CA ARCserve Replication r12.5 for Windows ホワイトペーパー

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CA ARCserve Replication r12.5ホワイトペーパー2010 年 12 月第 1.5 版富 士 通 株 式 会 社

<strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> <strong>Replication</strong> <strong>r12.5</strong>ホワイトペーパー2010 年 12 月第 1.5 版富 士 通 株 式 会 社


本 文 書 は 予 告 なく 変 更 される 場 合 があります。<strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> <strong>Replication</strong> は 日 本 国 外 では <strong>CA</strong> XOsoft という 製 品 名 で 販 売 されています。 文 中 に <strong>CA</strong> XOsoft との 記 載があるのはそのためです。<strong>ARCserve</strong>、XOsoft は、<strong>CA</strong> , Inc.または、その 関 連 会 社 の 登 録 商 標 です。Microsoft、<strong>Windows</strong>、<strong>Windows</strong> Server は、Microsoft Corporation の 米 国 および/またはその 他 の 国 における 登 録 商 標または 商 標 です。その 他 、 本 資 料 に 記 載 されている 会 社 名 、システム 名 、 製 品 名 等 には 必 ずしも 商 標 表 示 ( 、 ® )を 付 記 しておりません。Copyright© 2009-2010 FUJITSU LIMITED2


目 次1. はじめに ........................................................................................................................................ 41-1. レプリケーションとは ............................................................................................................... 41-2. レプリケーションの 効 果 ........................................................................................................... 51-3. <strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> <strong>Replication</strong> の 特 徴 .......................................................................................... 51-4. <strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> <strong>Replication</strong> の 構 成 例 ...................................................................................... 61-5. <strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> <strong>Replication</strong> のレプリケーションモード ............................................................... 81-6. 用 語 の 定 義 .......................................................................................................................... 102. レプリケーションの 設 計 / 構 築 ...................................................................................................... 112-1. 導 入 前 確 認 ........................................................................................................................... 112-2. 導 入 から 運 用 までの 流 れ...................................................................................................... 132-3. 本 書 で 想 定 するシステム 運 用 形 態 ........................................................................................ 143. インストール ................................................................................................................................ 153-1. インストールプロダクト .......................................................................................................... 153-2. インストール 前 の 事 前 準 備 ................................................................................................... 193-3. <strong>CA</strong> XOsoft コントロールサービスのインストール ................................................................... 203-4. <strong>CA</strong> XOsoft エンジンのインストール ....................................................................................... 273-5. <strong>CA</strong> XOsoft マネージャの 起 動 とライセンス 登 録 ..................................................................... 324. レプリケーションの 開 始 ................................................................................................................ 364-1. <strong>CA</strong> XOsoft マネージャの 起 動 ............................................................................................... 364-2. シナリオの 作 成 .................................................................................................................... 384-3. レプリケーションの 開 始 ......................................................................................................... 474-4. レプリケーションの 停 止 ......................................................................................................... 505. その 他 の 機 能 .............................................................................................................................. 515-1. レポート 機 能 ........................................................................................................................ 515-2. アセスメント 機 能 ................................................................................................................... 555-3. ホストメンテナンス 機 能 ......................................................................................................... 576. レプリケーションのリストア ........................................................................................................... 626-1. リストア................................................................................................................................. 626-2. リワインド 機 能 を 使 用 したリストア .......................................................................................... 657. <strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> Backup との 連 携 .................................................................................................. 747-1. 連 携 シナリオの 作 成 と 実 行 ................................................................................................... 747-2. バックアップ .......................................................................................................................... 777-3. リストア................................................................................................................................. 817-4. スナップショットの 管 理 .......................................................................................................... 848. その 他 ........................................................................................................................................ 878-1. 運 用 上 の 留 意 事 項 ............................................................................................................... 87付 録 A スプールディレクトリについて ............................................................................................... 92付 録 B パッチモジュール 情 報 .......................................................................................................... 943


1. はじめに今 日 、 企 業 システムのバックアップ 運 用 は、 取 り 扱 うデータ 量 の 増 大 、システム 運 用 時 間 の 延 長 により様 々な 課 題 を 抱 えています。本 書 では、そのような 環 境 下 でより 簡 単 に、かつ 鮮 度 が 高 いデータ 保 護 を 行 うために、レプリケーション(<strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> <strong>Replication</strong> <strong>r12.5</strong>)を 使 用 したデータ 保 護 手 順 についてまとめております。画 像 1-11-1. レプリケーションとはレプリケーションとは、 稼 働 中 の 業 務 サーバのデータをほぼリアルタイムで 複 製 サーバへ 送 信 し、レプリカ( 複 製 データ)をつくる 仕 組 みです。もし、 業 務 サーバに 障 害 が 発 生 した 場 合 は、 複 製 サーバのデータを 使 用 し、 迅 速 に 復 旧 が 可 能 です。画 像 1-24


1-2. レプリケーションの 効 果レプリケーションを 使 用 することにより、 以 下 のような 効 果 があります。(1) 手 間 いらずのデータ 保 護 / 管 理業 務 サーバ 側 のデータ 変 更 が、 自 動 的 に 複 製 サーバ 側 へ 反 映 されるため、 運 用 管 理 が 簡 単 です。(2) 最 新 のデータを 保 持レプリケーション 運 用 により、ほぼリアルタイムにデータを 保 護 することが 可 能 です。(3) バックアップ 時 間 の 見 積 もりが 不 要複 製 サーバで 常 に 複 製 データが 作 成 されているため、バックアップ 時 間 を 気 にする 必 要 はありません。(4) 業 務 への 影 響 を 軽 減業 務 サーバが 突 然 ダウンしても、 複 製 サーバにアクセスすることで 業 務 のダウンタイムを 軽 減 することができます。(5) 遠 隔 地 へのデータ 保 護 が 容 易広 域 Ethernet を 意 識 したデータのリモート 保 管 が 可 能 です。1-3. <strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> <strong>Replication</strong>の 特 徴レプリケーション 製 品 である、<strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> <strong>Replication</strong> には 以 下 の 特 徴 があります。(1) 導 入 / 運 用 が 簡 単<strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> <strong>Replication</strong> の 管 理 画 面 はすべて 日 本 語 表 示 でわかりやすく、またレプリケーションの 構 成 もウィザード 形 式 で 簡 単 に 行 うことができます。(2) リワインド 機 能<strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> <strong>Replication</strong> は、 時 間 を 遡 り、 障 害 発 生 直 前 の 正 常 データまで 巻 き 戻 してからリストアが 行 える「リワインド 機 能 」を 提 供 しています。データの 変 更 があるたびに、 変 更 の 履 歴 情 報を 保 持 し、 任 意 の 時 点 にデータを 巻 き 戻 すことが 可 能 です。もし 人 的 ミスなどでデータの 論 理 障 害が 発 生 し、 誤 ったデータがレプリカ 側 に 反 映 されたとしても、その 時 点 に 戻 すことができます。(3) <strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> Backup バックアップとの 連 携バックアップ/リカバリ 機 能 を 提 供 する <strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> Backup <strong>r12.5</strong> との 連 携 が 可 能 です。<strong>CA</strong><strong>ARCserve</strong> Backup と 共 通 の 操 作 性 のため、 複 製 先 データのテープへの 外 部 保 管 運 用 が 簡 単 に行 えます。5


1-4. <strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> <strong>Replication</strong>の 構 成 例<strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> <strong>Replication</strong> を 使 用 し、 以 下 のような 構 成 のレプリケーションが 可 能 です。複 製 元 データから、 複 製 先 データへの 片 方 向 のみのレプリケーションとなります。データ 転 送 は 非 同 期 で 行 われます。(ミラーリングではありません)<strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> High Availability( 自 動 切 り 替 え 機 能 )は 未 サポートとなります。(1) 1 対 1 レプリケーションマスタサーバのデータを、1 台 のレプリカサーバへ 複 製 することが 可 能 です。画 像 1-3<strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> <strong>Replication</strong> では、 複 製 元 データから 複 製 先 データへの 片 方 向 のみのレプリケーションとなります。 例 えば 下 記 のように、「 業 務 A」と「 業 務 B」が 異 なるデータの 場 合 のレプリケーションは 可 能 です。画 像 1-46


(2) n 対 1 レプリケーション複 数 のマスタサーバのデータを、1 台 のレプリカサーバに 複 製 することで、レプリカサーバ 側 でデータの 一 元 管 理 が 行 えます。画 像 1-5(3) 1 対 n レプリケーション1 台 のマスタサーバのデータを、 複 数 台 のレプリカサーバへ 複 製 することで、データの 配 信 が 行えます。画 像 1-67


1-5. <strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> <strong>Replication</strong>のレプリケーションモード<strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> <strong>Replication</strong> を 使 用 し、 以 下 のようなモードのレプリケーションが 可 能 です。レプリケーション 時 に、ボトルネックがどこにも 発 生 していない 状 態 を 想 定 しております。(1) オンラインモードマスタサーバでのデータ 更 新 を、ほぼリアルタイムにレプリカサーバに 反 映 するモードです。そのためレプリカサーバには 常 に 最 新 のデータが 反 映 されます。画 像 1-7(2) レプリケーション 遅 延 モードマスタサーバでのデータ 更 新 を、あらかじめ 設 定 した 時 間 遅 らせレプリカサーバに 反 映 するモードです。そのため 誤 ってファイルを 削 除 してしまっても、 指 定 した 時 間 以 内 ならレプリカサーバにファイルが 存 在 します。画 像 1-88


(3) スケジューリングモードあらかじめ 設 定 した 時 間 に、 定 期 的 に 同 期 を 行 うモードです。画 像 1-9(4) 定 期 的 モードあらかじめ 設 定 した 時 間 に、 定 期 的 にレプリケーション( 変 更 部 分 )を 行 うモードです。<strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> <strong>Replication</strong> <strong>r12.5</strong> SP2 から 利 用 可 能 な 機 能 となります。画 像 1-109


1-6. 用 語 の 定 義本 書 で 使 用 する 用 語 について 以 下 に 記 載 します。用 語レプリケーション・ 広 義 では 業 務 サーバのデータを、 複 製 サーバへ 送 信 しレプリカ( 複 製 データ)をつくること。・ 狭 義 では <strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> <strong>Replication</strong> でマスタサーバ 上 の 変更 をリアルタイムにキャプチャし、レプリカサーバに 転 送 すること。<strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> <strong>Replication</strong> <strong>r12.5</strong> <strong>CA</strong> 社 が 提 供 しているレプリケーション 製 品 。<strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> <strong>Replication</strong> と 記 載 。<strong>CA</strong> XOsoft コントロールサービス シナリオの 作 成 や 稼 働 状 況 など、レプリケーションの 管 理 に 必要 なサービス。<strong>CA</strong> XOsoft エンジンレプリケーションを 実 行 するコンポーネント。マスタサーバ、レプリカサーバの 双 方 に 必 要 。<strong>CA</strong> XOsoft マネージャシナリオを 操 作 する 為 の 管 理 コンソール。ActiveX コントロールとしてコントロールサービスサーバからダウンロードして 使 用 。マスタサーバレプリケーションの 複 製 元 データが 存 在 するサーバ。レプリカサーバレプリケーションの 複 製 先 データが 存 在 するサーバ。コントロールサービスサーバ <strong>CA</strong> XOsoft コントロールサービスをインストールしたサーバ。シナリオ レプリケーションの 定 義 情 報 。マスタサーバやレプリカサーバの 情 報 、 複 製 対 象 データなどの 情 報 を 保 持 。同 期マスタサーバとレプリカサーバのデータを 揃 え、レプリケーションを 開 始 する 前 に 必 要 な 処 理 。リワインドデータをリストアする 方 法 の 一 つで、リワインドポイントまたはブックマークを 使 用 して、 現 在 のデータを 以 前 の 状 態 に 戻 すこと。リワインドポイントデータに 変 更 があるたびにイベント 単 位 で 記 録 される 復 旧 ポイントのこと。<strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> Backup <strong>r12.5</strong> <strong>CA</strong> 社 が 提 供 しているバックアップ 製 品 。<strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> Backup と 記 載 。Client Agent <strong>for</strong> <strong>Windows</strong> <strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> Backup のオプション 製 品 名 。意 味10


2. レプリケーションの 設 計 / 構 築2-1. 導 入 前 確 認現 在 使 用 しているサーバに 対 し、 以 下 を 確 認 し <strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> <strong>Replication</strong> が 導 入 可 能 か 検 討 します。2-1-1. 複 製 元 データの 確 認マスタサーバの 複 製 元 データを 確 認 します。⇒ 複 製 元 データが 以 下 であること( 同 期 時 )複 製 元 データの 存 在 するサーバ : ファイルサーバ複 製 元 データの 合 計 データサイズ : 1TB 以 下複 製 元 データの 合 計 ファイル 数 : 500 万 ファイル 以 下複 製 元 データとして、システムファイル、レジストリ、System Volume In<strong>for</strong>mation ディレクトリ、ネットワークドライブとして 割 り 当 てられているドライブ(ETERNUS NR1000F シリーズ、ネットワーク HDD 等 を 含 む)はリアルタイムに 複 製 できません。<strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> <strong>Replication</strong> では、デフォルトでフォルダ/ファイルのアクセス 権 、 共 有 設 定 ( 同期 時 のみ)も 複 製 されます。マスタサーバ 障 害 発 生 時 にレプリカサーバで 代 替 運 用 を 検 討 している 場 合 、 本 書 「エラー! 参 照 元 が 見 つかりません。エラー! 参 照 元 が 見 つかりません。」をご確 認 ください。<strong>Windows</strong> ファイルシステム(NTFS など)で 利 用 可 能 な、ハードリンク、スパース、リパースポイント、 暗 号 化 機 能 の 複 製 は 未 サポートです。( 代 替 データストリームは、<strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> <strong>Replication</strong> <strong>r12.5</strong> SP2 より 対 応 )複 製 元 データの 合 計 データサイズが 1TB 以 上 の 環 境 の 場 合 は、 使 用 するネットワークの 帯 域幅 によっては、 同 期 に 時 間 ( 数 日 )がかかる 場 合 があります。2-1-2. スプールディレクトリに 使 用 する 容 量 を 確 認複 製 対 象 ( 複 製 元 / 複 製 先 )データとは 別 に、スプールディレクトリとして 使 用 する 容 量 が 確 保 できるか 確 認 します。マスタサーバ/レプリカサーバ 双 方 のサーバに 必 要 です。⇒ 必 要 なスプールディレクトリのサイズは 環 境 により 異 なりますが、 一 般 的 には 複 製 対 象 データの15% 以 上 の 空 き 容 量 を 推 奨 します。スプールディレクトリの 詳 細 は、 本 書 「 付 録 A スプールディレクトリについて」を 参 照 してください。ネットワーク 帯 域 幅 が 狭 い 環 境 の 場 合 、 特 に 注 意 が 必 要 です。同 期 中 にマスタサーバの 複 製 元 ディレクトリに 加 えられた 変 更 は、スプールディレクトリに 蓄 積 されます。 同 期 に 時 間 がかかる 場 合 、 同 期 中 の 変 更 分 を 格 納 できる 容 量 を 確 保 してください。11


2-1-3. 同 期 時 間 の 確 認同 期 にかかる 時 間 を 確 認 します。同 期 処 理 は、レプリケーションの 開 始 前 (レプリケーション 停 止 後 の 再 開 時 )に 実 行 されます。 複 製元 データが 大 きいほど、 同 期 処 理 に 時 間 がかかります。⇒ 同 期 時 間 が 許 容 できる 範 囲 であること。複 製 先 が 新 規 ディレクトリ( 空 の 状 態 )の 場 合 、 同 期 に 時 間 を 要 します。【データ 量 による 同 期 にかかる 時 間 】データサイズ(1GB あたり 1000 ファイル)ネットワーク 帯 域 幅10GB100GB10Mbps 約 165 分 約 28 時 間100Mbps 約 16 分 約 3 時 間※ 環 境 によって 数 値 は 異 なります。あくまでご 参 考 情 報 として 取 り 扱 いください。<strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> Backup 等 であらかじめ 複 製 先 にファイルをリストア 後 、 差 分 同 期 を 実 施 することで、 同 期 にかかる 時 間 は 軽 減 されます。2-1-4. 複 製 元 データに 対 するデータ 更 新 量 の 確 認レプリケーション 時 の 更 新 データの 複 製 はほぼリアルタイムに 行 われますが、 必 ずしも 同 時 ではありません。データ 更 新 頻 度 が 高 く、ネットワーク 帯 域 幅 が 狭 い 環 境 ではレプリケーション 遅 延 が 発生 します。<strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> <strong>Replication</strong> の「アセスメント」 機 能 を 使 用 し、マスタサーバの 複 製 元 データに 対 するデータ 更 新 量 を 確 認 します。( 本 書 「5-2 アセスメント 機 能 」を 参 照 )⇒データ 更 新 量 より、ネットワーク 帯 域 幅 が 上 回 っていることを 推 奨 します。<strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> <strong>Replication</strong> はマスタサーバでの 更 新 データをスプールディレクトリに 保 存 し、その 後 ネットワークを 介 してレプリカサーバに 転 送 します。マスタサーバとレプリカサーバ 間 の 回 線幅 を 上 回 る 速 度 でデータの 更 新 が 行 われている 場 合 、レプリケーションが 遅 延 し、データ 更 新 がマスタサーバのスプールディレクトリに 蓄 積 されていきます。このときマスタサーバがクラッシュすると、その 時 点 でスプールディレクトリに 蓄 積 されているデータ 更 新 は 失 われ、 最 新 のデータを 使 用 することが 出 来 ません。画 像 2-112


2-1-5. その 他 留 意 事 項その 他 の 留 意 事 項 は 以 下 の 通 りです。<strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> <strong>Replication</strong> は、 業 務 サーバのデータ 保 護 (テープバックアップの 代 替 等 )を 主 目的 とした 製 品 であり、 高 可 用 性 を 目 的 とした 製 品 ではありません。惨 事 対 策 等 、 高 可 用 性 の 用 途 は、クラスタ・FT 等 のソリューション、 他 ソフトウェアで 推 進 ください。<strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> <strong>Replication</strong> でのデータ 保 護 に 加 え、 別 途 <strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> Backup を 使 用 した 定期 的 なバックアップの 実 施 を 推 奨 します。仮 想 環 境 (VMware/Hyper-V)のゲスト OS 上 での 動 作 はサポートしておりますが、ホスト OS上 でのファイルの 複 製 は 未 サポートです。2-2. 導 入 から 運 用 までの 流 れ<strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> <strong>Replication</strong> の 導 入 から 運 用 までの 流 れを 記 載 します。(1) インストール<strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> <strong>Replication</strong> の 各 コンポーネントのインストールを 行 います。詳 細 は、「3 インストール」を 参 照 してください。(2) シナリオの 作 成<strong>CA</strong> XOsoft マネージャを 使 用 し、シナリオの 作 成 を 行 います。詳 細 は、「4-2 シナリオの 作 成 」を 参 照 してください。(3) 同 期シナリオを 実 行 します。シナリオを 実 行 すると、 同 期 が 開 始 されます。詳 細 は、「4-3 レプリケーションの 開 始 」を 参 照 してください。(4) レプリケーション同 期 完 了 後 、レプリケーションが 実 行 されます。詳 細 は、「4-3 レプリケーションの 開 始 」を 参 照 してください。13


2-3. 本 書 で 想 定 するシステム 運 用 形 態(1) <strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> <strong>Replication</strong><strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> <strong>Replication</strong> <strong>r12.5</strong> を 利 用 し、マスタサーバのデータを、レプリカサーバへ 複 製 します。(2) <strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> Backup<strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> Backup <strong>r12.5</strong> を 利 用 し、レプリカサーバの 複 製 データをテープへバックアップします。14


3. インストール3-1. インストールプロダクト3-1-1. 各 コンポーネントの 説 明<strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> <strong>Replication</strong> 製 品 の 各 コンポーネントについて 説 明 します。(1) <strong>CA</strong> XOsoft コントロールサービスシナリオの 作 成 や 稼 働 状 況 など、レプリケーションの 管 理 に 必 要 なサービスです。コントロールサービスサーバにインストールします。(2) <strong>CA</strong> XOsoft エンジンレプリケーションを 実 行 するコンポーネントです。マスタサーバ、レプリカサーバの 双 方 にインストールします。(3) <strong>CA</strong> XOsoft マネージャコントロールサービスサーバに 接 続 し、シナリオを 操 作 する 為 の 管 理 コンソールです。ActiveX コントロールとしてコントロールサービスサーバからダウンロードして 使 用 します。15


3-1-2. インストール 例構 成 によって 各 サーバにインストールするコンポーネントが 異 なります。 下 記 を 参 照 し、それぞれのサーバに 各 コンポーネントをインストールします。その 1)マスタサーバと、レプリカサーバのみの 最 小 構 成 です。レプリカサーバを、コントロールサービスサーバとして 使 用 しています。マスタサーバレプリカサーバ(コントロールサービスサーバ)複 製 元 データ複 製 先 データ(2) <strong>CA</strong> XOsoft エンジン(1) <strong>CA</strong> XOsoft コントロールサービス(1) <strong>CA</strong> XOsoft エンジンLAN/WAN<strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> <strong>Replication</strong> 製 品 を 以 下 のようにインストールします。(1) レプリカサーバ(コントロールサービスサーバ)レプリカサーバに、 以 下 のコンポーネントをインストールします。・ <strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> <strong>Replication</strong> の [<strong>CA</strong> XOsoft コントロールサービス]・ <strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> <strong>Replication</strong> の [<strong>CA</strong> XOsoft エンジン](2) マスタサーバマスタサーバに、 以 下 のコンポーネントをインストールします。・ <strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> <strong>Replication</strong> の [<strong>CA</strong> XOsoft エンジン]16


その 2)マスタサーバとレプリカサーバの 他 に、コントロールサービスサーバを 別 途 用 意 する 構 成 です。マスタサーバレプリカサーバ複 製 元 データ複 製 先 データ(2) <strong>CA</strong> XOsoft エンジン (3) <strong>CA</strong> XOsoft エンジンLAN/WANコントロールサービスサーバ(1) <strong>CA</strong> XOsoft コントロールサービス<strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> <strong>Replication</strong> 製 品 を 以 下 のようにインストールします。(1) コントロールサービスサーバコントロールサービスサーバに、 以 下 のコンポーネントをインストールします。・ <strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> <strong>Replication</strong> の [<strong>CA</strong> XOsoft コントロールサービス](2) マスタサーバマスタサーバに、 以 下 のコンポーネントをインストールします。・ <strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> <strong>Replication</strong> の [<strong>CA</strong> XOsoft エンジン](3) レプリカサーバレプリカサーバに、 以 下 のコンポーネントをインストールします。・ <strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> <strong>Replication</strong> の [<strong>CA</strong> XOsoft エンジン]17


その 3)<strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> Backup と 連 携 する 場 合 の 構 成 です。 本 書 で 想 定 するシステム 運 用 形 態 です。マスタサーバレプリカサーバ複 製 元 データ複 製 先 データ(3) <strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> Backup (BASE)(2) <strong>CA</strong> XOsoft エンジン (3) <strong>CA</strong> XOsoft エンジンバックアップ装 置コントロールサービスサーバ(1) <strong>CA</strong> XOsoft コントロールサービス<strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> <strong>Replication</strong> と、<strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> Backup 製 品 を 以 下 のようにインストールします。(1) コントロールサービスサーバコントロールサービスサーバに、 以 下 のコンポーネントをインストールします。・ <strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> <strong>Replication</strong> の [<strong>CA</strong> XOsoft コントロールサービス](2) マスタサーバマスタサーバに、 以 下 のコンポーネントをインストールします。・ <strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> <strong>Replication</strong> の [<strong>CA</strong> XOsoft エンジン](3) レプリカサーバレプリカサーバに、 以 下 のコンポーネントをインストールします。・ <strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> <strong>Replication</strong> の [<strong>CA</strong> XOsoft エンジン]・ <strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> Backup の [BASE]18


3-2. インストール 前 の 事 前 準 備<strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> <strong>Replication</strong> の 各 コンポーネントをインストールする 前 に、 以 下 の 設 定 を 行 います。3-2-1. ファイアウォールの 設 定ファイアウォールが 有 効 な 環 境 の 場 合 、 各 サーバで 以 下 のポートがオープンされている 必 要 があります。 以 下 のポートをオープンしてください。<strong>CA</strong> XOsoft エンジン通 信 プロトコルポート 番 号TCP 25000 (マスタ/レプリカのプロパティで 変 更 が 可 能 )<strong>CA</strong> XOsoft コントロールサービス通 信 プロトコルポート 番 号TCP 8088 または 443 ( 設 定 ファイルで 変 更 が 可 能 /443 は SSL 使 用 時 )<strong>CA</strong> XOsoft エンジンのリモートインストール通 信 プロトコルTCP 25000, 1025, 2660, 2666UDP 135, 137, 138ポート 番 号ポートの 変 更 を 行 った 場 合 、 変 更 後 のポートをオープンしてください。メールによるイベント 通 知 を 行 う 場 合 、ポート 25(TCP)もオープンしてください。<strong>Windows</strong> Server 2008 環 境 では、「プライベートネットワーク」「パブリックネットワーク」「ドメインネットワーク」に 対 して、それぞれファイアウォールの 設 定 を 行 うことができます。ご 使 用 のネットワークに 対 して 上 記 ポートのオープンを 行 ってください。シナリオ 作 成 時 <strong>CA</strong> XOsoft エンジンの 検 証 を 行 う 際 に、「リモート 管 理 」もオープンされている 必要 があります。画 像 3-119


3-3. <strong>CA</strong> XOsoft コントロールサービスのインストール<strong>CA</strong> XOsoft コントロールサービスのインストール 手 順 を 記 載 します。<strong>CA</strong> XOsoft コントロールサービスをインストールするユーザは、ローカルの 管 理 者 特 権 を 持 っているか、ローカルの Administrators グループのメンバである 必 要 があります。(1) コントロールサービスサーバの CD ドライブに <strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> <strong>Replication</strong> インストール CD をセットします。自 動 起 動 が 無 効 な 場 合 は <strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> <strong>Replication</strong> インストール CD のルートにある「setup.exe」を 実 行 します。(2) 「コンポーネントのインストール」をクリックします。画 像 3-2(3) 「<strong>CA</strong> XOsoft コントロールサービスのインストール」をクリックします。画 像 3-320


(4) 「 日 本 語 」を 選 択 し、「OK」をクリックします。画 像 3-4(5) インストールの 前 提 条 件 となるコンポーネントを 確 認 し、「Install」をクリックします。画 像 3-5インストールの 前 提 条 件 となるコンポーネントは 以 下 となります。Microsoft .NET Framework 2.0Microsoft Core XML Service (MSXML) 6.0Microsoft SQL Server Native ClientMicrosoft SQL Server Management Objects CollectionMicrosoft ASP.Net 2.0 AJAX Extensions 1.021


(6) 「 次 へ」をクリックします。画 像 3-6<strong>CA</strong> XOsoft コントロールサービスサーバ 上 で、「Computer Browser」サービスが 起 動 している必 要 があります。「Computer Browser」サービスが 停 止 している 状 態 で、インストールを 続 行 すると 以 下 のメッセージが 表 示 され、インストールを 続 行 できません。「サーバーマネージャ」の「サービス 管 理 」より、「Computer Browser」サービスを 開 始 してから、インストールを 続 行 してください。(<strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> <strong>Replication</strong> <strong>r12.5</strong> SP2 の 場 合 、「Computer Browser」サービスが 起 動 していない 状 態 でもインストールが 行 えます。)画 像 3-7「Computer Browser」サービスが 起 動 しない 場 合 は、 以 下 のいずれかの 方 法 でサービスを 起 動 してください。- ファイアウォールを 一 時 的 に 無 効 にする- 各 サーバ 間 で 必 要 なポートを 開 放 する( 本 書 「3-2-1 ファイアウォールの 設 定 」を 参 照 )22


(9) インストール 先 を 確 認 し、「 次 へ」をクリックします。画 像 3-10(10) 「SSL 設 定 を 使 用 」チェックボックスのチェックが 外 れていることを 確 認 し、「 次 へ」をクリックします。SSL 設 定 の 詳 細 については「<strong>CA</strong> XOsoft <strong>r12.5</strong> インストールガイド」の「 第 5 章 : <strong>CA</strong> XOsoft コントロールサービスのインストール」および「 付 録 B : SSL 自 己 署 名 証 明 書 のインストール」を 参照 してください。画 像 3-1124


(11) <strong>CA</strong> XOsoft コントロールサービスのサービスアカウントを 指 定 します。 適 切 なアカウントを 入 力 し、「 次 へ」をクリックします。画 像 3-12(12) 「アクティブコントロールサービスがスタンバイコントロールサービスと 役 割 を 切 り 替 えることを 許 可します。」チェックボックスのチェックが 外 れていることを 確 認 し、「 次 へ」をクリックします。画 像 3-1325


(13) 「インストール」をクリックします。画 像 3-14(14) 「 完 了 」をクリックし、<strong>CA</strong> XOsoft コントロールサービスのインストールを 終 了 します。画 像 3-1526


3-4. <strong>CA</strong> XOsoft エンジンのインストール<strong>CA</strong> XOsoft エンジンのインストール 手 順 を 記 載 します。本 書 では、ローカルインストール 方 法 を 記 載 していますが、<strong>CA</strong> XOsoft マネージャよりリモートインストールも 可 能 です。 詳 細 については「<strong>CA</strong> XOsoft <strong>r12.5</strong> インストールガイド」の「 第 6 章 : <strong>CA</strong>XOsoft エンジンのインストール」を 参 照 してください。<strong>CA</strong> XOsoft エンジンのリモートアンインストール(リモートアップデート)には 対 応 していません。各 サーバより、アンインストールしてください。(<strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> <strong>Replication</strong> <strong>r12.5</strong> SP2 にて 対 応済 み)<strong>CA</strong> XOsoft エンジンをインストールするユーザは、ローカルの 管 理 者 特 権 を 持 っているか、ローカルの Administrators グループのメンバである 必 要 があります。(1) マスタサーバもしくは、レプリカサーバの CD ドライブに <strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> <strong>Replication</strong> インストール CDをセットします。自 動 起 動 が 無 効 な 場 合 は <strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> <strong>Replication</strong> インストール CD のルートにある「setup.exe」を 実 行 します。(2) 「コンポーネントのインストール」をクリックします。画 像 3-1627


(3) 「<strong>CA</strong> XOsoft エンジンのインストール」をクリックします。画 像 3-17(4) 「 日 本 語 」を 選 択 し、「OK」をクリックします。画 像 3-18(5) 「 次 へ」をクリックします。画 像 3-1928


(6) 使 用 許 諾 契 約 の 内 容 を 確 認 し、「ライセンス 使 用 条 件 に 同 意 する」を 選 択 後 、「 次 へ」をクリックします。画 像 3-20(7) 「ユーザ 名 」と「 所 属 」を 入 力 し、「 次 へ」をクリックします。画 像 3-2129


(8) <strong>CA</strong> XOsoft エンジンが 選 択 されていることを 確 認 し、「 次 へ」をクリックします。画 像 3-22(9) <strong>CA</strong> XOsoft エンジンのサービスアカウントを 指 定 します。 適 切 なアカウントを 入 力 し、「 次 へ」をクリックします。画 像 3-2330


(10) 「インストール」をクリックします。画 像 3-24(11) 「 完 了 」をクリックし、<strong>CA</strong> XOsoft エンジンのインストールを 終 了 します。画 像 3-2531


3-5. <strong>CA</strong> XOsoft マネージャの 起 動 とライセンス 登 録<strong>CA</strong> XOsoft マネージャを 起 動 し、ライセンス 登 録 を 行 う 手 順 を 記 載 します。ライセンスの 登 録 は、すべて <strong>CA</strong> XOsoft コントロールサービス(<strong>CA</strong> XOsoft マネージャ) 上 で 行 います。(1) <strong>CA</strong> XOsoft コントロールサービスをインストールしたサーバ 上 で、「<strong>Windows</strong> スタートメニュー」の「すべてのプログラム」-「<strong>CA</strong>」-「XOsoft」-「 概 要 ページ」を 開 きます。<strong>CA</strong> XOsoft コントロールサービスサーバ 以 外 のサーバから <strong>CA</strong> XOsoft マネージャを 起 動 する場 合 は、ブラウザで 以 下 URL を 直 接 入 力 してください。http://:8088/entry_point.aspx画 像 3-26以 下 のようなセキュリティの 警 告 メッセージ 画 面 が 表 示 された 場 合 は、 内 容 を 確 認 し「 追 加 」をクリックしてください。画 像 3-2732


(2) <strong>CA</strong> XOsoft コントロールサービスのインストール 時 に 登 録 したアカウントの 認 証 情 報 を 入 力 し、「ログイン」をクリックします。画 像 3-28(3) 概 要 ページが 表 示 されます。「シナリオ 管 理 」をクリックします。画 像 3-2933


(4) 「 実 行 」をクリックし、<strong>CA</strong> XOsoft マネージャをダウンロードします。画 像 3-30ダウンロード 画 面 が 英 語 で 表 示 される 場 合 は、[.NET Framework 日 本 語 Language pack]を適 用 してください。画 像 3-31(5) ライセンスの 警 告 画 面 が 表 示 されます。「OK」をクリックします。画 像 3-3234


(6) <strong>CA</strong> XOsoft マネージャが 起 動 します。ツールバーの「ヘルプ」-「 登 録 」をクリックします。画 像 3-33(7) 「レジストリキー」 欄 にライセンスキーを 入 力 し、「 登 録 」をクリックします。画 像 3-34<strong>CA</strong> XOsoft エンジンのインストール 台 数 分 のライセンスが 必 要 です。( 最 低 2 つ)(8) 再 度 、ツールバーの「ヘルプ」-「 登 録 」をクリックし、「 現 在 のキー」 欄 にライセンスが 登 録 されていることを 確 認 します。画 像 3-3535


4. レプリケーションの 開 始レプリケーションを 開 始 するには、<strong>CA</strong> XOsoft マネージャでシナリオを 作 成 し、 実 行 します。4-1. <strong>CA</strong> XOsoft マネージャの 起 動<strong>CA</strong> XOsoft マネージャの 起 動 手 順 を 記 載 します。(1) <strong>CA</strong> XOsoft コントロールサービスをインストールしたサーバ 上 で、「<strong>Windows</strong> スタートメニュー」の「すべてのプログラム」-「<strong>CA</strong>」-「XOsoft」-「 概 要 ページ」を 開 きます。<strong>CA</strong> XOsoft コントロールサービスサーバ 以 外 のサーバから <strong>CA</strong> XOsoft マネージャを 起 動 する場 合 は、 以 下 URL を 直 接 入 力 してください。http://:8088/entry_point.aspx画 像 4-1(2) <strong>CA</strong> XOsoft コントロールサービスのインストール 時 に 登 録 したアカウントの 認 証 情 報 を 入 力 し、「ログイン」をクリックします。画 像 4-236


(3) 概 要 ページが 表 示 されます。「シナリオ 管 理 」をクリックします。画 像 4-3(4) <strong>CA</strong> XOsoft マネージャが 起 動 します。表 示 ツールバーシナリオビューシナリオの 一 覧 を 表 示フレームワークビュー詳 細 情 報 を 表 示イベントビュー発 生 しているイベントを 表 示画 像 4-4コントロールサービスサーバの 再 起 動 等 を 実 施 した 場 合 、イベントビューに 表 示 されているイベント 情 報 がクリアされる 場 合 があります。37


4-2. シナリオの 作 成ファイルサーバのレプリケーションを 行 うシナリオの 作 成 手 順 を 記 載 します。シナリオを 作 成 することで、マスタサーバやレプリカサーバの 情 報 、 対 象 ファイルなどのレプリケーションの 定 義 情 報 を 設 定 することが 可 能 です。(1) <strong>CA</strong> XOsoft マネージャの「シナリオ 作 成 」ボタン、またはツールバーの「シナリオ」-「 新 規 」をクリックします。画 像 4-5画 像 4-638


(2) 「 新 規 シナリオの 作 成 」を 選 択 し、「 次 へ」クリックします。画 像 4-7(3) サーバタイプの 選 択 で「ファイルサーバ」を、 製 品 タイプの 選 択 で「レプリケーションおよびデータリカバリシナリオ」を、レプリカ 上 のタスクで「なし」が 選 択 されていることを 確 認 し、「 次 へ」をクリックします。画 像 4-839


(4) マスタサーバとレプリカサーバのホスト 名 または IP アドレスを 入 力 し、「 次 へ」をクリックします。画 像 4-9(5) 手 順 (4)で「ホスト 上 の <strong>CA</strong> XOsoft エンジンを 検 証 」にチェックが 入 っている 場 合 、マスタおよびレプリカサーバで <strong>CA</strong> XOsoft エンジンの 検 証 を 行 います。<strong>CA</strong> XOsoft エンジンが 問 題 なくインストールされていることを 確 認 し、「 次 へ」をクリックします。画 像 4-10<strong>CA</strong> XOsoft コントロールサービスのサービスアカウントがマスタサーバやレプリカサーバのサービスアカウントと 異 なった 場 合 、「サーバのステータス」は「 接 続 されていません」と 表 示 され、ユーザ 認 証 情 報 画 面 が 表 示 されます。それぞれの <strong>CA</strong> XOsoft エンジンの 認 証 情 報 を 入 力 してください。マスタサーバやレプリカサーバに <strong>CA</strong> XOsoft エンジンがインストールされていない 場 合 、「インストール」をクリックすることで、リモートインストールを 行 うことができます。 詳 細 については「<strong>CA</strong>XOsoft <strong>r12.5</strong> インストールガイド」の「 第 6 章 : <strong>CA</strong> XOsoft エンジンのインストール」を 参 照 してください。40


(6) マスタサーバの 複 製 元 ディレクトリを 指 定 し、「 次 へ」をクリックします。<strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> <strong>Replication</strong> のインストールディレクトリやスプールディレクトリを 選 択 しないように注 意 してください。画 像 4-11(7) レプリカサーバの 複 製 先 ディレクトリを 指 定 し、「 次 へ」をクリックします。複 製 先 ディレクトリは、デフォルトで 複 製 元 と 同 一 のディレクトリパスが 設 定 されるため、 必 要 に応 じて 適 宜 変 更 してください。 複 製 先 のディレクトリパスを 変 更 する 場 合 は、ディレクトリパスが表 示 されている 部 分 をダブルクリックします。画 像 4-1241


(8) シナリオのプロパティ 設 定 を 行 い、「 次 へ」をクリックします。各 プロパティの 詳 細 については「<strong>CA</strong> XOsoft <strong>r12.5</strong> ユーザガイド」の「 第 7 章 : シナリオのプロパティの 設 定 」を 参 照 してください。また、 各 プロパティの 説 明 がシナリオ 作 成 ウィザード 画 面 の 下段 に 表 示 されます。各 プロパティは、シナリオ 作 成 後 (レプリケーション 停 止 中 の 場 合 )も 変 更 可 能 です。画 像 4-13(9) マスタとレプリカサーバのプロパティ 設 定 を 行 い、「 次 へ」をクリックします。各 プロパティの 詳 細 については「<strong>CA</strong> XOsoft <strong>r12.5</strong> ユーザガイド」の「 第 8 章 : マスタとレプリカのプロパティ 設 定 」をご 覧 ください。また、 各 プロパティの 説 明 がシナリオ 作 成 ウィザード 画 面 の下 段 に 表 示 されます。各 プロパティは、シナリオ 作 成 後 (レプリケーション 停 止 中 の 場 合 )も 変 更 可 能 です。画 像 4-1442


プロパティ 設 定 例 )スプールディレクトリの 場 所 を 変 更 する 場 合 は、「マスタ/レプリカプロパティ」-「スプール」-「スプールディレクトリ」に 任 意 のディレクトリを 入 力 します。(デフォルトは <strong>CA</strong> XOsoft エンジンのインストールディレクトリ)「スプール」の 設 定 については、 本 書 「 付 録 A スプールディレクトリについて」を 参 照 してください。画 像 4-15プロパティ 設 定 例 )リワインド 機 能 を 有 効 にする 場 合 は、「レプリカプロパティ」-「リカバリ」-「データリワインド」を「オン」に 設 定 します。(デフォルトは「オフ」)リワインド 機 能 については、 本 書 「6-2 リワインド 機 能 を 使 用 したリストア」を 参 照 してください。画 像 4-1643


プロパティ 設 定 例 )レプリケーションで 使 用 するネットワーク 帯 域 幅 を 設 定 する 場 合 は、「レプリカプロパティ」-「レプリケーション」-「 帯 域 幅 の 制 限 」を 指 定 します。画 像 4-17時 間 帯 毎 にネットワーク 帯 域 幅 を 設 定 することもできます。(デフォルトは「 無 制 限 」)下 記 の 場 合 レプリケーションで 使 用 するネットワーク 帯 域 幅 は、8 時 から 19 時 までが 1024Kbpsで、それ 以 外 の 時 間 帯 は 無 制 限 ( 使 用 できる 限 り 使 用 )となります。画 像 4-1844


(10) シナリオの 検 証 が 行 われ、「シナリオは 正 常 に 作 成 され、 検 証 されました。」というメッセージが 表示 されていることを 確 認 し、「 次 へ」をクリックします。エラーや 警 告 が 表 示 された 場 合 は、 問 題 を 解 決 したあと 再 試 行 してください。画 像 4-19(11) シナリオの 概 要 を 確 認 後 、「 終 了 」をクリックします。「 今 すぐ 実 行 」をクリックするとシナリオが 開 始 されます。画 像 4-2045


(12) シナリオの 作 成 が 完 了 しました。シナリオビューの 表 示 内 容 は 以 下 となります。 選 択 箇 所 により、 画 面 右 側 のフレームワークビューの 表 示 等 が 変 化 します。シナリオグループシナリオマスタサーバレプリカサーバ画 像 4-2146


4-3. レプリケーションの 開 始作 成 したシナリオを 開 始 し、レプリケーションを 行 う 手 順 を 記 載 します。シナリオを 開 始 すると、まず 同 期 が 行 われ、 同 期 完 了 後 にレプリケーションが 開 始 されます。同 期 とはレプリケーションとはマスタサーバとレプリカサーバのデータを 揃 えます。レプリケーションを 開 始 するために 必 要 な 処 理 です。マスタサーバ 上 の 変 更 をリアルタイムにキャプチャし、レプリカサーバに 転 送 します。画 像 4-22同 期 中 にマスタサーバの 複 製 元 ディレクトリに 加 えられた 変 更 は、スプールディレクトリに 蓄 積 され 同 期 完 了 後 にレプリカサーバに 転 送 されます。同 期 の 実 行 中 はマスタサーバのパフォーマンスに 影 響 を 及 ぼす 可 能 性 があるため、 同 期 は 極力 業 務 時 間 やバッチ 処 理 などの 時 間 帯 を 避 けて 行 ってください。ネットワーク 帯 域 幅 が 狭 い 環 境 で 大 量 のデータを 同 期 する 場 合 、 同 期 に 時 間 がかかります。その 場 合 、マスタサーバのデータをレプリカサーバに 手 動 でコピー 後 、 同 期 処 理 を 実 行 してください。(1) <strong>CA</strong> XOsoft マネージャの「シナリオビュー」タブでシナリオを 選 択 し、ツールバーから 緑 色 の「 実 行 」ボタンをクリックします。画 像 4-2347


(2) 同 期 方 法 を 選 択 し、「OK」をクリックします。同 期 方 法 については、 下 記 を 参 照 してください。ファイルレベル 同 期 モード…ファイルサーバなど、 比 較 的 小 さいサイズで 大 量 のファイルが 対 象データの 場 合 に 利 用 してください。ブロックレベル 同 期 モード…データベースやメールサーバなど、 比 較 的 大 きいサイズで 少 量 のファイルが 対 象 データの 場 合 に 利 用 してください。画 像 4-24(3) 同 期 が 開 始 します。画 像 4-2548


同 期 の 進 行 状 況 は、マスタサーバの「 統 計 情 報 」ビューの「レプリカへの 転 送 済 みバイト 数 」で 確認 してください。(コリジョンが 頻 繁 に 発 生 する 環 境 では、 必 ずしも「 初 期 同 期 サイズ」と「レプリカへの 転 送 済 みバイト 数 」は、 同 一 にはなりません)赤 枠 : 同 期 時 のマスタサーバからレプリカサーバへ 転 送 したサイズ青 枠 : 同 期 時 にマスタサーバへ 加 えられた 変 更 サイズ画 像 4-26(4) 同 期 が 完 了 するとレプリケーションが 開 始 します。シナリオの「 統 計 情 報 」ビューで、「レプリケーション」になっていることを 確 認 してください。マスタサーバでデータの 変 更 を 行 い、レプリカサーバに 正 しく 反 映 されていることを 確 認 してください。画 像 4-2749


4-4. レプリケーションの 停 止レプリケーションの 停 止 方 法 を 記 載 します。(1) <strong>CA</strong> XOsoft マネージャの「シナリオビュー」タブでシナリオを 選 択 し、「 停 止 」ボタンをクリックします。画 像 4-28(2) レプリケーションが 停 止 します。50


5. その 他 の 機 能<strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> <strong>Replication</strong> の、その 他 便 利 な 機 能 について 記 載 します。5-1. レポート 機 能レポート 機 能 を 利 用 することで、 同 期 にかかった 時 間 や 単 位 時 間 当 たりのデータ 更 新 量 を 確 認 することが 可 能 です。5-1-1. レポートの 設 定レポートを 生 成 するための 設 定 を 記 載 します。(1) 同 期 時 のレポートを 生 成 するために、<strong>CA</strong> XOsoft マネージャの「シナリオビュー」タブでマスタサーバを 選 択 し、シナリオプロパティの「レポート」-「 同 期 レポートの 生 成 」を「オン」に 設 定 します。(デフォルトは「オン」)同 期 時 の 詳 細 レポートを 生 成 するためには、「 詳 細 レポートの 生 成 」を「オン」に 設 定 してください。画 像 5-1(2) レプリケーションレポートを 作 成 するために、<strong>CA</strong> XOsoft マネージャの「シナリオビュー」タブで 各 サーバを 選 択 し、シナリオプロパティの「レポート」-「レプリケーションレポートの 生 成 」を「オン」に 設 定します。(デフォルトは「オフ」)「 生 成 頻 度 ( 時 間 )」にレプリケーションレポートの 生 成 頻 度 を 指 定 してください。「1」を 設 定 した 場合 、1 時 間 毎 にレプリケーションレポートが 生 成 されます。レプリケーション 時 の 詳 細 レポートを 生 成 するためには、「 詳 細 レポートの 生 成 」を「オン」に 設 定してください。画 像 5-251


5-1-2. レポートの 表 示 方 法レポートを 表 示 する 手 順 を 記 載 します。(1) 概 要 ページの「レポートセンター」をクリックします。画 像 5-3<strong>Windows</strong> Server 2008 環 境 の 場 合 、[レポートセンター]でシナリオレポートが 表 示 されない 場 合があります。 表 示 されない 場 合 は、コマンドプロンプト 等 より 以 下 コマンドを 実 行 してください。32bit 環 境 regsvr32 c:¥windows¥system32¥winhttp.dll64bit 環 境 regsvr32 c:¥windows¥syswow64¥winhttp.dll52


(2) シナリオ 一 覧 が 表 示 されます。シナリオ 名 を 選 択 します。画 像 5-4(3) 選 択 したシナリオで 生 成 されたレポート 一 覧 が 表 示 されます。「サマリ」もしくは、「 詳 細 」をクリックします。画 像 5-553


(4) レポートが 表 示 されます。画 像 5-6画 像 5-754


5-2. アセスメント 機 能アセスメント 機 能 を 使 用 し、 複 製 元 ディレクトリに 対 するデータ 更 新 量 を 測 定 することが 可 能 です。アセスメント 機 能 を 利 用 した 場 合 、 実 際 のデータ 転 送 は 行 いません。週 の 傾 向 を 把 握 するため、 一 週 間 以 上 測 定 を 継 続 されることを 推 奨 します。あらかじめデータ 更 新 量 が 多 い 時 期 が 分 かっている 場 合 は、その 時 期 を 含 めて 測 定 を 行 ってください。5-2-1. 更 新 量 の 測 定 方 法アセスメント 機 能 を 利 用 するために、アセスメントモードで 実 行 する 方 法 を 記 載 します。(1) シナリオ 作 成 時 、ホスト 画 面 で「アセスメントモード」をチェックします。「アセスメントモード」をチェックした 場 合 、レプリカサーバのホスト 名 や IP アドレスを 指 定 する 必要 はありません。(マスタサーバのみでアセスメントモードを 実 行 できます)「アセスメントモード」をチェックしなかった 場 合 でも、 手 順 (2)にて 青 色 の「 実 行 」ボタンをクリックするとアセスメントモードでレプリケーションが 実 行 されます。画 像 5-8(2) シナリオ 作 成 後 、<strong>CA</strong> XOsoft マネージャの「シナリオビュー」でシナリオを 選 択 し、ツールバーから青 色 の「 実 行 (アセスメントモード)」ボタンをクリックします。緑 色 の「 実 行 」ボタンをクリックするとオンラインレプリケーションが 実 行 され、 青 色 の「 実 行 」ボタンをクリックするとアセスメントモードでレプリケーションが 実 行 されます。画 像 5-955


(3) アセスメントモードで 実 行 されます。画 像 5-10(4) 測 定 期 間 経 過 後 、シナリオを 停 止 しアセスメントモードレポートを 確 認 します。画 像 5-115-2-2. データ 更 新 量 の 確 認データ 更 新 量 を 測 定 後 、アセスメントモードレポートよりデータ 更 新 量 の 確 認 を 行 います。アセスメントモードレポートは、 単 位 時 間 (デフォルトは「10 分 」) 当 たりのデータ 更 新 量 が 表 示 されます。 測 定 期 間 中 のアセスメントモードレポートをすべて 確 認 し、データ 更 新 量 に 適 したネットワーク 帯域 幅 を 確 保 してください。56


5-3. ホストメンテナンス 機 能通 常 、レプリケーション 実 行 中 にマスタサーバやレプリカサーバの OS 再 起 動 を 行 うと、OS 再 起 動後 に 自 動 的 に 再 同 期 が 実 行 されます。ホストメンテナンス 機 能 を 使 用 することで、 予 定 されているOS 再 起 動 時 に 再 同 期 を 避 けることが 可 能 です。ホストメンテナンス 機 能 を 使 用 し、OS 再 起 動 を 行 う 手 順 を 記 載 します。マスタサーバのホストメンテナンスを 行 う 場 合 は、 以 下 の 点 を 注 意 してください。ホストメンテナンスを 実 行 するとマスタサーバのデータ 更 新 を 抑 止 するため、マスタサーバのサービス(「Server」サービス)が 停 止 します。ホストメンテナンス 開 始 後 は、データを 更 新 しないでください。(マスタサーバ 上 でのデータ 更 新 も同 様 )(1) <strong>CA</strong> XOsoft マネージャの「ホストメンテナンスモニタ」タブをクリックします。画 像 5-1257


(2) ホストメンテナンスモニタ 画 面 が 表 示 されます。 空 白 欄 で 右 クリックし、「ホストメンテナンスの 起 動 」を 選 択 します。画 像 5-13(3) 「ホストメンテナンス」ウィザードが 起 動 します。OS 再 起 動 を 行 うサーバを 選 択 し、「 次 へ」をクリックします。ひとつのシナリオで 同 時 に 1 台 だけ OS 再 起 動 が 可 能 です。2 台 以 上 再 起 動 が 必 要 な 場 合 は 交互 にホストメンテナンスを 行 ってください。画 像 5-1458


(4) 「メンテナンス 手 順 の 選 択 」 内 で「ホスト 再 起 動 の 準 備 」を 選 択 しシナリオを 選 択 後 、「 開 始 」をクリックします。「 開 始 」をクリック 後 、OS 再 起 動 以 外 でホストメンテナンスを 完 了 させるためには 該 当 サーバの<strong>CA</strong> XOsoft エンジンを 再 起 動 する 必 要 があります。画 像 5-15(5) 「はい」をクリックします。画 像 5-1659


(6) 「ホストメンテナンス」ウィザードが 終 了 し、ホストメンテナンスモニタ 画 面 で 選 択 したシナリオが「 編集 中 」と 表 示 されます。画 像 5-17(7) しばらく 経 過 すると、「ホストメンテナンスの 準 備 完 了 」と 表 示 されます。「ホストメンテナンスの 準 備完 了 」の 表 示 を 確 認 後 、ホストメンテナンス 対 象 のサーバを 再 起 動 します。画 像 5-1860


「シナリオビュー」からホストメンテナンスに 関 するログ 等 を 確 認 する 事 が 可 能 です。画 像 5-19(8) OS 再 起 動 後 、レプリケーションは 自 動 で 再 開 されます。画 像 5-2061


6. レプリケーションのリストアマスタサーバのデータが 損 失 した 場 合 、 同 期 処 理 を 逆 方 向 (レプリカからマスタ)に 行 うことで、レプリカサーバからデータをリストア 可 能 です。リストアを 行 うには、レプリケーションを 停 止 する 必 要 があります。画 像 6-1<strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> <strong>Replication</strong> を 使 用 して、 以 下 2 種 類 のリストアが 可 能 です。- レプリカサーバからマスタサーバへ 全 てのデータをリストア( 本 書 「6-1 リストア」を 参 照 )- 特 定 の 時 点 にデータをリストア( 本 書 「6-2 リワインド 機 能 を 使 用 したリストア」を 参 照 )6-1. リストアレプリカサーバで 保 護 されているデータを、マスタサーバへ 全 て 戻 す 手 順 を 記 載 します。(1) <strong>CA</strong> XOsoft マネージャの「シナリオビュー」タブでレプリカサーバを 選 択 し、「データのリストア」ボタンをクリックします。画 像 6-262


(2) ユーザ 認 証 情 報 を 入 力 し、「OK」をクリックします。画 像 6-3(3) リカバリ 方 法 を 確 認 し、「 次 へ」をクリックします。「マスタのみに 存 在 しているファイルの 削 除 」は、リストア 中 にマスタサーバ 上 にのみ 存 在 するファイルが 検 出 された 場 合 にどのような 処 理 を 行 うかを 決 定 します。チェックをオンにすると、リストア 処 理 中 にマスタサーバ 上 にのみ 存 在 するファイルは 削 除 されます。画 像 6-463


(4) 同 期 方 法 を 確 認 し、「 終 了 」をクリックします。画 像 6-5(5) リカバリシナリオが 生 成 され、リストアが 実 行 されます。リカバリシナリオでは、レプリカサーバからマスタサーバの 方 向 にリストア( 逆 向 きの 同 期 ) 処 理が 行 われます。画 像 6-6(6) リストアが 完 了 すると、 通 常 のシナリオに 戻 ります。64


6-2. リワインド 機 能 を 使 用 したリストアリワインド 機 能 を 使 用 し、 特 定 の 時 点 にデータをリストアする 手 順 を 記 載 します。6-2-1. リワインド 機 能 とはリワインド 機 能 とは、 時 間 を 遡 ってデータをリストアする 機 能 です。レプリケーションは、マスタサーバの 複 製 元 データに 対 する 更 新 を 継 続 的 にレプリカサーバに 転 送 し反 映 します。このためレプリカサーバは、 常 にマスタサーバと 同 じデータを 保 持 します。しかしデータを 誤 って 削 除 した 場 合 、レプリカサーバにも 削 除 が 反 映 されるためデータの 復 旧 が 行えないことがあります。<strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> <strong>Replication</strong> は、リワインド 機 能 を 利 用 することで、 複 製 したデータを 指 定 の 時 間 (イベント)まで 戻 し、データを 復 旧 することが 可 能 です。この 機 能 により、 意 図 しない 変 更 や 削 除 を 行 ったデータを 復 旧 できる 可 能 性 が 高 くなります。ファイルサーバシナリオにおいては、ファイル 作 成 ・ 更 新 ・ 削 除 ・ 名 前 変 更 等 のイベントを 自 動 的 に記 録 します。 記 録 されたイベントをリワインドポイントと 呼 び、このリワインドポイントを 指 定 しリストアを 実 施 します。画 像 6-7リワインド 機 能 はシナリオで 定 義 した 複 製 対 象 データを、 全 て 指 定 したリワインドポイントの 状 態 まで復 旧 する 機 能 のため、 特 定 のファイルのみを 復 旧 することはできません。特 定 のファイルのみを 復 旧 する 運 用 方 法 については、 本 書 「6-2-4 特 定 ファイルの 復 旧 について」を 参 照 してください。65


6-2-2. リワインド 機 能 の 設 定 方 法リワインド 機 能 を 設 定 する 方 法 を 記 載 します。本 書 では、シナリオ 作 成 後 にリワインド 機 能 を 有 効 にしていますが、シナリオ 作 成 時 にもリワインド機 能 を 有 効 にする 事 が 可 能 です。(1) <strong>CA</strong> XOsoft マネージャの「シナリオビュー」タブでレプリカサーバを 選 択 し、「リカバリ」-「データのリワインド」を「オン」にします。(デフォルトは「オフ」)画 像 6-8(2) 「リカバリ」-「データのリワインド」-「 最 大 ディスク 容 量 」を 設 定 し、シナリオを 保 存 します。「 最 大 ディスク 容 量 」の 設 定 については、 本 書 「 付 録 A スプールディレクトリについて」を 参 照 してください。画 像 6-9(3) シナリオの 変 更 を 保 存 し、レプリケーションを 開 始 します。66


6-2-3. リストアの 手 順リワインド 機 能 を 用 いたリストア 手 順 を 記 載 します。リワインドポイントは、シナリオ 開 始 時 にクリアされます。シナリオを 再 開 する 前 であれば、リワインドしたポイントからさらに 過 去 のデータへリワインドすることができます。リワインドを 実 行 すると、 指 定 したリワインドポイントより 時 間 的 に 新 しいポイントはクリアされます。リワインドポイントを 選 択 する 際 に、 目 的 のポイントが 明 確 でない 場 合 は、 最 新 のポイントから 順 に 選 択 することを 推 奨 します。(1) <strong>CA</strong> XOsoft マネージャの「シナリオビュー」タブでレプリカサーバを 選 択 し、「データのリストア」ボタンをクリックします。画 像 6-10(2) ユーザ 認 証 情 報 を 入 力 し、「OK」をクリックします。画 像 6-1167


(3) リカバリ 方 法 を 確 認 し、「 次 へ」をクリックします。「レプリカのデータをリワインドし、マスタの 全 データを 置 換 する。」を 選 択 した 場 合 、マスタサーバとレプリカサーバはともに、 指 定 したリワインドポイントにリストアされます。「レプリカのデータをリワインドし、マスタのデータはそのまま 維 持 する。」を 選 択 した 場 合 、レプリカサーバは 指 定 したリワインドポイントにリストアされますが、マスタサーバは 現 状 維 持 されます。画 像 6-12(4) 「リワインドポイントの 選 択 」をクリックします。画 像 6-1368


(5) リワインドポイントの 選 択 画 面 が 表 示 されます。 戻 したい 時 点 のリワインドポイントを 選 択 し、「OK」をクリックします。リワインドポイントとし 選 択 した 時 点 まで、データが 戻 されます。リワインドポイントとしてファイルイベント( 作 成 ・ 変 更 ・ 削 除 )の 他 に、あらかじめ 手 動 でブックマークを 設 定 し、その 時 点 に 戻 すことも 可 能 です。ブックマークの 詳 細 は、 本 書 「6-2-5 リワインドブックマークについて」を 参 照 してください。画 像 6-14(6) 「 次 へ」をクリックします。リワインドポイントを 選 択 し、「 次 へ(もしくは 終 了 )」をクリックした 時 点 でレプリカサーバのリワインドが 行 われます。画 像 6-1569


(7) 同 期 方 法 を 確 認 し、「 終 了 」をクリックします。画 像 6-16(8) リカバリシナリオが 生 成 され、リストアが 実 行 されます。画 像 6-17(9) リストアが 完 了 すると、 通 常 のシナリオに 戻 ります。70


6-2-4. 特 定 ファイルの 復 旧 についてリワインド 機 能 を 使 用 し、 特 定 のファイルのみを 復 旧 することはできませんが、 手 動 で 特 定 のファイルのみを 復 旧 することは 可 能 です。特 定 ファイルの 復 旧 運 用 手 順 を 記 載 します。画 像 6-18(1) リストアウィザードのリカバリ 方 法 で「レプリカのデータをリワインドし、マスタのデータはそのまま 維持 する。」を 選 択 し、 特 定 の 時 点 へリストアします。必 ずここで、「レプリカのデータをリワインドし、マスタのデータはそのまま 維 持 する。」を 選 択 してください。画 像 6-19(2) リストア 後 、レプリカサーバから 復 旧 したいファイルのみを、OS のコピーコマンド 等 を 使 用 しマスタサーバへ 移 動 します。(3) その 後 、 通 常 の 同 期 を 行 うことでマスタサーバとレプリカサーバのデータが 同 一 となります。71


6-2-5. リワインドブックマークについてリワインド 機 能 を 利 用 する 場 合 、 多 数 のファイルが 更 新 されると、どの 時 点 に 戻 せばよいか 判 断 が難 しい 場 合 があります。あらかじめリワインドブックマークを 設 定 することで、リストアしたいポイントを 明 確 にすることができます。リワインドブックマークの 設 定 方 法 を 記 載 します。(1) レプリケーション 実 行 中 に、ツールバーの「ツール」-「リワインドブックマークの 設 定 」をクリックします。画 像 6-20(2) リワインドブックマーク 名 を 入 力 し、「OK」をクリックします。画 像 6-2172


(3) リストア 時 リワインドポイントの 選 択 画 面 で、リワインドブックマーク 名 がリワインドポイントとして 表示 されます。このリワインドポイントを 指 定 することで、リワインドブックマークを 設 定 した 時 点 に 戻 すことが 可 能 です。前 回 指 定 したリワインドポイントより、 新 しいリワインドブックマークも 表 示 されますが、そのポイントに 戻 すことはできません。画 像 6-2273


7. <strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> Backupとの 連 携<strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> <strong>Replication</strong> と <strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> Backup の 連 携 機 能 を 使 用 すると、レプリカサーバの 複製 先 データのバックアップを 簡 単 に 行 えます。また 連 携 により、マスタサーバへの 負 荷 を 気 にすることなく、バックアップが 可 能 です。画 像 7-17-1. 連 携 シナリオの 作 成 と 実 行<strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> <strong>Replication</strong> と <strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> Backup を 連 携 させるには、 連 携 シナリオを 作 成 しレプリケーションを 実 行 します。連 携 シナリオの 作 成 と 実 行 手 順 を 記 載 します。(1) シナリオ 作 成 時 、サーバおよび 製 品 タイプの 選 択 画 面 のレプリカ 上 のタスクで「<strong>ARCserve</strong>Backup」を 選 択 し、<strong>ARCserve</strong> サーバ 名 に「<strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> Backup BASE 製 品 がインストールされているサーバ」を 入 力 します。必 ずシナリオ 作 成 時 に「<strong>ARCserve</strong> Backup」をチェックしてください。画 像 7-274


(2) マスタとレプリカのプロパティ 画 面 の、レプリカプロパティに「<strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> タスク」が 表 示 されていることを 確 認 します。その 他 は 通 常 のシナリオと 同 様 に 作 成 してください。画 像 7-3(3) シナリオ 作 成 後 、レプリケーションを 実 行 します。 実 行 時 、<strong>ARCserve</strong> Backup サーバの 更 新 画 面が 表 示 されます。<strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> Backup の 管 理 者 権 限 を 持 つユーザ 名 およびパスワードを 入 力 し、「OK」をクリックします。画 像 7-4(4) <strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> <strong>Replication</strong> <strong>r12.5</strong> が <strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> Backup サーバのデータベースに 接 続 し、シナリオの 情 報 を 転 送 します。画 像 7-575


(5) <strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> Backup サーバへの 接 続 が 完 了 すると、シナリオが 開 始 します。「イベント」ウィンドウに、「<strong>ARCserve</strong> サーバはシナリオ 情 報 で 正 常 に 更 新 されました」というメッセージが 出 力 されていることをご 確 認 ください。画 像 7-676


7-2. バックアップ<strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> <strong>Replication</strong> で 定 義 したレプリカサーバの 複 製 先 ディレクトリを、<strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> Backupによりバックアップします。バックアップジョブの 作 成 方 法 について 記 載 します。バックアップマネージャによるバックアップ 方 法 については、「<strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> Backup <strong>for</strong><strong>Windows</strong> 管 理 者 ガイド <strong>r12.5</strong>」の「 第 3 章 : データのバックアップ」や、「<strong>CA</strong> XOsoft 統 合 ガイド <strong>r12.5</strong>」の「 第 3 章 : 統 合 されたバックアップジョブの 実 行 」を 参 照 してください。(1) <strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> Backup よりバックアップマネージャを 開 き、ソースタブの 中 の「<strong>CA</strong> XOsoft シナリオ」 内 のバックアップ 対 象 シナリオを 展 開 します。画 像 7-7(2) <strong>CA</strong> XOsoft エンジンのサービスログオンアカウントの 認 証 情 報 を 入 力 します。画 像 7-877


(3) バックアップ 対 象 のシナリオを 選 択 します。画 像 7-9(4) ディスティネーション、スケジュール 等 を 指 定 し、「 開 始 」をクリックします。ファイルサーバシナリオの 場 合 のみ、 差 分 および 増 分 バックアップが 可 能 です。画 像 7-1078


(5) セキュリティおよびエージェント 情 報 画 面 で、「セキュリティ」ボタンをクリックします。<strong>CA</strong> XOsoft エンジンのサービスアカウントを 入 力 し、ジョブをサブミットします。画 像 7-11画 像 7-12(6) <strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> Backup のバックアップジョブが 開 始 されると、<strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> <strong>Replication</strong> はレプリケーションを 自 動 的 に 一 時 停 止 します。そしてレプリカサーバのスナップショットを 取 得 し、<strong>CA</strong><strong>ARCserve</strong> Backup は 取 得 したスナップショットを 展 開 しバックアップを 行 います。複 製 先 ディレクトリが 存 在 するボリュームに 対 して、スナップショットが 取 得 されます。同 期 の 実 行 中 にバックアップジョブは 実 行 できません。画 像 7-1379


(7) バックアップが 終 了 すると、<strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> <strong>Replication</strong> は 自 動 的 にレプリケーションを 再 開 します。画 像 7-1480


7-3. リストア連 携 シナリオにより 取 得 したバックアップデータをリストアする 手 順 を 記 載 します。(1) <strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> Backup よりリストアマネージャを 開 き、ソースタブでリストア 対 象 のセッションを 選 択します。連 携 シナリオにより 取 得 したバックアップデータであることを 確 認 するには、リストアマネージャのソースタブで 対 象 セッションを 開 き、 右 下 のペインに 表 示 されているセッション 種 類 に「<strong>CA</strong>XOsoft シナリオ」と 表 記 されているかをご 確 認 ください。画 像 7-15(2) ディスティネーション、スケジュールを 指 定 し、「 開 始 」をクリックします。画 像 7-1681


(3) 使 用 メディアを 確 認 し、「OK」をクリックします。画 像 7-17(4) セッションユーザ 名 およびパスワード 画 面 で、「 編 集 」をクリックします。画 像 7-1882


(5) <strong>CA</strong> XOsoft セッション 用 ユーザ 名 およびパスワードの 入 力 画 面 で、リストアを 行 う 先 のサーバを 指定 し、 各 サーバのシステム 管 理 者 権 限 を 持 つユーザ 名 およびパスワードを 入 力 後 、「OK」をクリックします。リストアオプションで、どのサーバにリストアを 行 うかを 選 択 します。「マスタサーバにリストアする」…マスタサーバのユーザ 名 とパスワードを 入 力 してください。「レプリカサーバにリストアする」…マスタサーバとレプリカサーバのユーザ 名 とパスワードを 入力 してください。マスタサーバにリストアを 行 う 場 合 、マスタサーバに Client Agent <strong>for</strong> <strong>Windows</strong> がインストールされている 必 要 があります。バックアップサーバとマスタサーバが WAN を 介 して 接 続 されている 環 境 では、マスタサーバに直 接 リストアを 行 うとネットワークの 瞬 断 等 でジョブが 失 敗 する 場 合 があります。画 像 7-19(6) ジョブをサブミットします。画 像 7-20(7) <strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> Backup によりリストアジョブが 実 行 されると、<strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> <strong>Replication</strong> は 自 動 的にシナリオを 停 止 します。リストア 時 は、あらかじめシナリオを 停 止 することを 推 奨 します。83


7-4. スナップショットの 管 理<strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> Backup にてバックアップを 行 うと、レプリカサーバのスナップショットを 自 動 的 に 取 得します。 作 成 したスナップショットは、<strong>CA</strong> XOsoft マネージャから 管 理 可 能 です。スナップショットの 管 理 方 法 を 記 載 します。7-4-1. スナップショットのマウントとマウント 解 除作 成 したスナップショットを 表 示 (マウント)、 非 表 示 (マウント 解 除 )する 方 法 を 記 載 します。(1) <strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> Backup にてバックアップ 後 、<strong>CA</strong> XOsoft マネージャの「スナップショットビュー」タブをクリックします。画 像 7-21(2) スナップショット 管 理 画 面 が 表 示 されます。レプリカサーバを 選 択 後 、 表 示 したいスナップショットを選 択 し 右 クリックで、「ドライブ 文 字 として 公 開 」を 選 択 します。画 像 7-2284


(3) ドライブ 文 字 を 選 択 し、「OK」をクリックします。画 像 7-23(4) 指 定 したドライブにスナップショットがマウントされます。エクスプローラ 等 から、 取 得 したスナップショットにアクセスできるようになります。画 像 7-24(5) マウントされたスナップショットを 選 択 し 右 クリックで、「マウント 解 除 」を 選 択 することでマウントを 解除 できます。画 像 7-2585


7-4-2. スナップショットの 削 除作 成 したスナップショットを 削 除 する 方 法 を 記 載 します。シナリオを 削 除 してもスナップショットは 削 除 されないため、 手 動 で 削 除 してください。スナップショットは、レプリカプロパティの「<strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> タスク」-「シャドウコピー(VSS)の 作 成 」-「 保 存 されるスナップショット 数 」に 達 するまで 保 持 され、「 保 存 されるスナップショット 数 」に 達 すると 古 いものから 順 に 上 書 きされます。(デフォルトは「10」)画 像 7-26(1) スナップショット 管 理 画 面 で、 削 除 したいスナップショットを 選 択 し 右 クリックで、「 削 除 」を 選 択 します。既 にシナリオを 削 除 しておりスナップショットが 表 示 されていない 場 合 は、「ホスト 名 /IP の 追加 」をクリックし、レプリカサーバを 追 加 してください。画 像 7-27(2) 選 択 したスナップショットが 削 除 されます。86


8. その 他8-1. 運 用 上 の 留 意 事 項運 用 上 の 留 意 事 項 を 記 載 します。8-1-1. シナリオを 停 止 させるイベントシナリオを 停 止 させるイベントには 以 下 があります。シナリオ 停 止 後 、レプリケーションを 手 動 で 再 開( 同 期 )する 必 要 があります。 下 記 のイベントが 頻 繁 に 発 生 する 場 合 には、 回 避 方 法 をご 検 討 ください。イベント<strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong><strong>Replication</strong> の 動 作シナリオ 停 止 の 回 避 方 法マスタサーバのスプールディレクトリがオーバーフロースプールディレクトリがパージされ、シナリオが 停 止・レプリケーションに 使 用 できるネットワーク 帯 域幅 を 十 分 に 確 保 する・マスタサーバのスプールディレクトリのサイズを 十 分 に 確 保 するレプリカサーバのスプールディレクトリがオーバーフロースプールディレクトリがパージされ、シナリオ・レプリカサーバのスプールディレクトリのサイズを 十 分 に 確 保 するが 停 止レプリケーションの 一 時 停 止中 にスプールディレクトリがオスプールディレクトリがパージされ、シナリオ・マスタサーバのスプールディレクトリのサイズを 十 分 に 確 保 するーバーフローが 停 止ホストメンテナンス 実 行 中 にスプールディレクトリがオーバーフロースプールディレクトリがパージされ、シナリオが 停 止・マスタサーバのスプールディレクトリのサイズを 十 分 に 確 保 する8-1-2. 自 動 同 期 が 発 生 するイベント自 動 同 期 が 発 生 するイベントには 以 下 があります。 下 記 のイベントが 頻 繁 に 発 生 する 場 合 には、 回避 方 法 をご 検 討 ください。回 避 方 法 によっては、 自 動 同 期 は 回 避 可 能 ですが、 手 動 での 再 同 期 は 必 要 です。イベント<strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong><strong>Replication</strong> の 動 作自 動 同 期 の 回 避 方 法マスタサーバ/レプリカサーバのシャットダウンサーバの 再 起 動 後 に自 動 同 期・ホストメンテナンス 機 能 を 使 用 する・シナリオを 停 止 してから 再 起 動 を 行 う⇒ 手 動 で 再 同 期 が 必 要・シナリオプロパティの「レプリケーション」-「 再起 動 後 に 実 行 」をオフにする⇒ 手 動 で 再 同 期 が 必 要 (※)マスタサーバ/レプリカサーバの <strong>CA</strong> XOsoft エンジン 停止<strong>CA</strong> XOsoft エンジン 起動 後 に 自 動 同 期・ホストメンテナンス 機 能 を 使 用 する・シナリオを 停 止 してから 再 起 動 を 行 う⇒ 手 動 で 再 同 期 が 必 要・シナリオプロパティの「レプリケーション」-「 再起 動 後 に 実 行 」をオフにする⇒ 手 動 で 再 同 期 が 必 要 (※)87


イベント<strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong><strong>Replication</strong> の 動 作自 動 同 期 の 回 避 方 法ネットワーク 切 断 によるスプールディレクトリのオーバーフロースプールディレクトリがパージされ、ネットワーク 回 復 後 に 自 動 同 期・マスタサーバのスプールディレクトリのサイズを 十 分 に 確 保 する・レプリカサーバの 接 続 が 再 開 する 前 に 手 動 でシナリオを 停 止 する・シナリオプロパティの「レプリケーション」-「オプション 設 定 」-「エラー 時 の 自 動 再 同 期 を 禁 止 」をオンにする⇒ 手 動 で 再 同 期 が 必 要 (※)※マスタサーバとレプリカサーバのデータが 一 致 しない 恐 れがあるため、シナリオが 継 続 する 場 合 も手 動 で 再 同 期 が 必 要 です。8-1-3. レプリカサーバで 代 替 運 用 時 の 注 意 事 項workgroup 環 境 で、マスタサーバ 障 害 発 生 時 にレプリカサーバで 代 替 運 用 を 検 討 している 場 合 、下 記 の 点 に 注 意 してください。<strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> <strong>Replication</strong> では、デフォルトでフォルダ/ファイルのアクセス 権 設 定 もレプリケーションされます。このとき、レプリカサーバ 上 で、フォルダ/ファイルへのアクセスが 許 可 された SID が 認 識 されない 場 合 (マスタサーバでしか 登 録 されていないユーザアカウントでアクセス 権 が 設 定 されていた 場合 等 )、レプリケーションされたファイルにはアクセスできなくなります。レプリカサーバで 代 替 運 用 を 行 う 際 には、レプリカサーバ 上 のフォルダ/ファイルのアクセス 権 設定 の 変 更 が 必 要 になる 場 合 があります。ご 注 意 ください。これは OS のファイルシステムの 仕 様 に 依 存 しています。特 に workgroup 環 境 では、 異 なるサーバでそれぞれ 同 じ 名 前 のユーザアカウントを 作 成 しても、SID が 異 なることにご 注 意 ください。88


8-1-4. マスタサーバ 障 害 発 生 後 の 復 旧 手 順マスタサーバの 障 害 発 生 時 にレプリカサーバで 運 用 を 行 っていた 場 合 、マスタサーバが 復 旧 する前 に <strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> <strong>Replication</strong> のシナリオを 停 止 してください。シナリオを 停 止 しない 場 合 、マスタサーバの 復 旧 時 (マスタサーバに 接 続 可 能 になったタイミング)に 自 動 同 期 が 発 生 し、 障 害 発 生 時 のレプリカサーバで 運 用 していたデータが 上 書 きされます。画 像 8-1マスタサーバ 障 害 発 生 時 の 復 旧 手 順 について 以 下 に 記 載 します。(1) ネットワークからマスタサーバを 外 します。(2) マスタサーバを 復 旧 します。(3) レプリカサーバの <strong>CA</strong> XOsoft エンジンを 停 止 します。(4) マスタサーバをネットワークにつなぎます。(5) シナリオを 停 止 します。(6) レプリカサーバの <strong>CA</strong> XOsoft エンジンを 開 始 します。(7) リストアを 実 行 します。(レプリカサーバからマスタサーバへ)(8) レプリケーションを 再 開 します。レプリカサーバの <strong>CA</strong> XOsoft エンジンを 停 止 し、 同 期 が 行 えない 状 態 でマスタサーバへ 接 続 しシナリオを 停 止 します。89


8-1-5. サーバ 名 やIPアドレスを 変 更 した 場 合 の 手 順<strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> <strong>Replication</strong> インストール 後 に、サーバ 名 や IP アドレスを 変 更 した 場 合 の 手 順 について 記 載 します。必 ずシナリオの 停 止 を 確 認 後 、 作 業 を 行 ってください。(1) <strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> <strong>Replication</strong> のシナリオを 停 止 します。(2) サーバ 名 もしくは、IP アドレスを 変 更 します。(3) <strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> <strong>Replication</strong> のシナリオを 変 更 し、 保 存 します。・サーバ 名 を 変 更 した 場 合シナリオビューのマスタまたはレプリカサーバの「ホスト」 欄 をダブルクリックし 修 正 します。(サーバ 名 変 更 後 、IP アドレスも 正 しく 入 力 されているか 確 認 します)画 像 8-2・IP アドレスを 変 更 した 場 合マスタまたはレプリカプロパティの「ホスト 接 続 」-「IP アドレス」を 修 正 します。(4) OS を 再 起 動 します。(5) レプリケーションを 開 始 します。画 像 8-390


8-1-6. マスタサーバのボリューム 構 成 を 変 更 した 場 合 の 手 順<strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> <strong>Replication</strong> インストール 後 に、マスタサーバのボリューム 追 加 や 再 編 成 を 行 った場 合 の 手 順 について 記 載 します。本 手 順 を 実 施 しない 場 合 、<strong>CA</strong> XOsoft マネージャの「イベント」ウィンドウに、 以 下 のエラーが 表示 されシナリオが 開 始 できない 場 合 があります。CR00078 ルート ディレクトリ x:/ネットワーク の 適 切 なグループが 見 つかりませんCR00018 ファイル システム モニタリングを 開 始 できませんSR00096 シナリオ FileServer を 停 止 します(1) <strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> <strong>Replication</strong> のシナリオを 停 止 します。(2) ボリュームの 構 成 (ボリュームの 追 加 や 変 更 )を 変 更 します。(3) マスタサーバの <strong>CA</strong> XOsoft Engine サービスを 再 起 動 します。(もしくは OS の 再 起 動 )(4) <strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> <strong>Replication</strong> のシナリオを 開 始 します。91


付 録 A スプールディレクトリについて<strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> <strong>Replication</strong> のスプールディレクトリについて 説 明 します。スプールディレクトリとは(マスタサーバ/レプリカサーバ)スプールディレクトリとは、マスタサーバの 複 製 元 データに 対 する 変 更 点 を 記 録 したファイル(ジャーナルファイル)を、レプリカサーバに 転 送 する 前 に 一 時 的 に 保 存 するための 領 域 です。<strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> <strong>Replication</strong> は、ジャーナルファイルを 一 度 マスタサーバのスプールディレクトリに 保 存し、その 後 ネットワークを 通 じてレプリカサーバのスプールディレクトリへ 転 送 します。また、レプリカサーバでは 転 送 されたジャーナルファイルを 随 時 複 製 先 データに 反 映 します。スプールディレクトリの 保 存 場 所 およびサイズの 設 定スプールディレクトリの 保 存 場 所 やサイズは、 各 サーバのシナリオプロパティで 設 定 します。画 像 付 録 -1スプールディレクトリの 保 存 場 所 :プロパティ 詳 細 デフォルトスプールディレクト ジャーナルファイルを 保 持 するためのディレクトリ インストールディレクトリスプールディレクトリは、システムドライブ 以 外 に 作 成 してください。パフォーマンスの 悪 化 を 避 けるためスプールディレクトリは、アンチウイルスソフトのスキャン 対象 や、バックアップ 対 象 から 除 外 してください。パフォーマンスの 悪 化 を 避 けるため、スプールディレクトリと 複 製 対 象 ディレクトリは、 異 なるハードディクに 配 置 することを 推 奨 します。スプールディレクトリのサイズ 指 定 :プロパティ 詳 細 デフォルト最 大 スプールサイズ スプールディレクトリとして 利 用 できる 最 大 サイズ 制 限 なし最 小 空 きディスク 容 量 ディスクの 空 き 容 量 の 最 小 サイズ 1024デフォルト 設 定 の 場 合 、スプールディレクトリに 設 定 されているディスクの 空 き 容 量 が 1024MB以 下 になったとき、シナリオは 停 止 します。 再 度 レプリケーションを 行 うためには、 再 同 期 が 必 要です。シナリオの 停 止 を 避 けるため、スプールディレクトリには 充 分 なサイズを 確 保 してください。( 必 要なスプールディレクトリのサイズは 環 境 により 異 なりますが、 一 般 的 には 複 製 対 象 データの 15%以 上 の 空 き 容 量 を 推 奨 します)リワインド 機 能 を 利 用 する 場 合 、 上 記 に 加 えリワインドデータ 分 の 容 量 を 考 慮 する 必 要 があります。92


リワインドデータとは(レプリカサーバのみ)リワインド 機 能 を 有 効 にすると、マスタサーバの 複 製 元 データに 対 する 変 更 履 歴 をリワインドデータとして、レプリカサーバに 保 持 します。リワインド 機 能 を 使 用 したリストアではこのリワインドデータを 利 用 し、すでに 変 更 が 完 了 しているレプリカ 上 のデータを 指 定 したリワインドポイントまで 戻 すことが 可 能 です。リワインドデータの 保 存 場 所 およびサイズの 設 定リワインドデータのサイズはレプリカサーバのシナリオプロパティで 設 定 します。画 像 付 録 -2リワインドデータの 保 存 場 所 :プロパティ 詳 細 デフォルト- - スプールディレクトに 指 定したディレクトリ 配 下リワインドデータの 保 存 期 間 およびサイズ 指 定 :プロパティ 詳 細 デフォルト保 存 期 間 リワインドデータの 最 大 保 存 期 間 制 限 なし最 大 ディスク 容 量 リワインドデータの 最 大 保 存 容 量 200デフォルト 設 定 の 場 合 、リワインドデータが 200MB に 達 したとき、リワインドポイントは 古 いものから 順 に 上 書 きされます。 従 って 古 いリワインドポイントへの 復 旧 はできません。リワインドポイントの 上 書 きを 避 けるため、リワインドデータの 容 量 には 充 分 なサイズを 確 保 してください。( 必 要 なリワインドデータのサイズは 環 境 により 異 なりますが、 保 持 したい 履 歴 データ分 以 上 の 容 量 を 確 保 してください)93


付 録 B パッチモジュール 情 報2009 年 12 月 現 在 、 公 開 されているパッチモジュール 情 報 です。既 知 の 製 品 不 具 合 を 修 正 していますので、 可 能 な 限 り 最 新 のパッチモジュールを 適 用 してください。最 新 の 情 報 は、 以 下 の 日 本 <strong>CA</strong> 社 のテクニカルサポートサイトをご 参 照 ください。《 日 本 <strong>CA</strong> 社 》http://www.casupport.jp/resources/babxo125win/down/index.htmセキュリティ( 脆 弱 性 ) 対 応 パッチに 関 する 情 報 は、 下 記 Web サイトの「 重 要 なお 知 らせ」をご 参 照 ください。http://www.casupport.jp/resources/babxo125win/1. <strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> <strong>Replication</strong> <strong>r12.5</strong> Service Pack 2(Build:12.5.2.470)《 公 開 日 》2009/11/24《 機 能 エンハンス》本 Service Pack の 主 な 機 能 エンハンスについて 記 載 します。(1) <strong>Windows</strong> Server 2008 R2 のサポート<strong>CA</strong> XOsoft エンジンおよび、<strong>CA</strong> XOsoft コントロールサービスは <strong>Windows</strong> Server 2008 R2 環 境 に対 応 しました。<strong>Windows</strong> Server 2008 R2 環 境 で <strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> Backup の 連 携 機 能 を 使 用 する 場 合 、 下 記<strong>CA</strong> 社 Web サイトの 対 処 を 実 施 する 必 要 があります。http://www.casupport.jp/resources/babxo125win/tec/023010074.htm<strong>Windows</strong> Server 2008 R2 環 境 で 連 携 シナリオのバックアップ/リストアジョブが 失 敗 する(2) 定 期 的 なレプリケーションリアルタイムのレプリケーションの 他 に、 定 期 的 なレプリケーションが 行 えるようになりました。詳 細 は、 本 書 「1-5 <strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> <strong>Replication</strong> のレプリケーションモード」を 参 照 してください。(3) 代 替 データストリーム(ADS)のレプリケーション代 替 データストリームがレプリケーション 可 能 になりました。また、 代 替 データストリームの 同 期 /レプリケーションのオン/オフを 切 り 替 えることが 可 能 です。(4) <strong>CA</strong> XOsoft エンジンのリモートアップデートに 対 応<strong>CA</strong> XOsoft エンジンのリモートアップデートに 対 応 しました。94


《 修 正 内 容 》本 Service Pack は、<strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> <strong>Replication</strong> <strong>r12.5</strong> の 累 積 修 正 プログラムです。(1) <strong>Windows</strong> Server 2008 環 境 でのリワインド 機 能 が 使 用 可 能 になりました。(2) <strong>CA</strong> XOsoft エンジンのリモートインストール 時 に、インストールに 失 敗 しているにも 関 わらず、ステータスが「 成 功 」と 表 示 される 問 題 が 修 正 されました。(3) リワインドポイントの 日 時 がアップデートされない 問 題 が 修 正 されました。(4) 自 動 再 起 動 に 関 わるプロパティを 無 効 にすると、ホストメンテナンスが 終 了 しない 問 題 が 修 正 されました。《 適 用 手 順 》本 Service Pack の 適 用 手 順 を 記 載 します。(1) 下 記 <strong>CA</strong> 社 Web サイトより、<strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> <strong>Replication</strong> <strong>r12.5</strong> Service Pack 2(<strong>CA</strong>_XOsoft_r12_5_ga.zip)をダウンロードします。http://www.casupport.jp/resources/babxo125win/down/index.htm(2) ダウンロードしたファイルを 解 凍 します。(3) シナリオを 停 止 します。(4) Setup.exe を 実 行 すると、インストーラが 起 動 されます。(5) <strong>CA</strong> XOsoft コントロールサービスをインストール(アップデート)します。(6) <strong>CA</strong> XOsoft エンジンをインストール(アップデート)します(7) すべての <strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> <strong>Replication</strong> <strong>r12.5</strong> コンポーネントのインストール(アップデート)を 確 認 後 、シナリオを 開 始 します。《 注 意 事 項 》・ 本 Service Pack を 適 用 することにより、 製 品 のビルド 番 号 は 12.5.2.470 に 更 新 されます。・ 本 Service Pack を 適 用 するときは、すべてのシナリオを 停 止 してください。・ <strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> <strong>Replication</strong> <strong>r12.5</strong> をはじめてインストールする 場 合 、 本 Service Pack のSetup.exe を 実 行 することで 直 接 <strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> <strong>Replication</strong> <strong>r12.5</strong> Service Pack 2 をインストールすることができます。(あらかじめ <strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> <strong>Replication</strong> <strong>r12.5</strong> をインストールしておく 必 要はありません)・ 既 に <strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> <strong>Replication</strong> <strong>r12.5</strong> がインストールされている 場 合 、 本 Service Pack をインストールすることにより <strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> <strong>Replication</strong> <strong>r12.5</strong> Service Pack 2 へアップデートすることができます。・ 本 Service Pack は、マスタサーバとレプリカサーバの 双 方 、およびすべての <strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong><strong>Replication</strong> <strong>r12.5</strong> コンポーネント(<strong>CA</strong> XOsoft コントロールサービス、<strong>CA</strong> XOsoft エンジン 等 )に 適用 する 必 要 があります。Service Pack 2 適 用 / 未 適 用 が 混 在 した 環 境 での 運 用 はサポートされません。95


2. <strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> <strong>Replication</strong> <strong>r12.5</strong> Service Pack 2 Rollup(Build:12.5.2.550)《 公 開 日 》2010/02/03《 修 正 内 容 》本 パッチモジュールは、<strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> <strong>Replication</strong> <strong>r12.5</strong> の 最 新 累 積 修 正 プログラムです。《 適 用 手 順 》本 パッチモジュールの 適 用 手 順 を 記 載 します。(1) 下 記 <strong>CA</strong> 社 Web サイトより、<strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> <strong>Replication</strong> <strong>r12.5</strong> Service Pack 2 Rollup(RO14207.<strong>CA</strong>Z)をダウンロードします。http://www.casupport.jp/resources/babxo125win/down/index.htm(2) ダウンロードしたファイルを 解 凍 します。(3) シナリオを 停 止 します。(4) <strong>CA</strong> XOsoft コントロールサービスがインストールされた 環 境 で <strong>CA</strong>XOsoftManager.exe を 実 行 し、<strong>CA</strong> XOsoft コントロールサービスをアップデートします。(5) <strong>CA</strong> XOsoft エンジンがインストールされた 環 境 で <strong>CA</strong>XOsoftEngine.exe(32bitOS 用 )もしくは、<strong>CA</strong>XOsoftEngine64.exe(64bitOS 用 )を 実 行 し、<strong>CA</strong> XOsoft エンジンをアップデートします。(<strong>CA</strong> XOsoft マネージャよりリモートアップデートも 可 能 です。)(6) すべての <strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> <strong>Replication</strong> <strong>r12.5</strong> コンポーネントのアップデートを 確 認 後 、シナリオを 開始 します。《 注 意 事 項 》・ 本 パッチモジュールを 適 用 することにより、 製 品 のビルド 番 号 は 12.5.2.550 に 更 新 されます。・ 本 パッチモジュールを 適 用 するときは、すべてのシナリオを 停 止 してください。・ 本 パッチモジュールは、<strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong> <strong>Replication</strong> <strong>r12.5</strong>(Service Pack なし) 環 境 、もしくは <strong>CA</strong><strong>ARCserve</strong> <strong>Replication</strong> <strong>r12.5</strong> Service Pack 2 環 境 に 適 用 することが 可 能 です。( 本 パッチモジュールに、Service Pack 2 の 修 正 内 容 も 含 まれます)・ 本 パッチモジュールは、マスタサーバとレプリカサーバの 双 方 、およびすべての <strong>CA</strong> <strong>ARCserve</strong><strong>Replication</strong> <strong>r12.5</strong> コンポーネント(<strong>CA</strong> XOsoft コントロールサービス、<strong>CA</strong> XOsoft エンジン 等 )に 適用 する 必 要 があります。96

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