CEAS導入・運用の手引き - 関西大学

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CEASの 導 入
2.1 事 前 準 備 事 項
導 入 環 境
サーバの 配 置 を 決 定 する 必 要 があります。
CEAS 2.0では、CEASのプログラムとWebサーバは 同 一 のマシンに 設 定 しますが、DBサーバはそれらと 同 一 のマシン
でも 別 のマシンでもかまいません。また、MailサーバもSMTPプロトコルでアクセスできるサーバであれば、 他 の
マシン 上 のMailサーバを 利 用 できます。
ユーザや 科 目 データが、 例 えば 学 部 ごとにまとまっている 場 合 には、 学 部 ごとに、WebサーバとDBサーバを 用 意 し、
それぞれにCEASのプログラムを 配 置 することも 一 つの 選 択 肢 です。
運 用 体 制
・ 基 本 データの 更 新 とバックアップの 方 針 を 決 めておく 必 要 があります。
CEAS 導 入 時 に 初 期 設 定 した 基 本 データは、 継 続 的 に 更 新 する 必 要 があります。 学 籍 移 動 が 日 常 的 に 発 生 する
場 合 には、 例 えば 日 毎 に 自 動 的 に「 定 期 自 動 更 新 」を 行 うことが 可 能 です。CEASでは、バックグラウンドジ
ョブで、「 差 分 データ」を 取 り 込 む 機 能 を 有 しています。
これを 実 施 するには、 例 えば 教 務 システムから、 学 籍 移 動 に 関 する「 差 分 データ」を 定 期 的 に 取 得 できるよ
うに、 教 務 システムとのデータの 受 け 渡 しの 仕 方 を 決 めておく 必 要 があります。
さらに、 学 期 が 変 わる 時 期 に、 学 期 切 替 に 伴 う「 一 括 更 新 」を 行 うことも 予 定 しておく 必 要 があります。そ
のため、 大 量 に 発 生 する 基 本 データの 差 分 データを 取 得 できるように、 教 務 システムとのデータの 受 け 渡 し
の 手 順 を 決 めておく 必 要 もあります。
また、 過 去 の 学 期 に 使 用 した 科 目 データ、 科 目 担 任 データ、 履 修 情 報 データのCEAS 上 での 保 持 期 限 を 決 めて
おく 必 要 もあります。
定 期 的 に 実 施 する 基 本 データのバックアップの 期 間 とバックアップ 装 置 を 決 めておく 必 要 もあります。CEAS
では、 定 期 的 にバックアップする 機 能 を 提 供 します。
・ 教 材 ・ 授 業 データの 保 持 とバックアップ
教 材 ・ 授 業 データは、 基 本 的 には 担 任 者 に 帰 属 するので、 担 任 者 に 定 期 的 にバックアップ( 個 人 のPCにデー
タをダウンロード)することを 要 請 する 必 要 があります。CEAS 上 のデータに 対 しては、 一 定 の 保 持 期 間 を 経
過 したものは 削 除 する 運 用 が、システムの 負 担 を 軽 くする 上 で 望 まれますので、その 保 持 期 間 を 決 めておく
必 要 があります。
・ 担 当 者
CEASの 運 用 に 当 たっては、システム 管 理 者 と 履 修 環 境 管 理 者 の 役 割 を 想 定 しています。 従 って、これらの 役
割 の 担 当 者 を 決 定 しておく 必 要 があります。
基 本 データ
CEASの 導 入 では、 最 初 に 基 本 データの 初 期 設 定 を 行 います。 従 って 基 本 データをCEASで 定 める 仕 様 に 従 って 作 成
する 必 要 があります。 仕 様 は、 付 録 「CEAS 基 本 データ 入 力 フォーマット」を 参 照 してください。
基 本 データは、データ 件 数 が 小 さい 場 合 は、「 一 括 登 録 サンプルデータ」を 参 考 に 容 易 に 作 成 することができま
す。データが 大 量 の 場 合 、 例 えば 教 務 システム 等 とのデータ 受 け 渡 しを 考 える 必 要 があります。
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