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平成25年度計画(PDF/550KB) - JICA

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独 立 行 政 法 人 国 際 協 力 機 構 平 成 25 年 度 計 画<br />

独 立 行 政 法 人 通 則 法 ( 平 成 11 年 法 律 第 103 号 ) 第 31 条 第 1 項 の 規 定 により、 独 立 行<br />

政 法 人 国 際 協 力 機 構 ( 以 下 「 機 構 」という。)の 中 期 計 画 に 基 づく 平 成 25 年 度 の 事 業 運<br />

営 に 関 する 計 画 を 次 のように 定 める。<br />

1. 国 民 に 対 して 提 供 するサービスその 他 の 業 務 の 質 の 向 上 に 関 する 目 標 を 達 成 するた<br />

めとるべき 措 置<br />

(1)より 戦 略 的 な 事 業 の 実 施 に 向 けた 取 組<br />

(イ) 貧 困 削 減 (MDGs 達 成 への 貢 献 )<br />

2015 年 の MDGs 目 標 年 次 に 向 けて、 進 捗 に 遅 れがみられる 分 野 に 配 慮 しつつ、 優 良 案<br />

件 の 形 成 及 び 実 施 を 促 進 し、 支 援 を 強 化 する。<br />

(ロ) 持 続 的 経 済 成 長<br />

各 国 の 状 況 に 応 じて、インフラ 整 備 、 法 整 備 、 産 業 振 興 ・ 貿 易 投 資 促 進 、ビジネス 環<br />

境 整 備 等 に 関 連 する 政 策 ・ 施 策 の 策 定 及 び 実 施 並 びに 人 材 育 成 を 支 援 する。 支 援 に 当 た<br />

っては、 経 済 成 長 の 果 実 が 貧 困 層 も 含 めて 広 く 配 分 されるよう、 格 差 是 正 にも 配 慮 する。<br />

(ハ) 地 球 規 模 課 題 への 対 応<br />

環 境 、 気 候 変 動 、 災 害 、 食 料 等 の 地 球 規 模 課 題 について、 日 本 の 技 術 の 活 用 やハード<br />

とソフトを 効 果 的 に 組 み 合 わせた 支 援 等 を 通 じて、 開 発 途 上 国 の 政 策 ・ 施 策 の 策 定 及 び<br />

実 施 を 後 押 しする。<br />

(ニ) 平 和 の 構 築<br />

紛 争 の 予 防 及 び 再 発 防 止 並 びに 平 和 の 定 着 を 図 る 観 点 から、ハードとソフトを 効 果 的<br />

に 組 み 合 わせた、 緊 急 人 道 支 援 から 復 興 支 援 まで 継 ぎ 目 のない 支 援 を 行 う。 支 援 に 当 た<br />

っては、 中 長 期 的 な 開 発 に 向 けた 貧 困 削 減 や 持 続 的 成 長 にも 配 慮 する。<br />

(ホ) 事 業 の 戦 略 性 強 化 及 び 事 業 マネジメントの 向 上<br />

1 日 本 政 府 とも 情 報 共 有 を 図 りつつ、 協 力 プログラムの 質 の 向 上 などを 通 じ、 援 助 の<br />

戦 略 性 及 び 予 測 性 を 高 める。<br />

2 より 戦 略 的 、 効 果 的 かつ 効 率 的 に 事 業 を 実 施 するために、 課 題 別 事 業 成 果 をとりま<br />

とめて 内 外 に 発 信 するとともに、 事 業 終 了 後 のモニタリング 及 びフォローアップを<br />

含 めた PDCA サイクルを 徹 底 し、 抽 出 された 教 訓 の 事 業 の 形 成 への 反 映 を 図 る。<br />

3 事 業 実 施 に 当 たり、 個 人 、 組 織 、 制 度 ・ 社 会 システムの 全 てのレベルにおける 総 合<br />

的 能 力 開 発 (キャパシティ・ディベロプメント)を 重 視 し、 開 発 途 上 国 の 課 題 対 処<br />

1


能 力 の 向 上 プロセスを 包 括 的 に 支 援 する。<br />

4 南 南 協 力 の 意 義 と 有 効 性 を 考 慮 して 三 角 協 力 を 戦 略 的 に 実 施 する。また、 援 助 効 果<br />

のさらなる 発 現 や 我 が 国 のプレゼンス 確 保 、 第 三 国 との 適 切 なコストシェアリング<br />

等 の 優 良 事 例 を 抽 出 し、その 知 見 の 蓄 積 ・ 発 信 に 努 める。<br />

(2) 事 業 構 想 力 ・ 情 報 発 信 力 の 強 化<br />

(イ) 事 業 構 想 力 の 強 化<br />

1 開 発 途 上 国 の 開 発 課 題 にまつわる 背 景 ・ 現 状 を 適 切 に 把 握 するために、 累 計 で 43<br />

カ 国 程 度 について 国 別 分 析 ペーパーを 策 定 する。あわせて、 質 の 向 上 に 取 り 組 むと<br />

ともに、 関 係 者 との 策 定 過 程 におけるコンサルテーション 及 び 策 定 後 の 共 有 を 通 じ、<br />

戦 略 的 な 活 用 を 図 る。<br />

2 開 発 課 題 にまつわる 背 景 ・ 現 状 を 適 切 に 把 握 し、 課 題 解 決 のための 方 策 として、 課<br />

題 別 指 針 及 びポジションペーパー 等 の 分 野 ・ 課 題 別 の 分 析 及 び 実 施 方 針 等 の 策 定 並<br />

びに 活 用 を 推 進 し、 課 題 対 応 能 力 を 強 化 する。<br />

3 「<strong>JICA</strong> ナレッジマネジメント 執 務 要 領 」の 改 訂 により、ナレッジマネジメントネッ<br />

トワークを 通 じたナレッジの 蓄 積 ・ 活 用 体 制 を 整 備 し、 内 外 との 共 有 ・ 発 信 機 能 を<br />

強 化 する。<br />

4 現 地 ODA タスクフォースに 積 極 的 に 参 加 し、 機 構 の 専 門 家 やボランティア、 本 邦 企<br />

業 、NGO 等 との 対 話 を 通 じて 得 た 課 題 解 決 のための 知 見 、 経 験 、 情 報 を 共 有 する。<br />

また、 中 期 的 な 事 業 計 画 案 を 検 討 ・ 策 定 し、 現 地 ODA タスクフォースにおける 議 論<br />

のベースを 提 供 することにより、 援 助 の 戦 略 性 向 上 に 貢 献 する。<br />

(ロ) 研 究<br />

機 構 が 蓄 積 した 知 見 の 活 用 及 び 国 内 外 のリソースとの 連 携 を 通 じて、 事 業 へのフィー<br />

ドバックと 国 際 援 助 潮 流 の 形 成 に 資 する 国 際 水 準 の 研 究 を 行 う。また、ワーキングペー<br />

パーや 書 籍 の 発 刊 、 国 際 シンポジウムやセミナーの 開 催 、ウェブサイトの 充 実 等 を 通 じ<br />

て 発 信 を 強 化 するとともに、 機 構 内 の 知 見 の 体 系 化 ・ 蓄 積 のための 取 組 を 行 う。さらに、<br />

これらを 達 成 するために 研 究 体 制 の 更 なる 充 実 を 図 る。<br />

(3) 事 業 実 施 に 向 けた 取 組<br />

(イ) 技 術 協 力 、 有 償 資 金 協 力 、 無 償 資 金 協 力<br />

(ⅰ) 技 術 協 力<br />

1 人 的 資 源 開 発 、 計 画 立 案 及 び 制 度 改 善 を 中 心 に、 各 国 ・ 地 域 の 課 題 解 決 のために 適<br />

切 かつ 迅 速 な 案 件 の 形 成 ・ 実 施 に 努 める。<br />

2 戦 略 的 、 効 果 的 かつ 効 率 的 な 事 業 実 施 に 資 する 業 務 フローや 手 続 きの 見 直 し、 関 連<br />

マニュアルや 執 務 参 考 資 料 等 の 改 訂 を 行 う。また、 協 力 プログラム 及 び 重 要 政 策 に<br />

2


基 づいた 課 題 別 研 修 の 形 成 を 促 進 すべく、 課 題 別 研 修 の 企 画 ・ 計 画 業 務 を、 国 内 機<br />

関 から、 経 済 基 盤 開 発 部 等 からなる 課 題 5 部 に 試 行 的 に 移 管 する。<br />

(ⅱ) 有 償 資 金 協 力<br />

1 円 借 款 事 業 を 通 じて、 自 助 努 力 による 経 済 発 展 や 経 済 的 自 立 等 、 開 発 途 上 地 域 の 課<br />

題 の 解 決 に 適 切 に 対 応 するため、 開 発 途 上 地 域 のニーズや 官 民 連 携 の 観 点 も 踏 まえ、<br />

案 件 の 適 切 かつ 迅 速 な 形 成 ・ 実 施 に 努 める。<br />

2 円 借 款 の 迅 速 化 に 向 け、 平 成 25 年 度 に 借 款 契 約 を 締 結 する 案 件 のうち、 起 算 点 か<br />

ら 借 款 契 約 までに 要 した 期 間 が 9 カ 月 以 下 である 案 件 の 割 合 を 増 やすための 取 組<br />

を 推 進 する。<br />

3 政 府 の 政 策 的 な 優 先 度 及 び 開 発 途 上 地 域 のニーズ 並 びに 実 施 上 の 課 題 を 踏 まえ、 借<br />

入 国 の 為 替 リスクの 軽 減 等 、 政 府 と 共 に 開 発 効 果 の 高 い 案 件 の 形 成 ・ 実 施 に 向 けた<br />

制 度 改 善 に 努 める。<br />

4 海 外 投 融 資 については、 既 存 の 金 融 機 関 では 対 応 できない、 開 発 効 果 の 高 い 案 件 に<br />

対 応 するという 考 え 方 に 則 って、パイロットアプローチ 及 び 本 格 再 開 後 の 事 業 実 施<br />

の 教 訓 を 反 映 した 業 務 実 施 体 制 並 びにリスク 審 査 ・ 管 理 体 制 等 の 整 備 ・ 強 化 に 努 め、<br />

民 間 セクターを 通 じた 開 発 途 上 地 域 の 開 発 を 促 進 する。<br />

(ⅲ) 無 償 資 金 協 力<br />

1 基 礎 生 活 分 野 、 社 会 基 盤 整 備 、 環 境 保 全 、 人 材 育 成 等 を 中 心 とする 経 済 社 会 開 発 を<br />

主 な 目 的 として、 各 国 、 地 域 の 課 題 解 決 のために 適 正 かつ 迅 速 な 案 件 の 形 成 ・ 実 施<br />

に 努 める。<br />

2 政 府 の 政 策 的 な 優 先 度 及 び 開 発 途 上 地 域 のニーズ 並 びに 実 施 上 の 課 題 を 踏 まえ、 無<br />

償 資 金 協 力 の 効 果 的 な 実 施 やプログラム 化 の 推 進 に 向 けた、 案 件 形 成 及 び 実 施 監 理<br />

における 業 務 フローや 手 続 き 等 の 改 善 に 取 り 組 む。<br />

(ロ) 災 害 援 助 等 協 力<br />

1 大 規 模 災 害 発 生 時 には、 各 種 情 報 源 から 被 災 国 のニーズを 的 確 に 把 握 し、 活 用 可 能<br />

な 手 段 を 組 み 合 わせた 適 切 な 規 模 ・ 内 容 の 緊 急 援 助 を、 国 際 社 会 等 との 協 調 により<br />

迅 速 ・ 柔 軟 かつ 効 果 的 に 実 施 する。また、 引 き 続 き 実 施 後 にレビューを 行 い、 得 ら<br />

れた 教 訓 が 次 回 派 遣 につながるよう 改 善 を 図 る。 災 害 支 援 を 行 った 場 合 は、 被 災 国<br />

及 び 日 本 国 民 に 対 する 広 報 を 行 う。<br />

2 医 療 チームについては、 能 力 の 維 持 ・ 向 上 のための 研 修 を 着 実 に 実 施 するとともに、<br />

手 術 機 能 付 派 遣 の 準 備 を 完 了 する。 救 助 チームについては、 災 害 援 助 に 関 する 国 際<br />

的 な 認 定 レベルの 維 持 ・ 再 認 定 のために 必 要 な 課 題 を 整 理 して 対 処 方 針 を 定 めた 上<br />

で、 各 訓 練 の 質 の 向 上 を 図 る。 物 資 供 与 に 関 しては、これまでのオペレーションに<br />

3


おいて 把 握 した 課 題 を 整 理 ・ 分 析 し、 迅 速 性 確 保 の 観 点 から 引 き 続 き 備 蓄 体 制 の 最<br />

適 化 を 図 る。<br />

3 平 時 には 捜 索 ・ 救 助 や 災 害 医 療 に 関 する 国 際 連 携 枠 組 に 積 極 的 に 参 画 して 貢 献 する<br />

とともに、 関 係 者 とのネットワークを 維 持 し、 有 事 には 災 害 現 場 で 効 果 的 な 連 携 ・<br />

調 整 を 図 る。また、 災 害 多 発 国 等 に 対 する、 当 該 国 の 災 害 対 応 力 を 高 めるための 支<br />

援 策 を 検 討 する。<br />

(ハ) 海 外 移 住<br />

1 政 府 の 政 策 を 踏 まえ、 移 住 者 の 定 着 ・ 安 定 化 を 見 つつ、 高 齢 者 福 祉 及 び 人 材 育 成 を<br />

重 点 として、 効 果 的 ・ 効 率 的 に 実 施 する。 日 系 個 別 研 修 については 効 率 的 に 実 施 し、<br />

事 業 規 模 の 縮 減 を 行 う。また、 日 系 社 会 における 継 承 教 育 の 現 状 やニーズ 等 につい<br />

て、 国 際 交 流 基 金 と 情 報 共 有 を 行 う。<br />

2 移 住 債 権 については、 債 権 回 収 計 画 に 基 づき 回 収 予 定 額 を 適 切 に 回 収 するとともに、<br />

債 権 管 理 業 務 の 終 了 に 向 けての 方 策 を 検 討 するため、 各 国 の 債 権 の 状 況 を 詳 細 に 把<br />

握 し、 適 切 に 分 類 する。<br />

3 引 き 続 き 海 外 移 住 ・ 日 系 社 会 に 関 する 知 識 の 国 民 への 普 及 を 図 るために、 海 外 移 住<br />

資 料 館 の 体 制 整 備 や 調 査 、 展 示 の 充 実 、 教 育 素 材 の 活 用 、 周 辺 自 治 体 や 関 連 機 関 等<br />

との 連 携 強 化 などの 取 組 を 行 う。なお、 年 間 の 来 館 者 数 を 30,000 人 以 上 、 年 間 の<br />

教 育 プログラム 参 加 人 数 を 1,894 人 以 上 、 年 間 の 海 外 移 住 資 料 館 ウェブサイトアク<br />

セス 数 を 113,182 以 上 とすることを 目 指 す。<br />

(4) 開 発 人 材 の 育 成 ( 人 材 の 養 成 及 び 確 保 )<br />

1 国 際 協 力 に 携 わる 人 材 向 けサービスの 拡 充 や 国 際 協 力 団 体 以 外 との 連 携 の 拡 大 に<br />

よる 利 用 層 の 発 掘 、 団 体 向 けサービスの 拡 充 による 新 規 登 録 団 体 の 獲 得 を 進 める。<br />

また、 国 際 協 力 人 材 センターが 所 管 するウェブサイト「PARTNER」について、 平 成<br />

25 年 度 には、 新 規 人 材 登 録 者 数 :1,500 名 、 新 規 登 録 団 体 数 :65 団 体 、 情 報 提 供<br />

件 数 : 前 年 比 200 件 増 、キャリア 相 談 ( 対 面 ) 人 数 :200 名 を 目 指 して 取 り 組 む。<br />

あわせて、 国 際 協 力 人 材 セミナー 開 催 時 のソーシャルメディア 活 用 等 も 含 めた 情 報<br />

発 信 機 能 の 強 化 に 取 り 組 む。<br />

2 能 力 強 化 研 修 については、 多 様 な 援 助 ニーズに 応 えるべく、 随 時 コースを 見 直 しな<br />

がら 実 施 する。なお、270 名 の 参 加 数 を 目 標 に、 専 門 家 として 活 動 が 見 込 まれる 即<br />

戦 力 人 材 向 け 能 力 強 化 研 修 を 行 う。<br />

3 国 際 協 力 に 携 わる 人 材 の 裾 野 拡 大 に 資 するべく、 国 際 協 力 ・ 開 発 援 助 関 連 分 野 を 専<br />

攻 する 大 学 院 生 及 び 社 会 人 向 け 公 募 型 インターンを 実 施 し、30 名 程 度 の 受 け 入 れ<br />

を 目 指 して 取 り 組 む。<br />

4


(5) 国 民 の 理 解 と 参 加 の 促 進<br />

(イ)ボランティア<br />

1 開 発 課 題 に 沿 って 事 業 を 実 施 すべく、 平 成 24 年 度 に 本 格 導 入 したグループ 型 派 遣<br />

を 効 果 的 に 実 施 するためのモニタリングを 行 うとともに、シニア 海 外 ボランティア<br />

を 中 心 として、 開 発 課 題 に 沿 った 新 規 案 件 形 成 に 引 き 続 き 取 り 組 む。<br />

2 他 事 業 及 び 他 機 関 との 連 携 を 通 じて 事 業 の 質 を 高 めるため、ボランティア 事 業 に 関<br />

連 した 国 際 会 議 への 参 加 を 通 じた 発 信 や 国 際 機 関 等 との 協 議 を 進 めるとともに、 現<br />

場 レベルでの 連 携 に 取 り 組 む。<br />

3 ボランティア 事 業 の「 見 える 化 」を 促 進 するため、ボランティアの 活 動 内 容 を 発 信<br />

するウェブサイトコンテンツ 等 の 充 実 に 取 り 組 む。<br />

4 派 遣 中 のボランティアの 現 地 活 動 を 支 援 するため、ボランティアの 活 動 計 画 の 策 定<br />

支 援 及 び 海 外 拠 点 を 通 じた 活 動 状 況 のモニタリングに 引 き 続 き 取 り 組 む。<br />

5 国 民 参 加 型 事 業 として 多 様 な 人 材 の 参 加 を 促 進 するため、 民 間 連 携 ボランティアの<br />

派 遣 を 拡 充 するとともに、 地 方 自 治 体 及 び 大 学 との 連 携 によるボランティア 派 遣 を<br />

促 進 する。<br />

6 より 効 果 的 、 効 率 的 な 募 集 に 向 けて、ウェブサイトの 拡 充 やソーシャルメディアの<br />

活 用 等 を 通 じた 募 集 広 報 を 行 う。 選 考 の 効 率 化 に 向 けては、シニア 海 外 ボランティ<br />

アに 続 き、 青 年 海 外 協 力 隊 に 二 次 選 考 ( 面 接 )の 一 部 地 方 実 施 を 導 入 する。<br />

7 青 年 海 外 協 力 隊 及 びシニア 海 外 ボランティアの 訓 練 の 改 善 については、 大 幅 な 見 直<br />

しを 踏 まえて 新 たなプログラムを 導 入 し、 適 切 なモニタリングを 行 う。<br />

8 帰 国 後 のキャリアアップへの 側 面 支 援 のため、 進 路 支 援 情 報 サイトを 効 率 的 に 運 営<br />

するとともに、 企 業 ・ 地 方 自 治 体 向 け 事 業 説 明 会 の 開 催 ( 年 4 回 )や 帰 国 後 訓 練 等 、<br />

帰 国 隊 員 の 進 路 開 拓 支 援 を 行 う。グローバルな 視 点 を 有 するボランティアの 経 験 の<br />

社 会 還 元 に 向 けては、 帰 国 隊 員 の 社 会 還 元 活 動 の 優 良 事 例 を 収 集 し、 広 く 発 信 する。<br />

(ロ) 市 民 参 加 協 力<br />

1 NGO、 地 方 自 治 体 等 が 活 動 するために 必 要 な 事 業 対 象 国 情 報 をウェブサイトにて 更<br />

新 する。<br />

2 新 規 の 草 の 根 技 術 協 力 事 業 開 始 時 に 案 件 の 円 滑 な 開 始 ・ 実 施 に 向 けた 団 体 向 け 説 明<br />

会 を 行 うとともに、 案 件 開 始 後 の 計 画 のレビュー 及 び 終 了 時 の 評 価 を 着 実 に 実 施 す<br />

る。<br />

3 NGO と 機 構 間 の 協 議 会 等 、 草 の 根 技 術 協 力 事 業 に 係 る 協 議 を 行 い、 協 議 内 容 から 抽<br />

出 された 必 要 な 取 組 を 進 める。<br />

4 地 球 ひろばを 通 じて、 市 民 による 多 様 な 手 作 りの 国 際 協 力 の 試 みに 対 する 支 援 サー<br />

ビスを 提 供 する。また、NGO、 企 業 、 市 民 等 とのソーシャルメディアなども 活 用 し<br />

た 情 報 受 発 信 や、 国 際 協 力 に 対 する 理 解 促 進 の 機 会 を 提 供 する。これらの 取 組 を 通<br />

5


じて、 情 報 発 信 件 数 を 平 成 24 年 度 の 実 績 から 着 実 に 増 加 させるとともに、 利 用 者<br />

に 対 して「 満 足 度 」に 関 するアンケート 調 査 を 実 施 し、5 段 階 評 価 で 上 位 2 つの 評<br />

価 を 得 る 割 合 を 7 割 以 上 とすることを 目 指 す。<br />

5 NGO、 教 育 機 関 、 地 方 自 治 体 等 との 連 携 強 化 等 を 通 じて、 開 発 教 育 を 実 践 する 人 材<br />

の 能 力 向 上 や 各 種 プログラムの 内 容 の 改 善 等 を 図 り、 開 発 教 育 支 援 の 効 果 的 な 実 施<br />

に 努 める。<br />

6 開 発 教 育 に 関 する <strong>JICA</strong> ウェブサイトの 充 実 も 図 り、アクセス 数 100,000 件 以 上 を<br />

目 指 す。また、 開 発 教 育 に 関 する 研 修 の 実 施 実 績 人 数 7,000 人 以 上 を 目 指 す。<br />

7 国 際 協 力 に 関 わる NGO 等 の 組 織 強 化 、 事 業 運 営 能 力 の 向 上 等 のため、 各 種 支 援 プロ<br />

グラムを 推 進 するとともに、その 内 容 の 改 善 に 引 き 続 き 取 り 組 む。<br />

(ハ) 広 報<br />

(ⅰ)ODA の 現 場 を 伝 える 広 報<br />

国 際 協 力 に 対 する 国 民 の 信 頼 と 理 解 ・ 共 感 及 び 参 加 並 びに 開 発 途 上 地 域 における 日 本<br />

の ODA に 対 する 理 解 を 促 進 するため、 広 報 戦 略 に 基 づき、 国 際 協 力 の 意 義 や 背 景 となる<br />

課 題 をわかりやすい 形 で 幅 広 く 市 民 に 伝 える 一 般 広 報 と 各 種 有 識 者 やマスメディア 等<br />

のオピニオンリーダーに 対 する 専 門 広 報 を、 機 構 全 体 の 基 幹 業 務 として 効 果 的 に 実 施 す<br />

る。 特 にソーシャルメディアなどの 新 たな 媒 体 の 更 なる 拡 充 や、 地 方 及 び 海 外 拠 点 での<br />

広 報 の 充 実 を 図 るとともに、 必 要 に 応 じて 広 報 戦 略 の 内 容 を 点 検 し、 総 合 的 な 対 外 発 信<br />

機 能 を 強 化 する。<br />

(ⅱ)「 見 える 化 」の 徹 底 ( 透 明 性 の 向 上 )<br />

「 見 える 化 」を 徹 底 すべく、 全 ての 新 規 案 件 及 び 過 去 10 年 間 に 事 後 評 価 を 実 施 した<br />

完 了 案 件 のうち 未 掲 載 のものについて、ODA 資 金 協 力 プロジェクトの 現 状 ・ 成 果 等 を 体<br />

系 的 に 可 視 化 するウェブサイト 上 に 掲 載 する。<br />

(6) 多 様 な 関 係 者 の「 結 節 点 」としての 役 割 の 強 化<br />

(イ) NGO、 民 間 企 業 等 の 多 様 な 関 係 者 との 連 携<br />

1 NGO 等 との 連 携 強 化 を 図 るべく、 引 き 続 き NGO と 機 構 間 の 連 携 協 議 会 を 開 催 する。<br />

2 地 球 規 模 課 題 対 応 国 際 科 学 技 術 協 力 (SATREPS)への 教 育 機 関 等 の 参 画 促 進 、 大 学<br />

との 連 携 講 座 及 び 大 学 -<strong>JICA</strong> 連 携 会 議 の 拡 充 等 、 教 育 機 関 との 連 携 推 進 を 図 る。<br />

3 国 内 拠 点 を 中 心 として、 地 域 経 済 活 性 化 に 向 けた 地 方 自 治 体 のニーズ 把 握 に 努 め、<br />

連 携 強 化 を 促 進 する。また、 補 正 予 算 「 地 域 経 済 活 性 化 特 別 枠 」を 活 用 した 迅 速 な<br />

事 業 実 施 に 向 け、 地 方 自 治 体 の 提 案 による 事 業 の 実 施 促 進 を 行 う。<br />

4 政 府 開 発 援 助 に 関 する 政 府 の 施 策 に 則 って、 民 間 企 業 等 との 連 携 を 促 進 すべく、PPP<br />

インフラ 及 び BOP ビジネスに 関 する 協 力 準 備 調 査 並 びに 中 小 企 業 連 携 促 進 調 査 等<br />

6


の 制 度 の 充 実 を 図 り、 着 実 な 実 施 につなげるとともに、 民 間 連 携 に 関 するニーズの<br />

把 握 や 対 外 発 信 を 推 進 する。<br />

5 中 小 企 業 海 外 展 開 支 援 に 資 する 事 業 に 関 しては、 民 間 提 案 型 普 及 ・ 実 証 事 業 、 研 修<br />

員 フォローアップやパートナーシップセミナー 等 を 通 じて 民 間 企 業 との 連 携 強 化<br />

を 図 る。<br />

(ロ) 国 際 社 会 におけるリーダーシップの 発 揮 への 貢 献<br />

1 国 際 援 助 潮 流 の 形 成 や 各 国 ・ 地 域 の 支 援 方 針 づくり 等 に 主 要 メンバーとして 参 画 し、<br />

機 構 の 経 験 やアプローチ 等 の 知 見 を 国 際 社 会 において 幅 広 く 共 有 する。<br />

2 新 興 ドナーとの 対 話 を 促 進 し、 共 通 関 心 事 項 について 発 信 するなど、 戦 略 的 なパー<br />

トナーシップを 強 化 するとともに、 三 角 協 力 を 推 進 する。<br />

3 国 ・ 地 域 やセクターに 関 する 事 業 戦 略 を 他 ドナーと 共 有 するとともに、プログラム<br />

や 個 別 案 件 レベルにおいて、 国 際 機 関 等 、 他 機 関 との 連 携 を 推 進 する。<br />

(7) 事 業 の 横 断 的 事 項 に 関 する 取 組<br />

(イ) 環 境 社 会 配 慮<br />

1 環 境 社 会 配 慮 ガイドラインを 運 用 し、 第 三 者 の 関 与 も 得 て、 環 境 社 会 配 慮 面 の 審 査<br />

及 びモニタリング 結 果 の 確 認 を 実 施 する。<br />

2 本 部 と 海 外 拠 点 の 職 員 、 専 門 家 、コンサルタント、 相 手 国 政 府 等 を 対 象 に、 環 境 社<br />

会 配 慮 ガイドラインに 関 する 研 修 を 実 施 する。<br />

(ロ) 男 女 共 同 参 画<br />

1 各 部 署 での 事 業 ジェンダー 主 流 化 の 推 進 に 向 け、 引 き 続 き 優 良 な 取 組 に 関 する 情 報<br />

共 有 を 行 う。また、ジェンダー 視 点 を 適 切 に 統 合 した 案 件 の 実 施 監 理 ・ 活 動 が 行 わ<br />

れるよう、 職 員 、 専 門 家 、 外 部 関 係 者 等 に 対 するジェンダー 講 義 等 を 引 き 続 き 実 施<br />

する。<br />

2 重 点 対 象 案 件 のモニタリングを 通 じ、ジェンダー 主 流 化 の 優 良 事 例 の 形 成 、 抽 出 、<br />

事 業 へのフィードバックを 行 う。<br />

(ハ) 事 業 評 価<br />

1 事 後 評 価 を 着 実 に 実 施 し、 適 切 な 提 言 や 教 訓 を 得 て、その 活 用 を 一 層 促 進 するよう<br />

取 り 組 む。 有 益 な 教 訓 が 引 き 出 せそうなプロジェクトについては、 特 定 の 評 価 テー<br />

マを 設 定 し、より 詳 細 な 調 査 から 得 られる 教 訓 を 機 構 内 部 に 広 く 提 供 する。<br />

2 事 業 評 価 年 次 報 告 書 をより 分 かりやすい 形 で 作 成 ・ 公 開 するとともに、 速 やかにウ<br />

ェブサイトでも 公 開 する。また、 各 事 業 の 評 価 報 告 書 及 び 評 価 結 果 要 約 表 のウェブ<br />

サイトへの 掲 載 数 の 増 加 により、 事 業 評 価 結 果 の 検 索 システム 機 能 を 充 実 させる。<br />

7


3 プログラム 単 位 の 事 業 実 施 における、 事 前 評 価 段 階 での 成 果 指 標 の 設 定 及 び 教 訓 の<br />

活 用 を 促 進 する。また、プロジェクトが 与 えた 事 業 効 果 を 精 緻 に 測 定 するためのイ<br />

ンパクト 評 価 の 実 施 及 び 評 価 結 果 については、 機 構 内 部 に 広 く 共 有 する。<br />

(ニ) 安 全 対 策 の 強 化<br />

1 関 係 者 に 対 する 派 遣 前 の 安 全 対 策 オリエンテーションを 確 実 に 実 施 するとともに、<br />

派 遣 中 の 安 全 対 策 の 継 続 的 な 実 施 を 図 る。<br />

2 施 設 建 設 等 を 含 む 事 業 に 関 し、 開 発 途 上 国 政 府 、 事 業 実 施 機 関 、コンサルタント、<br />

コントラクターによる 安 全 対 策 に 係 る 取 組 を 徹 底 し、 必 要 に 応 じて 支 援 する 仕 組 み<br />

の 強 化 を 図 るため、これまでに 取 り 組 んできた 執 務 参 考 マニュアルの 機 構 内 での 周<br />

知 徹 底 や 実 施 状 況 調 査 等 によるコントラクターへの 助 言 等 を 行 うとともに、 新 たな<br />

取 組 として 建 設 工 事 の 安 全 管 理 ガイドラインの 検 討 等 を 行 う。<br />

(ホ) 主 務 大 臣 からの 緊 急 の 要 請 への 対 応<br />

独 立 行 政 法 人 国 際 協 力 機 構 法 第 40 条 に 基 づく 主 務 大 臣 の 要 請 に 対 して、 迅 速 に 対 応<br />

する。<br />

2. 業 務 運 営 の 効 率 化 に 関 する 目 標 を 達 成 するためとるべき 措 置<br />

(1) 組 織 運 営 の 機 動 性 向 上<br />

1 政 府 開 発 援 助 に 関 する 政 府 の 施 策 及 び 地 域 ・ 国 ごとの 援 助 ニーズへのより 迅 速 かつ<br />

的 確 な 対 応 並 びに 戦 略 的 、 効 果 的 な 事 業 の 実 施 が 可 能 となるよう、 中 小 企 業 の 海 外<br />

展 開 支 援 や 本 格 再 開 された 海 外 投 融 資 業 務 等 に 適 切 に 対 応 するための 体 制 整 備 を<br />

はじめとする、 本 部 の 組 織 編 成 及 び 各 部 署 の 果 たすべき 機 能 ・ 役 割 の 見 直 しを 行 う。<br />

2 開 発 途 上 地 域 の 政 治 経 済 ・ 治 安 等 の 国 際 情 勢 の 変 化 、プロジェクトの 実 施 期 間 、 安<br />

全 配 慮 が 必 要 な 長 期 滞 在 者 等 の 状 況 を 踏 まえ、 海 外 拠 点 の 配 置 適 正 化 のための 必 要<br />

な 見 直 しを 行 う。また、 国 際 業 務 型 法 人 との 連 携 強 化 については、 今 後 の 行 政 改 革<br />

推 進 本 部 の 方 針 等 を 待 って 適 切 に 対 応 する。<br />

3 現 地 職 員 の 役 割 の 明 確 化 や 育 成 に 向 けた 取 組 を 推 進 するとともに、 海 外 拠 点 におけ<br />

るニーズに 応 じた 適 切 な 人 員 配 置 、 本 部 からの 在 外 支 援 機 能 の 強 化 等 を 通 じ、 海 外<br />

の 現 場 機 能 の 強 化 に 取 り 組 む。<br />

4 移 転 した 旧 広 尾 センター( 地 球 ひろば)の 機 能 について、その 役 割 に 応 じたより 機<br />

能 的 な 体 制 の 構 築 に 向 けた 見 直 しを 進 める。 関 西 国 際 センターに 関 しては、 旧 大 阪<br />

国 際 センターと 旧 兵 庫 国 際 センターの 統 合 を 踏 まえた 事 業 内 容 及 び 業 務 量 に 機 動<br />

的 に 対 処 するための 体 制 の 見 直 しを 進 める。また、 研 修 員 受 入 事 業 のあり 方 を 検 討<br />

し、 東 京 国 際 センターや 横 浜 国 際 センター 等 の 役 割 と 機 能 を 整 理 する。<br />

5 国 内 拠 点 を 通 じて 多 様 な 関 係 者 との 結 節 点 としての 役 割 を 果 たすべく、 民 間 企 業 、<br />

8


NGO、 地 方 自 治 体 、 大 学 等 とのパートナーシップを 強 化 し、 拠 点 の 特 性 をいかした<br />

活 動 を 行 う。 民 間 企 業 については、 特 に 中 小 企 業 支 援 に 資 する 活 動 を 行 う。これら<br />

の 取 組 を 通 じ、 国 内 拠 点 の 統 合 後 も 利 用 者 数 470,000 人 程 度 の 維 持 を 目 指 す。<br />

(2) 適 正 かつ 公 正 な 組 織 ・ 業 務 運 営 の 実 施<br />

(イ) 契 約 の 競 争 性 ・ 透 明 性 の 拡 大<br />

1 競 争 性 の 向 上 を 含 む 契 約 適 正 化 の 観 点 から、 一 者 応 札 ・ 応 募 の 削 減 に 関 する 取 組 と<br />

して、 契 約 実 績 の 定 期 的 モニタリングと 分 析 の 実 施 、 契 約 監 視 委 員 会 等 における 点<br />

検 の 継 続 的 な 実 施 を 図 る。また、コンサルタント 等 契 約 の 手 続 きの 更 なる 改 善 とし<br />

て、プロポーザル 評 価 、 監 督 検 査 、 実 績 評 価 等 をはじめとする 各 種 調 達 制 度 の 見 直<br />

し・ 周 知 、 説 明 会 等 を 通 じた 企 業 等 との 対 話 強 化 、 総 合 評 価 落 札 方 式 の 試 行 ・モニ<br />

タリングに 継 続 的 に 取 り 組 む。<br />

2 競 争 性 の 向 上 を 含 む 契 約 適 正 化 の 観 点 から、 競 争 性 のない 随 意 契 約 について、 運 用<br />

状 況 のモニタリングとガイドラインへの 反 映 を 図 るとともに、 契 約 監 視 委 員 会 にお<br />

ける 継 続 的 な 点 検 を 実 施 する。<br />

3 契 約 の 透 明 性 を 一 層 向 上 させる 観 点 から、 契 約 取 引 先 の 選 定 過 程 、 選 定 基 準 、 選 定<br />

結 果 、 一 定 の 関 係 のある 法 人 との 契 約 実 績 等 の 公 表 等 、これまでの 取 組 を 継 続 し、<br />

定 着 を 図 る。また、コンサルタント 等 契 約 の 外 部 審 査 の 継 続 と 定 着 を 図 る。<br />

4 適 正 な 事 業 実 施 に 向 けて、コンサルタント 等 契 約 における 再 委 託 契 約 の 抽 出 検 査 等<br />

の 取 組 を 継 続 するとともに、 不 正 行 為 等 に 関 する 情 報 に 対 しては 適 切 に 調 査 を 行 い、<br />

不 正 行 為 等 が 認 められた 場 合 は 厳 正 に 対 処 する。<br />

5 関 連 公 益 法 人 との 契 約 については、 一 般 競 争 入 札 を 原 則 とし、 競 争 性 のない 随 意 契<br />

約 は 真 にやむを 得 ない 場 合 に 限 定 するとともに、 一 者 応 札 ・ 応 募 の 削 減 に 向 けた 取<br />

組 を 進 める。また、 一 定 の 関 係 のある 法 人 との 契 約 実 績 の 公 表 を 通 じて 透 明 性 の 向<br />

上 を 図 る。<br />

(ロ)ガバナンスの 強 化 と 透 明 性 向 上<br />

1 会 計 監 査 人 による 監 査 を 適 切 に 実 施 し、 内 部 統 制 を 強 化 する。<br />

2 各 業 務 固 有 のリスクに 着 目 しつつ、 体 系 的 な 手 法 により 内 部 監 査 を 適 切 に 実 施 し、<br />

マネジメント 及 び 業 務 監 理 の 改 善 に 貢 献 する。<br />

3 監 事 監 査 における 指 摘 事 項 に 対 し、 具 体 的 な 対 応 策 を 策 定 し、その 対 応 状 況 をモニ<br />

タリングする。<br />

4 部 署 別 年 間 業 務 計 画 を 通 じたリスクモニタリングによる 内 部 統 制 環 境 の 維 持 、 改 善<br />

を 図 る。 組 織 全 体 のリスクを 統 制 するため、 内 部 統 制 の 枠 組 みを 構 成 する 既 存 の 各<br />

制 度 の 連 携 及 び 枠 組 みの 機 構 内 での 周 知 等 に 取 り 組 む。また、 内 部 統 制 理 事 会 及 び<br />

リスク 管 理 に 関 連 する 各 種 委 員 会 を 定 期 的 に 開 催 し、 会 議 の 結 果 及 びリスクへの 対<br />

9


応 について 各 部 署 にフィードバックする。こうした 一 連 の 取 組 を 通 じて、 金 融 業 務<br />

特 有 のリスクも 含 めた 内 部 統 制 機 能 の 強 化 を 図 る。<br />

5 引 き 続 き、 内 部 通 報 制 度 を 機 構 全 体 に 周 知 させるための 取 組 を 実 施 するとともに、<br />

通 報 に 対 して 適 正 に 対 処 する。<br />

6 情 報 セキュリティ 管 理 に 関 し、 外 部 監 査 の 結 果 も 踏 まえ、 規 程 類 の 整 備 、 遵 守 、 研<br />

修 、 点 検 、 情 報 セキュリティ 委 員 会 の 開 催 、 対 応 策 のフィードバック 等 からなる PDCA<br />

サイクルの 実 施 により 改 善 を 図 る。<br />

7 年 度 計 画 に 基 づき 執 行 された 各 事 項 の 業 績 について、 外 部 有 識 者 を 交 えた 機 構 自 身<br />

による 評 価 を 行 い、その 結 果 を 機 構 全 体 に 周 知 した 上 で、 以 後 の 業 務 運 営 に 反 映 さ<br />

せる。<br />

8 専 門 家 、ボランティア、 業 務 委 託 先 等 からの 業 務 改 善 提 案 の 受 付 制 度 を 適 切 に 運 用<br />

する。<br />

(ハ) 事 務 の 合 理 化 ・ 適 正 化<br />

1 一 般 契 約 に 係 る 各 種 様 式 の 定 型 化 、コンサルタント 等 契 約 における 新 積 算 体 系 に 基<br />

づいた 適 切 な 精 算 、 公 示 関 係 資 料 の 電 子 配 布 等 、 事 務 手 続 きの 合 理 化 ・ 簡 素 化 を 引<br />

き 続 き 実 施 する。<br />

2 機 材 調 達 事 務 の 合 理 化 による 効 率 化 を 推 進 するとともに、 機 材 調 達 の 実 務 的 な 知<br />

識 ・ノウハウを 具 体 的 な 指 針 に 取 りまとめる。<br />

3 海 外 拠 点 における 調 達 実 施 体 制 の 適 正 化 に 向 けて、 海 外 拠 点 における 調 達 手 続 きに<br />

関 する 参 考 資 料 の 整 備 を 行 うとともに、 短 期 在 外 調 達 支 援 要 員 を 計 画 的 に 派 遣 し、<br />

現 地 職 員 の 育 成 と 現 地 の 体 制 整 備 を 図 る。<br />

4 専 門 家 等 派 遣 手 続 きに 関 し、 平 成 24 年 度 に 抽 出 した 更 なる 効 率 化 が 必 要 な 課 題 につ<br />

いて、 旅 行 制 度 及 び 派 遣 手 当 制 度 との 関 連 性 及 びそのあり 方 を 整 理 した 上 で 改 善 策<br />

を 策 定 する。<br />

5 課 題 別 研 修 については、 評 価 プロセスの 見 直 し、 研 修 委 託 契 約 の 見 直 し 等 により、<br />

事 務 の 効 率 化 を 促 進 する。<br />

6 ボランティア 関 連 手 続 きについて、 業 務 の 一 層 の 合 理 化 のための 見 直 しを 行 い、そ<br />

れを 踏 まえた 規 程 の 改 定 、 在 外 への 周 知 を 行 う。また、システムの 改 修 を 通 じ、 事<br />

務 手 続 きの 短 縮 を 図 る。<br />

(3) 経 費 の 効 率 化 ・ 給 与 水 準 の 適 正 化 等 、 保 有 資 産 の 適 正 な 見 直 し<br />

(イ) 経 費 の 効 率 化<br />

運 営 費 交 付 金 を 充 当 して 行 う 業 務 については、 業 務 の 質 の 確 保 に 留 意 しつつ、 一 般 管<br />

理 費 及 び 業 務 経 費 ( 特 別 業 務 費 及 び 特 殊 要 因 を 除 く。)の 合 計 について、 平 成 24 年 度 比<br />

1.4% 以 上 の 効 率 化 を 達 成 する。ただし、 人 件 費 については 次 項 に 基 づいた 効 率 化 を 図<br />

10


ることとし、 本 項 の 対 象 としない。<br />

(ロ) 給 与 水 準 の 適 正 化 等<br />

給 与 水 準 については、その 適 正 化 に 計 画 的 に 取 り 組 むとともに、その 検 証 結 果 や 取 組<br />

状 況 を 公 表 する。また、 総 人 件 費 については、 政 府 の 方 針 を 踏 まえつつ 適 切 に 対 応 する。<br />

在 勤 手 当 については、 国 や 民 間 企 業 等 の 事 例 も 参 照 しつつ 見 直 しを 進 める。<br />

(ハ) 保 有 資 産 の 適 正 な 見 直 し<br />

詳 細 な 資 産 情 報 の 公 表 を 引 き 続 き 行 う。あわせて、 資 産 内 容 の 見 直 し、 保 有 資 産 の 必<br />

要 性 の 有 無 を 検 討 する。なお、 職 員 住 宅 については、 独 立 行 政 法 人 の 宿 舎 の 見 直 しに 係<br />

る 政 府 の 方 針 に 則 り、 適 切 に 対 応 する。また、 竹 橋 合 同 ビル 内 区 分 所 有 部 分 については、<br />

有 効 な 利 活 用 方 策 を 継 続 的 に 検 討 する。<br />

3. 予 算 ( 人 件 費 の 見 積 を 含 む。)、 収 支 計 画 及 び 資 金 計 画 ( 有 償 資 金 協 力 勘 定 を 除 く。)<br />

1 財 務 内 容 の 一 層 の 透 明 性 を 確 保 する 観 点 から、 引 き 続 きセグメント 情 報 の 開 示 方 法<br />

の 改 善 に 向 けた 検 討 ・ 準 備 を 進 め、 平 成 24 事 業 年 度 財 務 諸 表 において 見 直 し 後 の<br />

セグメント 情 報 を 開 示 する。<br />

2 引 き 続 き 自 己 収 入 の 確 保 及 び 適 正 な 管 理 ・ 運 用 に 努 める。<br />

3 なお、 平 成 24 年 度 補 正 予 算 ( 第 1 号 )により 追 加 的 に 措 置 された 運 営 費 交 付 金 及<br />

び 施 設 整 備 費 補 助 金 については、「 日 本 経 済 再 生 に 向 けた 緊 急 経 済 対 策 」( 平 成 25<br />

年 1 月 11 日 )において、 復 興 ・ 防 災 対 策 、 成 長 による 富 の 創 出 及 び 暮 らしの 安 心 ・<br />

地 域 活 性 化 のために 措 置 されたことを 認 識 し、 中 小 企 業 及 び 地 方 自 治 体 の 国 際 展 開<br />

支 援 等 に 係 る 技 術 協 力 並 びに 防 災 ・ 減 災 機 能 向 上 のための 施 設 改 修 に 活 用 する。<br />

4. 短 期 借 入 金 の 限 度 額<br />

一 般 勘 定 620 億 円<br />

有 償 資 金 協 力 勘 定 2,200 億 円<br />

理 由 : 一 般 勘 定 については、 国 からの 運 営 費 交 付 金 の 受 け 入 れ 等 が 3 カ 月 程 度 遅 延 した<br />

場 合 における 職 員 への 人 件 費 の 遅 配 及 び 事 業 費 の 支 払 い 遅 延 を 回 避 するため。<br />

有 償 資 金 協 力 勘 定 については、 借 入 金 償 還 と 貸 付 金 回 収 の 短 期 資 金 ギャップ、 財 投 機 関<br />

債 発 行 時 の 繋 ぎ、 貸 付 実 行 額 の 急 激 な 変 動 等 に 機 動 的 ・ 効 率 的 に 対 処 するため。<br />

5. 不 要 財 産 又 は 不 要 財 産 となることが 見 込 まれる 財 産 がある 場 合 には、 当 該 財 産 の 処<br />

分 に 関 する 計 画<br />

区 分 所 有 の 保 有 宿 舎 33 戸 を 譲 渡 し、これにより 生 じた 収 入 の 額 の 範 囲 内 で 主 務 大 臣<br />

が 定 める 基 準 により 算 定 した 金 額 を 国 庫 に 納 付 する。 広 尾 センターについては、 平 成<br />

11


25 年 度 末 までに 現 物 納 付 する。 所 沢 ・ 筑 波 構 外 ・ 駒 ヶ 根 構 外 の 職 員 住 宅 については、<br />

処 分 の 準 備 を 進 める。<br />

6. 剰 余 金 の 使 途 ( 有 償 資 金 協 力 勘 定 を 除 く。)<br />

剰 余 金 が 発 生 した 際 は、 中 期 計 画 の 達 成 状 況 を 見 つつ、 事 業 の 改 善 ・ 質 の 向 上 に 資 す<br />

る 業 務 及 び 施 設 ・ 設 備 の 整 備 に 必 要 な 経 費 に 充 てることとする。<br />

7.その 他 主 務 省 令 で 定 める 業 務 運 営 に 関 する 事 項<br />

(1) 施 設 ・ 設 備<br />

既 存 施 設 ・ 設 備 の 老 朽 化 等 による 必 要 性 を 踏 まえて、 整 備 ・ 改 修 を 実 施 する。<br />

(2) 人 事 に 関 する 計 画<br />

1 評 価 者 研 修 の 継 続 、 充 実 等 に 努 め、 年 1 回 の 勤 務 成 績 の 評 価 を 適 切 に 実 施 するとと<br />

もに、 前 年 度 の 評 価 結 果 を 適 切 に 処 遇 に 反 映 する。<br />

2 より 効 果 的 かつ 効 率 的 な 業 務 運 営 及 び 在 外 体 制 の 更 なる 強 化 に 向 け、 適 材 適 所 の 人<br />

事 配 置 を 実 施 する。<br />

3 職 員 のキャリア 開 発 に 係 る 相 談 体 制 を 拡 充 すべく 見 直 しを 図 る。あわせて、 金 融 等<br />

の 新 たな 事 業 ニーズも 視 野 に 入 れた 能 力 開 発 の 機 会 拡 充 について、 国 際 機 関 等 への<br />

出 向 も 含 め、 階 層 別 研 修 や 各 種 専 門 研 修 の 継 続 、 改 善 を 図 るとともに、コアスキル<br />

研 修 を 整 備 する。<br />

4 海 外 拠 点 勤 務 と 家 庭 生 活 の 両 立 に 向 けた 取 組 を 推 進 する。<br />

(3) 積 立 金 の 処 分 及 び 債 権 等 の 回 収 により 取 得 した 資 産 の 取 扱 いに 関 する 事 項<br />

1 前 中 期 目 標 期 間 繰 越 積 立 金 は、 直 前 の 中 期 計 画 においてやむを 得 ない 事 由 により 中<br />

期 目 標 期 間 を 超 える 債 務 負 担 としている 契 約 ( 有 償 資 金 協 力 業 務 を 除 く。)、 前 中 期<br />

目 標 期 間 中 に 発 生 した 経 過 勘 定 等 の 損 益 影 響 額 に 係 る 会 計 処 理 等 に 充 てることと<br />

する。また、 独 立 行 政 法 人 国 際 協 力 機 構 法 第 31 条 の 定 めるところにより 主 務 大 臣<br />

の 承 認 を 受 けた 額 については、 費 用 的 支 出 の 財 源 に 充 てることとする。<br />

2 前 中 期 目 標 期 間 中 に 回 収 した 債 権 又 は 資 金 で、 独 立 行 政 法 人 国 際 協 力 機 構 法 施 行 令<br />

( 平 成 15 年 政 令 第 409 号 ) 附 則 第 2 条 の 定 めるところにより 主 務 大 臣 の 承 認 を 受<br />

けた 金 額 については、 施 設 ・ 設 備 の 整 備 、 改 修 等 の 財 源 に 充 てることとする。<br />

12


独 立 行 政 法 人 国 際 協 力 機 構<br />

年 度 計 画<br />

予 算 別 表 1<br />

平 成 25 年 度 ( 平 成 25 年 4 月 1 日 ~ 平 成 26 年 3 月 31 日 )<br />

( 単 位 : 百 万 円 )<br />

区 別<br />

収 入 運 営 費 交 付 金 収 入 146,919<br />

施 設 整 備 費 補 助 金 等 収 入 0<br />

事 業 収 入 348<br />

受 託 収 入 1,472<br />

寄 附 金 収 入 120<br />

前 中 期 目 標 期 間 繰 越 積 立 金 取 崩 収 入 284<br />

計 149,143<br />

支 出 一 般 管 理 費 10,038<br />

(うち 特 殊 要 因 を 除 いた 一 般 管 理 費 ) 10,038<br />

業 務 経 費 137,513<br />

(うち 特 別 業 務 費 及 び 特 殊 要 因 を 除 いた 業 務 経 費 ) 136,633<br />

受 託 経 費 1,472<br />

寄 附 金 事 業 費 120<br />

施 設 整 備 費 0<br />

計 149,143<br />

[ 注 1] 四 捨 五 入 の 関 係 上 、 合 計 が 一 致 しないことがある。<br />

[ 注 2] 無 償 資 金 協 力 の 計 画 は、 閣 議 により 決 定 されるため、 独 立 行 政 法<br />

人 国 際 協 力 機 構 法 ( 平 成 14 年 法 律 第 136 号 ) 第 13 条 第 1 項 第 3 号<br />

イに 規 定 される 業 務 における 贈 与 資 金 に 関 する 予 算 、 収 支 計 画 及 び 資 金<br />

計 画 は 記 載 していない。<br />

[ 人 件 費 の 見 積 り]<br />

期 間 中 、11,975 百 万 円 を 支 出 する。<br />

ただし、 上 記 の 額 は、 役 員 報 酬 並 びに 職 員 基 本 給 、 職 員 諸 手 当 、 超 過 勤<br />

務 手 当 及 び 休 職 者 給 与 に 相 当 する 範 囲 の 費 用 である。<br />

[ 運 営 費 交 付 金 の 算 定 方 法 ] ルール 方 式 を 採 用


収 支 計 画 別 表 2<br />

平 成 25 年 度 ( 平 成 25 年 4 月 1 日 ~ 平 成 26 年 3 月 31 日 )<br />

( 単 位 : 百 万 円 )<br />

区 別<br />

費 用 の 部 149,482<br />

経 常 費 用 149,482<br />

一 般 管 理 費 9,925<br />

(うち 特 殊 要 因 を 除 いた 一 般 管 理 費 ) 9,925<br />

業 務 経 費 137,513<br />

(うち 特 別 業 務 費 及 び 特 殊 要 因 を 除 いた 業 務 経 費 ) 136,633<br />

受 託 経 費 1,472<br />

寄 附 金 事 業 費 120<br />

減 価 償 却 費 452<br />

財 務 費 用 0<br />

臨 時 損 失 0<br />

収 益 の 部 149,198<br />

経 常 収 益 149,150<br />

運 営 費 交 付 金 収 益 146,805<br />

事 業 収 入 300<br />

受 託 収 入 1,472<br />

寄 附 金 収 入 120<br />

資 産 見 返 運 営 費 交 付 金 戻 入 424<br />

資 産 見 返 補 助 金 等 戻 入 28<br />

財 務 収 益 48<br />

受 取 利 息 48<br />

臨 時 収 益 0<br />

純 利 益 (▲ 純 損 失 ) ▲ 284<br />

前 中 期 目 標 期 間 繰 越 積 立 金 取 崩 額 284<br />

目 的 積 立 金 取 崩 額 0<br />

総 利 益 (▲ 総 損 失 ) 0<br />

[ 注 ] 四 捨 五 入 の 関 係 上 、 合 計 が 一 致 しないことがある。


資 金 計 画 別 表 3<br />

平 成 25 年 度 ( 平 成 25 年 4 月 1 日 ~ 平 成 26 年 3 月 31 日 )<br />

( 単 位 : 百 万 円 )<br />

区 別<br />

資 金 支 出 170,784<br />

業 務 活 動 による 支 出 149,030<br />

一 般 管 理 費 9,925<br />

(うち 特 殊 要 因 を 除 いた 一 般 管 理 費 ) 9,925<br />

業 務 経 費 137,513<br />

(うち 特 別 業 務 費 及 び 特 殊 要 因 を 除 いた 業 務 経 費 ) 136,633<br />

受 託 経 費 1,472<br />

寄 附 金 事 業 費 120<br />

投 資 活 動 による 支 出 113<br />

固 定 資 産 の 取 得 による 支 出 113<br />

財 務 活 動 による 支 出 303<br />

不 要 財 産 に 係 る 国 庫 納 付 による 支 出 303<br />

国 庫 納 付 金 による 支 払 額 0<br />

翌 年 度 への 繰 越 金 21,337<br />

資 金 収 入 170,784<br />

業 務 活 動 による 収 入 148,859<br />

運 営 費 交 付 金 による 収 入 146,919<br />

事 業 収 入 348<br />

受 託 収 入 1,472<br />

寄 附 金 収 入 120<br />

投 資 活 動 による 収 入 967<br />

施 設 整 備 費 補 助 金 による 収 入 0<br />

固 定 資 産 の 売 却 による 収 入 349<br />

貸 付 金 の 回 収 による 収 入 618<br />

財 務 活 動 による 収 入 0<br />

前 年 度 からの 繰 越 金 20,957<br />

[ 注 ] 四 捨 五 入 の 関 係 上 、 合 計 が 一 致 しないことがある。

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