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7.3. 側線及び点線の下線の用い方に関する留意点<br />

a) 対応国際規格を基に JIS を作成する場合,対応国際規格に対する編集上の変更及び/又は技術的差異<br />

は,側線又は点線の下線を用いるなどして明確に識別することになっているが,編集上の変更及び/<br />

又は技術的差異に該当する箇所が 1 ページ近くにわたるときには,読みやすさという観点から,点線<br />

の下線ではなく,通常,側線を用いるのが望ましい。<br />

b) 附属書の番号に“J”が付されている附属書(例えば,附属書 JA)には,側線及び点線の下線を引く<br />

必要はない。ただし,対応国際規格にはない附属書である旨を序文に記載する(JIS Z 8301 の C.2 の<br />

例 4~例 6 参照)。<br />

7.4. JIS と対応国際規格との対比表の作成方法(JIS Z 8301 の附属書 F 参照)<br />

a) 一般事項<br />

JIS と対応国際規格との対比表(以下,対比表という。)は,ISO/IEC Guide21-1(国際規格及びその他<br />

の国際規範文書の地域及び国家規格採用-第 1 部:国家規格の採用)に基づき,対応国際規格を“修正<br />

(MOD)”して JIS を作成する場合,必ず付ける必要がある。<br />

対比表の一般事項は,次による。<br />

1) 対比表として必要な事柄は,ISO/IEC Guide21-1 の“修正(MOD)”となるために,JIS と国際規格<br />

との構成の違い,技術的差異及びそれらの内容が容易に比較できることである。<br />

2) 本体(附属書を含む。)に示した変更箇所の指示(点線の下線,側線など)と,対比表とに差異がな<br />

いよう整合を図る。<br />

3) 必要な事柄を完備している範囲で,できる限り簡素化を図る。<br />

b) 記載方法のポイント<br />

対比表の記載方法のポイントを,次に示す。<br />

1) 対比表は,事細かに記載する必要はなく,極力簡素化を図るのがよい。<br />

2) 簡素化を図るために,ほぼ全ての箇条が“一致”である場合には,技術的差異がある一部の箇条[附<br />

属書(規定)及びその箇条を含む。]だけを記載してもよい。<br />

3) また,例えば,(I)(内容)欄には,要点を記載する。規格の文章をそのまま記載する必要はない。<br />

(III)(内容)欄には, JIS とほぼ同じ”などと記載し,簡素化を図るのがよい。<br />

“<br />

4) JIS と対応国際規格との間に技術的差異がある場合には,規格の作成に参加していない関係者にも<br />

理解できるよう,(V)欄に技術的差異の理由及び今後の対策(移行,提案など)について必ず記載<br />

する。<br />

5) 各項目の記載方法のポイントとともに,対比表の記載例 1~記載例 3 を,次に示す。<br />

この手引は,著作権法により無断での複製,転載等は禁止されております。<br />

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