JAEA-Review-2010-014.pdf:27.34MB - 日本原子力研究開発機構
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<strong>JAEA</strong>-<strong>Review</strong> <strong>2010</strong>-014<br />
表 4.1.1-2 逆 VSP 探査測線と受振点数<br />
測線名 測線長(m) 受振点数(ch)<br />
受振点 No<br />
始点※ 終点<br />
No.1測線 210 22 1 22<br />
No.2測線 140 15 23 37<br />
No.3測線 260 27 38 64<br />
No.4測線 590 60 65 124<br />
No.5測線 190 20 125 144<br />
合計 1390m 144ch<br />
※受振点 No の始点は各測線とも主立坑側に位置する<br />
2008 年度取得したデータとこれまでに測定した 6 回のデータを合わせて,高角度傾斜の断層を対象と<br />
した暫定的なデータ処理・解析として,No.1 測線と No.4 測線について,高角度傾斜の断層に着目したデ<br />
ータ処理(VSP マイグレーション)を実施した例を示す(図 4.1.1-2)。その結果,立坑周辺において,断層<br />
を示唆するようないくつかの顕著な反射イベント(図 4.1.1-2 中の青色破線部)が確認できた。今後は詳<br />
細なデータ処理・解析パラメータの設定や断層モデルを使ったシミュレーションを実施し,反射断面の品<br />
質を向上させるとともに,地質データや既存の地質構造モデルと対比して解釈を行い,地質構造モデル<br />
の更新に反映する予定である。<br />
図 4.1.1-2 No.1 測線と No.4 測線におけるデータ処理結果<br />
(b)電気探査を用いた地下水流動モニタリング<br />
地下水流動を規制する地質・地質構造の分布および地下水流動の変化する場所や流動の方向を推<br />
定する技術を整備することを目的として,2007 年度に引き続き,電気探査法(自然電位測定)による地下<br />
水流動のモニタリングを研究所用地周辺の地上において継続した(図 4.1.1-3,表 4.1.1-3)。<br />
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