マニュアル Nero DiscSpeed - ftp.nero.com
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<strong>マニュアル</strong><br />
<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong>
著作権および商標情報<br />
著作権および商標情報<br />
ここに記載されるソフトウェアと同様に、本<strong>マニュアル</strong>はライセンスの一部として提供され、使用許諾書に従ってのみ使用または<br />
複製することが許されます。同梱のソフトウェアおよび本<strong>マニュアル</strong>の内容は、事前の通知なしに変更される場合があります。Ner<br />
o AG 社は、本<strong>マニュアル</strong>の正確さに関していかなる責務も負わないものとし、保証の範囲を超える一切の請求を拒否します。<br />
本<strong>マニュアル</strong>とその内容のすべては、著作権によって保護されており、著作権は <strong>Nero</strong> AG 社に帰属します。All rights<br />
reserved.また、この<strong>マニュアル</strong>の内容は、国際著作権条約により保護されています。<strong>Nero</strong> AG<br />
社の書面による許可なしに、本<strong>マニュアル</strong>の一部または全部の複製、配布、複写を禁止します。<br />
プロジェクトに挿入または転写しようとしている既存の画像、写真、ビデオ、音楽タイトル、またはその他の素材は、著作権によ<br />
って保護されている場合があります。これらの素材を許可なく使用することは、その素材について著作権の帰属している所有者の<br />
権限を侵害する可能性があります。著作権の所有者から必要なすべての使用許諾を取得しなければなりません。<br />
著作権を所有しているか、著作権の所有者から許可されているか、あるいはその行為が著作権法の「公正使用」規定にあたる場合<br />
を除いて、国内または国際著作権法の違反にあたる場合があります。<br />
著作権で保護された素材の転写、複製、変更、または公表は、損害賠償請求や他の法的手続きの行使につながることがあります。<br />
ご自身の権利について不明確な場合は、法律の専門家にご相談ください。<br />
<strong>Nero</strong> Suite<br />
に同梱されているアプリケーションの中には、サードパーティによって開発されたテクノロジが必要なものがあり、<strong>Nero</strong> Suite<br />
にデモ版として同梱されている場合があります。<br />
これらのアプリケーションの当該バージョンを制限なく使用できるようにするには、オンラインで無料でアクティベートするか、<br />
アクティベーションファックスを送信してください。<br />
送信されるデータは、サードパーティから使用許諾されているテクノロジをアクティベートするために必要なデータだけです。<br />
<strong>Nero</strong> Suite を制限なく使用するには、インターネット接続が可能な環境、またはファックス機が必要です。<br />
Copyright 2006 - 2008 <strong>Nero</strong> AG and its licensors.All rights reserved.<br />
Adobe、Acrobat、Acrobat Reader、および Premiere は、Adobe Systems 社の商標または保護された商号です。<br />
AMD Athlon、AMD Opteron、AMD Sempron、AMD Turion、ATI Catalyst、および ATI Radeon は、Advanced Micro Devices<br />
社の商標または登録商標です。<br />
ATSC は、Advanced Television Committee の商標です。<br />
ICQ は、AOL 社の登録商標です。<br />
Apple、iPhone、iPod、iTunes、FireWire、および Mac は、Apple 社の商標または登録商標名です。<br />
ARM は、ARM, Ltd 社の登録商標です。<br />
AudibleReady は、Audible, Inc 社の登録商標です。<br />
BenQ は BenQ 社の登録商標です。<br />
Blu-ray Disc は、Blu-ray Disc Association の商標です。<br />
CyberLink は CyberLink 社の登録商標です。<br />
DLNA は、デジタル リビング ネットワーク アライアンスの登録商標です。<br />
DivX および DivX Certified は、DivX 社の登録商標です。<br />
Dolby、Pro Logic、およびダブル D 記号はドルビーラボラトリーズ社の商標または登録商標です。<br />
DTS および DTS Digital Surround は、DTS 社の登録商標です。<br />
DVB は DVB Project の登録商標です。<br />
Freescale は Freescale Semiconductor, Inc.の商標です。<br />
Google および YouTube は Google 社の商標です。<br />
IWinTV は、Hauppauge Computer Works, Inc 社の登録商標です。<br />
Intel、Intel XScale、Pentium、および Intel Core2 Duoは、Intel 社の商標または登録商標です。<br />
Linux は、Linus Torvalds の登録商標です。<br />
Memorex は、Memorex Products, Inc 社の登録商標です。<br />
<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong>
ActiveX、ActiveSync、DirectX、DirectShow、Internet Explorer、Microsoft、HDI、MSN、Outlook、Windows、Windows Mobi-<br />
le、Windows NT、Windows Server、Windows Vista、Windows Media、Xbox、Xbox 360、Windows Vista<br />
のスタートボタン、および Windows のロゴは、Microsoft 社の商標または登録商標です。<br />
My Space は MySpace, Inc. の商標です。<br />
NVIDIA、GeForce、および ForceWare は、NVIDIA 社の商標または登録商標です。<br />
Nokia は Nokia 社の登録商標です。<br />
CompactFlash は、SanDisk 社の登録商標です。<br />
Sony、メモリースティック、PlayStation、PLAYSTATION および PSP は Sony社の商標または登録商標です。<br />
HDV は、Sony 社および JVC(Victor Company of Japan)社の商標です。<br />
UPnP は、UPnP Implementers 社の登録商標です。<br />
Labelflash は、ヤマハ社の登録商標です。<br />
すべての商標は、情報の提供のみを目的として記載されています。 すべての商標名、商標はそれぞれの所有者に帰属します。<br />
<strong>Nero</strong> AG Im Stoeckmaedle 13-15 D-76307 Karlsbad Germany<br />
<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong>
目次<br />
1 はじめに 7<br />
1.1 この<strong>マニュアル</strong>について 7<br />
1.2 <strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> について 7<br />
2 プログラムを起動する 8<br />
3 メイン画面 9<br />
4 [<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> - オプション]ウィンドウ 15<br />
4.1 [ユーザーインターフェース]ナビゲーション項目 15<br />
4.2 [標準テスト]ナビゲーション項目 18<br />
4.3 [転送レート]ナビゲーション項目 21<br />
4.4 [アクセス/シーク時間]ナビゲーション項目 24<br />
4.5 [保存]ナビゲーション項目 24<br />
4.6 [自動実行]ナビゲーション項目 26<br />
4.7 ディスク品質項目 28<br />
4.8 [キャプチャ]ナビゲーション項目 31<br />
5 [ベンチマーク]タブ – 標準テスト 33<br />
5.1 転送レート 34<br />
5.2 DAE 品質 37<br />
5.3 アクセス/シーク時間 37<br />
5.4 CPU 利用率 38<br />
5.5 バーストレート 38<br />
5.6 スピンアップ/ダウン 39<br />
5.7 ロード/イジェクト 39<br />
5.8 データディスクを作成(クラシックバージョン) 39<br />
5.9 標準テストを個別に実行する 40<br />
目次<br />
5.10 一連の標準テストを実行する 41<br />
<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> IV
6 [ディスク作成]タブ 43<br />
6.1 データディスクを作成する(アドバンスバージョン) 43<br />
6.2 データディスク作成のテストを開始する 46<br />
7 [ディスク情報]タブ 48<br />
8 [ディスク品質]タブ 51<br />
8.1 品質テスト 51<br />
8.2 ディスク品質テストを実行する 56<br />
9 [スキャンディスク]タブ 58<br />
9.1 スキャンディスク 58<br />
9.2 ScanDisc テストを実行する 62<br />
10 拡張 DAE 品質テスト 63<br />
10.1 [<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong>]ウィンドウ - DAE テストディスク 63<br />
10.2 テストディスクを作成する 65<br />
10.3 [<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong>]ウィンドウ - 拡張 DAE 品質テスト 66<br />
10.4 拡張 DAE 品質テストを実行する 68<br />
10.5 エラーテスト 69<br />
10.5.1 [拡張 DAE エラー訂正テスト]ウィンドウ 70<br />
10.5.2 イメージの作成 71<br />
10.5.3 A-BEX テストディスクを使用してテストを実行する 72<br />
10.5.4 DAE テストディスクを使用してテストを実行する 73<br />
11 オーバーバーンテスト 74<br />
11.1 [<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> - オーバーバーンテスト]ウィンドウ 75<br />
11.2 オーバーバーンテストを実行する 78<br />
12 テストデータを保存する 79<br />
13 テストデータを取り込む 81<br />
14 ディスクの消去 83<br />
15 ビット設定 84<br />
15.1 [<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> - ビット設定]ウィンドウ 84<br />
目次<br />
15.2 ビット設定を変更する 85<br />
<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> V
16 技術的な情報 87<br />
16.1 システム要件 87<br />
17 用語集 88<br />
目次<br />
18 お問い合わせ 91<br />
<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> VI
1 はじめに<br />
1.1 この<strong>マニュアル</strong>について<br />
はじめに<br />
この<strong>マニュアル</strong>は、<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> での作業方法を知りたいと思う、すべてのユーザーに<br />
向けた構成になっています。内容はプロセスベースになっており、特定の目的を達成する方<br />
法を、手順ごとに説明してあります。<br />
この<strong>マニュアル</strong>を効果的に活用するために、以下の表記ルールに注意してください。<br />
必ず守っていただきたい、警告、前提条件、または指示を示します。<br />
補足的な情報や、注意メッセージを示します。<br />
1. 最初に、… 行頭の番号は、必要な操作を示します。<br />
番号順に、操作を実行してください。<br />
途中結果を示します。<br />
結果を示します。<br />
OK プログラムインターフェースに表示される、テキストの一部またはボ<br />
「」を参照してく<br />
ださい。<br />
1.2 <strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> について<br />
タンを示します。 これらは、太字で表記されます。<br />
他章への参照を示します。<br />
リンクと同様に動作し、下線付きの赤色文字で表記されます。<br />
[…] コマンドを入力するための、キーボードショートカットを表します。<br />
<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> は、使用可能な CD/DVD ドライブの速度確認に使用できます。テスト<br />
結果はグラフ表示またはテストログで確認することができます。また、<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong><br />
ではデータおよびオーディオ用の特殊テストメディアも作成できます。<br />
<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> 7
2 プログラムを起動する<br />
プログラムを起動する<br />
<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> から <strong>Nero</strong> StartSmart を起動するには、次の手順を実行します。<br />
1. [<strong>Nero</strong> StartSmart]アイコンをクリックします。<br />
<strong>Nero</strong> StartSmart ウィンドウが開きます。<br />
2. ボタンをクリックします。<br />
<strong>Nero</strong> アプリケーションのリストが表示されます。<br />
3. この選択リストから[ツールボックス] > [<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong>]を選択します。<br />
4. [<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong>]ウィンドウが開きます。<br />
<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> から <strong>Nero</strong> StartSmart が起動します。<br />
<strong>Nero</strong> StartSmart ウィンドウ<br />
<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> 8
3 メイン画面<br />
<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> で実行できる、あらゆる作業は、<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> のメイン画面から<br />
始まります。<br />
メイン画面<br />
ドロップダウンメニューには、コンピュータで使用できる光ドライブが正確な型式番号とと<br />
もに一覧されます。また、ドライブにインストールされているファームウェアのバージョン<br />
番号も表示されます。<br />
メイン画面内の 5<br />
つのタブを切り替えることができます。これらのタブは各種テストの実行や、テストに関す<br />
る情報の表示に使用します。<br />
メイン画面のメニューバーには、次の 4 つのメニューがあります。<br />
[ファイル]メニューでは、次のエントリを使用できます。<br />
メイン画面<br />
<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> 9
結果を読み込む [単一のファイルを取り込む]と[データベース]という 2<br />
つのサブエントリを含みます。<br />
[単一のファイルを取り込む]:<br />
保存されたテストファイルを取り込みます。<br />
[データベース]:<br />
メイン画面<br />
複数のファイルを同時に取り込みます。この方法では、テスト結果や<br />
光ドライブの効率を比較できます。<br />
拡張子が *.dat<br />
のバイナリファイルとして保存されたテスト結果のみが再び取り込ま<br />
れます。<br />
結果を保存 [バイナリ(.data)]、[テキスト(.csv)]、および[HTML(.html)]と<br />
いう 3 つのサブエントリを含みます。<br />
[バイナリ(.data)]:<br />
テスト結果をバイナリファイルとして保存します。拡張子が *.dat<br />
のバイナリファイルとして保存されたテストファイルのみを再び取り<br />
込むことができます。テスト結果を <strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong><br />
で開いたり、<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong><br />
データベース内のテスト結果と比較する場合は、このフォーマットを<br />
使用してください。<br />
[テキスト(.csv)]:<br />
テスト結果をテキストフアイルとして保存します。ファイルはあらゆ<br />
るテキストエディタで開くことができます。<br />
[HTML(.hml)]: あらゆる Web<br />
ブラウザで開くことができるグラフ表示でテスト結果を保存します。<br />
[保存]ナビゲーション項目の[オプション]ウィンドウでは、HTML<br />
ファイルで保存されるデータの量を定義できます。[ステータスを含<br />
む]チェックボックスをオンにすると、グラフ表示とその他のすべて<br />
のテスト結果が保存されます。このボックスをオフにすると、グラフ<br />
表示のみが保存されます。<br />
<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> 10
オプション [<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> -<br />
メイン画面<br />
オプション]ウィンドウが開きます。このウィンドウでは、ユーザー<br />
インターフェース、保存機能、および各種テストに関する設定を定義<br />
できます。<br />
終了 <strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> を終了します。<br />
[テストの実行]メニューでは、次の項目が選択できます。<br />
選択 一連の標準テストを開始します。[標準テスト]ナビゲーション項目<br />
の[<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> -<br />
オプション]ウィンドウで選択した標準テストがすべて実行されます<br />
。<br />
すべて 一連の標準テストを開始します。[標準テスト]ナビゲーション項目<br />
の[<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> -<br />
オプション]ウィンドウに一覧されている標準テストがすべて実行さ<br />
れます。<br />
転送レート 転送レートテストを開始します。<br />
DAE 品質 DAE 品質テストを開始します。<br />
アクセス/シー<br />
ク時間<br />
アクセス/シーク時間テストを開始します。<br />
CPU 利用率 CPU 利用率テストを開始します。<br />
バーストレート バーストレートテストを開始します。<br />
スピンアップ/<br />
ダウン<br />
ロード/イジェ<br />
クト<br />
データディスク<br />
を作成<br />
スピンアップ/ダウンテストを開始します。<br />
ロード/イジェクトテストを開始します。<br />
データディスク作成のテストを開始します。<br />
<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> 11
[拡張]メニューでは、次のエントリを使用できます。<br />
拡張 DAE<br />
品質テスト<br />
オーバーバーンテ<br />
スト<br />
[テスト CD を作成]、[テストの実行]、および[エ<br />
ラーテスト]という 3 つのサブエントリを含みます。<br />
[テスト CD を作成]: [<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> - DAE テストディ<br />
メイン画面<br />
スク]ウィンドウが開きます。このウィンドウでは特殊なテストデ<br />
ィスクに書き込みをし、これを拡張 DAE 品質テストで使用でき<br />
ます。<br />
[テストの実行]: [拡張 DAE 品質テスト]ウィンドウが開き<br />
ます。このウィンドウでは、前もって作成したテストディスクを使<br />
用して拡張 DAE 品質テストを実行できます。<br />
[エラーテスト]:<br />
[イメージの作成]および[テストの実行]というサブエントリを<br />
含みます。<br />
[イメージの作成]: [<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> - 拡張 DAE イメージの作<br />
成]ウィンドウが開きます。このウィンドウでは、テストディスク<br />
のイメージファイルを作成できます。ディスクタイプが A-<br />
BEX(TCD-714R、TCD-721R、または TCD-726)のテストデ<br />
ィスクが必要です。<br />
[テストの実行]: [<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> - 拡張 DAE エラー訂正テス<br />
ト]ウィンドウが開きます。このウィンドウでは、A-BEX<br />
ディスクからデータを読み出し、作成されたイメージファイルのデ<br />
ータと比較できます。<br />
[<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> - オーバーバーンテスト]ウィンドウが開き<br />
ます。このウィンドウでは、オーバーバーンテストをシミュレート<br />
できます。<br />
ディスク消去 [<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> - 消去]ウィンドウが開きます。このウィン<br />
ドウでは、再書き込み可能なディスクからデータを削除できます。<br />
ビット設定 [<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> - ビット設定]ウィンドウが開きます。この<br />
ウィンドウでは、DVD レコーダのビット設定を変更できます。<br />
<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> 12
クリップボードに<br />
キャプチャ<br />
ファイルにキャプ<br />
チャ<br />
<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> のスナップショットをクリップボードに<br />
コピーします。それ以上の詳細な結果の表示は失われます。<br />
メイン画面<br />
光ハードディスクドライブからテスト中のディスクを取り出す前に<br />
、必ずスナップショットを保存してください。保存しないと、イメ<br />
ージがクリップボードから削除されてしまいます。<br />
[別名で保存]ウィンドウが開きます。このウィンドウでは、ハー<br />
ドドライブ上にスナップショットを保存できます。<br />
[ヘルプ]メニューでは、次のエントリを使用できます。<br />
<strong>マニュアル</strong> [ヘルプ情報]ウィンドウが開きます。このウィンドウでは、Ner<br />
o の Web サイトから<strong>マニュアル</strong>をダウンロードできます。<br />
情報 [<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> の情報]ウィンドウが開きます。このウ<br />
ィンドウでは <strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> の正確なバージョン番号を確認で<br />
きます。<br />
次のボタンが使用できます。<br />
[<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> - オプション]ウィンドウが開きます。このウ<br />
ィンドウでは、ユーザーインターフェース、保存機能、および各種<br />
テストに関する設定を定義できます。<br />
開始 テストを開始します。<br />
開始されるテストは選択したタブによって異なります。<br />
停止 進行中のテストを停止します。<br />
終了 <strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> を終了します。<br />
次のタブが使用できます。<br />
ベンチマーク [ベンチマーク]タブを表示します。このタブでは、プログラムが<br />
提供する標準テストを実行できます。結果も表示されます。<br />
<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> 13
メイン画面<br />
ディスク作成 [ディスク作成]タブを表示します。ディスクへの書き込みに関す<br />
る拡張テストを実行できます。<br />
ディスク情報 [ディスク情報]タブを表示します。現在光ディスクドライブにあ<br />
るディスクに関する詳細な情報を確認できます。<br />
ディスク品質 [ディスク品質]タブを表示します。<br />
このタブでは、書き込むディスクの品質をテストするスキャンを実<br />
行できます。<br />
スキャンディスク [スキャンディスク]タブを表示します。<br />
以下も合わせてご覧下さい:<br />
転送レート 34<br />
DAE 品質 37<br />
アクセス/シーク時間 37<br />
CPU 利用率 38<br />
バーストレート 38<br />
スピンアップ/ダウン 39<br />
ロード/イジェクト 39<br />
このタブでは、詳細な品質テストを実行できます。<br />
データディスクを作成(クラシックバージョン) 39<br />
拡張 DAE 品質テスト 63<br />
オーバーバーンテスト 74<br />
ディスクの消去 83<br />
ビット設定 84<br />
[ベンチマーク]タブ – 標準テスト 33<br />
[ディスク情報]タブ 48<br />
[<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> - オプション]ウィンドウ 15<br />
テストデータを保存する 79<br />
テストデータを取り込む 81<br />
<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> 14
4 [<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> - オプション]ウィンドウ<br />
[<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> - オプション]ウィンドウ<br />
[<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> - オプション]ウィンドウには、<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> インターフェースの<br />
外観をカスタマイズしたり、必要に応じた設定を行うことのできるさまざまなオプションが<br />
用意されています。<br />
このウィンドウを開くには[ ]ボタンをクリックします。<br />
ウィンドウはナビゲーションツリーと各種設定オプションで構成されています。<br />
表示される入力エリアは、ナビゲーションツリーで選択した項目によって異なります。<br />
4.1 [ユーザーインターフェース]ナビゲーション項目<br />
[ユーザーインターフェース]ナビゲーション項目では、[言語]、[ディスク情報(DVD)<br />
]、[優先順位]、および[色]エリアに設定オプションがあります。<br />
[<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> - オプション] - [ユーザーインターフェース]ナビゲーション項目<br />
[言語]エリアでは、次の設定オプションが使用できます。<br />
メニュー<br />
[言語]<br />
[Disc 情報<br />
プログラムインターフェースで使用する言語を指定します。<br />
(DVD)]エリアでは、メイン画面の[ベンチマーク]タブに表示される情報を選択できます<br />
<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> 15
[<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> - オプション]ウィンドウ<br />
。この設定は光ディスクドライブに DVD がある場合だけ使用できます。<br />
次の設定オプションが使用できます。<br />
オプションボタン<br />
[ディスクタイプ<br />
]<br />
オプションボタン<br />
[ブックタイプ]<br />
DVD のディスクタイプを示します。<br />
DVD のブックタイプを示します。<br />
[優先順位]エリアでは、次の設定オプションが使用できます。<br />
メニュー<br />
[優先順位]<br />
<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> の優先順位を選択します。Windows の各プロセス<br />
は、定義された優先順位で実行されます。この優先順位によって、メ<br />
モリなどのコンピュータのリソースに <strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> が効率的<br />
にアクセスできる方法が決まります。<br />
優先順位は[低]、[通常]、[高]、および[リアルタイム]から<br />
選択できます。<br />
コンピュータで同時に実行しているその他のプロセスがテストを妨害<br />
しないように、優先順位を[高]に設定してください。<br />
[色]エリアでは、メイン画面の[ベンチマーク]タブの色を定義できます。<br />
次の設定オプションが使用できます。<br />
ドロップダウンメ<br />
ニュー<br />
テーマ<br />
ボタン<br />
バックグランド 1<br />
テーマを選択します。事前に定義されているテーマのほかに、[ユー<br />
ザー定義]エントリで色を設定できます。色を手動で編集するには、<br />
色の付いたタイルをクリックし、表示されるダイアログボックスから<br />
必要な色を選択します。<br />
グラフエリアの背景の基本色を変更します。<br />
<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> 16
ボタン<br />
バックグランド 2<br />
ボタン<br />
グリッド(一次)<br />
ボタン<br />
グリッド(二次)<br />
ボタン<br />
[速度]<br />
ボタン<br />
[RPM]<br />
ボタン<br />
[バッファレベル<br />
]<br />
ボタン<br />
[CPU 利用率]<br />
チェックボックス<br />
水平グリッドを表<br />
示<br />
チェックボックス<br />
垂直グリッドを表<br />
示<br />
[<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> - オプション]ウィンドウ<br />
グラフエリアの背景の影の基本色を変更します。<br />
[バックグラウンド<br />
2]のチェックボックスがオンになっている場合にのみ有効です。そ<br />
うでない場合グラフエリアの背景は単色で表示されます。<br />
グラフエリアの粗いグリッドの色を変更します。<br />
[水平グリッドを表示]、[垂直グリッドを表示]の少なくともいず<br />
れかのチェックボックスが有効である必要があります。<br />
グラフエリアのファイングリッドの色を変更します。<br />
[水平グリッドを表示]、[垂直グリッドを表示]の少なくともいず<br />
れかのチェックボックスが有効である必要があります。<br />
グラフ内の速度を表す曲線の色を変更します(書き込みの速度か、読<br />
み取りの速度かはテストによって異なります)。<br />
グラフ内のディスクの回転速度を表す曲線の色を変更します。<br />
バッファレベルの曲線の色を変更します。<br />
CPU 利用率の曲線の色を変更します。<br />
グラフエリアの水平グリッド線を表示または隠します。初期設定では<br />
このチェックボックスがオンになっています。<br />
グラフエリアの垂直グリッド線を表示または隠します。初期設定では<br />
このチェックボックスがオンになっています。<br />
<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> 17
4.2 [標準テスト]ナビゲーション項目<br />
[<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> - オプション]ウィンドウ<br />
[標準テスト]ナビゲーション項目の[テスト選択]、[速度]、および[スピンアップ時<br />
間]エリアには設定オプションがあります。<br />
メイン画面[開始]ボタンまたは[テスト実行] ><br />
[<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> - オプション] - [標準テスト]ナビゲーション項目<br />
[選択済み]メニュー項目をクリックすると自動的に実行される標準テストは、[選択済み<br />
]テストエリアで定義できます。これらのテストは、[ベンチマーク]タブで実行されます<br />
。テストはすべて初期設定で有効になっています。<br />
次の設定オプションが使用できます。<br />
チェックボックス<br />
[転送レート]<br />
チェックボックス<br />
DAE 品質<br />
チェックボックス<br />
[アクセス/シーク時<br />
間]<br />
一連の標準テストにテストを追加します。[転送レート]テスト<br />
では、データの読み込み速度、つまりデータがディスクから読み<br />
込まれる速度が測定されます。挿入されたディスクが空の場合、<br />
テストでは書き込み速度が測定されます。<br />
一連の標準テストにテストを追加します。DAE 品質テストは、2<br />
つの部分的な測定で構成されています。<br />
一連の標準テストにテストを追加します。[アクセス/シーク時<br />
間]テストでは、ディスクが挿入されている光ディスクドライブ<br />
のアクセスまたはシーク時間が 3 つの部分測定で測定されます。<br />
<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> 18
チェックボックス<br />
[CPU 利用率]<br />
チェックボックス<br />
[バーストレート]<br />
チェックボックス<br />
[スピンアップ/ダウ<br />
ン]<br />
チェックボックス<br />
[ロード/イジェクト<br />
]<br />
チェックボックス<br />
[拡張リードテスト<br />
]<br />
チェックボックス<br />
[データディスクを<br />
作成]<br />
チェックボックス<br />
[データのベリファ<br />
イ]<br />
[<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> - オプション]ウィンドウ<br />
一連の標準テストにテストを追加します。[CPU<br />
利用率]テストでは、CPU(中央演算処理装置)の利用率(%)<br />
がさまざまな速度で測定されます([1x]、[2x]、[4x]、<br />
および [8x])。<br />
一連の標準テストにテストを追加します。<br />
[バーストレート]テストでは、光ディスクドライブからコンピ<br />
ュータへの最大転送レートが測定されます。<br />
一連の標準テストにテストを追加します。<br />
[スピンダウン]テストでは、光ディスクドライブが停止するま<br />
でにかかる時間が測定され、[スピンアップ]テストでは、光デ<br />
ィスクドライブが停止後に再びデータを読み出すまでにかかる時<br />
間が測定されます。<br />
一連の標準テストにテストを追加します。<br />
[ロード/イジェクト]テストでは、光ディスクドライブが必要<br />
とするディスクのロード、検出、イジェクトの時間が測定されま<br />
す。<br />
一連の標準テストにテストを追加します。<br />
[拡張リードテスト]テストは、一連の 3<br />
つのテストで構成されています。定義済みのテストサンプルによ<br />
って、ディスク上の 1 つ以上のセクタが読み込まれます。<br />
一連の標準テストにテストを追加します。<br />
[データディスクを作成]テストは、そのクラシックバージョン<br />
を[ベンチマーク]タブで、および拡張バージョンを[ディスク<br />
作成]タブで使用できます。クラシックテストでは、読み込み速<br />
度と回転速度を分析できます。拡張テストでは、光ディスクドラ<br />
イブのバッファレベルと CPU 利用率も測定できます。<br />
[データディスクを作成]テスト中にディスクに書き込まれたデ<br />
ータをチェックします。<br />
<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> 19
[<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> - オプション]ウィンドウ<br />
[速度]エリアでは、[転送レート]の読み込み速度、および[データディスクを作成]の<br />
書き込み速度を定義できます。最大速度は既定で有効になっています。この速度は光ディス<br />
クドライブのテストや最悪な条件下でのテストにもお勧めします。次の設定オプションが使<br />
用できます。<br />
オプションボタン<br />
[最大]<br />
オプションボタン<br />
[現在]<br />
オプションボタン<br />
[選択]<br />
光ディスクドライブが達成できる最大速度を選択します。<br />
光ドライブの現在の速度を選択します。この速度は影響を受けず<br />
、その他のシステム設定(他のソフトウェアやファームウェアの<br />
設定など)の影響を受けることがあります。<br />
手動で速度を選択します。入力フィールドに任意の値を入力しま<br />
す。<br />
[スピンアップ時間]エリアでは、次の設定オプションが使用できます。<br />
[スピンアップ時間<br />
]<br />
以下も合わせてご覧下さい:<br />
転送レート 34<br />
DAE 品質 37<br />
アクセス/シーク時間 37<br />
CPU 利用率 38<br />
バーストレート 38<br />
スピンアップ/ダウン 39<br />
ロード/イジェクト 39<br />
スピンアップ時間を定義します。<br />
ディスクと光ディスクドライブを安定させるために、<strong>Nero</strong><br />
<strong>DiscSpeed</strong> は実際のテストを開始する前にディスクの回<br />
転を開始します。ここでの標準設定は 10 秒です。<br />
<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> 20
4.3 [転送レート]ナビゲーション項目<br />
[<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> - オプション]ウィンドウ<br />
[転送レート]ナビゲーション項目には、[グラフ]エリアと[書き込みオプション]エリ<br />
アに、[転送レート]テストに特化した設定オプションがあります。<br />
[<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> - オプション] - [転送レート]ナビゲーション項目<br />
[グラフ]エリアのグラフの設定を定義できます。次の設定オプションが使用できます。<br />
スライダ<br />
[テストの長さ]<br />
チェックボックス<br />
[RPMの表示]<br />
メニュー<br />
[最大速度 CD/DVD]<br />
[最大速度 CD/DVD]<br />
転送レートテストの精度を定義します。<br />
精度が上がるほど、詳細なグラフが表示されますが、テ<br />
スト時間が長くなります。<br />
グラフの回転速度を示します。<br />
CD/DVD を光ディスクドライブに挿入する際<br />
に[ディスク作成]タブに垂直のグラフスケールで表示<br />
される最大値を定義します。<br />
曲線の一部がグラフエリアの境界を超えないようにする<br />
ために、光ディスクドライブの最大読み取り速度よりも<br />
若干高い値を選択することをお勧めします。<br />
<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> 21
チェックボックス<br />
[最低/最高を表示]<br />
チェックボックス<br />
[読み込みテスト]<br />
チェックボックス<br />
[書き込みテスト]<br />
[<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> - オプション]ウィンドウ<br />
転送レートテスト中に記録された最低および最高の速度<br />
値を示します。<br />
通常の曲線では、最低速度が開始速度であり、最高速度<br />
が終了速度です。不均等な曲線では、最高記録速度が最<br />
高値として表示される一方で、最低記録速度は最小値と<br />
して表示されます。<br />
高解像度または低解像度で読み込みテストの曲線を示し<br />
ます。<br />
高解像度または低解像度で書き込みテストの曲線を示し<br />
ます。<br />
[書き込みオプション]エリアでは、次の設定オプションが使用できます。<br />
エリア<br />
[書き込みモード]<br />
エリア<br />
[ディスクタイプ]<br />
チェックボックス<br />
[バッファーアンダーラン<br />
保護]<br />
ディスクの書き込みモードとして[SAO](session-at-<br />
once)または[TAO](track-at-once)を選択します。<br />
session-at-once モードでは、[オーバーバーン<br />
CD]チェックボックスと[オーバーバーン<br />
DVD]チェックボックスをオンにすることもできます。対<br />
応する入力フィールドに正確なデータ数を入力してくださ<br />
い。<br />
データディスクまたはオーディオディスクのいずれかの書<br />
き込みシミュレーションを有効にします。<br />
光ディスクドライブバッファーアンダーランの保護を有効<br />
にします。<br />
バッファーアンダーラン保護は、標準で有効になっていま<br />
す。<br />
このボックスはそのままオンにしておくことをお勧めしま<br />
す。<br />
<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> 22
チェックボックス<br />
[ストリーミング]<br />
チェックボックス<br />
[ダイレクトオーバーライ<br />
ト]<br />
チェックボックス<br />
[イメージファイルの書き<br />
込み]<br />
チェックボックス<br />
[テストデータを含める]<br />
以下も合わせてご覧下さい:<br />
転送レート 34<br />
[<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> - オプション]ウィンドウ<br />
ストリーミングは書き込み速度を倍以上改善できますが、<br />
ディスクの質に悪影響が及ぶことがあります。これはディ<br />
スクが書き込みプロセス中に検証されず、欠陥のあるセク<br />
タは再書き込みされないためです。<br />
このボックスは標準でオフになっています。つまり検証が<br />
有効になっています。このボックスをオンにすると、DVD<br />
-RAM と Blu-ray ディスクの検証が無効になります。<br />
このボックスをオンにすると、最初に古いデータを削除し<br />
なくても、再書き込み可能なディスクが直接上書きされま<br />
す。<br />
このボックスをオフにしていると、ダイアログボックスが<br />
表示され、書き込み先のディスクにデータが含まれている<br />
ことが通知されます。<br />
このボックスをオンにすると、<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> はイメ<br />
ージファイル(ISO または<br />
NRG)を作成して[データディスクを作成]テストを実行<br />
します。<br />
このチェックボックスをオフにすると、<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong><br />
はディスクの最大容量に達するまでバイナリデータを書き<br />
込んで同じテストを実行します。<br />
このチェックボックスをオンにすると、テストに関する追<br />
加情報(光ディスクドライブ、インストールされているフ<br />
ァームウェア、および書き込みプロセスのグラフ表示に関<br />
する情報)がディスクに書き込まれます。<br />
<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> 23
4.4 [アクセス/シーク時間]ナビゲーション項目<br />
[<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> - オプション]ウィンドウ<br />
[アクセス/シーク時間]ナビゲーション項目には、[測定]と[操作の回数]エリアに[<br />
アクセス/シーク時間テスト]に限定された設定オプションがあります。<br />
次の設定オプションが使用できます。<br />
エリア<br />
[測定]<br />
入力フィールド<br />
[操作の回数]<br />
以下も合わせてご覧下さい:<br />
アクセス/シーク時間 37<br />
4.5 [保存]ナビゲーション項目<br />
[<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> - オプション] - [アクセス/シーク時間]ナビゲーション項目<br />
アクセス時間とシーク時間の 2 つのテストのうちどちらのテ<br />
ストを実行するかを定義します。<br />
選択されたテストを実行する回数を定義します。入力する値<br />
が大きいほど測定結果の精度が上がりますが、テストが何度<br />
も繰り返される場合、テスト時間が長くなります。テスト回<br />
数は初期設定で 100 回に設定されています。<br />
[保存]ナビゲーション項目では、[自動保存]機能をオンにしている場合に自動的に選択<br />
される記憶域とファイル名を指定できます。<br />
<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> 24
次の設定オプションが使用できます。<br />
チェックボックス<br />
[自動保存]<br />
チェックボックス<br />
[ステータスを含む]<br />
チェックボックス<br />
[ファイルダイアログの<br />
表示]<br />
ボタン<br />
[<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> - オプション]ウィンドウ<br />
[<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> - オプション] - [保存]ナビゲーション項目<br />
このチェックボックスをオンにすると、<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong><br />
がすべてのテスト結果を自動的に CSV または HTML<br />
フォーマットで保存します。<br />
このチェックボックスをオンにすると、<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong><br />
はグラフだけでなく、表示エリアに表示される追加情報もす<br />
べて保存します。<br />
このボックスをオンにすると、ファイルを保存する前に適切<br />
なダイアログボックスが開きます。<br />
このボックスからファイル名を選択し、ファイルの保存先を<br />
指定できます。<br />
このボックスをオフにしている場合、すべてのファイルが指<br />
定されたフォルダに自動的に保存されます。ファイル名は自<br />
動的に作成されます。<br />
[フォルダの参照]ウィンドウを開きます。このウィンドウ<br />
からファイルを保存するフォルダを指定することができます<br />
。<br />
<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> 25
入力フィールド<br />
以下も合わせてご覧下さい:<br />
テストデータを保存する 79<br />
[<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> - オプション]ウィンドウ<br />
[ドライブ名]、[ドライブバージョン]、[日付]、[時<br />
間]、[MID](メディア<br />
ID)というユーザー定義のパラメータに従ってファイル名を<br />
作成します。<br />
パラメータは任意の順序でコンパイルできます。<br />
入力フィールドで必要なすべてのパラメータを調整してくだ<br />
さい。<br />
4.6 [自動実行]ナビゲーション項目<br />
すべてのパラメータが入力フィールドからクリアされている<br />
場合、そのファイル名は自動的に生成できません。<br />
[ファイルダイアログの表示]チェックボックスがオンにな<br />
っている場合のみ有効です。<br />
自動実行機能の詳細な設定は、[自動実行]ナビゲーション項目から実行できます。<br />
使用できるチェックボックスは、次のとおりです。<br />
[<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> - オプション] - [自動実行]ナビゲーション項目<br />
<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> 26
選択したテストを自動的に実<br />
行<br />
選択されたテストを継続的に<br />
実行する<br />
以下も合わせてご覧下さい:<br />
[<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> - オプション]ウィンドウ<br />
ディスクが光ディスクドライブに挿入されるとすぐに、<br />
[標準テスト]ナビゲーション項目で選択された一連の<br />
テストを自動的に開始します。<br />
このボックスをオフにした場合、一連のテストを手動で<br />
開始する必要があります。<br />
[標準テスト]ナビゲーション項目で選択されたテスト<br />
を実行する回数を定義します。<br />
このボックスをオンにしていると、次のオプションが使<br />
用できます。<br />
[テスト実行間の遅延] - 2<br />
つのテスト実行間での遅延の長さを定義します。<br />
[テストの回数]-<br />
テストが繰り返される回数を定義します。<br />
値[0]を選択すると、テストは手動で停止するまで繰<br />
り返されます。<br />
[標準テスト]ナビゲーション項目 18<br />
<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> 27
4.7 ディスク品質項目<br />
[<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> - オプション]ウィンドウ<br />
[ディスク品質]ナビゲーション項目には[品質]テストに[一般]、[クイックスキャン<br />
]、[図の余白]、[色]の設定オプションがあります。<br />
[一般]エリアでは、次のチェックボックスが使用できます。<br />
<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> - オプション - ディスク品質ナビゲーション項目<br />
速度を決定する [ディスク品質]でテストする速度は、選択した光学ドライブ<br />
によって変わります。この速度はレコーダーのモデルとインス<br />
トールされているファームウェアに関連します。チェックボッ<br />
クスが有効の場合、メイン画面の[ディスク品質]タブが選択<br />
されるとすぐに、<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> は自動的に速度を検出しま<br />
す。このボックスをオフにした場合、手動で速度を検出する必<br />
要があります。<br />
エラー上限を表示 図のカラーグラデーションの間隔を示します。<br />
光学ドライブのモデルとエラーが発生する間隔によって異なり<br />
ますが、検出されたエラーはひと目で許容、耐容、受け入れ不<br />
可として分類できます。<br />
統計を表示 テストの最後に結果の統計的な概要を示します。<br />
ラベルを表示 [ディスク品質]タブにディスクのレーベルを示します。<br />
<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> 28
[<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> - オプション]ウィンドウ<br />
[クイックスキャン]エリアでは、クイックスキャンのオプションを定義できます。[ディ<br />
スク品質]を完全なスキャンとして実行できます。クイックスキャンとフルスキャンは、[<br />
ディスク品質]タブで選択できます。クイックスキャンはディスクの特定のポイントのみを<br />
チェックします。その他のすべての領域は無視されます。その結果、完全なスキャンより短<br />
い時間で実行できますが、正確さは低下します。次のテキストボックスを使用できます。<br />
測定点 クイックスキャン中にチェックされるディスク上の点の数を定義し<br />
ます。<br />
サンプル容量: 各スキャン点のサイズ(MB 単位)を定義します。<br />
[図の余白]エリアでは、エラー曲線のグラフ表示に対して最大スケール限度を定義できま<br />
す。次の設定オプションが使用できます。<br />
オプションボタン<br />
自動<br />
オプションボタン<br />
修正<br />
選択エリア<br />
最大速度 CD<br />
段階化したスケール値を測定されたエラー数に<br />
自動的に合わせます。値 10 は、[C1 エラー/PI<br />
エラー]と[C2 エラー/PI<br />
障害]の両方の初期値として定義されます。<br />
さらにエラーが見つかった場合、<strong>Nero</strong><br />
<strong>DiscSpeed</strong> は自動的にスケールをより高い値に<br />
合わせます。<br />
スケール上の最大値をロック済みとして定義し<br />
ます。[C1 エラー/PI<br />
エラー]テキストボックスと[C2 エラー/PI<br />
障害]テキストボックスに必要な値を入力して<br />
ください。<br />
読み書きの速度について、[C1 エラー/PI<br />
エラー]曲線に表示される最大値を定義します<br />
。<br />
この値は、[CD]と[DVD]とで別々に定義し<br />
ます。<br />
<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> 29
[<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> - オプション]ウィンドウ<br />
[色]エリアのメイン画面の[ディスク品質]タブでは色を定義できます。次の設定オプシ<br />
ョンが使用できます。<br />
ドロップダウンメ<br />
ニュー<br />
テーマ<br />
ボタン<br />
バックグランド 1<br />
ボタン<br />
バックグランド 2<br />
ボタン<br />
グリッド(一次)<br />
ボタン<br />
グリッド(二次)<br />
テーマを選択します。事前に定義されているテーマのほかに、[ユー<br />
ザー定義]エントリで色を設定できます。色を手動で編集するには、<br />
色の付いたタイルをクリックし、表示されるダイアログボックスから<br />
必要な色を選択します。<br />
グラフエリアの背景の基本色を変更します。<br />
グラフエリアの背景の影の基本色を変更します。<br />
[バックグラウンド<br />
2]のチェックボックスがオンになっている場合にのみ有効です。そ<br />
うでない場合グラフエリアの背景は単色で表示されます。<br />
グラフエリアの粗いグリッドの色を変更します。<br />
[水平グリッドを表示]、[垂直グリッドを表示]の少なくともいず<br />
れかのチェックボックスが有効である必要があります。<br />
グラフエリアのファイングリッドの色を変更します。<br />
[水平グリッドを表示]、[垂直グリッドを表示]の少なくともいず<br />
れかのチェックボックスが有効である必要があります。<br />
C1/PIE グラフ内の C1 エラー/PI エラーを示す線です。<br />
C2/PIF グラフ内の C2 エラー/PI エラーを示す線です。<br />
ジッタ グラフ内のジッタの表示です。<br />
読み込み速度 グラフ内の読み取り速度を示す線です。<br />
書き込み速度 グラフ内の書き込み速度を示す線です。<br />
この曲線は、[転送レート]ナビゲーション項目の[テ<br />
ストデータを含める]ボックスがオンになっている場合<br />
だけ表示されます。<br />
<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> 30
チェックボックス<br />
水平グリッドを表<br />
示<br />
チェックボックス<br />
垂直グリッドを表<br />
示<br />
4.8 [キャプチャ]ナビゲーション項目<br />
[<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> - オプション]ウィンドウ<br />
グラフエリアの水平グリッド線を表示または隠します。初期設定では<br />
このチェックボックスがオンになっています。<br />
グラフエリアの垂直グリッド線を表示または隠します。初期設定では<br />
このチェックボックスがオンになっています。<br />
[キャプチャ]ナビゲーション項目には、スナップショット機能を使用してテスト結果を保<br />
存するための設定オプションがあります。<br />
次の設定オプションが使用できます。<br />
チェックボックス<br />
[ファイルダイアログの<br />
表示]<br />
[<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> - オプション] - [キャプチャ]ナビゲーション項目<br />
このボックスをオンにすると、ファイルを保存する前に適切<br />
なダイアログボックスが開きます。 このボックスから<br />
ファイル名を選択し、ファイルの保存先を指定できます。<br />
このボックスをオフにしている場合、すべてのファイルが指<br />
定されたフォルダに自動的に保存されます。ファイル名は自<br />
動的に作成されます。<br />
<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> 31
メニュー<br />
イメージフォーマット<br />
ボタン<br />
入力フィールド<br />
[<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> - オプション]ウィンドウ<br />
スナップショットを保存するファイル形式を定義し<br />
ます。 BMP、PNG、JPG、PNG、および TIFF<br />
形式が使用できます。<br />
[フォルダの参照]ウィンドウを開きます。このウィンドウ<br />
からファイルを保存するフォルダを指定することができます<br />
。<br />
[ドライブ名]、[ドライブバージョン]、[日付]、[時<br />
間]、[MID](メディア<br />
ID)というユーザー定義のパラメータに従ってファイル名を<br />
作成します。<br />
パラメータは任意の順序でコンパイルできます。<br />
入力フィールドで必要なすべてのパラメータを調整してくだ<br />
さい。<br />
すべてのパラメータが入力フィールドからクリアされている<br />
場合、そのファイル名は自動的に生成できません。<br />
[ファイルダイアログの表示]チェックボックスがオンにな<br />
っている場合のみ有効です。<br />
<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> 32
5 [ベンチマーク]タブ – 標準テスト<br />
[ベンチマーク]タブ – 標準テスト<br />
標準テストはすべて[ベンチマーク]タブのメイン画面で実行されます。テストは個別に実<br />
行することも、一連のテストに組み込むこともできます。<br />
次の標準テストが使用できます。<br />
転送レート<br />
DAE 品質<br />
アクセス/シーク時間<br />
CPU 利用率<br />
バーストレー ト<br />
スピンアップ/ダウン<br />
ロード/イジェクト<br />
データディスクを作成(クラシックバージョン)<br />
標準テスト – [ベンチマーク]タブ<br />
グラフの右側の[ディスクタイプ]エリアには、ディスクドライブに挿入されている<br />
ディス<br />
クに関する一般情報が表示されます。ここでは、次の表示パネルが使用できます。<br />
<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> 33
5.1 転送レート<br />
[ベンチマーク]タブ – 標準テスト<br />
種類 ディスクドライブにあるディスクのディスクタイプを示します。<br />
一部のテストについては、取得される結果はディスクタイプによって異なり<br />
ます。<br />
容量 ディスクドライブにあるディスクの記憶容量(CD の場合は MB、DVD<br />
の場合は GB)を示します。<br />
[転送レート]テストでは、データの読み取り速度が測定されます。すなわち、データがデ<br />
ィスクから読み取られる際の速度です。挿入されたディスクが空の場合、テストでは書き込<br />
み速度が測定されます。<br />
このテストは、光ディスクドライブのテストや、書き込まれたディスク(CD または<br />
DVD)の可読性の検証に最適です。<br />
結果は、グラフ表示に 2<br />
つの曲線の形で表示されます。読み取り速度は標準で緑の線で示され、ディスクの回転速度<br />
、つまり定角速度は黄色の線で示されます。<br />
水平のスケールは、ディスクの記録容量(CD の場合は MB、DVD の場合は<br />
GB)の値を示します。垂直のスケールは左側に読み取り速度を示し、右側に回転速度を示<br />
します(RPM × 1000)。<br />
2 層ディスクでは、グラフにさらに 2<br />
本の垂直線が表示されます。ディスクの全容量を示す赤い線、そして表示を 2<br />
つのセクションに分割するピンクの線です。各セクションには、1<br />
つの層の測定が示されます。<br />
さらに、テスト結果はグラフの右側の[速度]エリアに表示されます。<br />
光ディスクドライブのテストに利用する場合は、少し痛んだディスクを使用す<br />
るのも良いでしょう。<br />
[表示]エリアでは、次の表示パネルが使用できます。<br />
<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> 34
カレント/平均 テスト中に変化する速度を示します。<br />
[ベンチマーク]タブ – 標準テスト<br />
平均速度はテスト終了時にここに表示されます。<br />
開始 テスト中に決定される最低速度を示します。<br />
通常の曲線では、最低速度が開始速度でもあります。<br />
不均等な曲線では、最低記録速度は最小値としてここに表示さ<br />
れます。<br />
終了 テスト中に決定される最高速度を示します。<br />
通常の曲線では、最高速度が終了速度でもあります。<br />
不均等な曲線では、最高記録速度が最高値としてここに表示さ<br />
れます。<br />
<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> 35
種類 回転速度の種類を示します。<br />
以下も合わせてご覧下さい:<br />
[ベンチマーク]タブ – 標準テスト<br />
ディスクは次の種類の回転速度で読み取ることができます。<br />
[CAV](定角速度):<br />
定角速度では、ディスクは一定の速度で回転します。これは内<br />
側のトラックが最も遅い線速度をたどることを意味します。線<br />
速度は中央から外側のエッジに向かって移動するにつれ低下し<br />
ます。データ密度がディスクの中心から離れるにつれて低下す<br />
る間もデータレートは一定です。<br />
CLV(定線速度):<br />
定線速度では、レーザーがディスクの中心から離れるほどディ<br />
スクの回転速度が低下します。<br />
結果として、読み取り速度とデータ密度/レートの両方がディ<br />
スクのすべてのエリアで一定のままとなります。<br />
[ZCLV](ゾーン CLV): ディスクがいくつもの[CLV<br />
ゾーン]に分割されている場合、CLV<br />
を使用してそれぞれを別々の論理エリアとして読み取り、書き<br />
込むことができます。16x 速度は CD<br />
の最も内側のゾーンの特性値であり、これより後、速度は段階<br />
的に増えていきます。<br />
PCAV(パーシャル CAV): CAV と CLV<br />
の組み合わせでは、ディスクの内側のエリアに向かって CAV<br />
テクノロジが使用されます。特定の線速度に達すると、CLV<br />
テクノロジがディスクの外側のエッジに向かって切り替えられ<br />
ます。<br />
言い換えれば、回転速度は読み取り速度が最大値に達するまで<br />
一定のままとなり、回転速度が低下する間は読み取り速度は一<br />
定レベルのままとなります。<br />
[転送レート]ナビゲーション項目 21<br />
<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> 36
5.2 DAE 品質<br />
ディスク品質項目 28<br />
DAE 品質テストは、2 つの部分的な測定で構成されています。 DAE<br />
品質テストの結果は、[DAE 品質]エリアに表示されます。<br />
まず、ディスク上の 3<br />
[ベンチマーク]タブ – 標準テスト<br />
つの異なる点からオーディオエリアが読み取られ、ハードディスクに保存されます。同じエ<br />
リアが再度読み取られ、バッファされたデータと比較されます。DAE<br />
品質は算出された差異の数によって 0 から 10<br />
(完全な品質で違いなし)までの値で評価されます。評価された値は表示パネルに表示され<br />
ます。<br />
次に、<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong><br />
によって光ディスクドライブが正確なストリーミングをサポートしているかどうかがチェッ<br />
クされます。[正確なストリーム]チェックボックスがオンになっている場合、必要に応じ<br />
て任意のオーディオファイルがディスク上に確実に見つかります。<br />
5.3 アクセス/シーク時間<br />
テストで光ディスクドライブの性能が悪いという結果が出た場合、CD<br />
のリッピング時に検証機能を有効にすることをお勧めします。<br />
[アクセス/シーク時間]テストでは、3<br />
つの部分測定でディスクドライブに挿入されたディスクの光ディスクドライブのアクセスま<br />
たはシーク時間が測定されます。3<br />
つの部分測定の結果は、すべてグラフの右側の[アクセス時間]に表示されます。<br />
テストを開始する前に、アクセス時間またはシーク時間をテストするか、テストを何回実行<br />
するかを定義するオプションを使用できます。<br />
シーク時間またはアクセス時間について次の部分測定が実行されます。<br />
ランダム 読み取りヘッドをディスク上のランダムな位置に移動します。<br />
<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> 37
5.4 CPU 利用率<br />
1/3 読み取りヘッドをディスクの開始点から 3 分の 1<br />
を過ぎたところまで移動します。<br />
[ベンチマーク]タブ – 標準テスト<br />
完全 読み取りヘッドをディスクの開始点からその論理上の終点、つまり、データ<br />
が保存されるディスク上の最も外側の位置に移動します。<br />
以下も合わせてご覧下さい:<br />
[アクセス/シーク時間]ナビゲーション項目 24<br />
[CPU<br />
5.5 バーストレート<br />
利用率]では、CPU(中央演算処理装置)の利用率(%)がさまざまな読み取り速度と書き<br />
込み速度([1x]、[2x]、[4x]、[8x])で測定されます。結果はグラフ表示の右側<br />
の[CPU 利用率]エリアに表示されます。<br />
[バーストレート]テストでは、光ディスクドライブからコンピュータへの最大転送レート<br />
が測定されます。<br />
通常、光ディスクドライブは対応するケーブルを使用してマザーボードの IDE<br />
チャネルに接続されるため、この場合のテスト結果では IDE<br />
チャネルの転送速度が示されます。<br />
光ディスクドライブが別の方法で接続されている場合でもテストは有益です。その結果から<br />
接続が高書き込み速度に十分な速度かどうかを確認できます。<br />
測定結果は、グラフの右側の[インターフェース]エリアに示されます。[バーストレート<br />
]表示パネルの値は、光ディスクドライブの最大速度よりも常に大きくなります(たとえば<br />
、16x の書き込み速度を持つ DVD バーナーについては、21MB/秒大きくなります)。<br />
<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> 38
5.6 スピンアップ/ダウン<br />
[ベンチマーク]タブ – 標準テスト<br />
このテスト結果は、ディスクドライブに挿入されたディスクからのデータがキ<br />
ャッシュされる場合にしか意味がありません。<br />
多くの光ディスクドライブはハードディスクのオーディオデータをキャッシュ<br />
しないため、このテストにはデータ CD を使用することをお勧めします。<br />
[スピンダウン]テストでは、光ディスクドライブが停止するまでにかかる時間が測定され<br />
、[スピンアップ]テストでは、光ディスクドライブが停止後に再びデータを読み出すまで<br />
にかかる時間が測定されます。<br />
2<br />
つの時間が短くなればなるほど、好ましい結果となります。早い光ディスクドライブほど、<br />
スピンアップ/スピンダウン時間が速くなります。<br />
両方の測定結果が表示エリアの画面下に示されます。<br />
5.7 ロード/イジェクト<br />
[ロード/イジェクト]テストでは、光ディスクドライブがディスクのロード、検出、イジ<br />
ェクトに必要とする時間が測定されます。<br />
ディスクをロードしたりイジェクトしたりするのに必要な時間は、常にディスクの種類に関<br />
係なくほぼ同じです。この時間は光ディスクドライブのトレイがどの程度すばやく開閉する<br />
かによって異なります。<br />
ディスクドライブに挿入されているディスクの検出に光ディスクドライブが必要とする時間<br />
は、ディスクの種類によって異なります。シングルセッションを含むディスクよりもマルチ<br />
セッションディスクを検出するほうが時間がかかります。<br />
測定結果が表示エリアの画面下に表示されます。<br />
5.8 データディスクを作成(クラシックバージョン)<br />
[データディスクを作成]テストは、そのクラシックバージョンを[ベンチマーク]タブで<br />
、および拡張バージョンを[ディスク作成]タブで使用できます。クラシックテストを使用<br />
<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> 39
すると、書き込み速度と回転速度を分析できます。<br />
拡張テストを使用すると、光ディスクドライブのバッファレベルと CPU<br />
利用率も測定できます。<br />
[ベンチマーク]タブ – 標準テスト<br />
クラシックテストは、[ベンチマーク]タブで実行され、結果もこのタブに表示されます。<br />
この場合、グラフには、書き込み速度の曲線、およびディスクの回転速度が(要求に応じて<br />
)示されます。<br />
クラシックテストは、[転送レート]ナビゲーション項目のオプションで定義した設定に従<br />
って実行されます(を参照)。<br />
グラフに回転速度を示さない場合は、[転送レート]ナビゲーション項目のオ<br />
プションの[RPM の表示]チェックボックスをオフにしてください。<br />
以前選択されたバイナリデータは、最大ディスク容量に達するまで空のディスクに書き込ま<br />
れます。DVD は CD<br />
よりもはるかに多くのデータを保持できるため、書き込まれるファイル数はディスクの種類<br />
によって異なります。<br />
データを検証し、結果をグラフの下の表示パネルに表示する場合は、[標準テ<br />
スト]ナビゲーション項目の下のオプションの[データの検証]チェックボッ<br />
クスをオンにします。<br />
以下も合わせてご覧下さい:<br />
[転送レート]ナビゲーション項目 21<br />
5.9 標準テストを個別に実行する<br />
次の要件を必ず満たしてください。<br />
メイン画面で[ベンチマーク]タブが選択されている。<br />
テストを個別に開始するには、次の手順を実行します。<br />
1. 使用できる光ディスクドライブが複数ある場合は、必要なディスクドライブをドロップダウ<br />
ンメニューから選択します。<br />
2. 光ディスクドライブに適切なディスクを挿入します。<br />
<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> 40
3. [テストの実行]メニューをクリックします。<br />
[テストの実行]メニューが開きます。<br />
4. 任意のテストを選択します。<br />
[ベンチマーク]タブ – 標準テスト<br />
標準テスト - 選択<br />
テストが実行されます。グラフの下の表示エリアに表示されるテストプロセスの各ステ<br />
ップに従います。<br />
[停止]ボタンをクリックすると、いつでも進行中のテストをキャンセルできます。<br />
これで、グラフや関連表示でテストの結果を確認し、保存できます。<br />
以下も合わせてご覧下さい:<br />
テストデータを保存する 79<br />
5.10 一連の標準テストを実行する<br />
次の要件を必ず満たしてください。<br />
メイン画面で[ベンチマーク]タブが選択されている。<br />
複数のテストを続けて開始するには、次の手順を実行します。<br />
<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> 41
[ベンチマーク]タブ – 標準テスト<br />
1. 使用できる光ディスクドライブが複数 ある場合は、必要なディスクドライブをドロップダウ<br />
ンメニューから選択します。<br />
2. [ ]ボタンをクリックします。<br />
[<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> - オプション]ウィンドウが開きます。<br />
3. [標準テスト]ナビゲーション項目をクリックします。<br />
4. 実行するテストのチェックボックスをオンにして、開始しないすべてのテストのチェックボ<br />
ックスをオフにしま す。<br />
5. 関連ナビゲーション項目で有効にしたテストに対して必 要な設定を行い、[OK]ボタンを<br />
クリックします。<br />
6. 光ディスクドライブに適切なディスクを挿入します。<br />
7. [開始]ボタンをクリックします。<br />
テストが実行されます。グラフの下の表示エリアに表示されるテストプロセスの各ステ<br />
ップに従います。<br />
[停止]ボタンをクリックすると、いつでも進行中のテストをキャンセルできます。<br />
これで、グラフや関連表示でテストの結果を確認し、保存できます。<br />
以下も合わせてご覧下さい:<br />
テストデータを保存する 79<br />
[<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> - オプション]ウィンドウ 15<br />
<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> 42
6 [ディスク作成]タブ<br />
6.1 データディスクを作成する(アドバンスバージョン)<br />
[ディスク作成]タブ<br />
[データディスクを作成]テストは、[ディスク作成]タブの拡張バージョンとして、およ<br />
び[ベンチマーク]タブのクラシックバージョンとして使用できます。<br />
クラシックテストを使用すると、読み込み速度と回転速度を分析できます。拡張テストを使<br />
用すると、光ディスクドライブのバッファレベルと CPU 利用率も測定できます。<br />
拡張テストは、[ディスク作成]タブで実行され、結果もこのタブに表示されます。<br />
結果は、グラフに次の 4 つの曲線の形で表示されます。<br />
書き込み速度<br />
回転<br />
バッファレベル<br />
CPU 利用率<br />
水平のスケールは、ディスクの容量(CD の場合は MB、DVD の場合は<br />
GB)の値を示します。垂直のスケールは左側に書き込み速度を示し、右側に回転速度を示<br />
します(RPM × 1000)。<br />
グラフ表示と表示エリアとの間にある進行状況バーは、書き込みプロセスの進行状況を示し<br />
ます。<br />
[ ディスク作成]タ ブ<br />
<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> 43
[ディスク作成]タブ<br />
グラフ表示の右側の[ディスク情報]エリアには、ディスクドライブに挿入されているディ<br />
スクに関する一般情報が表示されます。ここでは、次の表示パネルが使用できます。<br />
種類 ディスクドライブにあるディスクのディスクタイプを示します。<br />
ID ディスクのメディアコードを示します。<br />
容量 ディスクドライブにあるディスクの記録容量(CD の場合は MB、DVD<br />
の場合は GB)を示します。<br />
基本的に、オプションで定義されるすべての設定が[ベンチマーク]タブの標<br />
準テストに適用されます。拡張テストに影響する設定はすべて[ディスク作成<br />
]タブで直接行います。<br />
グラフで使用される色は例外です。これらの色を変更する場合は、[ユーザー<br />
インターフェース]ナビゲーション項目のオプションで行います。<br />
グラフ表示の右側の[設定]エリアではテストの必要な設定を定義できます。次の設定オプ<br />
ションが使用できます。<br />
メニュー<br />
[速度]<br />
チェックボックス<br />
[イメージ書込]<br />
チェックボックス<br />
[シミュレート]<br />
テストを実行する速度を定義します。ドロップダウンメニューで使用<br />
できる項目はディスクドライブ内のディスクによって異なります。<br />
このチェックボックスをオンにすると、以前に定義したバイナリデー<br />
タではなく選択したイメージファイルが記録できるディスクに書き込<br />
まれます。<br />
このチェックボックスをオンにすると、記録できるディスクにデータ<br />
を書き込む代わりにすべてのテスト結果を作成するプロセスがシミュ<br />
レートされます。<br />
テスト結果は、グラフの右側の[速度]、[バッファ]、[CPU<br />
利用率]、[進行状況]エリアにも表示されます。<br />
<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> 44
速度 速度テストの部分的な結果を示します。<br />
[ディスク作成]タブ<br />
[カレント/平均]はテスト中に変化する速度を示します。平均速度<br />
はテスト終了時にここに表示されます。<br />
[開始] -<br />
テスト中に検出される最低速度を示します。通常の曲線では、最低速<br />
度が開始速度でもあります。不均等な曲線では、最低記録速度は最小<br />
値としてここに表示されます。<br />
[種類] - 回転速度の種類を示します。<br />
[終了] -<br />
テスト中に決定される最高速度を示します。通常の曲線では、最後に<br />
最高速度に達します。不均等な曲線では、最高記録速度が最高値とし<br />
てここに表示されます。<br />
バッファ 書き込みテスト中のバッファの利用率(%)をバー上にグラフィック<br />
で、その隣には数値で示します。最小バッファレベル、最大バッファ<br />
レベル、および平均バッファレベルの値は、以下のとおり左から右に<br />
一覧表示されます。これらの値はテスト中に継続的に更新されます。<br />
[グラフを表示]チェックボックスをオンにしている場合、バッファ<br />
レベルの表示がグラフにプロットされます。左側にある小さい色付き<br />
の四角は、線の色を示します。この色は[ユーザーインターフェース<br />
]ナビゲーション項目のオプションで適宜変更できます。<br />
<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> 45
[ディスク作成]タブ<br />
CPU 利用率 書き込みテスト中の CPU 利用率(%)をバー上にグラフィック<br />
で、およびその隣に数値で示します。最小 CPU 使用率、最大 CPU<br />
使用率、および平均 CPU<br />
使用率の値は、下記のとおり左から右に一覧表示されます。これらの<br />
値はテスト中に継続的に更新されます。<br />
[グラフを表示]チェックボックスをオンにしている場合、CPU<br />
利用率の表示がグラフにプロットされます。左側にある小さい色付き<br />
の四角は、線の色を示します。<br />
この色は[ユーザーインターフェース]ナビゲーション項目のオプシ<br />
ョンで適宜変更できます。<br />
進行状況 [位置]は書き込みプロセス中にディスク上の読み込みヘッドの現在<br />
以下も合わせてご覧下さい:<br />
位置を連続的に示します。<br />
[経過時間]は書き込みプロセスの開始以降、経過した時間(分と秒<br />
)を指定します。<br />
データディスクを作成(クラシックバージョン) 39<br />
6.2 データディスク作成のテストを開始する<br />
次の要件を必ず満たしてください。<br />
メイン画面で[ディスク作成]タブが選択されている。<br />
[データディスクの作成]テストを開始するには、次の手順を実行します。<br />
1. 使用できる光ディスクドライブが複数ある場合は、必要なディスクドライブをドロップダウ<br />
ンメニューから選択します。<br />
2. グラフの右側の[設定]エリアで必要な設定を行います。<br />
3. シミュレーションを実行しない場合は、光ディスクドライブに空のディスクを挿入します。<br />
<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> 46
4. [開始]ボタンをクリックします。<br />
[ディスク作成]タブ<br />
テストまたは書き込み処理が実行されます。グラフの下の表示エリアに表示されるテス<br />
トプロセスの各ステップに従います。<br />
[停止]ボタンをクリックすると、いつでも進行中のテストをキャンセルできます。<br />
テストは常に[開始]ボタンを使用して開始します。<br />
このテストを実行している限り、[テストの実行]メニューのエントリはグレ<br />
ー表示されます。[テストの実行] ><br />
[選択済み]をクリックした場合、テストは[ベンチマーク]タブで自動的に<br />
実行され、クラシックバージョンの結果が表示されます。<br />
これで、グラフや関連表示でテストの結果を確認し、保存できます。<br />
以下も合わせてご覧下さい:<br />
テストデータを保存する 79<br />
<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> 47
7 [ディスク情報]タブ<br />
[ディスク情報]タブ<br />
[ディスク情報]タブには、ディスクドライブ内のディスクに関する詳細な情報が示されま<br />
す。情報は[基本情報]、[詳細情報]、および[Raw<br />
データ]エリアに分割されたエリアのタブに表示されます。<br />
[ディスク情報]タブ<br />
表示エリアの下のチェックボックスを使用すると、表示を必要に応じてカスタマイズできま<br />
す。使用できるチェックボックスは、次のとおりです。<br />
基本情報 このチェックボックスをオンにすると、[基本情報]エ<br />
リアの一般情報が表示されます。<br />
このボックスをオフにすると、この情報は非表示となり<br />
ます。<br />
詳細情報 このボックスをオンにすると、[詳細情報]エリアに情<br />
報が表示されます。<br />
このボックスをオフにすると、この情報は非表示となり<br />
ます。<br />
<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> 48
Raw データ このボックスをオンにすると、[Raw<br />
データ]が表示されます。<br />
[ディスク情報]タブ<br />
このボックスをオフにすると、この情報は非表示となり<br />
ます。<br />
さらに、表示エリアの下の次のボタンも使用できます。<br />
テキストにコピー すべての情報をクリップボードにテキスト形式でコピーします。<br />
HTMLにコピー すべての情報をクリップボードに HTML 形式でコピーします。<br />
[基本情報]エリアには、ディスクドライブのディスクに関する一般情報が表示されます。<br />
ここでは、次の表示パネルが使用できます。<br />
ディスクタイプ ディスクドライブにあるディスクのディスクタイプを示し<br />
ます。<br />
ブックタイプ ディスクドライブにあるディスクのブックタイプを示しま<br />
す。<br />
製造者 製造者の名前を示します。<br />
MID メディア識別コード(MID)を示します。MID<br />
はディスクを識別します。<br />
書き込み速度 ディスクドライブにあるディスクで可能な書き込み速度を<br />
すべて示します。<br />
この情報は、選択した光ディスクドライブのファームウェ<br />
アによって異なります。すなわち、同じディスクに対して<br />
レコードごとに別のオプションが示されることがあります<br />
。<br />
容量 ディスクの容量を MSF (分/秒/フレーム)と MB<br />
の両方で示します。<br />
オーバーバーンを介して達成された追加容量は計算には含<br />
まれません。<br />
<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> 49
[ディスク情報]タブ<br />
[詳細情報]エリアには、ディスクドライブのディスクに関する詳細情報が表示されます。<br />
ここでは、次の表示パネルが使用できます。<br />
レイヤー ディスクで使用可能なレイヤー数を示します。<br />
ライトストラテジー ディスクに意図された目的をチェックします。オーディオ<br />
CDやデータ CD<br />
など、ディスクの中には用途が指定されているものもあります。<br />
著作権保護 ディスクドライブ内のディスクがコピー防止付きかどうかを示し<br />
ます。<br />
ディスクの状態 ディスクの状態を示します。すなわち、ディスクがまったく空の<br />
さらに[Raw<br />
ままか、すでにファイナライズされているか、またはさらに多く<br />
のデータを書き込めるかどうかを示します。<br />
データ]エリアには、ディスクにこれまで書き込まれたバイナリデータに関する情報も表示<br />
されます。<br />
<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> 50
8 [ディスク品質]タブ<br />
8.1 品質テスト<br />
[ディスク品質]タブ<br />
[ディスク品質]テストはスキャンとも呼ばれ、[ディスク品質]タブで実行できます。ク<br />
ィックスキャンと詳細スキャンのいずれかを選択できます。クィックスキャンでは、ディス<br />
ク上で定義された点のみが検証されます。その他のエリアはすべて無視されます。結果とし<br />
て、詳細スキャンよりも時間はかかりませんが精度は劣ります。このテストは書き込まれた<br />
ディスクに特に有益です。レコーダーを使用した場合のみ信頼でき、シンプルなリーダーで<br />
は不十分です。<br />
結果は上下 2 つのグラフで表示されます。 上のグラフについては、C1 エラー/PI<br />
エラー(それぞれ CD と DVD に対する)の結果を示し、下のグラフは C2 エラー/PI<br />
障害(それぞれ CD と DVD に対する)の結果を示します。上のグラフについては、左の垂<br />
直スケールが C1 エラー/PI エラーの数を示し、右の垂直スケールが<br />
書き込み速度/読み取り速度を示します。下のグラフについては、左の垂直スケールが C2<br />
エラー/PI 障害の数を示し、右の垂直スケールがジッタ値を示し<br />
ます。両方のグラフの水平のスケールは、ディスクの容量(CD の場合は MB、DVD<br />
の場合は GB)の値を示します。<br />
下のグラフから保護されているエリアを省略する場合は、[ディスク品質]ナ<br />
ビゲーション項目のオプションにある[バックグラウンドを使用してエラー制<br />
限を示す]チェックボックスをオンにします。<br />
さらに、テスト結果と進行中のテストに関するデータの両方が[ディスク情報]エリア、お<br />
よびグラフの右側にあるその他の多くの表示パネルに示されます。ディスク品質に関する情<br />
報は、テストの実行中にグラフの下の[PI エラー]、[PI<br />
障害]、および[ジッタ]エリアにリアルタイムで表示されます。 [PO<br />
障害]の数もここに示されます。<br />
<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> 51
[ディスク品質]タブ<br />
[テストデータを含める]チェックボックスが[転送レート]ナビゲーション<br />
項目の下のオプションでオンになっている場合、ディスクドライブのディスク<br />
への書き込みに使用されるレコーダとファームウェアに関する情報を示す、追<br />
加の表示パネルがグラフの上に表示されます。<br />
[ディスク品質]タブ<br />
グラフの右側の[設定]エリアではテストの設定を定義できます。さらに、[ディスク品質<br />
]ナビゲーション項目の下のオプションで必要な基本設定を行う必要があります。<br />
[ディスク品質]タブでは次の設定オプションが使用できます。<br />
メニュー<br />
[速度]<br />
ボタン<br />
テストを実行する速度を定義します。ドロップダウンメニューで使用<br />
できる項目はディスクドライブ内のディスクによって異なります。<br />
使用可能な速度のドロップダウンメニューのエントリを<br />
更新します。<br />
コンピュータに多くのディスクドライブを接続している<br />
場合、テスト用の光ディスクドライブを選択したらデー<br />
タを更新することをお勧めします。<br />
<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> 52
入力フィールド<br />
[開始]<br />
入力フィールド<br />
[終了]<br />
チェックボックス<br />
[クィックスキャン]<br />
チェックボックス<br />
[C1/PIEを表示]<br />
チェックボックス<br />
[C2/PIF を表示]<br />
[ディスク品質]タブ<br />
テストを実行する開始値を定義します。この値は手動で<br />
入力できます。<br />
ディスクの最初からテストを開始するには、値 0000MB<br />
を選択します。<br />
テストの実行を終了する終了値を定義します。この値は<br />
手動で入力できます。<br />
<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> は、ディスクドライブ内のディスク<br />
の値を示します。書き込み済みディスクについては、こ<br />
の値は最大容量から逸脱していることがあります。この<br />
場合、データが最大容量いっぱいになってしまった、ま<br />
たは最大容量を超えていない可能性があります。<br />
このボックスをオンにすると、[ディスク品質]ナビゲ<br />
ーション項目のオプションで定義した設定ごとにクイッ<br />
クスキャンが実行されます。<br />
このボックスをオフにすると、ディスク全体がスキャン<br />
されます。<br />
このボックスをオンにすると、C1 エラー/PI<br />
エラーが示されます。<br />
このボックスをオフにすると、この情報は非表示となり<br />
ます。<br />
このボックスをオンにすると、C2 エラー/PI<br />
障害が示されます。<br />
このボックスをオフにすると、この情報は非表示となり<br />
ます。<br />
<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> 53
チェックボックス<br />
[ジッタを表示]<br />
チェックボックス<br />
[読込速度を表示]<br />
チェックボックス<br />
[書込速度を表示]<br />
ボタン<br />
[拡張]<br />
[ディスク品質]タブ<br />
このボックスをオンにすると、ジッタが示されます。こ<br />
のボックスをオフにすると、この情報は非表示となりま<br />
す。<br />
すべてのレコーダがジッタ値を測定できるわけではあり<br />
ません。このボックスをオンにしていても、当該のレコ<br />
ーダが値を測定できなければジッタは示されません。<br />
このチェックボックスをオンにすると、最上部のグラフ<br />
に読み取り速度が表示されます。<br />
曲線は標準では赤で表示されます。この色は[ディスク<br />
品質]ナビゲーション項目のオプションで必要に応じて<br />
変更できます。<br />
このチェックボックスをオンにすると、最上部のグラフ<br />
に書き込み速度が表示されます。<br />
曲線は標準では白で表示されます。この色は[ディスク<br />
品質]ナビゲーション項目のオプションで必要に応じて<br />
変更できます。<br />
[テストデータを含める]チェックボックスが[転送レ<br />
ート]ナビゲーション項目のオプションでオンになって<br />
いる場合、書き込み速度は書き込み処理中にディスクに<br />
記録され、ディスクの詳細なテストで使用できるように<br />
なります。このボックスが書き込み中にオフになってい<br />
た場合、情報はディスクに保存されないため、書き込み<br />
速度が表示されません。<br />
[ディスク品質テスト:<br />
拡張オプション]ダイアログボックスを開きます。<br />
[ディスク情報]エリアには、ディスクドライブ内のディスクに関する一般的な情報が示さ<br />
れます。ここでは、次の表示パネルが使用できます。<br />
種類 ディスクドライブにあるディスクのディスクタイプを示します。<br />
<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> 54
ID ディスクのメディアコードを示します。<br />
[ディスク品質]タブ<br />
日付 ディスクが作成された/書き込まれた日付を示します。イメージファイルがデ<br />
ィスクに書き込まれた場合、この表示パネルにはイメージファイルが作成さ<br />
れた日付が示されます。<br />
レーベル ディスクドライブにあるディスクのレーベルを示します。<br />
ディスクのレーベルを示さない場合は、[ディスク品質]ナビゲーション項<br />
目のオプションの[ディスクレーベルを表示]ボックスをオフにしてくださ<br />
い。<br />
次の表示パネルにはさらに詳細が表示されます。<br />
品質スコア 比率(%)はテストの結果に基づいて計算されます。100%<br />
の品質指標は完璧、つまりエラーがないことを示します。<br />
進行状況 テストの進行状況、つまり、すでにスキャンされたディスクの割合(<br />
%)を示します。<br />
位置 ディスク上の読み込みヘッドの現在位置を連続的に示します。<br />
速度 スキャン速度を示します。<br />
[C1 エラー]エリアまたは[PI エラー]は検出された C1 または PI<br />
エラーに関する情報を示します。CD<br />
が光ディスクドライブに挿入されている場合、このエリアには C1<br />
エラーが表示されます。DVD<br />
が光ディスクドライブに挿入されている場合、このエリアには PI エラーが表示されます。<br />
ここでは、次の表示パネルが使用できます。<br />
平均 検出された C1 エラーまたは PI エラーの平均数を示します。<br />
最大 C1 エラーまたは PI エラーの最大数を示します。<br />
合計 検出された C1 エラーまたは PI エラーの合計数を示します。<br />
<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> 55
[C2 エラー]エリアまたは[PI 障害]エリアは検出された C2 エラーまたは PI<br />
[ディスク品質]タブ<br />
障害に関する情報を示します。CD が光ディスクドライブに挿入されている場合、C2<br />
エラーはこのエリアに表示されます。DVD<br />
が光ディスクドライブに挿入されている場合、PI 障害はこのエリアに表示されます。<br />
ここでは、次の表示パネルが使用できます。<br />
平均 検出された C2 エラーまたは PI 障害の平均数を示します。<br />
最大 C2 エラーまたは PI 障害の最大数を示します。<br />
合計 検出された C2 エラーまたは PI 障害の合計数を示します。<br />
[ジッタ]エリアはジッタに関する情報を示します。すべてのレコーダがジッタ値を測定で<br />
きるわけではありません。当該のレコーダが値を測定できない場合、表示パネルは空白のま<br />
まとなります。ここでは、次の表示パネルが使用できます。<br />
平均 平均ジッタ値を示します。<br />
最大 最大ジッタ値を示します。<br />
PO 障害の数は、[PO 障害]表示パネルに示されます。これらは、DVD<br />
で検出できる最も重大なエラーです。通常、PO<br />
障害はディスク上に読み取ることができないデータが存在することを示しています。<br />
以下も合わせてご覧下さい:<br />
ディスク品質項目 28<br />
[転送レート]ナビゲーション項目 21<br />
8.2 ディスク品質テストを実行する<br />
次の要件を必ず満たしてください。<br />
メイン画面で[ディスク品質]タブが選択されている。<br />
[ディスク品質]テストを起動するには、次の手順を実行します。<br />
1. 使用できる光ディスクドライブが複数ある場合は、必要なディスクドライブをドロップダウ<br />
ンメニューから選択します。<br />
<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> 56
2. 光ディスクドライブにディスクを挿入します。<br />
[ディスク品質]タブ<br />
詳細なテスト(ディスク全体のテスト)を実行する場合は、[クイックスキャ<br />
ン]チェックボックスをオフにしてください。<br />
3. グラフの右側の[設定]エリアで必要な設定を行います。<br />
4. [開始]ボタンをクリックします。<br />
テストが実行されます。グラフの下のエリアでは、テストプロセスを追跡できます。[<br />
停止]ボタンをクリックすると、いつでも進行中のテストをキャンセルできます。<br />
これで、グラフや関連表示でテストの結果を確認し、保存できます。<br />
以下も合わせてご覧下さい:<br />
テストデータを保存する 79<br />
<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> 57
9 [スキャンディスク]タブ<br />
9.1 スキャンディスク<br />
[スキャンディスク]タブ<br />
[スキャンディスク]テストは、[スキャンディスク]タブで実行でき、結果もこのタブに<br />
表示されます。スキャンディスクは[読み取りテスト]と[C1/C2 - PI/PO テスト]の 2<br />
つのバージョンで実行できます。<br />
[読み取りテスト]では、光ディスクドライブや書き込まれたディスクをテストできます。<br />
テストでは、書き込みが正常に終了したかどうか、すべてのエリアを読み取ることができる<br />
かどうかがチェックされます。<br />
[C1/C2 - PI/PO<br />
書き込まれたディスクをテストする場合は、テスト速度を最大に設定すること<br />
をお勧めします。<br />
これにより、最悪の条件下でディスクをテストしていることになります。<br />
テスト]では、セクタの完全性に関してディスクの質をチェックできます。[C1/C2 -<br />
PI/PO<br />
テスト]と似ていますが、このテストはディスク品質テストとは異なります。[C1/C2 -<br />
PI/PO<br />
テスト]の結果は、グラフとは違った形で表示されます。この場合、エラーの数ではなくセ<br />
クタの状態が表示されます。<br />
両方のバージョンのテスト結果は、グラフ、およびグラフの下の表示パネル(さらに詳しい<br />
結果)の両方に表示されます。テスト結果に加えて、進行中のテストに関するデータがグラ<br />
フの右側の[ディスク情報]エリア、[サーフェススキャン]エリア、および[位置]エリ<br />
アに表示されます。<br />
<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> 58
[スキャンディスク]タブ<br />
[スキャンディスク]タブ<br />
グラフの右側の[設定]エリアではテストの設定を定義できます。次の設定オプションが使<br />
用できます。<br />
メニュー<br />
[速度]<br />
オプションボタン<br />
[読み取りテスト<br />
]<br />
オプションボタン<br />
[C1/C2 - PI/PO<br />
テスト]<br />
テストを実行する速度を定義します。ドロップダウンメニューで使<br />
用できる項目はディスクドライブ内のディスクによって異なります<br />
。<br />
[読み取りテスト]を有効にします。<br />
[C1/C2 – PI/PO テスト]を有効にします。<br />
グラフでは、ディスクに関するすべてのセクタが 1<br />
つのチャートで示され、各セクタは小さい四角に対応しています。各四角、つまりセクタは<br />
、その状態に応じてさまざまな色で表示されます。テスト実行中には、[サーフェススキャ<br />
ン]エリアに、[良い]、[破損]、[悪い]という 3<br />
<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> 59
[スキャンディスク]タブ<br />
つのカテゴリで各セクタの比率(%)がリアルタイムで示されます。次の状態を示す色を使<br />
用できます。<br />
緑 エラーのない読み取り可能なセクタ。<br />
黄 レコーダに内蔵されたエラー訂正機能を使用して読み取ることができるダメージ<br />
のあるセクタ。<br />
赤 訂正できないダメージがあり、結果的に読み取れないセクタ。<br />
[ディスク情報]エリアには、ディスクドライブ内のディスクに関する一般的な情報が示さ<br />
れます。ここでは、次の表示パネルが使用できます。<br />
種類 ディスクドライブにあるディスクのディスクタイプを示します。<br />
ID ディスクのメディアコードを示します。<br />
日付 ディスクが作成された/書き込まれた日付を示します。イメージファイルがデ<br />
ィスクに書き込まれた場合、この表示パネルにはイメージファイルが作成さ<br />
れた日付が示されます。<br />
レーベル ディスクドライブにあるディスクのレーベルを示します。<br />
ディスクのレーベルを示さない場合は、[ディスク品質]ナビゲーション項<br />
目のオプションの[ディスクレーベルを表示]ボックスをオフにしてくださ<br />
い。<br />
[テストデータを含める]チェックボックスが[転送レート]ナビゲーション<br />
項目の下のオプションでオンになっている場合、ディスクドライブのディスク<br />
への書き込みに使用されるレコーダとファームウェアに関する情報を示す、追<br />
加の表示パネルがグラフの上に表示されます。<br />
テストの実行中には、[位置]エリアで次の表示パネルを使用できます。<br />
進行状況 テストの進行状況、つまり、すでにスキャンされたディスクの割合(<br />
%)を示します。<br />
位置 ディスク上の読み込みヘッドの現在位置を連続的に示します。<br />
<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> 60
速度 スキャン速度を示します。<br />
次の情報は、[表示パネル]ボックスの列にあります。<br />
[スキャンディスク]タブ<br />
ファイル ディスクドライブにあるディスクのファイル名を一覧表示します。<br />
位置 ディスクの各ファイルの位置を示します。<br />
容量 各ファイルの容量を示します。<br />
品質 ファイルの品質を指定します。このスコアは検出されたエラーの数から計算<br />
されます。<br />
PIE 検出された PI エラーの数を指定します。<br />
C1/C2 – P1/PO テストのみに使用できます。<br />
PIF 検出された PI 障害の数を指定します。<br />
C1/C2 – P1/PO テストのみに使用できます。<br />
POE 検出された PO エラーの数を指定します。<br />
C1/C2 – P1/PO テストのみに使用できます。<br />
POF 検出された PO 障害の数を指定します。<br />
C1/C2 – P1/PO テストのみに使用できます。<br />
ジッタ ジッタ値を指定します。<br />
C1/C2 – P1/PO<br />
テストのみに使用できます。すべてのレコーダがジッタ値を測定できるわけ<br />
ではありません。当該のレコーダが値を測定できない場合、この列は省略さ<br />
れます。<br />
以下も合わせてご覧下さい:<br />
[転送レート]ナビゲーション項目 21<br />
<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> 61
9.2 ScanDisc テストを実行する<br />
[スキャンディスク]は読み取りテストと C1/C2 - PI/PO テストの 2<br />
つのバージョンで実行できます。<br />
次の要件を必ず満たしてください。<br />
メイン画面で[スキャンディスク]タブが選択されている。<br />
[スキャンディスク]テストを起動するには、次の手順を実行します。<br />
[スキャンディスク]タブ<br />
1. 使用できる光ディスクドライブが複数ある場合は、必要なディスクドライブをドロップダウ<br />
ンメニューから選択します。<br />
2. 光ディスクドライブにディスクを挿入します。<br />
3. テストを実行する速度を[速度]ドロップダウンメニューから選択します。<br />
4. 読み取りテストとして実行する場合は、[読み取りテスト]オプションボタンを選択します<br />
。<br />
テストを C1/C2 - PI/PO テストとして実行する場合は、[C1/C2 - PI/PO テスト]<br />
オプションをボタンを選択します。<br />
5. [開始]ボタンをクリックします。<br />
テストが実行されます。グラフの下と横にあるエリアでは、テストプロセスを追跡でき<br />
ます。[停止]ボタンをクリックすると、いつでも実行中のテストをキャンセルできま<br />
す。<br />
これで、グラフや関連表示でテストの結果を確認し、保存できます。<br />
以下も合わせてご覧下さい:<br />
テストデータを保存する 79<br />
<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> 62
10 拡張 DAE 品質テスト<br />
[拡張 DAE 品質テスト]は、標準的な[DAE<br />
拡張 DAE 品質テスト<br />
品質]テストとは異なります。拡張テストでは、特殊なテストディスクを使用してオーディ<br />
オ CD の読み取り時に光ディスクドライブに発生する可能性がある問題を特定します。<br />
テストは 2 つのステップで実行できます。まずテスト CD<br />
を作成してからテストする場合と、適切なテストディスクがすでにあり、それを使ってテス<br />
トを直接開始する場合とで異なります。<br />
さらに、エラーテストでは、コピー作成時のエラーを防ぐ光ディスクドライブの能力を判断<br />
できます。<br />
以下も合わせてご覧下さい:<br />
テストディスクを作成する 65<br />
拡張 DAE 品質テストを実行する 68<br />
10.1 [<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong>]ウィンドウ - DAE テストディスク<br />
テストディスクは、[<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> - DAE<br />
テストディスク]ウィンドウで作成できます。<br />
ウィンドウの最上部のエリアでは、書き込みプロセスの設定を定義できます。書き込みプロ<br />
セスの進行状況、およびディスクドライブにあるディスクに関する情報は、[書き込み位置<br />
]エリアと[ディスク情報]エリア、およびウィンドウの下部の表示エリアに表示されます<br />
。<br />
<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> 63
次の設定オプションが使用できます。<br />
メニュー<br />
[書き込み速度]<br />
入力フィールド<br />
[テスト容量]<br />
チェックボックス<br />
[シミュレート]<br />
チェックボックス<br />
[RAWモード]<br />
拡張 DAE 品質テスト<br />
[<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong>]ウィンドウ - DAE テストディスク<br />
ディスクの書き込み速度を設定します。オーディオ CD<br />
の書き込みには、16x<br />
以下の速度を選択することをお勧めします。<br />
ディスクの容量を MSF<br />
単位(分/秒/フレーム)で示します。<br />
このチェックボックスをオンにすると、記録できるディス<br />
クにデータを書き込む代わりに書き込みプロセスがシミュ<br />
レートされます。このボックスは標準でオンになっていて<br />
、オフにはできません。<br />
このボックスをオンにすると、ディスクは RAW<br />
モードで書き込まれます。<br />
進行中の書き込みプロセスに関する次の情報が[書き込み位置]に表示されます。<br />
位置 ディスク上の読み込みヘッドの現在位置を常に示します。<br />
相対 すでに書き込まれたディスクの割合(%)を常に示します。<br />
<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> 64
書き込み処理の進行状況を示します。<br />
拡張 DAE 品質テスト<br />
ディスクドライブにあるディスクに関する次の情報が[ディスク情報]エリアと表示エリア<br />
に表示されます。<br />
容量 ディスクの容量を MSF (分/秒/フレーム)と MB<br />
の両方で示します。<br />
[最大]は、オーバーバーンによる追加容量によってディスク<br />
に書き込むことが可能な最大データ量を指定します。<br />
[拡張]は通常の容量と最大の容量との違いを示します。<br />
製造者 製造者の名前を示します。<br />
ダイタイプ 使用されるダイタイプを示します。<br />
ディスクタイプ ディスクドライブにあるディスクのディスクタイプを示します<br />
10.2 テストディスクを作成する<br />
。<br />
テストディスクを作成するには、次の手順を実行します。<br />
1. レコーダに空の CD-R を挿入します。<br />
2. [拡張] > [拡張 DAE 品質テスト] > [テスト CD を作成]の順にクリックします。<br />
[<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> - DAE テストディスク]ウィンドウが開きます。<br />
3. ウィンドウの最上部で必要な設定を行います。<br />
4. [開始]ボタンをクリックします。<br />
書き込み処理が開始されます。書き込みプロセスの進行状況は、[書き込み位置]エリ<br />
アと[ディスク情報]エリア、および下部の表示エリアで監視できます。<br />
テストディスクが作成されました。これを使って拡張 DAE<br />
品質テストを実行できます。<br />
以下も合わせてご覧下さい:<br />
拡張 DAE 品質テストを実行する 68<br />
<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> 65
10.3 [<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong>]ウィンドウ - 拡張 DAE 品質テスト<br />
[<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> - 拡張 DAE 品質テスト]ウィンドウでは、拡張 DAE<br />
品質テストを実行できます。結果もこのウィンドウに表示されます。<br />
拡張 DAE 品質テスト<br />
テスト結果は[テスト結果]エリアと[即時コピー]エリアに表示されるほか、詳細が表示<br />
エリアに表示されます。ウィンドウの下部の進行状況バーには、実行中のテストの状況が示<br />
されます。<br />
[即時コピー]エリアでは、テストによってオーディオ CD を、1x から 16x<br />
のさまざまな速度で、エラーなくコピーできるかどうかが決定されます。つまり、光ディス<br />
クドライブがオーディオディスクのバックアップ用にレコーダを即時と組み合わせて使用で<br />
きるかどうかが決定されます。<br />
2<br />
つのテストの結果は、[テスト結果]エリアの[順次読み取りテスト]と[ランダム読み取<br />
りテスト]に表示されます。順次読み取りテストは、理想的な条件下でオーディオファイル<br />
のデジタル抽出(DAE)をシミュレートした後、ハーモニック読み取りテストを実行します<br />
。このテストはディスク上のエラーの特定に役立ちます。エラーには 2<br />
つのタイプがあります。<br />
データエラーの検索では、テストディスクからの読み取りバイトと既知のデータの比較に基<br />
づいて正しく読み出されなかったオーディオサンプルが返されます。簡単なデータエラーは<br />
ディスクドライブの訂正機能を使用して訂正できます。データエラーの最も一般的な原因は<br />
、ディスク品質の低さによるものです。高品質のディスクを使用するか、ディスクドライブ<br />
の速度を下げることでデータエラーを回避してください。<br />
同期エラーは、必要なオーディオセクタを読み取る代わりに、光ディスクドライブが隣り合<br />
うセクタを読み取ると発生します。<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> では、テストディスク上の特殊なデ<br />
ータを使用して正しいセクタが読み出されているかどうかをチェックします。同期エラーに<br />
よって、サンプルが失われたり繰り返されたりする場合があります。これらのエラーは聴い<br />
てわかる場合があります。<br />
<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> 66
拡張 DAE 品質テスト<br />
[<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong>]ウィンドウ - 拡張 DAE 品質テスト<br />
[拡張機能]エリアで光ディスクドライブテストの設定を定義できます。オーディオセクタ<br />
の読み出し時には、光ディスクドライブはさまざまな位置から開始します。レコーダの書き<br />
込みプロセスでも標準化された開始位置はありません。通常、数百のサンプルを採った場合<br />
にギャップがあります。使用できるチェックボックスは、次のとおりです。<br />
リードインの読み<br />
込み<br />
リードアウトの読<br />
み込み<br />
CD<br />
読み込みテスト<br />
このチェックボックスをオンにすると、光ディスクドライブのリード<br />
イン読み込み能力がテストされます。完全なコピーを作成するには、<br />
光ディスクドライブは実際の開始位置より前からデータの読み出しを<br />
開始する必要があります。<br />
このチェックボックスをオンにすると、光ディスクドライブのリード<br />
アウト読み込み能力がテストされます。完全なコピーを作成するには<br />
、光ディスクドライブはリードアウトからデータを読み出す必要があ<br />
ります。<br />
このチェックボックスをオンにすると、ディスクドライブの CD<br />
テキスト再生能力がテストされます。<br />
<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> 67
サブチャンネルデ<br />
ータの読み込み<br />
拡張 DAE 品質テスト<br />
このチェックボックスをオンにすると、テスト中にサブチャンネルデ<br />
ータが読み出されます。<br />
サブチャンネルデータは索引マーカーなどの情報を含みます。光ディ<br />
スクドライブで完全なオーディオコピーを作成する場合は、このデー<br />
タを再生成できなければなりません。<br />
[テスト結果]エリアでは、次の情報が使用できます。<br />
平均速度 完了したテストの平均速度を計算し、表示します。<br />
データエラー 検出されたデータエラーを一覧表示します。<br />
同期エラー 検出された同期エラーの数を示します。<br />
同期エラーは、データが正しいが 1<br />
つ以上のセクタによって移動されている場合に発生します。<br />
品質スコア 比率(%)はテストの結果に基づいて計算されます。100%<br />
10.4 拡張 DAE 品質テストを実行する<br />
次の要件を必ず満たしてください。<br />
の品質指標は完璧、つまりエラーがないことを示します。<br />
すでにテストディスクを作成している。<br />
テストを実行するには、次の手順を実行します。<br />
1. 使用できる光ディスクドライブが複数ある場合は、必要なディスクドライブをドロップダウ<br />
ンメニューから選択します。<br />
2. 作成済みの特殊なテストディスクを光ディスクドライブに挿入します。<br />
3. メニューバーから[拡張] > [拡張 DAE 品質テスト] ><br />
[テストの実行]の順にクリックします。<br />
[<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> - 拡張 DAE 品質テスト]ウィンドウが開きます。<br />
4. [拡張機能]エリアで必要な設定を行います。<br />
5. [開始]ボタンをクリックします。<br />
<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> 68
10.5 エラーテスト<br />
拡張 DAE 品質テスト<br />
テストが実行されます。[停止]ボタンをクリックすると、いつでも実行中のテストを<br />
キャンセルできます。<br />
これで、[テスト結果]エリアと[即時コピー]エリアから、および表示エリアの詳細<br />
情報からテストの結果を表示し、保存することができます。<br />
以下も合わせてご覧下さい:<br />
テストデータを保存する 79<br />
テストディスクを作成する 65<br />
[エラーテスト]はコピーの作成時にエラーを防ぐ光ディスクドライブの能力を決定します<br />
。テストは 2 つのステップで実行されます。まず[イメージの作成]機<br />
能がテストディスクのイメージファイルを作成し、これをハードディスクドライブに保存し<br />
ます。この後、[テストの実行]機能はテストディスク上のデータを読み取り、これをイメ<br />
ージファイルと比較します。<br />
このテストを実行するには、ディスクタイプが A-BEX(TCD-714R、TCD-<br />
721R、またはTCD-726)の標準テストディスクが必要です。すべての A-BEX ディスクは同<br />
じデータ(オーディオデータ)を含みます。各種 A-BEX ディスクの読み取<br />
りサーフェスは深刻度が異なる、一連の人為的不具合を含みます。<br />
A-BEX ディスクを使用する代わりに、以前に作成した DAE テストディスクを使用して限定<br />
されたテストバージョンを実行することもできます。この場合、<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> が比較デ<br />
ィスクの内容を熟知しているため、イメージファイルを作成する必要はありません。<br />
以下も合わせてご覧下さい:<br />
テストディスクを作成する 65<br />
イメージの作成 71<br />
<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> 69
10.5.1 [拡張 DAE エラー訂正テスト]ウィンドウ<br />
拡張 DAE 品質テスト<br />
[エラーテスト]は、[<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> - 拡張 DAE エラー訂正テスト]ウィンド<br />
ウで実行されます。<br />
結果は[C2 エラー]と[エラー比較]グラフに表示され、テストが実<br />
行されている間は下の表示エリアにも表示されます。上部のグラフには、ディスクで検出さ<br />
れた C2 エラーが示されます。下部のグラフでは、<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> がディスク上のデー<br />
タをイメージファイルのデータと比較された際に検出したエラーが比較されます。<br />
グラフの下のエリアでは、次のフィールドが使用できます。<br />
[<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong>]ウィンドウ - 拡張 DAE エラー訂正テスト<br />
位置 書き込みプロセス全体にわたってディスクの読み取りヘッドの現在の<br />
位置を常に示します。<br />
経過時間 書き込みプロセスが開始されてから経過した時間(分と秒単位)を指<br />
定します。<br />
C2 正確性 光ディスクドライブの C2<br />
正確性は、テストの結果に基づいて決定されます。<br />
<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> 70
品質スコア 比率(%)はテストの結果に基づいて計算されます。100%<br />
の品質指標は完璧、つまりエラーがないことを示します。<br />
C2 エラー 検出された C2 エラーの数を示します。<br />
C2 ミス 見落とされた C2 エラーの数を示します。<br />
エラーを比較 検出された比較エラーの数を示します。<br />
拡張 DAE 品質テスト<br />
比較エラーは、オーディオデータの読み出しがイメージファイルの比<br />
較データと一致しない場合に発生します。<br />
同期エラー 検出された同期エラーの数を示します。<br />
10.5.2 イメージの作成<br />
同期エラーは、データが正しいが 1<br />
つ以上のセクタによって移動されている場合に発生します。<br />
[イメージの作成]機能では、A-BEX ディスクからデータを抽出してハードディスク<br />
にエラーのないイメージファイルを作成できます。ただし、光ディスクドライブが提供され<br />
たデータからファイルを作成できる場合に限ります。<br />
テストディスクのイメージファイルを作成するには、次の手順を実行します。<br />
1. 使用できる光ディスクドライブが複数ある場合は、必要なディスクドライブをドロップダウ<br />
ンメニューから選択します。<br />
2. 光ディスクドライブに A-BEX ディスクを挿入します。<br />
3. [拡張] > [拡張 DAE 品質テスト] > [エラーテスト] ><br />
[イメージの作成]の順にクリックします。<br />
[<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> - 拡張DAE - イメージ作成]ウィンドウが開きます。<br />
4. [開始]ボタンをクリックします。<br />
テストディスクのイメージファイルが作成されます。[進行状況]バーからは書き込み<br />
プロセスの進行状況を追跡できます。また、[停止]ボタンをクリックすると、いつで<br />
も進行中のプロセスを停止できます。<br />
イメージファイルが正常に作成されたかどうかを通知するダイアログボックスが開きま<br />
す。<br />
<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> 71
拡張 DAE 品質テスト<br />
これでテストディスクのイメージファイルが作成されました。これを使用してエラーテ<br />
ストの第 2 部分である[テストの実行]に進むことができます。<br />
以下も合わせてご覧下さい:<br />
A-BEX テストディスクを使用してテストを実行する 72<br />
10.5.3 A-BEX テストディスクを使用してテストを実行する<br />
[テストの実行]機能は、A-BEX<br />
ディスク上のデータを読み出し、同じディスクのイメージファイルと比較します。このテス<br />
トによって、作成されるコピーが完全であることが保証されます。<br />
次の要件を必ず満たしてください。<br />
テストディスクのイメージファイルがハードディスクに保存される。<br />
テストディスクをハードディスク上の関連イメージファイルと比較するには、次の手順を実<br />
行します。<br />
1. 使用できる光ディスクドライブが複数ある場合は、必要なディスクドライブをドロップダウ<br />
ンメニューから選択します。<br />
2. イメージファイルがすでにハードディスクにある A-BEX ディスクを光ディスクドライ<br />
ブに挿入します。<br />
3. [拡張] > [拡張 DAE 品質テスト] > [エラーテスト] > [テストの実行]の順に<br />
クリックします。<br />
[<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> - 拡張 DAE エラー訂正テスト]ウィンドウが開きます。<br />
4. 一部の光ディスクドライブでは、C2 エラーが逆順に表示されます。これを訂<br />
正するには、[リバース C2]チェックボックスをオンにしてください。<br />
5. [開始]ボタンをクリックします。<br />
テストが実行されます。画面下のグラフとエリアは進行状況を示します。[停止]ボタ<br />
ンをクリックすると、いつでも実行中のテストをキャンセルできます。<br />
これで、グラフや関連表示でテストの結果を確認し、保存できます。<br />
以下も合わせてご覧下さい:<br />
テストデータを保存する 79<br />
<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> 72
イメージの作成 71<br />
10.5.4 DAE テストディスクを使用してテストを実行する<br />
拡張 DAE 品質テスト<br />
A-BEX ディスクを使用する代わりに、以前に作成した DAEを使用して、限定され<br />
た[エラーテスト]バージョンを実行することもできます。この場合、<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong><br />
が比較ディスクの内容を熟知しているため、イメー ジファイルを作成する必要はありません<br />
。<br />
テストを実行するには、次の手 順を実行します。<br />
1. 使用できる光ディスクドライブが複数ある場合は、必要なディスクドライブをドロップダウ<br />
ンメニューから選択します。<br />
2. 光ディスクドライブに DAE ディスクを挿入します。<br />
3. [拡張] > [拡張 DAE 品質テスト] > [テストの実行]をクリックします。<br />
[<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> - 拡張 DAE エラー訂正テスト]ウィンドウが開きます。<br />
4. 一部の光ディスクドライブでは、C2<br />
エラーが逆順に表示されます。これを訂正するには、[リバース<br />
C2]チェックボックスをオンにしてください。<br />
5. [開始]ボタンをクリックします。<br />
テストが実行されます。[停止]ボタンをクリックすると、いつでも実 行中のテストを<br />
キャンセルできます。<br />
これで、グラフや関連表示 でテストの結果を確認し、保存できます。<br />
以下も合わせてご覧下さい:<br />
テストデータを保存する 79<br />
テストディスクを作成する 65<br />
<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> 73
11 オーバーバーンテスト<br />
一部のレコーダはオーバーバーンをサポートしていません。<br />
オーバーバーンテスト<br />
オーバーバーンは光ディスクドライブを破損させることがあります。光ディス<br />
クドライブの破損を防ぐために、この機能は適切なディスクのみに使用してく<br />
ださい。<br />
リードアウトが書き込まれているディスクは CD<br />
の標準規格には準拠しなくなっているため、一部のリーダーでは検出できない<br />
ことがあります。<br />
オーバーバーンとは、CD のリードアウトエリアのディスクの公式容量を超えた書き<br />
込みデータプロセスです。リードアウトエリアの実際の目的は、ディスクの終了場所を定義<br />
することです。リードアウト部分にゼロではなくデータを埋めることで、ディスクの容量を<br />
増やすことができます。通常、90 秒のリードアウトは簡単に上書きできます。そ<br />
れでも、このエリアは本来ゼロのみを格納することを目的とし、ディスクの外側のエッジに<br />
あるため、データが読み取れなくなる可能性はかなりあります。ディスクのこの部分は破損<br />
したり、汚れたりしがちです。<br />
DVD のオーバーバーンも可能ですが、お勧めしません。DVD の外側のエッジにエラーが発<br />
生しやすくなります。また、この機能をサポートしている DVD<br />
レコーダはわずかしかありません。<br />
[オーバーバーンテスト]機能では、オーバーバーンプロセスのシミュレーションを実行し<br />
、レコーダがこのプロセスに適しているかどうかをテストできます。<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong><br />
では、使用中のディスクにどのくらいのデータを書き込むことができるかもチェックされま<br />
す。<br />
<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> 74
オーバーバーンテスト<br />
ディスクとレコーダのオーバーバーン能力を実際の書き込みプロセスでテスト<br />
する場合は、[<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> -<br />
オプション]ウィンドウの[転送レート]ナビゲーション項目の下にある[オ<br />
ーバーバーン CD]または[オーバーバーン<br />
DVD]チェックボックス([ディスクタイプ]によって異なる)をオンにしま<br />
す。<br />
次に、[データディスクを作成]標準テストを開始します。<br />
以下も合わせてご覧下さい:<br />
[転送レート]ナビゲーション項目 21<br />
データディスクを作成(クラシックバージョン) 39<br />
11.1 [<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> - オーバーバーンテスト]ウィンドウ<br />
オーバーバーンプロセスのシミュレーションは、[<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> - オーバーバーン<br />
テスト]ウィンドウで実行されます。<br />
結果は、[書き込み位置]エリアと[ディスク情報]エリアの同じウィンドウ、およびウィ<br />
ンドウの下部の表示エリアに表示されます。<br />
[<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> - オーバーバーンテスト]ウィンドウ<br />
<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> 75
オーバーバーンテスト<br />
テストの設定は、ウィンドウの最上部で定義できます。次の設定オプションが使用できます<br />
。<br />
メニュー<br />
書き込み速度<br />
入力フィールド<br />
[テスト容量]<br />
チェックボックス<br />
[シミュレート]<br />
チェックボックス<br />
RAWモード<br />
ディスクの書き込みをシミュレートする速度を設定します<br />
。<br />
オーディオ CD の書き込みには、16x<br />
以下の速度を選択することをお勧めします。<br />
ディスクの容量を MSF<br />
単位(分/秒/フレーム)で示します。<br />
このチェックボックスをオンにすると、記録できるディス<br />
クにデータを書き込む代わりに書き込みプロセスがシミュ<br />
レートされます。このボックスは標準でオンになっていて<br />
、オフにはできません。<br />
このボックスをオンにすると、書き込みプロセスは RAW<br />
モードでシミュレートされます。<br />
進行中の書き込みプロセスシミュレーションに関する次の情報が[書き込み位置]エリアに<br />
表示されます。<br />
位置 ディスク上の読み込みヘッドの現在位置を<br />
連続的に示します。<br />
相対 すでに書き込まれたディスクの割合(%)<br />
を常に示します。<br />
<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> 76
オーバーバーンテスト<br />
シミュレートされた書き込み処理の進行状<br />
況を示します。<br />
[緑] –<br />
ディスクの通常の容量で書き込まれたデー<br />
タ。<br />
[黄] –<br />
ディスクの通常の容量を超えて書き込まれ<br />
たデータ。<br />
[濃い緑] – バッファの状態<br />
[青] – 標準、公式ディスク容量。<br />
[赤] -<br />
ディスク上の読み取りヘッドの現在の位置<br />
ディスクドライブに挿入されているディスクに関する次の情報が[ディスク情報]エリアと<br />
表示エリアに表示されます。<br />
容量 ディスクの容量を MSF (分/秒/フレーム)と MB の両方で示します。<br />
。<br />
[最大]は、オーバーバーンによる追加容量によってディスクに書き込<br />
むことが可能な最大データ量を指定します。<br />
[拡張]は通常の容量と最大の容量との違いを示します。<br />
製造者 製造者の名前を示します。<br />
ダイタイプ 使用されるダイタイプを示します。<br />
ディスクタイ<br />
プ<br />
ディスクドライブにあるディスクのディスクタイプを示します。<br />
<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> 77
11.2 オーバーバーンテストを実行する<br />
オーバーバーンテスト<br />
オーバーバーンテストをシミュレーションとして実行するには、次の手順を実行します。<br />
1. 使用できる光ディスクドライブが複数ある場合は、必要なディスクドライブをドロップダウ<br />
ンメニューから選択します。<br />
2. 光ディスクドライブに空のディスクを挿入します。<br />
3. [拡張] > [オーバーバーンテスト]の順にクリックします。<br />
[<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> - オーバーバーンテスト]ウィンドウが開きます。<br />
4. RAW モードで書き込みプロセスをシミュレートする場合は、[Raw モード]チェック<br />
ボックスをオンにします。<br />
5. ディスクに書き込むデータの量を選択するか、<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> に公式の容量を決定<br />
させます。<br />
6. [開始]ボタンをクリックします。<br />
シミュレーションが開始されます。書き込みプロセスの進行状況は、[書き込み位置]<br />
エリアと[ディスク情報]エリア、および下部の表示エリアで監視できます。[停止]<br />
ボタンをクリックすると、いつでも実行中のテストをキャンセルできます。<br />
最大検出容量を指定するダイアログボックスが開きます。<br />
7. 検出された値を内部のオーバーバーンデータベースに追加する場合は、[はい]ボタンをク<br />
リックします。<br />
同じタイプのディスクをもう一度挿入すると、この方法で検出され、データベースに格<br />
納された結果が表示エリアに表示されます。<br />
8. 検出された値を破棄する場合は、[いいえ]ボタンをクリックします。<br />
これでオーバーバーンテストが実行されました。<br />
<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> 78
12 テストデータを保存する<br />
テストデータを保存する<br />
[結果を保存]メニュー項目では、テストの全結果をハードディスクに保存できます。<br />
<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> では、さまざまな保管フォーマットで保存できます。<br />
拡張子が *.dat<br />
のバイナリファイルとして保存されたテストデータのみが再び取り込まれます<br />
。テストデータを <strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> で開いたり、テストデータを開いて <strong>Nero</strong><br />
<strong>DiscSpeed</strong> データベース内のテストデータと比較する場合<br />
は、このフォーマットを使用してください。<br />
あらゆる Web ブラウザで開くことができる[*.hml]ファイル<br />
で結果をグラフとして保存します。[オプション]ウィンドウの[保存]ナビ<br />
ゲーション項目では、ファイルに保存するデータ量を定義できます。[ステー<br />
タスを含む]チェックボックスがオンになっている場合、グラフやその他のテ<br />
スト結果も保存されます。オフになっている場合、グラフのみが保存されます<br />
。<br />
[*.csv]ファイルでは、テスト結果を純粋なテキストファイルに保存します<br />
。このファイルはあらゆるテキストエディタで開くことができます。<br />
次の要件を必ず満たしてください。<br />
対象となるテストをすでに実行している。<br />
テスト結果がメイン画面の対応するタブに表示されている。<br />
テスト結果を保存するには、次の手順を実行します。<br />
1. [ファイル] > [結果を保存]をクリックし、任意の保管フォーマットを選択します。<br />
[別名で保存]ウィンドウが表示されます。<br />
2. 必要に応じて[ファイル名]入力フィールドにファイル名を入力します。<br />
<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> 79
3. [保存]ボタンをクリックします。<br />
これでテストファイルが保存されました。<br />
以下も合わせてご覧下さい:<br />
[保存]ナビゲーション項目 24<br />
テストデータを取り込む 81<br />
テストデータを保存する<br />
<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> 80
13 テストデータを取り込む<br />
テストデータを取り込む<br />
[単一のファイルを取り込む]メニュー項目では、保存したテストデータを取り込むことが<br />
できます。また、[データベース]メニュー項目では、いくつかのファイルを一度に取り込<br />
んで、テスト結果や光ディスクドライブの性能を比較できます。<br />
拡張子が *.dat<br />
のバイナリファイルとして保存されたテストデータのみが再び取り込まれます<br />
。<br />
データベースを効果的に使用する、つまり同等の結果を得るには、すべての光<br />
ディスクドライブの各種テストに対して同じディスクを使用する必要がありま<br />
す。<br />
テスト結果を取り込むには、次の手順を実行します。<br />
1. 単一の保存済みテストファイルを開く場合:<br />
1. [ファイル] > [結果を取り込む] ><br />
[単一のファイルを取り込む]の順にクリックします。<br />
[ファイルを開く]ウィンドウが表示されます。<br />
2. 必要なファイルを選択して、[開く]ボタンをクリックします。<br />
選択したファイルが[ベンチマーク]タブのメイン画面に開かれ、テストデータが<br />
表示されます。<br />
2. 比較目的でいくつかのファイルを一度に取り込む場合:<br />
1. メニューバーの[ファイル] > [結果を取り込む] ><br />
[データベース]をクリックします。<br />
[<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> - データベース]ウィンドウが開きます。<br />
2. [結果を追加]ボタンをクリックします。<br />
[ファイルの挿入]ダイアログボックスが開きます。<br />
3. 必要なファイルを選択して、[開く]ボタンをクリックします。<br />
テストファイルがインポートされ、[<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> -<br />
データベース]ウィンドウに表示されます。<br />
<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> 81
4. 比較するファイルの隣のボックスをオンにします。<br />
テストデータを取り込む<br />
5. ウィンドウの下部で、データを比較するテストタイプのラジオボタンをオンにします。<br />
選択したテストの結果が選択したテストファイルに表示されます。<br />
6. [グラフ]ボタンをクリックします。<br />
[<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong><br />
テスト結果]ウィンドウが開き、選択したテスト結果のグラフが表示されます。各<br />
テストファイルの結果は、さまざまな色で表示されます([凡例]エリアはどのグ<br />
ラフがどのテストに対応しているかを示しています)。<br />
選択したテスト結果が取り込まれました。<br />
[<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> - テスト結果]ウィンドウ<br />
<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> 82
14 ディスクの消去<br />
ディスクの消去<br />
[ディスク消去]機能では、再書き込み可能なディスクからデータを消去できます。この操<br />
作は、[<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> - 消去]ウィンドウで実行されます。一般的なルー<br />
ルとして、次の 2 つの消去方法が使用できます。<br />
クィック消去では、データは物理的にはディスクから削除されず、既存の内容への参照が消<br />
去されるためにアクセスできなくするだけです。データは復元することができます。<br />
完全消去では、ディスクをゼロで上書きすることでディスクからデータが削除されます。デ<br />
ィスクの内容はこれまでの方法で復元できなくなります。繰り返し完全に消去することで、<br />
第三者がディスクの内容を再構築しにくくなります。<br />
RW ディスクを消去するには、次の手順を実行します。<br />
1. 使用できる光ディスクドライブが複数ある場合は、必要なディスクドライブをドロップダウ<br />
ンメニューから選択します。<br />
2. 消去するディスクを、光ディスクドライブに挿入します。<br />
3. [拡張] > [ディスク消去]をクリックします。<br />
[<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> - 消去]ウィンドウが開きます。<br />
4. 必要な消去方法のラジオボタンをクリックします。<br />
5. [消去]ボタンをクリックします。<br />
[<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> - 消去]ウィンドウ<br />
消去プロセスを開始します。[終了]ボタンをクリックすると、いつでも進行中のプロ<br />
セスの消去をキャンセルできます。<br />
[進行状況]バーで消去プロセスの進行状況を追跡できます。<br />
<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> 83
15 ビット設定<br />
ビット設定<br />
[<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> - ビット設定]ウィンドウの[ビット設定]機能では、選択した DVD<br />
レコーダのビット設定または[ブックタイプ]を変更できます(当該のレコーダがこの機能<br />
をサポートしている場合に限る)。<br />
ブックタイプ情報とは、挿入されたディスクタイプを検出するために光ディスクドライブが<br />
使用する情報です。ブックタイプを変更すれば、挿入された DVD<br />
はプレス加工されたもので書き込まれたディスクではないとプレイヤーに信じ込ませること<br />
ができます。<br />
すべての DVD<br />
レコーダがブックタイプを変更できるとは限りません。さらに、ブックタイプが変更できる<br />
のは「プラス」メディア(+R など)のみです。その他のメディアタイプについては、ブッ<br />
クタイプは書き込みプロセス前にすでにディスクに設定されています。<br />
15.1 [<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> - ビット設定]ウィンドウ<br />
ビット設定とブックタイプの変更は、[<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> -<br />
ビット設定]ウィンドウで実行します。<br />
[<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> - ビット設定]ウィンドウ<br />
<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> 84
ビット設定<br />
[ディスクドライブ設定]エリアには、定義されたブックタイプと実行可能なすべての変更<br />
が示されます。次の情報が表示されます。<br />
ディスクタイプ ディスクドライブにあるディスクのディスクタイプを示し<br />
ます。<br />
ブックタイプ ディスクドライブにあるディスクのブックタイプを示しま<br />
す。<br />
次の設定オプションが使用できます。<br />
メニュー<br />
[新規設定]<br />
ボタン<br />
[セット]<br />
チェックボックス<br />
[標準に設定]<br />
ブックタイプのどの新規設定が選択できるかを示します。<br />
選択した光ディスクドライブでサポートしていないメディアタイ<br />
プはグレー表示されます。<br />
行った変更を確定します。<br />
このチェックボックスをオンにすると、選択した変更は光ディス<br />
クドライブの標準設定として、コンピュータが再起動された後も<br />
保持されます。<br />
光ディスクドライブがこの機能をサポートしていない場合、この<br />
チェックボックスはグレー表示されます。<br />
[ディスク設定]エリアには、現在選択されているディスクタイプと選択されているブック<br />
タイプが表示されます。<br />
15.2 ビット設定を変更する<br />
DVD レコーダのビット設定を編集するには、次の手順を実行します。<br />
1. 使用できる光ディスクドライブが複数ある場合は、必要なディスクドライブをドロップダウ<br />
ンメニューから選択します。<br />
<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> 85
2. [拡張] > [ビット設定]をクリックします。<br />
[<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> -<br />
ビット設定<br />
ビット設定]ウィンドウが開きます。[ディスクドライブ設定]エリアには、それぞれ<br />
に選択されているディスクタイプとブックタイプが表示されます。<br />
3. 対応する[新規設定]ドロップダウンメニューでブックタイプを変更し、[設定]ボタンを<br />
クリックします。<br />
4. 変更したブックタイプの設定を光ディスクドライブの標準設定として保持する場合は、[標<br />
準に設定]チェックボックスをオンにします。<br />
5. [更新]ボタンをクリックします。<br />
ウィンドウ内の表示が更新されます。[ディスクドライブ設定]エリアには、[ブック<br />
タイプ]で選択したとおりにディスクタイプ、および変更されたブックタイプが表示さ<br />
れます。<br />
6. [閉じる]ボタンをクリックします。<br />
DVD レコーダのビット設定が変更されました。<br />
<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> 86
16 技術的な情報<br />
16.1 システム要件<br />
技術的な情報<br />
<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> は <strong>Nero</strong> 製品と一緒にインストールされます。システム要件も同じです。<br />
システム要件についての詳細は、www.<strong>nero</strong>.<strong>com</strong> でご確認ください。<br />
<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> 87
17 用語集<br />
Blu-ray(ブルーレイ)<br />
Blue-ray テクノロジでは、特別な記憶媒体にデータが書き込まれます。DVD<br />
ではデータを読み書きするために赤色レーザーが使用されますが、Blue-ray<br />
用語集<br />
ディスクには青色レーザーによって書き込まれます。青色レーザーの波長はより短いので(<br />
405nm)、レーザーをより高い精度で位置付けることができます。データをより圧縮して書<br />
き込めるので、ディスク上の領域を節約できます。Blue-ray ディスクには、1<br />
層ディスクで最大 25 GB、2 層ディスクで最大 50 GB を保存できます。<br />
C1エラー<br />
C1 エラーとは、書き込み中 CD の低層で生じ、自動的に修正された誤り率です。...<br />
すべての書き込み可能なディスクにはこのエラーがあります。エラーが少ないほど品質の良<br />
いディスクです。<br />
C2エラー<br />
C2 エラーとは、書き込まれた CD<br />
の低層で自動的に修正された誤り率です。すべての書き込み可能なディスクにはこのエラー<br />
があります。エラーが少ないほど品質の良いディスクです。C2<br />
エラー率が高いと、書き込みに問題があるか品質に欠陥があります。<br />
DVD-RAM<br />
DVD-RAM(Digital Versatile Disc Random Access Memory)は、最初<br />
に開発された書き換え可能なデータキャリア形式です。 セクタの分布を特長とし、DVD+/-<br />
RW<br />
と比較すると、データ整合性が向上し、フォーマットが高速化され、エラー管理が容易にな<br />
っています。<br />
Lead-in<br />
リードインとは、データキャリア上のユーザーデータの開始エリア(最も内側のエリア)で<br />
す。この部分には、T.O.C. と、ディスクの収録内容に関する追加情報が記録されます。<br />
<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> 88
Lead-out<br />
用語集<br />
リードアウトとは、データキャリア上のユーザーデータの終了エリアで、セッションを終了<br />
するために使用されます。ディスクのファイナライズが完了していない場合には、この部分<br />
に次のセッションへの参照が保存されます。<br />
On-the-fly<br />
即時という名称は、ディスクの書き込みプロセスを説明したものです。このプロセスでは、<br />
データはイメージからディスクに直接書き込まれます。<br />
PI エラー<br />
内側パリティ(Parity of inner)コードは DVD<br />
のデータブロックの構造の一部であり、エラー修正のために使用されます。DVD の PI<br />
を読み込めないことを PI エラーといいます。<br />
RPM<br />
RPM(Revolutions per minute)は、回転速度を表すために機構で使用される単位です。1<br />
分あたりの回転数を示します。<br />
サブチャンネルデータ<br />
ディスク上のサブチャンネルデータには、CD TEXT<br />
や位置に関する情報などの追加情報が含まれます。<br />
ジッタ<br />
ジッタとは信号に意図せず突然発生する変化のことをいいます。その結果データに小さな隙<br />
間が生じます。音声訂正は、この隙間が生じないように、セクタを重ね合わせることでデー<br />
タを同期するため、その隙間は聞こえません。<br />
ストリーミング<br />
ストリーミングとは、受信しながらデータを再生できるようにする、継続的なデータ転送の<br />
ことです。<br />
つまり、メディアファイルを完全に受信するまで待たなくても、再生できるということです<br />
。 最初にハードディスクに保存しなくても、TV<br />
チャンネルの受信と表示を同時に行うことができます。<br />
<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> 89
バッファ<br />
用語集<br />
バッファとは、必要に応じて、すぐに処理できないデータを記録および提供する一時メモリ<br />
のことです。 また、バッファを使用すると、継続的なデータフローが確保されます。<br />
ファームウェア<br />
ファームウェアは、製造中にハードウェアにインストールされるソフトウェアです(レコー<br />
ダー、USB デバイスなど)。USB が PC<br />
に接続されている場合などに、各ハードウェアとその他のソフトウェアとの通信に使用され<br />
ます。<br />
ブックタイプ<br />
ブックタイプとは、DVD の規格(DVD-、DVD+、DVD-ROM<br />
など)を特定するものです。確実に正しい再生を行うために、すべてのメディアが正しく読<br />
み込まれるようブックで DVD<br />
規格が指定されます。これらの規格は、いわゆるレインボーブックで定義されています(各<br />
規格は、イエローブックなど、それぞれの表紙の色によって区別されています)。<br />
マルチセッションディスク<br />
マルチセッションディスクには、クローズされていない複数のセッションを含めることがで<br />
きます。このようにすれば、新しいセッションにデータを順次追加することができ、ディス<br />
クはいっぱいになるまでクローズされません。<br />
書き込み速度<br />
書き込み速度は、ドライブが光学記憶域メディアにデータを書き込むことができる速度を示<br />
します(8 倍速または 16 倍速など)。<br />
読み込み速度<br />
読み込み速度は、光学記憶域メディアのデータを読み込むためにレーザーが必要とする速度<br />
の系数です(8倍速または 16 倍速など)。<br />
<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> 90
18 お問い合わせ<br />
<strong>Nero</strong> <strong>DiscSpeed</strong> は、<strong>Nero</strong> AG の製品です。<br />
<strong>Nero</strong> AG<br />
Im Stoeckmaedle 13-15 Web: www.<strong>nero</strong>.<strong>com</strong><br />
76307 Karlsbad サポート<br />
:<br />
http://support.<strong>nero</strong>.<strong>com</strong><br />
ドイツ Fax: +49 724 892 8499<br />
<strong>Nero</strong> Inc.<br />
330 N Brand Blvd Suite 800 Web: www.<strong>nero</strong>.<strong>com</strong><br />
Glendale, CA 91203-2335 サポート<br />
:<br />
http://support.<strong>nero</strong>.<strong>com</strong><br />
アメリカ Fax: (818) 956 7094<br />
株式会社 <strong>Nero</strong><br />
1-2-2 ローバーセンター北 8F-B<br />
都筑区中川中央<br />
E<br />
メール:<br />
Web:<br />
神奈川県横浜市 サポート<br />
:<br />
日本 224-0003<br />
お問い合わせ<br />
US-CustomerSupport@<strong>nero</strong>.<strong>com</strong><br />
www.<strong>nero</strong>.<strong>com</strong><br />
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