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System Generator for DSP リファレンス ガイド - Xilinx

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R<br />

ます。 sel と い う 入力ポー ト では、 たたみ込み符号がど ち ら の入力データ を使用する か指定 さ れま<br />

す。 sel が 0 の場合、 データは [Convolution code array 1 (octal)] を使用してデコード され、 1 の場<br />

合は [Convolution code array 2 (octal)] を使用してデコード されます。<br />

Viterbi Decoder ブロッ クには、 2 ~ 5 個の出力ポー ト が含まれます。 dout ポー ト は 1 ビットのデ<br />

コード結果を出力し、 vout ポー ト は値が無効な こ と を示し ます。 ber ポー ト はエン コード し直され<br />

た dout の値と遅延の din の値の差をカ ウ ン ト し、 チャネルのビ ッ ト エラー レー ト を出力し ます。<br />

検出されたエ ラー数は 8 で除算され、 ber ポー ト に出力さ れます。 ber_done ポー ト は、 エラー カウ<br />

ン ト の入力サンプル数が処理されたかど う かを示し ます。 norm 信号は、ブ ロ ッ ク 内で標準化が実行<br />

されたこ とを示します。 norm ポー ト では、チャネル上のエラーがすぐに監視され、 その結果が出力<br />

されます。 標準化が さ ら に頻繁にな る と (norm ポー ト が High になる と)、出力 さ れ る エ ラ ー レート<br />

も高くなり ます。<br />

ブロック パラ メータ<br />

[Basic] タブ<br />

[Basic] タブからは、 次のよ うなパラ メータを設定できます。<br />

• [Constraint length] : n+1 にな り ます (n はエン コーダに含まれる制約レジス タ長)。<br />

• [Use dual decoder] : オンにする と、 ブロ ッ クがデュアル デコーダと して動作し、 sel 入力ポー<br />

トが使用できるようになります。<br />

• [Convolution code array 1 (octal)] : 8 進数のたたみ込み符号の 1 つ目の配列を指定し ます。 出<br />

力レー ト は配列の長さで決ま り ます。 2 ~ 7 の符号を指定し ます。 デュアル デコードが使用さ<br />

れる場合に sel ポー ト の値が 0 だと、 この配列になります。<br />

• [Convolution code array 2 (octal)] : 8 進数のたたみ込み符号の 2 つ目の配列を指定し ます。 出<br />

力レー ト は配列の長さで決ま り ます。 2 ~ 7 の符号を指定し ます。 デュアル デコードが使用さ<br />

れる場合に sel ポー ト の値が 1 だと、 この配列になります。 こ の場合、 出力レー ト は 1 つ目の<br />

配列か ら の出力レー ト と 同じ にする必要はあ り ません。<br />

• [Traceback length] : Viterbi Decorder のトレリス線図のトレースバック長を指定します。 最適<br />

な長さ は、 制約長の 5 ~ 7 倍です。<br />

• [Coding] : [Hard] か [Soft] かを指定し ます。 ハー ド エンコーディングではハミ ング手法、 ソフ<br />

ト エン コーデ ィ ン グではユー ク リ ッ ド 手法を使用し て、 コ ス ト が計算 さ れます。 ハード コー<br />

デ ィ ン グでは入力データ を 1 ビッ ト幅に、 ソフト コーディ ングでは 2 ~ 8 ビッ ト幅にする必<br />

要があ り ます。 デュアル デコーデ ィ ング、 外部パン ク チャ リ ング、 シ リ アル アーキテクチャを<br />

使用する場合は ソ フ ト コーディ ングを使用する必要があ り ます。<br />

• [Data <strong>for</strong>mat] : [Signed magnitude] または [Offset binary] ( ソフト コーディ ングの場合のみ選<br />

択可能) を指定し ます。<br />

• [Provide bit error rate port] : オンにする と、ber と ber_done ポー ト がブロ ッ クに追加されます。<br />

• [Number of input samples <strong>for</strong> error count] : 計算さ れたビ ッ ト エラー レー ト に対する入力サン<br />

プル数を指定し ます。<br />

• [Provide normalization port] : オンにする と、 norm ポー ト がブロ ッ クに追加されます。<br />

[Advanced] タブ<br />

[Advance] タブからは、 次のよ う なパラ メ ータ を設定でき ます。<br />

• [Use external puncturing] : オンにする と、 erase ポー ト がブロ ッ クに追加されます。<br />

• [Use best state] : オンにする と 、 ト レースバッ クが最適なステー ト から開始されます。<br />

340 japan.xilinx.com <strong>System</strong> <strong>Generator</strong> <strong>for</strong> <strong>DSP</strong> <strong>リファレンス</strong> ガイ ド<br />

リリース 9.2.00 2007 年 8 月

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