Veritas Cluster Server リリー スノート

Veritas™ Cluster Server リリースノート: Solaris - Symantec Veritas™ Cluster Server リリースノート: Solaris - Symantec

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17.08.2015 Views

76第 1 章 Veritas Cluster Server リリースノート既 知 の 問 題グローバルゾーンからファイルシステムと 共 にゾーンの 停 止 が 試行 された 場 合 、ゾーンが 停 止 状 態 のままになる [2291200]ファイルシステムをマウント 解 除 せずにゾーンが 停 止 された 場 合 、そのゾーンは 停 止 状 態に 移 行 し、zoneadm コマンドで 停 止 されません。回 避 策 : ファイルシステムをグローバルゾーンから 手 動 でマウント 解 除 した 後 で、ゾーンを停 止 してください。VxFS の 場 合 、グローバルゾーンからのファイルシステムのマウント 解除 には、 次 のコマンドを 使 います。VxFSMountLock が 1 のときにマウント 解 除 するには、 次 のコマンドを 使 います。umount -o mntunlock=VCS /VxFSMountLock が 1 のときに 強 制 的 にマウント 解 除 するには、 次 のコマンドを 使 います。# umount -f -o mntunlock=VCS /VxFSMountLock が 0 のときにマウント 解 除 するには、 次 のコマンドを 使 います。# umount /VxFSMountLock が 0 のときに 強 制 的 にマウント 解 除 するには、 次 のコマンドを 使 います。# umount -f /ゾーンを 停 止 するには、 次 のコマンドを 使 います。# zoneadm -z haltProcess エージェントと ProcessOnOnly エージェントは 複 数 の 空白 が 含 まれる 属 性 値 を 拒 否 する [2303513]Process エージェントと ProcessOnOnly エージェントは、 複 数 の 空 白 で 区 切 られている引 数 の 属 性 値 を 受 け 入 れません。 引 数 属 性 は、プロセスの 引 数 のセットを 指 定 します。スクリプトがプロセスを 制 御 する 場 合 は、そのスクリプトが 引 数 として 渡 されます。 複 数 の 引数 を 区 切 るには、 単 一 の 空 白 を 使 用 する 必 要 があります。 引 数 の 間 に 複 数 のスペースを挿 入 したり、 属 性 の 先 頭 や 末 尾 にスペースを 挿 入 したりすることはできません。この 属 性は 80 文 字 以 内 にする 必 要 があります。回 避 策 : 引 数 の 属 性 値 を 区 切 る 場 合 には、 単 一 の 空 白 のみを 使 用 してください。 引 数 の属 性 値 の 間 の 複 数 の 空 白 や、 後 続 の 空 白 文 字 は 避 けてください。

第 1 章 Veritas Cluster Server リリースノート既 知 の 問 題77ストレージの 接 続 が 失 われた 場 合 、zpool コマンドがハングアップし、 再 ブートまでメモリに 残 る [2433609]zpool の FailMode 属 性 が continue または wait に 設 定 され、 下 位 のストレージが 利 用可 能 でなければ、zpool コマンドはハングアップし、 次 の 再 ブートまでメモリに 残 ります。これは、ディスクへのストレージの 接 続 性 が 失 われ、zpool コマンドがハングアップし、 停止 や 強 制 終 了 できない 場 合 に 起 こります。monitor エントリポイントによって 実 行 されたzpool コマンドはメモリに 残 ります。回 避 策 : この 問 題 に 対 する 推 奨 される 回 避 策 はありません。Application エージェントは、envfile が 設 定 されシェルが csh の状 態 で、ユーザーを root として 処 理 できない [2584285]Application エージェントは、envfile が 設 定 されシェルが csh の 状 態 のとき、ユーザーを root として 処 理 できません。Application エージェントは、root ユーザーに 対 してStart/Stop/Monitor/Clean の 各 プログラムを 実 行 するために、system コマンドを 使います。これにより、Start/Stop/Monitor/Clean の 各 プログラムは sh シェルで 実 行 されるため、root ユーザーに csh シェルがあり、EnvFile がそれに 応 じて 記 述 されているときに、エラーが 発 生 します。回 避 策 : root ユーザーのシェルとして csh を 設 定 しないでください。 代 わりに、root のシェルとして sh を 使 います。設 定 された MountPoint パスにスペースが 含 まれている 場 合 、Mount リソースに 対 する IMF 登 録 に 失 敗 する [2442598]Mount リソースの 設 定 された MountPoint パスにスペースが 含 まれている 場 合 、Mountエージェントはリソースを 正 しくオンラインにできますが、ONLINE 監 視 のための IMF 登録 に 失 敗 します。これは、AMF ドライバが、パス 内 のスペースをサポートしていないために 発 生 します。 先 頭 と 末 尾 のスペースはエージェントによって 処 理 され、IMF 監 視 はこうしたリソースに 対 して 実 行 できます。回 避 策 : シマンテック 社 では、パス 内 にスペースがあるリソースに 対 する IMF 監 視 をオフにすることをお 勧 めします。リソースに 対 する IMF 監 視 の 無 効 化 に 関 する 情 報 は、『VeritasCluster Server 管 理 者 ガイド』を 参 照 してください。zoneadm が 同 時 に 呼 び 出 されると、ゾーンのリソースのオフラインに 失 敗 することがある [2353542]ゾーン EP のオフラインには、ゾーンをオフラインにするために zoneadm コマンドが 使 われます。そのため、zoneadm が 複 数 のゾーンに 対 して 同 時 に 呼 び 出 されると、コマンドが失 敗 することがあります。これは、Oracle バグ 6757506 によるもので、このバグが 原 因で、zoneadm コマンドの 複 数 のインスタンス 間 で 競 合 状 態 が 発 生 し、 次 のメッセージが 表示 されます。

第 1 章 <strong>Veritas</strong> <strong>Cluster</strong> <strong>Server</strong> <strong>リリー</strong><strong>スノート</strong>既 知 の 問 題77ストレージの 接 続 が 失 われた 場 合 、zpool コマンドがハングアップし、 再 ブートまでメモリに 残 る [2433609]zpool の FailMode 属 性 が continue または wait に 設 定 され、 下 位 のストレージが 利 用可 能 でなければ、zpool コマンドはハングアップし、 次 の 再 ブートまでメモリに 残 ります。これは、ディスクへのストレージの 接 続 性 が 失 われ、zpool コマンドがハングアップし、 停止 や 強 制 終 了 できない 場 合 に 起 こります。monitor エントリポイントによって 実 行 されたzpool コマンドはメモリに 残 ります。回 避 策 : この 問 題 に 対 する 推 奨 される 回 避 策 はありません。Application エージェントは、envfile が 設 定 されシェルが csh の状 態 で、ユーザーを root として 処 理 できない [2584285]Application エージェントは、envfile が 設 定 されシェルが csh の 状 態 のとき、ユーザーを root として 処 理 できません。Application エージェントは、root ユーザーに 対 してStart/Stop/Monitor/Clean の 各 プログラムを 実 行 するために、system コマンドを 使います。これにより、Start/Stop/Monitor/Clean の 各 プログラムは sh シェルで 実 行 されるため、root ユーザーに csh シェルがあり、EnvFile がそれに 応 じて 記 述 されているときに、エラーが 発 生 します。回 避 策 : root ユーザーのシェルとして csh を 設 定 しないでください。 代 わりに、root のシェルとして sh を 使 います。設 定 された MountPoint パスにスペースが 含 まれている 場 合 、Mount リソースに 対 する IMF 登 録 に 失 敗 する [2442598]Mount リソースの 設 定 された MountPoint パスにスペースが 含 まれている 場 合 、Mountエージェントはリソースを 正 しくオンラインにできますが、ONLINE 監 視 のための IMF 登録 に 失 敗 します。これは、AMF ドライバが、パス 内 のスペースをサポートしていないために 発 生 します。 先 頭 と 末 尾 のスペースはエージェントによって 処 理 され、IMF 監 視 はこうしたリソースに 対 して 実 行 できます。回 避 策 : シマンテック 社 では、パス 内 にスペースがあるリソースに 対 する IMF 監 視 をオフにすることをお 勧 めします。リソースに 対 する IMF 監 視 の 無 効 化 に 関 する 情 報 は、『<strong>Veritas</strong><strong>Cluster</strong> <strong>Server</strong> 管 理 者 ガイド』を 参 照 してください。zoneadm が 同 時 に 呼 び 出 されると、ゾーンのリソースのオフラインに 失 敗 することがある [2353542]ゾーン EP のオフラインには、ゾーンをオフラインにするために zoneadm コマンドが 使 われます。そのため、zoneadm が 複 数 のゾーンに 対 して 同 時 に 呼 び 出 されると、コマンドが失 敗 することがあります。これは、Oracle バグ 6757506 によるもので、このバグが 原 因で、zoneadm コマンドの 複 数 のインスタンス 間 で 競 合 状 態 が 発 生 し、 次 のメッセージが 表示 されます。

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