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JAEA-Review-2010-014.pdf:27.34MB - 日本原子力研究開発機構

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使用機器<br />

レコーダー部<br />

電極/<br />

ケーブル類<br />

測定点数<br />

測定仕様<br />

サンプリング間隔<br />

<strong>JAEA</strong>-<strong>Review</strong> <strong>2010</strong>-014<br />

図 4.1.1-3 自然電位測定の電極配置<br />

表 4.1.1-3 自然電位測定仕様<br />

データ ロガー 計測ユニット(8チャンネル/ユニット)<br />

[キーエンス社製<br />

NR-600]<br />

スタンドアロンユニット<br />

フィルター 64チャンネルエイリアスフィルター<br />

LANケーブル<br />

遠電極ケーブル<br />

電極<br />

- 17 -<br />

ステンレス製[φ10mm<br />

×長さ400mm]<br />

80 点<br />

1 sec<br />

モニタリング結果の一例として,深度 300m 研究アクセス坑道掘削前の地質や湧水箇所の把握のため<br />

の先行ボーリング調査(08MI13 号孔:図4-1)において,1,200 ℓ/分の大量湧水に遭遇した前後(2008 年<br />

10 月 7 日前後)の自然電位の分布を図 4.1.1-4 に示す。この図を 2007 年度に更新した地質構造モデル<br />

(Substage200 モデル) 1) の断層(EL100m)と比較してみると,自然電位の変化の領域は一見,北西~北<br />

北西走向に卓越して分布する断層のいくつかによって規制されているようにも解釈できるが,その一方で<br />

自然電位の変化のより強い領域が大量湧水の影響がより小さくなると予想される研究所用地外に認めら<br />

れていることなどから,慎重にデータを分析・評価していく必要があると考えられる。<br />

今後は,このような自然電位の変化について詳細にデータ処理を実施するとともに,引き続き,モニタ<br />

リングを継続する。また,得られた結果について地質構造および水理に関する情報と対比して詳細な解<br />

釈を行い,地質構造モデルまたは水理地質構造モデルの更新に役立てる予定である。

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