JAEA-Evaluation-2010-005-CD.pdf:6.17MB - 日本原子力研究開発機構

改善提案事項 対応部署 改善方策案(先端基礎研究センター記載) 対応方策等(対応部署記載) (平成20年12月現在)
平成22年2月現在の対応状況
科研費で専門書籍を購入する場合、研究技術情報部を通す
必要がある。このとき、機構が契約している書店に発注をかけ
ることになり、若干安い値段で入手できるらしいが、直ちに入手
することができない。最近は、ネット注文により翌日にも配送さ
れるのが普通である。科研費のように1年、2年と年限が限られ
ている場合には、書籍の入手に数週間もかけるゆとりはない。
また、産学連携推進部業務課のイントラに、図書購入につい
て、10万円以下の消耗品とみなせば予算使用票での処理で
購入できると記載されているので、この手続き方法を科研費執
行の事務の手引に追加してもらいたい。
外部の人が、食堂を利用する際に食堂利用カードの発行を
労務課厚生係に依頼することになっているが、マニュアルが無
く手続きに時間がかかる。マニュアルを作成し、効率化を図ると
ともに、手続きについて変更がある場合には周知してほしい。
500万円以上の物品については年度当初より予定されている
計画であるので、早期に発注伝票を起票するよう指導すべきで
あるが、これ以外の研究の進捗状況にあわせた物品の購入や
物品修理などについては、発注伝票の締め切りに柔軟性を持
たせるべきである。また科研費については、採択の決定が4月
であるので、予算執行期間を長く取ってほしい。
産学連携推
進部
財務部
契約部
研究技術情
報部
東海研究開
発センター
管理部
労務課(厚
生係)
東海研究開
発センター
管理部
外国人の受け入れ態勢について、事務手続きはもちろん、研
究活動上必要な各種施設の利用申請等を英語で行えるよう態
国際部等
勢を早急に確立してほしい。最近、外部発表票の入力システム
が英語で行えるよう試験運用を始めたが、評価できる。
外国人研究員の放射線安全教育訓練に関しては、英語での
教育訓練を実施する部署がなく、現場任せになっている。英文
の教育訓練のテキストも最新版のものがないようなので整備が
必要である。
原子力科学
研究所保安
管理部
人事部
Visiting Researcher 制度では、招へいにかかる費用はすべて
外国人研究者が負担する制度であるが、文書による合意があれ
ば、機構側が費用の一部を負担できる(国際部によると、契約書
第5条に機構側の負担と相手側の負担を明記すればよい、とのこ 国際部
とである)。また、機構の宿泊施設は有償で利用できる(真砂国際
寮やゲストハウスなど)。このような外国人研究者受け入れに関す
る情報を機構のホームページで公表すべきである。
業務効率化改善提案への対応状況
科研費による書籍の購入は、研究技術情報部への依
頼ではなく、科研費の代表者が行えるよう、科研費執行
の手引きを改める。現在Q&Aに掲載されている消耗品
扱いでの購入手続きについては、書籍を購入する場合
の費目を明確にし、予算使用票での処理を手引きに追
加する。科研費の執行スタイルに合うよう、簡便で迅速
な購入手続きを定める。
厚生関係の手続きについて、マニュアルを作成(英文
を含む)し、イントラ等に記載する。人事部や国際部との
必要情報の共有化を行う。
物品購入予定のリストを提出することになっているが、リ
ストに記載されなかったものについても柔軟に対応す
る。
施設の利用申請や利用報告などの書類、利用案内の
英語版を作成する。また、外部発表票作成システムやリ
シテアなどの大多数の職員が利用するオンライン入力
システムについては英語版を作る。
英文テキストを作成し、外国人研究員に教育訓練を行
う部署を設ける。
外国人招へいに関する情報をホームページで公表す
る。
外国人の受け入れに関して、成田から機構へのアクセス情報、
諸手続きに関する情報、居住環境に関する情報が入手できな
い。(イントラネットの国際部にアクセスすれば、Daily Life at
JAEA Tokaiなどある程度の情報は得られるが、外部からは見るこ
とが出来ない)。
国際部 外国人向けの情報を機構のホームページに記載する。
科研費執行の事務手引きについては、少額物品調達制度の
導入を受けて、現在改訂検討中。
現在、東海労務課においてマニュアル作成の検討中。
科研費による書籍の購入については、科研費の代表者が立替払
いで購入することが認められ、「【科研費】図書資料購入に関する
執行事務手続き」に購入手続きの流れが明記された。引き続き、
研究技術情報部での注文による購入も利用できるが、急ぎで入
手したい場合には、簡便、迅速に図書を購入できるようになった。
外部から受け入れる者の食堂利用について、原子力科学研究所
の構内食堂利用ガイド(日本語、英語)がイントラネットに掲載され
ている。食堂メニューの英語表示もなされている。
従来、契約部門においては、締切を過ぎた場合においても、
個々の事情を勘案して、柔軟に対応をしてきている。ただし、予 計画的な予算執行、繰越防止の観点から、契約手続きに必要な
算執行、繰越防止の観点から対応できない場合もあり得るの 期間に応じて伝票の提出締切を設定しているが、締切後も個々
で、その場合は経営企画部とよく相談していただければと考え の事情を勘案し、柔軟に対応している。また、科研費の執行につ
ている。(契約部)
いては、3月末まで予算使用票による小額物品の購入が可能で
予算執行期間についての柔軟な対応は、経営企画部との調整 ある。
が必要であり、現時点では難しい。(産学連携)
国際部では、各拠点や部門との意見交換やアンケート調査を
実施し、これらの結果を参考に、国際拠点化に関する計画案を
取りまとめたところである。今後、関係部、各拠点にアクションプ
ランを作成してもらい、可能なものから改善していきたいと考え
ている。指摘の点については、予算、マンパワーの観点から、
早急な実現は困難であると考えるが、インフラ整備の課題のひ
とつとして検討してまいりたい。
(安全統括部に確認)本件に関連した英文テキストは作成済
み。今後も適宜改訂を実施していく。
関係部が作成したアクションプランに沿って順次改善を行ってい
る。外部発表票の入力システムについては、試験運用を経て、現
在では実際に英語版も運用されている。図書館の利用案内、機
構のネットワーク利用申請等については、現在、英語版を作成中
である。
外国人が放射線業務に従事する際の教育資料として、国際部の
イントラネットに英語の「放射線安全教育用テキスト」7件(安全統
括部作成4件、原子力研修センター作成3件)が掲載されており、
課室で実施する教育訓練に活用することができる。
安全統括部作成テキスト:①緊急時の措置に関する手引き ②装
置・危険物の安全取り扱い手引 ③放射線防護手引 ④安全標
識の用語集
原子力研修センター作成テキスト:①Prevention Rules on
Radiation Hazards ②Guidance for Safe Handling of
Radioisotopes ③Radiation Effects on Human
国際部では、各拠点や部門との意見交換やアンケート調査を
実施し、これらの結果を参考に、国際拠点化に関する計画案を
関係部署との調整を図り、英語のホームページの掲載内容を充
取りまとめたところである。今後、関係部、各拠点にアクションプ
実中である。真砂国際寮や阿漕ヶ浦倶楽部等の利用に関する情
ランを作成してもらい、可能なものから改善していきたいと考え
報はすでにホームページに掲載されている。また、職員等の採用
ている。指摘の点については、国際拠点化の一環ととらえ海外
については、英語の公募要領を作成している場合は、英語のHP
からの研究者獲得のため、国際部として必要な情報を精査し、
に掲載している。
広報部など関係部署との調整を図りHPでの情報発信を目指
す。
国際部では、各拠点や部門との意見交換やアンケート調査を
実施し、これらの結果を参考に、国際拠点化に関する計画案を
取りまとめたところである。今後、関係部、各拠点にアクションプ
ランを作成してもらい、可能なものから改善していきたいと考え
ている。指摘の点については、国際拠点化の一環ととらえ海外
からの研究者獲得のため、国際部として必要な情報を精査し、
広報部など関係部署との調整を図りHPでの情報発信を目指
す。
関係部署との調整を図り、英語のホームページの掲載内容を充
実中である。成田から機構へのアクセス、居住環境、諸手続き等
に関する情報はすでに掲載されている。