System Generator for DSP リファレンス ガイド - Xilinx

BPSK AWGN Channel
BPSK AWGN Channel
入力信号にス ケール された白色ガ ウ ス雑音を追加し ます。 白色ガ ウ ス雑音は、
White Gaussian Noise Generator リファレンス ブロックで生成されます。
こ の ノ イ ズは、 ノ イ ズのばら つき を調整する ため、 次に示すよ う に SNR に基づ
いてスケールされます。 ユニッ ト シンボル エネルギー (Es = 1) を使用する符号化
されていない BPSK では、 SNR は Eb/No で、 dB の単位で表されます。 SNR 入
力は UFix8_4 で、 有効な範囲は 0.0625 刻みで 0.0 ~ 15.9375dB です。
符号付き シ ス テムで AWGN を使用する場合、 ま たはコ ア を異な る変調形式で使
用する場合は、 SNR を調整し て スペク ト ル効率の違いに対応する必要があ り ま
す。 コード レート が 1/2 の BPSK で、 Es = 1 および No が定数であ る場合は、 Eb = 2 および
Eb/No = SNR + 3 dB となります。 符号化 さ れていない QPSK で、 I = +/-1 および Q = +/-1、 独立
したノイズ シーケンスが加わる場合は、 各チャネルは独立した BPSK チャネルのよ うになり、
Eb/No = SNR となります。 この QPSK に コード レート 1/2 を追加する と 、 Eb/No = SNR + 3 dB
となります。
AWGN チャネルの全体的なレイテンシは、 15 クロック サイクルです。 チャ ネル出力は 17 ビット
(2 進小数点以下が 11 ビッ ト) の符号付きの値です。 入力ポー ト SNR のデータ型は任意です。 リ
セッ ト ポー ト はブール型、din 入力ポー ト は 2 進小数点の位置が 0 である符号なし 1 ビッ ト値であ
る必要があ り ます。
ブロック パラ メータ
参考資料
[Decimal Seed Value] : 10 進開始シー ド 値
1. A. Ghazel, E. Boutillon、 J. L. Danger、 G. Gulak and H. Laamari、 『Design and Performance
Analysis of a High Speed AWGN Communication Channel Emulator』 、IEEE PACRIM
Conference (2001 年 8 月 ブリティッシュ コロンビア州ビクト リア (カナダ) にて開催)
2. ザイ リンクス データ シー ト 、 『Additive White Gaussian Noise (AWGN) Core v1.0』 、Xilinx,
Inc.、 2002 年 10 月
System Generator for DSP リファレンス ガイド japan.xilinx.com 371
リリース 9.2.00 2007 年 8 月
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