セイカノートNo.01 - 京都精華大学

魂 の 奥 底 から 湧 き 出 る 衝 動 に 突 き 動 かされ、
見 たこともない 場 所 に 行 こうとすること。
小 ざかしい 計 算 や 古 い 常 識 をうちすて、
京 都 でロック
に 出 会 え !
こんなにいろんな 音 楽 があるのに、
なんで、いまごろロックなんだ?
特 集 1
なんで、いまごろロックなんだ?
おそらく、きみはそう 思 っただろう。
でも、ロックはi-Podの 分 類 におさまっちゃうような、
音 楽 ジャンルのことじゃない。
たったひとりでも 世 界 と 闘 おうとすること。
たったひとりでも 世 界 と 闘 おうとすること。
もっと 深 いところで、 誰 かとつながろうとすること。
その 行 為 のすべてが、ロックだ。
もっと 深 いところで、 誰 かとつながろうとすること。
その 行 為 のすべてが、ロックだ。
そして、この 街 には、そういうほんとうのロックがあふれている。
いままで 聴 いたこともない、
まったく 新 しい 音 を 奏 でるバンドが 次 々に 登 場 しては、
あちこちで 表 現 の 場 所 をつくろうとする 動 きが 生 まれているし、
家 族 とか 会 社 とか 友 だちとか、そんな 枠 組 みに 納 まりきらないかたちで
人 と 人 がつながろうとしている。
大 学 のキャンパスに。 鴨 川 の 川 べりに。 神 社 の 境 内 に。
──この 街 では、あらゆる 場 所 にロックが 流 れている。
だから、
きみは 覚 悟 しておいたほうがいい。
いつか、 京 都 にやってきたら、きみはきっとロックに 出 会 ってしまうから。
そして、 出 会 ってしまったら、もう、その 魅 力 から 逃 げられない。
001

『 京 都 音 楽 博 覧 会
2009 IN 梅 小 路 公 園 』
今 年 で3 回 目 。 京 都 駅
から 歩 いて 約 15 分 の 芝
生 公 園 で 開 催 され、 隣
の 梅 小 路 蒸 気 機 関 車 館
から、ポーッと 汽 笛 が
聞 こえたりするなど、
都 市 型 だけどのどかな
野 外 フェス。 今 年 は、
くるりをはじめ、 矢 野
顕 子 、 奥 田 民 生 、ふち
がみとふなと、 石 川 さ
ゆりまでが 出 演 する。
●9 月 22 日 ( 祝 )12:00 ~
/ 京 都 梅 小 路 公 園 ・ 芝 生
広 場 /0180-99-6611【 京
都 音 楽 博 覧 会 事 務 局 】
くるりのチカラ、 京 都 のチカラ。
1『もしもし』
2『Tower of Music Lover』
3『 魂 のゆくえ』
003
いまではレア・アイテ
ム? 97 年 に1000 枚 限 定
のインディーズでリリ
ースされた6 曲 入 『も
しもし』1。そして、
京 都 タワーがジャケ 写
になったベスト 盤 2は
06 年 発 表 。 最 新 作 は、
ニューヨークでレコー
ディングされた『 魂 の
ゆくえ』3。ちなみに、
全 国 ツアー「とろみを
感 じる 生 き 方 」も 決 定
している。
び 組 だ は や て な 行 励 貸 彼 の 生 い れ の 映 じ で 愛 ひ と し ッ ま
込 ん 。 京 っ そ く い 錯 む し ら ナ 」 。 は C 画 ゃ も す と こ そ て ク ざ
ん で き 都 ぱ ん る の 誤 京 ス の ン と 一 M に な い べ つ ろ し き へ ま
で 、 み の り な 。 で と 都 タ 探 バ い08 年 向 で 出 い う き あ で て た の な
み そ も ロ い 風 は い の ジ 求 ー う に に 曲 演 だ べ ア げ 彼 京 。 リ や
て の 京 ッ ま に 、 ま 学 オ 心 も 赤 は 変 が し ろ き カ る ら 都 ス り
は 渦 都 ク で 考 と だ 生 で だ 発 裸 「 わ 流 て う 〝 抜 な の 出 ペ か
ど の で バ も え い 何 バ 日 け 表 々 京 る れ も か 素 け ら 魅 身 ク た
う な バ ン 、 て う も ン 夜 を 。 な 都 気 て 、 。 〟 な 、 力 、 ト で
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002

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インタビュー:シゼンカイノオキテ
くるりのレーベルNOISE McCARTNEYからもリリース、 実 際 に
くるりも 影 響 を 受 けたと 公 言 するBad Stuff・ 森 島 映 によるニュ
ーウェーブバンド。ちなみに、 森 島 は 京 都 では 知 る 人 ぞ 知 る(?)
『 新 やきめし 新 聞 』の 発 行 者 でもある。
騒 音 寺
AUX
94 年 結 成 。 京 都 のディープな 魔 界 ロック・シーンの 兄 貴 的 存 在 !
ボーカルのNABE 率 いる 妖 気 漂 う&セクシーダイナマイトなロ
ックンロールバンド。ド 迫 力 のパフォーマンスの 裏 には 泣 ける
名 曲 も 多 数 。 昨 年 はベスト 盤 もリリースされている。
京 都 ロック、 増 殖 中 。
スーパーノア
03 年 、 大 学 の 音 楽 サークルで 結 成 。いま、もっとも 注 目 株
といえる、 京 都 の 次 世 代 型 実 力 派 ロックバンド。7 月 にア
ルバム『 雨 の 惑 星 、ステレオの 向 こう』を 発 売 。もともと
インストバンドだったそうで、 奇 妙 な 変 拍 子 もおもしろい。
ボーカルの 桜 井 まみとトラックメイカ
ー 吉 賀 大 介 を 中 心 にサポートを 加 えて
活 動 中 。ボーカル 桜 井 のウィスパーボ
イスが 織 りなす 陶 酔 型 のエレクトロニ
カ 唄 は、いわば、あっちの 世 界 の 夢 の
なかミュージック。 結 成 は03 年 。
街
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現 在 進 行 形 のバンドの 素 顔 。
プパボーンファ
ミリー
005
シゼンカイノオキテ 03 年 頃 に 結 成 。 自 主 制 作 音 源 を 経 て、07 年 12 月 に『 読 みかけの 本 を 置 く』(ハナマ
ウイレコーズ)を 発 表 。そのバンド 名 をはじめ、 曲 名 も「 税 務 署 の 沈 黙 員 」「 佐 野 日 記 」など 独 特 の 詩 世 界
に 轟 音 が 衝 突 する 女 × 男 × 女 の3ピースロックバンド。 写 真 左 から 佐 野 ユズル、 花 田 マイ、 吾 妻 トモエ。
INTER
VIEW
02 年 から 活 動 する「ポックン
ロールバンド」。3ボーカルで
三 者 三 様 に 曲 をつくるため、
聴 く 曲 によって 印 象 はまちま
ち。でもだいたい 要 約 すれば、
轟 音 +カワイイ+フォーキー
な 詩 。ちなみに、プパボーン
とは 教 授 の 名 前 だとか。
ラヴラヴスパーク
紆 余 曲 折 を 経 て、 今 は 長 谷 川 一 志 のソロ 弾 き
語 りユニット。 弱 い 男 テイストをにじませ
て 日 常 生 活 を 歌 う。 様 々なライブ 会 場 に 出 没 、
京 都 音 楽 シーンの 目 撃 者 としての 一 面 も。
とりあえず、「サンキュー」は 名 曲 。
004

こんな 場 所
からでも 京
都 ロック。
ライブハウスは 当 たり 前 として、
思 いがけない 場 所 でもロックに 出
会 えるのが 京 都 の 面 白 さ。それは
もう、ちょっとびっくりするくら
いの 自 由 きままぶりです。
鴨 川
出 町 柳 そばの 三 角 州 で『 鴨 川 歌 う
たいまつり』が 開 催 されたり、か
つて『 鴨 川 ロックフェスティバル』
なるフリーダムなイベントも。こ
の 日 もシンガーソングライターの
柴 山 竜 介 さんに 遭 遇 ! ちなみに、
出 町 柳 駅 前 にあるレンタサイクル
店 店 長 さんでもあります。
かつて、ゆらゆら 帝 国 やクラムボン、DEERHOOF
なども 出 演 。 有 名 無 名 ジャンルを 問 わずのナイス
ブッキングと、ボランティア 中 心 の 手 作 り 感 がみ
ごとに 融 合 した、 京 都 の 名 物 フェス。 今 年 は 本 祭
の 他 にもイベント 多 数 。10 月 17 日 ( 土 )・18 日 ( 日 )/
13:00 / 京 都 KBS ホール/☎075-211-4879【にし
き 屋 】※10/10( 土 )~ 12( 祝 )『nano BOROFESTA』、
10/16( 金 )・ 17( 土 )『BOROFESTA midnight』も。
http://borofesta.recommuni.jp/
『BOROFESTA ʼ09』
に て ら け で っ れ の ゃ の も タ
よ こ 、 継 、 て た 音 ひ な 音 し を
く と ラ が 京 い 種 楽 と い 楽 か 経
あ も イ れ 都 く が フ つ か シ し た
る 、 ブ て ロ 。 ま ェ の っ ー た 子
話 京 で き ッ そ た ス ラ て ン ら が
。 都 人 た ク ん 次 。 イ ( が 京 増
じ 生 の は な へ そ ブ 笑 変 都 え
ゃ 変 だ 脈 や と こ 、 )
」
わ の て
フ わ 。 々 り つ で ひ 。 る 、 い
ツ る だ と か な 蒔 と ん 関 く
ー っ か 受 た が か つ じ 西 と
、
JJ 3ピースバンド、Limited Express(has
gone?)リーダー。10/10には 約 5 年 ぶりの
アルバム『LTD』を 発 売 。
界 が ん た を の ッ に 最 っ テ ト え で よ 主 し と フ け 意 を に ン え ト し い 囲 で 出 ャ い き は コ ェ は
「
カ
に 卒 な り 向 地 フ 興 初 て ィ
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を る は う 宰 ろ い と ば 識 重 な ド ば で た ! 気 手 演 ー く た 関 ー ス ル 2
入 業 大 。 け 場 を 味 は 次 ア
と い 係 ド 『 」
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支 ボ 、 に の く う 一 ボ が ね っ を ク き 。 「 が 作 。 バ
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っ し 学 し て で 毎 が メ に ・
り そ ン い バ な 会 ボ と と
え ラ い 、 ひ な こ 緒 ラ 変 る た 呼 ラ て 自 最 と
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人 分 初 運 れ ド う ン く 社 ロ は 自
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だ こ ボ 気 た は 営 で や や ド 、 や フ じ 分
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ボ ど か だ よ る う 子 な る フ フ J ん と ス き だ ど に み あ が む も ゆ て 外 方 声 分 ベ っ ち
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ス 心 京
ロ ん ら い う 音 ち が 音 ん と 「 が 0 ェ J で て を て ん 毎 一 た る リ し 気 る 、 勢 で を た ン た で
タ に 都
フ 音 、 た に 楽 に 、 楽 で の ボ イ 人 ス が す も つ
・ス、
だ 年 生 い 、 ス ゃ 持 ~ あ ま 、 か ち タ 音 で
』
な の
ェ 楽 彼 い な に 京 ス だ す 関 ラ ベ を タ 言 よ お く タ 気 ん 、 懸 な た ペ ら ち い く で メ け が ー 。 楽 き っ ロ
ス 業 ら み っ 目 都 タ け よ 係 ン ン 超
』
う 」 も る
。
ッ づ と 回 命 バ と ク で い 雰 ま が ジ て 聴 と レ フ る て ー
。
、
京 都 ロックの 生 まれる 場 所 。たとえ
ば、ボロフェスタ。
大 会
ライブスペース&カフェにして 映
画 上 映 やゲーム 大 会 も、と 攻 めの
姿 勢 を 見 せる 西 院 の 自 由 謳 歌 空 間 。
地 元 アーティストはもちろん、 歌
い 手 ・ 七 尾 旅 人 にインディーズ 芸
人 の 村 越 周 司 まで 多 数 出 演 。 持 ち
込 み 企 画 も 随 時 募 集 中 。● 京 都 市
右 京 区 西 院 東 貝 川 町 30 ホワイト
ゴ ー ビ ル4F ☎075-313-3999
http://www.ca febar-taikai.com/
007
VIVA LA MUSICA
北 白 川 エリアにある「Afro Rock ギャラリー、ショップ、スタジオ
酒 場 」。AUX(→P004)による『 新 を 備 えた 京 都 精 華 大 学 によるアー
月 祭 』などのライブや、ブラジル、 トスペース。『Presentation』と 題
サンバ、アフリカンミュージック
などのイベントが。 店 内 にはタイ
コが 多 数 でつい 叩 きたくなる?●
京 都 市 左 京 区 一 乗 寺 塚 本 町 106-2
白 川 ビルBF ☎075-723-3297
shin-bi
した 音 楽 イベントでは、ショッピ
ングビル 内 とは 思 えない 実 験 的 で
多 彩 な 顔 ぶれが 出 演 。● 京 都 市 下
京 区 烏 丸 通 四 条 下 ル 水 銀 屋 町 620
COCON 烏 丸 3F ☎075-352-0844
METRO
有 象 無 象 のオモシロ・イベントを
抱 え 込 む、 京 都 を 代 表 するクラブ。
名 物 イベント『 僕 の 京 都 を 壊 して』
のような、 衝 動 的 にロッキンなラ
イブ 企 画 も 開 催 。● 京 都 市 左 京 区
川 端 丸 太 町 下 ル 京 阪 神 宮 丸 太 町 駅
2 番 出 口 恵 比 寿 ビルBF ☎075-7
52-4765 http://www.metro.ne.jp/
006

京 都 の 名 物 書 店 ・ガケ 書 房 SELECT ツン 読 ロック 本 69 冊 。
京 都 ・ 北 白 川 に は 岩 ( ロ ッ
ク!)だらけの 外 観 に 車 が 突
っ 込 んでるという、トンデモ
ない 見 た 目 をした 本 屋 さんが
ある。 左 京 区 名 物 、ガケ 書 房
だ。インパクト 大 な 外 観 に 負
けず 劣 らず、 独 自 セレクトの
本 棚 も 個 性 的 。そんなガケ 書
房 、 山 下 賢 二 店 長 が 選 ぶロッ
ク 本 の 基 準 とは? 「 便 宜 上
のロック、もしくはアートと
いう 言 葉 を 全 く 信 用 していな
い。そういうロックを 名 乗 る
ことほどロックから 遠 いもの
はない。 僕 が 思 うロックとい
うのは、 衝 動 からくる 行 動 と
か、 継 続 していく 力 とかベク
トルがブレていない 状 態 。 違
和 感 や 存 在 感 が 大 事 ですね」。
そんなこんなで 選 ばれた69 冊 。 小 松 左 京 『 題 未 定 』 実 業 之 日
とくとご 覧 アレ。
ロック 魂 が
宿 る69 冊 。
1 都 築 響 一 『デザイン 豚 よ 木
に 登 れ』2『 現 代 美 術 場 外 乱
闘 』 洋 泉 社 3 根 本 敬 『 映 像
夜 間 中 学 講 義 録 』K&B( 日 常
の 延 長 線 上 のどこかにある 非
社 会 の 入 口 )4 植 地 毅 『 絶 滅
危 惧 ビデオ 大 全 』 三 才 ブック
ス5 大 宮 司 朗 『 霊 符 全 書 』 学
習 研 究 社 (お 札 の 書 き 方 。 異
世 界 への 扉 )6 津 田 一 郎 『ザ・
ロケーション』 晩 声 社 (ポル
ノ 映 画 のロケ 現 場 をルポ。ポ
ルノ 映 画 とプロレスはロック
人 脈 の 宝 庫 )7 千 松 信 也 『ぼ
くは 猟 師 になった』リトルモ
ア 8ダス+ファウンデーシ
ョン『ビー・ヒア・ナウ』 平
河 出 版 社 ( 突 然 色 が 変 わった
り 図 が 入 ったり。 造 本 ふくめ
て 発 想 がトンでる)9 石 黒 敬
章 『 幕 末 明 治 の 肖 像 写 真 』 角
川 学 芸 出 版 ( 幕 末 の 最 先 端 。
びしっと 着 替 える 心 意 気 )!0
深 沢 七 郎 『 生 きているのはひ
まつぶし』 光 文 社 !1 深 沢 七
郎 対 談 集 『 盲 滅 法 』 創 樹 社 ( 言
うことなすこと 世 のなかをな
めてる 感 じがすばらしい)!2
本 社 !3『 土 屋 耕 一 全 仕 事 』
マドラ 出 版 !4 稲 垣 足 穂 『 足
穂 拾 遺 物 語 』 青 土 社 !5 高 部
雨 市 『 笑 撃 !これが 小 人 プロ
レスだ』 現 代 書 館 ( 社 会 から
迫 害 されてきた 存 在 。その 生
き 様 )!6 筑 紫 哲 也 監 修 『たけ
し 事 件 』 太 田 出 版 (ブラウン
管 の 中 の 超 人 気 者 が 事 件 を 起
こして、 新 聞 で 犯 罪 者 として
顔 写 真 が 載 るという 事 象 )!7
『 初 期 のいましろたかし』 小
学 館 !8 若 松 孝 二 『 俺 は 手 を
汚 す』ダケレオ 出 版 ( 言 うこ
とやること、 無 頼 漢 とは 彼 の
こと)!9ライヒ 著 作 集 『きけ
小 人 物 よ!』 太 平 出 版 社 ( 叩
きつけるような 言 葉 。 赤 瀬 川
原 平 の 絵 、 粟 津 潔 の 装 丁 もぶ
っとんでいる)@0『 堀 井 博 次
グループ 全 仕 事 』マドラ 出 版
( 社 会 の 足 元 をすくうような
CMをつくってきた 人 )@1 内
澤 旬 子 『 世 界 屠 畜 紀 行 』 解 放
出 版 社 @2 高 月 靖 『 南 極 1 号
伝 説 』バジリコ @3ガリバー
+ 木 村 英 輝 『TOOMUCH』(70
年 代 の 熱 い 熱 気 がそのままな
デッドストック 本 )@4 大 野 一
雄 『 百 年 の 舞 踏 』フィルムア
ート 社 ( 大 野 一 雄 はまさに「や
り 続 けてる 人 」。 写 真 でも 十
分 納 得 させる 力 がある→%3
も)@5 小 沢 昭 一 + 永 六 輔 『 陰
学 探 検 』 創 樹 社 ( 永 六 輔 はア
バンギャルドだった。この 本
は 下 ネタばかり)@6 長 尾 謙 一
郎 『バカ 田 バカ 助 の 挑 戦 』 白
夜 書 房 ( 初 期 衝 動 だらけの 漫
画 。まったく 理 路 整 然 ではな
いのに、 納 得 させられる)@7
ホフマン『ぼうぼうあたま』
銀 の 鈴 社 @8『 南 方 熊 楠 菌 類
図 鑑 』 新 潮 社 @9『ハードス
タッフ』 先 鋭 疾 風 社 (15 年 ぶ
りに 出 た 硬 派 ミニコミ。 特 集
も 関 西 パンクの 林 直 人 )#0ブ
コウスキー『ありきたりの 狂
気 の 物 語 』 新 潮 文 庫 #1 岡 本
太 郎 『 自 分 の 中 に 毒 を 持 て』
青 春 出 版 社 #2 佐 野 洋 子 『 私
はそうは 思 わない』ちくま 文
庫 ( 意 外 と 反 骨 の 作 家 。なか
なかイエスと 言 わない)#3 澁
澤 龍 彦 『 幸 福 は 永 遠 に 女 だけ
のものだ』 河 出 文 庫 #4『エ
ドガー・アラン・ポー 短 篇 集 』
ちくま 文 庫 #5 寺 山 修 司 『 書
を 捨 てよ、 町 へ 出 よう』 角 川
文 庫 #6 中 原 昌 也 『 子 猫 が 読
む 乱 暴 者 日 記 』 河 出 文 庫 #7
三 島 由 紀 夫 『 不 道 徳 教 育 講 座 』
角 川 文 庫 #8 宮 武 外 骨 『 面 白
半 分 』 河 出 文 庫 #9 赤 瀬 川 原
平 『 東 京 ミキサー 計 画 』ちく
ま 文 庫 $0 日 沼 エイスケ『あ
る 死 刑 囚 の 性 歴 』 河 出 文 庫
$1 三 上 寛 『 愛 と 希 望 に 向 かっ
て 撃 て』 教 養 文 庫 $2 大 熊 一
夫 『ルポ 精 神 病 棟 』 朝 日 文 庫
( 患 者 を 装 って 精 神 病 院 へ 潜
入 したルポ)$3アッシュクロ
フト『 人 間 はどこまで 耐 えら
れるのか』 河 出 文 庫 $4 植 村
直 己 『 植 村 直 己 妻 への 手 紙 』
文 春 新 書 (まさにぶれない 人 、 福 音 館 書 店 ^0『 飯 島 市 朗 傑
植 村 直 己 が 奥 さんに 伝 えた 愛
のことば)$5シャルドンヌ
『 愛 をめぐる 随 想 』 新 潮 文 庫
$6 平 野 威 馬 雄 『 陰 者 の 告 白 』
ちくま 文 庫 ( 仏 文 学 者 の 薬 物
体 験 記 )$7 福 田 洋 『 三 菱 銀 行
人 質 強 殺 事 件 』 教 養 文 庫 (ほ
んとうに 反 社 会 的 な 犯 罪 者 を
どう 考 えるか)$8シング『 狼
に 育 てられた 子 』 福 村 出 版
$9シオラン『 生 誕 の 災 厄 』 紀
伊 國 屋 書 店 ( 学 生 運 動 をして
た 人 たちが 読 みあさった 本 。
言 葉 の 命 令 口 調 が 今 は 新 鮮 )
%0 柄 本 明 『 必 ず 試 験 に 出 る 柄
本 明 』PARCO 出 版 %1 平 田 実
『ゼロ 次 元 』 河 出 書 房 新 社 %2
『 野 宿 野 郎 5 号 』( 女 性 編 集 長
の 体 当 たりに 乾 杯 !)%3『 大
野 一 雄 稽 古 の 言 葉 』フィル
ムアート 社 %4 谷 川 俊 太 郎 『う
つむく 青 年 』サンリオ 出 版 ( 実
は 意 地 悪 で 辛 口 な 詩 人 )%5『ブ
ラックユーモア 選 集 6 外 国
篇 』 早 川 書 房 %6 風 忍 『ガバ
メントを 持 った 少 年 』 太 田 出
版 ( 脳 みそがはれてる 感 じの
漫 画 )%7 筒 井 康 隆 『 筒 井 康 隆
漫 画 全 集 』 実 業 之 日 本 社 %8
赤 塚 不 二 夫 『ギャグゲリラ』
ごま 書 房 ( 赤 塚 不 二 夫 は 短 編
漫 画 こそ。その 日 の 気 分 で 話
が 進 む 感 じ)%9『にほんご』
作 集 1 トルコ 星 座 の 男 た
ち』グッピー 書 林 ^1 辰 巳 ヨ
シヒロ『 大 発 見 』 青 林 工 藝 舎
^2『 岡 田 史 子 作 品 集 ガラス
玉 』 飛 鳥 新 社 ( 絵 の 存 在 感 が
スゴイ。 冷 たいナイフで 刺 さ
%7
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^8
008
れる 感 じ)^3 石 森 章 太 郎 『ジ
ュン』 朝 日 ソノラマ(かっこ
いい 構 図 、アバンギャルドな
展 開 )^4『 溺 死 ジャーナル
501』(1ページ1ページに 思 い
が 濃 縮 したミニコミ)^5『ア
ウトサイダー・アート』 求 龍
堂 ^6『Love is 永 田 助 太 郎 と
戦 争 と 音 楽 』 震 災 ・まちのア
ーカイブ ^7 石 黒 健 治 『 沸 騰
時 代 の 肖 像 』 文 遊 社 (60 年 代
の 俳 優 や 文 化 人 を 撮 った 写 真
集 。いまよりもっと 浮 世 離 れ
した 存 在 感 )^8 日 本 歴 史 シリ
ーズ『 現 代 』 世 界 文 化 社 ^9
『HAIR ZINE 2 号 』POPDROME
SERVICE( 女 性 作 者 による 陰
毛 がテーマのジン)
雑 誌 、マンガ、 文 庫 本
からミニコミ、CD、 古 本 まで。 店
内 ライブも 含 めてすべてがオモロ
イ、 街 の 本 屋 。● 京 都 市 左 京 区 北
白 川 下 別 当 町 33 12:00 ~ 22:00
不 定 休 ☎075-724-0071
5
6
7 8
9
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^6
^7
009

011
京 都 発 、「ロック 自 身 」という
メディア。
星 人 & 京
氏 ・ イ 都
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星
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大
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学
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み 発 文
に 行 字
、
結 成 16 年 、 京 都 が 誇 るトランス、アンビエント、サイケ 好 きもノれるインストバンド。5 年 ぶりのフルアルバム『THE
WHOLE WORLD IS SACRED SOUND MUSIC TOUCHES YOU』(JAPONICA / 2,520 円 )を 発 売 したばかり。
今 年 4 月 にリニューアルしフードも 充 実 。 週 末 にはパーティーが 開 催 されることも。06 年 オープン。● 京 都 市 中
京 区 寺 町 通 御 池 上 ル 上 本 能 寺 前 町 476 アシストビルB1 12:00 ~ 21:00(カフェは11:30 ~ 23:30) 無 休 ☎075-211-8580
野 性 味 あふれる 音 は 地 域 密 着 スタイルから。
店 内 の 約 半 分 のスペースにカフェを 併 設 するJAPONICAはブラックミ
ュージック、といってもドス 黒 い、またはそのフィーリングを 持 ったダ
ンスミュージックやダブ、テクノなどを 扱 うセレクトレコードショップ。
お 店 がもつレーベルから 最 近 リリースされたのが、 精 華 大 で 結 成 された、
ジャズ、ファンクをベースに、 野 生 味 あふれるウネリをもつバンド、
SOFT。 理 由 をうかがえば「そこにSOFTがいたから( 笑 )。 最 初 は
JAPONICAで 会 ったりしてコミュニケーションをとるようになって。メ
ンバーが 自 分 の 子 どもと 一 緒 にお 店 に 来 てくれたり。コミュニティとい
うかファミリーみたいなもの?」とスタッフの 矢 田 和 生 さん。ほかにも、
ずばりな 名 前 のBASED ON KYOTOのレコードを 制 作 したりと、まさにロ
ーカルに 根 ざしたやり
方 でイイ 音 を 発 信 して
いる。 実 際 、 子 どもを
連 れて 来 れるレコード
ショップってあんまり
聞 いたことないでしょ。
JET SET
SOFT
80kidz
京 都 のレコ 屋 でこの 1 枚 。
気 軽 なコラボから 一 躍 メジャーに。
河 原 町 三 条 にあるレコードショップJET SET。 毎
週 到 着 する 新 しいダンスミュージックや、 国 内 外 の
知 られざるポップ・ミュージックにロック、ヒップ
ホップ、ジャズなどなど、 京 都 が 誇 るヴァイナル・
JAPONICA
メガ・ストアだ。いわゆるメジャーのレコード 会 社 は 何 をやっ
てたの?というくらい、ほとんどmyspaceだけで 一 躍 海 外 のク
ラブシーンとも 共 鳴 、いきなりヨーロッパツアーも 敢 行 、と 今
や 飛 ぶ 鳥 を 落 とす 勢 いのエレクトロ・ユニット80kidzも、JET
SETレーベルからのオリジナル・リリースで 始 まった。しかし
その 理 由 は 実 に 単 純 なもの。というのも 店 長 の 小 堺 彰 夫 さんい
わく「メンバーがうちのスタッフだった、ということもあって」。
まるで 畑 をもつ 八 百 屋 みたいな 話 じゃないですか。そして、
2009 年 、80kidzはタワレコのフリーマガジン『bounce』の 表 紙 に。
「お 客 さんがこういうものを 聴 きたいんじゃないか」の 精 神 で、
いつもJET SETから 新 しい 音 が 生 まれている。
JUNとAli&とMAYUによるジャパニーズ・エレクトロ・ユニット。08 年 のデビュー 盤 「DISDRIVE EP」はすでに 完 売 。 現 在
1stアルバム『THIS IS MY SHIT』(KIDZ REC. / 2,520 円 )が 発 売 中 。 浜 崎 あゆみのリミックスも 手 がけた。
98 年 にオープン。 店 内 ではいつもいい 音 がぶりぶりと。ここでしか 買 えない 自 主 制 作 盤 やミックスCD、Tシャツなども。
● 京 都 市 中 京 区 河 原 町 通 三 条 上 ル 下 丸 屋 町 410 ユニティ 河 原 町 ビル6F 13:00 ~ 21:00 無 休 ☎075-253-3530
独
自
の
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発
信
を
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京
都
の
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信
で
は
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え
ま
せ
ん
。
人
気
の
2 店
で
旬
の
音
を
探
し
ま
し
た
。
010

関 西 から 世 界 へ。ドラム77 台 の 衝 撃 !
ボアダムス ヤマタカEY を 中 心 に
1986 年 結 成 。メンバーのYoshimiは
京 都 精 華 大 学 出 身 。88 年 、 当 時 のN
Y 最 先 鋭 バンド、プッシー・ガロア、
ソニック・ユースの 来 日 公 演 で 共 演 。
一 躍 、その 名 が 衝 撃 を 持 って 世 界 中
に 伝 えられた。 以 来 、メンバーを 入 れ
替 えながらも 国 内 外 で 活 躍 。08 年 に
精 華 大 40 周 年 を 記 念 して 行 われたラ
イ ブ も 大 盛 況 。『77BOADRUM』は
DVD +CD 音 源 がcommmonsか ら 発
売 中 。※http://www.boredoms.jp
013
2007 年 7 月 7 日 午 後 7 時 7 分 。まだ 夏 の 日 差 しが 残 るニューヨーク・ブルックリン 橋 たもと
で、77 台 のドラムが 一 斉 に 叩 き 鳴 らされた! 渦 巻 き 状 に 並 んだドラムセットの 中 心 に
は、EY を 中 心 としたボアダムスのメンバー。この 音 楽 的 ビッグバンともいうべきフリ
ーライブは、 当 然 、 世 界 的 な 事 件 として 報 道 された。そして08 年 8 月 8 日 にはドラム88 台 で、
ロサンゼルスとニューヨーク 同 時 開 催 。とにかく、 関 西 が 生 んだ 宇 宙 的 原 始 的 バンド、
ボアダムス。その 名 前 を 見 かけたら、 何 はさておき、 駆 けつけるべし。 彼 らのライブは
常 に 音 楽 史 を 更 新 し 続 けているのだから。
012

で
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大
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く
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道
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〟 、 の う パ 代 西 │
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山
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り
が
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〟
に
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いつもここが
はじまりだった
── 京 都 ロック 史 。
どうして 京 都 はロックの 聖 地 なのか。その 理 由 を 歴
015
バリケードストラ
イキは 祭 なのだ !
1969 年 。ときは 学 生 運 動 の 真 っ 最 中 。
学 校 の 入 り 口 にバリケードをつくっ
て 大 学 を 占 拠 。というなかで、 京 大
では「バリ 祭 」(=バリケードスト
ライキ 祭 )が 開 催 。もはや 京 都 では
学 園 闘 争 もライブあり、パフォーマ
ンスありのお 祭 だった!
ポリスと 真 剣 しゃ
べり 場 !
70 年 代 半 ばから 西 部 講 堂 連 絡 協 議 会
が 中 心 となって 自 主 運 営 ・ 自 主 管 理
されていた 京 大 西 部 講 堂 。イギリス
の 人 気 ロックバンド、ポリスのライ
ブがプロモーター 主 導 のものとわか
るや、 協 議 会 のメンバーが 本 番 中 に
乗 り 込 んで 演 奏 をストップさせた
( 討 論 後 、 続 行 )。 熱 い!
「1983・5・21」
って 何 かの 暗 号 ?
「1983・5・21」とだけ 書 かれた 謎 の
ステッカーが 全 国 の 街 に 張 り 巡 らさ
れた。 仕 掛 けたのは 京 都 の 先 鋭 的 フ
ァンクバンド、EP-4。レコード『 昭
和 崩 御 』 発 売 を 記 念 して(タイトル
問 題 で 発 売 禁 止 に)のゲリラ・プロ
モーションだった。
これで 君 も 京 都 ロック 通 !?
KYOTO ROCK 事 件 簿
ロックの 神 様 、
叫 ぶ !
右 頁 でも 紹 介 した“Z 焼 き”で 京 都 に
迎 えられたロックの 神 様 、フランク・
ザッパ。 西 部 講 堂 でのライブ 中 に「グ
レイト・スペース」と 叫 んだのはロ
ック 通 のあいだでは 有 名 な 話 。
ザ・スターリン
is coming!
80 年 に 結 成 された 遠 藤 ミチロウ 率 い
るパンクバンド、ザ・スターリン。
豚 の 臓 物 を 投 げつけ、 全 裸 で 放 尿
……などで 数 々のホールを 出 入 り 禁
止 になった 彼 らが、1983 年 に 関 西 パ
ンクの 雄 、 非 常 階 段 と 西 部 講 堂 で 合
体 ライブ! 名 付 けて“スター 階 段 ”。
パンクの 歴 史 的 な 夜 になった。
INCIDENTS
地
元
の
お
ば
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交
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け
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憶
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る
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継
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ま
っ
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に
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し
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人
が
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加
し
た
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宿
西
口
の
反
名
を
は
せ
る
理
由
は
、
こ
れ
だ
け
史 のなかに 探 ってみた。 教 科 書 には 載 っていない、
京 都 の 奥 深 いロック 史 とは!?
止
・
放
送
禁
止
処
分
を
連
発
し
た
も
大
き
な
支
持
を
受
け
、
7
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0
京
都
が
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激
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で
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売
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け
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手
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京
都
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信
源
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MOJO WEST』
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京
都
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ム
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え
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71 年
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行
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生
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こ
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KYOTO JAZZ MASSIVE、
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原
点
が
京
都
の
一
に
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MONDO GROSSO、
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驚
き
と
歓
喜
の
坩
堝
へ
と
変
え
『
拾
得
』
や
『
磔
磔
』
と
い
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た
と
称
さ
れ
、
こ
の
勢
い
は
大
沢
伸
イ
ベ
ン
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を
仕
掛
け
て
は
、
街
中
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ち
か
ら
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れ
る
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ウ
ェ
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ブ
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京
都
パ
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た
ち
が
奇
想
天
外
な
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で
と
し
て
数
々
の
ミ
ュ
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ジ
シ
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ン
し
か
し
、
京
都
で
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学
生
に
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手
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ま
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堂
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キ
ッ
EP-4、
ズ 赤
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の 、
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京 ン
都 タ
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と
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珍
事
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都
に
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く
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る
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蔵
の
改
造
ブ
ル
グ
(
ボ
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ガ
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ボ
ス
の
前
身
)
よ
う
に
首
謀
者
た
ち
は
こ
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て
り
深
め
る
と
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行
動
に
出
て
、
京
目
の
的
に
。
ロ
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ザ
・
ル
ク
セ
ン
HISTORY
014

数
々
の
ラ
イ
ブ
伝
説
に
勝
る
と
も
劣
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な
い
、
生
き
字
引
の
よ
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先
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が
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る
と
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果
た
し
て
そ
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素
顔
は
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「
お
待
た
せ
ー
」
と
そ
の
場
に
現
れ
た
坪
内
成
晃
先
生
。
精
華
大
の
創
立
か
ら
携
わ
り
、
一
貫
し
て
ビ
ジ
ュ
ア
ル
デ
ザ
イ
ン
を
教
え
て
き
た
名
物
教
授
だ
。「
ロ
ッ
ク
の
取
材
や
ろ
?
わ
ざ
と
白
シ
ャ
ツ
着
て
き
た
わ
」
と
軽
く
ジ
ャ
ブ
。
「
僕
が
ロ
ッ
ク
に
関
わ
っ
て
や
っ
て
き
た
デ
ザ
イ
ン
の
こ
と
は
授
業
で
伝
え
る
と
い
う
ス
タ
ン
ス
じ
ゃ
な
か
っ
た
ね
。
学
生
か
ら
ど
っ
か
町
の
喫
茶
店
で
坪
内
先
生
の
こ
と
言
う
て
は
っ
た
と
い
う
話
は
よ
く
聞
く
け
ど
ね
」
。
ど
ん
な
秘
め
ら
れ
た
過
去
が
あ
る
の
か
と
強
引
に
聞
き
出
せ
ば
、
1
9
6
0
年
代
末
の
京
都
大
学
『
バ
リ
ケ
ー
ド
祭
』
に
参
加
し
た
話
、
71 年
の
ロ
ッ
ク
フ
ェ
ス
『
MOJO WEST』
(
→
P
14)
の
宣
伝
ポ
ス
タ
ー
を
描
い
た
話
…
…
当
時
の
京
都
ロ
ッ
ク
シ
ー
ン
真
っ
只
中
、
そ
の
最
前
線
に
い
た
こ
と
が
明
ら
か
に
。
「
当
時
は
、
こ
れ
か
ら
価
値
観
が
変
わ
る
し
美
意
識
も
変
わ
る
、
新
し
い
も
の
が
で
き
る
と
信
じ
て
た
。
ほ
ん
と
は
幻
想
な
ん
や
け
ど
、
そ
れ
が
お
も
し
ろ
か
っ
た
。
関
わ
っ
て
た
メ
ン
バ
ー
も
若
く
て
、
い
ち
ば
ん
上
で
も
25
歳
く
ら
い
。
30 歳
以
上
は
み
ん
な
敵
で
し
た
か
ら
(
笑
)
」
。
「
だ
い
た
い
こ
こ
に
載
っ
て
る
け
ど
な
」
と
見
せ
ら
れ
た
の
が
、
木
村
英
輝
著
『
MOJO WEST』
。
MOJOを
は
じ
め
、
こ
の
本
の
中
で
紹
介
さ
れ
る
ビ
ジ
ュ
ア
ル
の
い
く
つ
か
が
坪
内
先
生
の
手
に
よ
る
も
の
だ
っ
た
。
な
か
で
も
、
73 年
、
ボ
ー
カ
ル
の
ジ
ョ
ー
山
中
が
シ
ョ
ッ
キ
ン
グ
ピ
ン
ク
の
象
に
ま
た
が
り
絶
唱
し
た
、
フ
ラ
ワ
ー
・
ト
ラ
ベ
リ
ン
・
バ
ン
ド
に
よ
る
伝
説
的
ラ
イ
ブ
。
こ
の
で
っ
か
い
象
も
坪
内
先
生
と
仲
間
の
作
品
だ
っ
て
!
「
僕
は
ぜ
ん
ぜ
ん
音
痴
や
し
、
ド
レ
ミ
フ
ァ
ソ
も
よ
う
わ
か
ら
ん
。
だ
け
ど
、
そ
う
い
う
ロ
ッ
ク
の
人
た
ち
と
話
し
合
い
な
が
ら
ト
ン
デ
モ
な
い
こ
と
を
す
る
の
が
面
白
か
っ
た
。
ま
あ
、
他
に
も
も
っ
と
、
あ
ま
り
公
に
は
お
見
せ
で
き
な
い
よ
う
な
も
の
も
あ
る
ん
や
け
ど
…
…
」
。
正
し
い
教
育
的
配
慮
か
ら
口
を
に
ご
さ
れ
る
坪
内
先
生
。
も
ち
ろ
ん
、
法
に
触
れ
る
よ
う
な
話
で
は
な
い
の
で
ご
安
心
を
。
そ
れ
で
は
先
生
、
最
後
に
若
き
学
生
諸
君
へ
の
ア
ド
バ
イ
ス
を
お
願
い
し
ま
す
。
「
い
ま
の
若
い
人
は
こ
れ
は
趣
味
、
こ
れ
は
勉
強
、
こ
れ
は
就
職
と
、
そ
れ
ぞ
れ
別
も
の
と
し
て
考
え
て
る
け
ど
、
そ
れ
は
違
う
。
同
じ
や
。
好
き
な
も
の
は
好
き
な
も
の
で
置
い
と
い
て
、
就
職
に
な
る
と
急
に
リ
ク
ル
ー
ト
ス
ー
ツ
を
着
た
ら
い
い
と
考
え
る
か
ら
混
乱
す
る
。
若
い
人
は
政
治
で
も
音
楽
業
界
で
も
、
ど
こ
の
世
界
に
行
こ
う
と
こ
れ
か
ら
の
社
会
を
支
え
る
、
イ
コ
ー
ル
自
分
の
生
活
に
も
関
わ
っ
て
く
る
わ
け
や
か
ら
。
全
部
つ
な
が
っ
て
る
と
い
う
気
持
ち
を
も
っ
て
ほ
し
い
ね
」
。
INTER
VIEW
「 当 時 の 人 間 関 係 は 肉 弾 戦
やったね」。 京 都 ロックの
生 き 証 人 をセイカに 発 見 !
インタビュー: 坪 内 成 晃 先 生
017
セイカは 京 都 ロックの 聖 地 だった !?
「
精
華
大
の
学
園
祭
ラ
イ
ブ
は
す
ご
い
」
と
い
う
声
を
よ
く
聞
く
。
あ
る
と
き
は
東
京
の
居
酒
屋
で
40 代
の
ロ
ッ
ク
マ
ニ
ア
の
学
者
か
ら
。
あ
る
と
き
は
大
阪
の
ク
ラ
ブ
で
20 代
の
店
員
か
ら
。
ど
う
や
ら
評
判
は
全
国
区
ら
し
い
。
一
体
、
精
華
大
の
ラ
イ
ブ
は
何
が
ス
ゴ
イ
の
か
!?
そ
の
謎
を
ひ
も
解
い
て
み
ま
し
た
。
大
学
の
学
園
祭
ラ
イ
ブ
と
い
う
と
、
新
人
ミ
ュ
ー
ジ
シ
ャ
ン
が
数
を
こ
な
し
ツ
ア
ー
を
行
う
の
が
一
般
的
。
そ
の
本
数
は
紅
白
歌
合
戦
に
出
場
で
き
る
か
ど
う
か
の
バ
ロ
メ
ー
タ
ー
に
な
っ
た
り
も
す
る
。
そ
れ
を
世
間
が
学
園
祭
ラ
イ
ブ
と
呼
ぶ
の
で
あ
れ
ば
、
精
華
大
の
そ
れ
は
ま
っ
た
く
の
別
物
。
プ
ロ
モ
ー
タ
ー
も
イ
ベ
ン
タ
ー
も
介
在
し
な
い
。
派
手
な
プ
ロ
モ
ー
シ
ョ
ン
も
し
な
い
。
つ
い
で
に
お
金
も
か
け
な
い
。
た
だ
、
学
生
た
ち
が
呼
び
た
い
ア
ー
テ
ィ
ス
ト
を
ブ
ッ
キ
ン
グ
し
、
ほ
と
ん
ど
手
づ
く
り
で
ス
テ
ー
ジ
を
組
み
、
そ
し
て
踊
り
ま
く
る
。
そ
れ
だ
け
の
話
な
の
だ
。
し
か
し
、
伝
説
と
い
う
も
の
は
、
こ
う
い
う
場
所
か
ら
生
ま
れ
る
ら
し
い
。
80 年
代
初
期
、〝
流
血
、
飲
尿
〟
の
ス
キ
ャ
ン
ダ
ラ
ス
な
イ
メ
ー
ジ
で
一
躍
名
を
売
っ
た
大
所
帯
フ
ァ
ン
ク
バ
ン
ド
、
暗
黒
大
陸
じ
ゃ
が
た
ら
が
登
場
し
た
際
に
は
、
精
華
大
の
地
形
が
『
未
知
と
の
遭
遇
』
に
似
て
い
た
こ
と
か
ら
(
?
)
、
中
心
メ
ン
バ
ー
の
江
戸
ア
ケ
ミ
が
「
こ
り
ゃ
、
今
日
は
U
F
O
が
出
て
く
る
ぞ
!
」
と
発
言
。
つ
い
に
ラ
イ
ブ
中
盤
か
ら
は
歌
え
な
く
な
る
事
態
に
。
も
ち
ろ
ん
、
こ
の
逸
話
は
す
ぐ
さ
ま
全
国
に
駆
け
巡
っ
た
。
そ
し
て
、
フ
ァ
ン
ク
や
ニ
ュ
ー
オ
リ
ン
ズ
も
ろ
も
ろ
を
飲
み
込
ん
だ
音
楽
で
京
都
の
ロ
ッ
ク
シ
ー
ン
を
代
表
し
た
ボ
・
ガ
ン
ボ
ス
の
ス
テ
ー
ジ
で
は
、
京
都
ロ
ッ
ク
の
雄
・
村
八
分
を
引
っ
張
り
出
し
新
旧
京
都
ロ
ッ
ク
対
決
に
。
多
く
の
フ
ァ
ン
の
あ
い
だ
で
伝
説
的
な
1 日
と
し
て
い
ま
も
刻
ま
れ
て
い
る
。
ま
た
、
「
か
っ
こ
い
い
も
の
は
か
っ
こ
い
い
!
」
を
モ
ッ
ト
ー
と
す
る
精
華
大
ら
し
く
、
こ
れ
ま
で
学
園
祭
に
登
場
し
た
ア
ー
テ
ィ
ス
ト
や
そ
の
ジ
ャ
ン
ル
は
無
節
操
と
も
い
う
べ
き
セ
レ
ク
ト
。
88 年
に
は
ギ
ャ
ズ
・
メ
イ
オ
ー
ル
が
そ
の
ラ
イ
ブ
パ
フ
ォ
ー
マ
ン
ス
で
〝
日
本
一
レ
ゲ
エ
人
口
密
度
の
高
い
大
学
〟
へ
と
仕
立
て
上
げ
た
の
も
つ
か
の
間
、
続
い
て
登
場
し
た
の
は
河
内
音
頭
界
の
ホ
ー
プ
、
河
内
家
菊
水
丸
!
会
場
に
は
や
ぐ
ら
が
組
ま
れ
、
一
気
に
総
盆
踊
り
大
会
へ
。
そ
う
、
精
華
大
で
は
河
内
音
頭
だ
っ
て
れ
っ
き
と
し
た
ロ
ッ
ク
、
な
の
で
あ
る
。
こ
う
し
た
「
何
で
も
あ
り
」
な
姿
勢
が
、
の
ち
に
ボ
ア
ダ
ム
ス
や
パ
ラ
ダ
イ
ス
・
ガ
ラ
ー
ジ
と
い
っ
た
ま
っ
た
く
新
し
い
ジ
ャ
ン
ル
の
音
楽
を
つ
く
り
だ
し
た
卒
業
生
た
ち
を
生
ん
だ
の
か
も
し
れ
な
い
。
も
ち
ろ
ん
、
精
華
大
の
学
園
祭
ラ
イ
ブ
伝
説
は
い
ま
な
お
更
新
中
。
昨
年
の
学
園
祭
ラ
イ
ブ
に
は
、
関
西
ア
ン
ダ
ー
グ
ラ
ウ
ン
ド
シ
ー
ン
を
支
え
る
爆
音
ガ
レ
ー
ジ
・
バ
ン
ド
KING BROTHERSに
、
今
年
、
フ
ジ
ロ
ッ
ク
に
も
出
場
し
話
題
を
集
め
た
イ
ン
ス
ト
・
ダ
ブ
・
バ
ン
ド
neco 眠
る
、
説
明
不
要
の
青
春
パ
ン
ク
の
王
道
、
ガ
ガ
ガ
S
P
な
ど
が
登
場
し
、
多
く
の
人
た
ち
が
詰
め
か
け
て
踊
り
狂
っ
た
。
本
年
度
の
学
園
祭
実
行
委
員
長
で
あ
る
〝
ハ
ワ
イ
〟
こ
と
後
藤
さ
ん
に
よ
れ
ば
、
「
今
年
の
出
場
バ
ン
ド
は
〝
知
ら
な
い
人
が
聴
い
て
も
楽
し
め
る
音
楽
〟
を
テ
ー
マ
に
セ
レ
ク
ト
中
」
と
の
こ
と
だ
か
ら
、
こ
れ
は
期
待
す
る
ほ
か
な
い
!
016

1
2
3
1 高 田 渡 。「 三 条 ヘ 行 かなくちゃ」と 歌 った 曲 「コー
ヒーブルース」もあるし、 昔 、 六 曜 社 ( 河 原 町 三 条 の
名 喫 茶 )にも 入 り 浸 ってたみたいですね。ほかに
もSOFTとかコールタールとか。2 左 京 区 の 百 万
遍 あたりで、 次 の 日 のことも 考 えずに 飲 んだくれ
てる 人 たち。3Z-Z 言 語 「ウ」。ニンゲンゴウカク
と 読 みます。 新 世 代 コアだけど 楽 しいバンド。●
バンド、スズメンバのボーカル。 京 都 歴 35 年
ミュージシャン
本 田 未 明 さん(35)
佐 精
藤 華
守 大
弘 デ
さ ザ
ん イ
( ン
学
42) 部
准
教
授
What’s Kyoto Rock?
019
1
3
2
1
2
3
1
2
3
1ULTRA BIDE、 村 八 分 、 赤 痢 。 京 都 らしいかどう
かはわかりませんが、KYOTO ROCKと 尋 ねられた
ら、やっぱりこの3 組 。2おまボとプレハブ。“お
まボ”は、 秋 の 学 園 祭 ・ 木 野 祭 で 行 われるイベント
“おまつりバンド”の 準 備 をするボックス( 部 室 )
のこと。プレハブは、 軽 音 楽 部 が 使 ったりする 場
所 です。ロックを 感 じる 理 由 は…… 匂 いとか。
3ULTLA BIDE、FLUID、YOU KEYS。●デザイン 学
部 2 年 生 。 京 都 歴 2 年 と3か 月
糸 精
数 華
英 大
恵 生
さ
ん 軽
( 音
楽
21) 部
ブ 論 ユ ユ チ と こ ま 外 の 茶 パ あ ー ー
ラ を ー ー ・ 組 と す は が 店 ン っ ス ス1 憂
ン 専 ミ ミ フ ん 細 。 あ 成 。 ク た ・ ・ 歌
ク 攻 ン ン レ だ 馬 ま り パ / 「 シ バ 団
あ 。 で が ー バ 宏 3か り 立 ン ニ ミ ー ン や
り 京 す 宿 ズ ン 通 え な っ ク ュ ー ン ド ウ
) 都 。 る は ド さ
る
い て 「 ー ン を な エ
歴 ● 」 「 で ん
・ 彩
目
ん い 喫 ・ ど ス
も
芸 。 お 、 が く じ た 茶 ウ マ っ の ト
32 年
。
術 相 っ 一 、 「 ゃ 都 」 ェ シ た ・
( 学 当 さ 枚 宇 か な 市 な ー ー 人 70 年 ロ
途 や に ん 目 波 え い は ど ヴ ン た 代 ー
中 視 変 の の 拓 る か 、 と 専 」 ち 関 ド
覚 わ 肉 キ さ さ と 京 い 門 と 。 西 ・ て ま 即 ク に 京
10 年 文 っ 体 ャ ん
ん
思 都 う の い ブ ブ 何 で 答 と 尋 都
の 化 た に ッ 等 い 以 も 喫 う2 」
昔 ル ル で 。 す い ね の
し さ る え ま 町
ょ て 人 ば し で
う 、 か 誰 た 見
ね 京 ら ? 。 か
。 都 熟 「 け
ロ 考 ど 京 た
ッ す こ 都 人
ク る ? ロ た
っ 人 」 ッ ち
。
ー 京 ポ で い
ジ 都 ッ ロ え1「
シ で ト ッ ば 京
ャ 活 ク 誰 都
ン 躍 3イ を ? ロ
す チオシの 感 ッ
る じ ク
ミ る2 京 」
ュ ス 都 と
QUEST
ION
絵 描 き
ミシピッピさん(36)
1くるり。 初 期 は 聴 いてなかったけど 途 中 から 聴 くように。 主 宰 す
る 音 楽 フェスに 演 歌 歌 手 の 石 川 さゆりを 呼 ぶような「 普 通 にやって
も 面 白 ないやん」の 心 意 気 も 京 都 っぽい。2 白 川 通 にかつてあった
CBGB。NYの 老 舗 ライブハウスと 同 じ 名 前 の、 文 化 的 なバーでした。
3 吉 田 省 念 。ギターはすごく 達 者 で 声 もいい。 顔 つきも 古 風 でナイ
ス!●フライヤーやジャケットなども 手 がける。 京 都 歴 16 年
018

4
3
2
1
と か 僕 な も き は 支 ば て は の 『
い 、 に い の 、 何 え 、 し じ と 金
う い と か を 誰 か る 主 ま め き 閣
わ ま っ と も し ? 美 人 っ て に 寺
け も て 思 っ も と ( 公 た 本 読 』
で 考 の っ て が 考 = の 作 に ん は
、 え 金 た い 金 え 金 彼 品 飲 だ
今 て 閣 ん る 閣 て 閣 の 。 み の16 歳
回
い 寺 で ん 寺 み 寺 孤 た 込 で く
ま は す じ 的 た ) 独 と ま す ら
は
す 何 ね ゃ な と と を え れ が い
、
。 。
、
的 る っ う し ど い だ た る と 青
な と て ち い 、 感 か 考 。 本 い 春
の い 、 に こ ほ じ 難 え を う を
か う そ 大 と ん が し る 4 こ テ
も の れ 切 。 と し く こ 冊 と ー
し も を な 思 う て っ と 選 〟 マ
れ ま 糧 1 考 は し て っ ん の に
ま た に 冊 が と ま 面 て で 入 〝
せ 、 し に 柔 て う 倒 、 み 口 考
ん 青 て 出 軟 も け く な ま に え
。 春 み 会 な 愉 れ さ ん し な る
中 村 雄 一 さん ( 人 文 学 部
3 年 生 ) が 紹 介 する、「 青
春 を 考 える」4 冊
1 高 野 悦 子 『 二 十 歳 の 原 点 』( 新 潮 文 庫 )「 時 代 は 違 えど 同 世 代 の 学 生 がもがきながらがんばっ
ている 姿 に 可 能 性 を 発 見 できます」2 三 島 由 紀 夫 『 金 閣 寺 』( 新 潮 文 庫 )「いまも 繰 り 返 し 読 ん
でいる 一 冊 。 主 人 公 のひとつのことにとらわれてしまう 視 野 狭 窄 な 感 じにも 共 感 」3キルケゴ
ール『 死 に 至 る 病 』( 岩 波 文 庫 )「 絶 望 にわだかまりを 覚 えたときに。 哲 学 書 ですがポエティッ
クなので、 一 度 は 覗 いてみてほしい 本 です」4 萩 原 朔 太 郎 『 萩 原 朔 太 郎 詩 集 』( 岩 波 文 庫 )「 詩
って 感 じることなんだと 教 えてくれた。 考 えるというより“ 感 じる 青 春 ”がここにあります」
伊 藤 綾 さん ( 人 文 学 部 4 年 生 ) が 選 んだ、
「 雑 食 のススメ」な4 本
1
2
1『ビッグ・フィッシュ』(2003) 監 督 /ティム・バートン「 奇 才 ティム・
バートンの 色 彩 感 覚 が、おとぎ 話 感 を 盛 り 上 げます」2『 真 夜 中 の 弥 次
さん 喜 多 さん』(2005) 監 督 / 宮 藤 官 九 郎 「 現 実 と 幻 覚 が 入 り 乱 れた 表
現 の1 本 です」3『 魔 女 の 宅 急 便 』 監 督 / 宮 崎 駿 (1989)「ジブリ 作 品 の
なかでもっとも 好 きな 映 画 。 自 立 を 描 いた 名 作 」4『きみに 読 む 物 語 』
(2004) 監 督 /ニック・カサヴェテス「じつは 予 告 編 だけで 泣 いてしま
いました( 笑 )。ちなみに 監 督 のニック・カサヴェテスの 父 親 はアメリカ・
インディペンデント 映 画 を 確 立 したジョン・カサヴェテスです」
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道 具 を 収 納 。 今 朝 、 収 穫 して
きたばかりの 野 菜 も。2 趣 味
はチェロ 演 奏 。「 普 段 はほか
の 方 に 迷 惑 がかからないよう、
学 校 で 弾 いています」とのこ
と。 学 内 では、 友 だちとイン
プロビゼーション( 即 興 演 奏 )
でセッションしているそう。
渋 い!
DATA 間 取 り●4.5 畳 +4.5 畳
( 台 所 ・トイレ・ 風 呂 は 共 同 )
住 所 ● 京 都 市 左 京 区 岩 倉
家 賃 ●20,000 円 ( 光 熱 費 込 み)
2
赤 澤 龍 太 郎 さん
( 人 文 学 部 4 年 生 )
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テーマ:セイカ 生 の 食 事 情
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場 所 : 食 堂 前 の 木 の 下
案 内 人
植 田 麻 里 亜 さん(デザイン 学 部
イラストレーション4 年 生 )
岡 本 梨 奈 さん(デザイン 学 部
イラストレーション3 年 生 )
左 京 区 通 信
SEIKADAIMAE
水 上 ステージまわりの 木 の 下
(セイカ 内 )「 左 京 区 といえば、
やっぱりここ( 笑 )。どんな
ところよりも 癒 される、 大 好
きな 場 所 です。 友 達 とのおし
ゃべりのときにも、ひとりで
考 えごとをするときにも、 何
かあるとここに 足 が 向 きま
す」( 植 田 さん)
IWAKURA
ガラムマサラ( 一 乗 寺 )
「このお 店 の 隣 に 画 材 屋
さんがあって、その 帰 り
に 入 ったのですが、とて
もおいしいカレーでした。
なにより 店 主 のおばあち
ゃんのサービストークが
楽 しい。カレーにはラッ
シーをつけるとなお 良
し」( 岡 本 さん)
日 本 一 の 学 生 街 をクルージング
に た に 迷 で の 知 時 は を に だ 事 す ペ ー わ い な る つ
足 ち ま わ す 人 り い 〝 や し い 前 。 イ マ た て い 下 は 左
を も で な ね に 合 っ 同 り た て に も ン を っ い 。 宿 い 京
運 左 来 い 。 来 い た じ た か 。 お ち ト 決 て る 忘 に ま 区
ん 京 て よ マ て だ い 空 か と ど 知 ろ 、 め 、 最 れ て 、 を
だ 区 く う ン も け 何 間 っ い う ら ん 朗 、 そ 中 な 個 ふ 案
り 内 だ に ガ ら じ
が
で た う し せ 、 読 映 れ な い 展 た 内
す に さ と 学 え ゃ 同 か と て し ご な 像 ぞ ん 、 『 り す
る あ っ 、 部 た な
生
じ ら 、 下 て 近 ど の れ で 覚 覚 で る
け る た わ の の い ま 夢 。 夜 宿 、 所 を 上 に す え え 左 と
れ ギ り ざ 人 は 、 れ を コ に の ご の 行 映 イ 。 な な 京 い
ど ャ 。 わ は う た る 体 ン イ ア 理 方 っ や ベ 3 い い 区 え
、 ラ わ ざ 、 れ く の 験 セ ベ パ 解 々 て ラ ン 日 』 、 内 ば
作 リ た 下 道 し さ か し プ ン ー い に い イ ト 間 を 忘 に 、
家 ー し 見 に い ん 〟 た ト ト ト た は ま ブ テ に 開 れ あ じ
。
も ふ 品 て テ 店 ド ェ 静 ー も 山 け は 場 い れ な さ
の た ま に い キ 。 ロ が な 。 流 ま ち ほ 所 今 た も 空 ん
で り だ ボ る な ひ グ あ 町 北 れ で ゃ か を 回 な ま 気 と
し と し タ だ ボ と リ り 並 山 る は う の 選 は ら た が の
て も た ン け タ つ ー ま み に 上 自 ん 区 び 〝 い 、 あ 距
( 、 こ を で ン ひ 』 す に は 京 転 で へ ま 自 い そ る 離
笑 結 と 使 楽 が と と 。 か 植 区 車 す も し 転 の う の が
)
。
構 は っ し 揃 つ い オ わ 物 だ で よ 自 た 車 で い が 近
毒 あ た く っ に う ス い 園 っ す 。 転 が 圏 す う い か
々 り り な て 個 手 ス い も て ぐ 北 車 、 内 が 展 い っ
し ま 、 り い 性 芸 メ お あ 全 だ 区 で セ 〟 … 示 で た
い せ で ま て が 材 は 店 っ 然 し に 簡 イ の … に す り
作 ん す す 、 あ 料 『 や て オ 、 あ 単 カ お 。 な ね 、
風 ね か 。 眺 る の ラ カ 、 ッ 鴨 る に か 店 っ 。 親
な え ? 作 め ス お ・ フ 閑 ケ 川 北 行 ら や て こ 密
。
SEIKA UNIV.
CHAYAMA
●ニフティ 京 都 市 左 京 区 岩 倉 東 五 田 町 5-1 /☎075-722-2370 / 11:00 ~ 23:30( 食 事 22:00LO、 喫
茶 23:00LO、ランチ 平 日 のみ~ 14:00)/ 無 休 ●ガラムマサラ 京 都 市 左 京 区 一 乗 寺 樋 ノ 口 町 8−4 /
☎075-781-3940 / 11:30 ~ 15:00、18:00 ~ 21:00 / 月 曜 休 ( 祝 日 の 場 合 は 営 業 )● 天 下 一 品 総 本 店
京 都 市 左 京 区 一 乗 寺 築 田 町 94メゾン 白 川 1F/☎075-722- 0955 / 11:00 ~ 3:00 / 木 曜 休
ニフティ( 岩 倉 )「 緑 豊 かな
おしゃれカフェ。セイカから
すぐの 場 所 にあるし、デザー
ト 類 が 豊 富 なので、 制 作 中 、
衝 動 的 に『 甘 いもんが 食 べた
い!』となったときに、 友 達 た
ちと 一 緒 によく 行 きます」( 岡
本 さん)
DEMACHIYANAGI
天 下 一 品 総 本 店 ( 一 乗 寺 )
「このまえ、はじめて 本 店 体
験 をしてきました。 箸 が 立 ち
そうなくらいの 濃 厚 スープ!
いったい 何 が 入 っているの
か…… 京 都 の 学 生 は 一 度 は 経
験 するべき 不 思 議 ラーメン。
あ、 味 もおいしいです」( 植
田 さん)
ARUKU
TAKARAGAIKE
022

事 い そ ま て っ 卒 は 前 あ め 「
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し の う た 精 ん し 精 使 ゃ お プ
な だ ち 。 華 で た 華 っ ん ろ ロ
く ろ ど こ で す 姉 の て に し ン
ち う ん の 。 の 建 い も た は
ゃ け ど エ 7 年 お 築 た ら 新 今
」 れ ん プ 使 2 人 下 コ エ い 品 日
ど 汚 ロ い 合 が ー プ ま 。 、
、 れ ン 込 わ り ス ロ し お は
大 て も み せ だ を ン た ば じ
。
品 あ 下 お
。 ち が 姉
ゃ り ち
と ゃ
ん 、 ん
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新 ば お
田 村 灯 さん
( 芸 術 学 部 版 画 コース/ 3 年 生 )
テーマ: 制 作 のための 服 2
セイカ≒ファッション
ハダカじゃ 学 べません
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025
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な て で っ て い よ 多 を ー に ャ
」 … 靴 て 服 ん う く モ は 、 ア
… 底 、 が で に て チ 暗 自 に
こ つ 靴 す す 青 、 ー め 分 と
れ け も ぐ 。 を そ フ の の っ
も な ぼ に で 着 れ に 青 シ て
味 お ろ 汚 も る に す 。 ン の
、 し ぼ れ 、 こ 同 る 作 ボ 赤
な た ろ や 陶 と 調 こ 品 ル の
。
を 分 作
着 。 品
る だ あ
。 か り
ら き
、 の
青 自
桑 山 航 太 朗 さん
( 芸 術 学 部 陶 芸 コース/ 3 年 生 )
テーマ: 制 作 のための 服 1
024

027
映 画 『 色 即 ぜねれいしょん』は 京 都 ロックの 教 科 書 !?
臭
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問
題
に
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「
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春
期
特
有
の
青
京
都
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な
曲
も
収
録
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の
娘
を
振
り
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町
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楽
を
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MUSIC
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、
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田
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田
に
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る
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を
聴
け
ば
よ
り
深
く
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画
た
」
と
、
『
色
即
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』
の
主
題
歌
に
界
が
広
が
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て
い
る
。
も
ち
ろ
ん
、
が
歌
う
村
八
分
の
曲
を
聴
き
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か
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か
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画
を
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れ
ば
ま
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違
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た
世
田
口
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モ
ロ
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監
督
も
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現
代
の
人
も
映
画
の
醍
醐
味
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だ
け
ど
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音
楽
コ
い
い
と
思
え
る
」
と
ゾ
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ン
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ス
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に
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喜
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憂
し
た
り
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今
の
若
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聴
い
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こ
い
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者
を
探
し
た
り
、
激
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サ
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ン
ド
に
、
渡
辺
チ
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ル
シ
ィ
バ
ル
を
思
わ
せ
る
。
映 画 に 使 われている 音 楽 から 意 味 を 読
み 解 いてみると、 違 った 見 え 方 がするか
ら 不 思 議 。 大 ヒット 映 画 『ROOKIES /
卒 業 』で 使 用 されたGReeeeNの「 遥 か」
はイイ 曲 だけど、あれは 単 なるBGM。
たとえば、 今 年 もっとも 音 楽 の 使 われ
方 が 印 象 的 だった 映 画 は『レスラー』。
しおれたプロレスラーの 奮 戦 記 だ。80 年
代 に 活 躍 した 彼 は 当 時 のゴキゲンなハー
ドロックが 大 好 きで、「ガンズ&ローゼズ
最 高 」と 懐 かしそうに 話 す。そして、90
年 代 に 入 ってナイーブな 歌 詞 のインディ
ーズバンドが 売 れたことに 触 れ、「ニルヴ
ァーナとか、90 年 代 の 音 楽 はクソ。80 年
代 のお 気 楽 ムードぶち 壊 し」とツバを 吐
く。ハードロックと 同 じように90 年 代 に
り
先
に
パ
ン
ク
を
実
践
し
て
い
た
刺
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ス
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、
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ク
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グ
を
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た
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年
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C
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に
は
そ
の
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子
を
収
録
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ク
か
ら
ロ
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に
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向
し
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ブ
で
は
野
次
を
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観
客
を
怒
鳴
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、
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ブ
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ィ
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ン
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送
禁
止
用
語
連
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歌
詞
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じ
ゅ
ん
の
愛
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世
界
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活
躍
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伝
説
的
バ
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ド
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村
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分
。
漂
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ブ
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原
作
者
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ま
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都
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物
語
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都
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題
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、
渡
辺
が
高
校
の
最 近 の 上 映 作 で、もっと 映 画 × 音 楽 のススメ。
人
気
ミ
ュ
ー
ジ
シ
ャ
ン
の
出
演
が
フ
八
分
も
コ
コ
の
ス
テ
ー
ジ
に
立
っ
て
和
伸
、
く
る
り
・
岸
田
繁
と
い
っ
た
イ
ブ
ハ
ウ
ス
・
拾
得
。
も
ち
ろ
ん
村
人 気 が 暴 落 した 彼 が 言 うと、 単 なるオヤ
ジの 愚 痴 に 聞 こえなくもないけど……。
ほかにも、 黒 人 音 楽 =ロックを 全 米 に
広 めた 名 門 スタジオ、チェス・レコード
の 物 語 『キャデラック・レコード』。チ
ャック・ベリーの「ジョニー・B・グッ
ド」など 名 曲 誕 生 の 瞬 間 が 白 人 優 位 の 時
代 背 景 とともに 描 かれている。さらに、
若 いパンクファンならアクション 大 作
『トランスフォーマー:リベンジ』がオ
ススメ。グリーン・デイの 大 ヒット 中 の
ニューアルバムから「21guns」が 選 曲 さ
れており、 反 戦 感 情 が 見 え 隠 れ。など、“ 映
画 と 音 楽 のいい 関 係 ”は 山 ほどアリ。 映
画 音 楽 は 物 語 の 内 容 をちゃ~んと 代 弁 し
ているのだ!
渡
辺
大
知
、
銀
杏
B
O
Y
Z
・
峯
田
が
行
わ
れ
た
の
は
、
京
都
最
古
の
ラ
青
春
物
語
だ
。
黒
猫
チ
ェ
ル
シ
ー
・
る
。
ち
な
み
に
ロ
ッ
ク
喫
茶
の
ロ
ケ
り
の
ロ
ッ
ク
少
年
の
成
長
を
描
い
た
村
八
分
の
ポ
ス
タ
ー
が
貼
ら
れ
て
い
ね
れ
い
し
ょ
ん
』
は
、
モ
テ
た
い
盛
る
ロ
ッ
ク
喫
茶
に
は
、
さ
り
気
な
く
伝
的
小
説
を
映
画
化
し
た
『
色
即
ぜ
ま
た
渡
辺
、
岸
田
が
劇
中
で
訪
れ
チ
ャ
ー
〟
み
う
ら
じ
ゅ
ん
。
彼
の
自
て
い
る
。
ん
だ
〝
キ
ン
グ
・
オ
ブ
・
サ
ブ
カ
ル
と
曲
の
内
容
が
ぴ
た
り
シ
ン
ク
ロ
し
「
マ
イ
ブ
ー
ム
」
と
い
う
造
語
を
生
と
悶
々
と
悩
む
童
貞
主
人
公
の
心
情
MOVIE INFO.
ク の 音
『
の 全 原 京
『
へ
色
物 楽
キ
恋 映 作 都
。
ロ
即
語 で ャ 物 画 を
ア
田 ケ
ぜ
』 ア デ 語 化
メ メ ラ 。 。 口 で
ね
リ ブ リ ッ ロ ト 、
れ
カ ル カ ク ッ モ み
い
の ー を ・ ク ロ う
し
音 ス 変 レ 少 ヲ ら
ょ
楽 か え コ 年 監 じ
ん
史 ら た ー の 督 ゅ
』
を ロ 人 ド 一 で ん 全
描 ッ 々 夏 完 の 編
『 『
の に ン 題 ミ レ
レ
く
続 よ
ト
ジ の ッ ス
ス
音
編 る
ラ
』 ヒ キ ラ
ラ
楽
。 、 ン ュ ー ー ー
映
S マ ス ー を 』
画
F イ フ マ
・ロ 往 。
ア ケ ォ ン ー
年 落
ク ル ー ド ク
の ち
シ ・ マ ラ が
大 ぶ
ョ ベ ー マ 演
ス
れ
ン イ 。 じ
タ
た
大 監 リ て 中
作 督 ベ 話
ー
年
、
:
©2009『 色 即 ぜねれいしょんズ』
も
こ
ろ
が
っ
て
い
る
。
す
ま
せ
ば
、
音
楽
の
ツ
ボ
は
い
く
ら
で
と
い
う
の
は
い
か
が
?
映
画
に
耳
を
深
く
感
じ
る
た
め
に
映
画
を
観
て
み
る
、
の
も
い
い
け
れ
ど
、
音
の
世
界
を
よ
り
音
楽
を
知
る
た
め
に
音
楽
を
聴
く
│
│
特 集 2
映 画 で 音 楽 を 知 る
音 楽 で 映 画 を 知 る。
026

横 浜 聡 子
横 浜 聡 子
横 浜 聡 子
横 浜 聡 子
映 画
映 画
監 督
監 督
き
ゃ
い
け
な
か
っ
た
の
で
、
火
事
場
の
馬
鹿
力
で
つ
く
り
ま
し
た
。
横
浜
監
督
と
話
し
あ
い
な
が
ら
で
す
か
?
大
友
通
訳
さ
ん
を
通
し
て
話
し
て
、
た
っ
た
5
日
間
で
つ
く
り
ま
し
た
。
そ
の
時
点
で
実
際
に
映
画
の
絵
に
あ
わ
せ
て
演
奏
す
る
ん
だ
っ
て
こ
と
は
じ
め
て
知
っ
た
く
ら
い
。
え
っ
、
そ
ん
な
こ
と
ど
う
や
れ
ば
い
い
の
っ
て
、
そ
ん
な
レ
ベ
ル
。
横
浜
そ
れ
ま
で
の
音
楽
と
映
画
の
音
楽
は
何
が
違
い
ま
し
た
か
?
大
友
や
っ
ぱ
り
全
然
違
い
ま
し
た
ね
。
そ
れ
ま
で
は
自
由
に
ノ
イ
ズ
と
か
即
興
演
奏
を
や
っ
て
た
わ
け
で
す
か
ら
。
で
も
そ
の
ノ
ウ
ハ
ウ
は
そ
の
ま
ま
も
ち
込
め
た
感
じ
。
唯
一
の
制
約
は
絵
に
合
わ
せ
る
こ
と
、
そ
れ
だ
け
で
。
あ
と
、
そ
れ
ま
で
俺
は
メ
ロ
デ
ィ
を
書
い
た
こ
と
な
か
っ
た
の
で
、
生
ま
れ
て
は
じ
め
て
メ
ロ
デ
ィ
を
書
い
た
。
横
浜
そ
の
と
き
が
は
じ
め
て
で
す
か
。
大
友
そ
う
で
す
ね
。
譜
面
の
書
き
方
も
知
ら
な
い
か
ら
、
ヤ
マ
ハ
に
行
っ
て
譜
面
の
書
き
方
の
本
を
買
っ
て
き
て
、
そ
れ
で
譜
面
を
書
い
た
…
…
た
ぶ
ん
監
督
の
ほ
う
が
譜
面
読
め
ま
す
よ
。
横
浜
譜
面
は
読
め
ま
す
。
大
友
監
督
は
実
は
歌
う
ま
い
ん
だ
よ
ね
。
俺
の
『
カ
ナ
リ
ア
』
っ
て
映
画
で
い
ろ
ん
な
人
が
歌
を
歌
っ
て
る
シ
ー
ン
が
あ
る
ん
だ
け
ど
、
そ
こ
で
歌
を
歌
っ
て
く
れ
て
て
。
横
浜
私
が
映
画
美
学
校
に
行
っ
て
た
こ
ろ
で
す
ね
。
大
友
そ
う
そ
う
。
若
い
女
性
の
声
が
欲
し
く
て
、
映
画
美
学
校
や
ら
音
楽
関
係
の
子
に
声
を
か
け
て
。
音
楽
関
係
の
ほ
う
は
す
ご
い
派
手
な
の
が
ぞ
ろ
ぞ
ろ
来
て
、
美
学
校
か
ら
す
ご
い
地
味
な
人
た
ち
が
来
た
、
そ
の
地
味
チ
ー
ム
だ
(
笑
)
。
で
も
歌
を
歌
っ
た
ら
横
浜
さ
ん
が
い
ち
ば
ん
う
ま
く
て
。
声
が
す
ご
く
目
立
つ
か
ら
ち
ょ
っ
と
後
ろ
下
が
っ
て
く
だ
さ
い
、
み
た
い
な
。
横
浜
最
近
ま
た
、
『
カ
ナ
リ
ア
』
の
C
D
聞
き
ま
し
た
。
大
友
自
分
の
声
、
わ
か
っ
た
?
横
浜
な
ん
か
、
す
べ
て
自
分
の
声
に
聞
こ
え
た
。
大
友
な
ん
だ
よ
(
笑
)
。
で
も
ほ
ん
と
に
、
横
浜
さ
ん
の
声
が
い
ち
ば
ん
大
き
か
っ
た
よ
う
な
気
が
す
る
。
横
浜
大
き
い
声
を
出
す
の
は
す
ご
く
好
き
で
、
合
唱
で
も
中
学
校
の
こ
ろ
と
か
、
お
ま
え
声
大
き
い
か
ら
後
ろ
下
が
れ
っ
て
。
大
友
あ
、
お
ん
な
じ
だ
。
横
浜
楽
し
か
っ
た
で
す
。
大
友
楽
し
そ
う
に
歌
っ
て
ま
し
た
ね
。
横
浜
大
友
さ
ん
の
雰
囲
気
や
や
り
取
り
が
楽
し
く
て
。
音
楽
プ
ロ
デ
ュ
ー
サ
ー
っ
て
こ
う
い
う
感
じ
な
ん
だ
、
っ
て
。
大
友
遊
ん
で
る
み
た
い
な
現
場
で
し
た
ね
。
●
音
楽
の
意
味
、
映
画
の
意
味
。
大
友
『
ジ
ャ
ー
マ
ン
+
雨
』
の
冒
頭
で
、
俺
も
と
き
ど
き
一
緒
に
や
っ
て
る
音
遊
び
の
会
っ
て
い
う
、
神
戸
で
知
的
障
が
い
者
の
子
ど
も
た
ち
と
や
っ
て
る
ワ
ー
ク
シ
ョ
ッ
プ
が
あ
っ
て
、
そ
の
音
楽
が
使
わ
れ
て
る
ん
だ
よ
ね
。
横
浜
は
い
。
大
友
監
督
が
音
遊
び
の
会
の
C
D
を
気
に
入
っ
て
く
れ
て
映
画
に
つ
け
て
く
れ
た
ん
で
す
け
ど
、
そ
れ
観
て
び
っ
く
り
し
た
ん
で
す
よ
。
横
浜
音
遊
び
の
会
を
は
じ
め
て
聞
い
た
と
き
に
、
そ
れ
が
映
画
に
合
う
と
か
は
す
ぐ
に
は
わ
か
ら
な
く
て
。
で
も
、
家
で
C
D
を
流
し
な
ら
自
分
の
編
集
し
て
た
映
像
に
合
わ
せ
る
と
、
す
ご
く
映
像
と
音
が
ぶ
つ
か
っ
て
る
、
そ
う
い
う
発
見
が
あ
っ
て
。
大
友
映
画
の
た
め
に
つ
く
っ
た
音
じ
ゃ
な
い
の
に
、
こ
の
映
画
と
た
ま
た
ま
出
会
う
こ
と
で
全
然
違
う
意
味
が
見
え
て
き
て
。
こ
れ
は
ホ
ン
ト
す
ご
い
と
思
っ
て
、
見
終
わ
っ
た
後
に
監
督
に
挨
拶
に
行
っ
て
、
次
や
る
な
ら
ぜ
ひ
一
緒
に
や
り
た
い
っ
て
生
ま
れ
て
初
め
て
自
分
か
ら
売
り
込
ん
だ
ん
で
す
。
横
浜
そ
う
で
し
た
。
大
友
た
ぶ
ん
、
あ
の
音
が
つ
い
て
る
状
態
と
つ
い
て
な
い
状
態
だ
と
、
映
像
の
見
え
方
も
ず
い
ぶ
ん
変
わ
る
と
思
う
ん
だ
け
ど
?
横
浜
全
然
違
う
と
思
い
ま
す
。
あ
の
音
楽
が
あ
っ
て
『
ジ
ャ
ー
マ
ン
+
雨
』
が
で
き
た
感
じ
が
し
ま
す
。
後
か
ら
つ
け
た
音
楽
で
は
あ
り
ま
す
け
ど
。
大
友
そ
の
イ
ン
パ
ク
ト
が
す
ご
か
っ
た
で
す
ね
。
横
浜
そ
れ
で
今
回
も
、
大
友
さ
ん
の
提
案
で
、
神
戸
ま
で
行
っ
て
音
遊
※2009 年 6 月 4 日 、 京 都 精 華 大 学
で 行 われたアセンブリーアワー
講 演 会 『うごくな。しね。よみ
がえれ。』から 再 構 成 しました
●
楽
器
と
楽
器
、
音
と
音
が
ぶ
つ
か
り
あ
っ
て
存
在
し
て
る
状
態
。
私
は
そ
う
い
う
も
の
を
こ
の
映
画
に
求
め
て
ま
し
た
。
(
横
浜
)
●
こ
こ
ま
で
徹
底
し
て
や
れ
た
の
は
、
こ
の
映
画
が
は
じ
め
て
か
も
し
れ
な
い
。
(
大
友
)
029
●
自
分
の
や
り
か
た
で
。
大
友
最
初
に
横
浜
監
督
の
映
画
を
観
た
の
は
『
ジ
ャ
ー
マ
ン
+
雨
』
な
ん
で
す
け
ど
、
変
わ
っ
て
る
な
、
何
に
も
似
て
な
い
な
と
思
い
ま
し
た
。
映
画
史
の
文
脈
と
か
、
そ
う
い
う
の
が
ま
っ
た
く
見
え
な
く
て
、
た
だ
お
も
し
ろ
か
っ
た
。
観
て
る
こ
っ
ち
に
い
っ
ぱ
い
ク
エ
ス
チ
ョ
ン
マ
ー
ク
が
で
き
る
し
。
こ
れ
が
、
『
ウ
ル
ト
ラ
ミ
ラ
ク
ル
ラ
ブ
ス
ト
ー
リ
ー
』
で
は
じ
め
て
商
業
映
画
に
な
っ
て
、
プ
ロ
と
組
ん
で
ど
う
な
る
か
。
も
し
か
し
た
ら
普
通
に
消
毒
さ
れ
ち
ゃ
う
か
も
と
思
っ
た
ら
、
ま
っ
た
く
消
毒
さ
れ
て
な
か
っ
た
。
で
も
大
変
だ
っ
た
ん
じ
ゃ
な
い
で
す
か
?
映
画
の
職
人
さ
ん
た
ち
と
ご
自
分
の
ペ
ー
ス
で
仕
事
す
る
と
い
う
の
は
。
横
浜
仰
っ
て
る
こ
と
を
ち
ゃ
ん
と
理
解
す
る
の
に
ま
ず
時
間
が
か
か
る
ん
で
す
。
自
分
な
り
に
何
と
か
理
解
し
た
あ
と
、
そ
れ
は
ほ
ん
と
う
に
大
事
な
こ
と
な
の
か
な
あ
と
疑
問
が
湧
い
て
き
て
。
大
友
た
と
え
ば
カ
メ
ラ
マ
ン
さ
ん
が
何
か
言
う
こ
と
に
対
し
て
は
ど
う
す
る
の
。
横
浜
な
る
ほ
ど
、
っ
て
聞
い
て
る
。
言
わ
れ
た
と
き
は
そ
う
か
も
し
れ
な
い
と
思
う
ん
で
す
け
ど
、
ど
こ
か
で
違
う
と
感
じ
て
る
か
ら
な
の
か
、
言
わ
れ
た
こ
と
を
忘
れ
ち
ゃ
う
ん
で
す
ね
。
大
友
反
発
す
る
ん
じ
ゃ
な
く
て
、
忘
れ
る
ん
で
す
か
。
横
浜
す
ぐ
に
忘
れ
る
の
で
、
ほ
か
の
映
画
を
観
て
も
学
べ
な
く
て
。
そ
れ
で
オ
リ
ジ
ナ
ル
に
見
え
る
映
画
に
な
っ
て
し
ま
う
気
が
し
ま
す
。
大
友
俺
も
は
じ
め
て
映
画
の
現
場
に
入
っ
た
の
が
30 代
前
半
だ
っ
た
け
ど
、
や
っ
ぱ
り
わ
か
ん
な
い
わ
け
で
す
よ
、
映
画
の
音
楽
を
ど
う
や
っ
て
つ
く
る
か
と
い
う
の
が
。
黒
澤
(
明
)
監
督
と
一
緒
に
仕
事
し
た
よ
う
な
先
輩
が
い
た
り
し
て
。
そ
う
い
う
大
先
輩
が
い
ろ
い
ろ
言
っ
て
く
れ
る
け
ど
、
や
っ
ぱ
り
現
場
の
経
験
が
な
い
か
ら
わ
か
ん
な
い
ん
で
す
よ
、
そ
の
意
味
が
。
と
同
時
に
、
ど
っ
か
で
違
う
や
り
方
が
あ
る
な
と
思
っ
て
た
り
も
し
た
ん
で
す
。
横
浜
そ
う
な
ん
で
す
。
大
友
先
輩
た
ち
の
時
代
は
こ
う
だ
っ
た
か
も
し
れ
な
い
け
ど
、
俺
が
や
る
な
ら
こ
っ
ち
の
方
が
い
い
ん
じ
ゃ
な
い
?
っ
て
ど
っ
か
で
思
っ
て
い
て
。
横
浜
そ
う
い
う
と
き
は
ち
ゃ
ん
と
意
見
を
お
っ
し
ゃ
っ
て
た
ん
で
す
か
?
大
友
い
や
い
や
。
怖
く
て
言
え
な
い
よ
。
で
も
結
局
は
、
ハ
イ
っ
て
言
い
な
が
ら
好
き
に
や
っ
て
た
ん
だ
け
ど
。
横
浜
同
じ
で
す
。
大
友
だ
け
ど
、
自
分
と
違
う
意
見
を
聞
く
こ
と
は
嫌
じ
ゃ
な
い
ん
だ
よ
ね
。
横
浜
そ
う
で
す
ね
。
ち
ゃ
ん
と
考
え
て
意
見
し
て
く
れ
て
る
し
、
理
解
で
き
る
こ
と
も
あ
る
ん
で
す
。
大
友
彼
ら
な
り
の
経
験
で
言
っ
て
く
れ
て
る
わ
け
で
す
か
ら
。
で
も
、
そ
の
通
り
に
や
っ
ち
ゃ
う
と
、
彼
ら
が
ず
っ
と
つ
く
っ
て
き
た
映
画
の
流
れ
に
な
っ
て
し
ま
う
。
横
浜
監
督
が
素
晴
ら
し
い
な
と
思
う
の
は
、
人
に
嫌
な
気
持
ち
を
与
え
ず
に
、
頑
固
に
独
自
の
や
り
方
を
通
す
こ
と
だ
と
思
う
ん
だ
け
ど
。
横
浜
ズ
ル
い
で
す
よ
ね
。
大
友
全
然
ズ
ル
く
な
い
で
す
よ
。
す
ご
い
と
思
う
。
監
督
は
誰
か
の
助
監
督
に
つ
い
た
り
っ
て
経
験
は
あ
っ
た
の
?
横
浜
あ
り
ま
し
た
。
園
子
温
監
督
の
す
ご
く
作
品
が
好
き
だ
っ
た
の
で
、
直
接
連
絡
し
て
、
ス
タ
ッ
フ
や
り
た
い
で
す
っ
て
。
大
友
直
接
連
絡
!
馬
力
あ
る
な
あ
。
横
浜
そ
れ
だ
け
で
す
ね
、
助
監
督
経
験
は
。
大
友
演
劇
を
や
っ
て
た
わ
け
で
も
な
く
…
…
?
横
浜
ま
っ
た
く
何
に
も
な
い
で
す
。
大
友
映
画
を
つ
く
り
た
い
人
に
は
自
信
も
て
る
話
だ
よ
ね
、
こ
れ
。
横
浜
み
な
さ
ん
ぜ
ひ
作
っ
て
く
だ
さ
い
。
映
画
、
楽
し
い
で
す
。
大
友
楽
し
い
よ
ね
。
俺
も
映
画
音
楽
と
か
勉
強
し
た
こ
と
な
か
っ
た
で
す
か
ら
。
で
も
、
や
っ
て
み
た
ら
お
も
し
ろ
く
て
。
●
映
画
音
楽
な
ら
で
は
の
…
…
。
横
浜
大
友
さ
ん
は
は
じ
め
て
映
画
音
楽
を
つ
く
る
に
あ
た
っ
て
、
参
考
に
さ
れ
た
も
の
は
あ
り
ま
す
か
?
大
友
最
初
は
参
考
も
へ
っ
た
く
れ
も
な
く
て
。
中
国
映
画
だ
っ
た
ん
だ
け
ど
、
話
が
き
て
す
ぐ
に
つ
く
ら
な
ミュージ
シャン
自
主
制
作
映
画
『
ジ
ャ
ー
マ
ン
+
雨
』
が
異
例
の
全
国
公
開
と
な
り
、
先
日
、
公
開
さ
れ
た
『
ウ
ル
ト
ラ
ミ
ラ
ク
ル
ラ
ブ
ス
ト
ー
リ
ー
』
で
商
業
映
画
デ
ビ
ュ
ー
を
果
た
し
た
横
浜
聡
子
。
そ
ん
な
注
目
指
数
1
2
0
%
な
女
性
監
督
が
、
『
ウ
ル
ト
ラ
ミ
ラ
ク
ル
~
』
や
『
色
即
ぜ
ね
れ
い
し
ょ
ん
』
で
も
音
楽
監
督
を
務
め
た
大
友
良
英
を
ゲ
ス
ト
に
招
い
て
ト
ー
ク
イ
ベ
ン
ト
を
開
催
。
そ
の
模
様
を
ダ
イ
ジ
ェ
ス
ト
で
紹
介
し
ま
す
。
大 友 良 英
大 友 良 英
CINEMA
x
MUSIC
2
©2009「ウルトラミラクル
ラブストーリー」 製 作 委 員 会
028

カルチャーの 最 先 端 にアクセス
「アセンブリーアワー 講 演 会 」
に 行 こう!
今 回 、 紹 介 した 横 浜 聡 子 監 督 と 大 友 良 英
さんの 対 談 は、6 月 に「アセンブリーアワ
ー 講 演 会 」で 行 われたもの。この「アセン
ブリーアワー 講 演 会 」は、セイカが 開 学 し
た1968 年 にスタートした 名 物 トークイベン
ト。これまでにも、『 誰 も 知 らない』の 是
枝 裕 和 監 督 や、『 鉄 コン 筋 クリート』のマ
イケル・アリアス 監 督 、『 天 然 コケッコー』
の 山 下 敦 弘 監 督 などの 映 画 監 督 のほか、ミ
ュージシャン、アーティスト、 研 究 者 など、
各 分 野 の 第 一 線 で 活 躍 する 人 たちが 来 校 。
そして、 気 になる 今 後 の 予 定 も、『 色 即 ぜ
ねれいしょん』の 田 口 トモロヲ 監 督 をはじ
め、 超 豪 華 なラインナップ! 学 校 見 学 を
兼 ねて、 最 先 端 のカルチャーと 声 にふれて
みてはいかが? 詳 しくは、セイカHPを
チェック!
こ
ん
な
に
通
じ
合
え
る
ん
だ
と
勝
手
督
協
会
新
人
賞
を
受
賞
。『
ウ
ル
ト
ラ
ミ
ラ
展
覧
会
『
ENSEMBLES』
な
ど
も
話
題
に
。
横
浜
ほ
ん
と
に
楽
し
か
っ
た
で
す
。
マ
ン
+
雨
』
で
2
0
0
7
年
日
本
映
画
監
『
大
友
良
英
の
J
A
M
J
A
M
日
記
』
や
、
た
感
じ
。
れ
。
青
森
県
出
身
。
長
編
第
1 作
『
ジ
ャ
ー
ア
』
な
ど
多
数
。
近
年
は
著
作
『
MUSICS』
花
』
『
ア
イ
デ
ン
&
テ
ィ
テ
ィ
』
『
カ
ナ
リ
よ
う
や
く
納
得
い
く
も
の
が
つ
く
れ
よ
こ
は
ま
・
さ
と
こ
1
9
7
8
年
生
ま
の
演
奏
活
動
に
加
え
て
、
映
画
音
楽
も
『
風
か
越
え
ら
れ
な
か
っ
た
ん
だ
け
ど
、
タ
ー
ン
テ
ー
ブ
ル
奏
者
、
作
曲
家
。
数
々
初
に
つ
く
っ
た
映
画
音
楽
を
な
か
な
し
た
け
ど
(
笑
)
。
ま
れ
。
神
奈
川
県
出
身
。
ギ
タ
リ
ス
ト
、
大 す
友 。
そ
れ
ま
で
は
、
い
ち
ば
ん
最
跡
も
あ
る
ん
だ
な
と
私
は
思
っ
て
ま
お
お
と
も
・
よ
し
ひ
で
1
9
5
9
年
生
あ
え
る
っ
て
言
う
か
、
こ
う
い
う
奇
横
浜
そ
れ
は
す
ご
く
う
れ
し
い
で
横
浜
会
話
は
少
な
い
の
に
わ
か
り
ー
フ
ァ
ン
タ
ジ
ー
」。
http://www.umls.jp/
い
ち
ば
ん
気
に
入
っ
て
ま
す
。
大
友
通
じ
合
っ
て
ま
し
た
?
が
起
こ
す
ミ
ラ
ク
ル
い
っ
ぱ
い
の
ハ
ッ
ピ
が
つ
く
っ
た
音
楽
作
品
の
な
か
で
も
に
思
っ
て
ま
し
た
。
チ
、
麻
生
久
美
子
出
演
の
「
究
極
の
片
思
い
ク
ル
ラ
ブ
ス
ト
ー
リ
ー
』
は
松
山
ケ
ン
イ
方
向
に
行
く
。
き
ど
き
説
明
を
求
め
ら
れ
る
け
ど
、
の
も
な
ん
だ
け
ど
、
い
ま
ま
で
自
分
は
じ
め
る
と
だ
い
た
い
監
督
の
望
む
大
友
ほ
ん
と
に
そ
う
。
音
楽
も
と
な
か
っ
た
。
本
人
を
前
に
し
て
言
う
て
る
の
と
思
う
ん
だ
け
ど
、
実
際
に
ん
に
ゆ
だ
ね
る
感
じ
で
す
ね
。
と
か
な
る
ん
だ
け
ど
、
そ
れ
が
一
切
俺
な
ん
か
、
え
?
ほ
ん
と
に
わ
か
っ
て
い
た
だ
け
る
か
、
あ
と
は
み
な
さ
ち
ょ
っ
と
こ
こ
は
悲
し
い
感
じ
で
、
て
、
な
ぜ
か
み
ん
な
わ
か
る
ん
だ
よ
。
観
る
人
に
ど
れ
く
ら
い
そ
れ
を
感
じ
し
れ
な
い
。
た
い
て
い
そ
れ
で
も
、
監
督
が
何
か
抽
象
的
な
こ
と
を
言
っ
ら
な
き
ゃ
い
け
な
い
と
思
う
け
ど
、
の
は
、
こ
の
映
画
が
は
じ
め
て
か
も
ー
ジ
シ
ャ
ン
で
か
た
め
た
ん
だ
け
ど
、
く
る
側
は
も
ち
ろ
ん
て
い
ね
い
に
や
大
友
こ
こ
ま
で
徹
底
し
て
や
れ
た
ん
だ
よ
ね
。
今
回
は
ほ
ぼ
女
性
ミ
ュ
め
て
こ
う
し
よ
う
と
か
。
そ
こ
は
つ
の
映
画
に
求
め
て
ま
し
た
し
。
督
が
ず
っ
と
仕
切
っ
て
た
よ
う
な
も
す
け
ど
、
こ
こ
は
こ
ん
な
意
味
を
込
る
状
態
。
私
は
そ
う
い
う
も
の
を
こ
大
友
ス
タ
ジ
オ
で
の
録
音
も
、
監
と
し
て
は
す
べ
て
の
こ
と
を
考
え
ま
と
音
が
ぶ
つ
か
り
あ
っ
て
存
在
し
て
決
め
て
か
か
る
の
は
嫌
い
で
す
ね
。
て
無
理
で
す
よ
ね
。
つ
く
っ
て
る
側
は
そ
う
で
す
ね
。
楽
器
と
楽
器
、
音
き
な
い
と
思
っ
て
ま
す
。
ほ
ん
と
、
横
浜
受
け
手
に
全
部
が
伝
わ
る
っ
え
て
る
以
上
の
も
の
っ
て
絶
対
に
で
な
っ
ち
ゃ
う
と
思
う
ん
で
す
よ
。
横 う
浜 か
。
ほ
ん
と
に
大
友
さ
ん
の
音
楽
そ
れ
を
期
待
し
な
い
と
、
自
分
が
考
を
考
え
出
す
と
つ
ま
ん
な
い
も
の
に
生
ま
れ
る
も
の
が
む
し
ろ
大
事
と
い
う
が
お
も
し
ろ
い
も
の
が
で
き
る
し
、
ど
う
こ
う
と
か
、
う
ざ
っ
た
い
こ
と
楽
器
と
い
っ
た
も
の
の
関
係
性
か
ら
う
か
、
何
が
あ
る
か
わ
か
ら
な
い
ほ
に
即
興
は
そ
う
で
す
ね
。
音
楽
的
に
手
と
受
け
と
り
手
、
あ
る
い
は
人
と
横
浜
偶
然
を
探
し
て
る
だ
け
と
い
立
つ
、
そ
ん
な
感
じ
の
も
の
。
と
く
て
思
い
ま
す
。
そ
れ
よ
り
は
、
作
り
み
た
い
な
こ
と
が
あ
り
ま
し
た
。
ど
、
で
も
一
緒
に
い
る
だ
け
で
成
り
に
出
て
る
も
の
は
つ
ま
ら
な
い
な
っ
逆
に
音
楽
を
発
見
さ
せ
て
も
ら
っ
た
そ
れ
は
恋
愛
で
も
会
話
で
も
な
い
け
大
友
メ
ッ
セ
ー
ジ
が
一
方
向
だ
け
大
友
そ
う
い
う
、
映
画
の
側
か
ら
朴
な
も
の
で
い
い
と
思
う
ん
で
す
。
だ
と
思
い
ま
す
。
で
す
ね
。
そ
の
子
な
り
の
方
法
で
。
こ
と
を
喜
ん
で
る
…
…
そ
う
い
う
素
横
浜
わ
か
り
ま
す
。
映
画
も
一
緒
横
浜
実
は
演
奏
に
参
加
し
て
た
ん
そ
ん
な
こ
と
よ
り
も
、
一
緒
に
い
る
自
由
っ
て
話
で
。
ん
と
合
っ
て
る
の
。
ら
遅
く
て
追
い
つ
け
な
い
。
音
楽
は
か
ら
何
を
感
じ
る
の
か
は
聴
き
手
の
言
う
の
は
、
演
奏
の
テ
ン
ポ
に
ち
ゃ
味
な
ん
か
考
え
て
な
い
。
考
え
て
た
は
な
い
と
思
う
ん
で
す
。
た
だ
そ
こ
そ
の
「
な
か
む
ら
、
よ
し
だ
」
っ
て
大
友
た
と
え
ば
即
興
演
奏
で
も
意
な
い
し
、
実
際
音
に
直
接
的
な
意
味
い
て
は
じ
め
て
発
見
し
た
ん
だ
け
ど
、
横
浜
そ
う
で
す
ね
。
そ
ん
な
も
の
演
奏
し
な
が
ら
考
え
て
子
と
か
。
だ
け
ど
、
後
で
録
音
を
聞
る
わ
け
じ
ゃ
な
い
ん
で
。
朴
な
質
問
を
よ
く
さ
れ
ま
す
。
で
も
、
か
む
ら
、
よ
し
だ
」
っ
て
言
っ
て
る
音
楽
は
別
に
答
え
を
出
す
た
め
に
あ
あ
る
と
思
う
ん
で
す
け
ど
」
っ
て
素
り
す
る
ん
だ
よ
。
演
奏
の
最
中
に
「
な
を
や
っ
て
も
全
部
は
わ
か
ら
な
い
。
と
か
、
音
楽
に
は
表
現
す
る
内
容
が
に
、
ほ
か
の
子
が
し
ゃ
べ
ち
ゃ
っ
た
(
笑
)
。
正
直
言
う
と
、
ど
ん
な
映
画
大
友
た
と
え
ば
、
「
愛
と
か
平
和
っ
た
ね
。
す
っ
ご
く
い
い
演
奏
な
の
大
友
俺
は
ボ
ー
ッ
と
し
て
る
か
ら
ん
で
す
か
。
大
友
行
っ
た
け
ど
簡
単
じ
ゃ
な
か
の
ま
ま
で
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た
か
?
横
浜
音
楽
に
説
明
を
求
め
ら
れ
る
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の
会
の
録
音
を
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ま
し
た
。
横
浜
大
友
さ
ん
は
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て
な
マ
ー
ク
わ
か
ら
な
い
も
ん
。
031
9 月 からも 目 が 離 せない!
「アセンブリーアワー 講 演 会 」
スケジュール
●9 月 24 日 ( 木 )
田 口 トモロヲ( 俳 優 ・ 映 画 監 督 )
●10 月 24 日 ( 土 )
西 村 佳 哲 (リビングワールド 代 表 ・ 働 き 方
研 究 家 ) 西 堀 晋 (シンプロダクツ 代 表 ・ 米
アップル 社 インダストリアルデザイナー)
●10 月 29 日 ( 木 )
楊 逸 ( 作 家 ・ 第 139 回 芥 川 賞 受 賞 )
●11 月 19 日 ( 木 )
菊 地 敦 己 (アートディレクター・「ブルー
マーク」 主 宰 )
●11 月 26 日 ( 木 )
たむらまさき(シネマトグラファー)
磯 見 俊 裕 ( 映 画 美 術 )
け
て
い
る
巨
匠
監
督
。
っ
て
映
画
界
に
影
響
を
与
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高
い
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ゴ
(
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ル ジ
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も
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が
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。
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(
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泰
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、
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。
名
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三
文
役
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曲
家
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福
部
明
が
音
楽
を
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響
曲
第
9 番
な
ど
が
。
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公
開
。
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本
を
代
表
す
る
作
54
舞
台
に
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映
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リ
ー
ズ
。
第
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は
ク
監
督
、
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ー 71 年
ト 作
ー 。
ヴ 近
ェ 未
ン 来
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日
(
本
が
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世
界
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怪
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ス
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ン
リ
ー
・キ
ュ
ー
ブ
リ
ッ
ラ
も
大
ヒ
ッ
ト
。
公
開
は
96 年
。
(
ジ
』 d) 『
時
計
じ
か
け
の
オ
レ
ン
と
き
に
は
じ
め
て
観
た
映
画
。
イ
ル
監
督
の
出
世
作
。
サ
ン
ト
ン
ジ
』
(
d) 。
自
分
が
19 歳
の
督
賞
を
受
賞
し
た
ダ
ニ
ー
・ボ
横
浜
『
時
計
じ
か
け
の
オ
レ
リ
オ
ネ
ア
』
で
ア
カ
デ
ミ
ー
監
の
映
画
は
?
先
日
、
『
ス
ラ
ム
ド
ッ
グ
$
ミ
Q_3
若
き
読
者
に
オ
ス
ス
メ
(
ン
グ a)
』 『
ト
レ
イ
ン
ス
ポ
ッ
テ
ィ
楽
で
す
よ
!
MOVIE INFO.
か
。
す
ご
い
作
品
、
す
ご
い
音
に
決
ま
っ
て
る
じ
ゃ
な
い
で
す
ミ
ラ
ク
ル
ラ
ブ
ス
ト
ー
リ
ー
』
か
(
け
て
e)
観 の
て 出
ま て
し る
た 作
。 品
を
追
っ
もっと 教 えてください! 映 画 × 音 楽 のこと
大
友
も
ち
ろ
ん
『
ウ
ル
ト
ラ
若
い
こ
ろ
は
殿
山
泰
司
さ
ん
な
い
と
思
い
ま
す
。
こ
り
ゃ
で
す
が
。
自
分
自
身
の
一
回
確
認
し
直
さ
な
い
と
い
け
以
上
に
、
え
っ
!? な
ん
じ
ゃ
験
を
施
し
て
い
る
の
か
、
も
う
ま
、
実
際
の
人
生
の
方
は
そ
れ
ゴ 横
ダ 浜
ー
ル ゴ
が ダ
音 ー
楽 ル
で の
ど 映
ん 画
(
な
実 c) 。
ん
観
る
と
い
い
と
思
い
ま
す
よ
。
答
え
の
出
な
い
も
の
を
た
く
さ
映
画
は
?
り
ゃ
…
…
み
た
い
な
、
簡
単
に
Q_2
今
、
音
楽
が
気
に
な
る
さ
い
。
え
っ
!? な
ん
じ
ゃ
こ
大
友
自
分
で
見
つ
け
て
く
だ
か
ら
だ
と
思
い
ま
す
。
て
る
若
い
時
に
観
て
ほ
し
い
。
や
っ
ぱ
り
あ
の
音
楽
が
あ
っ
た
ず
み
ず
し
い
感
覚
を
ま
だ
持
っ
な
に
恐
ろ
し
く
見
え
た
の
は
、
か
と
初
め
て
知
り
ま
し
た
。
み
ど
も
の
こ
ろ
、
ゴ
ジ
ラ
が
あ
ん
画
に
こ
ん
な
に
も
力
が
あ
る
の
大
友
『
ゴ
ジ
ラ
』
(
b) 。
子
全
身
が
ざ
わ
ざ
わ
と
し
て
、
映
が
す
る
と
高
揚
し
ま
し
た
。
い
感
覚
で
は
な
か
っ
た
け
ど
、
っ
こ
い
い
も
の
に
触
れ
て
る
気
し
た
。
そ
れ
は
決
し
て
心
地
よ
わ
か
ら
な
い
が
、
な
ん
だ
か
か
る
引
き
出
さ
れ
て
い
く
よ
う
で
た
映
画
。
音
楽
も
映
像
も
よ
く
と
の
な
い
イ
メ
ー
ジ
が
ず
る
ず
の
頃
に
、
周
り
で
は
や
っ
て
い
底
か
ら
こ
れ
ま
で
体
験
し
た
こ
ィ
ン
グ
』
(
a) 。
上
京
し
た
て
え
ら
れ
て
、
や
が
て
意
識
の
奥
横
浜
『
ト
レ
イ
ン
ス
ポ
ッ
テ
次
か
ら
次
へ
と
イ
メ
ー
ジ
が
与
し
た
映
画
は
?
っ
ち
が
思
考
す
る
間
も
な
く
、
Q_1
は
じ
め
て
音
楽
を
意
識
画
も
音
も
強
烈
で
、
観
て
る
こ
030

ー ガプ生
ミポ
トジカにラ
ッ
プ
カ
』 ン『 ルおイ
ル
チ
、
ャ
創
ー
セチくの
マ
ガ
ジ
刊 イャるセ
ン
で
す
! カー
ポイ
。
ノマッカ
を
見
つ
け
る
た
め
の
、
ミ
ラ
イ
の
セ
イ
カ
生
に
お
く
る
映
画
、
本
。
□
『
セ
イ
カ
ノ
ー
ト
』
は
、
そ
の
手
が
か
り
に
出
会
う
か
」
が
重
要
。
□
い
ま
、
出
会
い
た
い
音
楽
や
が
で
き
る
、
と
い
う
こ
と
。
□
で
も
、
だ
か
ら
こ
そ
「
何
の □
〝
ぐ18 歳
っ に
と は
く 、
る 特
〟 権
瞬 が
間 あ
を る
カ 。
ラ □
ダ そ
に れ
詰 は
め 、
こ た
む く
こ さ
と ん
この 他 にも、キャンパスのいたるところにたくさんの 作 品
が 展 示 中 です。
2009.07.28 20:14
たそがれスナップ
いま 大 学 は、 前 期 末 の 定 期 試 験 中 。
いつもなら、19 時 くらいでもまだキャンパスは 賑 やかなの
ですが
今 日 は 人 が 少 なめです。
ぶたも、 遠 くから 静 かに、いつもより 空 いている 食 堂 を 眺
めていました。
2009.08.07 15:45
逆 光 ループ
セイカのできごと
2009.07.10.15:46
昼 下 がりの 悠 々 館 2F
学 生 食 堂 のある 悠 々 館 。
その2 階 にあるラウンジでは、 授 業 課 題 についてミーティ
ングしてたり、
クラブの 打 ち 合 わせ、イベントの 企 画 、 読 書 、レポートと
の 格 闘 などなど、
学 生 たちが 思 い 思 いの 過 ごし 方 をしています。
そして、めちゃ 長 い、 流 しそうめんの 準 備 中 。
悠 々 館 の2 階 から 竹 が 伸 びてました。
イスやたてかん、あらゆるものを 使 って、 竹 を 設 置 してま
す。すごい。
悠 々 館 の2 階 、 時 間 の 過 ごし 方 、 使 い 方 はいろいろです。
http://seika-sekai.jp/
毎 日 が、 発 見 。
セイカの 一 風 変 わった 日 常 をブログでチェック!
京 都 精 華 大 学 ブログ「seika∞sekai」
001
2009 年 9 月 発 行
2009.07.22 17:51
賑 やかキャンパス
曇 り 空 とは 対 照 的 に、 天 ケ 池 周 辺 ではとっても 賑 やかな 展
覧 会 がスタートしていました。
立 体 造 形 コース4 回 生 による「 野 外 展 」です。
002
映 画 でセカイで 変 える 方 法 。( 仮 )
10 月 初 旬 発 行 予 定
NEXT ISSUE
京 都 精 華 大 学
〒606-8588 京 都 市 左 京 区 岩 倉 木 野 町 137
http://www.kyoto-seika.ac.jp
受 験 生 フリーダイヤル 70120-075017
発 行 : 京 都 精 華 大 学 広 報 課
編 集 : 竹 内 厚 (Re:S)
岡 田 芳 枝 ( 人 文 学 部 出 身 )
南 部 沙 智 子 ( 人 文 学 部 4 年 生 )
吉 田 健 人 ( 人 文 学 部 4 年 生 )
イラスト: 加 藤 豊
テ ザ゙イン: 川 名 潤 (pri graphics)
中 島 達 也 ( 芸 術 学 部 卒 業 )
ライター: 中 村 悠 介
田 辺 ユウキ
写 真 : 西 郡 友 典
石 川 奈 都 子
田 中 和 人
大 島 拓 也
傘 の 数 にも 驚 きましたが、
階 段 を 登 って 悠 々 館 の 前 に 立 つとそこには『 家 』が…
032