戦後思想を問い直す視座 ～柴谷篤弘と中原佑介の - 京都精華大学

京 都 精 華 大 学 広 報 課 ( 全 2 枚 )
報 道 資 料
2012 年 1 月 12 日 ( 木 )
【1/21 イベント 告 知 】
[ 連 続 シンポジウム] 戦 後 思 想 を 問 い 直 す 視 座
~ 柴 谷 篤 弘 と 中 原 佑 介 の 仕 事 ~( 第 二 回 ・ 中 原 佑 介 )
京 都 精 華 大 学 では、2011 年 12 月 と 2012 年 1 月 の 2 回 に 分 けて、2011 年 3 月 に 逝 去 された 二 名 の
元 学 長 、 柴 谷 篤 弘 氏 、 中 原 佑 介 氏 それぞれの 業 績 をふりかえるシンポジウムを 行 っております。
この 催 しは、 本 学 が 建 学 の 理 念 の 継 承 を 目 的 に 開 催 している「 岡 本 清 一 記 念 講 座 」の 一 つとして 開 催
します。 全 体 テーマは「 戦 後 思 想 を 問 い 直 す 視 座 」とし、 科 学 論 と 美 術 批 評 それぞれの 分 野 で、 新 しい
領 野 を 切 りひらいた 柴 谷 氏 ・ 中 原 氏 の 仕 事 をたどりつつ、 現 代 的 意 義 をさぐることを 目 指 しています。
来 る 1 月 21 日 にその 中 原 佑 介 編 として、 下 記 のシンポジウムを 開 催 いたしますので、お 知 らせいたし
ます。ぜひともご 紹 介 、ご 掲 載 を 賜 りますようお 願 い 申 し 上 げます。
京 都 精 華 大 学 岡 本 清 一 記 念 講 座
[ 連 続 シンポジウム] 戦 後 思 想 を 問 い 直 す 視 座 ~ 柴 谷 篤 弘 と 中 原 佑 介 の 仕 事 ~
中 原 佑 介 の 業 績 をたどる 批 評 の 技 法 (アート)―― 現 代 美 術 の 実 践 とことば
[ 入 場 無 料 、 申 込 不 要 、 先 着 順 ]
■ 日 時 :2012 年 1 月 21 日 ( 土 )13:30〜17:30
■ 会 場 : 京 都 精 華 大 学 黎 明 館 2 階 L-201 教 室
■ 出 演 : 加 治 屋 健 司 ( 広 島 市 立 大 学 准 教 授 )
林 道 郎 ( 上 智 大 学 教 授 )
吉 岡 洋 ( 京 都 大 学 教 授 )
司 会 ・コーディネイト: 佐 藤 守 弘 ( 京 都 精 華 大 学 准 教 授 )
■ 概 要 :
人 の 死 が 何 らかの 時 代 の 終 わりを 人 びとに 感 じさせることはよくある。 美 術 評 家 、 中 原 佑 介 の 訃 報 も、それに 先 立 つ 東 野 芳 明 、
針 生 一 郎 の 訃 報 とあいまって、 多 くの 人 にある 時 代 の 終 焉 を 感 じさせた 筈 である。しかし 実 際 のところ、それは 何 の 終 わりだ
ったのだろう。 戦 後 美 術 ? モダニズム 美 術 ? あるいは 日 本 語 で 言 う「 現 代 美 術 」? 本 シンポジウムでは、 研 究 と 批 評 の 境
目 を 乗 り 越 えて 活 躍 する 方 々を 迎 えて、 戦 後 日 本 美 術 における 批 評 と 実 践 の 複 雑 な 相 互 作 用 を 問 い 直 したい。これはただ 歴
史 を 回 顧 するだけにとどまらず、 現 在 の「アート」と 批 評 の 関 係 をも 再 考 することになるに 違 いない。
[ 本 リリースへのお 問 い 合 わせ] 京 都 精 華 大 学 企 画 室 ( 担 当 : 飯 澤 )
TEL: 075-702-5201 FAX: 075-702-5391 E-mail: kikaku@kyoto-seika.ac.jp
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【 参 考 資 料 】
■ 出 演 者 プロフィール
加 治 屋 健 司 ( 広 島 市 立 大 学 准 教 授 )
1971 年 生 まれ。 東 京 大 学 大 学 院 総 合 文 化 研 究 科 博 士 課 程 満 期 退 学 。 専 門 は 現 代 美 術 史 、 美 術 批
評 史 。 日 本 美 術 オーラル・ヒストリー・アーカイヴ 代 表 。 共 著 書 に『マーク・ロスコ』、 共 訳 書 にボワ+ク
ラウス『アンフォルム』がある。『 中 原 佑 介 美 術 批 評 選 集 』( 全 12 巻 、 刊 行 中 )の 解 題 を 担 当 してい
る。
林 道 郎 ( 上 智 大 学 教 授 )
1959 年 生 まれ。コロンビア 大 学 大 学 院 博 士 課 程 修 了 。Ph.D. in Art History. 専 門 は 西 洋 美 術 史 、 美
術 批 評 。 著 書 に『 絵 画 は 二 度 死 ぬ、あるいは 死 なない』シリーズ( 全 七 巻 )、『ゲルハルト・リヒター』な
どがある。
吉 岡 洋 ( 京 都 大 学 教 授 )
1956 年 生 まれ。 京 都 大 学 大 学 院 文 学 研 究 科 博 士 課 程 修 了 。 専 門 は 美 学 ・ 芸 術 学 、 情 報 文 化 論 。 日 本
記 号 学 会 会 長 、 雑 誌 『Diatxt.』( 京 都 芸 術 センター) 創 刊 号 〜 八 号 編 集 長 、「 京 都 ビエンナーレ 2003」、
「 岐 阜 おおがきビエンナーレ 2006」 総 合 ディレクター。 著 書 に『 思 想 の 現 在 形 ̶ 複 雑 系 ・ 電 脳 空 間 ・アフォ
ーダンス』などがある。
( 司 会 ・コーディネイト) 佐 藤 守 弘 ( 京 都 精 華 大 学 准 教 授 )
1966 年 生 まれ。 同 志 社 大 学 大 学 院 文 学 研 究 科 博 士 課 程 退 学 。 博 士 ( 芸 術 学 )。 専 門 は 芸 術 学 、 写 真
史 、 視 覚 文 化 論 。 著 書 に『トポグラフィの 日 本 近 代 ― 江 戸 泥 絵 ・ 横 浜 写 真 ・ 芸 術 写 真 』、 共 訳 にジェフ
リー・バッチェン『 写 真 のアルケオロジー』がある。
■ 中 原 氏 紹 介
中 原 佑 介 (1931-2011) 京 都 精 華 大 学 名 誉 教 授 ・ 学 長 在 任 :1980-1983
京 都 大 学 理 学 部 卒 業 。 同 大 学 院 湯 川 秀 樹 研 究 室 で 理 論 物 理 学 を 専 攻 するが 1995 年 以 降 美 術 批 評 の
道 に 進 む。70 年 東 京 ビエンナーレ「 人 間 と 物 質 」をはじめ、パリ、サンパウロ、ヴェネツィアビエンナーレ
など 多 数 の 国 際 展 の 企 画 に 携 わる。 水 戸 芸 術 館 美 術 部 門 芸 術 総 監 督 、 兵 庫 県 立 美 術 館 長 、 国 際 美 術
評 論 家 連 盟 会 長 などを 歴 任 。 著 作 ・ 論 文 多 数 。 現 在 『 中 原 佑 介 美 術 批 評 選 集 』( 全 12 巻 、 現 代 企 画 室 +
Bank ART 出 版 )が 刊 行 中 。
■「 岡 本 清 一 記 念 講 座 」について
京 都 精 華 大 学 が、 初 代 学 長 である 岡 本 清 一 氏 の 建 学 の 理 念 を 検 証 し、その 普 及 に 資 するために 開 設
した 講 座 。 国 際 的 な 視 野 を 持 って 活 躍 している 講 師 を 招 き、 日 本 の 姿 や 世 界 との 関 係 性 を 多 面 的 に 描
き 出 すことを 目 的 としている。
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