SCHOTT NEXTREMA® カタログ

NEXTREMA ®
過 酷 な 条 件 での 使 用 を 目 的 に 設 計
デザインされたガラスセラミック

2
目 次
4
高 級 機 能 性
18
表 面 耐 性 と 気 体 不 浸 透 性
6
多 様 な 種 類 と 形 状
20
プロセス 不 活 性
8
マルチな 素 材 、7つの 特 性
22
高 温 でのロバスト 性
10
最 高 使 用 温 度 950 °C
24
NEXTREMA ® を 使 った 未 来 のアイデア
12
極 低 熱 膨 張
28
4つのタイプの NEXTREMA ® 素 材
14
耐 熱 衝 撃 性
32
標 準 納 入 形 態
16
広 域 スペクトル 透 過 性
35
技 術 特 性

ショットは、 特 殊 ガラス、 ガラスセラミックスの 分 野 をリードする 国 際 的 な
テクノロジーグループです。 130 年 以 上 にわたる 優 れた 研 究 開 発 や 素 材 と 専 門
技 術 の 蓄 積 により、 多 岐 にわたる 高 品 質 な 製 品 とインテリジェント・ソリュー
ションを 提 供 し、 お 客 様 の 成 功 に 貢 献 します。
これは、SCHOTT NEXTREMA ® ブランドの 理 念 でもあります。SCHOTTは、
卓 越 した 技 術 力 で、 エンジニアやデザイナーに 全 く 新 しい 分 野 の 用 途 を
切 り 開 く、 高 性 能 ガラスセラミックの 製 品 群 を 提 供 しています。 真 のマルチ
素 材 、NEXTREMA ® ガラスセラミックが、なぜ、 高 温 環 境 において 画 期 的 で
独 創 的 なソリューションとなるのか、その 秘 密 をお 見 せします。
3

4
NEXTREMA ®
高 級 機 能 性
技 術 的 なアプリケーションを 構 築 する 場 合 、 最 も 懸 念 される
のは、 物 理 的 パラメーターと 化 学 的 パラメーター、 過 酷 な
温 度 負 荷 の 下 でのロバスト 性 、 高 い 耐 化 学 薬 品 性 です。
アイデアが 実 現 できるかどうかは 素 材 で 決 まります。SCHOTTは 様 々な 特 徴 を 持 つ
ハイテク 素 材 NEXTREMA ® を 提 供 しています。 従 来 のガラスや 金 属 、プラスチックな
ど 他 の 素 材 では 不 可 能 な 高 温 環 境 で 特 に 真 価 を 発 揮 する NEXTREMA ® は、
新 しい 選 択 肢 となります。
革 新 的 な 開 発 をする 準 備 は 整 っていますか。では、これまで 見 たこともない
ソリューションを 考 えてみましょう。
以 降 のページでは、アイコンの 隣 にエンジニアの 皆 さんにと
って 潜 在 的 な 未 来 のアイデアが 隠 れています。

5

6

7
NEXTREMA ®
多 様 な 種 類 と 形 状
色 と 形 はあなたの 世 界 観 で。ご 存 知 の 通 り、デザインは
イノベーションと 差 別 化 のために 最 も 重 要 です。
ハイテク 素 材 、NEXTREMA ® ガラスセラミックには、 豊 富 な 色 、 形 状 、 外 観 が
そろっています。 過 酷 な 条 件 下 での 革 新 的 な 製 品 と 工 業 デザインにとって、
NEXTREMA ® は、 透 明 、 色 付 き、 半 透 明 、オパークいずれでも、デザインを
画 期 的 なものにする 新 素 材 です。
高 温 の 過 酷 な 環 境 にて、 可 能 性 を 解 き 放 ち、 視 覚 的 なデザインと 工 業 的 な
デザインが 機 能 する 様 を 想 像 してみてください。
以 降 のページでは、このアイコンの 隣 に、あなたの 未 来
のデザインのアイデアに 対 する 提 案 があります。

8
マルチな 素 材 、7つの 特 性
NEXTREMA ® の 基 本 は7つの 特 性 によって 成 り 立 っています。
それぞれの 特 性 はそれ 自 体 で、あるいは 特 定 の 組 み 合 わせで、
新 しい 技 術 や 応 用 分 野 の 開 発 が 可 能 になります。
本 章 では、 見 開 きページの 上 半 分 で、この 製 品 ならではの 特 性 を
ご 紹 介 し、 未 来 のアイデアを 生 み 出 すヒントは、 下 の 部 分 でご 紹 介
します。おそらく 皆 様 の 研 究 や 開 発 、 生 産 で、すぐにもNEXTREMA ®
をお 使 いいただくことになるでしょう。
1 2
実 用 温 度
最 高 950 °C
(1,742 °F)
最 小
熱 膨 張
エンジニア
エンジニアにとって
NEXTREMA ® は
どんなメリットがありますか。
NEXTREMA ® の 技 術 的 な 可 能 性 について
お 知 りになりたいですか。 将 来 何 ができる
のか、その 概 要 を 次 ページ 以 降 でご 覧 いた
だけます。

9
3 4 5 6 7
耐 熱 衝 撃 性
広 域 スペクトル
透 過 性
表 面 耐 性 と
気 体 不 透 過 性
プロセス 不 活 性
高 温 での
ロバスト 性
デザイナー
デザイナーにとって
NEXTREMA ® は
どんなメリットがありますか。
イマジネーションをフルに 発 揮 してください。
NEXTREMA ® のようなハイテク 素 材 が
工 業 デザインや 製 品 デザインに どのような
可 能 性 を 広 げるのか、その 一 部 を 次 ページ
以 降 でご 覧 いただけます。
未 来 のアイデアに 向 けた 皆 様 の 想 像 力 を 駆 り 立 てたいと 思 います。
今 目 に 見 えるイノベーションは、 完 成 品 ではなく、 我 々がまだ
知 らない 応 用 例 です。しかしそれは、アイデア 次 第 で 明 日 実 現
できるかもしれません。

10
特 性 1:
最 高 使 用 温 度 950 °C
暖 かい、もっと 暖 かい、 熱 い:NEXTREMA ® ガラスセラミックは、
過 酷 な 温 度 条 件 の 下 で、その 真 価 を 発 揮 します。
多 様 な 温 度 条 件 に 適 合 した、 最 適 のNEXTREMA ® を 揃 えています。
最 高 使 用 温 度 は950 °C (1,742 °F)。
特 性 1を 生 かしたアイデア:
熱 工 程 の 改 善 と 観 測
開 発 現 場 が 熱 い
特 に 半 導 体 やディスプレイの 生 産 において、NEXTREMA ® を
利 用 するというインテリジェントなコンセプトをご 理 解 して
いただけると 思 います。たとえば、 特 に 高 温 の 工 業 用 窯 の
内 壁 や 耐 熱 シールドなど。また、NEXTREMA ® は、 半 導 体 や
ソーラー 産 業 の 複 雑 なコーティング 加 工 のキャリアプレートや
加 工 ボックスとしても 使 えます。

11
0 100 200 300 400 500 600 700 800 900 1,000
温 度 [°C]
注 目 すべき 要 点
肉 眼 でミスを 発 見 できれば、より 早 く 対 応 できます。
NEXTREMA ® は、 高 温 プロセス 時 の 内 部 観 察 などで、
これまでにないレベルの 透 明 度 を 実 現 します。
強 度 と 寸 法 に 関 してNEXTREMA ® は、より 自 由 なデザインが 可 能 に
なりました。
NEXTREMA ® で 高 温 工 業 プロセスに、
新 たな 形 が 生 まれます。

12
特 性 2:
極 低 熱 膨 張
革 新 的 な 可 能 性 は、NEXTREMA ® で 広 がります。
NEXTREMA ® の 優 れたミクロ 構 造 が、ほぼゼロという 熱 膨 張 率 を
生 み 出 し、 高 温 の 環 境 でもガラスセラミックがその 形 状 を
維 持 することが 可 能 になりました。
特 性 2を 生 かしたアイデア:
過 酷 な 条 件 下 での 精 度
最 大 負 荷 時 でも、ストレスフリー
短 時 間 に 高 温 で 温 度 変 動 が 起 こり、かつ、 細 かい 精 度 で
寸 法 を 維 持 しなければならないような 厳 しい 条 件 下 で、
NEXTREMA ® は、 外 部 からの 影 響 に 対 して 非 常 に 強 い
耐 性 を 持 っています。 過 酷 な 温 度 の 下 でも 素 材 の 膨 張 による
制 限 が 掛 からないので、NEXTREMA ® は 設 計 に 関 わる 様 々な
問 題 を 解 決 できます。

13
NEXTREMA ® ガラスセラミック
シリコン
アルミ
スチール
焼 結 ガラス
グラファイト、カーボン
0 5 10 15
20 25 30
線 熱 膨 張 率 [a in 10 -6 /K]
常 に 最 高 の 形 状 を 保 つ
極 端 な 温 度 の 変 化 によっておこる 変 形 は、
NEXTREMA ® の 非 常 に 高 い、 寸 法 安 定 性 に
よって、ほぼ 完 全 に 解 消 できます。
素 材 のイメージと 見 た 目 が 変 わらないので、
工 業 デザインが 終 始 一 定 します。
厳 しい 温 度 の 差 にも 関 わらず、 熱 膨 張 がほぼゼロのNEXTREMA ® は、
測 量 点 を 「 固 定 」することができるので、 光 学 測 量 技 術 における
精 度 が 改 善 されます。

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特 性 3:
耐 熱 衝 撃 性
NEXTREMA ® に 衝 撃 を 与 えられるものはありません。
急 激 な 温 度 の 変 化 ? 熱 や 氷 ?
NEXTREMA ® の 耐 熱 衝 撃 性 のおかげで、 熱 による 材 料 破 損 は 過 去 の
ものとなりました。
特 性 3を 生 かしたアイデア:
水 や 空 気 を 素 早 く 温 める 即 応 加 熱 システム
期 待 を 裏 切 りません。
高 効 率 加 工 時 の 極 端 な 温 度 変 化 、あるいは 急 激 な 加 熱 や 冷 却 の 途 中 でも、
NEXTREMA ® は 安 定 しています。 金 属 の 変 形 、ガラスの 破 損 、 樹 脂 が
熱 に 耐 えられないなどが 問 題 になる 場 合 、NEXTREMA ® が 選 択 肢 になる
でしょう。
可 能 な 応 用 分 野 は?
電 気 自 動 車 に 加 熱 フィンを 搭 載 することを 考 えてみてください。
フィンへ 特 殊 なコーティングをすることによって 素 材 を 加 熱 し、 車 の 室 内 を
暖 める 高 性 能 な 暖 房 技 術 などというのはどうでしょう。

15
素 材 温 度 の 急 激 な 変 化
熱 さ、 冷 たさによって、
素 材 にストレスは 加 わりません。
NEXTREMA ® は 熱 を 上 品 にさせます。
たとえば、NEXTREMA ® は 自 動 車 のインテリアに、
全 く 新 しいデザインの 可 能 性 を 生 み 出 します。
革 新 的 なテクノロジーが 要 求 される 新 しいデザインには、
省 スペースと 軽 量 化 が 特 に 重 要 です。
NEXTREMA ® への 電 熱 コーティングは、 加 熱 が
新 しいデザインに 組 み 込 まれることを 意 味 します。
先 進 のデザインに 隠 された 新 機 能 :
電 気 自 動 車 に 使 われるNEXTREMA ® の 加 熱 フィン。

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特 性 4:
広 域 スペクトル 透 過 率
NEXTREMA ® はタイプと 厚 さ 別 に、それぞれ 特 有 の 透 過
領 域 があります。.これは 一 部 の 技 術 分 野 では 重 要 で、
さらに、それぞれの 素 材 毎 に 独 自 の 外 観 を 生 み 出 しています。
特 性 4を 生 かしたアイデア:
プロセスの 最 適 化
特 定 の 透 過 領 域
NEXTREMA ® は、 放 射 線 が 目 で 見 えるという 未 来 の 話 を、
現 実 にします。 熱 源 のカバーやフィルターに、IR 乾 燥 器 機 、
消 毒 設 備 、 赤 外 線 サウナ 室 、UV カットの 部 品 、あるいは、
効 率 的 な 基 板 の 加 熱 等 々に。
赤 外 線 塗 料 乾 燥 装 置 に
NEXTREMA ® ―
新 しい 応 用 分 野 の 発 見 です。

17
透 過 性 [%]
100
UV
可 視
領 域
IR
80
60
40
20
0
0 500
1,000 1,500 2,000 2,500 3,000 3,500 4,000 4,500 5,000
波 長 [nm]
ライティングにぴったりのアイデア
透 過 領 域 の 違 いによってガラスセラミックの 色 が 違 って
きます。 想 像 を 自 由 にめぐらして、 可 視 領 域 および 赤 外
領 域 において 新 しい 用 途 の 可 能 性 を 見 つけてください。

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特 性 5:
表 面 耐 性 と 気 体 不 浸 透 性
独 自 の 表 面 処 理 をほどこされた NEXTREMA ® は、 酸 や
塩 基 に 対 して 様 々な 耐 性 があります。
これは 過 酷 な 状 況 下 でも 使 用 できるということです。
特 性 5を 生 かしたアイデア:
過 酷 な 条 件 でのエネルギー 効 率 化
攻 撃 しても 無 駄
酸 、 塩 基 、 侵 攻 性 のガスもNEXTREMA ® には 歯 が 立 ちません。
化 学 的 な 浸 食 を 受 けるような 状 況 下 での 遮 へい、あるいは
コーティングなど、 非 常 に 強 力 な 表 面 耐 性 が 必 要 な 場 面 では、
NEXTREMA ® をご 使 用 ください。
蓄 電 池 の 生 産 、 半 導 体 工 場 での 酸 やアルカリの 洗 浄
プロセス、 腐 食 環 境 での 熱 交 換 等 で、NEXTREMA ® は
効 果 的 なソリューションになります。

19
N 2
N X
O X
O 2
O 3
NEXTREMA ® によって、 新 世 代 のデバイスが 形 を 表 します。
どんな 環 境 にも 対 応 します。
熱 交 換 器 のコンポーネントとして、
NEXTREMA ® はエネルギー 産 業 のプロセスを
最 適 化 できます。
これまで 実 現 不 可 能 であった、 長 寿 命 で 美 しいという 洗 練
された 製 品 美 学 が、 過 酷 な 条 件 下 でさえも NEXTREMA ® で
可 能 になりました。

20
特 性 6:
プロセス 不 活 性
迷 うことはありません: NEXTREMA ® はプロセス
不 活 性 です。 過 酷 な 条 件 下 でも、この 素 材 は、
加 工 プロセスにおいて、ネガティブな 反 応 は
しません。 有 機 成 分 からガスが 発 生 するなどの
プロセスを 妨 害 するような 要 因 はありません
特 性 6を 生 かしたアイデア:
最 高 純 度 のコーティング
使 用 中 に 妥 協 することはありません。
NEXTREMA ® は、コーティングプロセスにおいて2 重 の
セキュリティが 効 いているので、 最 高 純 度 を 保 証 できる
素 材 です。
NEXTREMA ® はいかなる 成 分 も 発 生 させたり、
吸 収 したりしません。
-
+
-
+
プラズマ 化 学 気 相 堆 積 法 (PECVD)でも、プラズマエッチング
でも、リチウムイオンバッテリーのカソードの 生 産 でも、
NEXTREMA ® は 様 々な 産 業 分 野 で、 効 果 的 に 使 用 されるように
なるでしょう。

21
E
PECVD (500 - 700 °C / 真 空 )
PECVD (932 - 1,292 °F / 真 空 )
画 期 的 な 技 術 設 計
-
+
コーティングプロセス 用 キャリアの 新 しいデザイン
開 発 、また、コーティングプロセスとクリーニング
プロセスを 組 み 合 わせたまったく 新 しい 工 程 の 創 造 。
+
+
-
+
-
+
NEXTREMA ® は 汎 用 性 の 高 い 素 材 ですので、
さまざまなコーティング 技 術 分 野 で 求 められる 設 計 の
ソリューションとなるでしょう。
+
プラズマコーティングとエッチングのキャリア 材 には、 不 活 性 材 料
NEXTREMA ® ガラスセラミックが 最 適

22
特 性 7:
高 温 でのロバスト 性
熱 に 強 い:NEXTREMA ® は 他 の 素 材 では 耐 えられない 範 囲 を
はるかに 超 えていきます。 高 温 での 機 械 的 安 定 性 が 並 外 れて 強 い
ため、 薄 く 大 きなプレートではなおさら、 大 きな 差 が 生 まれます。
特 性 7を 生 かしたアイデア:
新 しい 世 界 の 発 見
抵 抗 しても 無 駄
高 温 での 機 械 的 安 定 性 が 高 いため、NEXTREMA ® ガラスセラミックは、
新 しい 選 択 肢 になります。たとえば、 高 温 加 工 プロセスの 熱 遮 蔽 板 や
内 張 り 等 の 用 途 において。
NEXTREMA ® は 高 熱 の 環 境 で 強 さを 発 揮 します。
ガラスセラミックが 宇 宙 に?
現 在 ではSFの 世 界 の 話 ですが、
明 日 は 現 実 になっているかもしれません。
NEXTREMA ® で 設 計 の 新 しい 次 元 に 突 入

23
kg
高 温 でのNEXTREMA ® の 機 械 的 安 定 性
洗 練 された 安 全 性
標 準 的 な 高 温 素 材 をNEXTREMA ® ガラスセラミックに 交 換 して、
製 品 の 外 観 を 新 しくデザインし 直 しましょう。
NEXTREMA ® は 可 能 な 限 り 最 高 のレベルの 機 能 をもちながら、
独 特 の 印 象 を 与 え、 多 くの 分 野 で 信 頼 される 素 材 です。

24
NEXTREMA ® を 使 った 未 来 のアイデア
素 材 から 製 品 まで –
NEXTREMA ® により、エンジニアやデザイナーは
開 発 の 新 たな 可 能 性 を 得 られるでしょう。
インスピレーションを 働 かせて 下 さい。このページは
可 能 性 、あるいは 将 来 できるかもしれないものを
例 として 示 しているにすぎません。
あなたの 未 来 のアイデアを 教 えてください。
最 高 レベルの 精 密 さ
極 端 な 温 度 変 化 があっても 正 確 な 測 定
結 果 :NEXTREMA ® を 使 った 測 定 テーブル
美 しく、 安 全 な 加 熱
NEXTREMA ® によってテラス 用 や 工 業 用 IRヒーター
のデザインと 保 護 レベルがアップグレードします。
より 良 いグリルの 方 法
NEXTREMA ® をBBQグリルに 使 用 すればより
良 いグリル 体 験 ができます。

25
防 風 、 防 水
NEXTREMA ® を 使 った 投 光 照 明 カバースクリーン
新 しいデザインに 効 果 的
視 界 をクリアにし、 温 めるNEXTREMA ® 加 熱 フィン
プロセスの 観 察
フードテクノロジーの 革 新 的 な 視 点
驚 異 的 な 熱 加 工 技 術
NEXTREMA ® を 基 板 とした、 電 気 発 熱 システム

26
NEXTREMA ® を 使 った 未 来 のアイデア
高 温 でのプロセス 不 活 性
NEXTREMA ® 、フラットパネルディスプレー 及 びソーラーパネル
製 造 に 使 用 される 高 温 炉 のキャリアプレートや 内 張 りとして。
再 生 エネルギー
排 ガス 再 生 の 部 品 としてのNEXTREMA ®
食 品 分 野 のサービス
衛 生 的 、 魅 力 的 、 効 率 的 :NEXTREMA ®
ロースターテクノロジーに 革 命 を 起 こします。

27
ノウハウの 詰 まったラボテクノロジー
NEXTREMA ® が 殺 菌 処 理 で 熱 の 効 率 を 上 げる
効 率 的 な 乾 燥 方 法
赤 外 線 塗 料 乾 燥 器 のNEXTREMA ®
デザイン 指 向 のテクノロジー
画 期 的 な 加 熱 技 術 - 水 にも 使 えます。
進 み 具 合 が 目 で 見 える
ガラスセラミック 製 トースターは、デザイン 自 体 が 体 験 です。

28
4つのタイプのNEXTREMA ® 素 材
どのNEXTREMA ® も 独 特 です。できるだけ 正 確 にお 客 様 のニーズに
合 わせたガラスセラミックを 提 供 したいと 思 っております。そのために
NEXTREMA ® にそれぞれ 特 徴 の 異 なる4つのタイプを 用 意 しました。
SCHOTT NEXTREMA ® 透 明 タイプ
透 明 シリーズは 過 酷 な 温 度 環 境 でも 表 面 をクリアに 保 ちます。 特 に 素 材 に 高 い 耐 熱 性 と
透 過 性 が 要 求 される 赤 外 線 用 途 では、NEXTREMA ® 透 明 タイプはうってつけです。
SCHOTT NEXTREMA ® 色 付 きタイプ
NEXTREMA ® 色 付 きタイプには、 優 れた 特 徴 が3つあります。
高 耐 熱 性 、 高 機 械 安 定 性 、 赤 外 の 波 長 を 通 すのに 最 適 な 透 過 性 です。

29
4つのタイプのNEXTREMA ® 一 覧
SCHOTT NEXTREMA ® 半 透 明 タイプ
理 想 的 な 絶 縁 特 性 のおかげで、NEXTREMA ® 半 透 明 タイプは、 過 酷 な 温 度 環 境 の 中 で 高 い
絶 縁 性 が 要 求 される 場 合 に、 概 ね 最 高 の 素 材 と 言 えるでしょう。
また、このタイプの NEXTREMA ® は、 化 学 薬 品 に 対 する 耐 性 にも 優 れています。
SCHOTT NEXTREMA ® オパーク
表 面 強 度 に 加 えて、NEXTREMA ® オパークガラスセラミックの 特 徴 は 極 めて 緻 密 で
細 孔 のない 表 面 品 質 です。また 美 的 な 観 点 からもNEXTREMA ® は 重 要 な 役 割 を 果 たします。
高 貴 な 印 象 のオパークホワイトなどがあります。

30
全 素 材 一 覧
SCHOTT NEXTREMA ® 透 明 タイプ
透 明 タイプのガラスセラミックには、 高 耐 熱 性 とクリアな 視 界
という 長 所 があります。さらに、 熱 放 射 の 高 い 透 過 性 があり、
特 に 赤 外 域 の 短 波 をよく 透 過 します。その 結 果 、
透 明 タイプのガラスセラミックは、 高 耐 熱 性 と 高 透 過 性 が 要 求
される 用 途 に 理 想 的 です。
NEXTREMA ® 透 明 タイプ
主 要 な 特 性
• 熱 膨 張 がほぼゼロ
• 優 れた 透 過 性
• 熱 放 射 の 高 い 透 過 性
• 工 業 用 セラミックに 比 べて 撥 水 、 防 汚 に 優 れている
• UV フィルター
代 表 的 な 応 用 分 野
• CVD- 炉 のキャリアプレート
• 加 熱 素 子 やバーナーのカバープレート
• プロジェクター/ 投 影 機 /コピー 機 のカバーパネル
• 熱 - 機 械 粘 弾 性 ガラス ( 例 、ナイトビジョン 装 置 )
• 燃 焼 炉 の 窓
• オーブンドアの 内 側 パネル
SCHOTT NEXTREMA ® 色 つきタイプ
色 つきのガラスセラミックは、 優 れた 耐 熱 性 と 高 い 機 械 的 安 定 性 を
あわせ 持 っています。
ほぼそのまま 熱 を 透 過 させる 一 方 、 熱 伝 導 率 が 低 いことにより、
実 際 にはほとんど 熱 の 喪 失 がなく 熱 を 効 率 的 に 伝 えます。 波 長 の
透 過 は 赤 外 域 に 最 適 です。
主 要 な 特 性
NEXTREMA ® 色 付 きタイプ
• 熱 膨 張 がほぼゼロ
• 非 常 に 高 い 熱 浸 透 性
• 低 熱 伝 導 率
• 機 械 的 安 定 性
• 赤 外 線 透 過 率
代 表 的 な 応 用 分 野
• 加 熱 素 子 用 ( 赤 外 線 )カバープレート( 例 、 赤 外 線 乾 燥 プラント)
• 食 品 加 工 業 のキャリア/ 保 護 プレート

31
SCHOTT NEXTREMA ® 半 透 明 タイプ
アルカリ 含 有 量 が 少 ないので、 半 透 明 ガラスセラミックには、
特 有 の 絶 縁 性 があります。 高 温 で 優 れた 絶 縁 性 が 必 要 な
用 途 には 理 想 的 な 素 材 です。
さらに、この 素 材 は 化 学 薬 品 に 対 して 高 い 表 面 耐 性 があります。
主 要 な 特 性
• 高 温 でも 優 れた 電 気 抵 抗 値
• 優 れた 耐 化 学 薬 品 性
• 高 赤 外 線 透 過 率
NEXTREMA ® 半 透 明 ホワイト
代 表 的 な 応 用 分 野
• 加 熱 素 子 用 ( 赤 外 線 )カバープレート( 例 、 赤 外 線 乾 燥 プラント)
• 炉 の 内 張 り
SCHOTT NEXTREMA ® オパーク
オパークガラスセラミックは、 酸 、アルカリ、 加 水 分 解 に 対 する
表 面 の 耐 化 学 薬 品 性 が 際 立 っています。 加 えて、オパークガラス
セラミックはその 極 めて 緻 密 で 細 孔 のない 表 面 のため 汚 れにも
強 いので、クリーンルームのような 条 件 に 最 適 です。さらに、この
素 材 は 優 れた 絶 縁 性 が 要 求 される 用 途 にも 応 用 できます。 美 しさも
不 透 明 なガラスセラミックにとっては 重 要 な 要 素 です。 白 い 外 観 は
素 材 に 高 貴 で 輝 かしい 雰 囲 気 をもたらしています。
NEXTREMA ® オパークグレー
主 要 な 特 性
• 非 常 に 優 れた 耐 化 学 薬 品 性
• 高 密 度 で 細 孔 がない
• 断 熱 性
• 美 しい 外 観
• 高 い 赤 外 線 透 過 性
• IR-A フィルター
NEXTREMA ® オパークホワイト
代 表 的 な 応 用 分 野
• スパッタ―やソーラー 製 品 用 のセラミックキャリアプレート
• 食 品 加 工 用 キャリア/ 保 護 プレート/ベーキングストーン
例 えば、 電 子 レンジ 用 品
NEXTREMA ® オパークブルーグレー

32
標 準 納 入 形 態
それぞれの 素 材 の 在 庫 状 況 、 納 入 形 態 、 寸 法 につきましては、その 都 度 お 問 い 合 わせ
ください。 一 部 、 形 状 や 加 工 など 組 み 合 わせができない 場 合 があります。
また、ご 要 望 により 他 の 納 入 形 態 や 寸 法 での 提 供 も 可 能 です。
フラットパネル
フォーマット:カット 品
• 長 さ
• 幅
• 直 径
• 厚 み ( 標 準 )
• 受 注 生 産
50 mm – 1.930 mm
50 mm – 1.075 mm
20 mm – 1.075 mm
2 mm – 6 mm
8 mm – 16 mm
加 工 処 理
• 端 面 研 削
• 穴 あけ
• べベルエッジ( 幅 )
糸 面 取 り,C-, U-, V- 面 取 り、その 他 受 注 生 産
Ø 10 mm – Ø 200 mm
5 mm – 20 mm
寸 法 の 概 要 :カット 品
標 準 の 長 さ 標 準 の 幅 面 取 り 形 状
厚 さ 最 小 - 最 大 最 小 - 最 大
2 mm 50 – 1.555 mm 50 – 860 mm 受 注 生 産
3 mm 50 – 1.930 mm 50 – 1.075 mm C, U, V
4 mm 50 – 1.930 mm 50 – 1.075 mm C, U, V
5 mm 50 – 1.930 mm 50 – 1.075 mm C, U, V
6 mm 50 – 1.930 mm 50 – 1.060 mm C, U, V
≥ 8 mm 50 – 受 注 生 産 50 – 960 mm C, U, V
納 入 形 態

33
端 面 研 削
C 形 状
U 形 状
V 形 状
曲 げパネル
曲 げパネルはご 要 望 により、 様 々な 曲 げ 加 工 が 可 能 です。

34
寸 法 公 差
特 定 のフォーマットに 関 しては、 事 前 のお 客 様 との 合 意 によります。 以 下 の 寸 法 は
ネット 寸 法 になります。ご 要 望 により 他 の 納 入 形 態 も 可 能 です。
フラットパネル、カット 品 の 寸 法 公 差
特 性 / 領 域 / 位 置
公 差
厚 み t
t = 2.0 mm
t = 3.0 / 4.0 / 5.0 mm
t = 6.0 mm
± 0.3 mm
± 0.2 mm
± 0.3 mm
エッジ 長 さ l
l ≤ 500 mm
± 1.0 mm
500 mm < l ± 1.5 mm
直 角 度 (ISO 1101) (エッジ 長 さ l による)
l ≤ 500 mm
≤ 1.0 mm
500 mm < l ≤ 1.5 mm
対 角 線 D に 沿 った 平 坦 度 (エッジ 長 さl による)
詳 細 はお 問 い 合 わせください。 詳 細 はお 問 い 合 わせください。
コーナー 径 r
ドリル 穴
r ≤ 5 mm
± 0.5 mm
5 mm < r ≤ 20 mm ± 1.0 mm
20 mm < r ± 2.0 mm
穴 の 直 径
基 準 に 対 する 穴 の 位 置
± 0.5 mm
± 1.5 mm
寸 法 公 差

35
技 術 特 性
ここに 記 載 の 技 術 データはすべて、 標 準 の 平 均 値 になります。 素 材 別 の 詳 細 情 報 は、 別
途 、データシートをご 参 照 ください。 仕 様 は 事 前 通 知 なしに 変 更 する 可 能 性 があります。
技 術 データのうち、 技 術 標 準 など 一 般 に 認 められている 測 定 方 法 が 存 在 しないものに
ついては、 個 別 に 説 明 を 付 与 しました。

36
光 学 特 性
標 準 の 外 観
透 明 、 半 透 明 ホワイト、オパークホワイト、 オパークグレー、 色 つき
表 面 の 質 感 は 厚 さによって 異 なります。
研 磨 することで「ウィンドウガラス」のようになります。
透 過 性
透 過 率 は、 特 定 の 厚 さに 研 磨 されたサンプルにて、 測 定 。
NEXTREMA ®
オパークホワイト
NEXTREMA ®
色 付 き
NEXTREMA ®
半 透 明 ブルーグレー
NEXTREMA ®
透 明
NEXTREMA ®
半 透 明 ホワイト
NEXTREMA ®
オパークグレー
透 過 率 [%]
100
90
80
70
60
50
40
30
20
10
0
0 500 1,000 1,500 2,000 2,500 3,000 3,500 4,000 4,500 5,000
波 長 [nm]
このグラフはそれぞれ 個 別 に 測 定 したデータを 基 にしています。 製 造 工 程 により、 偏 差 が 発 生 する 場 合 があり
ます。 厚 さ 約 4 mmの 様 々な 結 晶 化 状 態 のサンプルの 代 表 的 な 発 光 グラフになります。

37
機 械 的 特 性 [ 室 温 ]
ρ 約 2.5 – 2.6 g/cm 3
密 度
E 約 84 – 95 x 10³ Mpa
μ 約 0.25 – 0.26
HK 0.1 / 20
約 570 – 680
弾 性 係 数
(ASTM C-1259)
ポアソン 比
(ASTM C-1259)
ヌープ 硬 度
(ISO 9385)
σ bB
約 100 – 160 Mpa
NEXTREMA ® の 耐 衝 撃 性 は、 取 り 付 け 方 法 、 寸 法 、 厚 さ、パネルの 形 状 、 衝 撃 のタイプ、
また 特 にドリル 穴 とその 位 置 に 依 存 します。
曲 げ 強 さ
(DIN EN 1288, Part 5, R45)
耐 衝 撃 性
耐 衝 撃 性 の 情 報 は、 定 義 された 用 途 ごとの 提 供 となります。 特 に、 特 別 な 用 途 では、
要 求 される 耐 衝 撃 性 の 技 術 標 準 との 組 み 合 わせで 提 供 します。
耐 衝 撃 性 については、 端 面 研 削 の 品 質 が、 重 要 な 影 響 を 与 えます。
0 %
素 材 724-3 (t = 4 mm)
R a
≤ 0.20 μm
Rms ≤ 0.25 μm
多 孔 性 (ISO 9385)
表 面 粗 さ

38
熱 特 性
線 熱 膨 張 係 数 (DIN ISO 51045-1, DIN ISO 7991)
ある 用 途 においては、 平 均 線 熱 膨 張 係 数 つまり 一 定 の 温 度 範 囲 内
での NEXTREMA ® 長 さの 変 化 が、 機 能 的 に 重 要 となります。
以 下 の 数 値 とグラフは、 温 度 による 熱 膨 張 を 表 しています。
様 々な 温 度 範 囲 のCTE
a (-50 °C; 100 °C)
-0.8 – 0.6 x 10 -6 K -1
a (0 °C; 50 °C)
-0.8 – 0.6 x 10 -6 K -1
a (20°C; 300 °C)
-0.4 – 0.9 x 10 -6 K -1
a (300°C; 700 °C)
0.1 – 1.6 x 10 -6 K -1
NEXTREMA ®
色 つきタイプ
NEXTREMA ®
透 明 タイプ
NEXTREMA ®
オパークホワイト
0,08
0,07
0,06
0,05
0,04
0,03
0,02
0,01
0,00
-0,01
-0,02
熱 膨 張 の 温 度 依 存 変 化
-100 0 100 200 300 400 500 600 700 800 900
様 々な 温 度 での 長 さの 相 対 的 変 化
温 度 [°C]
平 均 比 熱 容 量
C p (20 – 100 °C)
0.80 – 0.85 J / (g x K)
熱 伝 導 率
(DIN 51936, ASTM E 1461-01)
l (90 °C)
1.5 – 1.7 W / (m x K)

39
MTG 400 – 800 K
ホットゾーンと 周 りの 低 温 部 ( 室 温 )との 温 度 差 に 対 する 素 材 の 耐 性 で、 熱 応 力 による
クラックが 発 生 しない 温 度 差 。
耐 温 度 差 特 性
(MTG)
TSR 700 – 820 °C ( 1,292 - 1,508 °F)
加 熱 された 素 材 を 冷 水 ( 室 温 )で 急 冷 したときの 温 度 衝 撃 に 対 する 素 材 の 耐 性 で、
熱 応 力 によるクラックが 発 生 しない 温 度 。
耐 熱 衝 撃 性 (TSR)
温 度 / 時 間 負 荷 容 量 は、 所 定 の 負 荷 時 間 に 対 する 最 大 許 容 温 度 を 示 すもので、
ここに 示 されている 時 間 内 では 熱 応 力 によるクラックは 発 生 しません。
温 度 / 時 間 負 荷 データは 素 材 面 内 の 温 度 分 布 が 不 均 一 の 場 合 と 均 一 の 場 合
( 例 えば 一 定 の 加 熱 条 件 )では 異 なります。
温 度 / 時 間 負 荷
容 量 (TTLC)
素 材 の 均 一 加 熱
TTLC / 短 時 間 負 荷 (1h) [°C] 880 – 950 / [°F] 1,616 – 1,742
TTLC / 継 続 負 荷 (5000h) [°C] 700 – 850 / [°F] 1,292 – 1,562
素 材 の 不 均 一 加 熱
TTLC / 短 時 間 負 荷 (1h) [°C] 450 – 750 / [°F] 842 – 1,382
TTLC / 継 続 負 荷 (5000h) [°C] 400 – 560 / [°F] 752 – 1,040
音 響 特 性
V Long.
[m/s] 6,300 – 6,700
音 速 値 は 音 波 の 縦 方 向 伝 搬 に 有 効 で、 参 照 した 規 格 に 従 って 計 算 された 値 です。
音 速
(ASTM C-1259)

40
化 学 的 特 性
主 成 分 ( 参 照 :DIN EN 1748-2-1)
すべてのセラミック 素 材 の 主 成 分 は 以 下 の 通 りです。
成 分 記 号 質 量 あたりのパーセンテージ
二 酸 化 ケイ 素 SiO 2
50 % – 80 %
酸 化 アルミニウム Al 2
O 3
15 % – 27 %
酸 化 リチウム Li 2
O 0 % – 5 %
酸 化 亜 鉛 ZnO 0 % – 5 %
酸 化 チタン TiO 2
0 % – 5 %
酸 化 ジルコニウム ZrO 2
0 % – 5 %
酸 化 マグネシウム MgO 0 % – 8 %
酸 化 カルシウム CaO 0 % – 8 %
酸 化 バリウム BaO 0 % – 8 %
酸 化 ナトリウム Na 2
O 0 % – 2 %
酸 化 カリウム K 2
O 0 % – 2 %
その 他 (ご 要 望 に 応 じて 開 示 ) 0 % – 5 %
この 素 材 には、 欧 州 指 針 2002/95/EC「 電 気 機 器 および 電 子 機 器 の 有 害 物 質 」で 規 定
されている 有 害 物 質 は 含 まれていません。また、RoHS の 条 件 は 完 全 にクリアしています。
ご 使 用 終 了 時
ドイツ 連 邦 共 和 国 廃 棄 物 規 制 では、 廃 棄 物 を、Z0 ( 無 制 限 ゴミ)、Z3 ( 家 庭 ごみ)から
最 大 Z5 ( 毒 性 の 強 い 廃 棄 物 )まで、5つのクラスに 分 けています。すべての NEXTREMA ®
素 材 は 無 制 限 ゴミに 該 当 します。 国 や 地 域 により 廃 棄 物 に 関 する 規 制 が 異 なる 可 能 性 が
あります。 必 要 であればそれぞれ 自 治 体 の 当 局 にお 問 い 合 わせください。NEXTREMA ® は、
通 常 のガラス(たとえば、ガラス 瓶 ) 用 のリサイクルボックスには 捨 てないでください。
耐 化 学 薬 品 性
NEXTREMA ® の 耐 化 学 薬 品 性 は、ほとんどの 同 じ 様 な 素 材 に 比 べ、より 広 汎 です。
耐 酸 性 (DIN 12116) S 1 – 3
耐 アルカリ 性 (ISO 695) A 1 – 2
加 水 分 解 クラス (DIN ISO 719) HGB 1

41
電 気 特 性
電 気 抵 抗 値 (DIN 52326)
log p (250 °C)
Ω · cm 6.6 – 7.2
log p (350 °C)
Ω · cm 5.2 – 5.7
t K100
°C 170 – 205
様 々な 温 度 での 電 気 抵 抗 値 (log r [Ω · cm])
10
9
8
7
6
5
4
3
150 200 250 300 350 400 450
• 様 々な 温 度 での 電 気 抵 抗 値
温 度 [°C]
NEXTREMA ®
色 付 きタイプ
NEXTREMA ®
透 明 タイプ
NEXTREMA ®
オパーク
ホワイト
e R (1 MHz, 25 °C)
6.3 – 7.8
誘 電 率
(DIN 53483)
tan d (1 MHz, 25 °C)
0.002 – 0.02
誘 電 損 率
(DIN 53483)

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NEXTREMA ® はあなたのアイデアを 待 っています。
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さまざまな 可 能 性 が 分 かる 詳 細 な 情 報 をご 用 意 します。 詳 細 な NEXTREMA ®
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2015 年 6 月 発 行 第 4 版