JAEA-Evaluation-2010-005-CD.pdf:6.17MB - 日本原子力研究開発機構

Mr. CHAPMAN
Robert
22
Mr. ANDREEV
Andrey
23
24
25
Mr. PAIN
Steven Daniel
Mr. Susanta
Kumar LAHIRI
スコットランド
ロシア
イギリス
インド
Mr.
OGANESYAN
Yury ロシア
26
26名
西スコットランド大学
理工学部
西スコットランド大学
理工学部
西スコットランド大学
理工学部
サハ原子核研究所
教授
ロシア 原子核反応研
究所
サイエンティフィック
リーダー
7
7
6
7
7
平成22年1月25日
(月)(1日間)
平成22年1月20日
(水)、平成22年1月
25日(月)(2日間)
平成22年1月20日
(水)、平成22年1月
25日(月)(2日間)
平成22年1月25日
(月)~成22年2月3
日(水)(10日間)
平成 22年3月5 日
(金)(1日間)
専門家招聘 チャップマン教授は、西スコットランド大学に所属し、核子移行反応や原子核の分光研究を専門とする。最近では不安定核を用いての核
子移行反応の研究を行うなど、原子核反応研究の最先端で実績を上げている。今回、原子力機構タンデム加速器を用いたマシンタイム
実験を行うために来所する。先端基礎研究センターの当該グループは、核子移行反応の研究計画を進めているところであり、この機会
に教授を招へいし、研究議論を行うことで当該研究及び関連研究の進展に資することにしたい。
専門家招聘 アンドレエフ教授は、西スコットランド大学に所属し、核分裂特性や重原子核の崩壊研究について顕著な業績を挙げ、現在も活発に研
究を続けている。今回、先端基礎研究センターの当該グループとの協力で、原子力機構タンデム加速器にて実験を行うために来所す
る。またこの機会に、核分裂研究に関する議論と、来年度からの核子移行反応に関する共同研究の打ち合わせを行うことで、当該研究
及び関連研究の進展に資することにしたい。
専門家招聘 ペイン博士は、西スコットランド大学に所属し、不安定核の核子移行反応の研究を行っている。今回、先端基礎研究センターの当該グ
ループとの協力で、原子力機構タンデム加速器にて実験を行うために来所する。当該グループは、代理反応の研究計画を進めており、
核子移行反応・代理反応に関する議論を行うことで、当該研究及び関連研究の進展に資することにしたい。
外国人研究
者招へい制
度
Lahiri教授は、長年放射化学的手法を用いた分析化学、特に環境試料や生体試料の分析などで多大な成果を挙げている。また核医学
に有用な放射性同位体の製造や調整、放射性トレーサーを用いた生命科学関連の分野でも功績があり、放射化学に関する幅広い知
識と経験を有している。招へい担当者とは、これまでにも国際会議やメール等を通して情報交換などを行ってきたが、Lahiri教授も今後、
超重元素の化学的研究をぜひとも立ち上げたいということであった。Lahiri教授の放射化学分析に関する知識と経験は当グループの今
後の超重元素化
専門家招聘 Oganessian教授は、ロシア、フレロフ原子核反応研究所において超重核領域の実験的研究および新元素合成、不安定核の研究等、幅
広い分野で非常に著名な業績を挙げ、現在も第一人者として活発に研究を続けている。またロシア科学アカデミー会員である。同教授
を招へいし、基礎科学セミナーで近年の超重元素領域の研究および成果ついての講演をするとともに、超重元素に関する議論を行うこ
とで当該研究及び関連研究の進展に資することにしたい。