JAEA-Review-2010-014.pdf:27.34MB - 日本原子力研究開発機構
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AN-1<br />
MIU-1<br />
MIU-3<br />
<strong>JAEA</strong>-<strong>Review</strong> <strong>2010</strong>-014<br />
- 81 -<br />
AN-3<br />
MIU-2<br />
MIU-4<br />
メンテナンス伴う水位値のずれ<br />
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メンテナンス伴う水位値のずれ<br />
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図 4.2-2 正馬様用地内における間隙水圧観測結果(縦軸は全水頭で表示 地表=約 EL.200m)<br />
②表層水理観測<br />
正馬様用地における表層水理観測では,地下水位計,河川流量計,気象観測装置,土壌水分計によ<br />
る観測を継続している(図 4.2-3,表 4.2-2)。2008 年度は東濃鉱山気象観測システムが 2008 年 2 月をも<br />
って移設され欠測となったため,正馬川流域・正馬川モデル流域・瑞浪超深地層研究所用地の観測デ<br />
ータを利用し,蒸発散量の推定に必要なパラメータを補完式により推定し,東濃鉱山の気象データとして<br />
算出した 1) 。ただし湿度に関しては 100%をこえた場合は,100%として算出した。その結果を表 4.2-3 お<br />
よび表 4.2-4 に示す。<br />
正馬川流域における 2008 年度(2008 年 4 月から 2009 年 3 月まで)の岩盤浸透量は,全域では 70mm,<br />
上流域では 322mm,下流域では-32mm となった。過去の観測結果を見ても上流域の岩盤浸透量が下流<br />
域のそれよりも多い傾向にあり,これまでの観測結果と整合する(図 4.2-4)。<br />
正馬川モデル流域における岩盤浸透量は,河川流量(SPM)が機器の故障により,長期間の欠測とな<br />
ったため算出していない。<br />
なお,2001 年度および 2007 年度におけるモデル流域の岩盤浸透量については,算定に用いるモデ<br />
ル流域の林外の降水量が他の地点の降水量より著しく小さな値となっており,正常な計測が実施できて<br />
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