System Generator for DSP リファレンス ガイド - Xilinx

R
メンバー関数
void peek (StdLogicVector & value) const
パイプの末端の値を取得します。 取得される値は read() の場合 と同じですが、 パイプの状態は変更
されず、 peek() で確認し たワー ド がパイプか ら削除される こ と はあ り ません。 peek() では、 read()
と 異な り 、 パ イ プの状態が変更 さ れないため、 暗示的な mutex の要件がな く 、 パイプが空でない限
り 、 処理は必ず正し く 実行されます。
パイプが空の場合は、 Sysgen::Error 例外が発生し ます。
パラ メータ
value : パイプの値で内容が上書きされる StdLogicVector への参照。 StdLogicVector の型およ
びサ イ ズを適切にする には、 呼び出し側で コ ン ス ト ラ ク ト する必要があ り ます。
read() も参照してください。
bool read (StdLogicVector & value, double timeout_sec = NEVER)
パイプが空の場合は、 Sysgen::Error 例外が発生し ます。
peek()、 readArray() も参照してください。
パラ メータ
戻り値
value : パ イ プか ら読み出 さ れた値で内容が上書き さ れる StdLogicVector への参照。
StdLogicVector の型およびサイズを適切にするには、呼び出し側でコンス ト ラ ク トする必要が
あります。
timeout_sec : read 操作を試みる時間を秒単位で指定し ます。 特定のパ イ プへのア ク セ ス では、
NamedPipeWriter と NamedPipeReader 間に暗示的な mutex があ り ます。
読み出し が正し く 実行さ れた場合は True。 timeout_sec が NEVER に設定されている場合は
Ttrue が返されるか、 何も返されません。 False が返された場合は、 タ イ ムア ウ ト です。
bool readArray (unsigned nwords, StdLogicVectorVector & buffer, double
timeout_sec = NEVER)
nwords で指定し たワー ド数がパイプに含まれていない場合は、 Sysgen::Error 例外が発生し ます。
呼び出し では、 nwords < numAvailable() であ る こ と を確認する必要があ り ます。
パラ メータ
戻り値
nword : 書き込まれるワード数。
buffer : 内容がパイ プにコ ピーさ れる StdLogicVectorVector への参照。 StdLogicVectorVector
の型、 ワード数 (nwords 以上)、 およびワー ド 当た り のビ ッ ト 数を適切にする には、 呼び出し
側でコ ン ス ト ラ ク ト する必要があ り ます。
timeout_sec : read 操作を試みる時間を秒単位で指定し ます。 特定のパ イ プへのア ク セ ス では、
NamedPipeWriter と NamedPipeReader 間に暗示的な mutex があ り ます。
読み出し が正し く 実行さ れた場合は True。 timeout_sec が NEVER に設定されている場合は
Ttrue が返されるか、 何も返されません。 False が返された場合は、 タ イ ムア ウ ト です。
read() も参照してください。
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リリース 9.2.00 2007 年 8 月