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資料 - CIAJ 一般社団法人 情報通信ネットワーク産業協会

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2000 年 代 のネットワーク 市 場 の 変 化通 信 技 術 は 過 去 100 年 多 様 な 技 術 を 取 り 入 れながら 発 展 した。1876 年 電 話 の 登 場1910 年 代 長 距 離 電 話 の 実 現 、AT&Tの 独 占1953 年 カラーTV(USA)1983 年 AT&T 分 割1985 年 NTT 民 営 化1990 年 代 インターネットの 一 般 化携 帯 電 話 の 普 及2000 年 代 ブロードバンドIPの 進 展 、WiFiの 一 般 化2010 年 代 モバイルブロードバンドT.SAITO2013.2.1


2000 年 に 入 ってからの 大 きな 変 化ブロードバンドインターネットの 広 がり電 話 通 信 量 の 減 少携 帯 電 話 の 世 界 的 普 及 2012 年 に60 億 を 超える。(50 億 加 入 は 途 上 国 )携 帯 ブロードバンドの 一 般 化2020 年 までにトラヒック 量 は1000 倍 になる。多 様 な 端 末 機 による 通 信T.SAITO2013.2.1


カメラ小 画 面音 楽 プレーヤー中 画 面通 信 機コンピュータ大 画 面カーナビ3D 画 面PNDTVゲームT.SAITO2013.2.1


モバイルブロードバンドの 制 約有 線 ブロードバンドは 光 ファイバの 低 コスト 化 によってアクセス 系 については 制 約 はなくなった。モバイルインターネットでは 電 波 の 限 界 から 利 用 速度 の 向 上 には 制 約 がある。しかしネットワーク 利 用 の 変 化 により、2010 年 から2020 年 の 間 に1000 倍 になるとの 予 測 がある。現 在 の 電 波 割 当 はすでに300MHzになっており、6GHz 以 下 のすべての 電 波 を 使 ったとしても 方 式の 改 善 がなければ 容 量 は20 倍 にしかならない。T.SAITO2013.2.1


モバイル 通 信 量 を1000 倍 にするとすればスペクトル 割 当 (セルラー)300→1500MHz 5 倍(WiFi) 300→800M 2.5 倍セル 半 径 100m→30m 10 倍(WiFi) 30m→10m 10 倍MIMO 4×4 4 倍8×8 8 倍基 調 方 式 (QAM) 16→64 4 倍64→256セルラーとWiFiのハンドオーバ、 使 い 分 けによって1000 倍以 上 の 伝 送 装 置 が 期 待 される。T.SAITO2013.2.1


LTEの 進 展LTEは3GPP、ITU-RにおいてIMTのrelease11以 降 として 議 論 されている。release 5release 6release 7release 10release 11release 12W-CDMAUMTSGPRS&EDGEHSPALTELTE advancedT.SAITO2013.2.1


WiFiの 進 展無 線 LANはブロードバンドへのアクセス 技 術 として1999 年 から 進 展 し、2000 年 代 に 入 って 急 速 に 一 般化 した。オフィス 内 、 家 庭 内 のアクセスから 出 発 し、レストラン、 地 下 街 、 列 車 内 等 における 公 衆 サービスになっている。WiFiの 公 衆 サービスには 無 料 のもの、 独 立 した 会 員制 、セリュラー 方 式 のユーザ 用 の 会 員 制 など 多 様な 試 みがある。LTEの 通 信 量 が 仮 に2020 年 で 現 在 の1000 倍 になるならば、セルサイズはWiFiの 通 信 距 離 に 匹 敵 することになる。この 場 合 のWiFi+LTEのネット 構 成 、ネットワークサービスは 現 在 のWiFi、LTEとは 異なったものになろう。T.SAITO2013.2.1


標 準 と 相 互 接 続Dejure 型国 際 標 準Defact 型実 装詳 細 標 準標 準 化テストの 標 準相 互 接 続 試 験コンフォーマンステスト相 互 接 続 試 験T.SAITO2013.2.1


Dejure 標 準 の 相 互 接 続ISO、ITUなどの 国 際 標 準 はその 設 定 の 課 題 で 多 くの 妥協 を 含 み、その 結 果 、 多 様 なパラメータ、オプションがある。国 際 標 準 そのもので 相 互 接 続 性 を 実 現 することは 従 来の 考 え 方 では 不 可 能 である。パラメータ、オプションを 含 む 詳 細 標 準 が 不 可 欠 である。詳 細 調 整 に 各 国 の 法 制 度 が 関 連 する 場 合 には、 国 ごとの 詳 細 化 が 必 要 である。標 準 が 実 装 の 前 に 作 られた 時 には 個 々の 実 装 について相 互 接 続 試 験 をする 相 手 がいない。テスト 標 準 とそれに 対 するコンフォーマンステストが 必 要 になる。T.SAITO2013.2.1


IEEE OMNI RAN 委 員 会802 委 員 会 では2012-07-19に 新 しい 委 員 会 OMNIRANのPAR(Proposed Authorization Request) が提 出 された。これは12 月 に 承 認 され、1 月 にその 第1 回 が 開 催 された。OMNI (Open Mobile Network Interface)RAN (Radio Access network)OMNI RAN はいままで 別 個 に 構 築 されていた802標 準 のLAN 等 を 横 断 的 に 活 用 しようとするものである。OMNI RANについての 標 準 がまとまれば 非 常 時 を含 めて 非 常 時 ネットワークを 含 めてさらに 多 様 な展 開 が 期 待 できる


MAC/PHY 層 と 上 位 層 の 間 には 隙 間 がある。TCP/UDPIP802.3Ethernet802.11WLAN802.15WPAN802.16WiMax802.20Mobile BroadbandWireless Access802.22Wireless RANその 他


OMNI RANの 機 能• ネットワークの 発 見 と 選 択• 認 証 とセキュリティー• アカウント• 接 続 管 理• QoS• インターワークとローミング• 電 波 資 源 の 管 理• 運 用 管 理• 合 法 的 Interception• 位 置 サービス• 緊 急 通 信• VoIP


隙 間 を 埋 めるのがOMNI RANの 機 能 である。TCP/UDPIP802 Omni RAN802.3Ethernet802.11WLAN802.15WPAN802.16WiMax802.20Mobile BroadbandWireless Access802.22Wireless RANその 他


伝 統 的 標 準 化伝 統 的 国 際 標 準 化 のルールは 国 別 に 事 業 者 、 技 術 が 存 在 した過 去 の 国 際 関 係 を 反 映 している。国 / 個 別 キャリヤの 利 益端 末 -ネットワーク 間 : 個 々のバリエーションを 認 める端 末 - 端 末 間 : 通 信 性 の 確 保ネットワークによる 差 の 吸 収このような 妥 協 による 標 準 化 は 近 年 の 技 術 発 展 を 反 映 する標 準 化 に 多 くの 場 面 で 敗 北 しつつある。T.SAITO2013.2.1


日 本 電 信 電 話 公 社国 内 標 準 ・ 接 続 試 験1985国 内 プロファイル 組 織ARIB TTC法 律 による 管 理テストガイドラインHATSJATE、TelecT.SAITO2013.2.1


このような 役 割 でHATSは 多 様 な 相 互 接 続 試 験 を 行 って 来 た。1988 年 頃 から ISDN 機 器G4 FAX、 電 話 、TAISDN 系 PBX1991 年 頃 から LAN 間 接 続パケット 交 換 、フレームリレー、ISDNATM1997 年 頃 から MPEG 端 末2002 年 頃 から SIP2010 年 頃 から IPカメラT.SAITO2013.2.1


End Userからの 見 方国 際国 内県 内市 内LANサービスアクセスT.SAITO2013.2.1


ネットワークの 階 層 構 成GlobalNationMetroAccessLANT.SAITO2013.2.1


Internetの 考 え 方hier tierISPAccessT.SAITO2013.2.1


Internetの 階 層ApplicationTCPネットワークend-userの 責 任routerごとの 独 立 動 作インターネットデータリンク/MAC物 理 層独 立 規 定T.SAITO2013.2.1


パケットスイッチの 独 立 性 に 対 する 問 題インタネットにおけるパケットはIPアドレスだけを 見 て、スイッチごとの 宛 先 を 選 択 するものである。パケットが 全 体 の 通 信 ごとに 極 めて 多 数 になる ブロードバンド 通 信 ではそのオーバヘッドは 大 きい 問 題 である。これを 解 決 するために、パケットより 大 きい 単位 の 制 御 を 行 うことが、Future InternetArchitecture (FIA)の 課 題 である。(IEEE Communication MAGAZINE July 2011pp.26-77)T.SAITO2013.2.1


多 様 なネットワークサービスProviderEdgePECustomerEdgeend-endで 多 様 なサービスを 提 供Pseudo Wire(PW)T.SAITO2013.2.1


通 信 ネットワークの 変 化 と 将 来このような 変 化 に 伴 ってネットワーク 全 体 は 大 きく 変 化 しよう。現 在 、 地 域 、 国 内 、 国 際 と 分 かれているサービスはコスト 差 による 合 理 性 を 持 つが、 今 後 のコストはエンドにおける 信 号 変 換のあとは 距 離 の 要 素 は 小 さくなる。ネットワーク 伝 送 技 術 は 今 後 共 変 化 する。その 中 でIPサービスはどのように 変 化 するか。専 用 回 線 に 代 表 される 電 気 伝 送 の 時 代 のサービスは 仮 想 ネットワーク 上 のサービスとなり、リアルネットワーク 上 には 存 在 しなくなる。このような 世 界 的 にインテグレートされるネットワークの 管 理 についての 国 際 的 合 意 の 可 否 が 将 来 のネットワークを 決 める。ヨーロッパの 伝 統 的 キャリヤの 世 界 進 出 は 大 きな 影 響 をもつことになるかもしれない。T.SAITO2013.2.1


相 互 接 続 の 重 要 性ネットワークの 変 革 期多 様 な 異 なるネットワーク 端 末 の 混 在ネットワーク 間 の 競 争競 争 のため 相 互 接 続 を 拒 否 することもある非 常 時 の 混 乱類 似 機 器 の 接 続 ができないこともあった。異 常 輻 輳 が 生 じてもスムーズなオフロードができない。アンバンドルルールの 適 切 な 運 用ネットワークが 変 化 すれば、 旧 ネットワークのルールは 不 適 切 になる。T.SAITO2013.2.1


進 歩 を 阻 害 しない 相 互 接 続多 様 な 機 器 の 混 在過 渡 期 においては 異 なる 技 術 の 機 器 の 接 続 性 が 求 められることがある。技 術 の 発 展 のフェーズを 見 えなくする 仮 想 化 技 術仮 想 化 を 適 切 に 運 用 することが 求 められる。過 渡 期 における 進 歩 の 促 進 と 接 続 性 の 確 保ネットワークの 活 用 の 拡 大 、ネットワーク 構 成 の 変 化 などに 対 応 して 相 互 接 続 への 要 求 条 件 は 変 化 している。市 場 の 拡 大 を 支 援 し、 産 業 としての 安 定 な 市 場 活 動 のために 相 互 接 続 の 要 求 は 大 きくなっている。T.SAITO2013.2.1

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