System Generator for DSP リファレンス ガイド - Xilinx

R
isnan()
NaN (Not-a-Number) かど う かを返します。isnan(X) の場合、 X が Not-a-Number だと true を返し
ます。 X は、 ダブル型ま たはザ イ リ ン ク ス固定小数点型のス カ ラ 値にする必要があ り ます。 この関
数は、 ベク タ型ま たは二次元配列型ではサポー ト さ れません。 次は、 こ の関数の使用例です。
NaN()
if isnan(incr) & incr == 1
cnt = cnt + 1;
end
NaN() 関数は、 の IEEE 規格の演算式を生成し ます。 NaN は、 0.0/0.0 や inf-inf の よ う な数学的に
定義されていない演算の結果を表し ます。 NaN(1,N) は、1 行 N 列の要素がすべて NaN 値の行列を
出力し ます。 次は、 NaN を使用した例です。
if x < 0
z = NaN;
else
z = x + y;
end
num2Str()
数値を文字列に変換し ます。 た と えば、 num2str(X) は X を文字列に変換し ます。 X は、 ダブル型
ま たはザ イ リ ン ク ス固定小数点型、 ベ ク タ型ス テー ト 変数のス カ ラ値にする必要があ り ます。 デ
フォルトの桁数は、 X のエレ メ ン ト の大き さによって異な り ます。 使用例は次の と お り です。
ones()
if opcode = 10
error(['opcode is out of range: ', num2str(opcode)]);
end
ones() 関数は、 指定し た数の 1 の値を生成し ます。 た と えば、 ones(1,N) は、 1 行 N 列の要素がす
べて 1 の行列を出力 し ます。 ones(M,N) の場合、 M は 1 である必要があ り ます。 この関数は、 通
常 xl_state() 関数呼び出し と 共に使用 さ れます。 たとえば、次の例では、[1, 1, 1, 1] に初期化さ れる
1 行 4 列のス テー ト 変数が作成さ れます。
zeros()
persitent m, m = xl_state(ones(1, 4), proto)
zeros() 関数は、 指定し た数の 0 の値を生成し ます。 た と えば、 zeros(1,N) は、 1 行 N 列の要素が
すべて 0 の行列を出力し ます。 zero(M,N) の場合、 M は 1 であ る必要があ り ます。 この関数は、 通
常 xl_state() 関数呼び出し と 共に使用 さ れます。 たとえば、次の例では、 [0, 0, 0, 0] に初期化さ れる
1 行 4 列のス テー ト 変数が作成さ れます。
FOR ループ
persitent m, m = xl_state(zeros(1, 4), proto)
FOR 文は、 完全にループ展開されています。 次の関数では、 n サンプルが合計されます。
function q = sum(din, n)
persistent regs, regs = xl_state(zeros(1, 4), din);
q = reg(0);
for i = 1:n-1
q = q + reg(i);
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リリース 9.2.00 2007 年 8 月