System Generator for DSP リファレンス ガイド - Xilinx

FIR Compiler v3_1
対称イ ン タ ーポレーシ ョ ン
対称インターポレーシ ョ ンのリ ロード方法は、 1 つにま と ま っ て係数が読み込まれる その他の方法
とは異なります。 こ の コ ン フ ィ ギ ュ レーシ ョ ン を使用する と 、 xlGetReloadOrder 関数か ら次の組み
合わせの文字列が返されます。
>> xlGetReloadOrder(16, 'Symmetric', 'Interpolation', 2, 2, 'Disabled',
4, 32)
ans =
{4 - 5} {6 - 7} {4 + 5} {6 + 7} {0 - 1} {2 - 3} {0 + 1} {2 + 3}
こ の文字列は、 coef_din ポー ト に入力された最初のサンプル クロックが係数 4 と 5 の差と し て解
釈され、 2 つ目のサンプルが係数 6 と 7 の差 と し て解釈される こ と を示し ています。
ブロック パラ メータ
ブロッ ク パラ メータのダイアログ ボックスは、 Simulink モデル内のア イ コ ンをダブルク リ ッ クす
る と 表示されます。
[Basic] タブ
[Basic] タブからは、 次のよ うなパラ メータを設定できます。
• [Filter type] : フ ィ ルタ を次のいずれかに設定する こ と がで き ます。
♦ [SingleRate] : 入力 と 出力のデータ レー ト が同じにな り ます。
♦ [Decimation] : 出力のデータ レー ト が入力よ り も [Sample rate change] で指定し た係数分
だけ遅く な り ます。
♦ [Interpolation] : 出力のデータ レー ト が入力よ り も [Sample rate change] で指定し た係数
分だけ速 く な り ます。
• [Sample rate change] : こ こ で指定し た係数に よ って、出力のサンプル レー ト が入力 と 比較し て
変更 さ れます。 このパラ メータは、 [Filter type] が [Decimation] または [Interpolation] に設定
されると使用できます。 [Decimation] の場合は、 出力のサンプル レー ト が [Sample rate
change] の係数分だけ入力か ら削減 さ れます。 [Interpolation] の場合は、出力のサンプル レート
が [Sample rate change] の係数分だけ入力か ら増加さ れます。
• [Number of channels] : FIR Compiler ブ ロ ッ ク で処理さ れるデータ チャネルの数を指定できま
す。 複数のチ ャ ネル データ がマルチプレ ク サ と 同じ よ う に 1 度にコ アに渡されます。 サポー ト
さ れるチ ャ ネル数は、 最大で 64 です。
• [Hardware over-sampling rate] : 入力データ レー ト と 出力データ レー ト の高速な方 と 内部コ ア
のレー ト 間の比率を指定し ます。 このオーバークロック レート によって、フ ィルタの各 DSP48
に組み込まれた フ ィ ルタ タ ッ プの数が決定 さ れます。
• [Coefficient vector] : 指定し た係数ベ ク タ が MATLAB 行のベク タにな り ます。 タップ数は、
MATLAB 行のベクタ長からから推論されます。 フィルタに使用される DSP48 の数は、 フ ィ ル
タ コ ン フ ィ ギ ュ レーシ ョ ンの係数の数 と 、指定し た係数ス ト ラ ク チ ャ、ハー ド ウ ェ ア オーバー
サンプ リ ング係数に よ っ て決ま り ます。 これらの係数は、FDATool ブロックを使用しても入力
できます。
• [Structure] : 係数のス ト ラ ク チャ を指定し ます。 係数のス ト ラ ク チ ャ に よ って、コ アが最適化さ
れ、特定のハー ド ウ ェ ア コンフィギュレーションをインプリ メントするのに必要なハードウェ
ア容量が削減されます。 ス ト ラ ク チ ャ には、 次のいずれかを選択で き ます。
♦ Inferred from Coefficients
♦ Non-Symmetric
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リリース 9.2.00 2007 年 8 月
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