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Veritas Storage Foundation™ Cluster File System High ... - Symantec

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<strong>Veritas</strong> <strong>Storage</strong> Foundation<strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong>Availability リリースノートSolaris6.0.1


<strong>Veritas</strong> <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong>Availability リリースノートこのマニュアルで 説 明 するソフトウェアは、 使 用 許 諾 契 約 に 基 づいて 提 供 され、その 内 容 に 同 意 する 場 合 にのみ 使 用 することができます。製 品 バージョン: 6.0.1マニュアルバージョン: 6.0.1 Rev 0著 作 権 についてCopyright © 2012 <strong>Symantec</strong> Corporation. All rights reserved.<strong>Symantec</strong>、<strong>Symantec</strong> ロゴ、<strong>Veritas</strong>、<strong>Veritas</strong> <strong>Storage</strong> Foundation、CommandCentral、NetBackup、Enterprise Vault、LiveUpdate は、<strong>Symantec</strong> Corporation または 同 社 の 米 国 およびその 他 の 国 における 関 連 会 社 の 商 標 または 登 録 商 標 です。その 他 の 会 社 名 、 製 品 名 は 各 社 の登 録 商 標 または 商 標 です。本 書 に 記 載 の 製 品 は、ライセンスに 基 づいて 配 布 され、 使 用 、コピー、 配 布 、 逆 コンパイル、リバースエンジニアリングはそのライセンスによって 制 限 されます。 本 書 のいかなる 部 分 も、<strong>Symantec</strong>Corporation とそのライセンサーの 書 面 による 事 前 の 許 可 なく、いかなる 形 式 、 方 法 であっても 複 製することはできません。本 書 は「 現 状 有 姿 のまま」 提 供 され、 商 品 性 、 特 定 目 的 への 適 合 性 、 不 侵 害 の 黙 示 的 な 保 証 を 含む、すべての 明 示 的 または 黙 示 的 な 条 件 、 表 明 、 保 証 は、この 免 責 が 法 的 に 無 効 であるとみなされない 限 り、 免 責 されるものとします。 <strong>Symantec</strong> Corporation は、 本 書 の 供 給 、 性 能 、 使 用 に 関 係 する 付 随 的 または 間 接 的 損 害 に 対 して 責 任 を 負 わないものとします。 本 書 に 記 載 の 情 報 は、 予 告 なく変 更 される 場 合 があります。ライセンス 対 象 ソフトウェアと 関 連 書 類 は、FAR 12.212 の 規 定 によって 商 業 用 コンピュータソフトウェアとみなされ、 場 合 に 応 じて、FAR 52.227-19「Commercial Computer Software - RestrictedRights」、DFARS 227.7202「Rights in Commercial Computer Software or CommercialComputer Software Documentation」、その 後 継 規 制 の 規 定 により 制 限 された 権 利 の 対 象 となります。 米 国 政 府 によるライセンス 対 象 ソフトウェアと 関 連 書 類 の 使 用 、 修 正 、 複 製 のリリース、 実 演 、表 示 または 開 示 は、 本 使 用 許 諾 契 約 の 条 項 に 従 ってのみ 行 われるものとします。


<strong>Symantec</strong> Corporation350 Ellis StreetMountain View, CA 94043http://www.symantec.com


<strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong><strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong>Availability リリースノートこの 文 書 では 以 下 の 項 目 について 説 明 しています。■■■■■■■■■■■■このリリースノートについてコンポーネント 製 品 のリリースノート<strong>Veritas</strong> <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong> Availability について<strong>Symantec</strong> Operations Readiness Tools について重 要 なリリース 情 報6.0.1 で 導 入 された 変 更 点サポートされなくなった 機 能システム 必 要 条 件修 正 済 みの 問 題既 知 の 問 題ソフトウェアの 制 限 事 項マニュアル


6第 1 章 <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong> Availability リリースノートこのリリースノートについてこのリリースノートについてこのリリースノートには Solaris 対 応 の <strong>Veritas</strong> <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong><strong>High</strong> Availability(SFCFSHA)バージョン 6.0.1 に 関 する 重 要 な 情 報 が 記 載 されています。SFCFSHA をインストールまたはアップグレードする 前 に、このリリースノートをすべてお 読 みください。リリースノートに 記 載 された 情 報 は、SFCFSHA の 製 品 マニュアルに 記 載 の 情 報 に 優 先 します。これは『<strong>Veritas</strong> <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong> Availability リリースノート』の マニュアルバージョン: 6.0.1 Rev 0 です。 始 めに、このガイドの 最 新 版 を 使 っていることを 確 認 してください。 最 新 の 製 品 マニュアルはシマンテック 社 の Web サイトで 利用 可 能 です。https://sort.symantec.com/documentsコンポーネント 製 品 のリリースノートこのリリースノートに 加 え、コンポーネント 製 品 のリリースノートを 確 認 してから 製 品 をインストールしてください。マニュアルはソフトウェアメディアの 次 の 場 所 で、PDF 形 式 で 利 用 可 能 です。/docs/product_nameシマンテック 社 は、システムの /opt/VRTS/docs ディレクトリにファイルをコピーすることを推 奨 します。このリリースには、 次 のコンポーネント 製 品 のリリースノートが 含 まれます■■『<strong>Veritas</strong> <strong>Storage</strong> Foundation リリースノート』(6.0.1)『<strong>Veritas</strong> <strong>Cluster</strong> Server リリースノート』(6.0.1)<strong>Veritas</strong> <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong>Availability についてシマンテック 社 の <strong>Veritas</strong> <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong> Availabilityは、ストレージエリアネットワーク(SAN) 環 境 で 共 有 データをサポートするために <strong>Veritas</strong><strong>Storage</strong> Foundation を 拡 張 します。 <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong>Availability を 使 うと、 複 数 のサーバーは、アプリケーションに 対 して 透 過 的 に 共 有 ストレージとファイルに 同 時 アクセスできます。<strong>Veritas</strong> <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong> Availability は、 可 用 性 とパフォーマンスの 自 動 化 とインテリジェント 管 理 も 強 化 します。


第 1 章 <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong> Availability リリースノート<strong>Symantec</strong> Operations Readiness Tools について7<strong>Veritas</strong> <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong> Availability には、 製 品 に 高可 用 性 機 能 を 追 加 する <strong>Veritas</strong> <strong>Cluster</strong> Server が 含 まれています。製 品 をインストールするには、『<strong>Veritas</strong> <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong>Availability インストールガイド』の 指 示 に 従 います。高 可 用 性 環 境 の 場 合 、<strong>Veritas</strong> <strong>Cluster</strong> Server のマニュアルを 参 照 してください。<strong>Symantec</strong> Operations Readiness Tools についてSORT(<strong>Symantec</strong> Operations Readiness Tools)は、 最 も 時 間 のかかる 管 理 タスクの 一部 を 自 動 化 して 単 純 化 する Web サイトです。SORT により、データセンターをさらに 効 率的 に 管 理 し、シマンテック 製 品 を 最 大 限 に 活 用 できるようになります。SORT によって 実 行 できるようになる 操 作 は、 次 のとおりです。次 のインストールまたはアップグレードのための 準備■■■■製 品 のインストールとアップグレートの 必 要 条 件 (オペレーティングシステムバージョン、メモリ、ディスク 容 量 、アーキテクチャを 含 む)を 一 覧 表 示 する。シマンテック 製 品 をインストールまたはアップグレードする 準 備 ができているかどうかを 判 断 するためにシステムを 分 析 する。中 央 リポジトリから 最 新 のパッチ、マニュアル、 高 可 用 性 エージェントをダウンロードする。ハードウェア、ソフトウェア、データベース、オペレーティングシステムの 最 新 の 互 換 性 リストにアクセスする。リスクの 管 理効 率 の 向 上■■■■■■中 央 リポジトリにあるパッチ、アレイ 固 有 のモジュール (ASL、APM、DDI、DDL)、 高 可 用 性 エージェントの 変 更 について 自 動 電 子 メール 通 知 を 取 得 する。システムと 環 境 におけるリスクを 識 別 して 軽 減 する。何 百 ものシマンテックエラーコードの 説 明 と 解 決 策 を 表 示 する。製 品 のバージョンとプラットフォームに 基 づいてパッチを 検 索 してダウンロードする。インストール 済 みのシマンテック 製 品 とライセンスキーを 一 覧 表 示する。環 境 をチューニングして 最 適 化 する。メモ: SORT の 機 能 の 一 部 はすべての 製 品 で 使 用 できません。SORT へは 追 加 料 金 なしでアクセスできます。SORT にアクセスするには、 次 に 移 動 してください。https://sort.symantec.com


8第 1 章 <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong> Availability リリースノート重 要 なリリース 情 報重 要 なリリース 情 報■■■6.0.1 で 導 入 された 変 更 点このリリースに 関 する 重 要 な 更 新 については、シマンテック 社 テクニカルサポート Webサイトの 最 新 TechNote を 確 認 してください。http://www.symantec.com/docs/TECH164885このリリースで 利 用 可 能 な 最 新 のパッチについては、 次 を 参 照 してください。https://sort.symantec.com/ハードウェア 互 換 性 リストには、サポート 対 象 のハードウェアについての 情 報 が 含 まれ、 定 期 的 に 更 新 されます。 サポートされているハードウェアの 最 新 情 報 については、 次 の URL を 参 照 してください。http://www.symantec.com/docs/TECH170013<strong>Storage</strong> Foundation and <strong>High</strong> Availability Solutions をインストール、またはアップグレードする 前 に、 最 新 の 互 換 性 リストをチェックして、ハードウェアとソフトウェアの互 換 性 を 確 認 してください。この 項 では <strong>Veritas</strong> <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong> Availability 6.0.1の 変 更 点 の 一 覧 を 示 します。SFHA Solutions 製 品 の 新 しいバージョニングプロセスシマンテック 社 は、ストレージ、 可 用 性 、バックアップ、アーカイブ、および 企 業 セキュリティ製 品 などの 当 社 の 異 なる 製 品 の 配 備 に 関 して、お 客 様 に 統 一 されたエクスペリエンスを提 供 するためにバージョニングプロセスの 単 純 化 を 行 いました。この 変 更 によって、 全 製品 に 3 桁 のバージョンが 付 きます。この 方 法 に 従 い、 最 新 の SFHA Solutions リリースはバージョン 6.0.1 として 利 用 可 能 です。ソフトウェアメディア 内 のマニュアルの 新 しいディレクトリの 場 所製 品 マニュアルの PDF ファイルは、ソフトウェアのメディア 内 の /docs ディレクトリに 配 置されるようになりました。/docs ディレクトリ 内 に 各 バンドル 製 品 のサブディレクトリがあり、その 製 品 固 有 のマニュアルがその 中 にあります。sfha_solutions ディレクトリに、すべての 製 品 に 適 用 されるマニュアルが 含 まれています。インストールとアップグレードに 関 する 変 更6.0.1 の 製 品 インストーラには、 次 の 変 更 点 が 含 まれています。


第 1 章 <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong> Availability リリースノート6.0.1 で 導 入 された 変 更 点9ローカルにインストールされたインストールとアンインストールのスクリプトにリリースバージョンが 含 まれる<strong>Veritas</strong> 製 品 を 設 定 するためにローカルスクリプト(/opt/VRTS/install)を 実 行 する 場 合 、インストールされたスクリプトの 名 前 にリリースバージョンが 含 まれるようになりました。メモ: インストールメディアから <strong>Veritas</strong> 製 品 をインストールする 場 合 は、 引 き 続 きリリースバージョンを 含 まない installsfcfsha コマンドを 実 行 してください。インストールされたバイナリからスクリプトを 実 行 するには、installsfcfshaコマンドを 実 行 します。 はピリオドやスペースを 含 まない 現 在 のリリースバージョンです。たとえば、 製 品 の 6.0.1 バージョンを 設 定 するには、 次 のコマンドを 実 行 します。# /opt/VRTS/install/installsfcfsha601 -configureディスクグループの VxVM プライベートリージョンバックアップの 事前 点 検 (アップグレード 実 施 前 )インストーラは、アップグレード 実 施 前 に、VxVM プライベートリージョン 内 にあるすべてのディスクグループの 設 定 ファイルの 最 近 のバックアップが /etc/vx/cbr/bk ディレクトリに 保 存 されていることを 検 証 します。 保 存 されていない 場 合 は、 警 告 メッセージが 表 示されます。警 告 : /etc/vx/cbr/bk ディレクトリをバックアップします。Solaris 11 自 動 インストーラのサポートOracle Solaris Automated Installer(AI)を 使 って、ネットワークの 複 数 のクライアントシステムで Solaris 11 のオペレーティングシステムをインストールできます。AI は x86 とSPARC システム 両 方 でハンズフリーインストール( 手 動 操 作 のない 自 動 インストール)を実 行 します。また、AI メディア(Oracle の Web サイトからダウンロード 可 能 な、Oracle の提 供 するブート 可 能 な AI のイメージ)を 使 用 して、 単 一 の SPARC または x86 プラットフォームに Oracle Solaris OS をインストールできます。いずれの 場 合 も、インストールを完 了 するにはネットワーク 上 にパッケージのリポジトリへのアクセスが 必 要 です。追 加 のインストール postcheck オプションpostcheck オプションが 追 加 の 検 査 を 含 むように 拡 張 されました。インストーラのインストール 後 チェックオプションを 使 用 することで、 次 の 検 査 を 実 行 できます。


10第 1 章 <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong> Availability リリースノート6.0.1 で 導 入 された 変 更 点■ すべての 製 品 に 対 する 全 般 的 な 検 査 。■ VM(Volume Manager)の 検 査 。■ FS(ファイルシステム)の 検 査 。■ CFS(<strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong>)の 検 査 。チューニングファイルテンプレートのサポートインストーラを 使 って、チューニングファイルテンプレートを 作 成 できます。-tunables オプションを 指 定 してインストーラを 開 始 すると、サポート 対 象 のすべてのチューニングパラメータのリスト、チューニングファイルテンプレートの 場 所 が 表 示 されます。コーディネーションポイントサーバー 設 定 に 関 するインストーラのサポートインストーラで -configcps オプションを 使 用 して CP サーバーを 設 定 できるようになりました。CP サーバーを 設 定 するこの 機 能 は、インストーラに 組 み 込 まれるようになりました。以 前 のバージョンでは、CP サーバーを 設 定 するには configure_cps.pl スクリプトを 使う 必 要 がありました。応 答 ファイルを 生 成 して、CP サーバーを 設 定 することもできます。インストーラで-responsefile '/tmp/sample1.res' オプションを 使 って CP サーバーを 設 定 できるようになりました。詳 しくは、『<strong>Veritas</strong> <strong>Cluster</strong> Server インストールガイド』を 参 照 してください。デバイスのサポートに 関 連 する 変 更このリリースでは、<strong>Veritas</strong> Dynamic Multi-Pathing(DMP)は Solaris x86_64 上 でFusion-io デバイスをサポートします。SFCFSHA(<strong>Veritas</strong> <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong>Availability)に 関 する 変 更SFCFSHA の 6.0.1 には、 次 の 変 更 点 が 含 まれています。<strong>Veritas</strong> Volume Manager に 関 する 変 更6.0.1 の <strong>Veritas</strong> Volume Manager(VxVM)には、 次 の 変 更 点 が 含 まれています。ストレージ 割 り 当 ての 制 御 とボリュームインテントの 管 理 のための vxassist の拡 張このリリースでは、vxassist コマンドが 拡 張 され、ボリューム 割 り 当 てとインテント 管 理 の柔 軟 性 と 制 御 が 向 上 しています。


第 1 章 <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong> Availability リリースノート6.0.1 で 導 入 された 変 更 点11次 の 点 が 拡 張 されています。■新 しい 事 前 定 義 済 みのディスククラスの 豊 富 なセット。利 用 可 能 なストレージの 特 性 を 包 括 的 に 扱 う 新 しいディスククラス。これらのディスクのプロパティは 自 動 的 に 検 出 されます。これらのディスククラスを 使 い、 割 り 当 て 対 象として 必 要 なストレージの 種 類 を 選 択 できます。■ 事 前 定 義 済 みのディスククラスのエイリアスの 名 前 を 定 義 できる 機 能 。管 理 しやすいように、 短 い 名 前 やユーザーにわかりやすい 名 前 を 付 けてエイリアスをカスタマイズできます。■ミラーやストライプの 制 限 および 分 離 のためにサポートされる 事 前 定 義 済 みのディスククラスの 優 先 順 位 を 変 更 する 機 能 。ミラーやストライプの 制 限 および 分 離 のためにサポートされる 事 前 定 義 済 みのディスククラスの 優 先 順 位 をカスタマイズできます。ミラーまたはストライプ 操 作 の 際 に、カスタムの 優 先 順 位 で 指 定 済 みのディスククラスに 高 い 優 先 順 位 が 与 えられます。■ 新 しいディスククラスを 定 義 する 機 能 。特 定 の 基 準 を 満 たすディスクにユーザー 定 義 のプロパティを 関 連 付 けることができます。この 機 能 を 使 うことで、デバイスの 分 類 またはグループ 化 をカスタマイズできます。これらのカスタムのディスククラスを 使 い、ストレージの 選 択 を 指 定 できます。■ ディスクを 正 確 に 選 択 するための 新 しい 文 。新 しく use 文 、require 文 が 追 加 されたことで、 目 的 通 りのディスクプロパティのセットを 詳 細 に 定 義 した 中 からストレージを 選 択 できます。require 型 の 文 は、 指 定 したすべてのプロパティに 一 致 する 共 通 集 合 のセットからディスクを 選 択 します。use 型 の文 は、 指 定 したプロパティの 少 なくとも 1 つに 一 致 する 和 集 合 のセットからディスクを選 択 します。use 制 約 と require 制 約 は、ディスクグループバージョン 180 以 降 、デフォルトで 永 続 的 に 設 定 されています。■ボリュームインテントのための 管 理 コマンド。use 型 と require 型 の 永 続 的 なインテントを 管 理 するためにボリュームインテント 管理 コマンドを 使 います。ボリュームの 作 成 後 、ボリュームの use インテントと requireインテントを 設 定 、 消 去 、 更 新 、 一 覧 表 示 できます。vxassist とこれらの 拡 張 について 詳 しくは、『<strong>Veritas</strong> <strong>Storage</strong> Foundation 管 理 者 ガイド』と vxassist(1M)のマニュアルページを 参 照 してください。CVM 耐 性 機 能CVM(<strong>Cluster</strong> Volume Manager)は、クラスタをサポートするために、ストレージの 接 続エラーに 対 してより 高 い 耐 性 を 持 つ 新 しい 機 能 を 導 入 しました。これらの 機 能 はこのリリースによって 作 成 されるディスクグループに 使 用 できます。 既 存 のディスクグループを、この機 能 をサポートできるバージョン(CVMプロトコルバージョンは 120 以 上 、ディスクグループバージョンは 180 以 上 )にまでアップグレードする 必 要 があります。このリリースは CVM に 次 の 拡 張 を 含 んでいます。


12第 1 章 <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong> Availability リリースノート6.0.1 で 導 入 された 変 更 点■ノードは、すべての 共 有 ストレージへのローカルアクセス 権 を 持 っていない 場 合 でもクラスタに 参 加 できます。この 動 作 により、オフラインのノードでもクラスタに 再 参 加 できます。 同 様 にノードは、ストレージへのローカルエラーがあっても 共 有 ディスクグループをインポートできます。この 機 能 はデフォルトでは 無 効 になっています。この 動 作 を 有 効 にするには、asymmetric に storage_connectivity チューニングパラメータを 設 定 します。この 動 作 はディスク 切 断 ポリシーまたは ioship ポリシーの 影 響 を 受 けません。メモ: クラスタ 耐 性 機 能 は 一 時 エラーの 処 理 を 目 的 としています。できるだけ 早 く 接 続をリストアしてください。■ ネットワーク 経 由 でのアプリケーション I/O のリダイレクト(I/O 転 送 )エラーがすべてのノードに 影 響 しない 場 合 は、CVM はストレージへのアクセスがあるノードにアプリケーション I/O をネットワーク 経 由 でリダイレクトできます。この 動 作 は、ストレージ 接 続 性 のエラーが 起 きた 場 合 にもアプリケーション I/O を 有 効 化 します。デフォルトでは、I/O 転 送 は 無 効 です。I/O 転 送 を 有 効 にするには、ディスクグループの on に ioship チューニングパラメータを 設 定 します。■スナップショットの 可 用 性DCO(Data Change Object)を 更 新 するための 内 部 I/O。ノードがこれらのオブジェクトへの 接 続 を 失 った 場 合 、CVM はアクセスがあるノードに内 部 I/O ネットワーク 経 由 でリダイレクトします。この 動 作 はデフォルトでオンになっています。ディスク 切 断 ポリシーまたは ioship ポリシーの 影 響 は 受 けません。インスタントスナップの DCO(データ 変 更 オブジェクト)のアップグレードインスタントスナップ DCO(データ 変 更 オブジェクト: 旧 バージョン 20 DCO)は、VxVM ボリュームのインスタントスナップショットの 作 成 をサポートします。リリース 6.0 以 降 、インスタント DCO の 内 部 形 式 が 変 わります。インスタントスナップ DCO と DCO ボリュームをアップグレードし、VxVM の 最 新 版 との 互 換 性 を 確 保 します。アップグレード 操 作 はボリュームがオンラインの 間 、 実 行 できます。アップグレード 操 作 は、バージョン 0 DCO からのアップグレードをサポートしません。『<strong>Veritas</strong> <strong>Storage</strong> Foundation 管 理 者 ガイド』と vxsnap(1M)マニュアルページを 参 照してください。Dynamic Reconfiguration ツールDynamic Multi-Pathing は Dynamic Reconfiguration ツールを 提 供 します。DynamicReconfiguration ツールは 対 話 的 なツールであり、LUN または HBA の 動 的 再 設 定 を自 動 化 します。Dynamic Reconfiguration には 再 ブートを 必 要 としない LUN の 追 加 、削 除 、 置 換 、 特 定 の HBA の 置 換 が 含 まれています。Dynamic Reconfiguration ツー


第 1 章 <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong> Availability リリースノート6.0.1 で 導 入 された 変 更 点13ルによって 処 理 が 簡 略 化 されるため、DMP とオペレーティングシステム 関 連 コマンドの 複雑 なセットは 必 要 ありません。複 数 の Solaris I/O ドメイン 内 の DMP のサポートこのリリースでは、DMP メタノードを Oracle VM サーバー 環 境 のゲストドメインに 直 接 エクスポートできます。 制 御 ドメインと 代 替 I/O ドメイン 内 で DMP を 有 効 にできます。 詳 しくは、『<strong>Veritas</strong> <strong>Storage</strong> Foundation and <strong>High</strong> Availability Solutions 仮 想 化 ガイド』を参 照 してください。Fusion-io ioDrive と ioDrive2 の DMP サポートこのリリースでは Fusion-io ioDrive と ioDrive2 の DMP サポートが 導 入 されています。<strong>Veritas</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> に 関 する 変 更6.0.1 の <strong>Veritas</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> には、 次 の 変 更 点 が 含 まれています。glmstat コマンドでの GLM キャッシュメモリ 使 用 状 況 情 報 の 表 示glmstat -M コマンドを 使 い、GLM キャッシュメモリの 使 用 状 況 情 報 を 表 示 できます。詳 しくは、glmstat(1M)マニュアルページを 参 照 してください。vxfsstat コマンドは 固 定 されたメモリのカウンタ 情 報 を 表 示 できるvxfsstat -m コマンドを 使 用 して、 固 定 されたメモリのカウンタ 情 報 を 表 示 できます。詳 しくは、vxfsstat(1M)マニュアルページを 参 照 してください。SmartTier はファイルを 圧 縮 または 圧 縮 解 除 できるSmartTier はリロケーション 中 にファイルを 圧 縮 または 圧 縮 解 除 できます。また、 階 層 全体 のインプレース 圧 縮 または 圧 縮 解 除 を 実 行 できます。『 管 理 者 ガイド』を 参 照 してください。SFDB ツールと 関 連 した 変 更以 下 では、6.0.1 での SFDB(<strong>Storage</strong> Foundation for Databases)ツールと 関 連 した 変更 について 説 明 します。p.14 の 「Oracle 用 の FlashSnap を 使 ったゴールデンイメージスナップショットの 作 成 のサポート」 を 参 照 してください。p.14 の 「Oracle の VVR セタンダリサイトでの Flashsnap のサポート」 を 参 照 してください。p.14 の 「Oracle 用 の 圧 縮 アドバイザツールの 導 入 」 を 参 照 してください。


14第 1 章 <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong> Availability リリースノート6.0.1 で 導 入 された 変 更 点Oracle 用 の FlashSnap を 使 ったゴールデンイメージスナップショットの 作 成 のサポートこのリリースでは、SFDB ツールは Oracle データベース 用 の FlashSnap を 使 ったゴールデンイメージスナップショットの 作 成 をサポートします。オンラインモードのサードミラーブレークオフタイプのスナップショット(データベースインスタンスのオンライン FlashSnap スナップショット)には、データベースインスタンスのクローンを 作 成 するために 必 要 なすべての 情 報 が 含 まれます。これは、クローンデータベースインスタンスを 作 成 するためのテンプレートとして 機 能 します。そのため、1 つのFlashSnap スナップショットを 割 り 当 てることで、1 つ 以 上 のクローンインスタンスを 作 成 するためのマスターコピーとして 使 うことができます。FlashSnap イメージから 作 成 されるクローンインスタンスは「ゴールデンイメージ」と 呼 ばれ、マスターまたはゴールデンイメージの 増 分 コピーです。これらは 操 作 の FlashSnap イメージに 依 存 します。Oracle の VVR セタンダリサイトでの Flashsnap のサポートこのリリースでは、SFDB ツールは Oracle データベースの VVR セタンダリサイトでFlashsnap 操 作 をサポートします。オンラインモードのスナップショット( 従 来 のサードミラーブレークオフのスナップショット)は VVR レプリケーション 環 境 でサポートされます。また、 複 数 のセタンダリサイトのサポートが 追 加 されました。VVR 環 境 のオンラインモードのスナップショット 用 に、プライマリサイトとセタンダリサイトのアクティビティを 同 期 するために IBC(In-Band Control)メッセージが 使 われます。スナップショットは VVR セタンダリサイトから 開 始 されます。Oracle 用 の 圧 縮 アドバイザツールの 導 入このリリースでは、SFDB ツールは Oracle データベース 用 に 圧 縮 アドバイザツールを 提供 します。<strong>Veritas</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong>(VxFS)は 下 位 のアプリケーションに 対 して 透 過 的 なファイルを 個 別に 圧 縮 できる vxcompress ユーティリティを 提 供 します。 圧 縮 ファイルを 読 み 込 むアプリケーションは、メモリのみで 圧 縮 解 除 される 圧 縮 解 除 データを 自 動 的 に 受 信 し、ディスク上 でデータの 一 部 は 圧 縮 解 除 された 状 態 のままになります。 圧 縮 ファイルに 書 き 込 むアプリケーションでは、ファイルの 一 部 はディスク 上 で 圧 縮 解 除 されます。圧 縮 アドバイザは、Oracle の 単 一 インスタンスと Oracle RAC 環 境 の Oracle データベースファイル 用 の 拡 張 圧 縮 機 能 を 提 供 します。 /opt/VRTS/bin ディレクトリに 存 在 するCompression Advisor のコマンド sfae_comp_adm は、DBA ユーザーが 実 行 してください。レプリケーションと 関 連 する 変 更<strong>Veritas</strong> <strong>Storage</strong> Foundation and <strong>High</strong> Availability Solutions 6.0.1 は、レプリケーションと 関 連 する 次 の 変 更 を 含 んでいます。


第 1 章 <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong> Availability リリースノート6.0.1 で 導 入 された 変 更 点15詳 細 なロックと 最 適 化 による VVR の CPU 使 用 率 の 向 上CPU 使 用 率 が、VVR ロックとコード 最 適 化 によって 低 減 します。I/O スループットは、I/O処 理 がより 高 速 になるため 向 上 します。VVR の 圧 縮 エンジンでの CPU 使 用 率 の 向 上 とメモリの 最 適 化圧 縮 が 有 効 にされている 間 の CPU 使 用 率 が 低 減 します。CPU 占 有 域 の 削 減 は、 事 前割 り 当 てメモリの 最 適 化 によって 実 現 し、 圧 縮 ウィンドウサイズとメモリレベルの 変 更 によって、 最 適 な 圧 縮 パフォーマンスが 提 供 されます。TCP プロトコルでの VVR レプリケーションパフォーマンスの 機 能 強 化レプリケーションのスループットが、 次 の 機 能 強 化 の 導 入 によって 全 般 的 に 向 上 しました。■■■VVR 層 での I/O 調 整 の 実 装 による TCP ネットワーク 帯 域 幅 使 用 率 の 向 上 (UDP プロトコルには 適 用 されない)。SRL リードバックでの RVG 間 のメモリの 競 合 を 避 けるための RVG リードバックメモリプールの 活 用 。SRL からデータを 読 み 込 む 個 別 のリードバックスレッド。この 機 能 はデフォルトでは 無効 になっています。クラスタ 化 ストレージ 環 境 での VVR データボリュームエラー 発 生 時 の CVM I/O転 送 フレームワークによる 耐 性 の 向 上データボリュームエラーの 発 生 時 に、SRL への 書 き 込 みが、I/O のエラーのためにデータボリュームにも 書 き 込 まれないことがあります。データの 整 合 性 を 保 つため、この 書 き 込みはデータボリュームにフラッシュされます。 以 前 のリリースでは、ストレージ 接 続 があるノードから 書 き 込 みをフラッシュする 機 能 がなく、データの 整 合 性 が 損 なわれるのを 避 けるため、データボリュームはクラスタ 全 体 で 切 断 されていました。I/O 転 送 フレームワークを 使 うことで、 転 送 中 の I/O(I/O は SRL でフラッシュするが、データボリュームには 書 き込 まない 状 態 )は、ストレージ 接 続 があるノードに 転 送 されるようになり、データボリュームに 書 き 込 まれます。その 結 果 、データボリュームの 整 合 性 か 保 たれ、ストレージ 接 続 があるすべてのノード 上 で 利 用 できるようになります。LLT への 変 更このリリースには、LLT への 次 の 変 更 が 含 まれています。/etc/llttab ファイルの peerinact の 値 の 設 定シマンテック 社 は、peerinact の 値 を 0 に 設 定 しないことを 推 奨 します。peerinact の 無限 タイムアウト 機 能 を 設 定 するため、peerinact を 大 きい 値 に 設 定 してください。サポート対 象 の 値 の 範 囲 は 1 から 2147483647 までです。


16第 1 章 <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong> Availability リリースノートサポートされなくなった 機 能I/O フェンシングに 関 する 変 更ここでは、I/O フェンシングに 関 するこのリリースでの 新 機 能 と 変 更 点 について 説 明 します。CoordPoint エージェントの 拡 張CoordPoint エージェントは、VxVM 管 理 コマンドの 不 注 意 な 実 行 によるコーディネータディスクグループからのディスクの 削 除 や、ディスクの VxVM プライベートリージョンの 破損 など、コーディネータディスクグループの 構 成 の 変 更 を 監 視 します。エージェントは CoordPoint リソースの 詳 細 な 監 視 を 実 行 し、 障 害 を 報 告 します。ユーザーはこのリリースで 導 入 された LevelTwoMonitorFreq 属 性 を 設 定 することで、 詳 細 な監 視 の 頻 度 を 調 整 できます。たとえば、この 属 性 に 5 を 設 定 すると、エージェントは 5 番目 の 監 視 サイクルごとにコーディネータディスクグループの 構 成 を 監 視 します。CoordPoint エージェントについて 詳 しくは、『<strong>Veritas</strong> <strong>Cluster</strong> Server 付 属 エージェントリファレンスガイド』を 参 照 してください。スクリプトベースのインストーラを 使 った CoordPoint エージェントの 設 定 と、コーディネータディスクを 監 視 するための CoordPoint エージェントの 手 動 設 定 については、『<strong>Veritas</strong><strong>Cluster</strong> Server インストールガイド』を 参 照 してください。クラスタがオンラインのときの I/O フェンシングコーディネータディスクまたはコーディネータディスクグループの 置 き 換 えについては、『<strong>Veritas</strong> <strong>Cluster</strong> Server 管 理 者 ガイド』を 参照 してください。サポートされなくなった 機 能SFCFSHA 製 品 のこのリリースでは、 次 の 機 能 がサポートされません。■fsppmk コマンドは 非 推 奨 です。SmartTier 配 置 ポリシーの 作 成 には 使 えなくなりました。サポート 対 象 外 となった <strong>Veritas</strong> SFDB(<strong>Storage</strong> Foundation forDatabases)ツールの 機 能SFDB(<strong>Storage</strong> Foundation for Databases)ツールの 次 の 機 能 は、このリリースではサポートされなくなりました。■■■FlashSnap の 逆 再 同 期チェックポイントポリシーとチェックポイントクォータクローンとロールバックの 対 話 モード


第 1 章 <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong> Availability リリースノートシステム 必 要 条 件17<strong>Cluster</strong> Volume Manager(CVM)は Sun クラスタではもはやサポートされないシステム 必 要 条 件このリリースでは、<strong>Cluster</strong> Volume Manager(CVM)はもはやSun をサポートしません。ここでは、このリリースのシステムの 必 要 条 件 について 説 明 します。サポート 対 象 の Solaris オペレーティングシステムここでは、このリリースの <strong>Veritas</strong> 製 品 のサポート 対 象 オペレーティングシステムを 一 覧 表示 します。表 1-1 では、このリリースのサポート 対 象 のオペレーティングシステムを 示 しています。表 1-1サポート 対 象 のオペレーティングシステムオペレーティングシステムSolaris 10Solaris 10Solaris 11Solaris 11レベルアップデート 8、9、10アップデート 8、9、10SRU1 以 降SRU1 以 降チップセットSPARCx86SPARCx86<strong>Veritas</strong> <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong> Availability のハードウェア 必 要 条 件次 のハードウェア 必 要 条 件 は <strong>Veritas</strong> <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong>Availability に 適 用 されます。表 1-2要 求メモリCPU<strong>Veritas</strong> <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong> Availability のハードウェア 必 要 条 件説 明2 GB。最 低 2 つの CPU。


18第 1 章 <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong> Availability リリースノートシステム 必 要 条 件要 求ノード(Node)共 有 ストレージファイバーチャネルスイッチクラスタプラットフォーム説 明クラスタのすべてのノードに 同 じ CPU アーキテクチャがある 限 り、<strong>Veritas</strong> <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong>Availability は Solaris 10 SPARC オペレーティングシステムの混 合 クラスタ 環 境 をサポートします。共 有 ストレージは、クラスタのノードに 直 接 、または Fibre ChannelSwitch を 経 由 して 接 続 された、1 つ 以 上 の 共 有 ディスクまたはディスクアレイです。ノードはローカル I/O チャネル 上 に 非 共 有(ローカル)のデバイスを 持 つこともできます。 /、/usr、/var などのシステムパーティションはローカルデバイス 上 に 持 つことをお勧 めします。クラスタの 各 ノードは、 共 有 ストレージデバイスにアクセスするために、Fibre Channel I/O チャネルを 持 つ 必 要 があります。FibreChannel ファブリックのプライマリコンポーネントは Fibre Channelスイッチです。SFCFSHA(<strong>Veritas</strong> <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong><strong>High</strong> Availability)のクラスタ 内 のノードとして 機 能 できるハードウェアプラットフォームが 複 数 あります。『<strong>Veritas</strong> <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong>Availability リリースノート』を 参 照 してください。クラスタが 正 常 に 動 作 するには、すべてのノードの 時 刻 がそろっている 必 要 があります。NTP(Network Time Protocol)デーモンを 実 行 しない 場 合 は、クラスタに 属 するすべてのシステムの 時刻 が 同 期 されていることを 確 認 します。データベース 環 境 でサポートされる <strong>Storage</strong> Foundation for Databasesの 機 能<strong>Storage</strong> Foundation for Databases(SFDB) 製 品 の 機 能 は、 次 のデータベース 環 境 でサポートされます。表 1-3データベース 環 境 でサポートされる SFDB 機 能<strong>Veritas</strong> <strong>Storage</strong> Foundation機 能DB2OracleOracleRACSybaseSybaseASE CEOracle Disk ManagerいいえはいはいいいえいいえCached Oracle Disk ManagerいいえはいいいえいいえいいえQuick I/Oはいはいはいはいはい


第 1 章 <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong> Availability リリースノートシステム 必 要 条 件19<strong>Veritas</strong> <strong>Storage</strong> Foundation機 能DB2OracleOracleRACSybaseSybaseASE CECached Quick I/Oはいはいはいはいはい同 時 I/Oはいはいはいはいはい<strong>Storage</strong> CheckpointはいはいはいはいはいFlashsnapはいはいはいはいはいSmartTierはいはいはいはいはいDatabase <strong>Storage</strong> Checkpointいいえはいはいいいえいいえメモ: エンタープライズライセンスが 必 要Database FlashSnapいいえはいはいいいえいいえメモ: エンタープライズライセンスが 必 要SmartTier for Oracleいいえはいはいいいえいいえメモ: エンタープライズライセンスが 必 要メモ:■■SmartTier は Dynamic <strong>Storage</strong> Tiering(DST)を 拡 張 し、 名 前 を 変 更 したものです。<strong>Storage</strong> Foundation for Databases(SFDB)ツールの Database Checkpoints、Database Flashsnap、SmartTier for Oracle は、エンタープライズ 製 品 のライセンスでのみサポートされます。サポートされている <strong>Storage</strong> Foundation 製 品 と 単 一 インスタンス Oracle のバージョンの 最 新 情 報 については、 次 を 参 照 してください。http://www.symantec.com/docs/DOC4039ハードウェアとソフトウェアの 互 換 性 を 確 認 するには、 現 在 の Oracle マニュアルを 確 認 してください。ディスク 領 域 の 必 要 条 件<strong>Veritas</strong> <strong>Storage</strong> Foundation 製 品 をインストールする 前 に、システムに 十 分 な 空 きディスク 領 域 があることを 確 認 してください。


20第 1 章 <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong> Availability リリースノート修 正 済 みの 問 題十 分 な 領 域 があるかどうかを 判 断 するには、[プレインストールチェックの 実 行 (Performa Pre-Installation Check)](P)メニューまたは 製 品 インストーラの -precheck オプションを 使 います。# ./installer -precheckサポートされるノードの 数修 正 済 みの 問 題SFCFSHA では、 最 大 64 ノードのクラスタ 設 定 がサポートされます。ここでは、このリリースで 修 正 されたインシデントについて 説 明 します。インストールとアップグレードに 関 連 した 解 決 済 みの 問 題ここでは、インストールとアップグレードに 関 連 していて、このリリースで 解 決 されたインシデントについて 記 します。表 1-4インシデント262707625267092088827インストールとアップグレードに 関 連 した 解 決 済 みの 問 題説 明クロック 同 期 問 題 があると 不 正 確 なサーバー 名 が 表 示 されることがあります。5.1SP1 から 6.0 にアップグレードした 後 、DMP-OSN のチューニングパラメータ 値 が 永 続 化 されません。製 品 の 移 行 時 に、インストーラがディスク 容 量 の 使 用 を 過 大 予 想 します。<strong>Veritas</strong> <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong> Availability の 修正 済 みの 問 題ここでは、このリリースの <strong>Veritas</strong> <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong>Availability で 修 正 されたインシデントについて 説 明 します。表 1-5インシデント2703747<strong>Veritas</strong> <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong> Availability の修 正 済 みの 問 題説 明ログの 再 生 に 時 間 を 要 するため、CFS のフェールオーバーには最 大 20 分 間 かかります。


第 1 章 <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong> Availability リリースノート修 正 済 みの 問 題21インシデント2684573説 明いくつかのチェックポイントが 削 除 されると、VRTScavf パッケージに 対 する cfsumount(1M) コマンドのパフォーマンスが 低 下 します。<strong>Veritas</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> の 修 正 済 みの 問 題このセクションでは、このリリースの <strong>Veritas</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> で 修 正 されたインシデントについて 説 明 します。表 1-6インシデント283847127648612753944273591227123922709869268457326746392670022<strong>Veritas</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> の 修 正 済 みの 問 題説 明お 客 様 のユースケースをサポートするため、rstchown マウントオプションを 追 加 する 必 要 があります。vxcompress による 圧 縮 解 除 でクォータ 制 限 が 無 視 されます。ファイル 作 成 スレッドがハングすることがあります。fsppadm enforce を 使 った 階 層 再 配 置 のパフォーマンスが、 多数 のファイルを 移 動 するときに 低 下 します。VxFS でスレッドがハングします。vx_free() で fiostat の 解 放 を 試 みたときに、システムが redzone違 反 でパニックします。いくつかのチェックポイントが 削 除 されると、VRTScavf パッケージに 対 する cfsumount(1M) コマンドのパフォーマンスが 低 下 します。- p オプションを 指 定 して cp(1) コマンドを 実 行 する 場 合 、FCL(<strong>File</strong> Change Log) 機 能 が 有 効 になっているファイルシステムでは 失 敗 することがあります。 次 のエラーメッセージが 表 示 されます:cp: 「file_name」の 権 限 を 設 定 中 (setting permissions for'file_name'): 入 出 力 エラー(Input/output error)cp:「file_name」の 権 限 を 保 存 中 (preserving permissions for'file_name'): 使 用 可 能 なデータはありません(No dataavailable)。重 複 したファイル 名 がディレクトリ 内 にある 場 合 があります。


22第 1 章 <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong> Availability リリースノート修 正 済 みの 問 題インシデント26557882651922260016825973472583197256687525594502536130227207220869021529708説 明CDS(cross-platform data sharing)を 使 用 して、32,000 以 上の nlink を 持 つファイルシステムを 変 換 すると、vx_maxlink および maxlink_enable チューニングパラメータが 更 新 されません。VxFS ファイルシステム 上 での ls -l コマンドの 実 行 速 度 が 遅 く、CPU 使 用 率 が 高 くなります。cp_vxfs コマンドの -p オプションは、Solaris では 正 しく 動 作 しません。1 つのデバイスレコードのみ 破 損 しており、レプリカは 破 損 していない 場 合 、fsck はコアダンプを 出 力 しないはずです。パーティションディレクトリおよび <strong>Storage</strong> Checkpoints が 存 在するファイルシステムでディスクレイアウトバージョン 8 を 9 にアップグレードすると、 読 み 取 り 専 用 ファイルシステムであるとのエラーメッセージが 返 されることがあります。クォータ 限 度 を 超 過 する write(2) 操 作 が、ユーザーのクォータ限 度 に 達 する 前 に、EDQUOT エラー(ディスククオータ 超 過 )で失 敗 します。コマンド fsck_vxfs (1m) は、SEGV_ACCERR エラーでコアダンプを 出 力 することがあります。FCL が 有 効 になっている 場 合 、fscdsconv が 特 定 のプラットフォーム 間 での FS 変 換 に 失 敗 します。VCS エンジンの HAD が 応 答 しなかったため、GAB がボックスでパニックを 発 生 させます。lobolt が 折 り 返 します。Spinlock が vxfs の spinlock で 長 時 間 保 持 され、 多 くの 競 合 が生 じます。vxrepquota の 出 力 に 形 式 の 問 題 があります。<strong>Veritas</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong>: 6.0 RP1 の 修 正 済 みの 問 題ここでは、<strong>Veritas</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> 6.0 RP1 で 解 決 したインシデントについて 説 明 します。表 1-7<strong>Veritas</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> 6.0 RP1 の 修 正 済 みの 問 題修 正 済 みの問 題2679361説 明I18N-level0 環 境 では、ネットワークカスタマイズの 画 面 に NIC が 表 示 されません。


第 1 章 <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong> Availability リリースノート修 正 済 みの 問 題23修 正 済 みの問 題267809626637502660761265578626557542653845264693626454412645435264511226451092645108263095426307542624459261388426090022600168説 明カウント 値 が 0 のとき、fiostat コマンドによりコアダンプが 出 力 されます。cvm 耐 性 シナリオで 完 全 なストレージの 障 害 が 発 生 した 後 、エンジンログにメッセージが 出 力 されます。クラスタをマウントしたファイルシステムで、SmartMove 機 能 の 実 行 中 にメモリ 破 損が 検 出 されます。共 有 エクステントは、レプリケーションプロセスでは 共 有 としては 転 送 されません。スピンロックの 割 り 込 みレベルが 正 しくないため、デッドロックが 発 生 し、その 時 点で、 遅 延 した 割 り 当 てリストがロックされます。-r と -R オプションを 指 定 して fsckptadm(1M) コマンドを 実 行 すると、 相 互 排 他 的な 2 つのオプションが 同 時 に 実 行 されます。ソースファイルシステムに 共 有 エクステントが 存 在 すると、レプリケーションプロセスによりコアダンプが 出 力 されます。ネーティブのファイルシステムが vxfs ディスクレイアウトバージョン 8 に 移 行 されました(レイアウトバージョン 9 がデフォルトです)。fsmap(1M) コマンドの 実 行 中 、エラーメッセージ UX:vxfs fsmap: ERROR:V-3-27313 が 表 示 されました。共 有 の 圧 縮 済 みエクステントにマッピングされた 通 常 のファイルで 書 き 込 み 操 作 を実 行 すると、 破 損 が 生 じます。vxfilesnap コマンドの 実 行 が 成 功 した 場 合 で、filesnap 操 作 を 行 った 後 、 短 時 間のうちにソースファイルが 削 除 されると、 対 象 ファイルが 破 損 して、スーパーブロックの VX_FULLFSCK フラグが 設 定 されることがまれにあります。特 定 の 場 合 には、 最 終 割 り 当 てエクステントとして 共 有 エクステントを 所 有 する 通 常のファイルに 書 き 込 みを 行 うと、EIO エラーが 発 生 することがあります。内 部 CFS ストレス 再 構 成 テスト 中 に fsck(1M) コマンドが 終 了 します。Solaris x86 の 64 ビット vxfsutil.so が 読 み 込 まれません。DMAPI を 使 ってパーティションディレクトリのリストを 作 成 すると、すべてのエントリが 出 力 されません。リカバリ 後 、メタデータの 破 損 が 検 出 されることがあります。重 複 排 除 セッションが 完 了 していません。cp_vxfs コマンドの -p オプションは、Solaris では 正 しく 動 作 しません。


24第 1 章 <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong> Availability リリースノート修 正 済 みの 問 題修 正 済 みの問 題259959025831972563251255209525361302389318説 明fsadm(1M) コマンドを 使 って DLV5 ファイルシステムの 拡 張 または 縮 小 を 行 うと、システムパニックが 引 き 起 こされます。ファイルシステムをバージョン 8 から 9 にアップグレードすると、パーティションディレクトリとクローンの 表 示 に 失 敗 します。fsmigadm "commit/status" エラーメッセージはクリアする 必 要 があります。fsadm(1M) コマンドを 使 ってファイルシステムを 再 構 成 しているときにシステムがパニックを 引 き 起 こすことがあります。破 損 したファイルシステムや VxFS 以 外 のファイルシステムの 変 換 に fscdsconv(1M)コマンドを 使 うと、コアが 生 成 されます。小 さいファイルシステムで 遅 延 した 割 り 当 てを 有 効 にするとファイルシステムが 無 効になることがあります。<strong>Veritas</strong> Volume Manager の 修 正 済 みの 問 題このセクションでは、このリリースの <strong>Veritas</strong> Volume Manager で 修 正 されたインシデントについて 説 明 します。 このリストには <strong>Veritas</strong> Volume Replicator と <strong>Cluster</strong> VolumeManager の 修 正 済 みの 問 題 が 記 載 されています。表 1-8インシデント28380592832784282695828188402815517<strong>Veritas</strong> Volume Manager の 修 正 済 みの 問 題説 明vol_rv_update_expected_pos で VVR セカンダリのパニックが発 生 します。GUI からテンプレートファイルを 適 用 した 後 、ESX でパニックが発 生 しました。pwwn の 数 が、vxdmpadm list dmpnodedmpnodename=dmpnode name コマンドの 出 力 で 表 示 されません。権 限 をサポートし「root:non-system」 所 有 権 を 設 定 してそれを永 続 化 するように、vxdmpraw ユーティリティを 拡 張 します。vxdg adddisk コマンドは、ディスクグループでのクローンと 非クローンのディスクの 混 在 を 許 可 しないようにする 必 要 があります。


第 1 章 <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong> Availability リリースノート修 正 済 みの 問 題25インシデント27946252792242277440627714522763206275605927548192751278274392627412402739709273960127374202729501271116727105792710147説 明DMP ネーティブブロックデバイスパスを 使 うように ASM を 設 定 できません。ゾーンの 追 加 / 削 除 操 作 を 実 行 した 後 、I/O がハングアップします。svol_flush_srl_to_dv_start が 開 始 しません。ハングしたポートの 削 除 のために、I/O がハングします。ディスク 名 のリストが 長 すぎると、vxdisk rm コマンドによりコアダンプが 出 力 されます。ブート 時 にボリュームが 起 動 したときに voldco_or_drl_to_pvmでパニックが 発 生 します。ディスクグループにキャッシュオブジェクトが 含 まれている 場 合 、ディスクグループの 再 構 築 の 間 にライブデッドロックが 発 生 します。vxconfigd デーモンが vxsnap 操 作 中 にすべてのクラスタノードでハングします。DMP restored デーモンが、システムブート 中 に 再 起 動 に 失敗 します。vxdg join トランザクションが 失 敗 し、sourcedg にロールバックしませんでした。ディスクグループの 再 構 築 に 関 連 する 問 題 が 発 生 します。VVR: repstatus の 出 力 で 異 常 なタイムスタンプが 報 告 されることがあります。vxconfigd デーモンがディスクをオンラインにする 際 にコアダンプが 出 力 されます。正 しく 動 作 しないパスを 除 外 すると、ネーティブサポートを 有 効 にした 後 にシステムがハングアップすることがあります。レプリケーションの 開 始 中 、セカンダリでコマンド 実 行 を 開 始 できないというエラーで vradmin が 失 敗 します。ディスクサイズに 関 係 なく、CDS ディスクのバックアップラベルが書 き 込 まれません。フェンシングを 有 効 にしたキー 登 録 中 に、dmp_pr_do_reg でノードがパニックに 陥 ります。


26第 1 章 <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong> Availability リリースノート修 正 済 みの 問 題インシデント2703858270079227004862700086269886026898452688747268830826845582683300268060426804822680343267991726755382674465説 明サイト 障 害 (ストレージと、マスターノードを 含 むすべてのノード)により、すべてのサイトで 設 定 デーモンにアクセスできないというエラーが 発 生 します。CVM 起 動 中 の vxconfigd デーモンの SEGV。プライマリとセカンダリが 同 じホスト 名 を 持 ち、アクティブな Statsセッションがプライマリに 存 在 する 場 合 、vradmind デーモンがコアダンプを 出 力 します。EMC BCV(NR)を 確 立 したデバイスがあると、 複 数 の dmp イベントメッセージ( 無 効 にされているパスと 有 効 にされているパス)が出 力 されます。vxassist mirror コマンドは、statvfs が 失 敗 したため、シンLUN で 失 敗 しました。アップグレードの 後 、 一 部 の VxVM ディスクがエラー 状 態 に 変 わり、ディスクグループのインポートが 失 敗 しました。Logowner のローカルシーケンシャル I/O に、logclient に 対 する 高 い I/O 負 荷 で 問 題 が 発 生 しました。ディスクグループの 再 インポートがマスターのテイクオーバー 中に 失 敗 するときに、 他 のディスクグループを 無 効 にしないでください。vxesd デーモンが、libc で 起 動 時 にコアダンプを 出 力 します。6.0x ビルドがインストールされた 後 、ホストが 繰 り 返 し 再 ブートします。vxconfigbackupd デーモンは、bk_config の NUM_BK で正 しく 機 能 しません。空 の vx.* ディレクトリが /tmp ディレクトリに 残 されています。I/O 転 送 の 実 行 時 、クラスタの cur pri パスの 更 新 中 にノードパニックが 発 生 します。CVM マスターの 切 り 替 えによる 更 新 後 、 領 域 最 適 化 スナップショットが 破 損 します。vxdisk resize コマンドによって、データの 破 損 が 生 じることがあります。LUN の 追 加 / 削 除 中 にデータの 破 損 が 発 生 しました。


第 1 章 <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong> Availability リリースノート修 正 済 みの 問 題27インシデント2672401266616326648252657797265680326531432652485264817626477952645196264363426415102627126262674126261992621465説 明1 TB より 大 きいサイズの EFI ディスクを 初 期 化 できません。小 規 模 なメモリリークの 可 能 性 があります。ディスクの 設 定 コピーに 有 効 な UDID タグが 含 まれておらず、 設定 コピーが 無 効 化 されていると、ディスクグループのインポートに失 敗 します。設 定 の 更 新 時 に V-5-1-10128 の 予 期 しないカーネルエラーが発 生 し、32TB RAID5 ボリュームの 起 動 に 失 敗 します。vxnetd start 操 作 と stop 操 作 の 競 合 によってパニックが発 生 します。インストール 中 、vxdmp ドライバのロード 時 にシステムパニックが発 生 します。非 アクティブなスナップショット LUN により、 侵 入 が 発 生 します。データ 変 更 オブジェクト(DCO)によるリカバリ 中 に、マスターとスレーブでパフォーマンスに 相 違 が 生 じます。vxassist move 操 作 の 後 、 断 続 的 なデータ 破 損 が 生 じます。キャンパスクラスタとホットリロケーション: ディスク 障 害 が 検 出 されると、そのサイトに 関 連 付 けられたディスクが 切 断 され、すべてのディスクが RLOC とマークされます。混 合 ( 非 クローンとクローン)ディスクグループのインポートのメッセージが 拡 張 されます。サイトの 一 貫 性 : ディスク 障 害 が 検 出 されると、そのサイトに 関 連付 けられたディスクが 切 断 され、すべてのディスクが RLOC とマークされます。I/O とパスの 多 くが、それぞれ dmp_delayq と dmp_path_delayqでスタックします。DMP デーモンは、それらを 処 理 するために 起動 しませんでした。vxassist -o ordered オプションと mediatype:hdd オプションを 一 緒 に 使 うと、 期 待 どおりに 動 作 しません。vxdmpadm list dmpnode 出 力 のパスの 種 類 が 正 しくありません。接 続 のリストア 後 、 切 断 したディスクを 再 接 続 しようとすると、タグID 競 合 エラーが 発 生 します。


30第 1 章 <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong> Availability リリースノート修 正 済 みの 問 題修 正 済 みの問 題2626741262146526205562620555261342526088492607519260729326008632590183258956925766022575581257475225655692562416255646725306982526498説 明vxassist -o ordered オプションと mediatype:hdd オプションを 一 緒 に 使 うと、 期 待どおりに 動 作 しません。接 続 のリストア 後 、 切 断 したディスクを 再 接 続 しようとすると、タグ ID 競 合 エラーが発 生 します。SRL オーバーフロー 後 、I/O がハングアップします。SRL オーバーフローと CVM による 再 設 定 に 起 因 して、I/O がハングアップします。カプセル 化 の 問 題 - vxdiskadm に cdsdisk のデフォルトディスク 形 式 は 必 要 はありません。sliced ディスク 形 式 にすることが 必 要 です。logowner のローカル I/O には、logclient からの 高 い I/O 負 荷 はかかりません。セカンダリマスターは、 自 動 同 期 中 の 再 設 定 でパニックを 引 き 起 こします。プライマリマスターは、フリーズした RVG をユーザーが 削 除 するとパニックを 引 き起 こします。vxtune では、 人 間 が 読 み 取 り 可 能 な 形 式 のチューニングパラメータは 正 しく 受 け入 れられません。以 前 に「lfailed」 状 態 にあったディスクの 結 合 処 理 後 、スレーブノードのボリュームへの 書 き 込 みに 失 敗 します。EFI ディスクの vxdisksetup には 2 分 から 4 分 までかかります。実 行 時 の 構 文 が 正 しくないと、vxdg listtag によりエラーメッセージが 出 力 され、 正しい 使 用 法 が 表 示 されます。vxtune -r オプションを 指 定 すると、 誤 りのあるチューニングパラメータ 値 が 出 力 されます。DCO マップの 内 容 を 表 示 し、 考 えられる 破 損 状 態 を 検 証 するため、ユーティリティvxfmrmap( 非 推 奨 の vxfmrshowmap)がサポートされます。nopriv スライスの 初 期 化 / 定 義 中 、 読 み 取 り/シーク i/o エラーが 発 生 します。引 数 の 処 理 が 不 適 切 であるため、vxconfigbackup はスクリプトエラーを 返 します。すべてのパスを 無 効 にしてホストを 再 ブートすると、/etc/vx/.vxdmprawdev レコードが 失 われます。「vxdg destroy」の 後 、 共 有 DG がハングアップし、すべての vx コマンドがマスターでハングアップします。一 部 の I/O コードパスでメモリリークが 確 認 されました。


第 1 章 <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong> Availability リリースノート修 正 済 みの 問 題31修 正 済 みの問 題25165842348180説 明起 動 スクリプトで「exit」ではなく「quit」を 使 うと、/tmp に 空 のディレクトリが 作 成 されます。リンクされたミラーボリュームについて、ミラー 名 のインターフェースを 検 証 しているときにエラーが 発 生 しました。LLT、GAB、I/O フェンシングの 解 決 済 みの 問 題表 1-10 に、LLT、GAB、I/O フェンシングに 関 する 解 決 済 みの 問 題 を 示 します。表 1-10インシデント2845244説 明LLT、GAB、I/O フェンシングの 解 決 済 みの 問 題vxfen 起 動 スクリプトで grep: can't open/etc/vxfen.d/data/cp_uid_db エラーが 発 生 します。このエラーは、 存 在 しない 可 能 性 のあるファイルを vxfen 起 動 スクリプトが 読 み 込もうとするために 発 生 します。このエラーは 通 常 、インストール 後 に 初 めて vxfenを 起 動 するときに 発 生 します。2554167269930827263412850926269929127626602762660/etc/llttab ファイルで peerinact 値 を 0 に 設 定 すると、 多 数 のログメッセージによってシステムログファイルがいっぱいになります。Vxfenswap は、LANG が「C」 以 外 の 値 に 設 定 されると 失 敗 します。vxfenswapユーティリティは、 内 部 で tr コマンドを 使 います。LANG 環 境 変 数 が C 以 外 の 値に 設 定 されていると、vxfenswap ユーティリティの 不 適 切 な 動 作 が 生 じることがあります。Solaris 11 で、vxfen 起 動 スクリプトはフェンシングの 正 しい 状 態 を 報 告 しません。フェンシングは デバイス /dev/vxfen のオープンに 失 敗 しました というエラーメッセージをログして 起 動 する 可 能 性 があります。この 問 題 は、フェンシングの 起動 スクリプトがまだメモリにロード 中 のドライバにアクセスを 試 みると 発 生 します。ただし、フェンシングは、エラーメッセージに 関 係 なくシームレスに 起 動 します。ログは、vxfen サービスが 無 効 になると、mv コマンドに 関 連 するエラーを 報 告 します。VRTSllt パッケージのインストール 後 スクリプトは、SMF サービス system/llt を 無効 にするように 試 みながら、エラーを 報 告 します。VRTSvxfen パッケージのインストール 後 スクリプトは、SMF サービス system/vxfenを 無 効 にするように 試 みながら、エラーを 報 告 します。


32第 1 章 <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong> Availability リリースノート既 知 の 問 題<strong>Storage</strong> Foundation for Databases(SFDB)ツールの 修 正 済 みの 問 題表 1-11には、このリリースで 解 決 された、<strong>Veritas</strong> SFDB(<strong>Storage</strong> Foundation forDatabases)ツールの 問 題 点 が 記 されています。表 1-11SFDB ツールの 解 決 された 問 題修 正 済 みの 問 題2585643説 明vxsfadm の -r オプションで 間 違 ったホスト 名 を 指 定 すると、コマンドは 次 のいずれかのようなエラーメッセージを 出 して 失 敗 します。2703881(2534422)FSM Error: Can't use string ("") as a HASH ref while"strict refs" in use at /opt/VRTSdbed/lib/perl/DBED/SfaeFsm.pmline 776. SFDB vxsfadm ERROR V-81-0609 Repository location isinvalid.これらのエラーメッセージでは 意 味 が 不 明 です。FlashSnap の 検 証 操 作 は、データボリュームとアーカイブログボリュームのミラーが同 じディスクのセットを 共 有 している 場 合 、 次 のエラーを 出 して 失 敗 します。SFAE Error:0642: <strong>Storage</strong> for diskgroup oradatadg is notsplittable.2582694(2580318)スナッププランを 使 って FlashSnap のクローンを 作 成 した 後 、dbed_vmclonedbを 使 って 同 じスナッププランからクローンを 作 成 しようとすると、new_sid パラメータで指 定 した 新 しい SID ではなく、もとのクローン SID が 引 き 続 き 使 われます。また、この 問 題 は、スナッププランを 再 同 期 し、 新 しいクローン SID を 指 定 しないでスナップショットを 再 度 作 成 し、それから 新 しい SID でクローンを 作 成 しようとした 場 合 にも 生じます。2579929ユーザー 認 証 で 使 用 される sfae_auth_op -o auth_user コマンドが、 次 のエラーメッセージを 出 して 失 敗 します。SFDB vxsfadm ERROR V-81-0384 Unable to store credentialsfor 認 証 設 定 が、 厳 密 な umask 値 を 使 用 して 実 行 された 可 能 性 があります。その 場 合 、root 以 外 のユーザーは、 必 要 なファイルやディレクトリにアクセスすることができなくなります。既 知 の 問 題ここでは、このリリースの 既 知 の 問 題 について 説 明 します。


第 1 章 <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong> Availability リリースノート既 知 の 問 題33インストールの 既 知 の 問 題ここでは、インストール 時 とアップグレード 時 の 既 知 の 問 題 について 説 明 します。アップグレードの 途 中 でインストーラを 停 止 した 後 、アップグレードを 再 開 すると、サービスグループがフリーズすることがある[2574731]サービスグループは、 製 品 のインストーラを 使 用 してアップグレードを 開 始 し、インストーラがいくつかのプロセスを 停 止 した 後 でインストーラを 停 止 し、それからアップグレードを再 開 すると、フリーズします。回 避 策 : アップグレードが 完 了 した 後 で、サービスグループを 手 動 でアンフリーズしてください。サービスグループを 手 動 でアンフリーズするには1 フリーズしたサービスグループすべてをリストします。# hagrp -list Frozen=12 フリーズしているサービスグループをすべてアンフリーズします。# haconf -makerw# hagrp -unfreeze service_group -persistent# haconf -dump -makeroターゲットシステムのルートディスクがカプセル 化 されている 場 合にはフラッシュアーカイブのインストールはサポートされないシマンテック 社 は、マスターシステムのルートディスクがカプセル 化 されている 場 合 、フラッシュアーカイブを 使 用 した SFCFSHA インストールをサポートしません。インストールを 開 始 する 前 にターゲットシステムのルートディスクがカプセル 化 が 解 除 されていることを 確 認 してください。SFCFSHA のアップグレードまたはアンインストールでモジュールアンロードエラーが 発 生 する 場 合 がある(2159652)SFCFSHA をアップグレードまたはアンインストールするとき、 一 部 のモジュールが 次 のメッセージと 類 似 のエラーメッセージでアンロードに 失 敗 する 場 合 があります。fdd を node_name で 停 止 できませんでしたvxfs を node_name で 停 止 できませんでした問 題 はサブクラスタのいずれか 1 つまたはすべてのノードで 発 生 することがあります。


34第 1 章 <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong> Availability リリースノート既 知 の 問 題回 避 策 : アップグレードまたはアンインストールが 完 了 した 後 、インストーラから 提 供 される指 示 に 従 って 問 題 を 解 決 してください。設 定 なしで 5.0 MP3 をインストールしてから 6.0.1 にアップグレードすると、インストーラが 続 行 できない(2016346)製 品 を 設 定 せずに 5.0 MP3 リリースをインストールした 場 合 は、6.0.1 リリースにアップグレードできません。このアップグレードパスはサポートされません。回 避 策 : 5.0 MP3 をアンインストールし、 次 に 6.0.1 をインストールします。Solaris 10 Update 10 への Live Upgrade を 実 行 した 後 、 代 替 ブートの 環 境 からのブートが 失 敗 することがある(2370250)設 定 に、クラスタ 内 の CFS としてマウントされている 共 有 ディスクグループ 内 のボリュームが 含 まれている 状 況 で、vxlustart コマンドを 使 用 してサポート 対 象 の Solaris バージョンから Solaris 10 Update 10 への Live Upgrade を 実 行 した 場 合 、 代 替 ブート 環 境 からのブートに 失 敗 することがあります。回 避 策 :vxlufinish コマンドを 実 行 します。システムを 再 ブートする 前に、/altroot.5.10/etc/vfstab ディレクトリ 内 にある、CFS としてマウントされる 共 有ディスクのすべてのボリュームのエントリを 手 動 で 削 除 してください。Solaris 10 Update 10 への Live Upgrade はゾーンが 存 在 する 場合 に 失 敗 する(2521348)ゾーンが 存 在 する 場 合 に vxlustart コマンドを 使 用 して Solaris 10 Update 7 5.1SP1から Solaris 10 Update 10 に SFCFSHA Live Upgrade を 実 行 すると、 次 のエラーメッセージを 出 して 失 敗 します。ERROR: Installation of the packages from this media of the media failed;pfinstall returned these diagnostics:Processing default locales- Specifying default locale (en_US.ISO8859-1)Processing profileERROR: This slice can't be upgraded because of missing usr packages forthe following zones:ERROR:ERROR:zone1zone1ERROR: This slice cannot be upgraded because of missing usr packagesfor one or more zones.The Solaris upgrade of the boot environment failed.これは Solaris の luupgrade コマンドを 使 用 した 場 合 に 発 生 する 既 知 の 問 題 です。回 避 策 : この 問 題 の 可 能 な 回 避 策 があるかどうか、Oracle の 情 報 を 確 認 してください。


第 1 章 <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong> Availability リリースノート既 知 の 問 題35Sparc では Solaris 9 から Solaris 10 Update 10 への LiveUpgrade に 失 敗 することがある(2424410)Sparc 上 での Solaris 9 から Solaris 10 Update 10 への Live Upgrade は、 次 のエラーにより 失 敗 することがあります。Generating file list.Copying data from PBE to ABE .99% of filenames transferredERROR: Data duplication process terminatedunexpectedly.ERROR: The output is .29794 KilledFixing zonepaths in ABE.Unmounting ABE .100% of filenames transferredReverting state of zones in PBE.ERROR: Unable to copy file systems from boot environment to BE .ERROR: Unable to populate file systems on boot environment .Removing incomplete BE .ERROR: Cannot make file systems for boot environment .これは Solaris の lucreate コマンドを 使 用 した 場 合 に 発 生 する 既 知 の 問 題 です。回 避 策 : Oracle パッチ 113280-10、121430-72、またはそれ 以 降 をインストールしてから、vxlustart を 実 行 します。dmp_native_support を 有 効 にした 場 合 の Solaris 10 での 6.0.1への Live Upgrade が 失 敗 する(2632422)Solaris 10 での 6.0.1 への Live Upgrade の 実 行 中 、dmp_native_support が 有 効 になっていると、vxlustart コマンドが 失 敗 します。ネーティブデバイスの <strong>Veritas</strong> DynamicMulti-Pathing(DMP)サポートでは、 名 前 の 付 け 方 がエンクロージャに 基 づく 名 前 付 け(EBN)に 設 定 されている 必 要 があります。ネーティブデバイスのサポートが 有 効 になっている 場 合 、DMP 6.0.1 では、 名 前 の 付 け 方 を EBN から 変 更 することは 許 可 されません。DMP 5.1 Service Pack 1(5.1SP1)のバグが 原 因 で、 名 前 の 付 け 方 をオペレーティングシステムに 基 づく 名 前 の 付 け 方 (OSN)に 設 定 できることがあります。ただし、これはサポートされた 設 定 ではありません。 名 前 の 付 け 方 を OSN に 設 定 すると、vxlustart コマンドが 失 敗 します。回 避 策 : すべてのノードで dmp_native_support を 無 効 にします。


36第 1 章 <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong> Availability リリースノート既 知 の 問 題1 つ 以 上 の CP サーバーに 登 録 されたクラスタをインストーラが 分割 できない(2110148)サーバーベースのフェンシングを 使 うクラスタの 分 割 は、 現 時 点 でサポートされていません。クラスタを 2 分 割 し、インストーラを 使 って 2 つのクラスタで SFCFSHA を 再 設 定 することは 可 能 です。 たとえば、クラスタ clus1 を clus1A と clus1B に 分 割 することができます。ただし、インストーラを 使 って SFCFSHA を 再 設 定 する 場 合 は、clus1 と 同 じクラスタ UUIDが clus1A と clus1B の 両 方 で 設 定 されます。 clus1A と clus1B の 両 方 が I/O フェンシングのために 同 じ CP サーバーを 使 う 場 合 、CP サーバーは 最 初 に 登 録 を 試 みたクラスタからの 登 録 のみを 許 可 します。 次 に 登 録 を 試 みたクラスタからの 登 録 は 拒 否 します。 したがってインストーラは、サーバーベースのフェンシングを 使 うクラスタの 再 設 定 中 に 障 害 を報 告 します。回 避 策 : この 問 題 に 対 する 回 避 策 はありません。ロケール 変 更 後 、vxconfig デーモンを 再 起 動 する(2417547)vxconfig デーモンを 使 用 するノードのロケールを 変 更 した 場 合 、vxconfig デーモンを再 起 動 する 必 要 があります。 vxconfig デーモンはブート 時 に 開 始 します。 ロケールを 変更 した 場 合 、デーモンを 再 起 動 する 必 要 があります。回 避 策 : 『<strong>Veritas</strong> <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong> Availability 管 理 者ガイド』の「vxconfigd デーモンのリカバリ」を 参 照 してください。パスワード 不 要 の ssh または rsh を 設 定 していないと、クラスタへのノードの 追 加 に 失 敗 するパスワード 不 要 の ssh または rsh を、./installsfcfsha -addnode コマンドを 実 行 する 前 に 設 定 しないと、クラスタへのノードの 追 加 に 失 敗 します。回 避 策 : パスワード 不 要 の ssh または rsh を 設 定 してから、./installsfcfsha -addnode コマンドを 実 行 します。 は 現 在 のリリースバージョンです。p.9 の 「ローカルにインストールされたインストールとアンインストールのスクリプトにリリースバージョンが 含 まれる」 を 参 照 してください。ローリングアップグレードを 手 動 で 実 行 した 後 、CVM がすべてのノードでエラーなくオンラインであることを 確 認 する 必 要 がある(2595441)手 動 でのローリングアップグレードの 第 1 段 階 を 実 行 した 後 に、CVM がすべてのノードでエラーなくオンラインであることを 確 認 してください。CVM プロトコルバージョンは、CVMがオフライン、またはエラーがあるノードでは、 正 常 にアップグレードされません。


第 1 章 <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong> Availability リリースノート既 知 の 問 題37CVM プロトコルバージョンが 正 常 にアップグレードしたら、CVM マスターノードの CVMプロトコルをアップグレードしてください。CVM マスターノードの CVM プロトコルをアップグレードするには1 どのノードが CVM マスターであるかを 調 べます。# vxdctl -c mode2 CVM マスターノードで、CVM プロトコルをアップグレードします。# vxdctl upgradeルータビリティを 有 効 にした 状 態 で <strong>Veritas</strong> <strong>Storage</strong> Foundation5.1 Service Pack 1 Rolling Patch 2 から 6.0.1 にアップグレードすると 失 敗 する(2581313)Solaris 10 で、カプセル 化 されたルートディスクを 使 用 して、<strong>Veritas</strong> <strong>Storage</strong> Foundation(SF)5.1 Service Pack(SP)1 Rolling Patch(RP)2 から 6.0.1 にアップグレードしようとすると、 失 敗 します。これは、<strong>Veritas</strong> Volume Manager(VxVM)のインストール 後 スクリプトが initrd デーモンを 開 始 できないからです。回 避 策 : カプセル 化 ルートディスクを 使 用 して 5.1 SP1 RP2 から 6.0.1 にアップグレードするには、アップグレードの 前 に、システムに nash ユーティリティを 再 インストールする 必要 があります。カプセル 化 ルートディスクを 使 用 して 5.1 SP1 RP2 から 6.0.1 にアップグレードするには1 ルートディスクをカプセル 化 します。2 nash ユーティリティを 再 インストールします。3 SF 6.0.1 リリースにアップグレードします。カプセル 化 ルートディスクを 使 用 して 5.1SP1 から 6.0.1 にアップグレードする 際 に、デポートされたディスクグループでターゲットディスクグループ 名 が 使 用 されていた 場 合 には、ルートミラーの 分 割が 失 敗 する(2280560)カプセル 化 ルートディスクを 使 用 して SFCFSHA 5.1 SP1 から SFCFSHA 6.0.1 へアップグレードする 際 に、 分 割 操 作 のターゲットディスクグループ 名 が、 既 存 のデポートされたディスクグループで 使 用 されていた 場 合 には、ルートミラーの 分 割 が 失 敗 します。回 避 策 :分 割 操 作 のターゲットには、 異 なるディスクグループ 名 を 指 定 してください。


38第 1 章 <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong> Availability リリースノート既 知 の 問 題Solaris 10 で JumpStart によって Flash アーカイブをインストールした 場 合 、 新 しいシステムは 再 ブート 時 にメンテナンスモードに 入ることがある(2379123)Flash アーカイブをカプセル 化 ルートディスクのゴールデンホストで 作 成 し、この Flashアーカイブを JumpStart で 別 のホストにインストールした 場 合 、 新 しいシステムは、 最 初の 再 ブート 時 にメンテナンスモードに 入 ります。この 問 題 は、Flash アーカイブの 事 前 定 義 済 みルートディスクミラーのために 発 生 します。アーカイブを、クローンシステム( 異 なるハードディスクドライブを 持 っている 可 能 性 がある)に 適 用 すると、 新 しくクローンされたシステムは、 再 ブート 時 のルートディスクミラー 化でスタックすることがあります。回 避 策 : カプセル 化 ルートディスクのないゴールデンホストで Flash アーカイブを 作 成 してください。Flash アーカイブを 作 成 する 前 に vxunroot を 実 行 して、ミラー 化 されたルートディスクをクリーンアップしてください。ブラウザが 開 いたままの 場 合 、Web インストーラは 最 初 のセッションの 後 で 認 証 を 要 求 しない(2509330)SFCFSHA をインストールまたは 設 定 し、Web インストーラを 閉 じた 後 でも、 他 のブラウザウィンドウが 開 いていた 場 合 には、Web インストーラはその 後 のセッションで 認 証 を 要 求しません。 Web インストーラからログアウトするオプションはないので、システム 上 でブラウザが 開 いている 限 り、セッションは 開 いたままになります。回 避 策 : すべてのブラウザウィンドウを 閉 じて、ブラウザセッションを 終 了 し、その 後 でもう一 度 ログインしてください。一 部 の SFCFSHA プロセスが 停 止 できない(2329580)SFCFSHA をインストールして 開 始 し、その 後 installvcs を 使 用 して SFCFSHA を 設 定した 場 合 、 一 部 のドライバは、インストーラが SFCFSHA のドライバおよびプロセスの 停 止と 再 開 を 試 みるときに 正 常 に 停 止 しないことがあります。ドライバが 停 止 しない 原 因 は、 依存 している SFCFSHA のあるプロセスが 実 行 状 態 になっている 可 能 性 があるためです。回 避 策 : 製 品 を 再 設 定 する 場 合 には、 対 応 する installproduct コマンドを 使 用 してください。そうしないと、あるプロセスが 停 止 または 起 動 しないことがあります。たとえば、SFCFSHA を 再 設 定 する 場 合 には、installvcs ではなく installsfcfshaを 使 用 してください。CommandCentral と <strong>Storage</strong> Foundation をインストールするときの 誤 ったアンインストールエラーメッセージ(2628165)<strong>Veritas</strong> CommandCentral Management Server 製 品 を Solaris マシンにインストールし、 次 いでそのマシンに <strong>Storage</strong> Foundation ソフトウェアをインストールしようとすると、


第 1 章 <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong> Availability リリースノート既 知 の 問 題39VRTSsfmh がアンインストールされることを 示 す 次 の 誤 ったメッセージが 表 示 されることがあります。CPI WARNING V-9-40-3866 The VRTSsfmh package on hostname will beuninstalled.Note that the system hostname is reporting to the followingmanagement servers:ccs://hostname回 避 策 : この 誤 ったメッセージは 無 視 してください。Web インストーラを 停 止 するとデバイスがビジー 状 態 であるというエラーメッセージが 表 示 される(2633924)Web インストーラを 起 動 すると、 操 作 (プレチェック、 設 定 、アンインストールなど)が 実 行され、デバイスがビジー 状 態 であることを 知 らせるエラーメッセージが 表 示 されることがあります。回 避 策 : 次 のいずれかを 実 行 します。■■start.pl プロセスを 終 了 します。Web インストーラを 再 度 起 動 します。 最 初 の Web ページで、セッションがアクティブであることが 確 認 できます。このセッションをテイクオーバーして 終 了 させるか、または直 接 終 了 させます。マスターノードのカーネルのアップグレードの 終 了 後 、スレーブノードの cvm グループがオンラインにならない(2439439)あるノードでカーネルのアップグレードが 正 常 に 終 了 した 後 では、 別 のノードの cvm グループはオンラインになりません。回 避 策 : ローリングアップグレードを 実 行 する 前 に、クラスタが JEOPARDY 状 態 になっていないか 確 認 してください。誤 った resstatechange トリガの 警 告リソースを 再 起 動 するときに、 次 の 警 告 が 表 示 されることがあります。CPI WARNING V-9-40-4317 The installer has detected that resstatechangetrigger is configured by setting TriggerResStateChange attributes.回 避 策 :将 来 のリリースでは、resstatechange トリガはリソースが 再 起 動 するときに 呼 び 出 されません。その 代 わり、resrestart トリガは TriggerResRestart 属 性 で 設 定 した 場 合 に 呼 び


40第 1 章 <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong> Availability リリースノート既 知 の 問 題出 されます。resrestart トリガは 現 在 のリリースで 利 用 可 能 です。 詳 しくは、VCS のマニュアルを 参 照 してください。SmartMove が 有 効 で、ブレークオフスナップショットボリュームが再 接 続 されると、<strong>Veritas</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> モジュールのアンロードに失 敗 することがある(2851403)SmartMove が 有 効 であり、ブレークオフスナップショットボリュームが 再 接 続 された 場 合 、<strong>Veritas</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> モジュールの vxportal と vxfs はアンロードに 失 敗 することがあります。スナップショットの 再 接 続 によって、vxportal モジュールの 参 照 数 が 増 え、これが原 因 でモジュールのアンロードにエラーが 発 生 します。回 避 策 :vxportal モジュールをアンロードする 前 に、 手 動 で <strong>Veritas</strong> Volume Manager モジュール(vxspec、vxio、vxdmp)をアンロードしてください。これにより、vxportal モジュールの 参 照 数 が 減 少 します。SFCFSHA のインストールの 完 了 時 に Perl モジュールのエラーが発 生 する(2879417)SFCFSHA をインストール、 設 定 、アンインストールするときに、インストーラはオプションとしてシマンテック 社 の Web サイトにインストールログをアップロードするためのメッセージを 表 示 します。インストーラで 接 続 の 問 題 が 発 生 した 場 合 、 次 のようなエラーが 表 示 されます。状 態 を 読 み 取 れません(Status read failed):/../perl/lib/5.14.2/Net/HTTP/Methods.pm 行 269 の 接 続 はピアによってリセットされます(Connection reset by peer at/../perl/lib/5.14.2/Net/HTTP/Methods.pm line 269)回 避 策 :このエラーは 無 視 してください。 悪 影 響 はありません。<strong>Veritas</strong> SFCFSHA の 既 知 の 問 題ここでは、このリリースの <strong>Veritas</strong> SFCFSHA(<strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong><strong>High</strong> Availability)における 既 知 の 問 題 について 説 明 します。CFS コマンドは root 以 外 によって 実 行 された 場 合 にハングアップすることがある(2403263)CFS コマンドは root 以 外 によって 実 行 された 場 合 にハングアップすることがあります。回 避 策


第 1 章 <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong> Availability リリースノート既 知 の 問 題41この 問 題 を 解 決 するには◆root 以 外 のセッションでは、CFS コマンドを 実 行 する 前 に、 認 証 情 報 を 保 存 するhalogin コマンドを 使 用 してください。halogin コマンドを 実 行 すると、VCS は 暗 号 化 されたログイン 情 報 をユーザーのホームディレクトリに 格 納 します。ファイルセット 使 用 状 況 が 正 しく 計 算 されない(2123429)ファイルセットクォータが 有 効 になっている 場 合 、VxFS では、 多 数 のブロックが <strong>Storage</strong>Checkpoint に 割 り 当 てられていると 見 なすことがあります。この 問 題 は、fsckptadm コマンドを 使 うときに 見 られることがあります。# fsckptadm getquotalimit /mnt1<strong>File</strong>system hardlimit softlimit usage action_flag/mnt1 10000 10000 18446744073709551614これにより、<strong>Storage</strong> Checkpoint への 書 き 込 みに 失 敗 することがあります。また、 削 除 可能 な <strong>Storage</strong> Checkpoint の 削 除 がトリガされる 場 合 もあります。回 避 策この 問 題 が 発 生 する 場 合 は、ファイルセットクォータを 無 効 にしてから 再 度 有 効 にすると、<strong>Storage</strong> Checkpoint で 使 われるブロック 数 が VxFS によって 再 計 算 されます。# fsckptadm quotaoff /mnt1# fsckptadm quotaon /mnt1# fsckptadm getquotalimit /mnt1<strong>File</strong>system hardlimit softlimit usage action_flag/mnt1 10000 10000 99VxFS <strong>Storage</strong> Checkpoint に 関 する NFS の 問 題 (2027492)仮 想 IP を 使 っている SFCFSHA クラスタノードによって NFS エクスポートされた VxFS<strong>Storage</strong> Checkpoint をマウントしている NFS クライアントが、 仮 想 IP のフェールオーバー 時 に 次 のエラーメッセージを 受 信 することがあります。Stale NFS file handleこのエラーは、VxFS <strong>Storage</strong> Checkpoint のメジャー 番 号 がすべての SFCFSHA クラスタノードで 必 ずしも 同 じではないために 発 生 します。回 避 策 : この 問 題 に 対 する 回 避 策 はありません。回 避 策 : 次 の 手 順 でこの 問 題 を 解 決 します。


42第 1 章 <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong> Availability リリースノート既 知 の 問 題ファイアドリルサービスグループがセカンダリサイトでオフラインになる 前 にアプリケーショングループがプライマリサイトでオンライン化 を 試 みる(2107386)ファイアドリルサービスグループがオフライン 化 を 試 みる 間 に、アプリケーションサービスグループがプライマリサイトでオンラインになると、アプリケーショングループで 障 害 が 発生 します。回 避 策 : アプリケーションサービスグループがプライマリサイトでオンラインになる 前 に、ファイアドリルサービスグループがセカンダリサイトで 完 全 にオフラインになるようにします。vx_bmap_lookup() での NULL ポインタの 参 照 解 除 によるパニック(2582232)vx_bmap_lookup() 呼 び 出 しでの NULL ポインタの 参 照 解 除 がパニックを 引 き 起 こすことがあります。回 避 策 : クラスタのプライマリノードから fsadm コマンドを 実 行 して、ファイルシステムのサイズを 変 更 します。CFS ファイルシステムのマウント 解 除 時 に 複 数 のシステムでパニックが 発 生 する(2107152)mntlock で 保 護 された VxFS ファイルシステムは、そのデバイスが 別 のディレクトリでも 重複 してマウントされている 場 合 、マウントを 解 除 しようとするとシステムパニックが 発 生 します。回 避 策 : この 問 題 に 対 する 回 避 策 はありません。hastop -local を 呼 び 出 すと、VCS エンジンのログで「クラスタの 設定 を 読 み 書 き 両 用 状 態 にする 必 要 があります。haconf -makerwを 使 用 してください」エラーメッセージが 表 示 される(2609137)CFSMount リソースがある SFCFSHA クラスタ 内 の 任 意 のシステムで hastop -local コマンドを 実 行 すると、/var/VRTSvcs/log/engine_A.log ログに 次 のようなメッセージが記 録 されます。2011/11/15 19:09:57 VCS ERROR V-16-1-11335 Configuration must beReadWrite : Use haconf -makerwhastop -local コマンドは 正 常 に 動 作 するので、エラーメッセージは 無 視 できます。回 避 策 : この 問 題 に 対 する 回 避 策 はありません。


第 1 章 <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong> Availability リリースノート既 知 の 問 題43x86 上 の Solaris 10 Update 10 と Hitachi Data <strong>System</strong>s のストレージでは、NULL ポインタの 参 照 解 除 でパニックが 発 生 する(2616044)x86 上 の Solaris 10 Update 10 の 制 限 のため、サーバーが Hitachi Data のストレージに 接 続 されている 場 合 、ブートサイクル 時 の NULL ポインタの 参 照 解 除 が 原 因 で、 次 のスタックトレースでパニックが 発 生 します。fffffe8000988570 unix:die+da ()fffffe8000988650 unix:trap+5e6 ()fffffe8000988660 unix:cmntrap+140 ()fffffe8000988870 scsi_vhci:hds_sym_path_get_opinfo+62 ()fffffe8000988920 scsi_vhci:vhci_update_pathinfo+5b ()fffffe80009889a0 scsi_vhci:vhci_pathinfo_online+2df ()fffffe8000988a10 scsi_vhci:vhci_pathinfo_state_change+202 ()fffffe8000988a70 genunix:i_mdi_pi_state_change+148 ()fffffe8000988ab0 genunix:mdi_pi_online+32 ()fffffe8000988b20 fcp:ssfcp_online_child+ff ()fffffe8000988b90 fcp:ssfcp_trigger_lun+2b0 ()fffffe8000988bc0 fcp:ssfcp_hp_task+88 ()fffffe8000988c40 genunix:taskq_thread+295 ()fffffe8000988c50 unix:thread_start+8 ()詳 しくは、Oracle のバグ ID 7079724 を 参 照 してください。回 避 策 : システムパニックを 避 けるため、サーバー 上 で Solaris I/O のマルチパスを 無 効にしてください。サーバーで Solaris I/O のマルチパスを 無 効 にするには1 Solaris I/O のマルチパスを 無 効 にします。# stmsboot -d2 サーバーを 再 ブートします。# rebootプライマリノードが 所 有 するファイルがセカンダリノードからアクセスされるときに、プライマリノードで i ノードアクセスと 変 更 の 回 数が 更 新 されない(2170318)プライマリノードが 所 有 するファイルがセカンダリノードからアクセスされるときに、プライマリノードで i ノードアクセスと i ノードの 変 更 の 回 数 (itimes と 総 称 する)が 更 新 されません。プライマリノードにその itimes の 古 い 値 があります。クラスタファイルシステムには、


44第 1 章 <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong> Availability リリースノート既 知 の 問 題すべてのノードで 同 時 に 一 貫 した itimes が 必 要 です。ただし、itimes がすべてのノードで 同 じではない 場 合 でも、システムのパフォーマンスには 最 小 限 の 影 響 しかありません。回 避 策 : この 問 題 に 対 する 回 避 策 はありません。異 常 終 了 後 にファイルシステムのチェックデーモンが 再 起 動 に 失敗 する(2689195)ファイルシステムのチェックデーモン(vxfsckd)は、 異 常 終 了 の 後 で、vxfsckd プロセスの 新 しいプロセス ID(pid)を 使 う vxfsckd-pid ファイルの 更 新 に 失 敗 します。その 結 果 、CFSfsckd エージェントは vxfsckd デーモンの 状 態 を 検 出 できません。回 避 策 : vxfsckd リソース 障 害 が 発 生 したノードで 問 題 を 解 決 するために 次 の 手 順 を 実行 します。1. ノードに root ユーザーとしてログインします。2. すべての vxfsckd プロセスを 強 制 終 了 します。# kill -9 `ps -ef|grep vxfsckd|awk '{print $2}'`3. vxfsckd-pid ファイルを 削 除 します。# rm /var/adm/cfs/vxfsckd-pid4. vxfsckd リソースをオンラインにします。# hares -online vxfsckd_resname -sys node_name完 全 なファイルシステムチェックに 一 週 間 以 上 かかる(2628207)多 くの <strong>Storage</strong> Checkpoint がある 大 容 量 ファイルシステムでは、fsck_vxfs(1M)コマンドを 使 って 完 全 なファイルシステムチェックを 行 うと、ハングアップしているように 見 えることがあります。fsck コマンドは 実 際 にはハングアップしません。この 処 理 は 完 了 するのに 非 常 に 長 い 時 間 がかかります。回 避 策 : この 問 題 に 対 する 回 避 策 はありません。Solaris 11 SRU1 でシステムがハングアップすることがあるSolaris 11 SRU1 の 実 行 中 に、Oracle のバグのためにシステムがハングアップすることがあります。Oracle バグ ID は 7105131(deadman panic)です。回 避 策 : Solaris 11 の SRU1 を SRU2a に 更 新 する 必 要 があります。このバグは SRU2a(Oracle Solaris 11 SRU(Support Repository Updates)インデックス(ドキュメント ID1372094.1))で 修 正 されます


第 1 章 <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong> Availability リリースノート既 知 の 問 題45クラスタファイルシステムのアプリケーションに ENOSPC エラーが返 されることがある(2867282)場 合 によっては、fsadm などのコマンドによって 多 数 の 除 外 ゾーンが 設 定 されると、 空 きエクステントによる 委 任 が 利 用 できないときにクラスタファイルシステムのアプリケーションに ENOSPC エラーが 返 されることがあります。回 避 策 : この 問 題 に 対 する 回 避 策 はありません。vxfsckd が 手 動 で 強 制 終 了 され、クラスタノードが 再 ブートされたときに vxfsckd リソースが 起 動 しない(2720034)vxfsckd リソースを 手 動 で 強 制 終 了 し、ノードを 再 ブートすると、vxfsckd が 起 動 せず、cvm サービスが FAULTED 状 態 になります。回 避 策 :この 場 合 、 次 のコマンドを 使 います。hastop -localrm /var/adm/cfs/vxfsckd-pidすべての vxfsckd プロセスを 強 制 終 了 します。fsclustadm cfsdeinithastart<strong>Veritas</strong> Volume Manager に 関 連 する 既 知 の 問 題以 下 は、このリリースでの <strong>Veritas</strong> Volume Manager の 既 知 の 問 題 です。root、swap、home、var、usr の 5 つのパーティションレイアウトがある 場 合 、SAN の 対 象 への vxmirror に 失 敗 する(2815311)root と swap を 除 く 1 つ 以 上 のパーティションがある 場 合 、Solaris 10 ホスト 上 でのシンLUN に 対 する vxmirror コマンドの 実 行 は 次 のエラーが 発 生 して 失 敗 することがあります。VxVM vxbootsetup WARNING V-5-2-5667 Max volume count 5 exceeded.例# /etc/vx/bin/vxmirror" -f -g rootdg_17_23_49 rootdisk01 rootdisk02! vxassist -g rootdg_17_23_49 mirror swapvol rootdisk02! vxassist -g rootdg_17_23_49 mirror rootvol rootdisk02! vxassist -g rootdg_17_23_49 mirror usr rootdisk02! vxassist -g rootdg_17_23_49 mirror var rootdisk02


46第 1 章 <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong> Availability リリースノート既 知 の 問 題! vxassist -g rootdg_17_23_49 mirror home rootdisk02! vxbootsetup -g rootdg_17_23_49VxVM vxbootsetup WARNING V-5-2-5667 Max volume count 5 exceeded.VxVM vxbootsetup ERROR V-5-2-5678 Skipping volume 'home_dcl'because no free partitions are available on disk 'disk_0'.Either remove the volume or make a partition availableVxVM vxbootsetup WARNING V-5-2-5667 Max volume count 5 exceeded.VxVM vxbootsetup ERROR V-5-2-5678 Skipping volume 'usr_dcl'because no free partitions are available on disk 'disk_0'.Either remove the volume or make a partition availableVxVM vxbootsetup WARNING V-5-2-5667 Max volume count 5 exceeded.VxVM vxbootsetup ERROR V-5-2-5678 Skipping volume 'var_dcl' becauseno free partitions are available on disk 'disk_0'.Either remove the volume or make a partition available/usr/lib/vxvm/bin/vxmksdpart: 3pardata0_2492: is not an identifierサイト 一 貫 性 をオフにした 後 も、プレックスの 切 断 操 作 が 実 行 されると、サイト 全 体 が 切 断 される(2845383)設 計 上 意 図 的 に、サイト 全 体 を 切 断 せずに、サイトの 一 貫 性 があるボリューム 上 のサイトの 最 後 のプレックスを 切 断 することはできません。デフォルトでは、 最 後 のプレックスを 切断 しようとするとエラーが 発 生 します。 強 制 的 に 切 断 するオプションを 使 うと、サイトの 一 貫性 を 確 保 するために、サイト 全 体 が 切 断 されます。allsites フラグがオンになっている 場合 、サイト 一 貫 性 フラグをオフにしても、この 動 作 になります。投 票 ディスクへの 接 続 か 失 われた 後 にサーバーパニックが 発 生する(2787766)この 問 題 は A/P アレイで 発 生 します。 投 票 ディスクがプライマリパスへの 接 続 を 失 うと、DMP はエラーの 分 析 とパスのフェールオーバーに 時 間 をかけます。この 間 に、cssd はタイムアウトを 報 告 し、パニックに 陥 ります。DMP デバイス 上 で Oracle ASM を 使 う 場 合 、disktimeout パラメータを 適 切 な 値 に 設 定 します。このパラメータは 投 票 ファイル I/O が完 了 するために 許 可 される 最 大 時 間 を 示 します。この 時 間 を 超 過 すると、 投 票 ディスクはオフラインとしてマーク 付 けされます。disktimeout のデフォルトは 200 です。チューニングパラメータの 値 がこの 値 を 下 回 る場 合 、 値 をデフォルト 値 にリセットします。回 避 策 :disktimeout を 200 に 設 定 するには、 次 を 実 行 します。$CRS_HOME/bin/crsctl set css disktimeout 200 [-force] test


第 1 章 <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong> Availability リリースノート既 知 の 問 題47ioship が 有 効 にされているノードの 連 鎖 障 害 のため、vxconfigdデーモンがハングアップすることがある(2865771)ioship が 有 効 にされている 共 有 ディスクグループの 環 境 で、vxconfigd デーモンは 特定 の 場 合 にハングアップすることがあります。ローカルのディスクへの 接 続 を 失 ったスレーブノードから I/O が 開 始 されると、I/O は 他 のノードに 送 られます。 送 られた I/O を 処 理 するノードが、 最 初 のノードの 直 後 にクラスタを 離 れ、スレーブとしてクラスタに 再 参 加 しようとする 場 合 、 連 鎖 障 害 が 発 生 し、vxconfigd デーモンがハングアップすることがあります。多 数 のディスクが 再 接 続 されるときのパフォーマンスへの 影 響(2802698)ストレージの 一 部 へのストレージ 接 続 が 失 われると、ディスクグループ 設 定 の 複 製 は 接 続が 維 持 されているディスクに 再 分 散 されます。たとえば、 全 体 のエンクロージャ 用 のストレージが、 複 数 のエンクロージャを 持 つディスクグループから 削 除 されます。 再 分 散 処 理には 時 間 がかかり、この 間 vxconfigd デーモンがビジー 状 態 になり、コマンドに 応 答 しなくなります。<strong>Veritas</strong> Volume Manager(VxVM)は 特 定 のシナリオの 下 で 偽 のシリアルスプリットブレインを 報 告 することがある(1834513)VxVM は 次 のすべての 条 件 が 満 たされるときに 偽 のシリアルスプリットブレインを 検 出 し、報 告 することがあります:■■クラスタに 共 有 ストレージを 提 供 する 1 つ 以 上 のアレイの 電 源 が 切 られている 場 合アレイの 電 源 が 切 られているときに、 同 時 に 内 部 トランザクションが 必 要 である 操 作(VxVM 設 定 コマンドなど)が 開 始 される 場 合このようなシナリオの 場 合 、ディスクグループのインポートは 失 敗 し、スプリットブレインエラーが 起 きます。vxsplitlines の 出 力 は 0 か 1 プールを 示 します。回 避 策 :この 状 況 からリカバリするには1 設 定 コピーからディスクメディア 識 別 子 (dm_id)を 取 得 します。# /etc/vx/diag.d/vxprivutil dumpconfig device-pathdm_id はシリアルスプリットブレイン ID(ssbid)でもあります2 状 況 からリカバリするには 次 のコマンドで dm_id を 使 ってください。# /etc/vx/diag.d/vxprivutil set device-path ssbid=dm_id


48第 1 章 <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong> Availability リリースノート既 知 の 問 題再 レイアウト 操 作 はディスクグループに 余 りにも 多 くのディスクがあると 失 敗 する(2015135)約 300 個 を 超 える LUN またはディスクを 含 んでいるディスクグループで 再 レイアウト 操 作を 試 みると、 次 のエラーで 失 敗 する 場 合 があります。Cannot setup spaceLUN を 1 TB を 超 えるサイズに 拡 張 しようとすると、 失 敗 して 適 切な 拡 張 サイズが 示 される(2123677)この 問 題 は、1 TB 未 満 の LUN で 動 的 LUN 拡 張 を 実 行 し、1 TB を 超 えるサイズに 拡 張すると 発 生 します。 拡 張 後 に、VxVM(<strong>Veritas</strong> Volume Manager)は 進 行 中 の I/O に 失敗 し、パブリックリージョンのサイズがもとのサイズにリセットされます。vxdisk scandisksコマンドの 実 行 後 は、VxVM は LUN の 適 切 な 拡 張 サイズを 示 しません。この 問 題 は、 基盤 となる Solaris の 問 題 が 原 因 です。Sun バグ ID 6929449 と Sun バグ ID 6912703 を参 照 してください。回 避 策 : この 問 題 に 対 する 回 避 策 はありません。CDS ディスクで 共 存 の 確 認 が 失 敗 する 場 合 がある(2214952)<strong>Veritas</strong> Volume Manager(VxVM)5.1 SP1 では、VxVM に、1 TB を 超 えるディスクでの CDS(Cross-platform Data Sharing)をサポートする 機 能 が 備 わっています。VxVMは、SUN VTOC Table を 使 って、1 TB までのデバイスで cdsdisk レイアウトを 初 期 化 します。 VxVM は、GPT(GUID Partition Table)を 使 って、1 TB を 超 えるデバイスでcdsdisk レイアウトを 初 期 化 します。初 期 化 に SUN VTOC Table が 使 われるレイアウトでは( 通 常 はディスクサイズが 1 TB を超 えることがなかった 場 合 )、AIX の 共 存 ラベルはセクタ 7 にあり、VxVM ID ブロック(HP共 存 ラベルとも 呼 ばれる)はセクタ 16 にあります。初 期 化 に GPT が 使 われるレイアウトでは( 通 常 はディスクサイズが 現 時 点 で 1 TB を 超 えている 場 合 、または 以 前 に 超 えていた 場 合 )、AIX の 共 存 ラベルはセクタ 55 にあり、VxVMID ブロック(HP 共 存 ラベルとも 呼 ばれる)はセクタ 64 にあります。 結 果 として、AIX ユーティリティは、GPT を 使 って 初 期 化 された cdsdisk を 有 効 な VxVM ディスクとして 認 識 できません。 シマンテック 社 は IBM とサードパーティの OEM と 連 携 して、これらのユーティリティでの 共 存 の 確 認 を 強 化 しています。回 避 策 : この 問 題 に 対 する 回 避 策 はありません。リストアデーモンの 間 隔 の 長 さが 原 因 で、アレイの 接 続 の 復 元 後に 一 部 のパスで I/O が 失 敗 する(2091619)アレイへの 接 続 性 がパスで 失 われた 場 合 、パスは 失 敗 する 可 能 性 があるものとしてマーク 付 けされ、I/O で 使 われなくなります。 接 続 性 の 復 元 後 にリストアデーモンがパスをプローブすると、リストアデーモンはパスが 復 元 されたことを 検 出 します。リストアデーモンは


第 1 章 <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong> Availability リリースノート既 知 の 問 題49パスを I/O で 使 えるようにします。リストアデーモンは、チューニングパラメータdmp_restore_interval で 設 定 された 間 隔 でパスをプローブします。dmp_restore_interval パラメータを 大 きい 値 に 設 定 した 場 合 、 次 の 間 隔 までパスは I/Oで 使 用 できません。<strong>Veritas</strong> Volume Manager 制 御 からカプセル 化 された SAN ブートディスクのプライマリパスを 除 外 するとシステム 再 ブートが 失 敗 する(1933631)VxVM の 制 御 下 からアレイのプライマリパスを 除 外 し、 次 にシステムを 再 ブートすると、システムブートは 失 敗 します。複 数 のプライマリパスを 持 つカプセル 化 された SAN ブートデバイスがある 場 合 、 問 題 は最 初 のプライマリパスを 除 外 するときに 起 きます。SAN ブートデバイスを 設 定 するとき、プライマリパスはブートデバイスとして 設 定 されます。 一 般 に、SAN ブートデバイスの 最 初 のパスは SAN のブート 中 に 最 初 に 設 定 されたパスに 対 応 します。 別 のプライマリパスがブートデバイスとして 設 定 されていても、VxVM 制 御 から 最 初 のデバイスを 除 外 するとブートは 失 敗 します。回 避 策 :ブートデバイスが VxVM 制 御 から 除 外 されるとき、それに 応 じて OS のブートデバイスシーケンスを 変 更 してください。Solaris SPARC システムでは、eeprom boot-device コマンドを 使 ってブートデバイスシーケンスを 設 定 してください。Solaris x86-64 システムでは、eeprom bootpath コマンドを 使 ってブートデバイスシーケンスを 設 定 してください。VxVM 6.0.1 へのアップグレード 後 にエンクロージャ 属 性 の 変 更 が永 続 的 にならない(2082414)VxVM(<strong>Veritas</strong> Volume Manager)6.0.1 は、5.1 SP1 より 前 のリリースのアレイ 名 とは 異なる 複 数 のアレイ 名 を 含 んでいます。そのため、 以 前 のリリースから VxVM 6.0.1 にアップグレードした 場 合 、エンクロージャ 属 性 の 変 更 が 永 続 的 にならないことがあります。これらのアレイに 設 定 されたエンクロージャ 属 性 は、VxVM 6.0.1 にアップグレードした 後 でデフォルト 値 にリセットされる 場 合 があります。 問 題 を 解 決 するには、エンクロージャ 属 性 を手 動 で 再 設 定 してください。表 1-12は 新 しいアレイ 名 を 持 つ 日 立 製 アレイを 示 します。表 1-12以 前 の 名 前TagmaStore-USP新 しいアレイ 名 の 日 立 製 アレイ新 しい 名 前Hitachi_USP


50第 1 章 <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong> Availability リリースノート既 知 の 問 題以 前 の 名 前TagmaStore-NSCTagmaStoreUSPVTagmaStoreUSPVM< 新 しい 追 加 >Hitachi AMS2300 Series アレイ新 しい 名 前Hitachi_NSCHitachi_USP-VHitachi_USP-VMHitachi_R700新 しいアレイ 名 はモデル 番 号 8x に 基 づいています。例 として、AMS_100、AMS_2100、AMS_2300、AMS_2500 などがあります。さらに、エンクロージャ XIV および 3PAR の ASL(Array Support Library)は、GUI で示 されている 値 に 対 応 するために、 報 告 されるキャビネットシリアル 番 号 を 16 進 から 10進 に 変 換 するようになりました。キャビネットシリアル 番 号 が 変 更 されたため、これらのアレイに 設 定 されたエンクロージャ 属 性 は、VxVM 6.0.1 にアップグレードした 後 でデフォルト値 にリセットされる 場 合 があります。 問 題 を 解 決 するには、エンクロージャ 属 性 を 手 動 で 再設 定 してください。キャビネットシリアル 番 号 は 次 のエンクロージャで 変 更 されています:■■IBM XIV Series アレイ3PAR アレイ「vxdg listclone」コマンドの 出 力 の 一 覧 に、「clone_disk」または「udid_mismatch」フラグが 設 定 されたディスクでも 表 示 されないものがある(235456)<strong>Cluster</strong> Volume Manager 環 境 では、「clone_disk」または「udid_mismatch」フラグが設 定 されたディスクであっても、「vxdg listclone」コマンドの 出 力 の 一 覧 に 表 示 されない場 合 があります。これは、マスター/スレーブノードで 発 生 します。回 避 策 :管 理 者 は、「clone_disk」または「udid_mismatch」フラグを 含 んだディスクをすべて 取 得するため、それぞれのホストで「vxdisk scandisks」または「vxdisk -o alldgs list」に 続 いて「vxdg listclone」を 実 行 する 必 要 があります。フェールオーバーを 開 始 したノードをクラスタから 切 り 離 す 場 合 、プライマリパスへのフェールバックが 起 きない(1856723)CVM が 非 A/A ストレージで 設 定 されるとき、ノードがすべてのプライマリパスを 通 してストレージへのアクセスを 失 う 場 合 、クラスタ 内 のすべてのノードがセカンダリパスに 切 り 替わります。プロトコルを 起 こしたノードをクラスタから 切 り 離 す 場 合 、また、クラスタ 内 のその


第 1 章 <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong> Availability リリースノート既 知 の 問 題51他 すべてのノードがプライマリパスを 正 常 であると 判 断 している 場 合 、プライマリパスへのフェールバックは 起 こりません。vxconfigd がノードで 実 行 していなかったとき、CVM スレーブノードでデータディスクへのストレージ 接 続 が 失 われた 場 合 の 問 題(2562889)vxconfigd がノードで 実 行 していなかったとき、CVM スレーブノードでデータディスクへのストレージ 接 続 が 失 われた 場 合 、このノードで vxconfigd を 起 動 すると、 次 の 問 題 が発 生 することがあります。■■■接 続 解 除 されたストレージの 共 有 ディスクグループは、スレーブノードのみでdgdisabled とマークされます。共 有 ディスクグループは、その 他 のクラスタノードに 対 して 使 用 可 能 ですが、VxVMの 設 定 変 更 などのトランザクションは 共 有 ディスクグループでは 行 えません。このような 共 有 ディスクグループのデポートを 試 行 すると 失 敗 します。回 避 策 :次 のいずれかの 回 避 策 を 使 用 します。■■不 良 なスレーブノードを CVM クラスタから 削 除 し、ストレージ 接 続 を 復 元 し、ノードをクラスタに 再 結 合 します。CVM マスターノードで vxconfigd を 再 起 動 します。vxcdsconvert ユティリティが、マスターノードでのみサポートされる(2616422)vxcdsconvert ユーティリティは、クラスタのスレーブノードからではなく、マスターノードからのみ 実 行 する 必 要 があります。ディスクがローカル 失 敗 (lfailed) 状 態 になっている 場 合 の 接 続 の再 有 効 化 (2425977)CVM(<strong>Cluster</strong> Volume Manager)では、vxdmpadm disable コマンドを 実 行 して、コントローラまたはエンクロージャレベルでディスクへの 接 続 を 無 効 にすることができます。この 場 合 、CVM はディスクを lfailed 状 態 にします。vxdmpadm enable コマンドによって 接 続 を 回 復 しても、CVM は lfailed 状 態 を 自 動 的 に 消 去 しません。コントローラまたはエンクロージャを 有 効 にした 後 、ディスクの 検 出 を 実 行 してローカルの 失 敗 状 態 を 消 去する 必 要 があります。ディスクの 検 出 を 実 行 するには◆次 のコマンドを 実 行 します。# vxdisk scandisks


52第 1 章 <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong> Availability リリースノート既 知 の 問 題vxconfigd をすべてのノードで 再 起 動 したとき、CVM スレーブノード 上 のディスク 状 態 に 問 題 が 発 生 する(2615680)CVM マスターノードとスレーブノードがストレージアクセスを 失 い、vxconfigd がすべてのノードで 再 起 動 されるとき、CVM スレーブノードのディスク 状 態 は 無 効 として 表 示 します。回 避 策 :この 問 題 を 回 避 するには1 ストレージ 接 続 を 復 元 します。2 ディスクグループをデポートします。3 ディスクグループをインポートします。アレイ 側 から 優 先 パスを 変 更 すると、セカンダリパスがアクティブになる(2490012)EVA アレイでは、DMP は 優 先 ビットが 変 更 されないことを 必 要 とします。 優 先 ビットが 変更 されると、 次 のような 問 題 が 発 生 することがあります。 アレイ 側 から LUN の 優 先 パスを変 更 し、ホストからディスク 検 出 (vxdisk scandisks)を 実 行 すると、LUN ではセカンダリパスがアクティブになります。回 避 策 :この 問 題 を 回 避 するには1 LUN の 優 先 ビットを 設 定 します。2 ディスク 検 出 を 再 び 実 行 します。# vxdisk scandisksアレイノードを IBM Storwize V7000 ストレージシステムから 削 除すると、コントローラも 削 除 される(2816589)IBM Storwize V7000 ストレージシステムを 使 っているときに、1 つのアレイノードを 削 除すると、 対 応 するコントローラも 削 除 されます。回 避 策 : 次 の 手 順 でこの 問 題 を 解 決 します。


第 1 章 <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong> Availability リリースノート既 知 の 問 題53この 問 題 を 解 決 するには1 iotimeout チューニングパラメータを 600 に 設 定 します。# vxdmpadm setattr enclosure encl1 recoveryoption=throttle ¥iotimeout=6002 SAN VC ノードを 再 度 追 加 した 後 に、DMP(Dynamic Multi-Pathing)のためのvxdctl enable コマンドを 実 行 し、 追 加 済 みのパスを 検 出 します。# vxdctl enableIBM XIV Series アレイの <strong>Veritas</strong> <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong><strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong> Availability 5.x から 6.0.1 へのアップグレードが 失 敗 することがある(2863512)<strong>Veritas</strong> <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong> Availability 5.1 SP1 リリース以 後 、IBM XIV のエンクロージャの ASL(Array Support Library)は、LUN シリアル 番号 を 16 進 数 から 10 進 数 に 変 換 するようになりました。この 変 更 のため、エンクロージャ名 は 5.1 SP1 より 前 のリリースと 異 なります。<strong>Veritas</strong> <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong><strong>System</strong> <strong>High</strong> Availability をこのリリースよりも 前 のリリースから 現 在 の 6.0.1 リリースにアップグレードする 場 合 、XIV LUN はエラー 状 態 になることがあります。5.1/5.1SP1 の 最新 の RP は、エンクロージャの 命 名 に 同 じロジックを 使 うようにすでに 修 正 されています。回 避 策 :アップグレード 後 、vxddladm assign names を 実 行 してください。動 的 LUN 拡 張 操 作 中 に vxdisk サイズ 変 更 コマンドを 使 って VxVM(<strong>Veritas</strong> Volume Manager)ディスクを 拡 張 できない(2064510)LUN の simple 形 式 での 動 的 LUN 拡 張 操 作 中 に、 次 のエラーメッセージが 表 示 されます。VxVM vxdisk ERROR V-5-1-8643 デバイス : サイズ 変 更 に 失 敗 しました(Device : resize failed): 無 効 なデータが 要 求 されています(Invalid data in request)vxdisk resize コマンドは、シリンダ 数 が 2^16-1(65535)を 超 えない 限 り、サイズ 変 更操 作 の 前 後 でシリンダサイズ(ヘッド 数 * トラックごとのセクタの 合 計 数 )の 定 数 を 維 持 します。ジオメトリ 値 を 格 納 する VTOC の 制 限 が 2^16 -1 までのため、シリンダ 数 が 制 限 を 超えると、vxdisk resize のシリンダサイズが 増 えます。これが 発 生 した 場 合 、プライベートリージョンがパブリックリージョンデータと 重 複 し、ユーザーデータが 破 損 します。


54第 1 章 <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong> Availability リリースノート既 知 の 問 題この LUN ジオメトリの 変 化 の 結 果 、VxVM は simple 形 式 のディスクの vxdisk resizeを 完 了 できなくなります。VxVM は、SIMPLE 形 式 のディスクでの 動 的 LUN 拡 張 操 作 中に、このようなジオメトリの 変 化 に 対 応 するように 設 計 されていません。回 避 策 :VxVM の vxdisk resize コマンドは、ディスクが simple、sliced、CDS のどの 形 式 であるかに 応 じて 動 作 が 異 なります。上 で 示 した 問 題 は、simple 形 式 のディスク 設 定 でのみ 発 生 します。この 動 作 の 違 いがあるため、ジオメトリが LUN レベルで 動 的 LUN 拡 張 操 作 中 に 変 化 する 場 合 、ディスクをCDS 形 式 に 変 換 できます。ディスクで vxcdsconvert コマンドを 使 います。その 後 で、vxdisk resize コマンドを 発 行 できます。詳 しくは、 http://www.symantec.com/docs/TECH136240 を 参 照 してください。1 TB を 超 える LDOM ディスクを cdsdisk 形 式 で 初 期 化 するvxdisksetup コマンドが 失 敗 する(2557072)1 TB を 超 える LDOM ディスクを cdsdisk 形 式 で 初 期 化 する vxdisksetup コマンドが失 敗 します。この 問 題 は、LDOM オペレーティングシステムコマンドが 原 因 で 発 生 します。このコマンドは、GUID Partition Table(GPT)ラベルのパーティションの 数 が 9 を 超 えると 失 敗 します。Linux システムと 互 換 性 があるようにするには、cdsdisk 形 式 では 少 なくとも 128 のパーティションが 必 要 です。回 避 策 : この 問 題 に 対 する 回 避 策 はありません。Clariion LUN がスナップショット 以 外 のホストにマップされると 継 続的 な 侵 害 のループが 発 生 する(2761567)Clariion LUN がスナップショット 以 外 のホストにマップされた 場 合 、そのいずれかでの 侵害 が 他 の 侵 害 を 引 き 起 こすことがあります。プライマリパスが 利 用 可 能 な 場 合 、DMP がLUN のフェールバックを 試 みるため、この 動 作 の 結 果 、これらの LUN でループが 発 生することがあります。回 避 策この 問 題 を 避 けるためには、dmp_monitor_ownership チューニングパラメータをオフにしてください。# vxdmpadm settune dmp_monitor_ownership=offvxrecover コマンドは RAID5 ボリュームを 正 しく 処 理 しない(2715124)vxrecover コマンドは、トップレベルボリュームのリカバリプロセスを 呼 び 出 し、これがサブボリュームのリカバリを 内 部 的 に 処 理 します。vxrecover コマンドは RAID5 ボリューム


第 1 章 <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong> Availability リリースノート既 知 の 問 題55を 適 切 に 処 理 しません。リカバリプロセスはサブボリュームをリカバリできず、NEEDSYNC状 態 のままになります。回 避 策 :次 の 通 り、 手 動 で vxvol ユーティリティを 使 って RAID5 ボリュームをリカバリしてください。# vxvol -g diskgroup resync volume新 しいマスターの 同 期 を 再 開 した 後 、もとのマスターが 接 続 できないと、プレックスの 同 期 が 完 了 しない(2788077)vxrecover -o force を 実 行 すると、1 つのサブボリュームのみがリカバリされ、 他 のボリュームのリカバリが 必 要 であることが 検 出 されません。vxassist mirror コマンドを 実 行 するときは、 各 サブボリュームで vxplex att コマンドを 連 続 的 に 実 行 します。attach 操 作 (attach 操 作 が 進 行 中 のため、 関 係 するプレックスにマークを 付 ける 必 要 がある)の 開 始 前 にエラーが 発 生 した 場 合 、vxrecover は 進 行中 の attach 操 作 のレコードを 見 つけられないため、attach 操 作 をやり 直 しません。回 避 策 :次 のコマンドを 各 サブボリュームで 実 行 し、ボリューム 全 体 を 手 動 でリカバリします。# usr/lib/vxvm/type/fsgen/vxplex -U fsgen -g diskgroup ¥-o force useopt att volume plex大 規 模 な LUN 設 定 の 場 合 、DMP デバイススキャン 後 にストレージが 表 示 されなくなることがある(2828328)通 常 この 問 題 は、 大 規 模 な LUN 設 定 で 見 られます。 場 合 によって、DMP デバイススキャン 後 にストレージが 表 示 されなくなります。DMP デバイススキャンは、vxdisk scandisksコマンドまたは vxdctl enable コマンドで 生 成 されます。OS コマンド ioscan がデバイスを 検 出 できても、VxVM/DMP はできません。回 避 策 :関 係 するノードで vxconfigd デーモンを 再 起 動 すると、 問 題 が 解 決 することがあります。この 方 法 が 有 効 でない 場 合 、システムを 再 ブートしてください。-o updateid オプションと -ouseclonedev オプションを 使 った BCVLUN のディスクグループのインポートは、ディスクグループに DCOでのミラーボリュームまたはスナップショットがある 場 合 はサポートされない(2831658)VxVM は、すべてのオブジェクトを 固 有 に 識 別 するために、 設 定 に 格 納 された GUID を使 います。DCO ボリュームはミラーとスナップショットの GUID を 格 納 します。ディスクグ


56第 1 章 <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong> Availability リリースノート既 知 の 問 題ループが -o updateid と -ouseclonedev を 使 ってインポートされた 場 合 、VxVM 設 定データベースのオブジェクトの GUID は 変 更 され、DCO ボリュームに 格 納 された GUIDは 更 新 されません。そのため、DCO が 関 係 する 操 作 では 格 納 された GUID のオブジェクトが 見 つけられず、これが 原 因 で、DCO が 関 係 する 特 定 の 操 作 でエラーが 発 生 する、または 予 期 しない 動 作 が 発 生 する 可 能 性 があります。回 避 策 :利 用 できる 回 避 策 はありません。マスターノードがボリュームのプレックスのいずれかに 属 するディスクにアクセスできないと、マスターノードはリカバリを 実 行 できない(2764153)マスターノードがボリュームのプレックスのいずれかに 属 するディスクにアクセスできないと、ディスクがないマスターノードはリカバリを 実 行 できません。回 避 策 :他 のノードがストレージにアクセスできる 場 合 、それらのノードはリカバリを 実 行 できます。ストレージへの 接 続 性 が 高 い 他 のノードのいずれかに、マスターロールを 切 り 替 えてください。クラスタに 参 加 する 最 初 のノードがストレージに 接 続 できないとCVM は 開 始 に 失 敗 する(2787713)クラスタに 参 加 する 最 初 のノードがディスクに 接 続 できない 場 合 、 共 有 ディスクグループのインポートに 失 敗 します。クラスタに 後 から 参 加 する 他 のノードは、ディスクグループの自 動 インポートが 既 存 のクラスタ 処 理 の 一 環 として 実 行 済 みであると 見 なします。回 避 策 :ディスクに 接 続 されているノードへのマスタースイッチを 実 行 します。その 後 で、ディスクグループを 手 動 でインポートします。結 合 ノードで 見 つからないディスクがある 場 合 、 多 数 のディスクがある 設 定 に 問 題 が 発 生 する(2869514)多 数 のディスク(500 台 を 超 える)が 設 定 されており、この 設 定 の 結 合 ノードで 一 部 のディスクが 見 つからない 場 合 (たとえば100 台 のディスク)、ノードの 結 合 に 長 い 時 間 がかかります。 結 合 ノードは、ノード 上 の 見 つからないディスクを 検 索 するときに、すべてのディスクをオンラインにすることを 試 みます。ディスクが 見 つからないと、 結 合 プロセスを 完 了 するために、REMOTE LMISSING ディスクが 結 合 ノード 上 に 作 成 されます。このプロセスに 時 間 がかかり、このような 場 合 、VCS リソースのオンラインプロセスがタイムアウトすることがあります。回 避 策 :


第 1 章 <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong> Availability リリースノート既 知 の 問 題57■ 結 合 ノードの 見 つからないディスクを 接 続 してください。■見 つからないディスクと 結 合 することが 目 的 の 場 合 、VCS のタイムアウトを 増 やす 必 要があります。EMC PowerPath が 管 理 するデバイスがストレージへのアクセスを 失 うと <strong>Veritas</strong> Volume Manager コマンドが 遅 延 する(2757198)EMC PowerPath が 管 理 するデバイスを 含 む 環 境 でストレージへのアクセスが 失 われると、<strong>Veritas</strong> Volume Manager コマンドが 遅 延 します。ストレージへのアクセスが 失 われたときに、VxVM はパスの 健 全 性 を 確 認 するために 各 LUN から SCSI 問 い 合 わせを 送信 し、EMC PowerPath が 存 在 することでこれが 遅 延 します。誤 ったエラーメッセージが 表 示 されてディスクグループのインポートに 失 敗 する(2149922)クローンディスクを 使 ってディスクグループをインポートすると、「 書 式 が 正 しくありません」または「 無 効 な 属 性 」エラーでインポートに 失 敗 します。たとえば、 次 のコマンドでエラーが 発 生 することがあります。# vxdg -o useclonedev=on import dgnameこのエラーメッセージは、 正 しい 機 能 ライセンスがインストールされていない 場 合 に 表 示 されることがあります。回 避 策 :Fast Mirror Resync とディスクグループの 分 割 と 結 合 の 各 ライセンスがインストールされていることを 確 認 してください。ライセンスがインストールされていない 場 合 はインストールしてください。動 的 LUN 拡 張 は simple 形 式 または sliced 形 式 の EFI ディスクに 対 してサポートされない(2836798)動 的 LUN 拡 張 は、simple 形 式 または sliced 形 式 の EFI(Extensible FirmwareInterface)ディスクに 対 してはサポートされません。これはデータ 破 損 の 原 因 となることがあります。 推 奨 される 形 式 は、CDS(Cross-Platform Data Sharing)ディスク 形 式 での 形式 です。回 避 策 :vxcdsconvert ユーティリティを 使 ってディスク 形 式 を CDS に 変 換 します。


58第 1 章 <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong> Availability リリースノート既 知 の 問 題CVMVolDg エージェントが CVM ディスクグループのデポートに 失敗 することがあるCVM ディスクグループは、CVMVolDg リソースがオフラインになった 順 序 に 基 づいてデポートされます。ディスクグループの CVMVolDg リソースで、CVMDeportOnOffline 属性 の 設 定 に 1 と 0 が 混 在 している 場 合 、オフラインになった 最 後 の CVMVolDg リソースの 属 性 値 が 1 の 場 合 のみディスクグループがデポートされます。オフラインになった 最 後の CVMVolDg リソースの 属 性 値 が 0 の 場 合 は、ディスクグループはデポートされません。回 避 策 : 共 有 ディスクグループに 複 数 の CVMVolDg リソースが 設 定 されている 場 合 は、すべてのリソースで CVMDeportOnOffline 属 性 の 値 を 1 に 設 定 します。<strong>Veritas</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> の 既 知 の 問 題この 項 では、<strong>Veritas</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong>(VxFS)のこのリリースでの 既 知 の 問 題 について 説 明します。NFS 上 で 同 じターゲット 名 で 複 数 回 <strong>File</strong>Snap を 作 成 すると「ファイルが 存 在 します」エラーが 発 生 することがある(2353352)「ファイルが 存 在 します」エラーは、NFS クライアントのキャッシュ 動 作 の 結 果 として 発 生 します。 リンク 操 作 が 成 功 しているので、NFS クライアントは、file2::snap:vxfs: といった 指 定 されたターゲット 名 でファイルが 作 成 されていると 仮 定 します。その 結 果 、NFS クライアントはこの 名 前 でファイルをキャッシュに 保 存 します。回 避 策 : スナップショットが 作 成 された 後 で、ターゲットファイルを 削 除 します。これにより、NFS のクライアントに、 強 制 的 にキャッシュから 名 前 を 削 除 させます。 次 に 例 を 示 します。# ln file1 file2::snap:vxfs:# rm file2::snap:vxfs:小 さいファイルシステムで 遅 延 した 割 り 当 てを 有 効 にするとファイルシステムが 無 効 になることがある(2389318)小 さいファイルシステム( 約 100 MB)で 遅 延 した 割 り 当 てを 有 効 にすると、ファイルシステムが 無 効 になることがあります。 この 場 合 、 次 のエラーメッセージが 出 て、システムコンソールログに 表 示 されます。mesg 001: V-2-1: vx_nospace - file_system file system full(size block extent)回 避 策 : vxtunefs コマンドで、ファイルシステムの 遅 延 した 割 り 当 てを 無 効 にしてください。


第 1 章 <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong> Availability リリースノート既 知 の 問 題59遅 延 した 割 り 当 ては、マルチボリュームファイルシステムのボリュームの 1 つの 使 用 率 が 100% 近 くになっていると、 他 のボリュームに 空 き 容 量 があっても、 自 動 的 にオフになることがある(2438368)遅 延 した 割 り 当 ては、マルチボリュームファイルシステムのボリュームの 1 つの 使 用 率 が100% 近 くになっていると、ファイルシステムの 他 のボリュームに 空 き 容 量 があっても、 自動 的 にオフになることがあります。回 避 策 : ボリュームに 十 分 な 空 き 容 量 ができれば、 遅 延 した 割 り 当 ては 自 動 的 に 再 開 します。重 複 排 除 はエラー 110 で 失 敗 することがある(2591473)ある 場 合 には、データ 重 複 排 除 は 次 の 例 のようなメッセージを 出 して 失 敗 します。Saving Status Node Type <strong>File</strong>system---------------------------------------------------------------------00% FAILED node01 MANUAL /data/fs12011/10/26 01:38:58 End full scan with errorさらに、 重 複 排 除 のログには 次 の 例 のようなエラーが 記 録 されます。2011/10/26 01:35:09 DEDUP_ERROR AddBlock failed. Error = 110これらのエラーは、 空 き 容 量 の 少 ない 状 態 で 重 複 排 除 処 理 が 実 行 されたこと、そして 完了 するにはより 多 くの 空 き 容 量 が 必 要 であることを 示 しています。回 避 策 : ファイルシステムで、より 多 くの 容 量 を 空 けてください。vxresize はファイルシステムの 縮 小 の 際 「ブロックが 現 在 使 用 中 」エラーで 失 敗 する(2437138)vxresize の 縮 小 操 作 は、ファイルシステム 上 でアクティブな I/O が 進 行 中 で、 縮 小 目 標サイズがファイルシステムの 現 在 の 使 用 状 況 に 近 いときに 失 敗 します。 次 の 例 のようなメッセージが 表 示 されます。UX:vxfs fsadm: ERROR: V-3-20343: cannot shrink /dev/vx/rdsk/dg1/vol1 -blocks are currently in use.VxVM vxresize ERROR V-5-1-7514 Problem running fsadm command for volumevol1, in diskgroup dg1回 避 策 :I/O が 停 止 した 後 で 縮 小 操 作 を 再 実 行 してください。システム 起 動 時 にコンソールで 警 告 メッセージが 表 示 されることがある(2354829)システム 起 動 時 に、システムコンソールで 次 のメッセージが 表 示 されることがあります。


60第 1 章 <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong> Availability リリースノート既 知 の 問 題WARNING: couldn't allocate SDT table for module vxfsWARNING: couldn't allocate FBT table for module vxfsLoading smf(5) service descriptions: 2/2これらの 警 告 は、SDT および FBT DTrace のプローブが、VxFS モジュールでは 利 用 できないことを 示 しています。それでも VxFS のモジュールは 正 しくロードされており、 動 作します。Dtrace SDT/FBT には、サポートできるモジュールサイズの 制 限 があります。VxFSのモジュールは Dtrace がサポートできるサイズを 超 えているので、SDT および FBTDtrace のプローブは VxFS では 動 作 しないことがあります。回 避 策 : この 問 題 に 対 する 回 避 策 はありません。vx_freeze_block_threads_all() で 真 偽 判 定 エラーが 発 生 する 可能 性 がある(2244932)pdir_threshold チューニングパラメータを 1 に 設 定 すると、vx_freeze_block_threads_all() 呼 び 出 しで 真 偽 判 定 エラーが 発 生 する 可 能 性 があります。回 避 策 : この 問 題 に 対 する 回 避 策 はありません。vx_worklist_lk() のミューテックスの 競 合 は 1 つの CPU を 100%まで 使 用 することがある(2086902)vx_worklist_lk() 呼 び 出 しでのミューテックスの 競 合 は、1 つの CPU を 100% まで 使用 することがあります。回 避 策 : この 問 題 に 対 する 回 避 策 はありません。レプリケーションの 既 知 の 問 題ここでは、<strong>Veritas</strong> <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong> Availability のこのリリースでのレプリケーションの 既 知 の 問 題 について 説 明 します。IPv6 専 用 環 境 の RVG で、データボリュームまたは SRL の 名 前 にコロンを 使 用 できない(1672410、1672417、1825031)問 題 : VVR を IPv6 専 用 環 境 の 6.0 リリースにアップグレードすると、RVG、データボリューム、SRL の 名 前 にコロンが 指 定 されている 場 合 、vradmin コマンドが 動 作 しないことがあります。また、VVR を IPv6 専 用 環 境 にアップグレードすると、RVG、ボリューム、SRL の名 前 にコロンが 含 まれている 場 合 、vradmin createpri がコアダンプを 出 力 することがあります。回 避 策 : VVR の 設 定 で、ボリューム、SRL、RVG の 名 前 にコロンを 指 定 しないようにします。


第 1 章 <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong> Availability リリースノート既 知 の 問 題61vradmin コマンドが 動 作 している 間 、vradmind が 一 時 的 にハートビートを 失 うことがある(2071568、2275444)この 問 題 は VVR を 管 理 するために vradmin コマンドを 使 った 場 合 に 起 きることがあります。 vradmin コマンドの 実 行 中 、vradmind が 一 時 的 にハートビートを 失 って、 次 のエラーメッセージを 表 示 して 終 了 することがあります。VxVM VVR vradmin ERROR V-5-52-803 Lost connection to host host;terminating command execution.回 避 策 :この 問 題 を 解 決 するには1 アプリケーション I/O の 作 業 負 荷 とネットワーク 環 境 に 応 じて、RDS のすべてのホストで /etc/vx/vras/vras_env の IPM_HEARTBEAT_TIMEOUT 変 数 をコメント 解 除し、 値 をより 大 きな 値 に 増 やしてください。 次 の 例 はタイムアウト 値 を 120 秒 に 増 加 します。export IPM_HEARTBEAT_TIMEOUTIPM_HEARTBEAT_TIMEOUT=1202 新 しい IPM_HEARTBEAT_TIMEOUT 値 を 有 効 にするために、RDS のすべてのホストの vradmind を 再 起 動 します。 RDS のすべてのホストで 次 のように 入 力 してください。# /etc/init.d/vras-vradmind.sh stop# /etc/init.d/vras-vradmind.sh startvradmin syncvol コマンドと IPv6 アドレスの 互 換 性 (2075307)vradmin syncvol コマンドは、ターゲットディスクグループとボリューム 名 が 指 定 されていないと、 圧 縮 された 形 式 の IPv6 アドレスと 連 携 しません。回 避 策 : IPv6 環 境 では、vradmin syncvol コマンドを 実 行 し、 圧 縮 された 形 式 の IPv6アドレスを 使 ってターゲットホストを 特 定 する 場 合 は、ターゲットディスクグループとボリューム 名 も 指 定 する 必 要 があります。もとのプライマリとバンカー 間 のレプリケーションを 開 始 するRVGPrimary エージェント 操 作 がフェールバック 中 に 失 敗 する(2054804)もとのプライマリとバンカー 間 のレプリケーションを 開 始 する RVGPrimary エージェント 操作 はフェールバック 中 (ディザスタリカバリの 後 に 再 びもとのプライマリに 移 行 するとき)に失 敗 し、 次 のエラーメッセージが 表 示 されます。


62第 1 章 <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong> Availability リリースノート既 知 の 問 題VxVM VVR vxrlink ERROR V-5-1-5282 Error getting information fromremote host. Internal Error.この 問 題 は、バンカー 設 定 によるグローバルクラスタ 化 で、バンカーレプリケーションがストレージプロトコルを 使 って 設 定 されている 場 合 に 起 きます。バンカーディスクグループがバンカーホストにインポートされる 前 にセカンダリが 復 帰 し、セカンダリクラスタのRVGPrimary エージェントによってバンカー 再 生 を 初 期 化 するときにこの 問 題 が 発 生 します。回 避 策 :この 問 題 を 解 決 するには1 フェールバックを 行 う 前 に、バンカー 再 生 が 完 了 している、または 中 止 されていることを 確 認 します。2 フェールバックの 後 、バンカーディスクグループをデポートして、もとのプライマリにインポートします。3 VCS の 制 御 外 からレプリケーション 操 作 を 開 始 してみます。プライマリクラスタのシステムのいくつかでアプリケーションサービスグループが 設 定 されていて、<strong>Cluster</strong>FailoverPolicy が「AUTO」に 設 定 されている 場 合 、バンカー 再 生 が 行 われない (2047724)グローバルクラスタがアプリケーションサービスグループをフェールオーバーするまでの時 間 が、VVR がプライマリの 障 害 に 関 連 する 設 定 変 更 を 検 出 するまでの 時 間 より 短 い 場合 があります。これは、<strong>Cluster</strong>FailoverPolicy 属 性 の 値 が Auto に 設 定 され、プライマリクラスタのノードのサブセットで AppGroup が 設 定 されている 場 合 に、バンカー 化 されグローバルにクラスタ 化 された 設 定 で 起 きる 可 能 性 があります。これにより、フェールオーバーサイトに 障 害 が 起 きると RVGPrimary がオンラインになります。 次 のようなメッセージが VCS エンジンのログに 記 録 されます。RVGPrimary:RVGPrimary:online:Diskgroup bunkerdgname could not beimported on bunker host hostname. Operation failed with error 256and message VxVM VVR vradmin ERROR V-5-52-901 NETWORK ERROR: Remoteserver unreachable... Timestamp VCS ERROR V-16-2-13066 (hostname)Agent is calling clean for resource(RVGPrimary) because the resourceis not up even after online completed.回 避 策 :この 問 題 を 解 決 するには◆設 定 にバンカーノードが 含 まれている 場 合 は、RVGPrimary リソースのOnlineRetryLimit 属 性 をゼロ 以 外 の 値 に 設 定 します。


第 1 章 <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong> Availability リリースノート既 知 の 問 題63以 前 のプライマリ 選 択 操 作 が 実 行 されていないか 正 常 に 完 了 していないため、RVGPrimary エージェントが 新 しいプライマリサイトでアプリケーションサービスグループをオンラインにできない 場 合 がある (2043831)プライマリ 選 択 設 定 で、 以 前 に 作 成 されたインスタントスナップショットの 存 在 のため、RVGPrimary エージェントが 新 しいプライマリサイトでアプリケーションサービスグループをオンラインにできない 場 合 があります。これは 新 しいプライマリを 選 ぶためにElectPrimary コマンドを 実 行 しない 場 合 、または 以 前 の ElectPrimary コマンドが 正常 に 完 了 しなかった 場 合 に 起 きることがあります。回 避 策 : vxrvg -g dg -P snap_prefix snapdestroy rvg コマンドを 使 用 して 手 動でインスタントスナップショットを 破 棄 します。アプリケーションサービスグループをクリアし、手 動 でオンラインにします。セカンダリに 作 成 された VxFS ファイルシステムを 含 むスナップショットボリュームを 読 み 書 きモードでマウントできず、グローバルクラスタサイトのフェールオーバー 後 に 新 しいプライマリで VxFSファイルシステムを 読 み 書 きモードでマウントすると 失 敗 することがある(1558257)問 題 1セカンダリで VxFS ファイルシステムを 含 むレプリケートデータボリュームのスナップショットを 作 成 するために vradmin ibc コマンドを 使 うと、スナップショットボリュームを 読 み 書きモードでマウントできずに 次 のエラーが 起 きることがあります。UX:vxfs mount: ERROR: V-3-21268: /dev/vx/dsk/dg/snapshot_volumeis corrupted. needs checkingこれは、vradmin ibc コマンドを 実 行 する 前 にファイルシステムが 停 止 されていないために、ファイルシステムを 含 むスナップショットボリュームの 整 合 性 が 失 われている 可 能 性 があることが 原 因 です。問 題 2グローバルクラスタサイトのフェールオーバー 後 、 新 しいプライマリサイトで VxFS ファイルシステムを 含 むレプリケートデータボリュームを 読 み 書 きモードでマウントすると、 次 のエラーで 失 敗 することがあります。UX:vxfs mount: ERROR: V-3-21268: /dev/vx/dsk/dg/data_volumeis corrupted. needs checkingこれは 一 般 的 に、グローバルクラスタサイトのフェールオーバーよりも 前 にもとのプライマリサイトでファイルシステムが 停 止 されていないために、 新 しいプライマリサイトでファイルシステムの 整 合 性 が 失 われている 可 能 性 があることが 原 因 です。


64第 1 章 <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong> Availability リリースノート既 知 の 問 題回 避 策 : 次 の 回 避 策 によってこれらの 問 題 を 解 決 します。問 題 1 の 場 合 、セカンダリのスナップショットボリュームで fsck コマンドを 実 行 して、スナップショットに 存 在 するファイルシステムの 整 合 性 を 復 元 します。次 に 例 を 示 します。# fsck -F vxfs /dev/vx/dsk/dg/snapshot_volume問 題 2 の 場 合 、 新 しいプライマリサイトのレプリケートデータボリュームで fsck コマンドを実 行 して、データボリュームに 存 在 するファイルシステムの 整 合 性 を 復 元 します。次 に 例 を 示 します。# fsck -F vxfs /dev/vx/dsk/dg/data_volumevxassist の 再 レイアウトで DCM が 削 除 される(145413)DCM があるストライプボリュームにカラムを 追 加 する 再 レイアウトを 実 行 すると、DCM は削 除 されます。 これが 起 こったことを 示 すメッセージはありません。 DCM を 置 換 するには、 次 を 入 力 します。#vxassist -g diskgroup addlog vol logtype=dcmvxassist 操 作 と vxresize 操 作 が、RVG に 関 連 付 けられている 階層 化 ボリュームで 動 作 しない(2162579)この 問 題 は、RVG に 関 連 付 けられておりストライプ 化 ミラーのレイアウトがあるボリュームでサイズ 変 更 操 作 を 試 みると 発 生 します。回 避 策 :RVG に 関 連 付 けられている 階 層 化 ボリュームをサイズ 変 更 するには1 アプリケーションを 一 時 停 止 または 停 止 してください。2 RLINK が 最 新 になるまで 待 ってください。 次 を 入 力 します。# vxrlink -g diskgroup status rlink3 影 響 を 受 ける RVG を 停 止 します。 次 を 入 力 します。# vxrvg -g diskgroup stop rvg4 RVG からのボリュームの 関 連 付 けを 解 除 します。 次 を 入 力 します。# vxvol -g diskgroup dis vol


第 1 章 <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong> Availability リリースノート既 知 の 問 題655 ボリュームをサイズ 調 整 してください。この 例 では、ボリュームは 10 GB に 増 加 します。 次 を 入 力 します。# vxassist -g diskgroup growto vol 10G6 データボリュームを RVG に 関 連 付 けます。 次 を 入 力 します。# vxvol -g diskgroup assoc rvg vol7 RVG を 起 動 します。 次 を 入 力 します。# vxrvg -g diskgroup start rvg8 アプリケーションを 再 開 または 開 始 してください。データ 変 更 マップをミラー 化 するための 余 分 な LUN がない 場 合 プライマリディスクグループの 作 成 は 失 敗 する(2478684)十 分 なディスク 容 量 があっても、データ 変 更 マップ(DCM)をミラー 化 するための 余 分 なLUN がない 場 合 には、プライマリディスクグループの 作 成 は 失 敗 します。回 避 策 : プライマリディスクグループを 作 成 する 前 に、ディスクグループに LUN を 追 加 します。バージョン 5.1 と 6.0 の 間 のレプリケーションで vradmin verifydata操 作 が 失 敗 する(2360713)<strong>Storage</strong> Foundation 5.1 を 実 行 しているホストと <strong>Storage</strong> Foundation 6.0 を 実 行 しているホストからなる、クロスバージョン VVR 環 境 でレプリケートを 行 うと、vradmin verifydataコマンドは 次 のエラーを 出 して 失 敗 します。VxVM VVR vxrsync ERROR V-5-52-2222 [from host]: VxVM in.vxrsyncdERROR V-5-36-2125 Server volume access error during [assign volids]volume path: [/dev/vx/dsk/dg/snapshot_volume] reason: [this could bebecause a target volume is disabled or an rlink associated with atarget volume is not detached during sync operation].回 避 策 : この 問 題 には 2 つの 回 避 策 があります。■■<strong>Storage</strong> Foundation 5.1 を 実 行 しているホストを <strong>Storage</strong> Foundation 5.1SP1 またはそれ 以 降 にアップグレードして、vradmin verifydata コマンドを 再 実 行 します。『<strong>Veritas</strong> <strong>Storage</strong> Foundation and <strong>High</strong> Availability Solutions レプリケーション管 理 者 ガイド』の「セカンダリ 上 のデータの 検 証 」セクションに 記 されている、オフラインの 検 証 の 手 順 に 従 います。 この 処 理 では、セカンダリが 最 新 であると 確 認 すること、


66第 1 章 <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong> Availability リリースノート既 知 の 問 題レプリケーションを 一 時 停 止 すること、および vradmin syncrvg コマンドを -verifyオプションを 付 けて 実 行 することを 必 要 とします。RVG 内 のデータボリュームを 連 結 からストライプ 化 ミラーへ 再 レイアウトできない(2129601)この 問 題 は RVG に 関 連 付 けられているデータボリュームで 再 レイアウト 操 作 を 試 み、ターゲットのレイアウトがストライプ 化 ミラーのときに 発 生 します。回 避 策 :RVG 内 のデータボリュームを 連 結 からストライプ 化 ミラーへ 再 レイアウトするには1 アプリケーションを 一 時 停 止 または 停 止 してください。2 RLINK が 最 新 になるまで 待 ってください。 次 を 入 力 します。# vxrlink -g diskgroup status rlink3 影 響 を 受 ける RVG を 停 止 します。 次 を 入 力 します。# vxrvg -g diskgroup stop rvg4 RVG からのボリュームの 関 連 付 けを 解 除 します。 次 を 入 力 します。# vxvol -g diskgroup dis vol5 ボリュームをストライプ 化 ミラーへ 再 レイアウトします。 次 を 入 力 します。# vxassist -g diskgroup relayout vol layout=stripe-mirror6 データボリュームを RVG に 関 連 付 けます。 次 を 入 力 します。# vxvol -g diskgroup assoc rvg vol7 RVG を 起 動 します。 次 を 入 力 します。# vxrvg -g diskgroup start rvg8 アプリケーションを 再 開 または 開 始 してください。vradmin verifydata がエンディアンの 異 なる 環 境 の 違 いを 報 告 することがある(2834424)クロスプラットフォーム 環 境 にある 2 つのノードの 間 でレプリケーションを 行 う 際 に、 自 動同 期 またはレプリケーション 中 に、vradmin verifydata コマンドがこれらの 間 の 違 いを 報


第 1 章 <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong> Availability リリースノート既 知 の 問 題67告 することがあります。 これはプラットフォーム 間 のエンディアンの 違 いによるものです。しかし、セカンダリノードのファイルシステムの 整 合 性 は 保 たれ、 最 新 の 状 態 です。vradmin verifydata 操 作 は、RVG がボリュームセットを 含 む 場 合に 失 敗 する(2808902)VVR 環 境 では、vradmin verifydata コマンドは、RVG(Replicated Volume Group)にボリュームセットが 含 まれている 場 合 、 次 のエラーが 発 生 して 失 敗 します。Message from Primary:VxVM VVR vxrsync ERROR V-5-52-2009 Could not open device/dev/vx/dsk/vvrdg/ due to: stat of raw character volume pathfailedCVR 環 境 のクラスタ 再 設 定 後 、vradmin repstatus 操 作 で 設 定 エラーが 表 示 されることがある(2779580)CVR 環 境 では、クラスタが 再 設 定 されると、vradmin repstatus コマンドが 次 のエラーメッセージを 表 示 することがあります。No Primary RVGvradmin repstatus コマンドはプライマリサイトでは 通 常 通 りに 機 能 します。回 避 策 : プライマリノードとセカンダリノードの 両 方 で vradmind デーモンを 再 起 動 します。vxrvg snaprestore 操 作 の 実 行 中 に I/O がプライマリノードでハングアップする(2762147)CVR 環 境 では、セカンダリノードが RVG のログ 所 有 者 として 設 定 されている 場 合 、プライマリノードで vxrvg snaprestore コマンドを 発 行 すると、I/O がハングアップすることがあります。マスター 切 り 替 え 操 作 後 に vradmin が 機 能 しないことがある(2163712)特 定 の 状 況 では、マスターロールを 切 り 替 えると vradmin が 機 能 しなくなることがあります。 次 のメッセージが 表 示 されます。VxVM VVR vxrlink ERROR V-5-1-15861Command is not supported forcommand shipping. Operation must be executed on master回 避 策 :


68第 1 章 <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong> Availability リリースノート既 知 の 問 題マスターの 切 り 替 え 操 作 後 の vradmin 機 能 を 復 元 するには1 すべてのクラスタノードで vradmind を 再 起 動 します。 次 を 入 力 します。# /etc/init.d/vras-vradmind.sh stop# /etc/init.d/vras-vradmind.sh start2 失 敗 したコマンドを 再 度 入 力 します。vxrecover コマンドは RVG の 階 層 化 ボリュームを 自 動 的 にはリカバリしない(2866299)vxrecover コマンドは、トップレベルボリュームのリカバリプロセスを 呼 び 出 し、これがサブボリュームのリカバリを 内 部 的 に 処 理 します。vxrecover コマンドは 階 層 化 ボリュームを 適 切 に 処 理 しません。リカバリプロセスはサブボリュームをリカバリできず、NEEDSYNC状 態 のままになります。回 避 策 :次 の 通 り、 手 動 で vxvol ユーティリティを 使 って 階 層 化 ボリュームをリカバリしてください。# vxvol -g diskgroup resync volumeLLT の 既 知 の 問 題ここでは、LLT に 関 するこのリリースでの 既 知 の 問 題 について 説 明 します。LLT ポートの 統 計 で recvbytes よりも 大 きい recvcnt が 示 されることがある(1907228)パケットを 受 信 するたびに、LLT は 次 の 変 数 を 増 分 します■ recvcnt(パケットごとに 1 ずつ 増 加 )■ recvbytes(すべてのパケットのパケットサイズのみ 増 加 )これらの 変 数 は 両 方 とも 整 数 です。 一 定 のトラフィックでは、recvbytes はすぐに MAX_INTに 達 してロールオーバーします。 これにより recvbytes の 値 が recvcnt の 値 よりも 小 さくなることがあります。これは LLT の 機 能 に 影 響 しません。デバイスの 絶 対 パスが llttab ファイルで 使 われていない 場 合 にLLT を 設 定 できない(2858159)(Oracle Solaris 11) 仮 想 マシン 上 では、llttab のリンクに 対 応 するデバイスの 絶 対 パスを 使 ってください。たとえば、llttab ファイルで /dev/net/net:1 ではなく /dev/net/net1を 使 ってください。そうしないと、LLT を 設 定 できません。


第 1 章 <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong> Availability リリースノート既 知 の 問 題69UDP 上 の LLT を 使 うクラスタへのノードの 追 加 に CPI 応 答 ファイルを 使 えない(2869763)addnode -responsefile コマンドを 実 行 するときに、クラスタが UDP 上 の LLT を 使 っていると、 新 しいノードで 生 成 される /etc/llttab ファイルが 正 しくなりません。そのため、この 手 順 は 失 敗 し、CPI 応 答 ファイルを 使 ってクラスタにノードを 追 加 できません。回 避 策 : ありません。GAB の 既 知 の 問 題ここでは、GAB に 関 するこのリリースでの 既 知 の 問 題 について 説 明 します。GAB クライアントを 初 期 化 解 除 する 間 、「gabdebug -RGabTestDriver」のコマンドはログに refcount 値 2 を 記 録 する(2536373)-nodeinit オプションで gtx ポートを 登 録 解 除 した 後 、gabconfig -C コマンドはrefcount として 1 を 表 示 します。しかし GAB クライアントを 初 期 化 解 除 するために 強 制的 な deinit オプション(gabdebug -R GabTestDriver)を 実 行 すると、 次 のようなメッセージがログに 記 録 されます。GAB INFO V-15-1-20239Client GabTestDriver with refcount 2 forcibly deinited on user requestrefcount 値 は 内 部 的 に 1ずつ 増 やされます。 しかし、refcount 値 は 2 と 表 示 されます。これは、gabconfig -C コマンドの 出 力 と 矛 盾 しています。回 避 策 : この 問 題 に 対 する 回 避 策 はありません。再 設 定 時 にパニックが 発 生 する(2590413)クラスタの 再 設 定 の 際 、GAB のブロードキャストプロトコルと、シーケンス 要 求 パスとの 間で、 競 合 状 態 が 発 生 します。 この 条 件 は 非 常 に 狭 いウィンドウ 期 間 で 発 生 するものですが、 生 じると、GAB のマスターでパニックが 発 生 します。回 避 策 : この 問 題 に 対 する 回 避 策 はありません。GAB は Oracle Solaris 11 の 段 階 的 アップグレード 中 に 停 止 に 失敗 することがある(2858157)Oracle Solaris 11 の 段 階 的 アップグレード 中 、GAB は 停 止 に 失 敗 することがあります。しかし、CPI は 警 告 を 表 示 し、スタックの 停 止 を 続 行 します。回 避 策 : インストーラがアップグレードを 完 了 した 後 で、ノードを 再 ブートしてください。


70第 1 章 <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong> Availability リリースノート既 知 の 問 題gablogd で pfiles ファイルまたは truss ファイルを 実 行 できない(2292294)pfiles または truss が gablogd 上 で 実 行 されるときに、gablogd に 信 号 が 発 行 されます。gablogd は gab ioctl を 呼 び 出 し、イベントを 待 機 中 であるためにブロックされます。その結 果 、pfiles コマンドはハングアップします。回 避 策 : なし。(Oracle Solaris 11) 仮 想 マシン 上 で、GAB が 開 始 に 失 敗 し、 終 了した 可 能 性 があることを CPI( 共 通 の 製 品 インストーラ)が 報 告 することがある(2879262)GAB の 起 動 スクリプトは、 起 動 のために 予 測 よりも 時 間 がかかることがあります。 起 動 の 遅延 により、GAB がエラーになって 終 了 したことを CPI が 報 告 することがあります。回 避 策 : 手 動 で GAB とすべての 依 存 するサービスを 開 始 します。I/O フェンシングの 既 知 の 問 題ここでは、I/O フェンシングに 関 するこのリリースでの 既 知 の 問 題 について 説 明 します。vxfen サービスのタイムアウト 問 題 による Solaris 10 ノードの 再ブートの 遅 延 (1897449)shutdown -i6 -g0 -y コマンドを 使 ってノードを 再 ブートすると、 次 のエラーメッセージが 表 示 されることがあります。svc:/system/vxfen:default:Method or service exittimed out. Killing contract 142svc:/system/vxfen:default:Method "/lib/svc/method/vxfen stop"failed due to signal Kill.このエラーは、VCS が I/O フェンシングの 停 止 を 試 みるときに vxfen クライアントが 引 き続 きアクティブになっていることが 原 因 で 発 生 します。その 結 果 、vxfen stop サービスがタイムアウトになり、システムの 再 ブートを 遅 らせます。回 避 策 : 次 の 手 順 を 実 行 して、この vxfen stop サービスのタイムアウトエラーが 起 きないようにします。


第 1 章 <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong> Availability リリースノート既 知 の 問 題71vxfen stop サービスのタイムアウトエラーが 起 きないようにするには1 VCS を 停 止 します。クラスタ 内 の 任 意 のノードで、 次 のコマンドを 実 行 します。# hastop -all2 システムを 再 ブートします。# shutdown -i6 -g0 -yCP サーバーが 利 用 不 能 な IP アドレスを 繰 り 返 しログに 記 録 する(2530864)コーディネーションポイントサーバー(CP サーバー)が、vxcps.conf ファイルに 記 されている、またはコマンドラインから 動 的 に 追 加 された、どの IP アドレスからも 応 答 を 受 けなかった 場 合 、CP サーバーは、 障 害 を 示 すため、 定 期 的 な 間 隔 でログにエラーを 記 録 します。 ログの 記 録 は、IP アドレスが 正 常 にバインドされるまで 続 きます。CPS ERROR V-97-51-103 Could not create socket for host10.209.79.60 on port 14250CPS ERROR V-97-1400-791 Coordination point server could notopen listening port = [10.209.79.60]:14250Check if port is already in use.回 避 策 : cpsadm コマンドの rm_port アクションを 使 って、 問 題 となっている IP アドレスを、 応 答 を 待 機 している IP アドレスのリストから 削 除 します。詳 しくは、『<strong>Veritas</strong> <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong> Availability 管 理者 ガイド』を 参 照 してください。クラスタノードが CP サーバーに 登 録 されていなくてもフェンシングポート b が 数 秒 間 可 視 になる(2415619)クラスタノードが CP サーバーに 登 録 されていない 状 態 で、コーディネーションポイントサーバー(CP サーバー)の 情 報 をクラスタノードの vxfenmode に 設 定 し、フェンシングを 開 始すると、フェンシングポート b が 数 秒 間 可 視 になり、それから 消 えます。回 避 策 : この 問 題 を 解 決 するには、CP サーバーにクラスタ 情 報 を 手 動 で 追 加 します。また、インストーラを 使 用 することもできます。インストーラは 設 定 時 に、クラスタ 情 報 を CPサーバーに 追 加 します。


72第 1 章 <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong> Availability リリースノート既 知 の 問 題cpsadm コマンドは LLT がアプリケーションクラスタで 設 定 されていない 場 合 には 失 敗 する(2583685)cpsadm コマンドは、cpsadm コマンドを 実 行 するアプリケーションクラスタノードで LLT が設 定 されていなければ、コーディネーションポイントサーバー (CP サーバー)と 通 信 できません。 次 のようなエラーが 表 示 されます。# cpsadm -s 10.209.125.200 -a ping_cpsCPS ERROR V-97-1400-729 Please ensure a valid nodeid usingenvironment variableCPS_NODEIDCPS ERROR V-97-1400-777 Client unable to communicate with CPS.ただし、CP サーバー 上 で cpsadm コマンドを 実 行 すれば、CP サーバーをホストしているノードで LLT が 設 定 されていなくても、この 問 題 は 起 こりません。 CP サーバーノード 上 のcpsadm コマンドは、LLT が 設 定 されていなければ、 常 に LLT ノード ID が 0 であると 想定 します。CP サーバーとアプリケーションクラスタ 間 のプロトコルに 従 えば、アプリケーションクラスタノード 上 で cpsadm を 実 行 した 場 合 、cpsadm はローカルノードの LLT ノード ID を CPサーバーに 送 信 する 必 要 があります。 しかし、LLT が 一 時 的 に 設 定 解 除 されていた 場合 、またはノードが LLT が 設 定 されないシングルノード VCS 設 定 である 場 合 には、cpsadmコマンドは LLT ノード ID を 取 得 できません。そのような 状 況 では、cpsadm コマンド 失 敗します。回 避 策 : CPS_NODEID 環 境 変 数 の 値 を 255 に 設 定 します。cpsadm コマンドは、LLT からLLT ノード ID を 取 得 できなかった 場 合 には、CPS_NODEID 変 数 を 読 み 込 んで、 続 行 します。I/O フェンシングが 起 動 していないときに、svcs コマンドが VxFENをオンラインとして 表 示 する(2492874)Solaris 10 SMF では、サービスの 状 態 を、サービスの 開 始 メソッドが 返 す 終 了 コードに 基づいて 判 断 します。 VxFEN の 開 始 メソッドは、vxfen-startup をバックグラウンドで 実 行し、 終 了 コード 0 を 返 します。そのため、vxfen-startup スクリプトが 起 動 後 にエラーで 終了 しても、そのことは SMF まで 伝 わりません。 この 動 作 のため、svcs コマンドは VxFENの 状 態 を 間 違 って 表 示 することがあります。回 避 策 : I/O フェンシングが 動 作 しているかどうかを 確 認 するには、vxfenadm コマンドを使 用 します。


第 1 章 <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong> Availability リリースノート既 知 の 問 題73CP サーバーにクラスタの 詳 細 が 存 在 しない 場 合 、VxFEN は 既 存のスプリットブレインについてのメッセージを 出 して、 失 敗 する(2433060)サーバーベースの I/O フェンシングを 開 始 するとき、ノードがクラスタに 参 加 せず、ログファイルに 次 のようなエラーメッセージを 記 録 することがあります。/var/VRTSvcs/log/vxfen/vxfen.log ファイルVXFEN vxfenconfig ERROR V-11-2-1043Detected a preexisting split brain. Unable to join cluster./var/VRTSvcs/log/vxfen/vxfen.log ファイルoperation failed.CPS ERROR V-97-1400-446 Un-authorized user cpsclient@sys1,domaintype vx; not allowing actionアプリケーションクラスタの vxfend デーモンは、コーディネーションポイントサーバー(CPサーバー)に 対 して、GAB のメンバーシップに 属 するクラスタメンバーが CP サーバーに登 録 されているかどうかをチェックするようにクエリーします。アプリケーションクラスタが 何らかの 理 由 で CP サーバーに 接 触 できなかった 場 合 、フェンシングは CP サーバー 上 の登 録 を 判 断 できず、 予 防 的 にすでにスプリットブレインが 発 生 していると 想 定 します。回 避 策 : アプリケーションクラスタで VxFEN を 開 始 する 前 に、クラスタ 名 、UUID、ノード、権 限 などのクラスタ 詳 細 が CP サーバーに 追 加 されていることを 確 認 します。vxfenswap ユーティリティは RSH の 制 限 事 項 によるコーディネーションポイントの 検 証 エラーを 検 出 しない(2531561)vxfenswap ユーティリティは、コーディネーションポイントの 検 証 のため、クラスタの 各 ノード 上 で RSH または SSH により vxfenconfig -o modify コマンドを 実 行 します。 RSHを 使 用 して(-n オプションを 付 けて)vxfenswap コマンドを 実 行 した 場 合 、RSH はノードのコーディネーションポイントの 検 証 エラーを 検 出 しません。 vxfenswap はこのポイントから、 検 証 がすべてのノードで 成 功 だったように 続 行 します。 しかし 後 の 段 階 で、VxFENドライバへの 新 しいコーディネーションポイントのコミットを 試 みるときに 失 敗 します。 エラーの 後 には、 全 体 の 操 作 をロールバックし、ゼロ 以 外 のエラーコードを 返 して 正 常 に 終 了 します。 SSH を 使 用 して(-n オプションなしで)vxfenswap を 実 行 した 場 合 には、SSH はコーディネーションポイントの 検 証 エラーを 正 しく 検 出 し、 全 体 の 操 作 をすぐにロールバックします。回 避 策 : vxfenswap ユーティリティを SSH で(-n オプションなしで) 使 います。


74第 1 章 <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong> Availability リリースノート既 知 の 問 題フェンシングが 再 ブート 後 にノードの 1 つで 起 動 しない(2573599)VxFEN の 設 定 解 除 でカーネルでの 処 理 が 完 了 していないときに VxFEN の 起 動 を 試 みた 場 合 、/var/VRTSvcs/log/vxfen/vxfen.log ファイルに 次 のエラーが 出 されます。VXFEN vxfenconfig ERROR V-11-2-1007 Vxfen already configuredただし、gabconfig -a コマンドの 出 力 にはポート b は 表 示 されません。vxfenadm -dコマンドは 次 のエラーを 表 示 します。VXFEN vxfenadm ERROR V-11-2-1115 Local node is not a member of cluster!回 避 策 : しばらくしてから 再 び VxFEN を 開 始 します。サーバーベースのフェンシングはデフォルトポートが 指 定 されていない 場 合 に 間 違 って 起 動 する(2403453)フェンシングをカスタマイズモードで 設 定 した 場 合 には、デフォルトのポートを 指 定 しなくても、フェンシングは 起 動 します。 しかし、vxfenconfig -l コマンドではポート 番 号 が 出力 されません。回 避 策 : 少 なくとも 1 台 の CP サーバーでカスタマイズされたフェンシングを 使 用 する 場合 には、/etc/vxfenmode ファイル 内 に「port=」の 設 定 を 残 しておいてください。ポートのデフォルト 値 は 14250 です。セキュアな CP サーバーは IP アドレスとして 127.0.0.1 を 使 用 するローカルホストとは 接 続 しない(2554981)cpsadm コマンドは、IP アドレスとして 127.0.0.1 を 使 用 するローカルホストでは、セキュアな CP サーバーに 接 続 しません。回 避 策 : CP サーバーで 設 定 され、ローカルノードと 関 連 付 けられているいずれかの 仮 想IP を 使 用 して、セキュアな CP サーバーに 接 続 してください。30 秒 の 間 隔 をカスタマイズできない(2551621)vxcpserv プロセスは、 起 動 時 に IP アドレスにバインドすることができなかった 場 合 、30秒 間 隔 でその IP アドレスへのバインドを 試 みます。 この 間 隔 は 設 定 可 能 ではありません。回 避 策 : この 問 題 に 対 する 回 避 策 はありません。configure_cps.pl スクリプトで CPSSG を 設 定 する 際 に NIC リソースが 間 違 った 名 前 で 作 成 される(2585229)configure_cps.pl スクリプトによって 作 成 される NIC のリソースの 名 前 が 適 切 でない 場合 があります。たとえば、m 番 目 の VIP が n 番 目 の NIC にマップされ、m と n とが 必 ず


第 1 章 <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong> Availability リリースノート既 知 の 問 題75しも 同 じでない 場 合 です。この 場 合 、CPSSG は 問 題 なく 動 作 し 続 けますが、configure_cps.pl を 使 って CPSSG を 設 定 解 除 しようとすると、 失 敗 します。回 避 策 : CPSSG を 設 定 解 除 するためには、VCS の 設 定 から CPSSG の 設 定 を 削 除 する必 要 があります。CP サーバーの 設 定 は、SFHA クラスタにホストされている CP サーバーのセキュアな 信 用 証 明 の 設 定 中 に、 失 敗 する(2621029)configure_cps.pl ユーティリティを 使 う CP サーバーの 設 定 は、SFHA クラスタでホストされている CP サーバーのセキュアな 信 用 証 明 を 設 定 しているときに、 失 敗 します。 次のエラーが 出 ることがあります。Creating softlink to credential directory /etc/VRTScps/db/CPSERVERon node nodename.Unable to connect to node nodename using /usr/bin/ssh.Please configure ssh communication and retry. Exiting.回 避 策 : 次 のオプションを 使 うことができます。■■configure_cps.pl ユーティリティを 実 行 する 前 に、root ユーザーのデフォルトシェルを KSH または bash に 変 更 します。クラスタの 各 ノードで configure_cps.pl ユーティリティを 実 行 した 後 に、 次 の 手 順を 実 行 します■手 動 で 古 い 信 用 証 明 ディレクトリまたはソフトリンクを 削 除 します。 次 に 例 を 示 します。# rm -rf /var/VRTSvcs/vcsauth/data/CPSERVER■信 用 証 明 ディレクトリの 共 有 場 所 への 新 しいソフトリンクを 作 成 します。# ln -s path_of_CP_server_credential_directory ¥/var/VRTSvcs/vcsauth/data/CPSERVER■CPSSG サービスグループを 起 動 します。# hagrp -online CPSSG -anyCP サーバーをセキュアモードで 6.0 以 降 にアップグレードした 後に cpsadm コマンドが 失 敗 する(2846727)cpsadm コマンドは、コーディネーションポイントサーバー(CP サーバー)をセキュアモードで 6.0 にアップグレードした 後 に 失 敗 することがあります。 古 い VRTSat パッケージ をシステムから 削 除 していないと、cpsadm コマンドは、システムに 存 在 するその 古 いセキュ


76第 1 章 <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong> Availability リリースノート既 知 の 問 題リティバイナリを 読 み 込 みます。 インストーラが CP サーバーで cpsadm コマンドを 実 行 し、SFCFSHA クラスタ(アプリケーションクラスタ)を 追 加 またはアップグレードすると、インストーラも 失 敗 します。回 避 策 : CP サーバーのすべてのノードで 次 の 手 順 を 実 行 します。この 問 題 を 解 決 するには1 cpsadm という 名 前 を cpsadmbin に 変 更 します。# mv /opt/VRTScps/bin/cpsadm /opt/VRTScps/bin/cpsadmbin2 次 の 内 容 で、ファイル /opt/VRTScps/bin/cpsadm を 作 成 します。#!/bin/shEAT_USE_LIBPATH="/opt/VRTScps/lib"export EAT_USE_LIBPATH/opt/VRTScps/bin/cpsadmbin "$@"3 新 しいファイルの 権 限 を 775 に 変 更 します。# chmod 755 /opt/VRTScps/bin/cpsadmスタックの 再 インストール 後 、サーバーベースのフェンシングは 開始 に 失 敗 することがある(2802682)スタックの 再 インストール 後 、 既 存 の 設 定 ファイルを 使 う 場 合 、サーバーベースのフェンシングは 開 始 に 失 敗 することがあります。回 避 策 :スタックの 再 インストール 後 、スタックがアンインストールされるときにクライアントクラスタ 情報 が 削 除 されるため、コーディネーションポイントサーバーのクライアントクラスタ 情 報 を 追加 する 必 要 があります。 詳 しくは、『<strong>Veritas</strong> <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong><strong>High</strong> Availability インストールガイド』のサーバーベースの I/O フェンシングを 手 動 で 設定 する 方 法 の 項 を 参 照 してください。または、 手 動 で /etc/vxfenmode ファイルと main.cfファイルを 修 正 し、 無 効 モードでフェンシングを 開 始 してから、フェンシングを 設 定 できます。共 通 の 製 品 インストーラはリリースバージョン 5.1SP1 のクライアントシステムとリリースバージョン 6.0 以 降 のサーバーの 間 で 信 頼関 係 を 設 定 できない(2824472)この 問 題 は、5.1SP1 リリースバージョンがトラストストアの 個 別 のディレクトリをサポートしていないために 発 生 します。しかし、リリースバージョン 6.0 以 降 はトラストストアの 個 別 の


第 1 章 <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong> Availability リリースノート既 知 の 問 題77ディレクトリをサポートしています。このトラストストアのサポートの 不 一 致 が 原 因 で、クライアントシステムとサーバーとの 間 の 信 頼 関 係 を 設 定 できません。回 避 策 : cpsat または vcsat コマンドを 使 ってコーディネーションポイントサーバーとクライアントシステムとの 間 の 信 頼 関 係 を 手 動 で 設 定 してください。これにより、サーバーとクライアントシステムはセキュアモードで 通 信 できます。CP サーバーではホスト 名 とユーザー 名 の 大 文 字 と 小 文 字 が 区 別される(2846392)CP サーバーのホスト 名 とユーザー 名 は、 大 文 字 と 小 文 字 が 区 別 されます。CP サーバーと 通 信 するためにフェンシングが 使 うホスト 名 とユーザー 名 は、 大 文 字 と 小 文 字 が CP サーバーデータベース 内 の 文 字 と 同 じである 必 要 があり、 異 なる 場 合 はフェンシングを 開 始 できません。回 避 策 : ホスト 名 とユーザー 名 に、CP サーバーと 大 文 字 と 小 文 字 が 同 じ 文 字 を 使 うようにしてください。クラスタ 内 の 一 部 のノードに 対 し、フェンシングが RFSM 状 態 を 繰り 返 しとして 示 すことがある(2555191)キャンパスクラスタ 環 境 で、コーディネーションポイントクライアントに 基 づくフェンシングが、クラスタ 内 の 一 部 のノードに 対 して RFSM 状 態 を 繰 り 返 しとして 示 すことがあります。回 避 策 :RFSM 状 態 を 繰 り 返 しとして 示 すノードのフェンシングを 再 起 動 します。Oracle Solaris 11 への 段 階 的 アップグレードの 最 初 のノードの 再ブート 後 、<strong>Veritas</strong> <strong>Cluster</strong> Server が 起 動 しないことがある(2852863)VCS(<strong>Veritas</strong> <strong>Cluster</strong> Server)に 依 存 するカーネルレベルのサービスのいずれかが 起動 しないと、VCS は 起 動 しません。add_drv コマンドがシステムへのドライバの 追 加 に 失敗 することが 原 因 で、LLT、GAB、Vxfen の 各 モジュールも 起 動 に 失 敗 することがあります。Solaris 11 では、add_drv コマンドは、 別 の add_drv コマンドがシステムで 同 時 に実 行 されると、 実 行 できないことがあります。回 避 策 :LLT、GAB、Vxfen の 各 モジュールの 状 態 を 確 認 します。3 つのサービスがすべてがSMF でオンラインであること 確 認 します。その 後 で、VCS の 開 始 を 再 試 行 します。


78第 1 章 <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong> Availability リリースノート既 知 の 問 題VRTSvxfen パッケージがシステムにインストールされていない 場合 、インストールメディアから vxfentsthdw ユーティリティを 直 接 実行 できない(2858190)VRTSvxfen パッケージがシステムにインストールされていない 場 合 、vxfentsthdw ユーティリティが 機 能 するために 必 要 な 特 定 のスクリプトファイルが 使 用 可 能 になりません。そのため、システムに VRTSvxfen パッケージがインストールされていないと、このユーティリティをインストールメディアから 実 行 できません。回 避 策 : VRTSvxfen パッケージをインストールしてから、インストールメディアまたは/opt/VRTSvcs/vxfen/bin/ からユーティリティを 実 行 してください。CoordPoint エージェントがコーディネータディスクグループへの 新規 ディスクの 追 加 を 報 告 しない [2727672]コーディネータディスクグループに 新 しいディスクを 追 加 したために、コーディネータディスクグループの 構 成 要 素 に 変 更 があった 場 合 でも、CoordPoint エージェントの LevelTwo監 視 は 障 害 を 報 告 しません。回 避 策 : この 問 題 に 対 する 回 避 策 はありません。コーディネーションポイントサーバーベースのフェンシングは、6.0.1のコーディネーションポイントサーバーを 使 って 5.1SP1RP1 で 設定 されている 場 合 に 失 敗 することがある(2824472)5.1SP1 インストーラ(CPI)は、5.1SP1 にトラストストアの 個 別 のディレクトリがないために、5.1SP1 クライアントと 6.0 以 降 のサーバーの 間 で 信 頼 関 係 を 設 定 できません。 信 頼 関 係を 設 定 できないと、5.1SP1 インストーラは、セキュアモードで 5.1SP1 クライアントが 6.0以 降 の CPS と 連 動 するように 設 定 できません。回 避 策 :cpsat または vcsat コマンドを 使 って CPS とクライアントとの 間 の 信 頼 関 係 を 手 動 で 設 定してください。これにより、CPS とクライアントはセキュアモードで 正 しく 通 信 できます。CP サーバーのユーザー 名 は 大 文 字 と 小 文 字 が 区 別 されない 必要 がある(2846392)CP サーバーのホスト 名 とユーザー 名 は、 大 文 字 と 小 文 字 の 区 別 がないはずです。しかし、 現 在 CP サーバーは、ユーザー 名 とホスト 名 のどちらも 大 文 字 と 小 文 字 が 区 別 されない 状 態 をサポートしていません。CP クライアントは、ホスト 名 とユーザー 名 に 大 文 字 と 小文 字 が 異 なる 文 字 が 使 われている CP サーバーと 通 信 できず、そのためにフェンシングを 開 始 できません。


第 1 章 <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong> Availability リリースノート既 知 の 問 題79CoordPoint エージェントの FaultTolerance 属 性 の 上 限 値 はコーディネーションポイントの 過 半 数 を 下 回 っている 必 要 があります。(2846389)CoordPoint エージェントの FaultTolerance 属 性 の 上 限 値 はコーディネーションポイントの 過 半 数 を 下 回 っている 必 要 があります。 現 在 この 値 はコーディネーションポイント 数未 満 です。VRTSvxfen パッケージをインストールする 前 に vxfentsthdw ユーティリティが 起 動 しない(2858190)VRTSvxfen パッケージをインストールするまでは、vxfentsthdw ユーティリティを 格 納 する /etc/vxfen.d/script/vxfen_scriptlib.sh のファイルが 存 在 しません。この 場 合 、このユーティリティは 実 行 されません。回 避 策 :VRTSvxfen パッケージをインストールすることに 加 え、インストール DVD から vxfentsthdwユーティリティを 直 接 実 行 してください。<strong>Veritas</strong> <strong>Storage</strong> Foundation for Databases(SFDB)ツールの 既 知 の 問題このリリースの <strong>Veritas</strong> <strong>Storage</strong> Foundation for Database(SFDB)ツールでは、 次 の 既知 の 問 題 が 確 認 されています。SFDB コマンドが IPV6 環 境 で 動 作 しない(2619958)IPV6 環 境 では、SFDB コマンドは SFCFSHA に 対 して 動 作 しません。 現 時 点 では 回 避策 はありません。Database <strong>Storage</strong> Checkpoint のマウント 解 除 が、デバイスが 使用 中 であるとして 失 敗 することがある(2591463)場 合 によっては、Database <strong>Storage</strong> Checkpoint を 使 用 してクローンされたデータベースがシャットダウンしているときに、 次 のようなエラーが 発 生 することがあります。SFAE Error:0457: Failed to unmount device/dev/vx/dsk/datadg/datavol:Ckpt_1317707593_rw_1317708154.Reason: VxFS returned error : umount: /tmp/clonedb/data: device isbusy回 避 策クローンデータベースが 使 用 中 とされている 場 合 には、Oracle ユーザーとして 強 制 的 にシャットダウンしてから、マウント 解 除 操 作 を 再 試 行 してください。


80第 1 章 <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong> Availability リリースノート既 知 の 問 題SmartTier コマンドを 使 用 しようとすると 失 敗 する(2332973)dbdst_preset_policy または dbdst_file_move のような SmartTier コマンドを 実 行しようとすると、 次 のエラーが 出 て 失 敗 します。fsppadm: ERROR: V-3-26551: VxFS failure on low level mechanismwith message - Device or resource busyこのエラーは、そのファイルシステムで、dbdst_obj_move のようなサブファイル SmartTierコマンドが 実 行 されていた 場 合 に 発 生 します。この 問 題 に 対 する 回 避 策 はありません。ファイルベース SmartTier とサブファイルSmartTier を 同 時 に 使 用 することはできません。層 に 対 して 特 定 の 名 前 を 使 用 しようとするとエラーが 発 生 する(2581390)層 に 対 して 特 定 の 名 前 を 使 用 しようと 試 みると、 次 のエラーメッセージが 表 示 されます。SFORA dbdst_classify ERROR V-81-6107 Invalid Classname BALANCEこのエラーは、 次 の 名 前 が 予 約 されていて、SmartTier の 層 の 名 前 として 許 可 されないために 生 じます。■■■BALANCECHECKPOINTMETADATA回 避 策予 約 名 ではない SmartTier のクラス 名 を 使 用 してください。クローン 操 作 の 失 敗 は 予 期 しない 状 態 のクローンデータベースを残 すことがある(2512664)クローン 操 作 が 失 敗 すると、 予 期 しない 状 態 のクローンデータベースが 残 る 場 合 があります。クローン 操 作 を 再 試 行 しても、うまくいかないことがあります。回 避 策再 試 行 がうまくいかない 場 合 には、 使 用 した PITC の 方 法 に 応 じて、 以 下 の 処 理 のいずれかを 実 行 してください。■■FlashSnap の 場 合 には、スナップショットを 再 同 期 し、クローン 操 作 を 再 試 行 します。<strong>File</strong>Snap と Database <strong>Storage</strong> Checkpoint の 場 合 には、クローンを 破 棄 して、クローンを 再 作 成 します。


第 1 章 <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong> Availability リリースノート既 知 の 問 題81■領 域 最 適 化 スナップショットの 場 合 には、スナップショットを 破 棄 して、 新 しいスナップショットを 作 成 します。これらの 回 避 策 を 実 行 しても 再 試 行 に 成 功 しなかった 場 合 には、シマンテック 社 のサポートにお 問 い 合 わせください。FlashSnap の 再 同 期 は 既 存 の 領 域 最 適 化 スナップショットがある場 合 には 失 敗 する(2479901)既 存 の 領 域 最 適 化 スナップショットがある 場 合 に FlashSnap の 再 同 期 操 作 を 試 みると、再 同 期 操 作 は 次 のエラーにより 失 敗 します。Error: VxVM vxdg ERROR V-5-1-4597 vxdg join FS_oradg oradg faileddatavol_snp : Record already exists in disk grouparchvol_snp : Record already exists in disk group回 避 策まず 領 域 最 適 化 スナップショットを 破 棄 し、それから FlashSnap の 再 同 期 操 作 を 実 行 してください。<strong>Veritas</strong> SFDB(<strong>Storage</strong> Foundation for Databases)ツールの 5.0xから 6.0.1 へのアップグレード(2184482)SFHA または SF for Oracle RAC のバージョン 5.0 を SFHA または SF for Oracle RACのバージョン 6.0.1 にアップグレードすると、sfua_rept_migrate コマンドによってエラーメッセージが 表 示 されます。SFCFSHA バージョン 5.0 から SFCFSHA 6.0.1 にアップグレードする 際 に、S*vxdbms3起 動 スクリプトは NO_S*vxdbms3 に 名 前 変 更 されます。sfua_rept_upgrade ではS*vxdbms3 起 動 スクリプトが 必 要 です。このため、sfua_rept_upgrade が 実 行 されると、S*vxdbms3 起 動 スクリプトが 見 つからず、 上 記 のエラーメッセージが 表 示 されます。/sbin/rc3.d/S*vxdbms3 not foundSFORA sfua_rept_migrate ERROR V-81-3558 <strong>File</strong>:is missing.SFORA sfua_rept_migrate ERROR V-81-9160 Failed to mount repository.回 避 策sfua_rept_migrate を 実 行 する 前 に、 起 動 スクリプト 名 NO_S*vxdbms3 を S*vxdbms3に 変 更 します。


82第 1 章 <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong> Availability リリースノート既 知 の 問 題クローンコマンドは、PFILE エントリの 値 が 複 数 の 行 にわたっている 場 合 、 失 敗 します(1922384)init.ora ファイルで log_archive_dest_1 が 1 行 に 収 まっている 場 合 はdbed_vmclonedb が 機 能 しますが、log_archive_dest_1 が 複 数 の 行 にわたっている場 合 は dbed_vmcloneb が 失 敗 します。回 避 策この 問 題 に 対 する 回 避 策 はありません。Oracle データベース 11g R1 と 11g R2 では 診 断 監 視 がサポートされない [1985055]Oracle データベース 11g R1 と 11g R2 では 診 断 監 視 がサポートされません。回 避 策 : Oracle リソースの MonitorOption 属 性 を 0 に 設 定 します。SFDB コマンドが ZHS16GBK 文 字 セットで 動 作 しない(2715323)Oracle データベースの 文 字 セットが ZHS16GBK に 設 定 されている 場 合 、SFDB コマンドは 動 作 しません。これは、SFDB コマンドは、マルチバイト 文 字 セット(AL32UTF8 とZHS16GBK を 除 きます)ではサポートされていないためです。この 問 題 に 対 する 回 避 策 はありません。データの 生 成 がデータファイルの 破 損 、ロールバック、オフラインチェックポイントの 復 元 後 に 失 敗 する(2869259)データファイルが 予 約 サイズ 未 満 で 破 損 したときに、ロールバックが 進 行 せず、ファイルが 正 しくロールバックされないことがあります。現 時 点 では 回 避 策 はありません。オフラインモードのチェックポイントまたは FlashSnap が CFS 環 境のデータベースのオフライン 状 態 を 認 識 せず、クローンが 失 敗 する(2869260)単 一 インスタンス Oracle のクラスタファイルシステムで、スナップショットまたはチェックポイントがオフラインのときに、データベースが 非 アクティブであるノードでクローンが 作 成 されると、クローンは 失 敗 し、Oracle の SFDB vxsfadm ERROR V-81-0564 と 同 様 のエラーが 返 されます。... Reason: ORA-01194: file 1 needs more recovery to be consistentORA-01110: data file 1: /var/tmp/ikWxDkQ1Fe/data/sfaedb/system01.dbf'(DBD ERROR: OCIStmtExecute) ...


第 1 章 <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong> Availability リリースノート既 知 の 問 題83回 避 策 : この 問 題 に 対 する 回 避 策 はありません。クラスタファイルシステムにインストールされる 単 一 インスタンスのデータベースの 場 合 は、アクティブノードにチェックポイントまたはスナップショットを 作 成 してください。チェックポイントクローンは archive log の 記 録 先 がデータファイルの 保 存 先 と 同 じ 場 合 に 失 敗 する(2869266)チェックポイントクローンの 作 成 は archive log の 記 録 先 がデータファイルの 保 存 先 と同 じ 場 合 に 失 敗 します。 次 のようなエラーが 発 生 します。Use of uninitialized value $path in hash elementat /opt/VRTSdbed/lib/perl/DBED/CkptOracle.pm line 121.Use of uninitialized value $path in concatenation (.) or stringat /opt/VRTSdbed/lib/perl/DBED/CkptOracle.pm line 124.Use of uninitialized value $path in pattern match (m//)at /opt/VRTSdbed/lib/perl/DBED/CkptOracle.pm line 126.SFDB vxsfadm ERROR V-81-0564 Oracle returned error.Reason: ORA-02236: invalid file name (DBD ERROR: error possibly near indicator at char 172 in 'CREATE CONTROLFILE REUSE SET DATABASE'TClone03' RESETLOGS NOARCHIVELOG回 避 策 : 6.0.1 リリースでは、チェックポイントサービスに 対 して 個 別 のアーカイブとデータファイルのマウントを 作 成 してください。<strong>File</strong>Snap の 詳 細 リストに 特 定 のスナップの 詳 細 が 表 示 されない(2846382)<strong>File</strong>Snap はスナップショットまたはクローンの 詳 細 リストの 表 示 をサポートしていません。<strong>File</strong>Snap はすべてのスナップショットまたはクローンの 概 略 情 報 の 表 示 のみをサポートしています。たとえば、CLI vxsfadm -s filesnap -a oracle --name=snap1 -o listを 実 行 すると、 特 定 のスナップショットの 詳 細 リストではなく、すべてのスナップショットの 概略 リストが 表 示 されます。回 避 策 : この 問 題 に 対 する 回 避 策 はありません。RAC の 通 常 と 異 なる 一 部 のアーカイブログ 設 定 で Flashsnap のクローンが 失 敗 する(2846399)RAC 環 境 では、FlashSnap を 使 うときに、スナップショットへのアーカイブログの 記 録 先は 共 有 パスである 必 要 があり、 全 ノードで 同 一 である 必 要 があります。さらに、すべてのノードは、アーカイブログの 記 録 先 を 指 定 するために、 同 じアーカイブログ 設 定 パラメータを 使 う 必 要 があります。 次 のような 設 定 はサポートされません。


84第 1 章 <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong> Availability リリースノート既 知 の 問 題tpcc1.log_archive_dest_1='location=/tpcc_arch'tpcc2.log_archive_dest_2='location=/tpcc_arch'tpcc3.log_archive_dest_3='location=/tpcc_arch'ここで、tpcc1、tpcc2、tpcc3 は RAC インスタンスの 名 前 であり、/tpcc_arch は 共 有 アーカイブログの 記 録 先 です。回 避 策 : FlashSnap を 使 うには、 上 の 設 定 を*.log_archive_dest_1='location=/tpcc_arch' に 修 正 してください。 次 に 例 を 示 します。tpcc1.log_archive_dest_1='location=/tpcc_arch'tpcc2.log_archive_dest_1='location=/tpcc_arch'tpcc3.log_archive_dest_1='location=/tpcc_arch'フラッシュアーカイブのインストール 後 、「vxdbd」プロセスがオンラインになる(2869269)SF スタックのフラッシュアーカイブのインストール 後 、スタックが 設 定 されていなくても、vxdbd 処 理 が 起 動 します。回 避 策 : この 問 題 は 無 視 できます。または /opt/VRTSdbed/common/bin/vxdbdctrlstop コマンドを 使 って vxdbd プロセスを 停 止 してください。両 方 のノードで 同 じチェックポイント、 同 じ 名 前 を 使 ってクローンが作 成 された 場 合 、CFS 環 境 のチェックポイントクローンに 失 敗 する(2869268)異 なる CFS ノード 上 の 別 のクローンと 同 じ 名 前 、 同 じチェックポイントのクローンを 作 成 すると、CFS 環 境 での Oracle データベースのチェックポイントクローンに 失 敗 します。回 避 策 : 回 避 策 はありません。 別 の 名 前 のクローンを 作 成 してください。多 数 のデータファイルのオフホストクローン 作 成 に 非 常 に 長 い 時間 がかかる(2849540)特 定 の Oracle データベース 設 定 のオフホストクローン 作 成 時 に、 特 にデータファイルが数 百 個 あると、クローン 作 成 に 1 時 間 以 上 の 長 い 時 間 がかかることがあります。この 問 題が 原 因 で、クローン 作 成 が 失 敗 することはありません。この 問 題 は、FlashSnap、 領 域 最適 化 スナップショット、<strong>File</strong>Snap、チェックポイントなどのすべてのサービスに 該 当 します。回 避 策 : 現 時 点 では 回 避 策 はありません。


第 1 章 <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong> Availability リリースノートソフトウェアの 制 限 事 項855.0 MP3RP5 から 6.0.1 への 段 階 的 な SFRAC のアップグレード 後に sfua_rept_migrate が 失 敗 する(2874322)6.0.1 にアップグレードするときに、sfua_rept_migrate コマンドでエラーが 発 生 することがあり、リポジトリボリュームのマウント 解 除 に 失 敗 します。 次 のようなエラーメッセージが表 示 されます。# ./sfua_rept_migrateMounting SFUA Sybase ASA repository.Unmounting SFUA Sybase ASA repository.UX:vxfs umount: ERROR: V-3-26388: file system /rep has been mountlockedSFORA sfua_rept_migrate ERROR V-81-5550 umount /dev/vx/dsk/repdg/repvolfailed.SFORA sfua_rept_migrate ERROR V-81-9162 Failed to umount repository.回 避 策 : このエラーはアップグレードの 障 害 になりません。リポジトリの 移 行 は 正 常 に 動 作しますが、 古 いリポジトリボリュームはマウント 解 除 されません。 手 動 オプションを 使 ってマウントをマウント 解 除 してください。たとえば、/opt/VRTS/bin/umount -o mntunlock=VCS /rep を 実 行 します。詳 しくは、 TECH64812 を 参 照 してください。ソフトウェアの 制 限 事 項このセクションでは、このリリースのソフトウェアの 制 限 事 項 について 説 明 します。コンポーネントまたは 製 品 に 関 連 するソフトウェアの 制 限 事 項 の 完 全 な 一 覧 については、対 応 するリリースノートを 参 照 してください。p.92 の 「マニュアル」 を 参 照 してください。<strong>Veritas</strong> <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong> Availability ソフトウェアの 制 限 事 項このリリースの <strong>Veritas</strong> <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong> Availability のソフトウェア 制 限 事 項 は、 次 のとおりです。cfsmntadm コマンドではマウントオプションが 確 認 されない(2078634)cfsmntadm コマンドに 渡 されるマウントオプションが 正 しいことを 確 認 する 必 要 があります。マウントオプションが 正 しくない 場 合 、マウントは 失 敗 し、CFSMount リソースはオンラ


86第 1 章 <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong> Availability リリースノートソフトウェアの 制 限 事 項インになりません。VCS エンジンのログファイルでマウントの 失 敗 に 関 するメッセージを 確認 できます。クラスタを 停 止 してディスクグループをデポートした 後 に、 無 効 なSCSI-3 PR キーがディスクに 残 るSFCFSHA クラスタに 存 在 するすべてのノードをクラスタから 削 除 した 場 合 に、データディスク 上 の SCSI-3 Persistent Reservation(PR)キーが 獲 得 されないことがあります。その結 果 、そのキーが、クラスタを 停 止 した 後 、またはノードがブートした 後 に、 参 照 されることがあります。 残 っているキーは、データディスクのフェンシングには 影 響 しません。ノードがクラスタに 再 結 合 するときに、 再 使 用 されるか、 置 き 換 えられるからです。また、キーはvxfenclearpre ユーティリティを 実 行 して 動 で 消 去 することができます。vxfenclearpre ユーティリティについて 詳 しくは、『<strong>Veritas</strong> <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong><strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong> Availability 管 理 者 ガイド』を 参 照 してください。<strong>Veritas</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> ソフトウェアの 制 限 事 項6.0.1 リリースの <strong>Veritas</strong> <strong>Storage</strong> Foundation ソフトウェアの 制 限 事 項 を 次 に 示 します。ディレクトリのファイル 数 制 限 の 推 奨 事 項VxFS パフォーマンスを 最 大 化 するには、 同 じディレクトリ 内 部 のファイルが 100,000 個を 超 えないようにしてください。 代 わりに 複 数 のディレクトリを 使 います。vxlist コマンドは 1 EB 以 上 の 数 値 を 正 しく 表 示 できないvxlist コマンド、および vxlist と 同 じライブラリを 使 う 他 のすべてのコマンドは、1 EB以 上 の 数 値 を 正 しく 表 示 できません。拡 張 書 き 込 み 機 能 での 遅 延 した 割 り 当 ての 制 限 事 項拡 張 書 き 込 み 機 能 での 遅 延 した 割 り 当 てには、 次 の 制 限 事 項 が 適 用 されます。■■■■ファイルデータをディスクにすぐに 書 き 込 む 必 要 がある 場 合 には、そのファイルでの遅 延 した 割 り 当 ては 無 効 になります。そのような 例 としては、ダイレクト I/O、 同 時 I/O、FDD/ODM アクセス、 同 期 I/O があります。遅 延 した 割 り 当 ては、メモリマップファイルではサポートされません。遅 延 した 割 り 当 ては、BSD クォータではサポートされません。BSD クォータがファイルシステムで 有 効 になると、 遅 延 した 割 り 当 てはそのファイルシステムでは 自 動 的 に 無効 になります。遅 延 した 割 り 当 ては、クラスタファイルシステムの 共 有 マウントではサポートされません。


第 1 章 <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong> Availability リリースノートソフトウェアの 制 限 事 項87NetBackup 7.1 以 前 での FlashBackup はディスクレイアウトバージョン 8 および 9 をサポートしない7.1 以 前 のバージョンの NetBackup の FlashBackup 機 能 では、ディスクレイアウトのバージョンが 8 または 9 である VxFS ファイルシステムはサポートされません。NetBackup 7.1 以 前 を 使 用 して 圧 縮 ファイルをバックアップすると、ファイルの 復 元 の 際 、 圧 縮 されていない 状 態 に 戻 るNetBackup 7.1 以 前 のリリースは、ファイル 圧 縮 機 能 をサポートしていません。NetBackup7.1 または 以 前 のリリースを 使 用 して 圧 縮 ファイルをバックアップした 場 合 、 復 元 の 際 、ファイルは 圧 縮 されていない 状 態 に 戻 ります。<strong>Veritas</strong> Volume Manager ソフトウェアの 制 限 事 項このリリースの <strong>Veritas</strong> Volume Manager のソフトウェアの 制 限 事 項 を 次 に 示 します。マルチパス 化 されたディスクの 変 換1 TB 未 満 のマルチパス 化 されたディスクを VTOC ラベルから EFI ラベルに 変 換 する 場合 は、パスごとに format -e コマンドを 実 行 する 必 要 があります。たとえば、ノードにc1t2d0s2 と c2tsd0s2 の 2 つのパスがある 場 合 は、2 つのパスそれぞれについて format-e コマンドを 実 行 する 必 要 があります。SFCFSHA はリンク 済 みのミラーボリューム 上 の 領 域 のシン 再 生 をサポートしない(2729563)シン 再 生 機 能 は、リンク 済 みのミラーボリュームのシン 再 生 をサポートしていません。ioship ポリシーが 有 効 であってもシン 再 生 要 求 がリダイレクトされない(2755982)ioship ポリシーが 有 効 な 場 合 でも、ディスクへのローカル 接 続 がないノードからの 再 生 要求 は 失 敗 します。 再 生 I/O は 別 のノードにリダイレクトされません。<strong>Veritas</strong> Operations Manager は CVM I/O 転 送 機 能 と 関 連 するディスク、ディスクグループ、ボリュームの 状 態 情 報 をサポートしない(2781126)VOM(<strong>Veritas</strong> Operations Manager)は、<strong>Cluster</strong> Volume Manager のこのリリースで導 入 された I/O 転 送 機 能 と 関 連 するディスク、ディスクグループ、ボリュームの 状 態 情 報をサポートしていません。lfailed、lmissing、LDISABLED などの 新 しい 状 態 は、ストレージの 接 続 が 切 断 されたために I/O 転 送 がアクティブなときに 発 生 します。


88第 1 章 <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong> Availability リリースノートソフトウェアの 制 限 事 項DMP は 異 なるモードで 設 定 される 同 じエンクロージャのデバイスをサポートしない(2643506)DMP は、 異 なるモードで 同 じエンクロージャの 2 つのデバイスが 設 定 される 場 合 、この 設定 をサポートしません。たとえば、あるデバイスが ALUA として 設 定 され、もう 1 つが A/P(アクティブ/パッシブ)として 設 定 される 場 合 です。共 有 ディスクグループとプライベートディスクグループのボリュームを 使 うスナップショットの 設 定 はサポートされない共 有 ディスクグループとプライベートディスクグループのボリュームを 使 うスナップショットの 設 定 は、 推 奨 される 設 定 ではありません。このリリースでは、この 設 定 はサポートされません。NetApp ストレージに 接 続 された 環 境 の DMP 設 定パスリストアの 時 間 帯 を 最 小 化 し、NetApp ストレージに 接 続 された 環 境 の 高 可 用 性 を 最大 化 するには、 次 の DMP チューニングパラメータを 設 定 します:表 1-13パラメータ 名定 義新 しい 値デフォルト 値dmp_restore_intervalDMP リストアデーモンのサイクル60 秒 。300 秒 。dmp_path_ageDMP パスエージングのチューニングパラメータ120 秒 。300 秒 。変 更 は 再 ブート 後 も 変 化 しません。チューニングパラメータを 変 更 するには1 次 のコマンドを 発 行 してください:# vxdmpadm settune dmp_restore_interval=60# vxdmpadm settune dmp_path_age=1202 新 しい 設 定 を 検 証 するには、 次 のコマンドを 使 ってください:# vxdmpadm gettune dmp_restore_interval# vxdmpadm gettune dmp_path_age


第 1 章 <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong> Availability リリースノートソフトウェアの 制 限 事 項89ブレークオフスナップショットボリュームでストレージ 再 利 用 が 行 われない(2798523)このリリースでは、ボリュームのストレージ 再 利 用 は、ブレークオフタイプのスナップショットがあるときは 防 止 されます。こうしたボリュームでストレージ 再 利 用 が 許 可 されると、 次 の 望ましくない 状 況 の 原 因 となる 場 合 があります。vxsnap refresh、vxsnap restore の 各操 作 を 含 むインスタントスナップショット 操 作 が 原 因 で、 操 作 に 応 じてスナップショットまたはプライマリボリュームのいずれかの 完 全 同 期 が 行 われます。このリリースでは、ボリュームにスナップショットがあると、ストレージ 再 利 用 は 確 認 メッセージが 表 示 されずに 防 止 されます。 物 理 ストレージは 減 少 しません。 再 利 用 コマンドは、ディスクの 再 利 用 が 実 行 されたことを 報 告 しますが、 実 際 のストレージは、スナップショットがあるボリュームの 場 合 は 再 利 用 されません。# vxdisk -o full reclaim dg1Reclaiming storage on:Disk xiv0_617 : Done.Disk xiv0_616 : Done.Disk xiv0_618 : Done.Disk xiv0_612 : Done.Disk xiv0_613 : Done.Disk xiv0_614 : Done.Disk xiv0_615 : Done次 の 出 力 例 に 示 すように、ストレージは 実 際 には 再 利 用 されません。# vxdisk -o thin listDEVICESIZE(MB) PHYS_ALLOC(MB) GROUP TYPExiv0_612 19313 2101 dg1 thinrclmxiv0_613 19313 2108 dg1 thinrclmxiv0_614 19313 35 dg1 thinrclmxiv0_615 19313 32 dg1 thinrclmxiv0_616 19313 31 dg1 thinrclmxiv0_617 19313 31 dg1 thinrclmxiv0_618 19313 31 dg1 thinrclmレプリケーションソフトウェアの 制 限 事 項次 は <strong>Veritas</strong> <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong> Availability のこのリリースでのレプリケーションソフトウェアの 制 限 事 項 です。共 有 環 境 での VVR レプリケーション現 在 、レプリケーションのサポートは 8 ノードクラスタアプリケーションに 限 定 されています。


90第 1 章 <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong> Availability リリースノートソフトウェアの 制 限 事 項VVR IPv6 ソフトウェアの 制 限 事 項VVR は、 次 の Internet Protocol 設 定 をサポートしていません■■■■IPv6 専 用 ノードには IPv4 アドレスが 設 定 されていないことから、VVR はこれら 2 つのノード 間 の 通 信 を 確 立 できないため、IPv4 専 用 ノードから IPv6 専 用 ノードおよびIPv6 専 用 ノードから IPv4 専 用 ノードへのレプリケーション 設 定 はサポートされません。IPv4 アドレスがプライマリ RLINK の local_host 属 性 に 指 定 され、 同 じ RLINK のremote_host 属 性 に IPv6 アドレスが 指 定 されているレプリケーション 設 定 はサポートされません。IPv6 アドレスがプライマリ RLINK の local_host 属 性 に 指 定 され、 同 じ RLINK のremote_host 属 性 に IPv4 アドレスが 指 定 されているレプリケーション 設 定 はサポートされません。同 じクラスタ 内 に IPv4 専 用 と IPv6 専 用 のノードが 混 在 するか、クラスタ 内 のすべてのノードが IPv4 専 用 でリモートクラスタ 内 のすべてのノードが IPv6 専 用 であるようなCVM および VVR のクラスタでは IPv6 はサポートされません。■ VVR は IPv4 および IPv6 のアドレス 変 換 を 行 う Edge ルーターおよび NAT-PT ルーターをサポートしません。VVR による <strong>Storage</strong> Foundation の 異 なるバージョンにわたるレプリケーションのサポートVVR は <strong>Storage</strong> Foundation 6.0 と <strong>Storage</strong> Foundation の 以 前 のメジャーリリース(5.0と 5.1SP1) 間 のレプリケーションをサポートします。 異 なるバージョン 間 のレプリケーションは、バージョン 150、160、および 170 のディスクグループのみでサポートされています。プライマリホストとセカンダリホストの 両 方 で、サポートされるバージョンのディスクグループを 使 用 する 必 要 があります。I/O フェンシングに 関 する 制 限 事 項この 項 では、I/O フェンシングに 関 するソフトウェアの 制 限 事 項 について 説 明 します。VxFEN が RACER ノードの 再 選 をアクティブ 化 する 場 合 の 優 先 フェンシングの 制 限 事 項優 先 フェンシング 機 能 は、より 小 さいサブクラスタを 遅 延 させることで、より 重 みが 大 きいかより 大 きなサブクラスタを 優 先 します。この 小 さなサブクラスタの 遅 延 は、より 大 きなサブクラスタの 初 期 RACER ノードが 競 争 を 完 了 できる 場 合 のみ 有 効 です。 何 らかの 原 因 で 初期 RACER ノードが 競 争 を 完 了 できず、VxFEN ドライバがレーサー 再 選 アルゴリズムをアクティブ 化 した 場 合 、 小 さいサブクラスタの 遅 延 はレーサーの 再 選 のために 要 する 時 間で 相 殺 され、より 重 みが 小 さいかより 小 さなサブクラスタが 競 争 に 勝 つ 可 能 性 があります。この 制 限 事 項 は 好 ましくありませんが、 容 認 できます。


第 1 章 <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong> Availability リリースノートソフトウェアの 制 限 事 項91I/O フェンシングが 設 定 されたクラスタでのシステムの 停 止I/O フェンシング 機 能 は、クラスタ 相 互 接 続 の 障 害 、つまり、「スプリットブレイン」によって引 き 起 こされるデータ 破 損 を 防 ぎます。 相 互 接 続 障 害 がもたらす 可 能 性 のある 問 題 と I/Oフェンシングが 提 供 する 保 護 については、『<strong>Veritas</strong> <strong>Cluster</strong> Server 管 理 者 ガイド』を 参照 してください。SCSI-3 ベースのフェンシングを 使 用 したクラスタでは、データディスクとコーディネータディスクの 両 方 に SCSI-3 PR キーを 配 置 することにより、I/O フェンシングがデータ 保 護を 実 装 します。 CP サーバーベースのフェンシングを 使 用 したクラスタでは、データディスクに SCSI-3 PR のキーを 配 置 し、CP サーバーに 類 似 の 登 録 を 配 置 することによって、I/O フェンシングがデータ 保 護 を 実 装 します。VCS 管 理 者 は、I/O フェンシングによって保 護 されるクラスタを 利 用 する 場 合 に 必 要 になるいくつかの 操 作 上 の 変 更 点 を 知 っておく 必 要 があります。 特 定 のシャットダウン 手 順 によりコーディネーションポイントとデータディスクからキーを 確 実 に 削 除 し、その 後 のクラスタの 起 動 における 潜 在 的 な 問 題 を 防 ぐことができます。shutdown コマンドではなく、reboot コマンドを 使 うと、シャットダウンスクリプトがバイパスされ、コーディネーションポイントとデータディスクにキーが 残 る 可 能 性 があります。 再 起動 とその 後 の 起 動 イベントの 順 序 によっては、クラスタがスプリットブレイン 状 態 の 可 能 性について 警 告 し、 起 動 に 失 敗 する 場 合 があります。回 避 策 : 一 度 に 1 つのノードで shutdown -r コマンドを 使 い、 各 ノードでシャットダウンが完 了 するのを 待 ちます。VRTSvxvm をアンインストールすると、VxFEN が dmp のディスクポリシーと SCSI3 モードで 設 定 された 場 合 問 題 が 生 じる(2522069)VxFEN を dmp のディスクポリシーと SCSI3 モードで 設 定 した 場 合 、コーディネータディスクの DMP ノードが、システム 停 止 時 またはフェンシングアービトレーションの 間 にアクセスされることがあります。VRTSvxvm パッケージ をアンインストールした 後 では、DMPのモジュールはもはやメモリに 読 み 込 まれません。VRTSvxvm が パッケージ アンインストールされたシステムでは、VxFEN がシステム 停 止 時 またはフェンシングアービトレーションの 間 に DMP デバイスにアクセスすると、システムパニックが 発 生 します。<strong>Veritas</strong> SFDB(<strong>Storage</strong> Foundation for Databases)ツールのソフトウェアの 制 限 事 項このリリースの SFDB ツールソフトウェアの 制 限 事 項 は 次 のとおりです。Oracle RAC 環 境 の Oracle Data Guardデータベースのスナップショットと Database <strong>Storage</strong> Checkpoint は Data Guard とOracle RAC 環 境 でサポートされません。


92第 1 章 <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong> Availability リリースノートマニュアルSFDB ツールを 使 用 する 場 合 は Oracle 10.2.0.5 へのアップグレードが 必 要Oracle バージョン 10.2.0.4 を 実 行 していて、<strong>Storage</strong> Foundation 製 品 を SFDB ツールを 使 って 6.0.1 にアップグレードする 場 合 は、6.0.1 に 移 行 する 前 に、Oracle のバイナリとデータベースをバージョン 10.2.0.5 にアップグレードする 必 要 があります。vxsfadm の 並 列 実 行 はサポートされない(2515442)vxsfadm コマンドで 一 度 に 実 行 できるのは、1 つのインスタンスだけです。 一 度 に vxsfadmの 複 数 のインスタンスを 実 行 することはサポートされていません。データベースの 構 造 変 更 中 の PITC 作 成 はサポートされていない(2496178)SFDB のツールは、 表 領 域 の 追 加 やドロップ、データファイルの 追 加 やドロップのような、データベースの 構 造 変 更 の 進 行 中 に PITC を 作 成 することはサポートしていません。ただし、いったん PITC を 作 成 しておけば、そのクローンは、データベースの 状 態 には 関わりなくいつでも 作 成 できます。マニュアルマニュアルは、ソフトウェアメディアの /docs/< 製 品 名 > ディレクトリで PDF 形 式 で 利 用 可能 です。 追 加 マニュアルはオンラインで 入 手 できます。マニュアルの 最 新 版 を 使 用 していることを 確 認 してください。 マニュアルのバージョンは各 ガイドの 2 ページ 目 に 記 載 されています。 マニュアルの 発 行 日 付 は、 各 マニュアルのタイトルページに 記 載 されています。 最 新 の 製 品 マニュアルはシマンテック 社 の Web サイトで 入 手 できます。http://sort.symantec.com/documentsマニュアルセット表 1-14 は <strong>Veritas</strong> <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong> Availability に 関するマニュアルのリストです。表 1-14マニュアル 名<strong>Veritas</strong> <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong> Availability のマニュアルファイル 名<strong>Veritas</strong> <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong><strong>High</strong> Availability リリースノートsfcfs_notes_601_sol.pdf


第 1 章 <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong> Availability リリースノートマニュアル93マニュアル 名<strong>Veritas</strong> <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong><strong>High</strong> Availability インストールガイド<strong>Veritas</strong> <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong><strong>High</strong> Availability 管 理 者 ガイドファイル 名sfcfs_install_601_sol.pdfsfcfs_admin_601_sol.pdf表 1-15 は <strong>Veritas</strong> <strong>Cluster</strong> Server に 関 するマニュアルのリストです。表 1-15マニュアル 名<strong>Veritas</strong> <strong>Cluster</strong> Server のマニュアルファイル 名<strong>Veritas</strong> <strong>Cluster</strong> Server インストールガイド<strong>Veritas</strong> <strong>Cluster</strong> Server リリースノート<strong>Veritas</strong> <strong>Cluster</strong> Server 管 理 者 ガイド<strong>Veritas</strong> <strong>Cluster</strong> Server 付 属 エージェントリファレンスガイド<strong>Veritas</strong> <strong>Cluster</strong> Server エージェント 開 発 者 ガイド(このマニュアルはオンラインでのみ 提 供 されます)<strong>Veritas</strong> <strong>Cluster</strong> Server アプリケーションノート:Dynamic Reconfiguration for Oracle Servers<strong>Veritas</strong> <strong>Cluster</strong> Server Agent for DB2 インストールおよび 設 定 ガイド<strong>Veritas</strong> <strong>Cluster</strong> Server Agent for Oracle インストールおよび 設 定 ガイド<strong>Veritas</strong> <strong>Cluster</strong> Server Agent for Sybase インストールおよび 設 定 ガイドvcs_install_601_sol.pdfvcs_notes_601_sol.pdfvcs_admin_601_sol.pdfvcs_bundled_agents_601_sol.pdfvcs_agent_dev_601_unix.pdfvcs_dynamic_reconfig_601_sol.pdfvcs_db2_agent_601_sol.pdfvcs_oracle_agent_601_sol.pdfvcs_sybase_agent_601_sol.pdf表 1-16 は、<strong>Veritas</strong> <strong>Storage</strong> Foundation and <strong>High</strong> Availability Solutions 製 品 のマニュアルのリストです。表 1-16マニュアル 名<strong>Veritas</strong> <strong>Storage</strong> Foundation and <strong>High</strong> Availability Solutions 製 品 のマニュアルファイル 名<strong>Veritas</strong> <strong>Storage</strong> Foundation and <strong>High</strong> AvailabilitySolutions ソリューションガイドsfhas_solutions_601_sol.pdf


94第 1 章 <strong>Storage</strong> Foundation <strong>Cluster</strong> <strong>File</strong> <strong>System</strong> <strong>High</strong> Availability リリースノートマニュアルマニュアル 名<strong>Veritas</strong> <strong>Storage</strong> Foundation and <strong>High</strong> AvailabilitySolutions 仮 想 化 ガイドファイル 名sfhas_virtualization_601_sol.pdf<strong>Veritas</strong> <strong>Storage</strong> Foundation and <strong>High</strong> AvailabilitySolutions レプリケーション 管 理 者 ガイドsfhas_replication_admin_601_sol.pdfVOM(<strong>Veritas</strong> Operations Manager)を 使 用 して <strong>Veritas</strong> <strong>Storage</strong> Foundation and<strong>High</strong> Availability 製 品 を 管 理 する 場 合 は、 次 の Web サイトにある VOM 製 品 のマニュアルを 参 照 してください。http://sort.symantec.com/documentsメモ: GNOME PDF Viewer を 使 用 してシマンテック 社 のマニュアルを 参 照 することはできません。マニュアルを 参 照 するには、Adobe Acrobat を 使 用 してください。マニュアルページ<strong>Veritas</strong> <strong>Storage</strong> Foundation and <strong>High</strong> Availability Solutions 製 品 のマニュアルページは、/opt/VRTS/man ディレクトリにインストールされています。man(1) コマンドで <strong>Veritas</strong> <strong>Storage</strong> Foundation マニュアルページを 参 照 できるように、MANPATH 環 境 変 数 を 設 定 します。■Bourne シェルまたは Korn シェル(sh または ksh)の 場 合 は、 次 のコマンドを 入 力します。MANPATH=$MANPATH:/opt/VRTS/manexport MANPATH■C シェル(csh または tcsh)の 場 合 は、 次 のコマンドを 入 力 します。setenv MANPATH ${MANPATH}:/opt/VRTS/manman(1)のマニュアルページを 参 照 してください。

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