新アドバイザー・国際協力員の着任 - JSPS Washington Office

独 立 行 政 法 人 日 本 学 術 振 興 会 ワシントン 研 究 連 絡 センター
Japan Society for the Promotion of Science, JSPS
JSPS Washington Office
2001 L Street NW, Suite 1050, Washington DC 20036
Phone: 202-659-8190 Fax:202-659-8199 WWW Site: www.jspsusa.org
(2010 年 4-6 月 号 )
山 里 は 窓 のうちまでかすむ 夜 に 月 の 色 なる 春 のともしび 藤 原 為 相
楠 わかば 欅 わかばの 道 ゆきてこずえの 上 の 今 日 の 晴 天 佐 倉 東 雄
つまぐれの 悲 しき 花 はさきそめて 梅 雨 のあひだに 季 はうつろふ 佐 藤 佐 太 郎
新 アドバイザー・ 国 際 協 力 員 の 着 任 '4 月 1 日 (
年 度 が 変 わり、JSPS ワシントン 研 究 連 絡 センターも 文 部 科 学 省 からのアドバイザー1 名 、 国 立 大 学 から
の 研 修 生 としてセンターで 勤 務 する 国 際 協 力 員 3 名 が 加 わった。
新 しい4 名 は、 以 下 のとおり:
山 上 有 紀 子 アドバイザー'Ms. Yukiko Yamagami, アドバイザー( 所 属 先 : 文
部 科 学 省
大 村 明 美 国 際 協 力 員 ' Ms. Akemi Omura, International Program
Associate( 所 属 先 : 九 州 大 学
谷 垣 幸 太 国 際 協 力 員 ' Mr. Kohta Tanigaki, International Program
Associate( 所 属 先 : 京 都 大 学
伊 藤 沙 織 国 際 協 力 員 'Ms. Saori Ito, International Program Associate(
所 属 先 : 名 古 屋 工 業 大 学
ワシントン 桜 祭 の 際 、 旧 大 使 公 邸 で 開 かれた 若 田 宇 宙 飛 行 士
の 講 演 会 にて。 若 田 飛 行 士 を 囲 んで、 右 から 大 村 、 谷 垣 国
際 協 力 員 、 山 上 アドバイザー、 伊 藤 国 際 協 力 員
副 センター 長 の 交 替 '5 月 (
小 寺 孝 太 郎 副 センター 長 が2 年 半 の 任 期 を 終 え、5 月 7 日 に JSPS 東 京 本 部 に 帰
任 となった。 小 寺 の 新 しい 所 属 先 は、 日 本 学 術 振 興 会 総 務 部 企 画 情 報 課 である。 後
任 としては、 金 子 郁 代 'Ms. Fumiyo Kaneko(が 副 センター 長 として5 月 21 日 に 着 任 し
た。
今 後 1 年 間 、JSPS ワシントン 研 究 連 絡 センターは、 菅 原 寛 孝 センター 長 、 現 地 ス
タッフの Thet WIN に 加 え、この7 名 で 活 動 する。
金 子 新 副 センター 長 。
米 国 国 立 科 学 財 団 'NSF( EAPSI Orientation 参 加 '4 月 11~13 日 (
4 月 11-13 日 にかけて、JSPS ワシントン 研 究 連 絡 センターは JSPS 東 京 本 部 からの 出 張 者 と 共 に、
NSF の 実 施 する EAPSI Program のオリエンテーションを 行 った。
EAPSI は NSF で 1990 年 より 実 施 している 博 士 課 程 在 籍 者 'Graduate Students( 及 び 若 手 研 究 者 を 海 外
の 研 究 機 関 で 2 カ 月 ほど 研 修 活 動 する 機 会 を 提 供 するプログラムで、NSF は 日 本 (JSPS)を 含 む 7 カ 国 、9

つの 対 応 機 関 と 協 力 して 実 施 している。この 夏 の 日 本 への 研 修 渡 航 者 としては、65 人 が 採 用 された。
このオリエンテーションでは、はじめにプログラム 全 体 の 概 要 説 明 が 行 われ、 続 いて 国 別 の 説 明 会 が 行
われた。 日 本 への 研 修 渡 航 者 に 対 しては、”Living and Doing Research in Japan” として NSF 東 京 事 務 所
の Dr. Machi Dilworth がプログラム 説 明 を 行 ったのに 続 き、JSPS 東 京 本 部 の 国 際 事 業 部 人 物 交 流 課 の 山
岡 ・ 米 原 氏 が 日 本 でのスケジュールや 経 費 支 援 の 方 法 、パスポートやビザの 手 続 きについて 等 の 説 明 を
行 った。JSPS ワシントン 研 究 連 絡 センターからは 菅 原 センター 長 が 日 本 の 研 究 環 境 やホストとなる 研 究 者
が 研 修 渡 航 者 にどのようなことを 期 待 しているかについて 講 演 し、 小 寺 副 センター 長 は 日 本 語 や 日 本 文 化
についてのプレゼンテーションを 行 った。
このプログラムを 通 して、 将 来 国 際 的 に 活 躍 する 可 能 性 のある 若 いアメリカの 研 究 者 達 が、 日 本 文 化 や
日 本 の 優 れた 研 究 環 境 を 体 験 し、 今 後 の 日 米 の 研 究 交 流 へ 発 展 して 行 くことを 期 待 したい。
NAFSA 2010 Annual Conference & EXPO 参 加 '6 月 1~3 日 (
カンザスシティで6 月 1-4 日 にかけて 開 催 された、NAFSA'Association of International Educators( 年 次
総 会 及 びエキスポに、 山 上 アドバイザー、 伊 藤 、 谷 垣 国 際 協 力 員 が 参 加 した。 NAFSAは 国 際 教 育 の 促 進 、
専 門 能 力 開 発 の 機 会 提 供 を 目 的 とする 機 関 で、100 名
以 上 のボランティアメンバーと 国 際 教 育 のための 数 千
人 の 賛 同 者 と 共 に、トレーニングや 専 門 能 力 開 発 の 機
会 、ネットワークの 提 供 、 国 際 教 育 の 促 進 を 図 っている
機 関 である。 今 回 の 年 次 総 会 及 びエキスポには、 世 界
95カ 国 から7000 人 を 超 える 参 加 者 を 数 えた。 日 本 から
も 数 多 くの 参 加 者 があり、 国 際 教 育 を 担 当 する 大 学 教
職 員 、 研 究 者 、 各 省 庁 の 代 表 者 等 の 間 で 交 流 が 図 られ
た。
JSPSワシントン 研 究 連 絡 センターから 参 加 したスタッ
フ 達 は、 米 国 をはじめとする 各 国 の 大 学 関 係 者 は 勿 論
のこと、 普 段 顔 を 合 わせることのない 日 本 の 他 の 大 学
教 職 員 との 交 流 、 情 報 交 換 を 行 うことが 出 来 た。また、
この 催 しでは、 日 本 からは 文 部 科 学 省 、 大 阪 大 学 、 九 州 大 学 、 東 京 理 科 大 学 の 職 員 に 加 えて、 文 部 科 学
省 が 日 本 の 大 学 の 若 手 職 員 に 国 際 業 務 の 実 務 や 英 語 研 修 の 機 会 を 提 供 する「 大 学 等 職 員 の 国 際 業 務 研
修 」LEAP'Long-term Educational Administrators Program for International Exchanges(プログラムの 研 修
生 を 交 えた「 在 米 大 学 職 員 交 流 会 」も 行 われた。

JSPSワシントン 研 究 連 絡 センター 開 所 式 の 開 催 '6 月 14 日 (
JSPSワシントン 研 究 連 絡 センターは、3 月 1 日 にK スト
リートより 現 在 のLストリート にある 新 事 務 所 に 引 っ 越 しを
行 った。 当 事 務 所 は 日 本 科 学 技 術 振 興 機 構 'JST(との 共
同 オフィスのうえ、40~50 名 収 容 可 能 な 多 目 的 に 使 える
共 用 の 会 議 室 も 設 置 している。
少 々 遅 くなったが、6 月 14 日 に 当 事 務 所 のお 披 露 目 セ
レモニーを 行 い、 約 50 名 の 日 米 の 科 学 技 術 関 連 の 政 府
機 関 、 研 究 者 の 皆 様 にお 集 まりいただいた。
JSPS 東 京 本 部 からは 小 野 元 之 理 事 長 が 出 席 し、 開 所
記 念 の 挨 拶 を 行 なったのに 加 え、 犬 塚 隆 志 日 本 国 大 使 館
科 学 技 術 参 事 官 、NSF 科 学 技 術 部 (Office of International Science and Engineering, OISE) 部 長 Dr. Roger
Weber、AAAS 主 席 国 際 担 当 'Chief International Officer(Dr. Vauign Trakian、NIHフォガティインターナショナ
ルセンター Dr. Tina Chung から 祝 辞 を 頂 戴 した。
JSPSワシントン 研 究 連 絡 センター 主 催 ”Science in Japan Forum”の 開 催 '6 月 15 日 (
6 月 15 日 に、ワシントン 市 内 の Cosmos Club にて、JSPS ワシントン 研 究 連 絡 センター 主 催 の”Science in
Japan Forum”を 開 催 した。このフォーラムは 毎 年 異 なるテーマを 設 定 し、 日 米 のトップクラスの 研 究 者 を 講
演 者 として 招 き 開 催 しており、 参 加 者 もワシントン 近 郊 の 研 究 者 、 大 学 関 係 者 、 科 学 技 術 関 連 の 政 府 関 係
者 等 と 多 岐 に 渡 っている。 今 年 は15 回 目 の 開 催 となり、 講 演 テーマは“Energy and Environment”とした。
フォーラムは、JSPS 東 京 本 部 の 小 野 理 事 長 による 開 会 の 挨 拶 に 始 まり、 在 米 日 本 国 大 使 館 の 篠 塚 公
使 からもご 挨 拶 をいただいた。 菅 原 ワシントン 研 究 連 絡 センター 長 からは、 本 フォーラム”Science in Japan
Forum”の 重 要 性 と、 今 回 のテーマに“Energy and Environment” 掲 げた 背 景 についての 紹 介 があった。
フォーラムは"Environment", "Renewable Energy and Energy Efficiency", "Advanced Energy Sources"
and "Government Policy"といった4つのセッションから 成 り、スピーカーは 以 下 のとおり:
1) Environment
Teruyuki Nakajima ( 中 島 映 至 ), 東 京 大 学 大 気 海 洋 研 究 所 教 授
William Lau, NASA Goddard Space Flight Center
Mike MacCracken, The Climate Institute
Syukuro Manabe ( 真 鍋 淑 郎 ), Princeton University
2) Renewable Energy and Energy Efficiency
Burton Richter, 元 SLAC Director (1976 年 ノーベル 物 理 学 賞 受 賞 者 )
Henry Kelly, US Department of Energy
Yoshihiro Suda,' 須 田 義 大 ( 東 京 大 学 教 授
3) Advanced Energy Sources
Chris Llewellyn-Smith, 元 CERN 長 官
Steven Cowley, Director, Culham Centre for Fusion Energy (UK)
Youichi Fujiie ( 藤 家 洋 一 ), 東 京 工 業 大 学 名 誉 教 授 、 元 日 本 原 子 力 委 員 会 委 員 長

4( Government Policy
Neal Lane, 元 NSF 長 官
Nina Federoff, US Department of State
Sadayuki Tsuchiya ( 土 屋 定 之 ), 文 部 科 学 省 大 臣 官 房 総 括 審 議 官
由 緒 正 しい 米 国 科 学 者 のソサエティ、Cosmos Club の 建 物 内 にある Warren Lounge に 集 まった 日 米 の 参
加 者 は 熱 心 に 講 演 に 耳 を 傾 け、 講 演 者 との 活 発 な 議 論 のやり 取 りが 行 われた。
【 参 考 】フォーラムウェブサイト:
http://www.jspsusa.org/FORUM2010/forumoutline10.html
― 米 国 教 育 ・ 科 学 技 術 情 報 ―
● 米 国 大 学 への 留 学 生 数 、 増 加 傾 向 '2010 年 4 月 (
大 学 院 における 教 育 と 研 究 の 向 上 を 目 的 とし、 全 米 の 大 学 院 を 代 表 する 機 関 である、Council of
Graduate Schools が 発 表 した 大 学 院 留 学 生 に 関 するアンケート 調 査 の 結 果 によると、2009-2010 年 度 に 米
国 大 学 院 への 入 学 を 申 請 した 留 学 生 の 数 は 前 年 度 比 で 7% 増 加 した。 米 国 大 学 院 への 留 学 生 の 出 身 国
別 の 学 生 数 で 上 位 3 カ 国 は 中 国 、インド、 韓 国 であるが、このうち 中 国 からの 申 請 数 が 19% 増 と 高 い 一 方 、
インドと 韓 国 からの 申 請 数 増 加 率 は 横 這 い 傾 向 にある。また、 近 年 における 中 近 東 やトルコ 地 域 からの 入
学 申 請 数 の 増 加 は 著 しく、2009-2010 年 度 は 前 年 比 18% 増 であった' 下 表 参 照 (。
海 外 からの 米 国 大 学 院 入 学 申 請 数 の 増 減 推 移 '2006~2010 年 (
2006-2007 年
度
2007-2008 年
度
2008-2009 年
度
2009-2010 年
度
全 体 9% 6% 4% 7%
出 身 国
--China +19% +11% +14% +19%
--India +12% +2% -12% -2%
--South Korea +0% +2% -9% +0%

2006-2007 年
度
2007-2008 年
度
2008-2009 年
度
2009-2010 年
度
--Middle East and Turkey +17% +14% +22% +18%
専 攻 分 野
--Arts and humanities +8% +7% +5% +6%
--Business +15% +10% +7% +8%
--Education +12% -1% +8% +8%
--Engineering +13% +4% +3% +7%
--Life sciences +18% +3% +0% +3%
--Physical and earth
sciences
+12% +7% +2% +10%
--Social sciences +0% +9% +6% +11%
出 典 :Inside Higher Education, “International Grad Applications Up,”
http://www.insidehighered.com/news/2010/04/06/intl
また、 既 に 多 くの 留 学 生 を 抱 える 大 学 院 ほど 入 学 申 請 の 申 し 込 み 数 が 高 い 傾 向 が 見 られる。さらに、 博
士 号 を 授 与 する 大 学 を 比 較 すると、 私 立 大 学 への 留 学 生 増 加 率 '12%(が 公 立 大 学 '6%(に 比 べて 高 い。 専
攻 分 野 別 に 見 るとライフサイエンス 分 野 における 入 学 申 請 数 の 増 加 率 が 他 に 比 べて 低 いものの、 他 はあ
まり 分 野 ごとの 差 はない。
< 関 連 情 報 >
•International Grad Applications Up,
http://www.insidehighered.com/news/2010/04/06/intl
•‘The Great Brain Race'
http://www.insidehighered.com/news/2010/04/05/wildavsky
● 海 外 事 務 所 を 設 ける 米 国 大 学 増 加 '2010 年 4 月 (
中 国 を 含 む 海 外 に 事 務 所 を 設 ける 米 国 大 学 が 増 加 している。 米 国 大 学 の 海 外 事 務 所 は 昔 から 見 られて
いたが、このような 海 外 事 務 所 はこれまで 米 国 人 交 換 留 学 生 支 援 などの 単 一 の 目 的 だけに 限 った 事 務 の
みを 行 っていた。しかし 現 在 、 特 に 中 国 において 開 設 ラッシュが 続 いている 大 学 事 務 所 は、 本 校 からの 交
換 留 学 生 支 援 だけではなく、 現 地 学 生 のリクルート、 海 外 卒 業 生 交 流 、 研 究 などといった 複 数 のミッション
を 持 つという 特 徴 がある。 特 に、 直 接 対 面 式 のコミュニケーションを 好 む 中 国 においては、 現 地 における 事
務 所 設 置 が 有 効 な 手 段 として 捉 えられている。
例 えば、2010 年 2 月 より 上 海 に 出 張 所 「China Gateway」オフィスを 設 けているオハイオ 州 立 大 学 'Ohio
State University(はその 先 駆 けのひとつで、インドとブラジルに 事 務 所 を 開 設 する 計 画 があるほか、トルコ、
アフリカや 欧 州 にも 海 外 事 務 所 設 置 を 検 討 中 である。
一 方 で、 海 外 事 務 所 を 維 持 するためのコストが 高 くつくことや、 事 務 所 が 有 効 に 活 用 されていないという
悩 みを 持 つ 大 学 も 見 られる。 例 えば、ジョージタウン 大 学 'Georgetown University(は 上 海 にオフィスを 開 設
してから 3 年 になるが、 同 大 学 教 授 の 多 くは、 上 海 事 務 所 を 利 用 せず 独 自 に 中 国 を 訪 問 するなど、 米 国 本
校 においてその 存 在 があまり 知 られていないという。
< 関 連 情 報 >
•College 'Embassies' Advance Their Interests Abroad
http://chronicle.com/article/Colleges-Set-Up-Their-Own/65225/

●オバマ 米 大 統 領 が、マサチューセツ 工 科 大 学 'MIT( 工 学 部 長 Subra Suresh 氏 を 次 期 NSF 長 官 としてノミ
ネート'6 月 3 日 (
ホワイトハウスは、オバマ 大 統 領 が Subra Suresh 氏 を NSF の 次 期 長 官 にノミネートする 旨 、 発 表 した。
Suresh 氏 は、 現 在 マサチューセツ 工 科 大 学 'MIT( 工 学 部 長 。 現 在 53 歳 。 出 身 はインド。
1977 年 インド、マドラスのインド 工 科 大 学 卒 業 。1981 年 米 国 MIT で 博 士 号 取 得 。
米 ブラウン 大 学 に 在 籍 の 後 、1991 年 より MIT に 在 籍 。2007 年 MIT 工 学 部 長 に 就 任 。
Suresh 氏 はナノバイオメカニックスの 内 の 新 興 分 野 では、 多 大 な 功 績 を 持 つ。Suresh 氏 は MIT では Koch
Institute for Integrative Cancer Research などと 協 力 し、 材 料 、ナノテクノロジー、ライフサイエンスといった
学 際 分 野 での 共 同 研 究 で 強 力 なリーダーシップを 発 揮 している。
また、2007 年 の Suresh 氏 工 学 部 長 就 任 後 、MIT 工 学 部 は 多 様 な 教 授 陣 を 配 置 し、これまでに 例 のない
発 展 を 遂 げている。2009 年 には、MIT の 歴 史 上 初 めて、 工 学 部 で 女 性 の 研 究 者 数 が 男 性 を 上 回 った 実 績
もある。
なお、Suresh 氏 は 国 際 ジャーナルに 掲 載 された 220 以 上 の 研 究 論 文 の 著 者 であり、12 もの 米 国 で 承 認 を
受 けた 特 許 の 共 同 開 発 者 でもある。
2007 年 の European Materials Medal などの 受 賞 多 数 。
米 国 工 学 アカデミー 初 め、ドイツ、インド、スペインなど 各 国 のアカデミー 会 員 にも 就 任 している。
以 前 までは、NSF の 長 官 というと、 第 一 線 の 研 究 現 場 からは 退 き、 組 織 の 管 理 部 門 で 重 鎮 的 な 立 場 とな
った 者 が 就 任 していたが、 今 回 のノミネートは、そういったこれまでの NSF 長 官 の 特 性 を 覆 すものとなる。
今 後 は、 上 院 の 承 認 を 受 けた 後 、NSF 長 官 に 就 任 予 定 となる。
< 関 連 情 報 >
・ホワイトハウスウェブサイトでのプレスリリース'6 月 3 日 (:
http://www.whitehouse.gov/the-press-office/president-obama-announces-more-key-administration-pos
ts-1
・SCIENCE ウェブサイト 記 事 '6 月 3 日 (:
http://news.sciencemag.org/scienceinsider/2010/06/obama-nominates-suresh-to-lead-n.html?etoc
・SCIENCE 記 事 (3 月 19 日 vol.327(
・MIT ウェブサイト 記 事 '6 月 3 日 (:
http://web.mit.edu/newsoffice/2010/suresh-nsf-06039987.html
'オフィス 活 動 記 録 (
【4 月 】
1 日 山 上 新 アドバイザー、 大 村 、 谷 垣 、 伊 藤 新 国 際 協 力 員 ら 着 任
6-10 日 Thet WIN AAASとのミャンマー 出 張
7-10 日 金 子 次 期 副 センター 長 来 華 ・ 引 き 継 ぎを 実 施
7 日 日 立 ‐AAASレクチャー”Three keys to Sustainable urban Communities”' 菅 原 、 小 寺 、 金 子
、 山 上 、 大 村 、 谷 垣 、 伊 藤 (
10 日 ワシントン 桜 祭 科 学 技 術 関 連 法 人 と 協 力 して 日 本 の 科 学 を 紹 介 する 出 展
11~14 日 JSPS 国 際 事 業 部 人 物 交 流 課 来 華 ' 山 岡 係 長 、 米 原 係 員 (
11~13 日 NSF EAPSI Orientation 参 加 ' 菅 原 、 小 寺 、Thet、 山 上 、 大 村 、 谷 垣 、 伊 藤 (
14 日 菅 原 センター 長 '~30 日 まで(、 小 寺 副 センター 長 '~21 日 まで( 一 時 帰 国
22 日 在 米 科 学 関 係 法 人 連 絡 会 出 席 ' 菅 原 、 山 上 (
23 日 海 外 研 究 連 絡 センター 長 会 議 '@ 東 京 (' 菅 原 (

22~28 日 近 藤 淳 産 総 研 特 別 顧 問 、 外 村 彰 日 立 製 作 所 フェロー 来 華 'NAS 総 会 (
26 日 ESD 日 米 教 員 交 流 プログラム' 山 上 (
【5 月 】
5 月 4 日 NIH 訪 問 ' 小 寺 、 山 上 、Thet、 大 村 、 谷 垣 、 伊 藤 (
6~8 日 理 科 教 育 専 門 家 会 合 ' 山 上 (
9 日 小 寺 副 センター 長 帰 国
10 日 Washington Innovation Network(WIN) 講 演 会 “ Japanese Science and Technology
Capacity -Expart Opinions and Recommendations-” 出 席 @Embassy of Japan' 菅
原 、 山 上 、Thet、 大 村 、 谷 垣 、 伊 藤 (
14~15 日 AAAS Forum'R&D Budget and Policy Program(' 菅 原 、 山 上 、Thet、 大 村 、 谷 垣 、 伊 藤 (
21 日 金 子 副 センター 長 着 任
25 日 在 米 科 学 関 係 法 人 連 絡 会 出 席 ' 菅 原 、 金 子 、 山 上 (
27 日 Hitachi and AAAS Lecture(Three Keys to Sustainable Urban Communities: Water, Power
and Transportation) ' 菅 原 、 金 子 、Thet、 山 上 、 大 村 、 谷 垣 、 伊 藤 (
【6 月 】
1~3 日 NAFSA 2010 Annual Conference & EXPO 出 席 @Kansas city' 山 上 、 谷 垣 、 伊 藤 (
9~12 日 佐 藤 禎 一 国 際 医 療 福 祉 大 学 教 授 、 大 路 正 浩 文 化 庁 国 際 課 長 、 原 口 希 大 臣 官 房 国 際
課 人 物 交 流 係 長 来 華 'カルコン 合 同 会 議 出 席 (
14~17 日 日 本 学 術 振 興 会 小 野 元 之 理 事 長 、 田 中 洋 美 国 際 事 業 部 研 究 協 力 第 一 課 係 長 来 華
14 日 事 務 所 Opening Ceremony @JSPS 事 務 所
15 日 Science in Japan Forum “Energy and Environment” 開 催 @Cosmos Club
18 日 日 米 安 全 保 障 50 周 年 フォーラム 出 席 ' 金 子 (@Willard Intercontinental Hotel
21 日 在 米 科 学 関 係 法 人 連 絡 会 出 席 ' 菅 原 、 金 子 、 山 上 (
24 日 JAXA 講 演 会 出 席 ' 菅 原 、 金 子 、Thet、 山 上 、 大 村 、 谷 垣 、 伊 藤 (@JAXA
25 日 情 報 通 信 研 究 機 構 NICT 理 事 長 宮 原 秀 夫 氏 講 演 会 @JSPS/JST 会 議 室
27 日 川 島 祥 孝 ブルックヘブン 国 立 研 究 所 来 会
29 日 米 下 院 科 学 技 術 委 員 会 ”21 st Biology” 公 聴 会 傍 聴 ' 金 子 、 大 村 、 伊 藤 (
前 NSF 長 官 Dr. Neal Lane( 左 ), 前 々NSF 長 官 Dr. Arden
Bement( 右 )とJSPS 小 野 理 事 長 ( 中 )の3ショットです。
6 月 のフォーラム 開 催 時 に、Lane 元 長 官 は 講 演 者 としてお 迎
えしていたのですが、Bement 元 長 官 とは 偶 然 Cosmos Clubでお
会 いしました。
' 編 集 責 任 者 : 金 子 郁 代 (