System Generator for DSP リファレンス ガイド - Xilinx

Convert
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このブロックは、 [Xilinx Blockset] の [Basic Elements]、 [Data Types]、 [Math]、 [Index] ライブラ
リにリストされています。
ブロック パラ メータ
ザイ リンクスの Convert ブロ ッ クでは、 各入力サンプルが指定した演算タイプの値に
変換さ れます。 た と えば、 あ る数値を符号付き (2 の補数 ) または符号なしの値にでき
ます。
ブロッ ク パラ メータのダイアログ ボックスは、 Simulink モデル内のア イ コ ンをダブルク リ ッ クす
る と 表示されます。
[Basic] タブ
このブロックの [Type] は、 ブロックのパラ メータ ダイアログ ボックスの共通オプションで説明さ
れる演算タ イ プ と 同じ です。
[Quantization]
量子化のエ ラーは、 小数点以下のビ ッ ト 数がその部分を表現する のに不十分な場合に発生し ます。
[Round] と [Truncate] というオプションがあります。 [Round] は丸め (最近似値への四捨五入。 同
等の近似値が 2 つある場合は、 0 から遠い方の値に丸めます)、 [Truncate] は切 り 捨て (LSB よ りも
右のビ ッ ト を削除) を実行し ます。
[Overflow]
オーバーフ ローのエ ラ ーは、 データ が表現可能な値の範囲外であ る場合に発生し ます。 オーバーフ
ローの場合、 [Saturate] (上限が最大の正の値、 下限が最小の負の値に飽和演算)、 [Wrap] (MSB よ
りも左のビットを削除)、 [Flag as error] (シミュレーション中に Simulink エラーとしてオーバーフ
ロー ) というオプションがあります。 [Flag as error] は、 シ ミ ュ レーシ ョ ンのみに使用でき ます。 生
成されるハードウェアは、 [Wrap] をオンにしたと き と同じにな り ます。
[Implementation] タブ
[Implementation] タブからは、 次のよ う なパラ メ ータ を設定でき ます。
• [Pipeline for maximum performance] : ブ ロ ッ ク でレ イ テンシ値を使用し て、最大限の範囲まで
パイ プ ラ イ ン接続される よ う に し ます。 レイテンシは、選択したパイプライン オプシ ョ ンに基
づいて、 次の優先順で分散さ れます。
レイテンシ (パイプライン = 0) : 出力の遅延パ イ プ ラ イ ン
レイテンシ (パイプライン = 1) : 出力レ ジ ス タ、 サチュ レー ト 前のレ ジ ス タ、 量子化前のレ ジ
ス タ、 出力の遅延パイ プ ラ イ ン と し ての余剰レ イ テンシ
このブロックで使用されるその他のパラメータは、 ブロッ クのパラ メータ ダイアログ ボックスの
共通オプシ ョ ンで説明されています。
System Generator for DSP リファレンス ガイド japan.xilinx.com 85
リリース 9.2.00 2007 年 8 月
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