System Generator for DSP リファレンス ガイド - Xilinx

Shared Memory Read
ブロック パラ メータ
関連項目
ブロッ ク パラ メータのダイアログ ボックスは、 Simulink モデル内のア イ コ ンをダブルク リ ッ クす
る と 表示されます。
[Basic] タブ
[Basic] タブからは、 次のよ うなパラ メータを設定できます。
• [Shared memory name] : データ が読み出されるザ イ リ ン ク スの共有 メ モ リ オブジェ ク ト の名
前を指定で き ます。 こ の共有 メ モ リ は、 ほかで作成 さ れ、 初期化 さ れる共有 FIFO かロック可
能メモリにする必要があります (Shared Memory Read ブ ロ ッ ク は、 指定し た共有 メ モ リ オブ
ジェク ト を作成しません)。
• [Type] : ザイ リンクス共有 FIFO か ロ ッ ク 可能 メ モ リ オブジ ェ ク ト のど ち ら か ら読み出すか指
定します。
• [Sample time] : 共有 メ モ リ か ら読み出し を実行する頻度を指定し ます。
[Output Type] タブ
[Output Type] タブからは、 次のよ うなパラ メータを設定できます。
• [Data type] : Shared Memory Read ブロッ クで共有メモリのデータ ワードがどのよ うに解釈さ
れるかを指定し ます。 生成さ れるデータ型には、 Simulink のスカラ型、 ベクタ型、 マト リ ッ ク
ス型信号を選択できます。 サポー ト されるデータ型は、 int8、 uint8、 int16、 uint16、 int32、
uint32 です。 選択し たデータ型の幅は、 共有 メ モ リ オブジ ェ ク ト に格納さ れたデータ の幅 と 同
じ にする必要があ り ます。 たとえば、 共有メモリのデータ幅が 16 ビッ トの場合は、 int16 また
は uint16 を選択できます。
• [Output dimensions] : 使用可能な次元のサ イ ズを入力する こ と で、 共有 メ モ リ のデータ イ メー
ジがどの よ う に解釈 さ れる かを指定し ます。 ベク タ型出力の場合、 一次元 (N) を、 マ ト リック
ス型出力の場合、 2次元配列 [M, N] を指定する必要があ り ます。 M は行数、 N は列数を表し ま
す。 出力エレ メ ン ト の合計 (N、または M*N) は、共有 メ モ リ の深さ を超えないよ う に し て く だ
さい。
• [Use frame-based output] : Shared Memory Read ブロ ッ ク から の出力信号を フ レ ーム ベース の信
号にする か、 サン プル ベース の信号にする かを指定し ま す。 フレーム ベース の信号と は、連続し
たサンプル ベース の信号がバッ フ ァ でま と めら れたも のです。 たと えば、フレーム ベース の出力
は Simulink の Unbuffer ブロ ッ ク を 駆動する ために使用さ れま す。 フレーム ベース の出力を イ
ネーブルにする には、 [Output dimensions] で出力を 2次元に指定する 必要があり ま す。
Shared Memory Write
ハー ド ウ ェ ア協調シ ミ ュ レーシ ョ ン を使用し た リ アルタ イ ム信号処理
System Generator for DSP リファレンス ガイド japan.xilinx.com 305
リリース 9.2.00 2007 年 8 月
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