System Generator for DSP リファレンス ガイド - Xilinx

XtremeDSP Co-simulation
XtremeDSP Co-simulation
XtremeDSP 協調シ ミ ュ レーシ ョ ン用に コ ンパ イル さ れた Simulink サブシステム
の代わ り に使用でき ます。 こ のブ ロ ッ ク は、 シ ミ ュ レーシ ョ ンの実行中は こ のブ
ロ ッ ク の基 と な る サブシ ス テム と ま った く 同じ動作を し ます。 唯一の相違点は、 シ
ミュレーション データが ソ フ ト ウ ェ アではな く 、 ハー ド ウ ェ アで処理さ れる こ と
です。
協調シ ミ ュ レーシ ョ ン ブロッ クのポート インターフェイスは多様です。 モデルを
協調シ ミ ュ レーシ ョ ン用に コ ンパ イ ルする と、 カ ス タ ムの XtremeDSP ハー ド ウ ェ ア協調シ ミ ュ
レーシ ョ ン ブロッ クを含む新しいライブラ リが作成されます。 こ のブ ロ ッ ク には入力および出力
ポー ト があ り 、オ リ ジナルのモデルの Gateway 名 (サブシ ス テムが最上位レベルでない場合は、ポー
ト名) に対応し ています。
ハー ド ウ ェ ア協調シ ミ ュ レーシ ョ ン ブロッ クは、Simulink シミュレーション中は、XtremeDSP 開
発キ ッ ト ボード と通信し ます。 ブロックの入力ポートに書き込まれたシミ ュレーショ ン データは
ブロックによ りハードウェアに渡されます。 データ が協調シ ミ ュ レーシ ョ ン ブロックの出力ポート
か ら 読み出される場合は、 ブ ロ ッ ク でハー ド ウ ェ アか ら適切な値が読み出 さ れ、 Simulink で解釈で
き る よ う に出力ポー ト に駆動されます。 ま た、 ブ ロ ッ ク では開発キ ッ ト の開始、 コ ン フ ィ ギ ュ レー
シ ョ ン、 ス テ ッ プ、 終了が自動的に実行されます。
ブロック パラ メータ
ブロッ クのパラ メータ ダイアログ ボックスは、 Simulink モデル内でブロ ッ ク をダブルク リ ッ クす
る と 表示されます。
[Basic] タブ
[Basic] タブからは、 次のよ う なパラ メ ータ を設定でき ます。
• [Clock source] : シングル ステップまたはフ リーランニング クロック ソ ース を選択で き ます。
シングル ステップ クロックを選択すると、1 度に 1 クロック サイクルずつボードをステップ
できます。 各クロッ ク サイクル ステップは、 Simulink での一定の時間に相当し ます。 こ の ク
ロック ソース を使用する と 、 シ ミ ュ レーシ ョ ン中の協調シ ミ ュ レーシ ョ ン ハー ド ウ ェ アのビ
ヘイビアが、そのサブシステムのシ ミ ュレーシ ョ ン ビヘイ ビアに比較し て、 ビ ッ ト 精度および
サ イ ク ル精度 と な り ます。 シングル ステッピングは不要で、フ リーランニング クロックでボー
ド を実行で き る場合も あ り ます。 こ の場合、ボー ド は Simulink シ ミ ュ レーシ ョ ン と 非同期で動
作します。
• [Frequency (MHz)] : フ リーランニング クロック モー ド を選択し た場合は、 シ ミ ュ レーシ ョ ン
実行中のフ リ ーラ ンニング ク ロ ッ ク の動作周波数を指定し ます。 指定された ク ロ ッ ク の周波数
は、 プ ロ グ ラ ム可能なオシ レータ で使用可能な周波数に近い値に丸め られます。
メモ : モデルの FPGA イ ンプ リ メ ンテーシ ョ ンの最大動作周波数を超えない よ う に注意し て
ください。 プ ロ グ ラ ム可能なオシ レータ の有効な動作周波数を次に示し ます。
20 MHz、25 MHz、30 MHz、33.33 MHz、40 MHz、45 MHz、50 MHz、60 MHz、66.66 MHz、
70 MHz、 75 MHz、 80 MHz、 90 MHz、 100 MHz、 120 MHz
• [Card number] : ハー ド ウ ェ ア協調シ ミ ュ レーシ ョ ンで使用する、XtremeDSP 開発キ ッ ト カー
ドのインデックスを指定します。 複数の XtremeDSP キッ ト ボード がイ ンス ト ールされている
場合を除き、 デフ ォル ト 値の 1 を使用して く ださい。
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リリース 9.2.00 2007 年 8 月
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