Formcoordinator ユーザーズガイド - ソフトウェア - Fujitsu

第4章 システムの構築
この章では、Formcoordinatorを使用したシステムを構築する方法について説明します。
4.1 サーバ側のシステム構築
サーバ側のシステムを構築する方法について説明します。
システムを構築するときの作業の流れを次に示します。
1. Formcoordinatorの環境を設定する
Formcoordinatorのインストール後にWebサーバおよびサーブレットコンテナの環境を設定します。
2. Webサーバにファイルを配置する
電子フォームのファイルとWebアプリケーションをWebサーバに配置します。
3. 運用環境をテストする
電子フォームが正しく動作するか、Webアプリケーションが正しく動作するかを確認します。
注意
複数サーバ(マルチサーバ)運用時は、FormcoordinatorをインストールしたすべてのサーバでFormcoordinatorの環境を
設定する必要があります。
4.1.1 Formcoordinatorの環境を設定する
Formcoordinatorのインストール後に行う、Webサーバおよびサーブレットコンテナの設定方法について説明します。
4.1.1.1 Webサーバを設定する
WebサーバでWebアプリケーションを動作させるためには、Formcoordinatorのインストールフォルダを仮想ディレクトリ「/
FormCDN/cllib」として定義する必要があります。
なお、Windows Server 2003のIIS6.0を使用する場合、仮想ディレクトリの設定のほかに、MIMEタイプの設定も行う必要
があります。
次に示す値を指定します。
指定内容 指定値
エイリアス /FormCDN/cllib
ディレクトリへのパス フレームワークのインストールフォルダ¥cllib
参考
仮想ディレクトリの設定
■Interstage HTTP Serverの場合
(例:C:¥Interstage¥APC¥cllib)
/opt/FJSVfcdn/cllib
仮想ディレクトリの定義は、Interstage HTTP Serverの環境定義ファイル(httpd.conf)に、次に示す形式で記述します。
Alias /FormCDN/cllib フレームワークのインストールフォルダ/cllib
Alias /FormCDN/cllib /opt/FJSVfcdn/cllib
例:
フレームワークのインストールフォルダが「C:¥Interstage¥APC」の場合は、次に示す形式で記述します。
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