Synology DiskStation ユーザーガイド DSM 4.0 ベース
Synology DiskStation ユーザーガイド DSM 4.0 ベース
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Windows ドメインに追加する:<br />
58 章 7:ファイル共有の設定<br />
<strong>Synology</strong> <strong>DiskStation</strong> <strong>ユーザーガイド</strong><br />
<strong>DSM</strong> <strong>4.0</strong> <strong>ベース</strong><br />
1 ドメインをクリックし、ドメイン欄にドメイン名、DNS サーバー欄に DNS サーバー(オプション)を入力<br />
して、適用をクリックします。<br />
2 表示されるウィンドウで、ドメインサーバーの管理者用ユーザー名とパスワードを入力して、[OK] をクリッ<br />
クします。<br />
<strong>Synology</strong> <strong>DiskStation</strong> のドメイン参加が完了すると、ドメインユーザーは、ドメインアカウントとパスワードで<br />
<strong>Synology</strong> <strong>DiskStation</strong> にログインできます。<br />
注:<br />
ドメインユーザー名に「%」や「$」が含まれていると自分のホームホルダーにアクセスできない場合がありま<br />
す。その場合は、ドメイン管理者に新しいユーザー名を要請してください。<br />
ドメイン管理者とエンタープライズ管理者のドメイングループは、ローカルグループ administrators に自動的に<br />
追加されます。つまり、これらグループのドメインユーザーには、<strong>DSM</strong>/CIFS/FTP/AFP/WebDAV アプリケーショ<br />
ンの実行を含む <strong>DiskStation</strong> への管理者権限があります。<br />
また、<strong>Synology</strong> <strong>DiskStation</strong> の共有フォルダにアクセスする権限をドメインユーザーに設定することができます。<br />
詳しくは、68 ページの「ドメインユーザー/グループに共有フォルダへのアクセスを許可する」を参照してくださ<br />
い。<br />
DNS サーバーについて:<br />
その他の情報<br />
<strong>Synology</strong> <strong>DiskStation</strong> でドメイン検索をできるようにするため、DNS サーバーを指定するよう推奨しています。<br />
ただし、ドメインが DNS サーバーに登録されていない場合は、ドメイン加入処理ができない場合があります。<br />
高度なドメインオプションについて:<br />
ほとんどの場合、詳細ドメインオプションの設定は必要ありません。詳細ドメインオプションは、特定のドメ<br />
イン環境でのみ必要です。<br />
DC IP:DC(ドメインコントローラー)IP と <strong>Synology</strong> <strong>DiskStation</strong> を指定すると、その情報を使用して通信<br />
しようとします。複数の IP が存在する場合は、IP の間にコンマを入力します。必要に応じて最後の DC IP<br />
の後にアスタリスク(*)を追加すると、指定したすべての IP で失敗したときに <strong>Synology</strong> <strong>DiskStation</strong> が別<br />
の DC との通信を試みます。このとき、最後の IP とアスタリスクの間には必ずコンマを追加してください。<br />
ドメイン NetBIOS 名:ドメインの NetBIOS 名を指定します。<br />
ドメイン FQDN(DNS 名):ドメインの FQDN(DNS 名)を指定します。<br />
<strong>DiskStation</strong> を LDAP サーバーに加えるには:<br />
1 LDAP タブをクリックして、LDAP クライアントを有効にするにチェックマークを付けます。<br />
2 LDAP サーバーの IP アドレスまたはドメイン名を LDAP サーバーアドレス欄に入力します。<br />
3 暗号化ドロップダウン メニューから暗号化の種類を選択して、LDAP サーバーへの LDAP 接続を暗号化しま<br />
す。<br />
4 Base DN 欄に LDAP サーバーの Base DN を入力します。<br />
5 LDAP ユーザーが CIFS を介して <strong>DiskStation</strong> ファイルにアクセスできるようにするには、Windows CIFS サ<br />
ポートを有効にするにチェックマークを付けます。詳しくは、右上隅にある [ヘルプ] ボタン(クエスチョン<br />
マークが付いています)をクリックしてください。<br />
6 適用 をクリックします。<br />
7 Bind DN(または LDAP 管理者のアカウント)を入力し、専用の欄にパスワードを入力した後、OK をクリッ<br />
クします。<br />
注:サポートされる LDAP 規格は LDAP バージョン 3(RFC2251)です。