 となった。 彼 の 温偣 順 慎儃 重匤 できちょうめんな 活卹 動 は、ルターの 勇腅 敢暑<br />

で 精 力 的 な 面卥 をよく 補拙 った。 彼 らが 協匞 力 したことは 宗儲 教卝 改匳 革挙 に 力 をそえ、ルターにとって、<br />

大 きな 励繭 ましの 源 であった。<br />

審拥 問勬 の 場 所勰 はアウグスブルクに 決 まり、 改匳 革挙 者 ルターは 徒傣 歩 でそこへ 出 発 した。 人 々<br />

は、 彼 の 身拴 の 安勣 全 を 憂旨 慮傼 した。 途 中 で 彼 を 捕 らえて 殺掮 害县 するという 脅肺 迫 が 公勗 然掍 と 行 われ<br />

ていたので、 彼 の 友掻 人 たちは 行 かないようにたのんだ。 彼 らはルターに、しばらくウィッ<br />

テンベルクを 離掤 れて、 彼 を 快儜 く 保 護厽 してくれる 者 のところに 避 難挚 するように 勧僊 めさえした。<br />

しかし、 彼 は、 神卡 が 彼 を 置厒 かれた 場 所勰 を 離掤 れようとしなかった。どんなあらしが 吹胈 きよせ<br />

ようとも、 彼 は 忠儮 実 に 真卢 理 を 保 持匛 し 続勸 けなければならなかった。 彼 は 次卙 のように 1 丁偸 った。<br />

「わたしは、 争拫 いと 闘 争拫 の 人 、エレミヤのようである。しかし、 彼 らが 激 しく 脅肺 迫 すれば<br />

するほど、わたしの 喜 びは 増匲 し 加匎 わる。…… 彼 らはすでに、わたしの 名匷 誉縃 と 評掲 判匯 を 傷偟 つけ<br />

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