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レポート・論文の書き方 (レジュメ判) - 立教大学

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レポート・ 論 文 の 書 き 方 (レジュメ 判 )<br />

佐 藤 研<br />

(updated: 2010.6.8.)<br />

1. 与 えられた 条 件 の 確 認<br />

1.1. 題 目 は 何 を 要 求 しているか[「レポート」 等 は 所 与 の 題 目 、「 卒 論 」 等 は 自 ら 選 択 する]<br />

1.2. 長 さの 規 定 はあるか<br />

1.3. 様 式 は 指 定 されているか<br />

1.4. 期 日 はいつか[ 早 めに 一 応 書 き 上 げ、 期 日 近 くに 見 直 して 完 成 させるのが 理 想 ]<br />

1.5. その 他 の 留 意 事 項 はないか<br />

[なお、 以 下 の 叙 述 では「レポート」と「 論 文 」を 内 容 的 に 区 別 していない(やや 短 めの、 教<br />

師 に 提 出 するための「 論 文 」を 和 式 の 学 生 用 語 で「レポート」と 言 っている。 英 語 で 言 えば 双<br />

方 とも paper.なお、 英 語 で 言 う report は「 報 告 書 」の 意 で 別 物 )]<br />

2. 資 料 の 収 集 と 検 討 [「 感 想 文 」や「エッセイ」との 差 !]<br />

2.1. 手 持 ちの 資 料 の 確 認<br />

書 籍<br />

雑 誌 のコピー、 新 聞 の 切 り 抜 き、インターネットの 記 事 のストック 等<br />

[ 自 分 に 興 味 のあるものはキープする 習 慣 をつけるとよい、<br />

その 際 、 新 聞 なら 新 聞 名 ・WebSite 名 、 日 付 を 忘 れずにメモしておく]<br />

2.2. 収 集 活 動 へ<br />

2.2.1. 場 所 : 図 書 館 、 自 宅 /コンピュータールーム、 書 店 、その 他<br />

2.2.2. 対 象 : 自 分 にも 新 しい 題 目 なら、 百 科 事 典 の 類 から 始 める[ 平 凡 社 、 小 学 館 など]<br />

そして 単 行 本 、WebSite、 雑 誌 、 新 聞 、その 他 へと 拡 大<br />

[ 当 該 主 題 に 関 して 標 準 文 献 を 一 点 入 手 、その 精 読 検 討 から 開 始 するのがよい(アドヴァイザ<br />

ーとして、 教 師 を 活 用 する)]<br />

[ 数 多 くの 第 二 次 文 献 を 漁 るよりも、「 第 一 次 文 献 」( 原 資 料 )を 重 要 視 せよ]<br />

2.3. カード 作 成 [ 重 要 !]<br />

――→ 以 下 は、「カード 作 成 法 」( 別 資 料 ) 参 照<br />

3. 構 成 作 業<br />

3.1. 結 論 の 見 通 しを 立 てる<br />

3.2. 三 部 構 成 ( 序 論 、 本 論 、 結 論 )にする<br />

3.2.1. 序 論 (「 序 論 」「 序 」「はじめに」などと 書 く)<br />

3.2.1.1. 最 後 に 執 筆 してもよい<br />

3.2.1.2. 「 問 題 設 定 」と「 方 法 」の 叙 述 とに 限 る<br />

3.2.1.3. 「 前 書 き」を 先 行 させることも 可 能 ( 個 人 的 事 情 、 感 謝 の 言 葉 etc)<br />

3.2.2. 本 論 (「 本 論 」という 言 葉 は 見 出 しにはならないので、 固 有 の 文 句 を 考 えること)<br />

1


3.2.2.1. 本 論 の 大 まかな 構 成 を 考 える → 三 部 構 成 、 四 部 構 成 、 五 部 構 成 、etc.<br />

3.2.2.2. 目 次 を 作 ってみる―― 章 ・ 節 などに< 分 節 >し、 小 見 出 しを 付 けて、 情 報 カードを 配 列<br />

算 用 数 字 法 ( 本 紙 参 照 ):<br />

第 1 章 日 本 的 キリスト 教 の 特 殊 性<br />

1. 日 本 におけるキリスト 教 の 趨 勢<br />

1.1. 歴 史 的 概 観<br />

1.1.1. 第 二 次 世 界 大 戦 前<br />

1.1.2. 第 二 次 世 界 大 戦 後<br />

1.2. 現 状<br />

2. 他 宗 教 の 状 態<br />

3. キリスト 教 徒 が 増 加 しない 理 由<br />

3.1. 日 本 人 の 特 性<br />

3.2. キリスト 教 側 の 落 ち 度<br />

3.2.1. 諸 例<br />

3.2.2. キリスト 教 側 の 反 論<br />

a.<br />

b.<br />

c.<br />

3.2.3. 小 結 論<br />

数 字 ・アルファベット 混 用 法 :<br />

第 1 章<br />

I.<br />

A.<br />

1.<br />

a.<br />

b.<br />

(1)<br />

(2)<br />

(a)<br />

本 論 の 構 成 に 当 たっては、 流 れにメリハリをつけて、< 弁 証 法 的 進 展 >を 考 える<br />

Aということがある。しかし、-Aということもある。<br />

検 討 の 結 果 、Bという 結 論 になる<br />

3.2.2.3. 実 際 に 文 章 化 する(→ 以 下 、「4. 執 筆 に 関 する 技 法 」 参 照 )<br />

3.2.2.4. 図 、 写 真 の 積 極 的 利 用 につとめるとよい<br />

3.2.2.5. 集 めた 資 料 ないし 情 報 を「 除 去 」することが 必 要 となる<br />

3.2.3. 結 論 (「 結 論 」、「まとめ」、「むすび」、「 総 括 」などと 書 く)<br />

明 確 かつ 簡 潔 に 表 現 する 工 夫 をこらす<br />

当 初 の 結 論 をやや 修 正 したものになっても 可<br />

4. 執 筆 に 関 する 技 法<br />

4.1. 題 : 主 たる 題 (main title)と 副 題 (subtitle)に 分 ける<br />

Main title = attention-catcher<br />

余 り 長 くしない<br />

2


一 語 、 句 、 文 章 ( 平 叙 文 ・ 疑 問 文 )のどれでもよい<br />

Subtitle = 内 容 の motto 的 要 約 あるいは 方 向 性 を 示 す、 若 干 長 め、 但 し 一 行 以 内<br />

< 例 ><br />

なぜキリスト 教 徒 はマイノリティーか<br />

―― 日 本 的 精 神 性 とキリスト 教 教 義 の 決 定 的 な 異 質 性 についての 考 察 ――<br />

4.2. 文 体 の 統 一<br />

4.2.1. 「だ、である」 調 が 一 般<br />

[「だ、である」 調 と「です、ます」 調 の 理 由 なき 混 用 はいけない]<br />

4.2.2. 「 著 者 」「 筆 者 」「 私 」「 私 たち」「 我 々」「 私 ども」をどう 使 うか<br />

[「 私 」「 私 たち」を 勧 める]<br />

4.3. その 他 の 技 術 的 諸 点<br />

4.3.1. 句 読 点 [ 文 章 は 短 めに。 一 文 章 一 主 張 ]<br />

4.3.2. カギ 括 弧 、 括 弧 、ダッシュ、 傍 点 の 使 い 方<br />

「 」 = 引 用 文 、ないしは 引 き 立 たせたい 文<br />

( ) = 短 い 付 加 的 説 明 ( 多 用 しないこと)<br />

―― ――= やや 長 い 付 加 的 説 明 ( 多 用 しないこと)<br />

....<br />

傍 点 = 強 調 < 例 ・「 今 年 開 発 された 薬 品 部 門 の 総 括 は・・・」><br />

< > = 特 殊 な 用 い 方 であることの 示 唆<br />

4.3.3. 引 用 の 仕 方<br />

4.3.3.1. 引 用 符 、 二 重 引 用 符 の 用 法<br />

「 」<br />

「・・・『 』・・・」( 引 用 の 中 の 引 用 は「 二 重 引 用 符 」に)<br />

4.3.3.2. 小 テキスト<br />

長 い 引 用 は、マージンを 少 し 下 げた 別 段 落 とする(フォント 縮 小 も 可 )<br />

4.3.3.3. 敬 語 の 問 題<br />

a. 一 般 的 に 無 敬 語<br />

b. 存 命 者 /( 年 上 の) 知 人 に「・・・ 氏 / 教 授 / 博 士 」を 使 うこともある<br />

4.3.4. 註 [ 注 とも 書 く]の 付 け 方<br />

4.3.4.1. 註 は 何 故 必 要 か<br />

a. ( 常 識 以 上 の) 情 報 源 の 明 示<br />

[ 何 が 常 識 かは 各 人 の 判 断 ; 絶 対 他 人 の 意 見 を 密 輸 入 しないこと]<br />

b. 本 文 の 流 れには 副 次 的 な、 補 足 的 説 明<br />

4.3.4.2. 脚 註 と 巻 末 註 と 本 文 註<br />

脚 註 は 見 やすいが、 手 書 きの 場 合 は 難 しい。ワープロなら 自 動 的 に 作 ってくれる。<br />

巻 末 註 なら、ワープロでも 手 書 きでも 作 れる。<br />

本 文 註 は、 本 文 の 中 に( )で 挿 入 。 但 しやや 論 文 が 短 く、 註 の 数 も 少 ない 場 合 が 多 く、<br />

さらには 情 報 源 の 明 示 も 短 くて 済 む 場 合 に 限 る。<br />

4.3.4.3. 脚 註 と 巻 末 註 の、 本 文 中 における 指 示 の 仕 方<br />

当 該 の 単 語 ・ 表 現 の 終 りか、 文 章 の 終 りに( 句 点 の 前 )、 上 付 数 字 で。<br />

< 例 ><br />

3


昨 年 の IvyFesta 1 における 当 プロジェクトの 評 価 は 決 してよくはなかった。<br />

この 戦 略 は、 確 かに 斬 新 な 発 想 に 基 づきはするものの、 決 してメンバー 全 員 の 賛 同 を<br />

得 ているわけではない 2 。<br />

4.3.4.4. 本 文 註 の 挿 入 の 仕 方<br />

当 該 の 単 語 ・ 表 現 の 終 りか、 文 章 の 終 りに( 句 点 の 前 )、( )に 入 れて 示 す。<br />

< 例 ><br />

この 定 説 に 対 して、2008 年 、 山 田 太 郎 は 一 書 を 著 して 詳 細 な 反 論 を 展 開 しつつ、 最<br />

後 にこう 宣 言 した、「もはやこの 通 説 は 跡 形 もなく 葬 られねばならない」(『 聖 書 学<br />

の 誤 謬 』 批 評 舎 、2008 年 、35-88 頁 )。<br />

4.3.4.5. 註 における 情 報 源 の 明 示 法<br />

a. 標 準 型<br />

著 者 名 『 書 名 』 出 版 社 名 、 年 、 該 当 頁 数 。<br />

( 下 記 ・「 引 用 の 仕 方 ないし 文 献 表 の 作 り 方 」 参 照 )<br />

b. 繰 り 返 す 際 は、「 山 田 太 郎 、 前 掲 書 、・・・ 頁 」( 註 が2つ 以 上 遡 る 場 合 )<br />

「 同 上 、・・・ 頁 」 ( 直 前 の 註 の 場 合 )<br />

c. 省 略 法 (フル・タイトルは、 巻 末 の 文 献 表 にのせる)<br />

4.3.4.6. その 他 [ 脚 註 および 巻 末 註 は、 本 文 の 分 量 の 四 分 の 一 程 度 を 越 えぬこと]<br />

4.3.5. 図 、 表 、 写 真 などの 導 入<br />

( 図 1、 表 2、 写 真 3 のようにその 下 に 記 す。 本 文 でも 同 様 に 指 示 )<br />

4.4. 添 付 物<br />

4.4.1. 参 考 文 献 表 ( 参 照 文 献 が 数 個 以 上 の 場 合 は 必 須 ;アイウエオ 順 か ABC 順 )<br />

4.4.2. 付 録 ( 本 文 に 入 らなかった 図 表 、 写 真 、 地 図 など、 必 要 に 応 じて)<br />

4.4.3. 表 紙 (レポートなら、ここに 題 、 自 分 の 所 属 先 、そして 自 分 の 名 前 〔 時 に 日 付 も〕を 書 く)<br />

5. 引 用 の 仕 方 ないし 参 考 文 献 表 の 作 り 方 ( 使 用 様 式 を 統 一 することが 重 要 )<br />

[ 単 行 本 の 引 用 ]<br />

< 原 則 ><br />

著 者 名 『 書 名 』 出 版 社 名 、 年 、 該 当 頁 数 。<br />

[ 誰 々 著 、とは 書 かない。なお 参 考 文 献 表 の 場 合 は、 該 当 頁 数 はなくてよい( 年 までで 終 わる)]<br />

< 例 ><br />

川 田 次 郎 『ヨーロッパ 世 紀 末 の 人 間 像 』 教 本 社 、1991 年 、133-135 頁 。<br />

彼 方 はるか『 世 界 憲 法 の 構 想 ── 不 可 能 な 可 能 性 ──』( 山 波 文 庫 )、 山 波 出 版 社 、1988 年 、1-39 頁 。<br />

[ 副 題 は―― ――で 囲 むのがよい]<br />

[シリーズ 名 は 出 版 社 の 前 に、( )に 入 れるとよい]<br />

[1-39 頁 のかわりに、pp.1-39 でもよい]<br />

鳴 海 河 子 『 大 気 圏 の 崩 壊 I 』(エコロジー 双 書 4)、 地 球 出 版 社 、1988 年 、203.509 頁 。<br />

1<br />

立 教 大 学 ・ 新 座 キャンパスの 学 園 祭 。 毎 年 11 月 初 めに 催 される。<br />

2<br />

2008 年 11 月 3 日 の 我 が 社 広 報 部 による 調 査 によると、33%の 会 員 は 反 対 している。『こうほ<br />

う』33 号 、2008 年 12 月 、3 頁 。<br />

4


[ 続 き 物 の 巻 数 は、 既 に 書 名 の 中 にローマ 数 字 で 入 れる]<br />

広 瀬 狭 雄 ・ 川 中 島 子 『 歴 史 散 策 ・ヨーロッパ 編 I-II』 人 文 館 、1979-1981 年 。<br />

P.ホースディア『 黒 海 の 秘 密 』 馬 場 鹿 道 訳 、 動 物 社 、 2 1965 年 、31.98-104 頁 。<br />

[ 訳 書 は、 訳 者 名 を 書 名 の 次 に 出 す]<br />

[ 版 数 は、 出 版 年 の 肩 に 上 付 き 数 字 で 出 してもよい。あるいは 出 版 年 のあと<br />

に( 第 版 )と 書 いてもよい]<br />

[ 雑 誌 ・ 新 聞 などから 論 文 や 記 事 を 引 用 する 場 合 ]<br />

< 原 則 ><br />

著 者 名 「 題 名 」『 雑 誌 名 』 号 数 、 年 号 、 頁 数 。<br />

[ 出 版 社 はいらない]<br />

< 例 ><br />

山 田 太 郎 「 大 学 生 であることの 意 味 」『 心 の 窓 』23 号 、1993 年 、23-78 頁 、その 38 頁 。<br />

黒 谷 白 江 「 日 本 政 治 の 三 大 盲 点 」、 同 『 政 治 学 論 集 』 公 正 大 学 出 版 会 、1969 年 、501-583<br />

頁 、その 505-508 頁 。<br />

[ 著 者 自 身 の 論 文 集 からの 引 用 の 場 合 、 本 の 題 名 の 前 に「 同 」と 書 く]<br />

山 川 花 子 「 男 であること、 女 であること」、 関 一 雄 ( 編 )『 新 しい 男 女 関 係 を 求 めて』<br />

談 合 社 、1989 年 、223-301 頁 、その 227 頁 参 照 。<br />

[ 編 集 者 が 別 にいる 論 文 集 からの 引 用 の 場 合 、 編 集 者 名 を 書 き、その 後 に( 編 )と 記 す]<br />

[「・・・ 参 照 」と 書 くときは、 直 接 引 用 ではない]<br />

猫 山 犬 雄 「 時 事 論 評 ・ 下 」『 朝 夕 新 聞 』1988 年 9 月 4 日 夕 刊 5 面 。<br />

[ 新 聞 の 引 用 の 場 合 、 朝 刊 か 夕 刊 かまででも 可 ]<br />

谷 川 三 郎 「 終 末 論 を 斬 る」(http://www.xyzabc.co.jp/shukyo/index, 2002 年 6 月 27 日 )<br />

[インターネットの 場 合 、 完 全 な URL と、それを 参 照 した 日 付 ]<br />

[ 欧 文 文 献 の 引 用 ]<br />

( 英 語 式 では、 書 名 をイタリックにするか、それが 困 難 なら 書 名 に 下 線 を 施 す。 出 版 社 名 は 不 要 、ただ<br />

し 出 版 地 は 必 須 。p.は 単 数 頁 、pp.は 複 数 頁 を 指 示 )<br />

D. Dearhorse, The Deer among the Horses, New York 1990, pp. 34-37.<br />

F.G. Lion, Beyond Science II, Tokyo 2 1987, pp. 40-150.<br />

F. Riverside, A Fresh Approach to Modern Linguistics, Lingua Franca 56, 1978, pp. 78-94: p. 91.<br />

B. Montblanc, How to Live with HIV, in: J. White (ed.), Aid to Kill Aids, Paris 1988, pp. 55-159.<br />

D. Great, What Is Good?, Journal of Human Heart 38, 1998, pp. 50-143.<br />

( 例 えばドイツ 式 なら)<br />

A. Kunz, Das Schicksal Japans, 1999, S. 3.[しばしば 人 名 をイタリックないしは 大 文 字 。もっとも、<br />

全 て 英 語 式 でも 構 わない。S.は p.ないし pp.でもよい]<br />

[ 略 式 の 引 用 ]<br />

引 用 する 著 作 がやや 多 目 の 時 には、 参 考 文 献 表 に 引 用 する 文 献 のすべてを 正 確 に 記 し(アルファベット<br />

順 、アイウエオ 順 、あるいは 発 行 年 順 )、 本 文 の 註 においては 略 式 で 述 べる 場 合 が 多 い(その 時 は、 最<br />

初 のケースの 時 にその 由 を 断 った 方 がよい)。その 際 、 主 に2つの 方 法 がある。<br />

1 著 者 名 と 著 作 の 適 切 な 省 略 名 、および 頁 数 を 記 す。<br />

5


例 ><br />

山 田 太 郎 「 大 学 生 」、pp. 38-55.なお、 本 論 の 註 においては、 参 考 にした 文 献 は 略 式 で 記 す。 正 確 な 記<br />

述 は 論 文 末 の 参 考 文 献 表 を 参 照 されたい。<br />

[ 山 田 太 郎 「 大 学 生 であることの 意 味 」『 心 の 窓 』23 号 、1993 年 、23-78 頁 . という 言 及 が 参 考<br />

文 献 表 に 存 在 することを 前 提 にしている。]<br />

2 最 近 の、とりわけアメリカ 式 の 方 法 によると( 自 然 科 学 、 心 理 学 などに 多 い)、 著 者 名 と 発 行 年 、<br />

および 頁 数 のみを 記 す 場 合 がある。<br />

< 例 ><br />

山 田 太 郎 、1993:pp. 38-55.<br />

[これも、 山 田 太 郎 「 大 学 生 であることの 意 味 」『 心 の 窓 』23 号 、1993 年 、23-78 頁 . という 言<br />

及 が 参 考 文 献 表 に 存 在 することを 前 提 にしたもの。]<br />

6.「レポート・ 論 文 の 書 き 方 」の 参 考 文 献 ( 抄 )<br />

伊 藤 忠 男 『 論 文 をどう 書 くか』( 講 談 社 現 代 新 書 ) 講 談 社 、1980 年 。<br />

岩 城 之 徳 他 ( 編 )『レポート・ 論 文 必 携 』( 別 冊 ・ 国 文 学 No.20) 学 燈 社 、1983 年 (\970)<br />

三 谷 邦 明 「 論 文 ・レポートの 書 き 方 」、 有 精 堂 編 集 部 ( 編 )『 日 本 古 典 文 学 卒 論 ・レポートを<br />

< 書 く>』 有 精 堂 、1986 年 、1-14 頁 (\2060)[ 短 くて 読 みやすい]。<br />

保 坂 弘 司 『レポート・ 小 論 文 ・ 卒 論 の 書 き 方 』( 講 談 社 学 術 文 庫 297) 講 談 社 、199 年 (\600)<br />

[ 技 術 的 に 懇 切 に 説 明 、 大 学 初 年 向 き]。<br />

澤 田 昭 夫 『 論 文 の 書 き 方 』( 講 談 社 学 術 文 庫 153) 講 談 社 、 33 1993 年 (\600)[やや 高 度 。 書 き<br />

方 の「 哲 学 」まで 含 む。また 本 書 の 253-266 頁 に 詳 しい 文 献 表 ]。<br />

同 『 論 文 のレトリック』( 講 談 社 学 術 文 庫 604) 講 談 社 、1983 年 (\960)[ 上 記 の 書 の 姉 妹 編 。<br />

ただしよりくだけた 叙 述 ]。<br />

八 杉 龍 一 / 竹 内 敬 人 『 論 文 ・レポートの 書 き 方 』( 作 法 叢 書 ) 明 治 書 院 、1993 年 (\1700)。<br />

門 脇 俊 介 「 論 文 を 書 くとはどのようなことか」、 小 林 康 夫 ・ 船 曳 建 夫 ( 編 )『 知 の 技 法 』 東 京 大 学 出 版<br />

会 、1994 年 、213-224 頁 (¥1500)。<br />

同 「 論 文 の 作 法 」、 同 225-233 頁 。<br />

『ハンドブック 論 文 ・レポートの 書 き 方 』( 日 本 語 学 ・1994 年 5 月 臨 時 増 刊 号 ) 明 治 書 院<br />

(\1800)。<br />

木 下 是 雄 『レポートの 組 み 立 て 方 』(ちくま 学 術 文 庫 ) 筑 摩 書 房 、1994 年 (\780)<br />

[レポートにのみ 対 象 を 設 定 。 大 学 初 年 向 き]。<br />

『 論 文 ・レポートの 書 き 方 』( 月 刊 『 日 本 語 学 』5 月 臨 増 号 ) 明 治 書 院 、1994 年 (\1800)。<br />

花 井 ・ 若 松 『 論 文 の 書 き 方 マニュアル──ステップ 式 リサーチ 戦 略 のすすめ──』( 有 斐 閣 アルマ)<br />

有 斐 閣 、1997 年 (\1600)[ 段 階 的 に 説 明 、わかりやすいマニュアル]。<br />

河 野 哲 也 『レポート・ 論 文 の 書 き 方 入 門 』 慶 應 義 塾 大 学 出 版 会 、 2 1998 年 (\1000)[ 初 心 者 向 け]。<br />

鷲 田 小 彌 太 『 論 文 の 書 き 方 入 門 』(PHP 新 書 074)PHP 研 究 書 、1999 年 (\657)。<br />

木 下 長 宏 『 大 学 生 のためのレポート・ 小 論 文 の 書 きかた』 明 石 書 店 、2000 年 (\1000)<br />

[ 読 んでいて 楽 しい。 考 え 方 が 分 かる]。<br />

笠 原 喜 康 『 大 学 生 のためのレポート・ 論 文 術 』( 講 談 社 現 代 新 書 ) 講 談 社 、2002 年 (¥680).<br />

6

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