諸国民のリヴァイアサン_

第匌 29 章 罪 悪 の 起 源
どうして 罪 というものが 起招 こったのか、なぜ 罪 があるのかということは、 多匭 くの 人 々
の 心升 を 苦 しめる 問勬 題匑 である。 人 々は、 悪捰 の 働掴 き、その 恐傁 るべき 結医 果卵 である 不勘 幸 と 悲胳 しみを
見 て、いったいなぜ 限拘 りない 知半 恵 と 力 と 愛 であられる 神卡 の 主勢 権勻 の 下 にこうしたすべてのこ
とが 存掑 在厪 するのかと 疑卧 問勬 をいだく。 人 間 の 説拿 明 できない 神卡 秘兕 がここにある。 人 々は、 半博 信勼
半博 疑卧 でいるために、 神卡 のみ 言匟 葉挺 の 中 にはっきりあらわされていて 救 いに 不勘 可參 欠 な 真卢 理 を、
悟縖 ることができないのである。な ぜ 罪 というものがあるのかということを 調 べるために、
神卡 が 啓繡 示単 されたことのない 点勷 まで 追挵 求卍 する 人 たちがいる。そのため 彼 らは、この 困傮 難挚 な 問勬
題匑 を 解卆 決 することができない。 疑卧 ったり、あらさがしをしたりするような 気勴 持匛 ちに 動 かさ
れる 人 は、これを 口卶 実 にして 聖脩 書危 のみ 言匟 葉挺 を 拒兘 否 してしまう。 中 にはまた、 言匟 い 伝捱 えや 誤儶
った 解卆 釈脂 のために、 神卡 のご 品厍 性勯 、 神卡 の 統拇 治匮 の 性勯 質拾 、 罪 に 対 する 神卡 の 取勚 り 扱僻 いの 原募 則 などに
ついての 聖脩 書危 の 教卝 えに 暗肨 くなり、 悪捰 という 大 問勬 題匑 について 満掫 足拒 な 理 解卆 を 得千 ることができな
い 者 もある。
罪 の 存掑 在厪 を 理 由厩 づけようとして 罪 の 起招 源 を 説拿 明 することは、 不勘 可參 能印 である。しかし、
罪 の 起招 源 についてもその 処叀 分 についても、 悪捰 に 対 する 神卡 のすべての 取勚 り 扱僻 いの 中 に、 神卡 の
公勗 義拣 と 憐穳 れみが 完 全 にあらわされているということに 関 しては、 十厝 分 に 理 解卆 できるのであ
る。 聖脩 書危 の 中 に 何挬 よりもはっきり 教卝 えられていることは、 罪 が 入 ってきたことに 対 して 神卡
にはなんの 責掅 任厃 もないということ、すなわち 神卡 の 恵 みが 独捌 断友 的 にとり 去掇 られたり、 神卡 の 統拇
治匮 に 欠 陥肿 があったりしてそれが 反卬 逆 の 発 生 のきっかけになったのではないということであ
る。 罪 は 侵兓 入 者 であって、その 存掑 在厪 については 理 由厩 をあげることができない。それは 神卡 秘兕
的 であり、 不勘 可參 解卆 であって、その 言匟 いわけをすることは、それを 弁 護厽 することにな
る。 もし 罪 の 言匟 いわけがあったり、その 存掑 在厪 の 原募 因 を 示単 すことができたら、それはもは
や 罪 ではなくなる。 罪 についての 唯繴 一 の 定 義拣 は、 神卡 のみ 言匟 葉挺 のうちに 与拜 えられている 定 義拣
である。それは「 罪 は 不勘 法 である」ということである。すなわち 罪 は、 神卡 の 統拇 治匮 の 基匼 礎脔 で
ある 愛 という 大 法 則 と 戦勛 っている 原募 則 が、 外勭 にあらわれた 結医 果卵 である。
悪捰 が 入 る 前 には、 全 宇偩 宙脶 には 平匊 和匄 と 喜 びがあった。すべては 創傦 造挝 主勢 のみこころと 完 全
に 調 和匄 していた。 神卡 に 対 する 愛 が 最勞 高 の 位匱 置厒 を 占 め、お 互僆 いの 間 の 愛 はかたよっていなか
った。 神卡 の 独捌 り 子 で、 言匟 葉挺 であられるキリストは、 永 遠 の 父 と 1 つであられた。すなわち、
その 性勯 質拾 において、 品厍 性勯 において、 目 的 において 1 つであり、この 宇偩 宙脶 全 体 で、 神卡 の 計匧 画厐
と 相 談挫 にあずかることのできるただ 1 人 のお 方 であった。 天拦 の 父 は、キリストによって、
天拦 の 全 住卫 民 を 創傦 造挝 する 働掴 きをされた。「 万勦 物匵 は、 天拦 にあるものも 地 にあるものも…… 位匱 も
主勢 権勻 も、 支匣 配括 も 権勻 威胙 も、みな 御 子 にあって 造挝 られた」[コロサイ 1:。こうして 全 天拦 は、
キリストに 対 して、 天拦 父 に 対 するのと 同 じ 忠儮 順 をあらわした。
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