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Center for Northeast Asian Studies Tohoku University - 東北大学東北 ...

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かっこ)に 入 れて 原 本 の 形 を 示 した。<br />

5. 原 本 の 表 記 に 間 違 いの 可 能 性 があるが 断 定 はできない 場 合 、 原 本 の 表 記 を 先 に 記 し、その<br />

後 に[ ](カギかっこ)に 入 れて 正 しいと 思 われる 形 を 示 し、「?」(クエスチョン・マーク)<br />

を 付 した。<br />

2 漢 語 ( 漢 字 )について<br />

1. 漢 字 はできるだけ 原 文 に 忠 実 に 翻 刻 することに 努 めたが、 若 干 の 異 体 字 の 違 いについては<br />

再 現 しなかった 場 合 がある。<br />

2.「 漢 語 同 上 」と 表 記 されている 項 目 では、それに 先 行 する 項 目 の 漢 語 を 記 した。<br />

3. 誤 字 ・ 脱 字 は 校 訂 した 形 を 記 した。<br />

3モンゴル 語 のローマ 字 転 写 形 について<br />

モンゴル 語 のローマ 字 転 写 方 式 は Nicholas Poppe, Grammar of Written Mongolian.<br />

Wiesbaden, 1954. にいくつかの 変 更 を 加 えた 独 自 の 方 式 による。 個 々の 語 のローマ 字 転 写 、<br />

特 にモンゴル 文 字 では 字 形 を 区 別 しない t/d, k/g, o/u, O/U 等 のローマ 字 転 写 に 関 しては<br />

主 として<br />

内 蒙 古 大 学 蒙 古 学 研 究 院 蒙 古 語 文 研 究 所 『 蒙 漢 詞 典 ( 増 訂 本 )』( 内 蒙 古 大 学 出 版 社 、1999)<br />

により、 上 の 辞 書 に 採 録 されていない 語 については、<br />

Friedrich D. Lessing, Mongolian-English Dictionary. Berkeley, 1960(reprint, with<br />

supplements, by Mongolia Society of Bloomington, Indiana, 1973)<br />

布 林 特 古 斯 編 『 蒙 語 正 音 正 字 詞 典 』( 内 蒙 古 教 育 出 版 社 、1977)<br />

《 蒙 古 語 辞 典 》 編 纂 組 『 蒙 古 語 辞 典 』( 内 蒙 古 人 民 出 版 社 、1999)<br />

等 を 参 照 した。<br />

モンゴル 語 のローマ 字 転 写 方 式 は、Poppe 上 掲 書 に 次 のような 変 更 を 加 えた。<br />

1) 第 2 音 節 以 降 の 円 唇 母 音 には o と O は 用 いず、u と U によって 表 記 する。<br />

母 音 字 が 連 続 している 場 合 にも、2 つ 目 以 降 の 円 唇 母 音 は u と U によって 表 記 する。<br />

この 表 記 法 は 便 宜 的 なものであり、こうした 発 音 や 起 源 を 主 張 するものではない。<br />

2) 動 詞 の 語 幹 と 語 尾 の 境 界 に「=」(イコール)の 記 号 を 付 す。<br />

例 : gegere=be, bol=ba, ire=mUi, bari=mui, nis=kU, saki=qu, toGu=Gsan,<br />

Onggere=gsen, qamaGala=Gci 等 。<br />

これに 関 連 して、 動 詞 語 幹 と 語 尾 の 間 に 接 合 母 音 (u/U)がある 場 合 には、 接 合 母 音 の 前<br />

と 後 に「=」の 記 号 を 付 した。<br />

例 :od=u=mui, deled=U=mUi, ab=u=ba, ges=U=be, seyil=U=gsen 等 。<br />

次 の 動 詞 では、gU, dU の 前 後 に「=」の 記 号 を 付 した: Og=gU=mUi, ebed=dU=mUi<br />

命 令 形 が 動 詞 の 語 幹 と 同 形 の 場 合 、 語 末 に「=」の 記 号 を 付 けた。<br />

例 :od=, aca=, OgUle=, ir_e=, daGuZ= 等 。<br />

これらは、モンゴル 語 のローマ 字 転 写 形 を 計 算 機 処 理 する 際 に 動 詞 とその 語 尾 を 切 り 出<br />

すためのタグとして 付 けたものであるが、 一 般 のローマ 字 転 写 においても 動 詞 の 活 用 形<br />

を 識 別 するのに 有 用 な 情 報 と 考 えられるので、そのまま 残 している。<br />

3)ひとつの 語 が 分 綴 されている 場 合 「 _ 」(アンダースコア)で 繋 げて 転 写 する。これに<br />

当 てはまる 最 も 多 くの 場 合 は、 子 音 字 G, l, m, n, q, r, y の 後 に 書 かれる 独 立 字 形<br />

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