Formcoordinator ユーザーズガイド - ソフトウェア - Fujitsu
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・ 複数のスレッド間で、Java APIが提供する各クラスのオブジェクトを共有しないでください。 Java APIで提供される各クラスのオブジェクトは、複数のスレッドから同時にアクセスされることを想定していません。 したがって、複数のスレッドから同時にアクセスされた場合の動作は保証されません。 ・ Webブラウザによっては、キャッシュの設定や[戻る]ボタンで再度同じページを表示した場合など、キャッシュが有効 となり、サーブレットで作成したページが更新されないことがあります。その場合は、HTTPのヘッダーに対して、キャッ シュを無効にする指定を行ってください。詳細については、使用するWebブラウザの仕様を確認してください。 例: response.setHeader("Pragma", "no-cache"); response.setHeader("Cache-Control","no-cache"); 3.2.2.1 URIエンコードについて FormcoordinatorのJava APIで、スキーム名に「file://」を指定する場合(以降、fileプロトコルと称します)およびWebアプリ ケーションの仮想パスを指定する場合、URIエンコードする必要があります。 文字列をMIMEタイプ(「x-www-form-url 符号化」形式と呼ばれる)に変換することをURIエンコードといいます。 URIエンコードはSun MicrosystemsのJava APIであるjava.net.URLEncoderを利用できます。 java.net.URLEncoderを利用する場合は以下のように指定してください。 例: // 電子フォーム格納パスが「file:///c:/電子フォーム格納パス」の場合 String formPath = java.net.URLEncoder.encode("file:///c:/電子フォーム格納パス", System.getProperty("file.encoding")); 例: // 電子フォーム格納パスが「file:////home/電子フォーム格納パス」の場合 String formPath = java.net.URLEncoder.encode("file:////home/電子フォーム格納パス", System.getProperty("file.encoding")); 注意 プラットフォームのデフォルトの文字エンコーディングで変換してください。 3.2.3 JSPでWebアプリケーションを作成する JSPは、JavaServer Pages 1.1以降を利用して作成します。 JSPでWebアプリケーションを作成する場合は、下記に示す例で説明している処理を記述します。下記の記述以外は、 サーブレットで作成するWebアプリケーションと同様に記述します。 例: 次に示す処理を拡張子「.jsp」のファイルに記述し、文字コードをShift_JISで保存します。保存したファイルをWebサーバ に配置します。
電子フォーム表示モードに環境定義モードを指定します。 odb.setDisplayMode(odb.DISPMODE_ENV); // コンテントタイプを設定します。 response.setContentType(odb.getContentType()); // ここからは、JSP固有の記述となります。 ByteArrayOutputStream baos = new ByteArrayOutputStream(); odb.write(baos); String html = baos.toString(odb.getCharset()); %> JSPを作成する場合の留意点を次に示します。 ・ 電子フォームから変換したHTMLデータをWebブラウザへ出力する場合、JSPの出力ストリームと競合するので、response オブジェクトの出力ストリームは使用しないでください。 Webブラウザへの出力には、HTMLデータを文字列にして参照する、または、ファイルへ出力してリダイレクトなどを 使用する必要があります。 ・ 電子フォームを送信する場合は、コンテントタイプに「text/html;charset=Shift_JIS」または「text/html;charset=UTF-8」 を指定してください。 正しく設定するには、OutputDataBuilderクラスのgetContentType()メソッドを利用して設定する必要があります。正しく 設定しないと、電子フォームが正しく表示されない場合があります。詳細については、「C.1.2 クラス:OutputDataBuilder 」の「getContentType()」を参照してください。 ・ 電子フォームを送信する場合、Formcoordinatorが生成するHTML以外のデータを送信しないでください。具体的に は、JSPファイル中にHTMLタグやJavaの実行結果を表示するような処理は記述しないでください。記述すると、電子 フォームが正しく表示されません。 ・ コンパイル時および実行時のCLASSPATH環境変数に次に示すjarファイルを追加してください。 ファイル名 ファイルの格納場所 f3hksjsv.jar フレームワークのインストールフォルダ(注1)¥lib /opt/FJSVfcdn/lib xmlpro.jar オペレーティングシステムの共通フォルダ(注2)¥FujitsuXML xmltrans.jar /opt/FJSVxmlpc/lib (注1) 「フレームワークのインストールフォルダ」は、Business Application Serverの標 準の設定では次に示すフォルダです。 Business Application Serverのインストールフォルダ¥APC (注2) 「オペレーティングシステムの共通フォルダ」は、オペレーティングシステムの標 準の設定では次に示すフォルダです。 オペレーティングシステムのインストールドライブ¥Program Files¥Common Files ・ 複数のスレッド間で、Java APIが提供する各クラスのオブジェクトを共有しないでください。 Java APIで提供される各クラスのオブジェクトは、複数のスレッドから同時にアクセスされることを想定していません。 したがって、複数のスレッドから同時にアクセスされた場合の動作は保証されません。 3.3 Webアプリケーション作成時の留意点 Webアプリケーションを作成するときの留意点を次に示します。 3.3.1 項目を操作する場合の留意点 項目を操作する場合の留意点を次に示します。 - 26 -
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電子フォーム表示モードに環境定義モードを指定します。<br />
odb.setDisplayMode(odb.DISPMODE_ENV);<br />
// コンテントタイプを設定します。<br />
response.setContentType(odb.getContentType());<br />
// ここからは、JSP固有の記述となります。<br />
ByteArrayOutputStream baos = new ByteArrayOutputStream();<br />
odb.write(baos);<br />
String html = baos.toString(odb.getCharset());<br />
%><br />
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JSPを作成する場合の留意点を次に示します。<br />
・ 電子フォームから変換したHTMLデータをWebブラウザへ出力する場合、JSPの出力ストリームと競合するので、response<br />
オブジェクトの出力ストリームは使用しないでください。<br />
Webブラウザへの出力には、HTMLデータを文字列にして参照する、または、ファイルへ出力してリダイレクトなどを<br />
使用する必要があります。<br />
・ 電子フォームを送信する場合は、コンテントタイプに「text/html;charset=Shift_JIS」または「text/html;charset=UTF-8」<br />
を指定してください。<br />
正しく設定するには、OutputDataBuilderクラスのgetContentType()メソッドを利用して設定する必要があります。正しく<br />
設定しないと、電子フォームが正しく表示されない場合があります。詳細については、「C.1.2 クラス:OutputDataBuilder<br />
」の「getContentType()」を参照してください。<br />
・ 電子フォームを送信する場合、<strong>Formcoordinator</strong>が生成するHTML以外のデータを送信しないでください。具体的に<br />
は、JSPファイル中にHTMLタグやJavaの実行結果を表示するような処理は記述しないでください。記述すると、電子<br />
フォームが正しく表示されません。<br />
・ コンパイル時および実行時のCLASSPATH環境変数に次に示すjarファイルを追加してください。<br />
ファイル名 ファイルの格納場所<br />
f3hksjsv.jar フレームワークのインストールフォルダ(注1)¥lib<br />
/opt/FJSVfcdn/lib<br />
xmlpro.jar オペレーティングシステムの共通フォルダ(注2)¥<strong>Fujitsu</strong>XML<br />
xmltrans.jar<br />
/opt/FJSVxmlpc/lib<br />
(注1) 「フレームワークのインストールフォルダ」は、Business Application Serverの標<br />
準の設定では次に示すフォルダです。<br />
Business Application Serverのインストールフォルダ¥APC<br />
(注2) 「オペレーティングシステムの共通フォルダ」は、オペレーティングシステムの標<br />
準の設定では次に示すフォルダです。<br />
オペレーティングシステムのインストールドライブ¥Program Files¥Common Files<br />
・ 複数のスレッド間で、Java APIが提供する各クラスのオブジェクトを共有しないでください。<br />
Java APIで提供される各クラスのオブジェクトは、複数のスレッドから同時にアクセスされることを想定していません。<br />
したがって、複数のスレッドから同時にアクセスされた場合の動作は保証されません。<br />
3.3 Webアプリケーション作成時の留意点<br />
Webアプリケーションを作成するときの留意点を次に示します。<br />
3.3.1 項目を操作する場合の留意点<br />
項目を操作する場合の留意点を次に示します。<br />
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