諸国民のリヴァイアサン_

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11.07.2024 Views

ように 注挅 意勪 せよ。 何挬 よりも 徳 を 高 めることに 留 意勪 せよ。 貧縏 者 には、 敬肭 虔 と 謙旎 そんをもって 接捴 し、あなたの 持匛 ち 物匵 を 饗 応厸 のために 消拔 費厔 してはならない。もしもあなたが 生 活卹 を 改匳 めず、 ぜいたくをやめないならば、わたしが 今 懲腘 らしめられているように、きびしく 懲腘 らしめら れることであろう。……あなたは、 幼膇 い 時 から、わたしの 教卝 えを 受匃 けたから、わたしの 教卝 義拣 を 知半 っている。それだから、これ 以匆 上 書危 く 必厧 要勥 はない。しかし、わたしは、 主勢 の 憐穳 れみ によって、あなたに 願傿 う。どうか、あなたは、わたしが 陥肿 ったのを 見 たどんな 種捶 類 の 虚縚 栄 をもまねてはならない。」 手 紙 の 封脐 筒绠 には、「わが 友掻 よ、わたしが 死拎 んだことを 確卾 かめる までは、この 封脐 を 開 かないこと」 6 と 書危 きそえてあった。 フスは、 旅傯 行 中 、 至儖 るところで、 彼 の 教卝 義拣 が 広南 まり、 彼 の 運卞 動 が 歓脒 迎 されているのを 見 た。 群儈 衆 が 彼 を 出 迎 え、いくつかの 町 では 長 官厑 が 町 じゅう 彼 に 随纘 行 した。 コンスタンツに 到肑 着挄 したフスは、 完 全 な 自 由厩 が 与拜 えられた。 皇 帝胰 の 通 行 券拐 には、 法 王掣 の 個持 人 的 な 保 護厽 の 保 証卨 もつけ 加匎 えられた。しかし、これら 厳 粛施 な、またくり 返拮 し 保 証卨 され た 言匟 明 が 無叄 視拹 されて、フスは 間 もなく、 法 王掣 と 枢 機務 卿 たちの 命挻 令傂 によって 逮 捕 され、いま わしい 牢 獄晳 に 入 れられた。 後 に 彼 は、ライン 川勜 の 向匇 こうの 堅儕 固 な 城拝 に 移挔 され、 囚昉 人 として 監叆 禁 された。 法 王掣 は、その 背 信勼 によって 益捍 するところなく、 間 もなく 同 じ 牢 獄晳 にいれられ た。 7 彼 は、 会 議 において、 殺掮 人 、 聖脩 職厯 売匉 買挍 、 姦贊 淫 のほかに、「 言匟 うことさえ 恥時 じるべき 罪 」、 最勞 も 下 劣縆 な 罪 を 犯 したことが 証卨 明 された。こうして、 会 議 そのものの 宣傪 言匟 によって、 彼 はついに 三勫 重匤 冠縍 を 取勚 り 上 げられ、 投匐 獄晳 された。 彼 と 対 立 していた 法 王掣 たちも 廃 されて、 新 しい 法 王掣 が 選 ばれた。 コンスタンツ 会 議 は、フスが 常拤 に 非 難挚 し 改匳 革挙 を 要勥 求卍 していた 司 祭脫 たちよりも 大 きな 罪 を 犯 していた 法 王掣 自 身拴 を 退挖 位匱 させたにもかかわらず 改匳 革挙 者 フスをも 粉腲 砕 しようとした。フ スの 投匐 獄晳 は、ボヘミアの 人 々を 大 いに 怒腹 らせた。 有卻 力 な 貴揂 族 たちは、この 暴偷 挙拷 に 対 して 激 しい 抗 議 を 会 議 に 申捩 し 入 れた。 通 行 券拐 の 侵兓 害县 を 許 すことを 好捆 まなかった 皇 帝胰 は、 彼 に 対 す る 処叀 置厒 に 反卬 対 であった。しかし 改匳 革挙 者 の 敵育 たちは、 激 しい 憎 しみと 堅儕 い 決 意勪 を 抱 いていた。 彼 らは 皇 帝胰 の、 偏旌 見 と 恐傁 怖繍 と 教卝 会 に 対 する 熱 意勪 とに 訴挰 えた。「たとえ 皇 帝胰 や 王掣 たちから 通 行 券拐 を 交卦 付厏 されていたとしても、 異 端健 および 異 端健 の 嫌膅 疑卧 を 受匃 けたものには、 約 束僓 を 守捿 るべ きではない」ということを 証卨 明 するために、 彼 らは 長 い 議 論厱 を 展捯 開 した。 8 こうして 彼 ら は、その 主勢 張挗 を 通 した。 牢 獄晳 内 の 湿斯 気勴 と 悪捰 い 空参 気勴 のために、フスは 死拎 ぬほどの 熱 病挶 にかかった。 病挶 気勴 と 獄晳 中 生 活卹 のために 衰斠 弱傽 したフスは、ついに 会 議 に 呼 び 出 された。 彼 は 鎖肽 につながれて、 彼 を 保 護厽 することを 名匷 誉縃 と 誠肬 実 にかけて 誓绒 った 皇 帝胰 の 前 に 立 った。 長 期勡 にわたる 取勚 調 べのあいだ、 彼 は 堅儕 く 真卢 理 を 主勢 張挗 した。そして、 教卝 会 と 国 家匝 の 高 位匱 高 官厑 たちのいならぶ 前 で、 彼 は、 教卝 権勻 制勧 度 の 腐纄 敗反 を、ありのままに 厳 かに 抗 議 した。 彼 の 教卝 義拣 を 取勚 り 消拔 すか、それとも 死拎 を 選 ぶか 求卍 められた 時 、 彼 は、 殉程 教卝 者 の 運卞 命挻 を 受匃 け 入 れた。 66

神卡 の 恵 みが 彼 を 支匣 えた。 最勞 後 の 宣傪 告卪 が 下 される 前 の 苦 難挚 の 数包 週 間 にわたって、 天拦 から の 平匊 安勣 が 彼 の 心升 を 満掫 たした。 彼 は 友掻 人 にこう 書危 いている。「わたしはこの 手 紙 を 牢 獄晳 の 中 で、そしてつながれた 手 で 書危 いている。 明 日 死拎 の 宣傪 告卪 を 受匃 けることを 予匨 期勡 しつつ。……イ エス・キリストの 助捉 けによって、われわれが、ふたたび、 来勵 世匒 の 快儜 い 平匊 和匄 のうちに 再卭 士厨 会 するときに、 神卡 がどんなに 恵 み 深捫 く、ご 自 身拴 をわたしにあらわされたか、また、 誘儬 惑 と 試去 練 のただ 中 にあって、どんなに 力 強勮 くわたしを 支匣 えてくたさったかを、あなたは 知半 ること であろう。」 9 彼 は、 陰纖 気勴 な 牢 獄晳 の 中 で、 真卢 の 信勼 仰纝 の 勝 利匏 を 予匨 見 した。 彼 は 夢肟 の 中 で、 自 分 が 福厹 音 を 説拿 いていたプラハの 礼脊 拝旟 堂傾 に 帰 り、そこで、 自 分 が 壁儿 に 描胦 いたキリストの 絵胅 を、 法 王掣 や 司 教卝 たちが 消拔 しているのを 見 た。「この 幻星 は 彼 を 悩肘 ました。しかし 次卙 の 日 に、 彼 はたくさん の 画厐 家匝 たちが、これらの 絵胅 をさらに 多匭 く、さらに 鮮掏 かな 色 彩繬 でもって、 回 復挴 しているのを 見 た。その 仕捸 事 が 終厖 わるや 否 や、 画厐 家匝 たちは 集厦 まったおびただしい 群儈 衆 に 叫经 んだ。『さあ、 法 王掣 でも 司 教卝 でもくるがよい! 彼 らには、もう 決 して 消拔 し 去掇 ることはできない』。」フス は 夢肟 の 話匋 をして、 次卙 のように 言匟 った。「わたしは、キリストのみ 姿掋 は 消拔 し 去掇 ることができ ないことを 堅儕 く 信勼 じる。 彼 らはそれを 破挐 壊傓 しようとしたが、それは、わたしよりももっと 力 ある 説拿 教卝 者 たちによってすべての 人 の 心升 に 鮮掏 かに 描胦 かれることであろう。」 10 さて、いよいよ 最勞 後 に、フスは 会 議 に 呼 び 出 された。それは、 皇 帝胰 、 諸 侯 、 使却 臣元 、 枢 機務 卿 、 司 教卝 、 司 祭脫 たちが 列偱 席 しているはなやかな 大 会 議 であった。また、その 成勱 り 行 きを 見 ようとする 大 群儈 衆 が 集厦 まっていた。 良拖 心升 の 自 由厩 を 確卾 保 するための 長 い 闘 争拫 における、こ の 最勞 初匘 の 偉昖 大 な 犠腻 牲繉 の 目 撃掐 者 たちが、キリスト 教卝 国 全 土拋 から 集厦 められていたのであ る。 フスは 最勞 後 の 決 断友 を 促傌 されたが、 取勚 り 消拔 すことを 拒兘 否 した。 彼 は、 恥時 知半 らずにも 約 束僓 を 破挐 棄 した 王掣 を、するどい 目 でみつめて 言匟 った。「わたしは、ここにご 臨 席 の 皇 帝胰 の 公勗 の 保 護厽 と 信勼 義拣 のもとに、 自 分 の 自 由厩 意勪 志 で、この 会 議 に 出 席 することを 決 心升 したものであ る。」 11 ジギスムントは、 会 衆 全 員 の 視拹 線拓 を 浴脓 びて、 顔 を 赤捭 くした。 宣傪 告卪 は 下 され、 聖脩 職厯 剥禗 奪傤 の 儀腝 式厚 が 開 始卿 された。 司 教卝 たちはフスに 僧 服傕 を 着挄 せた。フス は 司 祭脫 の 服傕 を 着挄 た 時 、「われわれの 主勢 、イエス・キリストは、ヘロデからピラトのところ へ 送拡 られる 時 、 辱既 しめのために 白换 い 衣胼 を 着挄 せられた」と 言匟 った。 12 彼 はふたたび 取勚 り 消拔 す ことを 勧僊 められたが、 人 々の 方 を 向匇 いて、こう 答掬 えた。「そういうことをすれば、わたし はどんな 顔 をして、 天拦 を 仰纝 ぐことができようか。わたしが 純儻 粋暋 な 福厹 音 を 宣傪 べ 伝捱 えたたくさ んの 人 々に、どのようにして 顔 をあわせることができようか。わたしは 死拎 に 定 められたこ の 哀暈 れな 体 よりも、 彼 らの 救 いをはるかに 重匤 大 視拹 する。」 彼 の 祭脫 服傕 は 1 枚儳 ずつはずされて いった。そして 司 教卝 たちは、 儀腝 式厚 におけるそれぞれの 役叓 を 果卵 たしながら、 彼 をのろっ た。 67

神卡 の 恵 みが 彼 を 支匣 えた。 最勞 後 の 宣傪 告卪 が 下 される 前 の 苦 難挚 の 数包 週 間 にわたって、 天拦 から<br />

の 平匊 安勣 が 彼 の 心升 を 満掫 たした。 彼 は 友掻 人 にこう 書危 いている。「わたしはこの 手 紙 を 牢 獄晳 の 中<br />

で、そしてつながれた 手 で 書危 いている。 明 日 死拎 の 宣傪 告卪 を 受匃 けることを 予匨 期勡 しつつ。……イ<br />

エス・キリストの 助捉 けによって、われわれが、ふたたび、 来勵 世匒 の 快儜 い 平匊 和匄 のうちに 再卭 士厨 会<br />

するときに、 神卡 がどんなに 恵 み 深捫 く、ご 自 身拴 をわたしにあらわされたか、また、 誘儬 惑 と 試去<br />

練 のただ 中 にあって、どんなに 力 強勮 くわたしを 支匣 えてくたさったかを、あなたは 知半 ること<br />

であろう。」 9<br />

彼 は、 陰纖 気勴 な 牢 獄晳 の 中 で、 真卢 の 信勼 仰纝 の 勝 利匏 を 予匨 見 した。 彼 は 夢肟 の 中 で、 自 分 が 福厹 音 を<br />

説拿 いていたプラハの 礼脊 拝旟 堂傾 に 帰 り、そこで、 自 分 が 壁儿 に 描胦 いたキリストの 絵胅 を、 法 王掣 や 司<br />

教卝 たちが 消拔 しているのを 見 た。「この 幻星 は 彼 を 悩肘 ました。しかし 次卙 の 日 に、 彼 はたくさん<br />

の 画厐 家匝 たちが、これらの 絵胅 をさらに 多匭 く、さらに 鮮掏 かな 色 彩繬 でもって、 回 復挴 しているのを<br />

見 た。その 仕捸 事 が 終厖 わるや 否 や、 画厐 家匝 たちは 集厦 まったおびただしい 群儈 衆 に 叫经 んだ。『さあ、<br />

法 王掣 でも 司 教卝 でもくるがよい! 彼 らには、もう 決 して 消拔 し 去掇 ることはできない』。」フス<br />

は 夢肟 の 話匋 をして、 次卙 のように 言匟 った。「わたしは、キリストのみ 姿掋 は 消拔 し 去掇 ることができ<br />

ないことを 堅儕 く 信勼 じる。 彼 らはそれを 破挐 壊傓 しようとしたが、それは、わたしよりももっと<br />

力 ある 説拿 教卝 者 たちによってすべての 人 の 心升 に 鮮掏 かに 描胦 かれることであろう。」 10<br />

さて、いよいよ 最勞 後 に、フスは 会 議 に 呼 び 出 された。それは、 皇 帝胰 、 諸 侯 、 使却 臣元 、 枢<br />

機務 卿 、 司 教卝 、 司 祭脫 たちが 列偱 席 しているはなやかな 大 会 議 であった。また、その 成勱 り 行 きを<br />

見 ようとする 大 群儈 衆 が 集厦 まっていた。 良拖 心升 の 自 由厩 を 確卾 保 するための 長 い 闘 争拫 における、こ<br />

の 最勞 初匘 の 偉昖 大 な 犠腻 牲繉 の 目 撃掐 者 たちが、キリスト 教卝 国 全 土拋 から 集厦 められていたのであ<br />

る。 フスは 最勞 後 の 決 断友 を 促傌 されたが、 取勚 り 消拔 すことを 拒兘 否 した。 彼 は、 恥時 知半 らずにも 約<br />

束僓 を 破挐 棄 した 王掣 を、するどい 目 でみつめて 言匟 った。「わたしは、ここにご 臨 席 の 皇 帝胰 の 公勗<br />

の 保 護厽 と 信勼 義拣 のもとに、 自 分 の 自 由厩 意勪 志 で、この 会 議 に 出 席 することを 決 心升 したものであ<br />

る。」 11 ジギスムントは、 会 衆 全 員 の 視拹 線拓 を 浴脓 びて、 顔 を 赤捭 くした。<br />

宣傪 告卪 は 下 され、 聖脩 職厯 剥禗 奪傤 の 儀腝 式厚 が 開 始卿 された。 司 教卝 たちはフスに 僧 服傕 を 着挄 せた。フス<br />

は 司 祭脫 の 服傕 を 着挄 た 時 、「われわれの 主勢 、イエス・キリストは、ヘロデからピラトのところ<br />

へ 送拡 られる 時 、 辱既 しめのために 白换 い 衣胼 を 着挄 せられた」と 言匟 った。 12 彼 はふたたび 取勚 り 消拔 す<br />

ことを 勧僊 められたが、 人 々の 方 を 向匇 いて、こう 答掬 えた。「そういうことをすれば、わたし<br />

はどんな 顔 をして、 天拦 を 仰纝 ぐことができようか。わたしが 純儻 粋暋 な 福厹 音 を 宣傪 べ 伝捱 えたたくさ<br />

んの 人 々に、どのようにして 顔 をあわせることができようか。わたしは 死拎 に 定 められたこ<br />

の 哀暈 れな 体 よりも、 彼 らの 救 いをはるかに 重匤 大 視拹 する。」 彼 の 祭脫 服傕 は 1 枚儳 ずつはずされて<br />

いった。そして 司 教卝 たちは、 儀腝 式厚 におけるそれぞれの 役叓 を 果卵 たしながら、 彼 をのろっ<br />

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