Synology DiskStation ユーザーガイド DSM 4.0 ベース

Linux クライアントに共有フォルダへのアクセスを許可する:
68 章 7:ファイル共有の設定
Synology DiskStation ユーザーガイド
1 共有フォルダリストから編集する共有フォルダを選択して、[NFS 権限] をクリックします。
2 [作成] をクリックして設定ウィンドウを開きます。
3 ホスト名または IP を入力します。ホストは次の 3 つの方法で指定します:
単一ホスト:FQDN(完全修飾ドメイン名)または IP アドレス。
ワイルドカード:*,* .synology.com
IP ネットワーク:203.74.205.32/255.255.252.0, /24
DSM 4.0 ベース
4 権限を割り当てる、Root Squash を割り当てる、または非同期を有効にするを選択してから、[OK] をクリ
ックします。
5 OK をクリックします。
用語説明
非同期:NFS サーバーはファイルへの変更が完了する前に要求に応答します。
ドメインユーザー/グループに共有フォルダへのアクセスを許可する
DiskStation が Windows ドメインまたは LDAP クライアントとしてディレクトリ サービスに追加されている場
合は、メイン メニュー > コントロール パネル > ディレクトリ サービス > LDAP ユーザー, LDAP グループ、ド
メイン ユーザー、またはドメイン グループを選択すると、ドメイン/LDAP ユーザーまたはグループの共有フォ
ルダ権限を設定したり、変更したりすることができます。
ドメイン/LDAP ユーザーやグループの共有フォルダ権限を管理する:
1 編集するユーザーまたはグループを選択し、編集をクリックします。
2 チェックボックスにチェックマークを付けて、共有フォルダの権限を管理します。ユーザーの共有フォルダの
権限を編集する場合は、プレビュー カラムでユーザーの現在の権限を確認することができます。
注:権限に競合が生じた場合は、権限の優先度は次のようになります。アクセスなし(NA)> 読込み/書込み
(RW)> 読込み専用(RO)
3 OK をクリックします。
共有フォルダの暗号化
メイン メニュー > コントロール パネル > 共有フォルダの順に進み、共有フォルダを暗号化します。 1
AES 256 ビット暗号化は、すべての不正アクセスをブロックできます。暗号化キーがないと、
Synology DiskStation からハードドライブを取り外して他のデバイスに取り付けた場合に他のユーザーが暗号化
データにアクセスできません。
共有フォルダを暗号化する:
1 暗号化する共有フォルダを選択してから、[編集] をクリックして設定ウィンドウを開きます。
2 この共有フォルダを暗号化するを選択し、暗号化キーフィールドに暗号化キーを入力してから、確認キーフ
ィールドに同じキーを入力します。
3 暗号化キーサイズ(ビット)ドロップダウン メニューから、AES 暗号化キーのサイズを選択してください。
4 スタートアップでスタートアップで自動的にマウントするを選択して、次回の Synology DiskStation の起動
時に暗号化されたフォルダを自動的にマウントします。デフォルトでは、安全のため暗号化共有フォルダはス
タートアップ時にマウントされないように設定されています。
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1 共有フォルダの暗号化は特定のモデルにのみ対応しています。