System Generator for DSP リファレンス ガイド - Xilinx

R
Convolutional Encoder v6_0
このブロックは、[Xilinx Blockset] の [Communication] および [Index] ライブラリにリストされて
います。
ザイ リンクスの Convolutional Encoder ブ ロ ッ ク は、 たたみ込み符号のエン
コーダをインプ リ メ ン ト します。 通常 Viterbi デコーダ と併用され、 デジタ
ル通信シ ス テムで順方向誤 り 訂正 (FEC) を実行し ます。
値は リ ニア フィード フォワード シフ ト レジス タで、 次の図に示すよ う に、
各ビ ッ ト の入力データのモジュ ロ 2 の和を計算し てエン コード されます。
シフ ト レ ジ ス タ長は制約長で指定 さ れます。 たたみ込み符号では、 データ枠のどのビ ッ ト をモジ ュ
ロ 2 に加算する かが指定 さ れます。 ブロッ クを リセッ トする と、シフ ト レジスタが 0 に設定されま
す。 エン コーダのレー ト は、 入力ビ ッ ト 長の出力ビ ッ ト 長に対する比率です。 レー ト が 1/2 のエン
コーダか ら は、 各入力ビ ッ ト ご と に 2 ビ ッ ト が出力 さ れます。 同様に、 レー ト が 1/ 3 のエン コーダ
か ら は、 各入力ビ ッ ト ご と に 3 ビ ッ ト が出力 さ れます。
ブロック インターフェイス
このブロックには 2 ~ 4 個の入力ポー ト と 3 ~ 8 個の出力ポー ト があ り ます。 din ポー ト のデータ
型は UFix1_0 である必要があ り ます。 こ のデータ型を使用する と 、 エン コー ド さ れる値が許可さ れ
ます。 vin ポー ト は、 din に示された値が有効であ る こ と を表し ます。 有効な値のみがエン コー ド さ
れます。 出力ポー ト dout1 ~ dout7 か ら は、エン コー ド さ れたデータが出力されます。 ポー ト dout1
は配列の最初の符号、 dout2 は 2 番目の符号を出力し ます。 配列の符号の数に よ ってエン コーダの
出力レー ト が設定され、 データ出力ポー ト の数が設定 さ れます。 出力ポー ト vout は、 出力値が有効
かど うかを示します。
ブロック パラ メータ ダイアログ ボックス
次の図は、 ブロ ッ ク のパラ メ ータ ダイアログ ボックスを示しています。
[Basic] タブ
[Basic] タブからは、 次のよ うなパラ メータを設定できます。
• [Constraint length] : 制約長。 n+1 にな り ます (n はエン コーダに含まれる制約レジス タ長)。
• [Convolutional code array (octal)] : 8 進数のたたみ込み符号の配列。 出力レー ト は配列長で決
まります。 2 ~ 7 の符号を指定し ます。
このブロックで使用されるその他のパラメータは、 ブロッ クのパラ メータ ダイアログ ボックスの
共通オプシ ョ ンで説明されています。
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リリース 9.2.00 2007 年 8 月