System Generator for DSP リファレンス ガイド - Xilinx

R
DDS Compiler v2_0
このブロックは、 [Xilinx Blockset] の [DSP] および [Index] ライブラリにリストされています。
ザイ リ ンク ス の DDS Compiler v2_0 ブロ ッ ク は、 ダイ レク ト デジタ ル シンセサイザ
で、 NCO (Numerically Controlled Oscillator ) と も 呼ばれま す。 このブロックでは、
ルッ ク アッ プ テーブルを 使用し てサイ ン 波が生成さ れま す。 ルッ ク アッ プ テーブルで
マッ プさ れた位相は、 デジタ ル積分器 ( アキュムレータ ) で出力波形にさ れま す。
DDS を理解する には、 ブ ロ ッ ク がどの よ う に FPGA ハー ド ウ ェ アにイ ンプ リ メ ン ト
されるかを知る必要があり ます。 次の図は、ザイ リ ン ク ス LogiCORE の高位レベルを示し た もので
す。 位相増分 と 位相オフセ ッ ト は定数 と し て定義で き る ほか、 オプシ ョ ンの入力ポー ト を介し てダ
イ ナ ミ ッ ク に設定する こ と も で き ます。 これらの値は、サンプルごとのサイクルで定義されます。 た
と えば、 位相増分が 1/10 の場合は、 サンプル 10 サイクルで 1 つのサ イ ン波が終了する こ と を示し
ます。 位相増分が累積 さ れる と 、 位相オフセ ッ ト が結果に追加さ れます。 ディザリングが使用され
る と 、 量子化の前にデ ィ ザ リ ング シーケンス (量子化器か ら の位相エ ラーを回避) が追加されます。
こ の後、 量子化された値を使用し てサ イ ン/コサイン ルッ クアップ テーブルにインデッ ク スが付け
られ、 位相空間が時間にマ ッ プ さ れます。
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リリース 9.2.00 2007 年 8 月