Kwansei Gakuin University Repository - 関西学院大学リポジトリ

良いか｣と言う点に関し,現段階において,この取り組みは成功したように考えられる.
・ この教育は,グリッドコンピューティング環境で行なうことにより,最大の効果が得られるが,単
純なネットワーク環境においても生徒は試行錯誤が可能であるといえよう.
・ 3年選択生と1年全員を比較すると,考察に余り大きな変化が見られず,この教材の特徴はどの学
年においても,適応することが可能であることが分かった.
(3) 今後の取り組み
・ 今年度で,生徒のつまずくところ,理解できるところなど,大体の傾向が分かったので,この経験
を活かし,カリキュラムと内容のブラシュアップを図りたい.
・ 一方で,300名中数十名はとても情報教育に興味を持ち,3年生で開講される選択授業を希望す
る生徒が出てきた.この生徒の希望を裏切らないように,選択授業の教材作成を行なう必要がある.
・ 教育評価と,この授業自体の評価に関し,定量的評価を試みる必要がある.
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