Veritas Cluster Server リリー スノート
Veritas⢠Cluster Server ãªãªã¼ã¹ãã¼ã: Solaris - Symantec Veritas⢠Cluster Server ãªãªã¼ã¹ãã¼ã: Solaris - Symantec
98第 1 章 Veritas Cluster Server リリースノートソフトウェアの 制 限 事 項付 属 エージェントに 関 する 制 限 事 項ホストが 切 断 された 場 合 にネットワークサービスを 使 用 したプログラムが 応 答 を 停 止 することがあるホストがネットワークから 切 断 された 場 合 、ネットワークサービスを 使 用 したプログラム(たとえば、NIS、NFS、RPC または TCP ソケットのリモートホスト 接 続 )が 応 答 を 停 止 することがあります。この 種 のプログラムをエージェントのエントリポイントとして 使 用 した 場 合 、ネットワークの 切 断 によってエントリポイントが 応 答 を 停 止 してタイムアウトになる 可 能 性 があります。たとえば、NIS マップをクライアントとして 使 うように 設 定 されたホストでは、ネットワークから 切 断 されると、ps -ef などの 基 本 的 なコマンドがハングアップする 可 能 性 があります。ユーザーはローカルに 作 成 することをお 勧 めします。ローカルユーザーを 反 映 するには、次 のように 設 定 します。/etc/nsswitch.confVolume エージェントの clean によりボリュームのリソースが 停 止する 可 能 性 があるFaultOnMonitorTimeouts 属 性 が、 監 視 のタイムアウト 後 、Volume エージェントの cleanエントリポイントを 呼 び 出 すと、vxvol -f stop コマンドが 実 行 されます。このコマンドは、まだマウントされているボリュームも 含 め、すべてのボリュームを 強 制 的 に 停 止 します。PidFiles を 使 用 してアプリケーションリソースを 監 視 する 際 に 誤 った 同 時 性 違 反 が 発 生 するアプリケーションによって 作 成 される PID ファイルには、Application エージェントによって 監 視 されるプロセスの PID が 含 まれます。これらのファイルは、アプリケーションを 実 行しているノードがクラッシュした 後 も 存 在 する 場 合 があります。ノードの 再 起 動 時 、PID ファイルにリストされている PID が、ノードで 実 行 されている 他 のプロセスに 割 り 当 てられる 場合 があります。そのため、Application エージェントが PidFiles 属 性 のみを 使 用 してリソースを 監 視 している 場 合 は、 実 行 中 のプロセスを 検 出 して、 誤 って 同 時 性 違 反 と 見 なされることがあります。その 結 果 、VCS の 制 御 下 にない 一 部 のプロセスが 停 止 される 場 合 があります。VCS の StartVolumes 属 性 の 値 に 関 係 なくディスクグループ 内 のボリュームが 自 動 的 に 起 動 するディスクグループがインポートされるときに、ディスクグループ 内 のボリュームは、VCS での StartVolumes 属 性 の 値 にかかわらず、 自 動 的 に 起 動 します。この 動 作 は、VeritasVolume Manager のシステムレベル 属 性 autostartvolumes の 値 が On に 設 定 されている 場 合 に 発 生 します。
第 1 章 Veritas Cluster Server リリースノートソフトウェアの 制 限 事 項99回 避 策 : ディスクグループのインポート 後 にディスクグループ 内 のボリュームを 自 動 的 に起 動 させたくない 場 合 は、システムレベルで AutoStartVolumes 属 性 を OFF に 設 定 します。LDom リソースのオンライン 化 の 失 敗 [2517350]ブートディスクが、 仮 想 ディスクマルチパスグループ(mpgroup)の 一 部 であるゲストドメイン 内 で 設 定 され、 仮 想 ディスクへのプライマリパスが 使 用 できない 場 合 、LDom リソースのオンライン 化 に 失 敗 します。これは、ゲストドメインをブートするときに、 仮 想 ディスクマルチパスグループの 一 部 である仮 想 ディスク 用 に 存 在 する 他 のデバイスパスの 再 試 行 を 許 可 しない、Oracle VM サーバーの 制 限 事 項 が 原 因 です。回 避 策 : なし。WPAR Zone エージェントが Directory Online イベントのためにIMF に 登 録 されるDirectory Online イベントは、WPAR のルートディレクトリ 監 視 します。WPAR のルートディレクトリの 親 ディレクトリが 削 除 される、または 別 の 場 所 に 移 動 されると、AMF は WPARエージェントに 通 知 しません。WPAR の 次 の 監 視 サイクルでこの 変 更 が 検 出 され、リソースの 状 態 がオフラインとして 報 告 されます。LDom リソースは、プライマリドメインが 適 切 な 手 順 を 経 てシャットダウンされたときに、clean エントリポイントを 呼 び 出 すLDom エージェントは、プライマリドメインが 停 止 したときに、ゲストドメインを 停 止 するようにゲストドメインの 障 害 ポリシーを 設 定 します。そのため、プライマリドメインがシャットダウンされると、ゲストドメインは 停 止 します。さらに、プライマリドメインがシャットダウンされると、ldmd デーモンが 突 然 停 止 し、LDom 設 定 が 読 み 取 れなくなります。これらの 操 作 は、VCS の 制 御 下 になく、VCS は clean エントリポイントを 呼 び 出 すことがあります。回 避 策 : 回 避 策 はありません。VCS データベースエージェントに 関 する 制 限 事 項DB2 RestartLimit の 値依 存 関 係 のない 複 数 の DB2 リソースがすべて 同 時 に 起 動 したときには、 互 いに 干 渉 し合 ったり、 競 合 したりする 傾 向 があります。これは、DB2 に 関 する 既 知 の 問 題 です。DB2 エージェントの RestartLimit のデフォルト 値 は 3 です。この 値 を 大 きくすると、DB2リソースの 再 起 動 範 囲 が 広 がります(リソースのオンライン 化 が 失 敗 した 後 )。これにより、DB2 リソースがすべて 同 時 に 起 動 する 確 率 が 低 くなります。 [1231311]
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第 1 章 <strong>Veritas</strong> <strong>Cluster</strong> <strong>Server</strong> <strong>リリー</strong><strong>スノート</strong>ソフトウェアの 制 限 事 項99回 避 策 : ディスクグループのインポート 後 にディスクグループ 内 のボリュームを 自 動 的 に起 動 させたくない 場 合 は、システムレベルで AutoStartVolumes 属 性 を OFF に 設 定 します。LDom リソースのオンライン 化 の 失 敗 [2517350]ブートディスクが、 仮 想 ディスクマルチパスグループ(mpgroup)の 一 部 であるゲストドメイン 内 で 設 定 され、 仮 想 ディスクへのプライマリパスが 使 用 できない 場 合 、LDom リソースのオンライン 化 に 失 敗 します。これは、ゲストドメインをブートするときに、 仮 想 ディスクマルチパスグループの 一 部 である仮 想 ディスク 用 に 存 在 する 他 のデバイスパスの 再 試 行 を 許 可 しない、Oracle VM サーバーの 制 限 事 項 が 原 因 です。回 避 策 : なし。WPAR Zone エージェントが Directory Online イベントのためにIMF に 登 録 されるDirectory Online イベントは、WPAR のルートディレクトリ 監 視 します。WPAR のルートディレクトリの 親 ディレクトリが 削 除 される、または 別 の 場 所 に 移 動 されると、AMF は WPARエージェントに 通 知 しません。WPAR の 次 の 監 視 サイクルでこの 変 更 が 検 出 され、リソースの 状 態 がオフラインとして 報 告 されます。LDom リソースは、プライマリドメインが 適 切 な 手 順 を 経 てシャットダウンされたときに、clean エントリポイントを 呼 び 出 すLDom エージェントは、プライマリドメインが 停 止 したときに、ゲストドメインを 停 止 するようにゲストドメインの 障 害 ポリシーを 設 定 します。そのため、プライマリドメインがシャットダウンされると、ゲストドメインは 停 止 します。さらに、プライマリドメインがシャットダウンされると、ldmd デーモンが 突 然 停 止 し、LDom 設 定 が 読 み 取 れなくなります。これらの 操 作 は、VCS の 制 御 下 になく、VCS は clean エントリポイントを 呼 び 出 すことがあります。回 避 策 : 回 避 策 はありません。VCS データベースエージェントに 関 する 制 限 事 項DB2 RestartLimit の 値依 存 関 係 のない 複 数 の DB2 リソースがすべて 同 時 に 起 動 したときには、 互 いに 干 渉 し合 ったり、 競 合 したりする 傾 向 があります。これは、DB2 に 関 する 既 知 の 問 題 です。DB2 エージェントの RestartLimit のデフォルト 値 は 3 です。この 値 を 大 きくすると、DB2リソースの 再 起 動 範 囲 が 広 がります(リソースのオンライン 化 が 失 敗 した 後 )。これにより、DB2 リソースがすべて 同 時 に 起 動 する 確 率 が 低 くなります。 [1231311]