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11 ・主語,述語及び目的語を明確にしてい<br />

るか。<br />

12 ・対応国際規格を基礎とした一致規格の<br />

場合においても,直訳を避け,意訳を心<br />

掛けているか。<br />

13 ・国際規格を引用する場合,対応する JIS<br />

はないか。<br />

引用規格の西暦年を記載する必要<br />

はあるか。<br />

JIS が引用できない場合,規格利用<br />

者の利便性を図るため,引用する国<br />

際規格の該当部分を翻訳して本文中<br />

に記載するなどの配慮はされている<br />

か。<br />

14 ・規定文に対しては,動詞はできるだけ<br />

能動態にし,また,規定の表現形式を<br />

用いているか。<br />

※ 規定を表す表現形式については,<br />

JIS Z 8301 の附属書 H 参照。<br />

→ 文章を読み返し,文意が不明確な箇所については,主語,述<br />

語及び目的語が明確になっているか再確認する。<br />

→ 技術的内容に影響のない範囲であれば,文章の追加・変更が<br />

あってもよく,場合によっては主語と目的語とを置き換えるな<br />

どして理解しやすくする。<br />

特に,長文又は難解な文章は,適切な部分で切り分けるなどの<br />

配慮をすることが望ましい。<br />

→ JIS Z 8301 の 6.6.7.3 参照。<br />

→ JIS Z 8301 の 6.6.7.3 d)3)参照。<br />

→ 受動態の表現を能動態の表現に置き換える例<br />

例 1 5.3 で述べられた方法に準拠し…<br />

→ 5.3 に示す方法によって<br />

例 2 …は,附属書 C に説明されている。<br />

→ → …を,附属書 C に示す。<br />

※ ただし,主体を正確に記載する必要がある場合(主語と目<br />

的語の置き換えが困難な場合),また,能動態の表現に修正<br />

することによって,逆に不自然な表現になり,本来の文脈と<br />

異なってしまう場合には,この限りではない(用語の定義,<br />

注記,解説などでは,むしろ文脈上,受動態を用いるのが自<br />

然である。)。前後の文脈,受動態の表現に置き換える必要<br />

性などを,都度確認しながら文章を検討することが望まし<br />

い。<br />

→ 規定文の文章の末尾は,規定を表す表現形式(指示,要求,<br />

禁止,推奨など)になっているかを確認する。<br />

例 3 …である。<br />

→ …でなければならない。 …とする。<br />

例 4 報告は,次の情報を含んでいるものとする。<br />

→ 報告は,次の情報を記載する。<br />

例 5 …することとする。<br />

→ …する。<br />

※ 規定文の理解を促進し,より平易な文章にするために,<br />

“…することとする。”は“…する。”に置き換えるこ<br />

とが望ましい。<br />

この手引は,著作権法により無断での複製,転載等は禁止されております。<br />

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