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Installing StarTeam - Borland Technical Publications

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インストール ガイド<strong>Borland</strong> ® <strong>StarTeam</strong> ®2008 Release 2


インストールのロードマップ<strong>StarTeam</strong> 製 品 は、 次 のサ イ ト か ら ダ ウ ン ロー ド で き ます。http://www.borland.com/downloads/download_starteam.html<strong>StarTeam</strong> 2008 Release 2 の 新 機 能 については、 <strong>StarTeam</strong> ヘルプの [ 入 門 | 新 機 能 ] で 参 照 できます。 インストール 後 に <strong>StarTeam</strong> ヘルプにア ク セスするには、 [ スタート|プログラム| <strong>Borland</strong> <strong>StarTeam</strong> | <strong>StarTeam</strong> Server 2008 R2 |ドキュメント ] メニューを 選 択 します。 新 機 能 の 情 報 は、 <strong>StarTeam</strong> の AdministeringAndUsing<strong>StarTeam</strong>.pdf(『<strong>StarTeam</strong> の 管 理 と 利 用 』) の [ 入 門 | 新 機 能 ] からも 参 照 できます。インストールのロードマップ必 要 な イ ン ス ト ール 手 順 のガイ ド については、 ユーザーの 役 割 、 <strong>Borland</strong> <strong>StarTeam</strong> の 使 用経 験 、 どの 製 品 を イ ン ス ト ールし よ う と し てい る かに 応 じ て、 以 下 の 適 切 なセ ク シ ョ ン を参 照 し て く だ さ い。アップグレードのためのロードマップ既 存 の <strong>StarTeam</strong> ユーザーは、 以 下 に 示 すよ う に、 ア ッ プグ レー ド に 際 し て 特 別 な 注 意 点 や手 順 があ る 製 品 があ り ますので 注 意 し て く だ さ い。■<strong>StarTeam</strong> Server■<strong>StarTeam</strong>MPX ( 特 に Cache Agent)こ れ ら の 製 品 については、 こ のマニ ュ アルの さ ま ざ ま な 章 を 参 照 し て、 製 品 ご と にア ッ プグレード 手 順 を 確 認 してください。表 1.2<strong>StarTeam</strong> 製 品 のア ッ プグレー ド 情 報アップグレード 中 の 製 品<strong>StarTeam</strong> Server<strong>StarTeam</strong>MPX Cache Agent参 照14 ページの 「<strong>Borland</strong> <strong>StarTeam</strong> 2008 Release 2 へのア ッ プグレード」および30 ページの 「ア ッ プグ レー ド 時 の イ ン ス ト ール 後 の 作 業 」51 ページの 「<strong>StarTeam</strong>MPX Cache Agent のアップグレード」<strong>StarTeam</strong> クライアントのためのロードマップ<strong>StarTeam</strong> クライアントのインストール 手 順 については、37 ページの 「<strong>StarTeam</strong> クライアントのインストール」 を 参 照 して く ださい。第 1 章 : <strong>Borland</strong> <strong>StarTeam</strong> 2008 Release 2 のインス トール ド キュ メ ン ト の 紹 介 3


インストールのロードマップ<strong>Borland</strong> <strong>StarTeam</strong> Server 管 理 者 のためのロードマップ<strong>Borland</strong> <strong>StarTeam</strong> 管 理 者 ま たは IT 管 理 者 の 場 合 は、 以 下 に 示 すシ ス テムに、 こ れら の<strong>StarTeam</strong> 製 品 を イ ン ス ト ール し ます。表 1.3<strong>StarTeam</strong> Server 2008 Release 2 と <strong>StarTeam</strong> 管 理 ツールのイ ンス ト ール 場 所インストールする 製 品 インストール 先 のシステム 参 照<strong>StarTeam</strong> Server 2008Release 2 (この 製 品 を 最初 にイ ン ス ト ールし ます)Workflow Designer および<strong>StarTeam</strong> ExtensionsNotification Agent<strong>StarTeam</strong>MPX サービ ス(Message Broker とMulticast Service)<strong>StarTeam</strong>MPX Cache Agent<strong>Borland</strong> LDAP QuickStartManagerLayout Designer<strong>StarTeam</strong> Server として 使 用するコンピュータ。 このコンピュータは、 すべての<strong>StarTeam</strong> クライアントからアクセスできなければなりません。<strong>StarTeam</strong> 管 理 者 のワー ク ステーシ ョ ン通 常 は <strong>StarTeam</strong> Server と 同じコンピュータ<strong>StarTeam</strong> Server 用 のコ ンピュータまたは 別 のコンピュータ。 <strong>StarTeam</strong>MPX とCache Agent の 使 い 方 によ って 異 な り ます。 <strong>StarTeam</strong>Server 用 のコ ンピ ュータではな く、 ネッ ト ワーク 的 に近 いコ ンピ ュータにイ ン ストールすることもできます。1 台 のコ ンピ ュータに 1 つのCache Agent。 ただし、 複 数の イ ン ス タ ン ス を 実 行 することができます。 ルー トキャッシュ エージェ ン ト は、<strong>StarTeam</strong> Server 用 のコ ンピュータにインストールしなければな り ません。<strong>StarTeam</strong> 管 理 者 のワー ク ステーシ ョ ン<strong>StarTeam</strong> 管 理 者 のワー ク ステーシ ョ ン9 ページの 「<strong>StarTeam</strong> Serverのインス トール」61 ページの 「WorkflowExtensions の インストール」65 ページの 「<strong>StarTeam</strong>Workflow Designer のインストール」66 ページの 「<strong>StarTeam</strong>Notification Agent のインストール」49 ページの 「Message Brokerと Multicast Service のインストール」50 ページの 「Cache Agent のインストール」install_LDAP_ja.html(<strong>Borland</strong> <strong>Technical</strong><strong>Publications</strong> Web サイ ト :http://techpubs.borland.comか ら 参 照 で き ます)。57 ページの 「<strong>StarTeam</strong>Layout Designer の インストール」これらの <strong>Borland</strong> <strong>StarTeam</strong> 製 品 は、 次 の Web サイ トからダウンロードできます。http://www.borland.com/downloads/download_starteam.htmlインテグレーション 追 加 のためのロードマップ<strong>StarTeam</strong> の イ ンテグ レーシ ョ ンは、 すべて <strong>Borland</strong> の 次 の Web サイ トからダウンロードできます。http://www.borland.com/downloads/download_starteam.html4 <strong>Borland</strong> <strong>StarTeam</strong> インストール ガイド


<strong>StarTeam</strong> 代 替 インストール DVD についてイ ン ス ト ール 用 の 実 行 可 能 フ ァ イルをダ ウ ン ロー ド し た ら、 適 切 な 章 ま たはマニ ュ アルを参 照 し、 イ ン ス ト ール 手 順 に 従 って く だ さ い。<strong>StarTeam</strong> 代 替 インストール DVD について<strong>Borland</strong> <strong>StarTeam</strong> 2008 Release 2 製 品 の 主 なインス トール 方 法 は、 次 の 場 所 からインス トーラをダウンロードすることです。http://www.borland.com/downloads/download_starteam.htmlその 他 に、 代 替 インス ト ール DVD も 用 意 しています。 DVD からインス トールする 場 合は、 2 ページの 「<strong>Borland</strong> <strong>StarTeam</strong> 製 品 と イ ン ス ト ール 手 順 へのア ク セス」 に 示 し た 手 順 に従 って、 製 品 をインス ト ールして く ださい。 <strong>StarTeam</strong> のメイン インストール メニューには 以 下 のオプシ ョ ンがあ り ます。表 1.4DVD インストールのオプションメイン メニュー オプシ ョ ンインストールする 製 品参 照 ド キ ュ メ ン ト参 照 コ ンテン ツお 問 い 合 わせ説 明この DVD セッ トからインス トール 可 能 な 製 品 の 一 覧 が表 示 さ れるので、 イ ン ス ト ールする 製 品 を 選 択 し ます。PDF 形 式 で 参 照 可 能 な <strong>StarTeam</strong> マニュアルの 一 覧 を 参照 してください。<strong>StarTeam</strong> インストール DVD の 内 容 を 参 照 し て く だ さい。5 ページの 「<strong>StarTeam</strong> インストール DVD の 内 容 」 を 参照 。ボーラ ン ド 社 のア ド レ ス、 電 話 番 号 、 およびボーラ ンド 社 の 会 社 およびサポー ト の Web サ イ ト が 表 示 さ れます。<strong>StarTeam</strong> インストール DVD の 内 容<strong>StarTeam</strong> DVD の 内 容<strong>StarTeam</strong> DVD には、 次 の 各 製 品 ( 購 入 ラ イ セン スの 種 類 で 異 な る) が 収 録 さ れています。■クライアント アプ リ ケーシ ョ ン■<strong>StarTeam</strong> Cross-Platform Client (Windows プラッ ト フォーム 用 )■サーバー アプ リ ケーシ ョ ン■<strong>StarTeam</strong> Server■■■■MPX サービ ス (Message Broker (ユニキ ャ ス ト ) と Multicast Service)Cache AgentNotification Agent<strong>Borland</strong> Search■■SDKDatamart■■■<strong>StarTeam</strong> SDK<strong>StarTeam</strong> SDK Runtime.NET SDK■■■.NET SDK RuntimeWeb Edition管 理 ツール■<strong>Borland</strong> LDAP QuickStart Manager第 1 章 : <strong>Borland</strong> <strong>StarTeam</strong> 2008 Release 2 のインス トール ド キュ メ ン ト の 紹 介 5


メモ■■■Layout Designer<strong>StarTeam</strong> ExtensionsWorkflow DesignerDVD に 収 録 されている 各 製 品 の 種 類 は、 購 入 し た <strong>StarTeam</strong> ライセンスで 異 なります。インストール DVD のフ ォルダ 構 成 は 以 下 の と お り です。表 1.5フォルダ<strong>StarTeam</strong> DVD のフォルダと 内 容内 容ルー ト setup 実 行 フ ァ イル、 readme やインス トール ドキュメント ファイルが 含 まれています。\Documentation<strong>StarTeam</strong> ドキュメント (PDF 形 式 )。 オン ラ イ ンでの表 示 や 印 刷 が 可 能 です。\LDAPQuickStart<strong>Borland</strong> LDAP QuickStart Manager をインストールするために 必 要 なフ ァ イル。\MPX<strong>StarTeam</strong>MPX と Cache Agent 機 能 の イ ン ス ト ールに 必要 なフ ァ イル (こ の 製 品 用 の ラ イ セン スが 必 要 )。\SDK\Server\<strong>StarTeam</strong>CP\<strong>StarTeam</strong>LayoutDesigner\NotificationAgent\.NET SDK\<strong>StarTeam</strong>Extensions\WorkflowDesigner\<strong>Borland</strong> Search\WebEdition\DatamartWindows 用 の 完 全 版 <strong>StarTeam</strong> SDK と <strong>StarTeam</strong> SDKRuntime およびユニバーサル 版 を イ ン ス ト ールする ために 必 要 なフ ァ イル。<strong>StarTeam</strong> Server のインス トールに 必 要 なファイル。<strong>StarTeam</strong> Server には、 <strong>StarTeam</strong> プロジェク トへのクライアント / サーバー ア ク セ ス 機 能 があ り ます。<strong>StarTeam</strong> Cross-Platform Client の イ ン ス ト ールに 必 要 なファイル。<strong>StarTeam</strong> Layout Designer の イ ン ス ト ールに 必 要 な フ ァイル。Notification Agent (<strong>StarTeam</strong> Workflow Extensions の 一部 ) の イ ン ス ト ールに 必 要 な フ ァ イル (こ の 製 品 用 のラ イ セン スが 必 要 ですが、 評 価 版 を 利 用 で き ます)。<strong>StarTeam</strong> .NET SDK Runtime と 完 全 版 <strong>StarTeam</strong> .NETSDK の イ ン ス ト ールに 必 要 な フ ァ イル<strong>StarTeam</strong> Extensions (<strong>StarTeam</strong> Workflow Extensions の一 部 ) の イ ン ス ト ールに 必 要 な フ ァ イル (こ の 製 品 用の ラ イ セン スが 必 要 ですが、 評 価 版 を 利 用 で き ます)。マニュアルとサンプルも 含 まれます。Workflow Designer (<strong>StarTeam</strong> Workflow Extensions の 一部 ) の イ ン ス ト ールに 必 要 な フ ァ イル (こ の 製 品 用 のラ イ セン スが 必 要 ですが、 評 価 版 を 利 用 で き ます)。複 数 のプ ロ ジ ェ ク ト と 製 品 にま たが る 検 索 と ク エ リ 機能 が 備 わった <strong>Borland</strong> Search の イ ン ス ト ールに 必 要 なファイル<strong>StarTeam</strong> Web Edition (<strong>StarTeam</strong> Server と と も に 使 用 するための ASP ベースの Web アプ リ ケーシ ョ ン) のインストールに 必 要 なファイルDatamart Extractor と Datamart Synchronizer6 <strong>Borland</strong> <strong>StarTeam</strong> インストール ガイド


<strong>Borland</strong> <strong>StarTeam</strong> のドキュメント<strong>Borland</strong> <strong>StarTeam</strong> のドキュメント セッ トでは、<strong>Borland</strong> <strong>StarTeam</strong> 製 品 ス イー ト のアプ リ ケーシ ョ ンを 使 用 する 方 法 について 説 明 し ます。 <strong>Borland</strong> <strong>StarTeam</strong> のドキュメントは、 HTMLと Adobe PDF の 2 つの 形 式 で 提 供 さ れています。 両 方 の 形 式 のすべての ド キ ュ メ ン ト は、以 下 の 場 所 から 参 照 でき ます。■[ スタート|プログラム|<strong>Borland</strong> <strong>StarTeam</strong> | <strong>StarTeam</strong> Cross-Platform Client 2008 R2 |ドキュメント ]■[ スタート|プログラム|<strong>Borland</strong> <strong>StarTeam</strong> | <strong>StarTeam</strong> Server 2008 R2 |ドキュメン ト ]こ のサブ メ ニ ューか ら 参 照 で き る ド キ ュ メ ン ト は 以 下 の 太 字 の と お り です。HTML■■<strong>StarTeam</strong> ヘルプ : すべてのユーザー タ イ プを 対 象 に し た 包 括 的 なオン ラ イ ン ドキュメント。<strong>StarTeam</strong> の 使 用 と 管 理 について 説 明 し ています。 こ の ド キ ュ メ ン ト の 情 報 は、以 下 の 4 つのカテゴ リ に 分 類 されています。■■■■■入 門 : <strong>StarTeam</strong> の 概 要 (こ の リ リ ースの 新 機 能 を 含 む)、 ユーザー ロールについての 情 報 、 サーバー 管 理 と プ ロ ジ ェ ク ト 管 理 の 概 要 、 <strong>StarTeam</strong> ユーザー インターフェイスの 紹 介 などが 書 かれています。概 念 : 一 般 的 な 操 作 、 セキ ュ リ テ ィ 、 カ ス タ マ イ ズ、 プ ロ ジ ェ ク ト 管 理 、 およびサーバー 管 理 についての 概 念 的 な 情 報 。手 順 : 特 定 の タ ス ク を 完 了 する ための 手 順 を ス テ ッ プ バイ ステップで 説 明 しています。 タ ス ク は、 構 成 、 カ ス タ マ イ ズ、 一 般 的 な 操 作 、 最 適 化 、 プ ロ ジ ェ ク ト 管 理 、レポー ト 作 成 と テ ス ト 、 セキ ュ リ テ ィ 、 サーバー 管 理 に 分 類 さ れています。リファレンス: すべてのメニューとダイアログ ボックスおよびそのオプションについて 説 明 し ています。用 語 集 : すべての <strong>StarTeam</strong> 製 品 と その 機 能 に 関 連 し た 単 語 の 包 括 的 な 用 語 集Readme : 特 定 の イ ン ス ト ールについての 最 新 情 報 (シ ス テム 要 件 、 既 知 の 問 題 、 制 限を 含 む) が 書 かれています。Adobe PDF マニュアル■『<strong>StarTeam</strong> インストール ガイド』(このマニュアル)このマニュアルには、 <strong>StarTeam</strong> の " コア " 製 品 を イ ン ス ト ールし た り 設 定 する ための 詳細 な 手 順 が 書 かれています。■『<strong>StarTeam</strong> の 管 理 と 利 用 』(<strong>StarTeam</strong> ヘルプ と 同 一 )重 要■■このガイドは、 <strong>StarTeam</strong> の 管 理 者 と 一 般 ユーザーの 両 方 を 対 象 に し た 包 括 的 な ド キ ュメントです。『<strong>StarTeam</strong> Extensions User's Guide』APE (Alternate Properties Editor) など、 <strong>StarTeam</strong> の 拡 張 機 能 を 設 計 および 管 理 する 方 法について 説 明 し ています。 ま た、 <strong>StarTeam</strong> Workflow Designer および <strong>StarTeam</strong>Notification Agent について も 説 明 し ています。『<strong>StarTeam</strong>MPX Administrator’s Guide』<strong>StarTeam</strong>MPX システムの 基 本 的 な 操 作 と アーキテ クチャについて 説 明 し、<strong>StarTeam</strong>MPX コ ンポーネン ト を イ ン ス ト ールおよび 構 成 する 手 順 を 示 し ます。ご 購 入 およびイ ン ス ト ール さ れた <strong>StarTeam</strong> 製 品 に よ っては、 こ のマニ ュ アルで 説 明 さ れているすべてのアプ リ ケーシ ョ ンがシ ス テム 上 に 存 在 する と は 限 り ません。Adobe Reader (.PDF) 形 式 で 配 布 さ れてい るすべてのマニ ュ アルを 表 示 する には AdobeReader のバージ ョ ン 4.0 以 降 が 必 要 です。 Adobe Reader のインス トール プログラムは、Adobe 社 の Web サイ ト www.adobe.com/jp/ か ら 入 手 で き ます。第 1 章 : <strong>Borland</strong> <strong>StarTeam</strong> 2008 Release 2 のインス トール ド キュ メ ン ト の 紹 介 7


オプション 製 品 のドキュメントLDAP QuickStart Manager、 <strong>Borland</strong> Search などのオプシ ョ ン 製 品 の ド キ ュ メ ン ト は、 [ スタート|プログラム| < 製 品 名 > |ドキュメン ト ] サブ メ ニ ューか ら 参 照 で き ます。ボーランドのサポート 体 制ボーラ ン ド では、 様 々なサポー ト オプシ ョ ン を 提 供 し ています。 これには、 インターネット 上 の 無 料 サービ ス も 含 まれてお り 、 広 範 囲 な 情 報 源 を 検 索 し た り 、 ボーラ ン ド 製 品 の 他のユーザー と の 情 報 交 換 がで き ます。 さらに、 インストール サポー ト から、 有 料 のコンサルタ ン ト レベルのサポー ト および 広 範 囲 に 渡 る アシ ス タ ン ト まで、 様 々なサポー ト 形 態 を選 択 で き ます。ボーラ ン ド のサポー ト サービ スに 関 する よ り 詳 しい 情 報 については、 次 のボーラ ン ドWeb サイ トにアクセスしてください。http://support.borland.com - 「<strong>Borland</strong> Answers」 (ボーランドのテクニカル サポート Web サイ ト ) では、 登 録 ユーザーがア ッ プグレードやボーラ ン ド 製 品 の 以 前 のバージ ョ ン を 見 つけ る こ と がで き ます ( 日 本 のサポー ト については、 http://www.borland.com/jp/services/support/ から)。http://techpubs.borland.com - ボーラ ン ド の 技 術 資 料 Web サイ トでは、 ボーランド製 品 の イ ン ス ト ール、 設 定 、 管 理 や 使 用 について 説 明 し た PDF ファイルを 表 示 し、 ダウンロードできます。http://support.borland.com/download.php - ボーラ ン ド 製 品 ト ラ イアル Web サイ ト では、 登 録 ユーザーが ト ラ イ アル 製 品 を 無 料 でダウ ン ロード でき ます。サポー ト 窓 口 に 問 い 合 わせる 場 合 は、 マシン 環 境 に 関 する 完 全 な 情 報 、 使 用 中 の 製 品 のバージ ョ ン、 問 題 の 詳 細 な 説 明 を 用 意 し て く だ さ い。サード パーテ ィ 製 のツールやド キ ュ メ ン ト についてのサポー ト は、 そのツールのベンダーにお 問 い 合 わせ く ださ い。8 <strong>Borland</strong> <strong>StarTeam</strong> インストール ガイド


第章Chapter2<strong>StarTeam</strong> Server のインストールこの 章 では、 <strong>StarTeam</strong> Server を イ ン ス ト ールする 方 法 を 説 明 し ます。 ま た、 特 に <strong>StarTeam</strong>Server の 以 前 の リ リ ースから ア ッ プグレードする 場 合 に、 イ ン ス ト ール 前 に 済 ませてお くこ と が 望 ま し い 準 備 と イ ン ス ト ール 後 に 実 行 する 必 要 のあ る 作 業 について も 説 明 し ます。■導 入 を 判 断 する ために 製 品 を 評 価 する 場 合 や、 サ イ ト で 初 めて 使 用 する ために 製 品 をインストールする 場 合 は、 まず13 ページの 「 新 規 イ ン ス ト ール 時 の イ ン ス ト ール 前 の要 件 」 に 目 を 通 し、 続 いて 26 ページの 「<strong>StarTeam</strong> Server のインス トール」 に 直 接 進 むことをお 勧 めします。■製 品 の 以 前 のバージ ョ ンか ら 新 し い リ リ ースにア ッ プグ レー ド する 場 合 には、 こ の 章のすべての 内 容 に 目 を 通 す 必 要 があ り ます。 イ ン ス ト ール 後 は、 各 サーバー 構 成 をア ッ プグレードする 必 要 があ り ます。 詳 細 については、 14 ページの 「<strong>Borland</strong> <strong>StarTeam</strong>2008 Release 2 へのアップグレード」 を 参 照 して く ださい。<strong>StarTeam</strong> Server について<strong>StarTeam</strong> Server は、 分 散 環 境 の 開 発 チームや、 モバイル 環 境 で 作 業 するチーム メ ンバをサポー ト する 強 力 なツールです。 Server は UTF-8 でエン コー ド 可 能 なすべての 言 語 のデータをサポート します。 <strong>StarTeam</strong> Server によって 管 理 されるデータには、 さまざまなクライアントを 使 用 してアクセスできます。 よ く 使 用 される 主 要 なクライアントは、<strong>StarTeam</strong>Cross-Platform Client (Windows、 Solaris、 および Linux システムをサポート) です。他 の ク ラ イ アン ト は 他 の 方 法 でサーバーにア ク セス し ます。 たとえば、 <strong>StarTeam</strong> WebEdition は Internet Explorer からサーバーにアクセスできます。 <strong>StarTeam</strong> IDE インテグレーションでは、 対 応 IDE アプ リ ケーシ ョ ン (Microsoft Visual Studio など) やプラッ ト フォーム (Eclipse など) から <strong>StarTeam</strong> Server にアクセスします。<strong>StarTeam</strong> Server には、ローカルやリモートから、インターネット、イントラネット、WAN、 ダ イ ヤルア ッ プ 接 続 などの 経 路 でア ク セスで き ます。 組 み 込 みの 暗 号 化 メ カニズムに よ り 、 イ ン ターネ ッ ト の よ う な 公 開 さ れたネ ッ ト ワー ク を 経 由 する 場 合 で も 安 全 です。通 常 は、 すべてのチーム メンバがアクセスできるコンピュータ 上 に <strong>StarTeam</strong> Server をインス トールします。 その 後 、 各 チーム メンバのワークステーションに <strong>StarTeam</strong> クライアントをインストールします。 <strong>StarTeam</strong> Server の 使 用 方 法 については、 オン ラ イ ン ヘルプを 参照 してください。第 2 章 : <strong>StarTeam</strong> Server のインス トール 9


<strong>StarTeam</strong> Server のシステム 要 件<strong>StarTeam</strong> Server のシステム 要 件メモボーラ ン ド では、 データベース と し て Microsoft SQL Server 2005 Express を 使 用 する 場 合 を除 いて、 専 用 のアプ リ ケーシ ョ ン サーバー 上 に <strong>StarTeam</strong> Server を、 別 のサーバー 上 にデータベース をそれぞれイ ン ス ト ールする こ と をお 勧 め し ます。<strong>StarTeam</strong> Server を 実 行 する コ ン ピ ュータ と 、 データベース 管 理 シ ス テム を 実 行 する コ ンピ ュータ の 間 に 専 用 の 接 続 を 確 立 する こ と をお 勧 め し ます。 最 高 のパフ ォーマン ス を実 現 する ためには、 両 方 のマシン を 同 じ 物 理 ス イ ッ チ 上 に 配 置 する こ と をお 勧 め し ます。次 の 表 は、 <strong>StarTeam</strong> Server アプ リ ケーシ ョ ンおよびデータベース を 配 置 する コ ン ピ ュータの 最 低 および 推 奨 ハー ド ウ ェ ア 要 件 です。 表 には 特 定 のプ ロ セ ッ サ 速 度 が 記 載 さ れていますが、 最 高 のパフ ォーマン ス を 実 現 する ためには、 利 用 可 能 な 最 速 の CPU を 常 に 使 用 する こ と をお 勧 め し ます。サポート 対 象 オペレーティング システム<strong>StarTeam</strong> Server のこのリ リースでは、 次 のオペレーティング システムがサポート されています。■Microsoft Windows Server 2003 SP2 (32 ビッ ト バージ ョ ン)■Microsoft Windows Server 2003 R2 SP2 (32 ビッ ト バージ ョ ン)<strong>StarTeam</strong> Server 2005 R2 以 降 の リ リ ース を VMware ESX Server で 実 行 でき ます。サポート 対 象 データベース<strong>StarTeam</strong> Server では、 以 下 のデータベース と ODBC ドライバがサポートされています。表 2.1データベース 要 件データベース 要 件 CPU バージ ョ ン ODBC バージ ョ ンMicrosoft SQL Server2005 ExpressMicrosoft SQL Server2005*Microsoft SQL Server Express は、 <strong>StarTeam</strong> Server の 一 部 と し て イ ン ス ト ールでき ます。 インス トーラでは 次 のデフォルト パス ワー ド を 使 用 し ます。sa: <strong>StarTeam</strong>123StarDraw: StarDraw123x86 (32 ビッ ト) 2005 (SP2) SQL Native Client2005 90.3024.0x86 (32 ビッ ト) 2005 (SP2) SQL Native Client2005 90.3024.0Oracle 32 ビッ ト、 64 ビッ ト 10.2.0.3.0 10.2.0.3.0Oracle 32 ビッ ト、 64 ビッ ト 11.1.0.6.0 11.01.00.06その 他 のデータベース 製 品 は、 各 ベンダか ら 購 入 いただ く 必 要 があ り ます。詳 細 については、 12 ページの 「データベース サーバーのシ ス テム 要 件 」 を 参 照 して く ださい。10 <strong>Borland</strong> <strong>StarTeam</strong> インストール ガイド


<strong>StarTeam</strong> Server のシステム 要 件同 一 コンピュータへの <strong>StarTeam</strong> Sever と SQLServer Express のインストールSQL Server Express を 使 用 する と き、 データベースは 通 常 、 そのデータベース と 通 信 する<strong>StarTeam</strong> Server アプ リ ケーシ ョ ン と 同 じ コ ン ピ ュータ 上 に 配 置 さ れます。 以 下 に 示 す、<strong>StarTeam</strong> Server と SQL Server Express の 両 方 を 同 じ コ ンピ ュータにイ ン ス ト ールし た 場 合のハード ウ ェア 要 件 は、 登 録 ユーザー 数 に 基 づ く ものですが、 <strong>StarTeam</strong> プロジェク トのサイ ズや、 サーバー 構 成 に よ って 管 理 さ れるプロ ジ ェ ク ト の 個 数 に よ って、 状 況 が 異 な る 場合 があ り ます。表 2.2同 一 コ ン ピ ュー タ 上 の <strong>StarTeam</strong> と SQL Server Express に 関 する 構 成 要 件 案ユーザー 数 最 小 構 成 推 奨 構 成< 50 1.3 GHz の Pentium ® 4 プロセッサと 1.5 GB の RAM を 備 えたコンピュータ50 ~ 100 2.26 GHz の Pentium Xeon プロセッサ 2 基 と 2.5 GB のRAM を 備 えたコンピュータ1.3 GHz 以 上 の Pentium 4 プロセッサ2 基 と 2GB の RAM を備 えたコ ンピ ュータ2.26 GHz 以 上 の PentiumXeon プロセッサ 2 基 と2.5 GB の RAM を 備 えたコンピュータ登 録 ユーザー 数 が 100 を 超 える 構 成 については、 SQL Server Express の 使 用 を 推 奨 し ません。<strong>StarTeam</strong> Server を 別 のコンピュータ 上 に 配 置 する 場合以 下 のハー ド ウ ェ ア 要 件 は、 データベース サーバー と は 別 のコ ンピ ュータ 上 で <strong>StarTeam</strong>Server アプ リ ケーシ ョ ン を 実 行 する 場 合 の も のです。 こ れら の 要 件 は 登 録 ユーザー 数 に 基づいていますが、 <strong>StarTeam</strong> プ ロ ジ ェ ク ト のサ イ ズや、 サーバー 構 成 に よ って 管 理 さ れるプロ ジェ ク ト の 個 数 によ っては 状 況 が 異 な る 場 合 があ り ます。表 2.3データベース サーバー とは 別 のコ ン ピ ュー タ 上 の <strong>StarTeam</strong> Server に 関 する 構成 要 件 案ユーザー 数 最 小 構 成 推 奨 構 成< 50 1.3 GHz の Pentium 4 プロセッサと 512 MB の RAM を 備 えたコンピュータ50 ~ 100 1.3 GHz の Pentium 4 プロセッサ 2 基 と 1GB の RAM を 備 えたコンピュータ100 ~ 200 2.26 GHz の Pentium Xeon 4 プロセッサ 2 基 と 1.5 GB のRAM を 備 えたコンピュータ> 200 2.26 GHz のプロセッサ 4 基 と4.0 GB の RAM を 備 えた 高 性能 エン タープラ イ ズ サーバー1.3 GHz 以 上 の Pentium 4 プロセッサ 1 基 と 2GB の RAM を備 えたコ ンピ ュータ1.3 GHz 以 上 の Pentium 4 プロセッサ 2 基 と 2GB の RAM を備 えたコ ンピ ュータ2.26 GHz の Pentium Xeon 4 プロセッサ 2 基 または 4 基 と2.5 GB の RAM を 備 えたコンピュータ2.26 GHz 以 上 のプ ロ セ ッ サ 4基 と 4.0 GB の RAM を 備 えた高 性 能 エン タープ ラ イ ズ サーバー と RAID システム第 2 章 : <strong>StarTeam</strong> Server のインス トール 11


<strong>StarTeam</strong> Server のシステム 要 件データベース サーバーのシステム 要 件以 下 の 推 奨 要 件 は、 <strong>StarTeam</strong> Server と 同 一 コンピュータ 上 にない 場 合 のデータベース サーバーに 当 てはま り ます。 ユーザー 数 は 登 録 ユーザー 数 と 同 じ です。SQL Server および SSE データベースは 32 ビッ ト データベースでのみテ ス ト し ています。Oracle データベースは 32 ビッ トおよび 64 ビッ ト データベースの 両 方 でテ ス ト し ています。表 2.4データベース サーバーのシステム 要 件ユーザー 数 ハー ド ウ ェ ア 構 成 データベース 要 件< 50 1.3 GHz の Pentium 4 プロセッサと1GB の RAM を 備 えたコンピュータ50 ~ 100 1.3 GHz の Pentium 4 プロセッサ 2基 と 2GB の RAM を 備 えたコンピュータ100 ~ 200 最 小 : 2.26 GHz の Pentium Xeon 4プロセッサ 2 基 または 4 基 と 2 ~3GB の RAM を 備 えたコンピュータ推 奨 : 最 小 構 成 に 加 えて RAID システム> 200 最 小 : 2.26 GHz のプロセッサ 4 基と 4.0 GB の RAM を 備 えた 高 性 能エンタープラ イズ サーバー推 奨 : 2.26 GHz 以 上 のプ ロ セ ッ サ4 基 と 4.0 GB の RAM を 備 えた 高性 能 エン タープ ラ イ ズ サーバーと RAID システムサードパーティのソフトウェア 要 件最 小 : Microsoft SQL ServerExpress 2005 SP2推 奨 :■ Oracle 10g R1 (10.1.0.3.0)、10g R2 (10.2.3.0)■ Microsoft SQL Server 2005SP2最 小 : Microsoft SQL ServerExpress 2005 SP2推 奨 :■ Oracle 10g R1 (10.1.0.3.0)、10g R2 (10.2.3.0)■ Microsoft SQL Server 2005SP2最 小 / 推 奨 :■ Oracle 10g R1 (10.1.0.3.0)、10g R2 (10.2.3.0)■ Microsoft SQL Server 2005SP2最 小 / 推 奨 :■ Oracle 10g R1 (10.1.0.3.0)10g R2 (10.2.3.0)■ Microsoft SQL Server 2005SP2<strong>StarTeam</strong> Server では Sun Microsystems Java Virtual Machine 1.6.0_02 が 使 用 され、 C:\Program Files\<strong>Borland</strong>\Java\Sun1.6.0_02 に 自 動 的 に イ ン ス ト ール さ れます。<strong>StarTeam</strong> Cross-Platform Client のインス トーラでは、 Sun tzupdater プログラムをこのリ リースでインス トールされた Sun JRE (1.6.0_02) に 対 して 実 行 します。 tzupdater プログラムは東 部 、 山 岳 部 、 ハワ イ 時 間 ゾーンに DST (Daylight Savings Time、 夏 時 間 ) 情 報 を 正 し く 設定 する ために JRE を 変 更 します。 このプログラムは lib/zi フ ォルダか ら 存 在 する 場 合 は3 つの JRE ファイル (EST、 HST、 MST) も 削 除 し ます。Adobe Reader は、 Adobe PDF (Portable Document Format) 形 式 で 配 布 さ れる <strong>StarTeam</strong> マニュ アルを 読 むのに 必 要 です。 無 償 の Adobe Reader (バージ ョ ン 4.0 以 降 ) で 表 示 で き ます。 Acrobat Reader の 最 新 バージ ョ ンは、 Adobe の Web サイ ト (http://www.adobe.com/jp/) からダウンロードできます。12 <strong>Borland</strong> <strong>StarTeam</strong> インストール ガイド


新 規 インストール 時 のインストール 前 の 要 件大 容 量 メモリのサポート4GT RAM のチューニング を 使 用 し て、 <strong>StarTeam</strong> Server アプ リ ケーシ ョ ンで 3 GB のメモリを 使 用 で き る よ う に し ます。 こ の 機 能 を 有 効 にする には、 Boot.ini ファイルに /3GB スイッチを 加 える 必 要 があります。 このス イ ッ チの 詳 細 については、 次 の 記 事 を 参 照 し て ください。http://msdn2.microsoft.com/en-us/library/aa366521.aspx<strong>StarTeam</strong> Server での Unicode 文 字 セットのサポートについて<strong>StarTeam</strong> Server は UTF-8 でエン コー ド 可 能 なすべての 言 語 のデータ をサポー ト し ますが、キーワード 展 開 には ASCII 文 字 (0 ~ 127) のみを 使 用 し ます。 キーワー ド 展 開 と EOL 変換 は、 UTF-8 や Cp1252 を 含 むすべての 「ASCII ベースの」 エン コーデ ィ ン グに 対 し て 機能 します。 各 種 の UTF-16 エンコーディ ングは 含 みません。 <strong>StarTeam</strong> は 現 時 点 で、 UTF-16エンコーディ ングをバイナリ と して 扱 い、 それらのエンコーディ ングに 対 しては EOL 変換 もキーワード 展 開 も 実 行 しません。カ ス タ ム フ ィ ール ド の 内 部 名 には ASCII 文 字 し か 使 用 で き ませんが、 表 示 名 には 非 英 語 文字 セ ッ ト を 使 用 でき ます。新 規 インストール 時 のインストール 前 の 要 件メモ<strong>StarTeam</strong> Server をインストールする 前 に、 次 のことを 行 います。1 イ ン ス ト ール 先 の コ ン ピ ュータ シ ス テムが、 イ ン ス ト ールする 製 品 の 最 低 要 件 を 満 たし ている こ と を 確 認 し ます。 詳 細 については、 10 ページの 「<strong>StarTeam</strong> Server のシステム 要 件 」 を 参 照 して く ださい。2 <strong>StarTeam</strong> Server およびその 他 の <strong>StarTeam</strong> 製 品 を イ ン ス ト ールする には、 イ ン ス ト ール先 の コ ン ピ ュータ に 対 する ローカル 管 理 者 の 権 限 が 必 要 です。 ま た、 イ ン ス ト ールを行 う ローカル 管 理 者 アカ ウ ン ト の 設 定 は、 イ ン ス ト ール 先 の コ ン ピ ュータ に 保 存 さ れている 必 要 があ り ます。 ローカル 設 定 がネ ッ ト ワーク ド ラ イブ 上 に 保 存 されている 場合 、 <strong>StarTeam</strong> Server と <strong>StarTeam</strong> ク ラ イ アン ト は 正 常 に 動 作 し ません。3 <strong>StarTeam</strong> Server を イ ン ス ト ールする コ ン ピ ュータ の 画 面 表 示 を 256 色 以 上 に 設 定 する 必要 があ り ます。4 サーバー 構 成 のデフ ォル ト データベースであ る SQL Server Express だけを 使 用 する 場 合を 除 いて、 <strong>StarTeam</strong> Server と と も に 使 用 するデータベース 管 理 シ ス テム を イ ン ス ト ールする 必 要 があ り ます。 データベースサーバーは 別 の コ ン ピ ュータ に イ ン ス ト ールするのが 一 般 的 です。 イ ン ス ト ール 先 の コ ン ピ ュータ シ ス テムが、 使 用 するデータベース製 品 の 最 低 要 件 を 満 た し てい る こ と を 確 認 し ます。 詳 細 については、 データベース 管理 シ ス テムに 付 属 の ド キ ュ メ ン ト を 参 照 し て く だ さ い。 サポー ト 対 象 データベースの詳 細 については、 12 ページの 「データベース サーバーのシ ス テム 要 件 」 を 参 照 して ください。<strong>StarTeam</strong> Server を 実 行 する コ ン ピ ュータ と 、 データベース 管 理 シ ス テム を 実 行 するコ ン ピ ュータ の 間 に 専 用 の 接 続 を 確 立 する こ と をお 勧 め し ます。 最 高 のパフ ォーマン ス を 実 現 する ためには、 両 方 の コ ン ピ ュータ を 同 じ 物 理 ス イ ッ チ 上 に 配 置 する こと をお 勧 め し ます。5 データベース クライアントを <strong>StarTeam</strong> Server と 同 じコンピュータにインス トールします。6 <strong>StarTeam</strong> のデフ ォル ト データベースであ る SQL Server Express を 使 用 する 予 定 の 場 合 、SQL Server Express は 通 常 、 <strong>StarTeam</strong> Server と 同 じコンピュータ 上 に 同 時 にインス トールされます。 DVD か ら イ ン ス ト ールする 場 合 、 SQL Server Express の 複 数 イ ン ス タ ン ス分 の コ ピーを 使 用 で き ます。 <strong>StarTeam</strong> Server を 使 用 する には 1 つのイ ン ス タ ン スだけで十 分 ですが、 <strong>StarTeam</strong> のインス トール 先 コンピュータで 別 のアプリケーショ ンが 既 にSQL Server Express を 使 用 している 場 合 があるため、 インス ト ール パッケージには 最 低2 つの イ ン ス タ ン スが 用 意 さ れています。 各 データベース ファイルには MicrosoftCorporation か ら 固 有 の 番 号 が 付 与 さ れ、 同 じ 番 号 を 持 つデータベース ファイルを 両 方のアプ リ ケーシ ョ ンか ら 使 用 する こ と はで き ません。第 2 章 : <strong>StarTeam</strong> Server のインス トール 13


<strong>Borland</strong> <strong>StarTeam</strong> 2008 Release 2 へのアップグレード<strong>StarTeam</strong> Server にはデフ ォル ト データベース と し て SQL Server Express が 付 属 し ますが、 ボーラ ン ド では、 チームが 小 規 模 であ り 比 較 的 少 量 のデータ し か 扱 わない 場 合 を除 いて、 エン タープ ラ イ ズ レベルのデータベース 管 理 シ ス テム を 使 用 する こ と を 推 奨します。SQL Server Express には、 SQL Server 2005 Management Studio Express が 組 み 込 まれています。7 <strong>StarTeam</strong> Server はすべての UTF-8 文 字 セ ッ ト に 対 応 し ている ため、 データベースのコードページ 設 定 が 非 常 に 重 要 にな る 場 合 があ り ます。 詳 細 については、 使 用 するデータベースの 種 類 別 のサーバー 構 成 の 作 成 に 関 する 章 で 説 明 し ます。■Microsoft SQL Server および SQL Server Express データベースについては、70 ページの「エン コーデ ィ ン グの 違 いの 理 解 」 を 参 照 して く ださい。■Oracle データベースについては、 87 ページの 「データベースの 文 字 セ ッ ト と<strong>StarTeam</strong> Server」 を 参 照 して く ださい。<strong>Borland</strong> <strong>StarTeam</strong> 2008 Release 2 へのアップグレード以 前 の リ リ ースの <strong>StarTeam</strong> Server を 使 用 し ていた 場 合 、 新 し い リ リ ースの イ ン ス ト ール 後に、 個 々のサーバー 構 成 をア ッ プグ レー ド する 必 要 があ り ます。 ア ッ プグ レー ド 処 理 の 内容 は、 以 下 の 要 因 に よ って 大 き く 異 な り ます。■使 用 し てい るデータベースの 種 類■使 用 し てい る <strong>StarTeam</strong> Server の 旧 リ リ ース■■以 前 PVCS または VSS アーカイブを ラ ップしたかど う かNative-I 形 式 の <strong>StarTeam</strong> アーカイブをまだ 持 っているか<strong>StarTeam</strong> Server 2008 Release 2 へのア ッ プグレード には、 これまでの <strong>StarTeam</strong> Server のア ップグレード よ り も 多 く のステ ップが 必 要 になる 場 合 があ り ます。 そ う したステップの時 間 を 考 慮 に 入 れて く だ さ い。現 在 の <strong>StarTeam</strong> Server パッチ レベルの 更 新<strong>StarTeam</strong> Server 2008 Release 2 には、 <strong>StarTeam</strong> Server 2005 R2 および <strong>StarTeam</strong> Server 2006 から 直 接 ア ッ プグ レー ド する こ と がで き ます。 それ 以 前 の リ リ ースの <strong>StarTeam</strong> Server をご 使用 の 場 合 、 最 新 バージ ョ ンにア ッ プグ レー ド する 前 に、 まず 2005 R2、 2006 または 2008 リリースにアップグレードする 必 要 があります。 表 2.5 は、 <strong>StarTeam</strong> Server の 有 効 なバージ ョ ン と ア ッ プグ レー ド 処 理 を 始 め る 前 にサーバーへの 適 用 が 必 要 なパ ッ チの 一 覧 です。表 2.52005 および 2005 R2 からのアップグレード<strong>StarTeam</strong> Server のバージ ョ ン<strong>StarTeam</strong> Server 2005 R2パッチ 31バージ ョ ン 8.0.172<strong>StarTeam</strong> Server 2006 パッチ 244<strong>StarTeam</strong> Server 2008必 要 な し<strong>StarTeam</strong> Server 2005 (7.1) for Solaris 必 要 な し適 用 し たパ ッ チメモこれを 記 述 した 時 点 では、 表 2.5 は 最 善 のパッ チ 選 択 の 一 覧 です。 前 述 のパッ チ 以 降 の 修正 を 含 めて、 さ らに 新 しいパッチ リ リ ースが 使 用 可 能 になってい る 場 合 があ り ます。 最 新のパッチ リ リ ースの 詳 細 については、 テクニカル サポー ト にお 問 い 合 わせ く ださ い。14 <strong>Borland</strong> <strong>StarTeam</strong> インストール ガイド


<strong>Borland</strong> <strong>StarTeam</strong> 2008 Release 2 へのアップグレードアップグレードの 準 備ア ッ プグ レー ド を 実 行 する 前 に、 以 下 の 作 業 を 済 ませてお く こ と をお 勧 め し ます。■■アップグレード ス ケジ ュールを 作 成 する業 務 に 支 障 を きたすユーザーの 数 が 最 も 少 な く な る よ う に、 サーバーのア ッ プグレード の 時 期 を 計 画 し ます。 ア ッ プグ レー ド の 前 および 途 中 で 行 う ス テ ッ プの 最 中 には、サーバー 構 成 は 実 行 でき ません。 サーバーのア ッ プグレード は、 1 日 の 業 務 終 了 後 ま たは 週 末 に 実 行 する よ う に 計 画 する と よ いか も しれません。 大 規 模 な リ ポジ ト リ ま たは速 度 の 遅 いシ ス テムがあ る 場 合 、 ア ッ プグ レー ド には 時 間 がかか る 場 合 があ り ます。データベースのサ イ ズに よ って、 ま た、 ア ッ プグ レー ド の 前 にフ ァ イル 変 換 が 必 要 かど う かに よ って、 連 続 する 週 末 を 何 回 か 使 用 し てダ ウ ン タ イ ム を 予 定 する 必 要 がでてき ます。 た と えば、 変 換 のための 週 末 、 Vault Verify ユーテ ィ リ テ ィ のための 週 末 と いう よ う にス ケジ ュールし ます。 ア ッ プグ レー ド 処 理 に 数 回 の 週 末 を 確 保 で き る な ら、そのス テ ッ プの 間 も 以 前 の リ リ ースのサーバー 構 成 は 実 稼 動 させる こ と はで き ますが、データ が 消 失 し ない よ う 、 週 末 の 処 理 の 前 後 にバ ッ ク ア ッ プを と る よ う 注 意 し て く ださい。ア ッ プグ レー ド に 先 立 って、 所 定 の 期 間 中 にア ッ プグ レー ド を 行 う 予 定 であ る こ と 、および、 最 新 バージ ョ ンの <strong>StarTeam</strong> クライアントのインストールが 必 要 になることをチーム メ ンバに 連 絡 し ておき ます。 特 に 明 記 さ れていない 限 り 、 あ る リ リ ースの<strong>StarTeam</strong> クライアントはそのリ リース、1 世 代 前 の リ リ ース、 および 1 世 代 後 の リ リ ースの <strong>StarTeam</strong> Server と 組 み 合 わせて 動 作 し ます。 新 しいサーバーで 古 いク ラ イ アン トを 動 かすと、 ク ラ イ アン ト は 新 機 能 にはア ク セスでき ません。 た と えば、 古 いク ラ イアン トには、 新 しいメニュー コマンドはあり ません。サーバー 構 成 をバ ッ ク ア ッ プするア ッ プグ レー ド 処 理 の 重 要 な ス テ ッ プを 開 始 する 前 に、 サーバー 構 成 のフ ァ イルおよびフ ォルダ (データベース ファイル、 アーカイブ ファイルなど) がバックアップされてお り 、 そのバ ッ ク ア ッ プが 最 新 かつ 検 証 済 みであ る こ と を 確 認 し ます。アップグレード 処 理 の 概 要次 の 表 は、 ア ッ プグ レー ド 処 理 の 概 要 を 示 し た も のです。 詳 細 については、 次 の 節 を 参 照してください。表 2.6<strong>StarTeam</strong> 2008 Release 2 へのア ッ プグレー ド のためのチ ェ ッ ク リ ス ト旧 リ リース 新 リリース アップグレード 手 順2006、 2008 2008 Release 2 1 <strong>StarTeam</strong> リポジト リとその 他 のサーバー ファイルをバックアップします。2 <strong>StarTeam</strong> Server 2008 Release 2 をインストールします。3 必 要 に 応 じ て、 <strong>StarTeam</strong> Server 2008 Release 2 でサポー ト するバージ ョ ンにデータベースをア ップグレー ド ま たは 移 行 し ます。4 <strong>StarTeam</strong> Server 2006 から <strong>StarTeam</strong> Server 2008Release 2 へのア ッ プグレー ド 手 順 に 従 います。2005 for Solaris 2008 Release 2 詳 細 については、 25 ページの 「<strong>StarTeam</strong> Server 2005 forSolaris から <strong>StarTeam</strong> Server 2008 Release 2 for Windowsへの 移 行 と ア ッ プグ レー ド 」 を 参 照 して く ださい。第 2 章 : <strong>StarTeam</strong> Server のインス トール 15


<strong>Borland</strong> <strong>StarTeam</strong> 2008 Release 2 へのアップグレード表 2.6 <strong>StarTeam</strong> 2008 Release 2 へのア ッ プグレー ド のためのチ ェ ッ ク リ ス ト ( 続 き)旧 リ リース 新 リリース アップグレード 手 順2005 R2 2008 Release 2 1 <strong>StarTeam</strong> リポジト リとその 他 のサーバー ファイルをバックアップします。2 残 っている Native-I アーカイブ ファイルを Native-II形 式 に 変 換 し ます。3 PVCS または VSS のアーカイブがあれば、 ネイテ ィブ 形 式 に 変 換 し ます。4 Vault Verify ユーテ ィ リ テ ィ を 実 行 し、 Native-II ファイルのすべての リ ビジ ョ ンで、 不 明 フ ァ イル、 破 損フ ァ イル、 無 関 係 な フ ァ イルがないかど う かを 確 認します。 これによ り、 アップグレードの 前 にファイルの 状 態 を 把 握 で き ます。 アップグレード 後 のファイルの 状 態 も 同 じです。5 Report Archives ユーテ ィ リ テ ィ (Vault Verify ユーテ ィ リ テ ィ に 付 属 する 新 し いツール) を 実 行 し、データベース 内 ではまだ 外 部 (PVCS または VSS)または Native-I として 一 覧 されるアーカイブのファイルがないかど う かを 判 断 し、 必 要 な 処 理 を 行 います。6 <strong>StarTeam</strong> Server 2008 Release 2 をインストールします。7 必 要 に 応 じ て、 <strong>StarTeam</strong> Server 2008 Release 2 でサポー ト するバージ ョ ンにデータベースをア ップグレー ド ま たは 移 行 し ます。8 サーバー 構 成 をア ッ プグ レー ド し ます。アップグレードの 要 件ここでは <strong>Borland</strong> <strong>StarTeam</strong> Server 2008 Release 2 へのア ッ プグレー ド 手 順 について 説 明 し ます。 前 に 示 し たチェ ッ ク リ ス ト について 詳 し く 述 べ、 その 他 の 情 報 については 関 連 する 節の 参 照 先 も 示 し ます。<strong>Borland</strong> <strong>StarTeam</strong> 2008 Release 2 にア ッ プグレードする 前 に、 次 の 準 備 が 必 要 です。1 新 規 イ ン ス ト ールの 場 合 のイ ン ス ト ール 前 の 問 題 を 確 認 し、 イ ン ス ト ール 先 の 環 境 に該 当 する 問 題 がないかど う かを 確 認 し ます。 詳 細 については、 13 ページの 「 新 規 イ ン ストール 時 のインストール 前 の 要 件 」 を 参 照 して く ださい。2 <strong>StarTeam</strong> Server 2008 Release 2 にアップグレードでき るのは、 <strong>StarTeam</strong> Server 2005 forSolaris、 2005 Release 2、 2006 または 2008 のみです。 それ 以 前 の リ リ ース を 使 用 し ている 場 合 は、 まず <strong>StarTeam</strong> Server 2005 for Solaris、 2005 Release 2、 2006 または 2008 にア ッ プグ レー ド する ために 必 要 な ス テ ッ プを 実 行 し ます。 詳 細 については、 該 当 する インス トール ガ イ ド を 参 照 し て く だ さ い。 必 ず 最 新 パ ッ チ も イ ン ス ト ールし ます。 最 新パッチの 詳 細 については、 <strong>Borland</strong> Support サイ トにアクセスしてください。3 <strong>StarTeam</strong> リポジト リとその 他 のサーバー ファイルをバックアップします。 バックアップが 必 要 な フ ァ イルについては、 現 在 イ ン ス ト ール さ れてい る リ リ ースの <strong>StarTeam</strong>Server の ド キ ュ メ ン ト を 参 照 し て く だ さ い。4 ユーザーのサーバー 構 成 が <strong>StarTeam</strong> 2005 Release 2 以 前 の リ リ ースで 作 成 さ れ、Native-Iファイルで Native-II 形 式 に 変 換 さ れていないフ ァ イルがあ る 場 合 は、 <strong>StarTeam</strong> サーバー 管 理 ツールで 変 換 し ます。 <strong>StarTeam</strong> 2006 の 場 合 は、 Native-II がサポー ト されている唯 一 のデータ 保 管 庫 タ イ プです。 詳 細 については、 18 ページの 「Native-I ファイルからNative-II 形 式 への 変 換 」 を 参 照 して く ださい。5 <strong>StarTeam</strong> 2005 Release 2 以 前 のバージ ョ ンでは、 " ラップ" 方 式 を 使 用 し て、 PVCS とVSS プ ロ ジ ェ ク ト の 相 互 運 用 がで き ま し た。 外 部 アーカ イ ブの " ラップ" は、 <strong>StarTeam</strong>Server 2006 以 降 ではサポー ト し ていません。 <strong>StarTeam</strong> 2005 Release 2 以 前 のサーバーからアップグレードし、 ラップされた PVCS または VSS プロジェク トがある 場 合 は、PVCS または VSS プロジェク トに 格 納 されたファイルを <strong>StarTeam</strong> のネ イ テ ィ ブ 形 式 に変 換 し てか ら、 次 の 手 順 を 使 用 し て <strong>StarTeam</strong> Server 2008 Release 2 にサーバーをア ップグ レー ド する 必 要 があ り ます。aラップされたプロジェクトを 開 きます。16 <strong>Borland</strong> <strong>StarTeam</strong> インストール ガイド


<strong>Borland</strong> <strong>StarTeam</strong> 2008 Release 2 へのアップグレードbメニュー バーか ら [ ツール|ネイテ ィブ 形 式 に 変 換 ...] を 選 択 し ます。 プロジェク ト内 のフ ァ イルが、 <strong>StarTeam</strong> の 保 存 タ イプに 変 換 される こ と を 確 認 する メ ッ セージが表 示 さ れます。c [OK] をクリックします。 変 換 処 理 の 開 始 を 示 す メ ッ セージが 表 示 さ れます。 電 子メ ール 通 知 が 有 効 の 場 合 は、 変 換 処 理 が 完 了 し た ら、 ロ グオン ユーザーに 電 子 メ ールで 報 告 されます (オン ラ イ ン ヘルプまたは PDF マニュアル 『<strong>StarTeam</strong> の 管 理 と利 用 』 の 「 電 子 メ ールサポー ト の 有 効 化 」 を 参 照 )。 変 換 対 象 のアーカ イ ブの 数 やサイ ズに よ って、 処 理 に 時 間 がかか る 場 合 があ り ます。 これはサーバー 構 成 の 実 行 中に 処 理 されます。 変 換 中 に 各 ユーザーがプ ロ ジ ェ ク ト を 使 用 し ない よ う に し ます。 プロジェク ト レベルのア ク セス 権 を 変 更 し て、 ユーザーがこのプロ ジェ ク ト にア ク セスできないよ うにするこ と も 可 能 です。GoNative ログ フ ァ イルには、 変 換 に 関 するデータ が 記 録 さ れます。 このファイルは、repositoryFolder\Logs\Files_Logs に 格 納 されます。 repositoryFolder はサーバー 構 成 の リ ポジ ト リ 用 に 設 定 さ れた 場 所 です。 ログ ファイルの 名 前 はGoNative.locale.log です。各 GoNative ログ フ ァ イルを 区 別 する ため、 新 し い ロ グ フ ァ イルが 作 成 さ れる 場 合 には、 タ イ ム スタンプ 情 報 が 既 存 の GoNative ログ ファイルに 追 加 されます。 以 前 のフ ァイル 名 は GoNative.locale.log から GoNative.locale.time.log に 変 わ り ます。 たとえば、 GoNative.en_US.Log と GoNative.en_US.2008-02-01-14-38.Log が Files_Logs フォルダに 作 成 されます。6 Vault Verify ユーテ ィ リ テ ィ を 使 用 し、 Native-II フ ァ イルのすべての リ ビジ ョ ンについて、 不 明 フ ァ イル、 破 損 フ ァ イル、 無 関 係 な フ ァ イルがないかど う かを 確 認 し ます。Native-II 形 式 への 変 換 では こ の よ う な 問 題 は 発 生 し ませんが、 こ れら の 問 題 を 確 認 し た場 合 は 修 正 し ます。 詳 細 については、 20 ページの 「Native-II ファイル リビジョンの 検証 」 を 参 照 して く ださい。Navite-I Vault Verify ユーテ ィ リ テ ィ では、 チッ プ リビジョンだけをチェックしていたが、 Navite-II Vault Verify ユーテ ィ リ テ ィ では、 フ ァ イルのすべての リ ビジ ョ ンをチェッ ク します。 サーバーがシャットダウンしているとき 以 外 は、repair オプシ ョ ンを 指 定 して Vault Verify ユーテ ィ リ テ ィ を 実 行 でき ないこ と に 注 意 し て く だ さい。7 Native-I アーカ イ ブま たは 外 部 アーカ イ ブを 使 用 し ていた 場 合 、ReportArchives.bat を 実 行 し て 対 象 のアーカ イ ブを まだ 使 用 し ていないかど う かを 判 断 します。 たとえば、 Native-I アーカ イ ブに 破 損 し た も のがあ り 、 そのために 変 換されなかったこ と も 考 えられます。 変 換 前 に 外 部 アーカ イ ブを 削 除 する か、 外 部 アーカイ ブに 保 存 さ れていた フ ァ イルを 複 数 のビ ューで 共 有 する よ う に し てか ら、 元 のビ ューを 削 除 し た と い う 場 合 、 外 部 アーカ イ ブへの 参 照 がまだ 残 った 状 態 にな り ます。詳 細 については、 22 ページの 「 非 Native-II フ ァ イルの 検 索 」 を 参 照 して く ださい。8 サーバー 構 成 が 動 作 し てい る 間 は、 <strong>StarTeam</strong> Server をインストールできません。 次 の 手順 のいずれかを 行 います。 次 の 手 順 では 例 と し て <strong>StarTeam</strong> Server 2005 R2 を 使 用 している こ と に 注 意 し て く だ さ い。 手 順 をそれぞれのサーバーに 合 わせます。abサービ ス と し て 実 行 中 ではない <strong>StarTeam</strong> Server のサーバー 構 成 をシ ャ ッ ト ダ ウ ンするには :1 [ スタート|プログラム|<strong>Borland</strong> <strong>StarTeam</strong> | <strong>StarTeam</strong> Server 2005 R2 | <strong>StarTeam</strong>Server] を 選 択 し て、 サーバー 管 理 ツールを 起 動 し ます。 [ サーバー 管 理 ] ウィンドウ が 表 示 さ れます。2 サーバー 構 成 を 選 択 し て [ アクション|サーバーの 停 止 ] を 選 択 し ます。 サーバーの 停 止 の 確 認 メ ッ セージで 確 定 し た 後 、 ス テータ ス アイコンが " 実 行 中 " から "停 止 中 "、 " 準 備 完 了 " の 順 に 変 わ り ます。<strong>StarTeam</strong> サーバー 構 成 が Windows サービ ス と し て 動 作 し てい る 場 合 、 サービ ス を 停止 して <strong>StarTeam</strong> の 実 行 モー ド を 変 更 する 必 要 があ り ます。1 [ スタート|コントロール パネル ] を 選 択 して、 Windows のコン ト ロール パネルを 表 示 します。2 [ 管 理 ツール ] アイコンをダブルク リ ックします。3 [ サービ ス ] アイコンをダブルク リ ックします。 [ サービ ス ] ダイアログが 表 示 されます。4 対 象 の <strong>StarTeam</strong> サーバー 構 成 を 選 択 し て [ サービ スの 停 止 ] をクリ ックします。5 サービ スが 停 止 された ら、[ サービ ス ] ダイアログとコント ロール パネルを 閉 じ ます。第 2 章 : <strong>StarTeam</strong> Server のインス トール 17


<strong>Borland</strong> <strong>StarTeam</strong> 2008 Release 2 へのアップグレードメモメモstarteam-server-configs.xml に VaultConversionHighPriorty オプシ ョ ンを追 加 する には :1 starteam-server-configs.xml ファイルに 移 動 し、 任 意 のテキスト エデ ィ タ または XML エデ ィ タで 開 き ます。 このフ ァ イルは、 <strong>StarTeam</strong> Server がインス トールされているルート インストール フォルダにあります。2 フ ォ アグ ラ ウ ン ド 処 理 と し て 変 換 する サーバー 構 成 それぞれに 対 し て、 次 の 行 を 追 加します。VaultConversionHighPriorty オプシ ョ ン を 利 用 する には、 <strong>StarTeam</strong> 2005 R2 およびパ ッ チ 28 (ま たは、 最 新 版 バ ッ チ) の イ ン ス ト ールが 必 要 にな り ます。3 starteam-server-configs.xml への 変 更 を 保 存 し、 ファイルを 閉 じます。4 サーバーがイ ン ス ト ールされている コ ン ピ ュータで、 [ スタート|プログラム|<strong>StarTeam</strong> | <strong>StarTeam</strong> Server 2005R2 | <strong>StarTeam</strong> Server] を 選 択 し ます。 サーバー 管 理ツールが 表 示 さ れます。5 VaultConversionHighPriorty オプシ ョ ン を 指 定 し たサーバー 構 成 を 選 択 し、 再 起動 します。6 次 の 手 順 の 各 ス テ ッ プに 従 い、 フ ォ アグ ラ ウ ン ド 処 理 と し て Native-I ファイルを Native-II に 変 換 し ます。Native-I ファイルを Native-II 形 式 に 変 換 する には :1 サーバーがイ ン ス ト ールされている コ ン ピ ュータで、 [ スタート|プログラム|<strong>StarTeam</strong> | <strong>StarTeam</strong> Server 2005R2 | <strong>StarTeam</strong> Server] を 選 択 し ます。 サーバー 管 理ツールが 表 示 さ れます。2 サーバー 構 成 を 選 択 し ます。3 変 換 を 開 始 し ます。 た と えば、 [ 変 換 開 始 ] ツールバー ボ タ ン を 選 択 する か、 [ アクション| 変 換 開 始 ] を 選 択 します。 これらのアイテムは、 1 つ 以 上 の Native-I アーカ イブフ ァ イルを 含 むすべてのサーバー 構 成 に 対 し てのみ 有 効 にな り ます。 [ 変 換 開 始 ] ダイア ロ グが 表 示 さ れます。4 Native-I 形 式 のフ ァ イルの コ ピーを 保 持 する ための 十 分 な スペースがない と い う 場 合 以外 には、 [ 変 換 開 始 ] ダイアログで、 [ 変 換 成 功 後 に 古 いアーカ イ ブを 削 除 する ] のチェッ クを 外 すこ とをボーランドではお 勧 めします。5 [OK] を ク リ ッ ク し て 変 換 処 理 を 開 始 し ます。 こ の 処 理 は、 すべてのフ ァ イルの 変 換 が終 わるまで 実 行 させることもできますし、 都 合 によりツールバー ボタンやメニュー コマン ド を 使 って 途 中 で 停 止 さ せる こ と も で き ます。サーバー 構 成 に 少 な く と も 1 つのハイ ブがまだ 存 在 し ていない 場 合 は、 フ ァ イルを 変 換する 前 に、 ハイブ マネージャを 使 ってハイブを 作 成 して く ださいとい う メ ッセージが表 示 さ れます。 ハイ ブ 作 成 の 詳 細 については、 『<strong>StarTeam</strong> の 管 理 と 利 用 』 を 参 照 してください。変 換 結 果 のチ ェ ッ ク変 換 処 理 の 結 果 をチェ ッ ク する には、 リ ポジ ト リ フォルダに 移 動 し、 GoNativeII.en-US.log というファイルを 探 します。 このログ フ ァ イルは、 変 換 が 成 功 し たかど う かを 示し ます。 ロ グに 示 さ れたエ ラーは、 変 換 が 不 成 功 だった こ と を 必 ずし も 示 し てはいません。 破 損 し た Native-I アーカイブ フ ァ イルが 正 し く 変 換 さ れなかった こ と を 示 し てい る だけ と い う 場 合 も あ り ます。破 損 し たアーカ イ ブ フ ァ イルは 変 換 処 理 の 結 果 ではあ り ませんが、 その よ う なアーカ イ ブファイルに 保 存 されているファイル リ ビジ ョ ンは、 変 換 処 理 後 も Native-II 形 式 にはなっていません。第 2 章 : <strong>StarTeam</strong> Server のインス トール 19


Vault Verify ユーティリティと Report Archives ユーティリティ<strong>StarTeam</strong> Server には、 更 新 作 業 を 支 援 する ユーテ ィ リ テ ィ が 2 つ 組 み 込 まれています。■Vault Verify ユーテ ィ リ テ ィ は、 Native-II ファイル リ ビジ ョ ンの 状 態 をチェ ッ ク し ます。 ア ッ プグ レー ド 前 に、 修 復 する 必 要 のあ る 問 題 がないかを 教 えて く れます。■Report Archives ユーテ ィ リ テ ィ は、 サーバー 構 成 が 未 だに Native-I アーカ イ ブや 外 部アーカ イ ブを 参 照 し てい る かど う かを 判 断 し ます。 データベースか ら Native-I アーカイブ と 外 部 アーカ イ ブをすべて 取 り 除 く までは、 <strong>StarTeam</strong> Server 2008 Release 2 へのア ップグレードはできません。その 他 の イ ン ス ト ール と 使 用 方 法 については、 104 ページの 「Vault Verify ユーテ ィ リ テ ィと Report Archive ユーテ ィ リ テ ィ の 使 用 」 を、 また、 これらのユーテ ィ リ テ ィの 詳 細 については、 readme.html の 中 の 「Vault Verify ユーテ ィ リ テ ィ と Report Archives ユーテ ィ リティのリ リース ノート」 を 参 照 してください。Vault Verify ユーテ ィ リ テ ィ と Report Archives ユーテ ィ リ テ ィの 要 件次 に 示 すのは、 Vault Verify ユーテ ィ リ テ ィ と Report Archives ユーテ ィ リ テ ィ を 実 行 する 際のシステム 要 件 です。■Vault Verify ユーテ ィ リ テ ィ と Report Archives ユーテ ィ リ テ ィ は、 <strong>StarTeam</strong> Server と 同じマシン 上 で 実 行 する 必 要 があ り ます。■どちらのユーティ リティ も、 <strong>StarTeam</strong> Server が 使 用 するデータベースへの 読 み 取 り ア クセス 権 を 持 っている 必 要 があ り ます。■どちらのユーティ リティ も、 starteam-server-configs.xml への 読 み 取 り ア ク セス 権 を 持 ってい る 必 要 があ り ます。■Vault Verify ユーテ ィ リ テ ィ が、 hive-index.xml への 読 み 取 り ア ク セス 権 を 持 っている 必 要 があ り ます。■Vault Verify ユーテ ィ リ テ ィ と Report Archives ユーテ ィ リ テ ィ を 使 用 する 各 サーバーを再 起 動 し て、 その 構 成 で 新 し く イ ン ス ト ール さ れた ス ト ア ド プロシージャを 検 出 できる よ う にする 必 要 があ り ます。Native-II ファイル リビジョンの 検 証Vault Verify ユーテ ィ リ テ ィ では、 すべての Native-II ファイルの 各 リビジョンをチェックし て、 問 題 があれば 知 らせます。 Vault Verify ユーテ ィ リ テ ィ のダウ ン ロード の 詳 細 については、 20 ページの 「Vault Verify ユーテ ィ リ テ ィ と Report Archives ユーテ ィ リ テ ィ 」 を 参照 してください。Vault Verify ユーテ ィ リ テ ィ は、 Native-II データ 保 管 庫 について、 破 損 、 見 つか ら ない、 無関 係 な フ ァ イルのチェ ッ ク を 行 う コ マン ド ライン ユーテ ィ リ テ ィ です。 そ こで 見 つかった 問 題 を 元 に、 アーカ イブ フ ァ イルの 修 復 を 試 みる こ と がで き ます。 た と えば、 こ のユーテ ィ リ テ ィ は、 無 関 係 な フ ァ イルを 探 し 出 し、 それを 指 定 さ れた 場 所 に 移 動 させます。Vault Verify ユーテ ィ リ テ ィ で 見 つかった 問 題 を、 <strong>StarTeam</strong> Server 2008 Release 2 へのア ップグレード 前 に 修 復 し たい と 思 われるでし ょ う が、 その 必 要 はあ り ません。 これらのフ ァイルは、 アップグレード 後 も 同 じ 状 態 でなければなり ません。無 関 係 な フ ァ イルを 探 し 出 すために、 あ る いは、 repair オプシ ョ ンを 付 けて Vault Verifyユーテ ィ リ テ ィ を 実 行 する 場 合 は、 そのサーバー 構 成 はシ ャ ッ ト ダ ウ ンする 必 要 があ り ます。 大 容 量 のデータ 保 管 庫 の 場 合 、 こ の 処 理 には 時 間 がかか る ので 注 意 し て く だ さ い。20 <strong>Borland</strong> <strong>StarTeam</strong> インストール ガイド


Vault Verify ユーテ ィ リ テ ィ の 実 行Vault Verify ユーテ ィ リ テ ィ を 実 行 する には :1 ユーテ ィ リ テ ィ をダウ ン ロード し、 イ ン ス ト ールし ます。 デフ ォル ト では、 ユーテ ィリティは、<strong>StarTeam</strong> Server のルー ト インストール フ ォルダ 配 下 の VaultVerify フォルダにインス ト ールされます。2 Vault Verify ユーテ ィ リ テ ィ を 実 行 する 前 に、 サーバー 構 成 を 再 起 動 し ます。3 Vault Verify ユーテ ィ リ テ ィ を repair オプシ ョ ン 付 き で 実 行 する 場 合 は、 サーバー 構成 をシャ ッ ト ダウンします。 Vault Verify ユーテ ィ リ テ ィ を 実 行 する と きは、 指 定 さ れた <strong>StarTeam</strong> 構 成 が 実 行 中 で も かまいません。 し か し、 <strong>StarTeam</strong> 構 成 が 使 用 中 の 場 合 は、stray オプシ ョ ン と repair オプシ ョ ンは 無 視 さ れます。4 コマンド プロンプトで、 VaultVerify フォルダに 移 動 し、 VaultVerify.bat コマン ド を 入 力 し ます。 た と えば、 次 の コ マン ド を 入 力 し ます ( こ の 場 合 、 シ ャ ッ ト ダ ウンは 必 要 あ り ません)。VaultVerify.bat -check all -path "C:\Program Files\<strong>Borland</strong>\<strong>StarTeam</strong> Server 2008R2" "My Server Configuration"こ の と き、 上 記 コ マン ド で 指 定 さ れたオプシ ョ ンは、 次 の 機 能 を 実 行 し ます。■-check {missing | corrupt | stray | all}どの 完 全 性 チェ ッ ク を 実 行 する か 決 定 し ます。■missing : データベース と 実 際 に 存 在 する アーカ イ ブ フ ァ イル と を 比 較 し て、見 つか ら ないフ ァ イルをチェ ッ ク し ます。■corrupt : 既 存 のアーカ イ ブ ファイル (MD5、 名 前 、 フ ォルダ、 および .gz ファイル 形 式 ) の 完 全 性 をチェ ッ ク し ます。■stray : データベース を 基 に、 関 係 ないフ ァ イルをチェ ッ ク し ます。■all : すべての 完 全 性 チェ ッ ク を 行 います。■-path では、 starteam-server-configs.xml ファイルのフォルダ パスを 指 定し ます。 こ のフ ァ イルは、 存 在 し、 指 定 さ れた 構 成 が 含 まれていなければな り ません。■"My Server Configuration" にはサーバー 名 を 指 定 し ます。 Vault Verify コマン ド に 渡 さ れるサーバー 構 成 名 は、 大 文 字 小 文 字 を 区 別 し ます。 ま たサーバー 構成 名 に 空 白 が 含 まれてい る 場 合 、 その 名 前 を Vault Verify コマンドに 渡 すには、引 用 符 で 囲 う 必 要 があ り ます。上 記 コ マン ド では、 サーバー 構 成 をシ ャ ッ ト ダ ウ ンする 必 要 はあ り ませんが、 「-checkall」 を 使 用 し てい る 場 合 で も サーバー 構 成 が 実 行 中 であれば、 無 関 係 なフ ァ イルのチェッ クは 無 視 されます。Vault Verify ユーテ ィ リ テ ィ の readme フ ァ イルを 参 照 する と 、 Vault Verify ユーテ ィ リ テ ィの 使 用 と 、 コマン ド ライン オプシ ョ ンすべての 一 覧 について、 最 善 の 事 例 と ヒ ン ト があり ます。 最 新 バージ ョ ンの readme ファイルは、 ダウンロード サ イ ト で 入 手 で き ます。第 2 章 : <strong>StarTeam</strong> Server のインス トール 21


非 Native-II ファイルの 検 索メモ<strong>StarTeam</strong> Server 2006 以 前 か ら <strong>StarTeam</strong> Server 2008 Release 2 へのアップグレードは、 すべての Native-I アーカ イ ブま たは 外 部 (PVCS または VSS) アーカイブへの 参 照 がデータベースか ら 削 除 さ れてい る 場 合 にのみ 可 能 です。 Report Archives ユーテ ィ リ テ ィ のダウ ンロードの 詳 細 については、 20 ページの 「Vault Verify ユーテ ィ リ テ ィ と Report Archivesユーテ ィ リ テ ィ 」 を 参 照 して く ださい。<strong>StarTeam</strong> Server 2006 からアップグレードする 場 合 は、 このセクシ ョ ンを 実 行 する 必 要 はありません。2006 または 2006 R2 サーバーで 使 用 する ため Vault Verify と Report Archives ユーテ ィ リティーをダウンロードするには、http://www.borland.com/downloads/download_starteam.html にアクセスし、 ダウンロード ページに 移 動 し ます。 そこで、サーバー ダウ ン ロード の 下 の 一 覧 から 「Valut Verify」 ユーティ リティを 探 します。「Report Archive」 は、 「Vault Verify」 のダウンロード パッケージに 含 まれています。 これらのユーテ ィ リ テ ィ は、 Web サイ トから 直 接 インス トールできます。 または、 パッケージをダウンロードして、 そのパッケージからユーティ リティをインス トールすること もできます。Native-I アーカ イ ブや 外 部 アーカ イ ブの 変 換 を こ れまでの 手 順 どお り に 実 行 し た 場 合 で も、未 サポー ト アーカ イ ブが 一 部 残 ってい る こ と があ り ます。 変 換 処 理 の 後 も Native-I アーカイ ブや 外 部 アーカ イ ブが 残 ってい る 主 な 理 由 は、 次 の と お り です。■Native-I アーカ イ ブが 破 損 ま たは 不 明 状 態 であ る。■外 部 アーカ イ ブま たは Native-I アーカ イ ブ 内 のフ ァ イルが、 変 換 前 に <strong>StarTeam</strong> から 削除 された。■外 部 アーカ イ ブ 内 のフ ァ イルがビ ュー 間 で 共 有 さ れ、 外 部 アーカ イ ブを <strong>StarTeam</strong> アーカイブに 変 換 する 前 に 元 のビューが 削 除 された。Report Archives ユーテ ィ リ テ ィ は、 変 換 処 理 の 後 にまだ 残 ってい る 外 部 (PVCS またはVSS) アーカイブや Native-I アーカイブがあればそれを 探 し 出 します。 このユーティ リティは VaultVerify フォルダ (<strong>StarTeam</strong> Server のインス トール フォルダの 子 フォルダ) にインス トールされます。Report Archives ユーテ ィ リ テ ィ の 実 行ヒントメモReport Archives ユーテ ィ リ テ ィ のコマン ド ライン オプシ ョ ン を 表 示 する には、VaultVerify フォルダに 移 動 し、 "ReportArchives.bat -help" と 入 力 します。 オプションで、-help の 代 わ り に -? や -h を 使 用 で き ます。 オプシ ョ ンの 一 覧 は、 VaultVerify の readme ファイルにあります。Report Archives ユーテ ィ リ テ ィ を 実 行 する には :1 コマンド プロンプトで、 VaultVerify フォルダに 移 動 します。2 次 のコマン ド を 入 力 し ます。ReportArchives.bat "My Server Configuration""My Server Configuration" は 使 用 する 構 成 名 に 置 き 換 え ます。 引 用 符 は、 構 成 名に 空 白 があ る 場 合 にのみ 必 要 です。ユーテ ィ リ テ ィ にパ ラ メ ータ を 渡 し て 実 行 する と きは、 構 成 名 以 外 のパ ラ メ ータ にはすべてデフォル ト 値 があ り 、 starteam-server-configs.xml の 定 義 から 値 を 持 って き ます (データベース 名 、 ユーザー ID、 データベース タ イ プな ど)。 データベース パスワードに 渡 さ れるデフ ォル ト 値 は 空 白 なので、 実 際 のデータベース パス ワー ド が 空 白 ではない 場合 、 -dbpassword パ ラ メ ータは 必 ず 指 定 し て く だ さ い。 こ の 指 定 は 構 成 名 の 前 で も 後 でも 構 いません。 た と えば、 次 のよ う に 使 用 し ます。ReportArchives.bat -dbpassword foo StarDrawデータベース パスワード 「foo」 と 「StarDraw」 と う サーバー 構 成 を Report Archivesユーテ ィ リ テ ィ に 渡 し ます。Report Archives ユーテ ィ リ テ ィ か ら フ ァ イル 一 覧 が 返 さ れた 場 合 :1 フ ァ イル 数 が 多 い 場 合 には、 次 のオプシ ョ ンを 考 慮 し ます。■Native-I から Native-II への 変 換 が 完 了 し ていない と 思 われる 場 合 、 再 試 行 を 試 みます。22 <strong>Borland</strong> <strong>StarTeam</strong> インストール ガイド


メモ■1 つ 以 上 のプ ロ ジ ェ ク ト で 見 つかった 外 部 フ ァ イルを 変 換 し 忘 れていた 場 合 、 そのようなプロジェクトを 開 き、[ ツール|ネイテ ィ ブ 形 式 に 変 換 ...] を 選 択 し ます。2 提 案 し たオプシ ョ ンのどれを 行 った 場 合 で も、 Report Archives ユーテ ィ リ テ ィ を 再 実 行します。3 Report Archives ユーテ ィ リ テ ィ から まだフ ァ イル 一 覧 が 返 される 場 合 は、 -ForceNative2オプシ ョ ン を 指 定 し て、 Report Archives ユーテ ィ リ テ ィ を 実 行 し ます。 変 換 、 完 全 削 除な どについて 一 連 の 質 問 が 出 さ れます。 すべての 質 問 に 「はい」 と 答 え る と 、 <strong>StarTeam</strong>Server 2008 Release 2 にアップグレードできるように、 これらのファイルに 関 するデータベース 内 のエン ト リ が 変 わ り ます。 こ れ ら の 質 問 は 注 意 喚 起 のためです。 ア ッ プグレー ド に 干 渉 し ないため、 削 除 済 みのプ ロ ジ ェ ク ト やビ ューを 完 全 削 除 し ない 場 合 でも、 完 全 削 除 の 質 問 に 「はい」 と 回 答 で き ます。 <strong>StarTeam</strong> Server 2008 Release 2 にアップグレード した 後 はこれらのファ イルにアクセスできません。4 -ForceNative2 オプシ ョ ンを 付 けて Report Archives ユーテ ィ リ テ ィ を 実 行 し た 後 で、も う 一 度 (-ForceNative2 な し で) 実 行 し、 一 覧 にフ ァ イルがない こ と を 確 認 し ます。 フ ァ イルがレポー ト さ れな く なった ら、 ア ッ プグ レー ド を 進 め る こ と がで き ます。Vault Verify ユーテ ィ リ テ ィ を こ こ で、 ま たはア ッ プグ レー ド 後 に 再 実 行 する と 、 以 前Report Archives ユーテ ィ リ テ ィ の 一 覧 にあったフ ァ イルはすべて 「 見 つから ない」 Native-II フ ァ イル と 見 な さ れます。 それ ら を 削 除 し て、 ユーザーがア ク セス を 試 みない よ う にでき ます。 ワー ク ス テーシ ョ ン 上 にそれ ら のフ ァ イルの コ ピーがあれば、 チェ ッ ク イ ン も できます。アップグレードのためのデータベース 要 件必 要 に 応 じ て、 使 用 し てい るデータベース 管 理 シ ス テム (RDBMS) を、 <strong>StarTeam</strong> Serverの 新 しいバージ ョ ンでサポー ト されているバージ ョ ンにア ッ プグレードするか 移 行 し なければな り ません。 た と えば、 IBM DB2 は 今 後 サポー ト されません。 こ の リ リ ースの<strong>StarTeam</strong> Server にアップグレードする 前 に、 DB2 データベース を 現 在 サポー ト さ れてい るバージ ョ ンの Oracle または Microsoft SQL Server に 移 行 する 必 要 があ り ます。サポー ト 対 象 データベースの 詳 細 については、 10 ページの 「<strong>StarTeam</strong> Server のシステム 要件 」 を 参 照 して く ださい。Microsoft SQL 2000 から SQL 2005 SP2 へのア ッ プグレー ド<strong>StarTeam</strong> Server 2008 Release 2 では Microsoft SQL 2000 Server はサポー ト 対 象 外 です。Microsoft SQL 2005 SP2 にア ッ プグ レー ド する 必 要 があ り ます。 アップグレード 手 順 は 次 のとおりです。1 SQL 2000 データベース を SQL 2005 Server 上 に 復 元 し ます。2 <strong>StarTeam</strong> Server 2008 Release 2 を 使 用 し てサーバー 構 成 をア ッ プグ レー ド し ます。MSDE 2000 から SQL Server 2005 Express SP2 へのア ッ プグレード<strong>StarTeam</strong> Server 2008 Release 2 では MSDE 2000 はサポー ト 対 象 外 です。 Microsoft SQL Server2005 Express SP2 にアップグレードできます。 アップグレード 手 順 は 次 のとおりです。1 MSDE 2000 か らデータベース をバ ッ ク ア ッ プ し ます。2 MSDE データベースのバ ッ ク ア ッ プを SQL Server 2005 Express 上 に 復 元 し ます。3 <strong>StarTeam</strong> Server 2008 Release 2 をインストールします。4 新 し いデータベース を 指 す 新 し い ODBC DSN を 作 成 します。5 既 存 のサーバー 構 成 に 上 書 き し ます。6 サーバー 構 成 のプ ロパテ ィ を 新 し いデータベース 接 続 で 更 新 し ます。abサーバー 管 理 ツールでユーザーの 構 成 を 選 択 し ます。[ 構 成 プ ロパテ ィ ...] を [ サーバー ] メ ニ ューか ら 選 択 し ます。c [ データベース 接 続 情 報 ] ページに 移 動 し、 手 順 4 で 作 成 し た 新 しい ODBC DSN で 更新 します。7 データベース を <strong>StarTeam</strong> Server の 管 理 ツールを 使 用 し てア ッ プグレード し ます。第 2 章 : <strong>StarTeam</strong> Server のインス トール 23


aサーバー 管 理 ツールでユーザーの 構 成 を 選 択 し ます。b [ アップグレード ] を [ アクション ] メ ニ ューか ら 選 択 する、 ま たは 使 用 可 能 な 場 合 、ツールバーの [ データベースのア ッ プグ レー ド ] をクリ ックします。8 サーバー 構 成 を 起 動 し ます。MSDE 2000 から Oracle 10g R1 または 10g R2 へのア ッ プグレード<strong>StarTeam</strong> Server 2008 Release 2 では MSDE 2000 はサポー ト 対 象 外 です。 サポー ト 対 象 のOracle リ リ ースに 切 り 替 え ます。 ア ッ プグ レー ド 手 順 は 次 の と お り です。1 MSDE データベース を Oracle 10.2.0.3.0 または 11.1.0.6.0 に 移 行 し ます。2 <strong>StarTeam</strong> Server 2008 Release 2 を 使 用 し て、 サーバー 構 成 をア ッ プグ レー ド し ます。Oracle 権 限 の 付 与現 在 のサーバー 構 成 で、 <strong>StarTeam</strong> Server に よ って 自 動 的 に 作 成 さ れた も のでない Oracle スキーマ ユーザーを 使 用 し てい る 場 合 、 そのス キーマ ユーザーに 関 し て、 以 下 に 示 すすべての 権 限 を 確 認 する こ と をお 勧 め し ます。 こ れ ら の 権 限 は、 <strong>StarTeam</strong> が ラベルの 作 成 やその 他 の 操 作 を 正 し く 実 行 でき る こ と を 保 証 し、 ロールに 所 属 させる よ り も 明 示 的 に 定 義 する こ と が 推 奨 さ れます。■CREATE PROCEDURE■CREATE SEQUENCE■CREATE SESSION■CREATE TABLE■CREATE TRIGGER■CREATE TYPE■CREATE VIEW■UNLIMITED TABLESPACE以 下 の 手 順 は、 Oracle の 権 限 を 明 示 的 に 定 義 する 方 法 を 説 明 し た も のです。 こ こ では 例 として 「CREATE TYPE」 権 限 を 挙 げています。「CREATE TYPE」 権 限 を 明 示 的 に 定 義 する には :1 SYSTEM ユーザー と し てデータベースに ロ グ イ ン し ます。2 次 の SQL 文 を 実 行 し ます。grant create type to schema_userschema_user は Oracle スキーマ ユーザーの 名 前 です。サーバー 構 成 のアップグレード<strong>StarTeam</strong> Server 2008 Release 2 をインストールした 後 、StarDraw を 除 く 既 存 のサーバー 構 成をすべてアップグレードする 必 要 があ り ます。 2008 Release 2 対 応 の 新 し い StarDraw はサーバーと と もにイ ン ス ト ールされます。サーバー 構 成 と データベース をア ッ プグ レー ド する には :1 Windows の [ スタート ] メニューから、 [ スタート|プログラム|<strong>Borland</strong> <strong>StarTeam</strong> |<strong>StarTeam</strong> Server 2008 R2 | <strong>StarTeam</strong> Server] を 選 択 します。 サーバー 管 理 ツールが 表 示 されます。2 ア ッ プグ レー ド する サーバー 構 成 を 選 択 し ます。サーバー 構 成 のス テータ スが " 準 備 完 了 " になっていても、 アップグレード 手 順 を 実 行する まではそのサーバー 構 成 は 正 常 に 起 動 し ません。3 ツールバーの [ データベースのア ッ プグ レー ド ] ボタン をクリ ックします。一 連 のダ イ ア ロ グが 表 示 さ れます。 処 理 が 完 了 する と 、 ア ッ プグ レー ド 操 作 に 成 功 し たことを 示 すメッセージが 表 示 されます。 エ ラーが 発 生 し た 場 合 、 エ ラー 情 報 メ ッ セージ24 <strong>Borland</strong> <strong>StarTeam</strong> インストール ガイド


が 表 示 されます。 アップグレード プ ロ セスではサーバー 構 成 の リ ポジ ト リ フォルダにログ ファイルが 作 成 されます。 ファイル 名 は DBUpgrade.locale.log でロケールにより 変 わります (DBUpgrade.en-US.log など)。アップグレード 作 業 のトラブルシューティングア ッ プグ レー ド 処 理 を 実 行 する ためにはデータベース 接 続 が 必 要 です。 接 続 を 獲 得 で き ない 場 合 、 ア ッ プグ レー ド 処 理 は 失 敗 し ます。■<strong>StarTeam</strong> Server コ ン ピ ュータ 上 のデータベース 接 続 情 報 を 確 認 し て く だ さ い。■データベースが 動 作 し てい る こ と を 確 認 し て く だ さ い。<strong>StarTeam</strong> Server ファイルへの 変 更古 い starteam-server-configs.xml フ ァ イルが、 以 前 の <strong>StarTeam</strong> Server リリースのインストールフォルダから 新 しいリ リースのインストールフォルダにコピーされます。<strong>StarTeam</strong> Server 2005 for Solaris から <strong>StarTeam</strong>Server 2008 Release 2 for Windows への 移 行 とアップグレードここでは Solaris から Windows に <strong>StarTeam</strong> Server を 移 行 する 戦 略 の 概 要 について 説 明 し ます。 製 品 が 複 雑 なため、 別 の 環 境 で 移 行 をテ ス ト し てか ら 実 稼 働 環 境 で 実 行 する こ と を 推奨 します。 さ ら に、 安 全 なバ ッ ク ア ッ プ 計 画 には 予 期 し ないエ ラーの 対 応 手 順 も 必 要 です。こ の 概 要 説 明 は 経 験 が 豊 富 な <strong>StarTeam</strong> 管 理 者 に Solaris から Windows への <strong>StarTeam</strong> Serverの 移 行 を 計 画 し 実 行 する ために 必 要 な 情 報 を 提 供 する こ と を 目 的 に し ています。移 行 する には、 現 在 の Solaris サーバー と 対 象 の Windows サーバーの 両 方 が 利 用 可 能 である ( 業 務 稼 動 ではない) こ と が 必 要 であ り 、 Windows サーバーの コ ン ピ ュータ は 実 稼 働 環境 用 に 適 切 に 設 定 さ れてい る 必 要 があ り ます。 両 方 のサーバーは 接 続 さ れ、 Solaris サーバーか ら Windows サーバーにファイルがコピーできるように 設 定 されている 必 要 があります。Solaris から Windows に 移 行 する には :1 現 在 の Oracle データベース をバ ッ ク ア ッ プ し ます (<strong>StarTeam</strong> 2005 メ タデータ 格 納 用 スキーマ)。 こ のバ ッ ク ア ッ プを 保 存 し ます。 こ のバ ッ ク ア ッ プの コ ピーを 再 利 用 し ないでください。2 ラップされた PVCS ファイルを <strong>StarTeam</strong> フ ァ イル (ネ イ テ ィ ブ) に 変 換 する VaultVerify ユーテ ィ リ テ ィ を 実 行 し、 Native-II ファイルのすべてのリビジョンで、 不 明 ファイル、 破 損 ファイル、 無 関 係 なファイルがないかどうかを 確 認 します。 これによ り、ア ッ プグ レー ド の 前 にフ ァ イルの 状 態 を 把 握 で き ます。 アップグレード 後 のファイルの状 態 も 同 じ です。3 <strong>StarTeam</strong> 2005 for Solaris コンピュータにあるデータ 保 管 庫 を Native-II にアップグレードし ます。 詳 細 については、 18 ページの 「Native-I ファイルから Native-II 形 式 への 変 換 」を 参 照 して く ださい。4 <strong>StarTeam</strong> Server 2008 Release 2 を Windows コンピュータにインス トールします。5 設 定 フ ァ イル と ハイ ブ インデックス ファイルを <strong>StarTeam</strong> 2005 for Solaris サーバーか ら<strong>StarTeam</strong> Server 2008 (Windows) インス トール フォルダにコピーします。6 データ 保 管 庫 ( 添 付 フ ァ イルを 含 む) を Solaris サーバーか ら Windows サーバーにコピーします。7 Oracle クライアントを Windows コンピュータにインストールします。 インストールするOracle ク ラ イ アン ト が こ の リ リ ースのサポー ト 対 象 バージ ョ ンであ る こ と を 必 ず 確 認 してください。8 適 切 な Oracle ODBC ドライバをインストールします。9 <strong>StarTeam</strong> Server 2005 for Solaris を ホ ス ト する ために 現 在 使 用 し てい る Oracle データベースと Windows コンピュータ 間 で Oracle 接 続 を 確 立 し ます。第 2 章 : <strong>StarTeam</strong> Server のインス トール 25


10 <strong>StarTeam</strong> Server 2005 for Solaris 用 に 現 在 使 用 さ れてい る Oracle スキーマ ユーザーと サポー ト 対 象 Oracle ODBC ドライバを 使 用 して DSN (データ ソース 名 ) を 作 成 し ます。11 作 成 し た ODBC DSN を 使 用 し てデータベース 接 続 を 検 証 し ます。12 構 成 フ ァ イル (starteam-server-configs.xml) を 編 集 し、 DBServerName の 値に DSN を 設 定 し ます。13 サーバー ツールを 開 き、 サーバーの ラ イ セン スが 正 し い こ と を 検 証 し ます。[ ヘルプ|バージ ョ ン 情 報 |ラ イ セン ス ] を 選 択 してラ イセンス 情 報 を 確 認 し ます。14 構 成 を 選 択 し て、[ 構 成 プ ロパテ ィ ...] を [ サーバー] メ ニ ューか ら 選 択 し ます。 [ 全 般 ] タブで 正 しいログ ファイル パスを 設 定 します。 [ データベース 接 続 情 報 ] タブを 選 択 し、 [接 続 の 検 証 ...] ボ タ ン を ク リ ッ ク し てデータベース 接 続 を 検 証 し ます。15 サーバー 管 理 ツールで <strong>StarTeam</strong> Oracle スキーマに 接 続 し、 Oracle スキーマ ユーザーの添 付 フ ァ イル パスを 更 新 します。 [ 設 定 を 指 定 し て 起 動 ] ボタンをク リ ックして、 正 しい 添 付 フ ァ イル パスを 参 照 します。こ の 手 順 で 添 付 フ ァ イル デ ィ レ ク ト リ が 再 設 定 さ れます。 Solaris からの 添 付 ファイルがこ のデ ィ レ ク ト リ に コ ピーさ れてい る こ と を 確 認 し ます。16 サーバー 管 理 か ら [ ツール| 管 理 |ハイ ブ マネージャ ] を 選 択 してハイブを 更 新 します。 複 数 のハイ ブがあ る 場 合 は、 すべてのハイ ブが 正 し く 設 定 さ れてい る こ と を 確 認 します。17 構 成 名 を 選 択 し、 [ アクション|アップグレード ] を 選 択 し ます。 こ の 手 順 で 7.1 から10.0 へのデータベースのア ッ プグ レー ド が 完 了 し ます。18 アップグレード ロ グにエ ラーがない こ と を 確 認 し て く だ さ い。 アップグレード ログはログ ファイル パスのディ レク ト リ に 作 成 されます ( 詳 細 は 手 順 14 を 参 照 )。19 現 在 の Oracle データベースをバッ クア ッ プ し ます。 このバッ クアップを 保 存 します。このバ ッ ク ア ッ プのコ ピーを 再 利 用 し ないで く だ さ い。20 サーバーを 起 動 し てア ッ プグレード プロセスを 検 証 します。21 サーバー ロ グにエ ラーがない こ と を 確 認 し ます。 サーバー ログはク リーンである 必 要があ り ます。<strong>StarTeam</strong> Server のインストール<strong>StarTeam</strong> Server をインストールする 前 に、 必 ず13 ページの 「 新 規 イ ン ス ト ール 時 の イ ンス ト ール 前 の 要 件 」 の 内 容 に 目 を 通 し て く だ さい。 <strong>StarTeam</strong> Server の 以 前 の リ リ ースからアップグレードする 場 合 は、 14 ページの 「 現 在 の <strong>StarTeam</strong> Server パッチ レベルの 更 新 」の 内 容 も 理 解 し た こ と を 確 認 し て く ださ い。<strong>StarTeam</strong> Server をインストールするには:1 他 のすべての Windows アプ リ ケーシ ョ ンを 閉 じます。2 ダウンロードしたインス トーラ、 または 代 替 DVD を 使 用 して、 DVD ドライブに<strong>StarTeam</strong> 2008 Release 2 インストール DVD Disk 1 をセッ ト します。[<strong>Borland</strong> <strong>StarTeam</strong> ランチャー] ウ ィ ン ド ウ が 自 動 的 に 表 示 さ れます。インストール メニューが、 セッ トした DVD ド ラ イ ブか ら 自 動 的 に 表 示 さ れない 場 合は、 次 の 手 順 で メ ニ ューを 表 示 し ます。abcWindows の [ スタート ] メニューから [ スタート|ファイル 名 を 指 定 して 実 行 ...] を 選択 します。次 のよ う に 入 力 し ます。x:\setup.exex: は DVD ドライブのドライブ 文 字 です。Enter を 押 します。<strong>StarTeam</strong> 2008 Release 2 インストールのメイン メニューが 表 示 されます。3 [ 製 品 の イ ン ス ト ール ] をク リ ックします。4 [ サーバー アプ リ ケーシ ョ ン ] をクリ ックします。5 画 面 に 表 示 さ れる 指 示 に 従 って [Server] をクリ ックします。26 <strong>Borland</strong> <strong>StarTeam</strong> インストール ガイド


abcd英 語 以 外 のバージ ョ ン を 使 用 する には、 ド ロ ッ プダ ウ ン リストから 言 語 を 選 択 して[OK] をクリックします。[ 開 始 画 面 ] ダ イ ア ロ グの 情 報 を 読 み、 [ 次 へ ] をク リ ックします。[ 契 約 ] ダイアログで、 次 のことを 行 います。1 ラ イ セン ス 契 約 の 条 項 を 読 みます。2 [ 契 約 の 条 項 に 同 意 する ] オプシ ョ ン ボ タ ン を 選 択 し ます。ラ イ セン ス 契 約 に 同 意 し ない 場 合 は、 製 品 を イ ン ス ト ールする こ と はでき ません。3 [ 次 へ ] をク リ ックします。[ イ ン ス ト ールする 機 能 の 選 択 ] ダイアログで、 次 のことを 行 います。1 [ 標 準 ]、 [ 最 小 ]、 または [ カスタム ] ボ タ ン を 選 択 し ます。■[ 標 準 ]: 最 も 一 般 的 なオプシ ョ ンで <strong>StarTeam</strong> Server をインストールします。ほと んどのユーザーにお 勧 め し ます。 選 択 さ れる オプシ ョ ンはアプ リ ケーシ ョン、 サーバー 構 成 のサンプル、 SQL Server Express、 およびオンラインヘルプです。■[ 最 小 ]: 最 小 限 必 要 なオプシ ョ ンで <strong>StarTeam</strong> Server をインストールします。アプ リ ケーシ ョ ン と オン ラ イ ンヘルプだけが イ ン ス ト ール さ れます。 データベース と し て SQL Server Express を 使 用 する 予 定 がな く 、 サンプルの StarDrawサーバー 構 成 を イ ン ス ト ールする 必 要 がない 場 合 、 こ の イ ン ス ト ールを 選 択します。■[ カスタム ] : イ ン ス ト ールする オプシ ョ ン を 選 択 する こ と がで き ます。 上 級ユーザーにお 勧 めし ます。以 下 の よ う な 場 合 は 必 ず、 カ ス タ ム イ ン ス ト ールを 実 行 し て く だ さ い。■<strong>StarTeam</strong> Server がインス トールされたコンピュータから、 ユーザーにネッ トワーク 経 由 で <strong>StarTeam</strong> ク ラ イ アン ト を イ ン ス ト ール させる 場 合 。■SQL Server Express データベース を イ ン ス ト ールせず、 SQL Server Express を 使用 する StarDraw サンプル リ ポジ ト リ も イ ン ス ト ールし ない 場 合 。2 カスタム イ ン ス ト ールの 場 合 のみ、 次 に 示 す 使 用 可 能 なオプシ ョ ン を 選 択 (イ ンス ト ールする) または ク リ ア (イ ン ス ト ールし ない) し ます。■[<strong>StarTeam</strong> Server] : <strong>StarTeam</strong> Server の 前 回 のインストールで、 追 加 インストールしなかったコンポーネン ト をインス トールするためにカスタムインス トールを 使 用 する 場 合 、 こ のチェ ッ ク ボ ッ ク ス をオフにする こ と がで き ます。 たと えば、 前 回 のカ ス タ ム イ ン ス ト ールで、 SQL Server Express をインストールしないことを 選 択 したとします。 すべてのサーバー プログラム ファイルの 再イ ン ス ト ールではな く 、 こ のデータベースだけを 追 加 する には、 [<strong>StarTeam</strong>Server] チェッ ク ボックスをオフにします。■■■[ クライアントのセットアップ]: クライアントの 設 定 ファイルは、サーバー イン ス ト ールに 自 動 的 には 組 み 込 まれません。 [ クライアントのセットアップ]チェッ ク ボ ッ ク ス を 選 択 し た 場 合 、 <strong>StarTeam</strong> Server インストール フォルダの子 フォルダである Client Setup フォルダに <strong>StarTeam</strong> のデ ィ ス ク イメージが イ ン ス ト ール さ れます。 すべてのチーム メンバがこのフォルダにアクセスで き る こ と を 確 認 し ます。[SSE 2005] : SQL Server Express は SQL Server 2005 互 換 のデータベース エンジンであ り 、 使 用 許 諾 契 約 に 定 め られた 条 件 の も と で Microsoft か ら 無 償 で 提 供されます。 SSE 2005 はデフ ォル ト データベース と し て 使 用 さ れる ため、 標 準インストールの 一 部 としてインストールされます。 Microsoft SQL Server やOracle などのエン タープ ラ イ ズ レベルのデータベースだけを 使 用 する 場 合 、<strong>StarTeam</strong> Server をインストールするコンピュータに SQL Server Express ファイルを イ ン ス ト ールする 必 要 はあ り ません。[ サーバー 構 成 のサンプル ]: StarDraw をインストールしない 場 合 はこのチェック ボックスをオフにしてください。 2008 Release 2 に 付 属 する サンプルのStarDraw サーバー 構 成 を イ ン ス ト ールし て も、 既 存 の StarDraw 構 成 は 上 書 きされません。 ただし、 2008 Release 2 の starteam-server-configs.xmlファイル 内 の StarDraw サーバー 構 成 は 新 し い StarDraw を 参 照 します。第 2 章 : <strong>StarTeam</strong> Server のインス トール 27


重 要ヒントef■[ オンラ イン ヘルプ ]: 通 常 は、サーバー と と も に ド キ ュ メ ン ト が イ ン ス ト ールさ れます。 こ の コ ン ピ ュータ 上 に ド キ ュ メ ン ト を イ ン ス ト ールし ない 場 合 、 [オンラ イン ヘルプ ] チェッ ク ボックスをオフにします。■■[ ユーザー ガイド ] : PDF 形 式 の <strong>StarTeam</strong> マニ ュ アルです。 通 常 は、 サーバーとともにこのドキュメントがインストールされます。PDF マニュアルをインス ト ールし ない 場 合 、 [ ユーザー ガイド ] チェッ ク ボックスをオフにします。<strong>StarTeam</strong> Toolbar : パスワードを 記 憶 させて、 ログオンをよ り 簡 単 にするために、 <strong>StarTeam</strong> Toolbar をインストールします。3 [ 次 へ ] をク リ ックします。[ インストール フォルダの 選 択 ] ダイアログで、[ 選 択 ...] ボタンをク リ ックして、 インス トール フ ォルダ と し て 使 用 する 場 所 を 指 定 し ます (デフ ォル ト の イ ン ス ト ール先 は C:\Program Files\<strong>Borland</strong>\<strong>StarTeam</strong> Server 2008 R2 です)。[MPX オプシ ョ ン ] ダイアログ ボ ッ ク ス を 使 用 し て、 サーバー 構 成 で 使 用 する MPXのプ ロ フ ァ イルを 変 更 で き ます。今 回 初 めて <strong>StarTeam</strong>MPX Event および File Transmitters がこのコンピュータにインスト ール さ れた 場 合 、 イ ン ス ト ーラは [MPX オプシ ョ ン ] ダイアログの 情 報 を 使 用 して、 Event Transmitter と File Transmitter 両 方 のテンプレー ト ファイルを 作 成 します。これらのファイルは、 EventServices という インス トール フォルダのサブフォルダに 保 存 さ れます。ローカル ホス ト 名 と IP ア ド レ スが、 こ のダ イ ア ロ グの 上 部 に 参 考 のため 表 示 さ れます。デフォル ト では、 Unicast プロファイル 用 の Message Broker 接 続 ア ド レ ス と 、Multicast プロファイル 用 の Multicast Service 接 続 ア ド レ スの 両 方 が ローカル コンピュータの IP アドレスを 使 用 します。ま た、 デフ ォル ト で、 ク ラ イ アン ト が 使 用 する 初 期 プ ロ フ ァ イルは Unicast プロファイルです。1 Event Transmitter (および Unicast プ ロ フ ァ イルを 使 用 する 任 意 の ク ラ イ アン ト )に 対 し て 異 な る Message Broker を 指 定 する には、 提 案 さ れた Message Broker 接 続アドレスを 変 更 します。こ のア ド レ スは、 次 の 形 式 で 指 定 し ます。tcp:< ホス ト >:< ポー ト >< ホス ト > は、 Message Broker が 動 作 する ホ ス ト 名 ま たは IP アドレスです。< ポー ト > は、 Message Broker が 受 け 付 け る 接 続 に 使 用 する TCP/IP ポー ト 番 号(エン ド ポイ ン ト ) です (デフ ォル ト は 5101)。1 つ 以 上 の NIC または 複 数 の IP アドレスを 持 つコンピュータにインストールする 場 合 は、 デフ ォル ト のサーバー ア ド レ ス 設 定 を 受 け 付 けない よ う に し て く だ さい。 正 しいサーバー IP ア ド レ ス を 手 入 力 し て く だ さ い。 イ ン ス ト ーラ は、 ホ スト コ ン ピ ュータ 上 で 複 数 のネ ッ ト ワー ク ア ド レ ス を 検 知 する と 、 ( 複 数 のア ド レスが 含 まれるために) 構 文 が 正 し く ないサーバー アドレス プ ロパテ ィ を 持 つデフォルト プロファイルをセッ ト アップします。複 数 の Message Broker の 接 続 情 報 を 入 力 で き ます。 Event Transmitter (またはUnicast プ ロ フ ァ イルを 使 用 する ク ラ イ アン ト ) が 一 覧 にあ る 最 初 の MessageBroker で 接 続 で き ない 場 合 、 一 覧 の 次 の Message Broker を 使 って 接 続 を 試 みます。 各 Message Broker のアド レスは、 カンマ (,) で 区 切 り ます。 た と えば、 次 のように 使 用 します。tcp:HostA:5101,tcp:HostB:49992 異 なる Multicast Service を 指 定 する には、 提 案 さ れた Multicast Service 接 続 ア ド レス を 変 更 し ます。 以 下 の 形 式 を 使 います。pgm:< ホス ト >:tcp.< ポー ト >< ホス ト > は、 Multicast Service が 動 作 する ホ ス ト 名 ま たは IP アドレスです。< ポー ト > は、 Multicast Service が 受 け 付 け る 接 続 に 使 用 する TCP/IP ポー ト 番 号(エン ド ポイ ン ト ) です (デフ ォル ト は 5104)。これは、 マルチキャス ト ブ ロー ド キ ャ ス ト が 実 際 に 発 生 する ポー ト ではあ り ません。 マルチキ ャ ス ト アドレスは、 Multicast Service に よ って 動 的 に 割 り 当 て ら れます。28 <strong>Borland</strong> <strong>StarTeam</strong> インストール ガイド


ghijMulticast Service を 使 用 しないのであれば、 Multicast Service 接 続 ア ド レ スは 無 視して、 インス トール 後 マルチキャス ト プ ロ フ ァ イルを 削 除 する こ と がで き ます。3 デフォル ト クライアント プロファイルを Message Broker (Unicast) プロファイルから Multicast Service (Multicast) プ ロ フ ァ イルに 変 更 する には、 [Multicast] オプション ボタンをオンにします。4 [ 次 へ ] をク リ ックします。接 続 プ ロ フ ァ イルの 作 成 と 編 集 の 詳 細 については、 『<strong>StarTeam</strong>MPXAdministrator's Guide』 の 「Managing the Transmitters」 を 参 照 し て く だ さ い。[ ショートカット フォルダの 選 択 ] ダ イ ア ロ グで、 デフ ォル ト 設 定 ([ その 他 ] オプション ボ タ ンが 選 択 さ れ、 その 場 所 が 「C:\Documents and Settings\AllUsers\ スタート メニュー\ プログラム \<strong>Borland</strong> <strong>StarTeam</strong>\<strong>StarTeam</strong>Server 2008 R2」 であ る こ と ) を 確 認 し ます。[ イ ン ス ト ール 内 容 の 確 認 ] ダ イ ア ロ グで 設 定 を 確 認 し、 必 要 であれば [ 戻 る ] を 1 回も し く は 複 数 回 ク リ ッ ク し て、 イ ン ス ト ール オプシ ョ ンを 変 更 し ます。 その 後 で [イ ン ス ト ール 内 容 の 確 認 ] ダイアログに 戻 り、 [ 次 へ ] をクリ ックします。すでにコ ンピ ュータに SQL Server Express がインス トールされている 場 合 は、 パスワー ド を 入 力 し [ インストール] をクリ ックしてください。[ インストール 完 了 ] ダイアログで、 [ 完 了 ] をク リ ックします。6 <strong>StarTeam</strong> Server のインス トールが 終 了 したら、 <strong>StarTeam</strong> Server のインス トールフォルダおよびインス トールファイルに 対 するアクセス 許 可 が 正 し く 設 定 されているこ とを 確認 します。 <strong>StarTeam</strong> 管 理 者 用 の Windows アカウン トには、 インス トールフォルダおよびイ ン ス ト ールフ ァ イルに 対 する 完 全 なア ク セ ス 許 可 を 与 え る 必 要 があ り ます。 その他 の <strong>StarTeam</strong> ユーザーに 対 する Windows ア ク セス 許 可 は、 組 織 の 方 針 に 従 って 設 定 します。 必 要 であれば、 ネ ッ ト ワー ク 管 理 者 に 協 力 を 依 頼 し て く だ さ い。デフ ォル ト の イ ン ス ト ール 先 を 使 用 する 場 合 、 <strong>StarTeam</strong> Server をインストールすると、Program Files フ ォルダ 内 の 次 のフ ォルダにフ ァ イルが 配 置 されます。■■■<strong>Borland</strong>\<strong>StarTeam</strong> Server 2008 R2このフォルダとそのサブフォルダには、 <strong>StarTeam</strong> Server の 実 行 に 使 用 さ れる 実 行可 能 フ ァ イル、 DLL、 およびユーティリティが 格 納 されます。このフォルダには、インス ト ール 処 理 中 のア ク シ ョ ンが 記 録 さ れる<strong>StarTeam</strong>_Server_2008_InstallLog.log ファイルも 格 納 されます。<strong>Borland</strong>\<strong>StarTeam</strong> Server 2008 R2\Event Servicesこのファイルには、 Event Transmitter と File Transmitter のテンプレー ト ファイルがあります。 既 存 のサーバー 構 成 それぞれについてサブフ ォルダがあ り ます。 こ う し たサブフ ォルダの 中 身 は、 サーバー 構 成 で 使 用 される MPXEventTransmitter.xml ファイルと MPXFileTransmitter.xml ファイルです。 Enterprise サーバーをお 持 ちの 場 合 、MPXFileTransmitterTemplate.xml ファイルと MPXFileTransmitter.xml ファイルは 削 除 できます。 File Transmitter は、 Enterprise Advantage 限 定 の 機 能 です。<strong>Borland</strong>\<strong>StarTeam</strong> SDK 2008 R2このフォルダには、 <strong>StarTeam</strong> Server にアクセスするほとんどのク ラ イアン ト に 必 要 な<strong>StarTeam</strong> SDK Runtime が 格 納 されます。インストールに 関 する 既 知 の 問 題レ ジ ス ト リ に 対 する 必 要 な 権 限 がない こ と に よ り 、 SQL Server Express のインス トールが失 敗 する こ と があ り ます。 エ ラー メ ッ セージは 次 の よ う にな り ます。InstallSQLAgentSecurity failed (< コンピュータ 名 >,LocalSystem,203)こ の 問 題 を 解 決 する には、HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\MicrosoftSQL Server キーのア クセス 許 可 を 「フル コント ロール」 に 変 更 してから SQL ServerExpress を 再 イ ン ス ト ールし ます。 こ の 変 更 は Windows レジス ト リエディ タ (regedt32、regedit) を 使 用 し て 行 う こ と がで き ます。第 2 章 : <strong>StarTeam</strong> Server のインス トール 29


新 規 インストール 時 のインストール 後 の 作 業以 前 に <strong>StarTeam</strong> Server を イ ン ス ト ールし た こ と がない 場 合 、 チーム メンバが <strong>StarTeam</strong> の使 用 を 開 始 する 前 に 以 下 の 作 業 を 行 う 必 要 があ り ます。<strong>StarTeam</strong> Server の 使 用 を 開 始 する には :1 サーバー 構 成 を 作 成 し ます。サーバー 構 成 の 作 成 の 詳 細 については、 使 用 するデータベースの 種 類 に 応 じ て 以 下 のどちらかの 章 を 参 照 してください。■69 ページの 「<strong>StarTeam</strong> Server での Microsoft SQL Server および SQL Server Expressデータベースの 利 用 」■83 ページの 「<strong>Borland</strong> <strong>StarTeam</strong> Server での Oracle スキーマ ユーザーの 利 用 」サーバー 構 成 を 作 成 する と き、 構 成 のセッションオプシ ョ ンの 値 を 設 定 し ます。 セ ッションオプションの 設 定 は starteam-server-configs.xml ファイルに 格 納 されます。 セ ッ シ ョ ンオプシ ョ ンでは、 <strong>StarTeam</strong> Server がサーバー 構 成 を 起 動 する ために 必 要な 重 要 情 報 を 指 定 し ます。2 作 成 し た 構 成 に ロ グオン し ます。<strong>StarTeam</strong> Server には、 無 償 の 管 理 ユーザーが 用 意 されており、デフォルト 名 は「Administrator」、 デフ ォル ト パスワードは 「Administrator」 です。3 サーバーを 構 成 し ます。サーバー 構 成 を 作 成 し た 後 で、 構 成 オプシ ョ ン を 設 定 で き ます。 構 成 オプシ ョ ンの 設定 はサーバー 構 成 のデータベースに 格 納 さ れます。 構 成 オプシ ョ ンでは、 サーバー 構成 のパフ ォーマン ス を 微 調 整 し た り 、 以 下 を 含 む さ ま ざ ま な 機 能 を 使 用 可 能 にする ことができます。■電 子 メ ール 機 能 と 監 査 機 能■サーバー と ク ラ イ アン ト ワー ク ス テーシ ョ ンの 間 で 転 送 さ れるデータ の 圧 縮 および暗 号 化4 プロジェク ト とビューを 作 成 します。5 ユーザー と グループを 追 加 し ます。6 サーバー 構 成 、 プ ロ ジ ェ ク ト 、 およびビ ューに 対 する 適 切 なア ク セ ス 権 を 設 定 し ます。7 必 要 に 応 じ て、 サーバー 構 成 を Microsoft Windows サービ ス と し て 実 行 する こ と がで きます。手 順 3 ~ 7 の 詳 細 については、 『<strong>StarTeam</strong> の 管 理 と 利 用 』 を 参 照 し て く だ さ い。アップグレード 時 のインストール 後 の 作 業以 前 のバージ ョ ンの <strong>StarTeam</strong> Server か ら ア ッ プグ レー ド を 行 う 場 合 、 以 下 の 点 に 注 意 し てください。■<strong>StarTeam</strong> Server の 最 新 リ リ ースで 使 用 する ために、 既 存 の <strong>StarTeam</strong> サーバー 構 成 をすべてア ッ プグ レー ド する 必 要 があ り ます。 サーバー 構 成 のア ッ プグ レー ド およびNative-II データ 保 管 庫 用 ハイ ブの 作 成 について、 詳 し く は 24 ページの 「サーバー 構 成のアップグレード」 を 参 照 して く ださい。■<strong>StarTeam</strong>MPX を 使 用 する 場 合 、 必 ず 最 新 の Message Broker、 Cache Agents、 および<strong>StarTeam</strong> Multicast Services (のいずれかまたはすべて) を イ ン ス ト ールし て く ださい。詳 細 については、 45 ページの 「<strong>StarTeam</strong>MPX の Windows へのイ ン ス ト ール」 を 参 照 してください。■<strong>StarTeam</strong> Workflow Extensions のインス トールとアップグレードの 手 順 については、 61ページの 「Workflow Extensions の インストール」 を 参 照 して く ださい。30 <strong>Borland</strong> <strong>StarTeam</strong> インストール ガイド


<strong>StarTeam</strong> Server の 評 価<strong>StarTeam</strong> Server を 最 初 に 起 動 し た と き、 <strong>StarTeam</strong> のすべての 機 能 セ ッ ト を 含 むエデ ィ シ ョンである <strong>StarTeam</strong> Enterprise Advantage の 評 価 ラ イセン スが 作 成 されます。30 日 間 の 製 品 評 価 期 間 が 過 ぎ る 前 に、 ボーラ ン ド 株 式 会 社(AppServer@borland.co.jp) に 問 い 合 わせて 評 価 延 長 キーを 入 手 する こ と に よ り 、 評価 期 間 を 延 長 する こ と がで き ます。必 ず、 評 価 期 間 が 終 了 する 前 に 製 品 の 登 録 ま たは 評 価 期 間 の 延 長 を 行 って く だ さ い。 ど ちら も 行 わないま ま 評 価 期 限 を 過 ぎ る と 、 <strong>StarTeam</strong> Server に よ って 管 理 さ れる サーバー 構 成に ク ラ イ アン ト がア ク セ ス し て も、 コ ンポーネン ト (フ ァ イルや 変 更 要 求 など) を 使 用 することができません。 またその 際 、<strong>StarTeam</strong> Cross-Platform Client では、 上 部 ペイ ン と 下 部ペインのタブが 表 示 されなくなり ます。<strong>StarTeam</strong> Server の 評 価 期 間 を 延 長 する には :1 評 価 期 間 延 長 用 のキーを 入 手 し、[ スタート|プログラム|<strong>Borland</strong> <strong>StarTeam</strong> | <strong>StarTeam</strong>Server 2008 R2 | <strong>StarTeam</strong> Server] を 選 択 し ます。 [ サーバー 管 理 ] ウ ィ ン ド ウ が 表 示 されます。2 メニューバーから [ ヘルプ|バージ ョ ン 情 報 ] を 選 択 し ます。 [<strong>StarTeam</strong> Server のバージョン 情 報 ] ダイアログが 表 示 されます。3 このダイアログの 左 ペインで [ ライセンス] 項 目 を 選 択 し ます。4 [ 評 価 期 間 の 延 長 ...] をクリ ックします。[ 評 価 期 間 の 延 長 ] ダイアログが 表 示 されます。5 評 価 キーを 入 力 し て [OK] をクリ ックします。6 [<strong>StarTeam</strong> Server のバージ ョ ン 情 報 ] ダイアログを 閉 じます。<strong>StarTeam</strong> Server のライセンス 登 録<strong>StarTeam</strong> Server は、 Enterprise サーバーまたは Enterprise Advantage サーバー と し て 実 行 することができ、 次 の 機 能 があります。■<strong>StarTeam</strong> Enterprise は、 <strong>StarTeam</strong> Server、 Cross-Platform Client と Web Edition クライアント、 LDAP Quick Start Manager、 <strong>StarTeam</strong>MPX (Event Transmitter、 Message Broker、 および Multicast Service) および SDK など 基 本 的 な 機 能 セ ッ ト を 提 供 し ます。■<strong>StarTeam</strong> Enterprise Advantage には <strong>StarTeam</strong> Enterprise のすべての 機 能 に 加 えて、 要 件 コンポーネン ト、 <strong>StarTeam</strong>MPX (File Transmitter および Cache Agent)、 および 代 替 プ ロパティ エデ ィ タ (APE) を 備 えた <strong>StarTeam</strong> Workflow Extensions があ り ます。 代 替 プ ロパティ エデ ィ タでは、 カス タ ム フ ォームの 作 成 やワー ク フ ロー ルールの 設 計 を 通 じ て、コ ンポーネン ト 内 の 全 ア イ テムの 状 態 推 移 を 制 御 する こ と がで き ます。どのサーバーを 使 用 で き る か ( 具 体 的 には、 そのサーバー 上 のどの 機 能 に ク ラ イ アン ト がア ク セスで き る か) は 製 品 ラ イ セン スに よ って 決 ま り ます。第 2 章 : <strong>StarTeam</strong> Server のインス トール 31


ライセンスについてヒントライセンスは <strong>StarTeam</strong> Server にア ク セスで き る ユーザー 数 を 決 定 し ます。 ユーザーには 指名 ユーザー ラ イ セン ス ま たは 同 時 使 用 ラ イ セン ス を 割 り 当 て る こ と がで き ます。 指 名 ユーザー ライセンスはライセンスを 割 り 当 てられたユーザーだけが 使 用 できます。 たとえば、5 ユーザー 分 の 指 名 ユーザー ライセンスと 25 ユーザー 分 の 同 時 使 用 ラ イ セン ス をお 持 ちの 場 合 、 指 名 ユーザー ライセンスを 割 り 当 てられた 5 名 のユーザーはサーバーにア ク セスで き る こ と が 保 証 さ れます。 他 のユーザーは 指 名 ラ イ セン ス を 使 用 で き ません。同 時 使 用 ラ イ セン スは、 指 名 ユーザー ラ イセンスが 割 り 当 てられていない 任 意 のユーザーが 使 用 できます。 たとえば、 指 名 ユーザー ラ イ セン ス を 持 たないユーザーには、 先 着 順 の原 則 で 同 時 使 用 ラ イ セン スが 割 り 当 て られます。 すべての 同 時 使 用 ラ イ セン スが 使 用 中 になった 後 で ロ グオン し よ う と し たユーザーには、 その 時 点 で 使 用 可 能 な ラ イ セン ス 数 の 上限 に 達 し てい る こ と が 通 知 さ れます。 その 場 合 、 ユーザーは 後 か ら ロ グ イ ン を 再 試 行 で きます。必 要 に 応 じ てい く ら で も ユーザーを 追 加 する こ と がで き ますが、 サーバーへのア ク セ ス 権は、 指 名 ユーザー ラ イ セン ス を 持 つユーザー、 ま たはロ グオン 時 に 同 時 使 用 ユーザー ライ セン ス を 受 け 取 ったユーザーにのみ 付 与 さ れます。Active Directory または OpenLDAP か ら ユーザー 情 報 を イ ンポー ト し、 <strong>Borland</strong> LDAPQuickStart Manager を 使 用 して <strong>StarTeam</strong> ライセンス タイプやライセンス サーバー slip にユーザーを 割 り 当 て る こ と がで き ます。 詳 細 については、 『<strong>Borland</strong> LDAP QuickStartManager ガイド』 を 参 照 してください。 このガイ ドは、 <strong>Borland</strong> <strong>StarTeam</strong> インストールDVD および <strong>Borland</strong> <strong>Technical</strong> <strong>Publications</strong> Web サイ ト (http://techpubs.borland.com/starteam/) にあり ます。<strong>StarTeam</strong> 指 名 ユーザー ラ イ セン ス を 所 有 し てい る 場 合 、 [ ユーザー マネージャ ] ダイアログを 使 用 し て 特 定 のユーザーにラ イセン ス を 割 り 当 て る 必 要 があ り ます。 それ 以 外 のすべてのユーザーは、 <strong>StarTeam</strong> 同 時 使 用 ラ イ セン ス を 持 つも の と 想 定 さ れます。 詳 細 については、 『<strong>StarTeam</strong> の 管 理 と 利 用 』 を 参 照 し て く だ さ い。ボーラ ン ド ラ イ セン スがあ る 場 合 、 ユーザーのス テータ ス ( 指 名 ユーザーま たは 同 時 使 用ユーザー) に 関 係 な く 、 [ ユーザー マネージャ ] ダイアログでユーザーを 正 しい slip に 割り 当 て る 必 要 があ り ます。 追 加 のス テータ ス 「 未 割 り 当 て」 を slip の 代 わ り に 使 用 でき ます。<strong>StarTeam</strong> Server 管 理 者 (Administrator) には、 削 除 で き ない 指 名 ユーザー ライセンスが 自動 的 に 割 り 当 て られます。 こ れは、 利 用 可 能 な 指 名 ユーザー ライセンス 数 としてはカウント さ れない 「 無 償 の」 ラ イ セン スです。<strong>StarTeam</strong> ライセンス 登 録 の 利 用<strong>StarTeam</strong> Server のライセンス 登 録 は、 次 の 2 つのどち らかの 方 法 で 行 う こ と ができ ます。■<strong>StarTeam</strong> ラ イ セン ス 登 録 ( 製 品 内 で 行 う )、 別 名 ネ イ テ ィ ブ ライセンス 登 録■ボーラ ン ド ライセンス 登 録 (ライセンス サーバーで 使 用 可 能 )重 要BLS を Windows サービ ス と し て 起 動 させる 際 に、 BLS を フ ァ イ ア ウ ォールの 例 外 設 定(BLS サーバー マシン 上 ) に 追 加 する 必 要 があ り ます。 そ う し ない と 、 <strong>StarTeam</strong> Server はBLS に 接 続 する こ と はで き ません。<strong>StarTeam</strong> ユーザーが、 ラ イ セン ス 未 登 録 バージ ョ ンの <strong>StarTeam</strong> Server に よ って 管 理 さ れるサーバー 構 成 にア ク セ ス し よ う と し た 場 合 、 <strong>StarTeam</strong> ク ラ イ アン ト の 上 部 ペイ ン と 下 部 ペインのタブは 表 示 されません。ユーザーは、 <strong>StarTeam</strong> Server に 対 し て、 指 名 Enterprise ラ イ セン ス、 同 時 使 用 Enterprise ライセンス、 指 名 Enterprise Advantage ラ イ セン ス、 ま たは 同 時 使 用 Enterprise Advantage ライセン ス を 購 入 し ます。 サーバーがユーザーを 認 識 し、 そのユーザーに 対 する ラ イ セン ス を持 つ 限 り 、 ク ラ イ アン ト は 任 意 のサーバーにア ク セ スで き ます。 ユーザーは 通 常 、 ラ イ セン ス 登 録 の 方 法 を、 <strong>StarTeam</strong> ネイティブ ラ イ セン ス 登 録 、 ボーラ ン ド ライセンス サーバー ラ イ セン ス 登 録 、 ま たは、 FLEXnet Publisher ラ イセン ス 登 録 の 中 から 1 つだけ 選 択し ますが、 組 み 合 わせる こ と も 可 能 です。 ラ イ セン ス 登 録 は、 イ ン ス ト ール 後 に、 ラ イ センス 登 録 サーバーをセッ トアップして、 "slip" ファイルを <strong>StarTeam</strong> Server の \Licenseフ ォルダ (サーバーのイ ン ス ト ール フ ォルダの 子 ) に 置 く 方 法 、 ま たは <strong>StarTeam</strong> サーバー 管 理 ツールを 使 用 し て <strong>StarTeam</strong> ネイティブ ラ イ セン ス を 登 録 する 方 法 のいずれかによって 処 理 します。32 <strong>Borland</strong> <strong>StarTeam</strong> インストール ガイド


メモ<strong>StarTeam</strong> Server のライセンスはスタッカブルであるため、 すべてのライセンス キーが 同 じエデ ィ シ ョ ン (Enterprise、 または Enterprise Advantage) のものである 限 り、 複 数 のライセンス キーを 入 力 で き ます。 最 初 の 新 し い ラ イ セン ス を 入 力 する 前 に 必 ず、 評 価 ラ イ セン スを 削 除 して く ださい。 ラ イセンスの 詳 細 については、 32 ページの 「ラ イ セン スについて」を 参 照 して く ださい。サーバーを 最 初 に 登 録 する と き、 1 つまたは 2 つのシ リ アル 番 号 を 入 力 し ます。 指 名 ユーザー ラ イ セン ス 用 と 同 時 使 用 ラ イ セン ス 用 に 1 つずつの 番 号 です。 複 数 のシ リ アル 番 号 を使 用 する と き には、 それ ら がすべて、 <strong>StarTeam</strong> の 同 じエデ ィ シ ョ ンのものでなければな りません。指 名 ユーザー ラ イ セン ス ま たは 同 時 使 用 ラ イ セン スは、 複 数 追 加 する こ と がで き ます。<strong>StarTeam</strong> Server は 各 シ リ アル 番 号 ま たは slip で 供 与 さ れる ラ イ セン ス 数 を 合 計 する こ と によ って、 ラ イ セン スの 総 数 を 維 持 管 理 し ます。 こ れは 「ス タ ッ カブル ライセンス」 と 呼 ばれる 形 態 です。サーバー 管 理 ツールか ら <strong>StarTeam</strong> Server の ラ イ セン ス を 登 録 する には (ネ イ テ ィ ブ ライセン ス 登 録 ) :1 Windows の [ スタート ] メニューから、 [ スタート|プログラム|<strong>Borland</strong> <strong>StarTeam</strong> |<strong>StarTeam</strong> Server 2008 R2 | <strong>StarTeam</strong> Server] を 選 択 し ます。 [ サーバー 管 理 ] ダイアログが 表 示 されます。2 [ サーバー 管 理 ] ウィンドウのメニューバーで [ ヘルプ|バージ ョ ン 情 報 ] を 選 択 します。[<strong>StarTeam</strong> Server のバージ ョ ン 情 報 ] ダイアログが 表 示 されます。3 このダイアログの 左 ペインで [ ライセンス] ノ ー ド を 選 択 し ます。4 こ れか ら ラ イ セン ス を 入 力 する 必 要 があ る 場 合 、 ダ イ ア ロ グの 右 ペイ ンで 評 価 キーを選 択 し [ 削 除 ] を ク リ ッ ク し て 評 価 キーを 削 除 する 必 要 があ り ます。5 [ 登 録 ...] をクリ ックします。 [ サーバー 登 録 ] ダ イ ア ロ グが 表 示 さ れます。6 [ シリアル 番 号 ] および [ アクセスキー] の 各 テキス ト ボ ッ ク スに 正 しい 番 号 を 入 力 し ます。シ リ アル 番 号 は 大 文 字 と 小 文 字 が 区 別 さ れ、 ア ク セ ス キーでは 区 別 さ れません。7 [OK] をクリックします。8 [<strong>StarTeam</strong> Server のバージ ョ ン 情 報 ] ダイアログを 閉 じます。コマンド プロンプトから <strong>StarTeam</strong> Server のバージ ョ ンのラ イセンス 登 録 を 行 う には :■コ マン ド ラ イ ンで、 次 の よ う に 入 力 し ます。starteamserver -serial < シリアル 番 号 > -access < アクセスキー>シ リ アル 番 号 は 大 文 字 と 小 文 字 が 区 別 さ れ、 ア ク セ ス キーでは 区 別 さ れません。<strong>StarTeam</strong> Server のサーバー 構 成 が 1 つでも Windows サービ ス と し て 動 作 し ている 間は、 <strong>StarTeam</strong> Server のライセンスを 登 録 できません。登 録 済 みの ラ イ セン ス を、 ユーザーのワー ク ス テーシ ョ ン 上 で <strong>StarTeam</strong> プロジェクト が 開 いてい る 間 に 変 更 し た 場 合 、 その ラ イ セン スに 対 する 変 更 は、 プ ロ ジ ェ ク トウ ィ ン ド ウ を 閉 じ て も う 一 度 開 いた 際 に、 そのユーザーに 対 し て 有 効 にな り ます。Enterprise Advantage エデ ィ シ ョ ン 用 の 評 価 ラ イ セン スの 使 用 後 に <strong>StarTeam</strong> Server をEnterprise エデ ィ シ ョ ン と し て ラ イ セン ス 登 録 する と 、 機 能 セ ッ ト が 変 化 し ます。 たと えば、 評 価 期 間 中 に 要 件 を 作 成 し た 後 に Enterprise Advantage 以 外 のエデ ィ シ ョ ンとして <strong>StarTeam</strong> Server を ラ イ セン ス 登 録 する と 、 要 件 タ ブは 表 示 さ れな く な り ます。第 2 章 : <strong>StarTeam</strong> Server のインス トール 33


ライセンスサーバーの 利 用メモ<strong>StarTeam</strong> Server とともに <strong>Borland</strong> License Server または FLEXnet Publisher を 使 用 でき る よ うにな り ま し た。 ラ イセン スサーバーを 使 用 するか、 それ と も 従 来 の リ リ ース と 同 様 の<strong>StarTeam</strong> ラ イ セン ス 登 録 を 使 用 する かを 自 由 に 選 択 で き ます。管 理 者 は 以 下 の 手 順 を 実 行 し ます。1 ボーラ ン ド 株 式 会 社 か ら 電 子 メ ールで ラ イ セン ス 情 報 を 受 け 取 り ます ( こ れは 基 本 的に、 販 売 代 理 店 経 由 で 行 われます)。2 ラ イ セン スサーバーを イ ン ス ト ールし ます ( 手 順 については、 ラ イ セン スサーバーのマニ ュ アルに 記 載 )。3 ボーラ ン ド 株 式 会 社 か ら 受 け 取 った ラ イ セン スのホ ス ト を 設 定 し ます (ボーラ ン ドWeb サイ トにアクセスし、 slip と 呼 ばれるボーランドライセンスファイルをダウンロード する 必 要 があ り ます)。4 <strong>StarTeam</strong> Server のインス トールフォルダのサブフォルダである /License フォルダにslip を 配 置 します。5 ユーザー 用 に ラ イ セン スサーバーを 構 成 し ます ( 手 順 については、 ラ イ セン スサーバーのマニ ュ アルに 記 載 )。6 <strong>StarTeam</strong> サーバー 管 理 ツールを 使 用 し て、 次 の こ と を 行 います。abユーザー 名 をネ ッ ト ワー ク ロ グオン 名 に 変 更 し ます。ユーザーを 特 定 のラ イセン スに 割 り 当 てます。ラ イ セン スサーバーを 使 用 する 場 合 、 ユーザーは <strong>StarTeam</strong> ユーザー 名 と し て 各 自 のネ ッ ト ワー ク ロ グオン 名 を 使 用 する 必 要 があ り ます。1 つのラ イセン ス サーバーで、 複 数 の <strong>StarTeam</strong> リ リ ースおよび 複 数 の 製 品 リ リ ースのライセンスを 扱 う こ とができます。Linux 上 の FLEXnet Publisher 構 成 フ ァ イルでは、 大 文 字 と 小 文 字 が 区 別 さ れます。<strong>StarTeam</strong> Server は 起 動 時 に slip をチェ ッ ク し、 slip についての 情 報 を メ モ リ に 格 納 します。 次 に 再 起 動 する までの 間 、 <strong>StarTeam</strong> Server は 新 しい slip を 認 識 し ません。ユーザーが <strong>StarTeam</strong> クライアントアプリケーションからログインすると、<strong>StarTeam</strong>Server は、 ユーザーに 割 り 当 て ら れた ラ イ セン スに 基 づいて、 ユーザーが 使 用 で きる 機 能 をク ライアン ト アプリ ケーシ ョ ンに 通 知 します。ユーザーが slip からライセンスを 割 り 当 てられるがその slip がライセンス フォルダに も う 存 在 し ない 場 合 、 <strong>StarTeam</strong> Server はエ ラー メ ッ セージを 表 示 し ます。 ユーザーの ラ イ セン ス タ イ プが 「 未 割 り 当 て」 の 場 合 、 ユーザーはロ グオンせず、<strong>StarTeam</strong> Server は 例 外 を 返 し ます。34 <strong>Borland</strong> <strong>StarTeam</strong> インストール ガイド


StarDraw サンプル サーバー 構 成 の 使 用 方 法重 要<strong>StarTeam</strong> には、 StarDraw という 名 前 のサンプル サーバー 構 成 が 付 属 し ます。 こ のサーバー 構 成 には Visual C++ サンプル アプ リ ケーシ ョ ン と 関 連 資 料 が 含 まれています。 ま た、サンプルのフ ァ イル、 変 更 要 求 、 ト ピ ッ ク 、 およびタ ス ク が 登 録 さ れています。 StarDrawサンプル リポジト リを 使 ってみることで、<strong>StarTeam</strong> についての 理 解 を 深 め、 操 作 を 習 得 することができるでしょ う。<strong>StarTeam</strong> Server のインス トールにおいて、 サンプル サーバー 構 成 は 「 標 準 」 イ ン ス ト ールの 一 部 としてインス トールされるか、 「カスタム」 インス トールの 一 部 としてインス トールする こ と も で き ます。 イ ン ス ト ーラは、 次 の 操 作 を 実 行 し てサンプルを 作 成 し ています。■stardraw.mdf データベース を <strong>StarTeam</strong> Server 2008 R2\Samples\StarDrawRepository\Database フォルダにコピーします。■■■<strong>StarTeam</strong> Server 2008 R2\Samples\StarDraw_SSE2005\StarDraw\Archives フォルダとそのサブフォルダにサンプル ファイルをコピーします。StarDrawDB100 という 名 前 で ODBC システム DSN (データ ソース 名 ) を 作 成 し ます。新 しい StarDraw サーバー 構 成 を starteam-server-configs.xml ファイルに 追 加 します。 以 前 の StarDraw サーバー 構 成 が こ のフ ァ イルに 定 義 さ れてい る 場 合 、 新 し い リリースの StarDraw のバージ ョ ンに 合 わせてその 設 定 が 更 新 されます。starteam-server-configs.xml ファイルにおける、 StarDraw Repository のServerGuid の 既 定 値 は 次 の と お り です。be5ee3b0-c719-49c6-a1a1-f493764a03f5この 値 を 変 更 しないでください。 ServerGuid を 変 更 する と 、 StarDraw サーバー 構 成が 起 動 しなくなります。StarDraw サーバー 構 成 は 検 証 および ト レーニング 目 的 にのみ 使 用 し、 実 際 の 開 発 用 データには 絶 対 に 使 用 しないで く ださい。Windows 上 での <strong>StarTeam</strong> Server のアンインストール<strong>StarTeam</strong> Server では、 イ ンス ト ールと アン イ ンス ト ールに InstallAnywhere を 使 用 し ます。Windows システム (Server 2003 や XP Professional など) 上 でこの 製 品 をアンインス トールする 際 に 以 下 の Java VM エラーのいずれかが 発 生 した 場 合 は、Sun の Web サイ トから JRE1.5.0_09 ま たはそれ 以 前 のバージ ョ ン を イ ン ス ト ール し なければな ら ない 可 能 性 があ り ます。アンインス トール 時 のエラー :■"Can't launch executable. Could not find a suitable Java Virtual machine on your system."( 実 行 可 能 フ ァ イルを 起 動 で き ません。 お 使 いのシ ス テムに 適 切 な Java 仮 想 マシンが 見つか り ませんでし た。)■"Windows error 3 occurred while loading the Java VM."(Java VM のロード 中 に Windows エラー 3 が 発 生 し ま し た。)第 2 章 : <strong>StarTeam</strong> Server のインス トール 35


36 <strong>Borland</strong> <strong>StarTeam</strong> インストール ガイド


第章3<strong>StarTeam</strong> クライアントのChapterインストールこの 章 では、 <strong>StarTeam</strong> Cross-Platform Client を Windows や 他 のプ ラ ッ ト フ ォームに イ ン スト ールする 方 法 について 説 明 し ます。<strong>StarTeam</strong> Cross-Platform Client の 使 用 方 法 については、 PDF ドキュメント 『<strong>StarTeam</strong> の 管理 と 利 用 』、 オン ラ イ ン ヘルプ リンク 『<strong>StarTeam</strong> ヘルプ』 (ともに[<strong>StarTeam</strong> Cross-Platform Client 2008 R2 |ドキュメン ト ] メ ニ ューか ら ア ク セス 可 能 ) を 参 照 し て く だ さ い。<strong>StarTeam</strong> クライアントについて<strong>StarTeam</strong> 2008 Release 2 には 次 のク ラ イ アン ト タ イ プが 用 意 さ れています。表 3.1<strong>StarTeam</strong> クライアント タイプクライアント<strong>StarTeam</strong> Cross-Platform ClientWeb Edition対 象Microsoft WindowsSolarisLinux他 のプラ ッ ト フ ォームこの 章 では、 <strong>StarTeam</strong> Cross-Platform Client をこれらすべてのシステムにイ ン ス ト ールする 方 法 について説 明 し ます。インターネッ トにアクセス 可 能 なすべてのシステム。 PDF ガイド 『<strong>StarTeam</strong> Web Edition 2008 インス ト ールおよび 管 理 ガイ ド 』 を 参 照 し て く だ さい。第 3 章 : <strong>StarTeam</strong> クライアントのインストール 37


<strong>StarTeam</strong> Cross-Platform Client のシステム 要 件<strong>StarTeam</strong> Cross-Platform Client のシステム 要 件<strong>StarTeam</strong> Cross-Platform Client は、 Microsoft Windows システムや Sun Microsystems JavaVirtual Machine 1.6.0_02 をサポート している 任 意 のシステムにインス トールできます。Cross-Platform Client は 次 のシ ス テム 上 で 動 作 確 認 し ています。表 3.2<strong>StarTeam</strong> Cross-Platform Client のシステム 要 件システム 領 域プラッ ト フォーム(32 ビッ ト)プロセッサRAM要 件Windows XP Professional SP3Windows Vista SP1Solaris Sparc 9, 10Red Hat Enterprise Linux (WS) 5.1Pentium III ( 互 換 プ ロ セ ッ サ) 600 MHz 以 上Sun SPARC/UltraSPARC 600 MHz最 小 : 512 MB推 奨 : 1 GBハー ド ディスク 領 域 200 MB (インス トール 用 )メモ: さ ら に、 作 業 フ ァ イル 用 に 十 分 なデ ィ ス ク 領 域 が必 要 です。 実 際 に 必 要 と な るデ ィ ス ク 領 域 は、 製 品 の 使用 方 法 に よ って 異 な り ます。ディスプレイ SVGA、 High Color (16 ビッ ト)、 1024 × 768推 奨 解 像 度 : 1280 × 1024 以 上<strong>StarTeam</strong> クライアントをインストールする 前 に<strong>StarTeam</strong> Cross-Platform Client を イ ン ス ト ールする 前 に、 前 のセ ク シ ョ ンに 記 載 さ れてい る最 小 要 件 をユーザーの コ ン ピ ュータ シ ス テムが 満 た し てい る こ と を 確 認 し て く だ さ い。<strong>StarTeam</strong> Cross-Platform 2006、 2008 および 2008 Release 2 のクライアントは 2006、 2008 および 2008 Release 2 のサーバーにア クセスでき ます。 これによ り 、 <strong>StarTeam</strong> Server 2008Release 2 を イ ン ス ト ールし た 後 で、 ク ラ イ アン ト のア ッ プグ レー ド を 段 階 的 に 進 めてい くことが 容 易 になっています。ただし、2006 クライアントでは、2008 または 2008 Release 2のサーバーの 新 機 能 は 利 用 でき ません。重 要<strong>StarTeam</strong> 製 品 をインス トールするには、 インス トール 先 のコンピュータに 対 するローカル 管 理 者 の 権 限 が 必 要 です。個 人 用 オプションのデフォルト 設 定starteam-client-default-options.xml フ ァ イルが 存 在 する 場 合 、 <strong>StarTeam</strong> のインストール プログラムはこのファイルを 各 クライアン トのワークステーショ ン 上 の \Documents and Settings\< ユーザー 名 >\Application Data\<strong>Borland</strong>\<strong>StarTeam</strong> フ ォルダに コ ピーし ます。 コ ピー 先 に 同 じ 名 前 のフ ァ イルがあ る 場 合 は、 既 存のフ ァ イルが 上 書 き さ れます。 こ のフ ァ イルは、 各 ユーザーが <strong>StarTeam</strong> Cross-PlatformClient を 最 初 に 起 動 する と き に 新 し く 作 成 さ れる starteam-client-options.xml ファイルのテンプレー ト と し て 使 用 さ れます。こ の 仕 組 みに よ り 、 初 期 設 定 を 収 めた starteam-client-default-options.xmlファイルを、 <strong>StarTeam</strong> インストール DVD を 使 用 せずに 配 布 で き ます。(<strong>StarTeam</strong> Cross-Platform Client の) すべてのユーザーに 共 通 の 個 人 用 オプシ ョ ンの 初 期セ ッ ト を 用 意 する には :1 [ クライアントのセットアップ] チェッ クボッ クスをオンにして <strong>StarTeam</strong> Server のカスタムインストールを 実 行 します。 これにより、 <strong>StarTeam</strong> のデ ィ ス ク イ メ ージが、<strong>StarTeam</strong> Server のインス トールフォルダの 子 フォルダである Client Setup フォルダにインス トールされます。2 すべてのチーム メンバがこのフォルダにアクセスできることを 確 認 します。38 <strong>Borland</strong> <strong>StarTeam</strong> インストール ガイド


<strong>StarTeam</strong> Cross-Platform Client のインストール3 <strong>StarTeam</strong> Cross-Platform Client を 1 台 のコ ンピ ュータのみにイ ン ス ト ールし ます。4 個 人 用 オプシ ョ ン を 設 定 し ます。 詳 細 は、 『<strong>StarTeam</strong> の 管 理 と 利 用 』 を 参 照 してください。5 ユーザーのプロ フ ァ イル フォルダに starteam-client-options.xml という 名 前 のファイルが 作 成 されます。 Windows XP の 場 合 、 C:\Documents and Settings\\Application Data\<strong>Borland</strong>\<strong>StarTeam</strong>\ フォルダです。6 このファイルを Client Setup フォルダにコピーします。7 このファイルの 名 前 を starteam-client-default-options.xml に 変 更 し ます。8 各 ユーザーに <strong>StarTeam</strong> Cross-Platform Client を イ ン ス ト ールする よ う に 指 示 し ます。<strong>StarTeam</strong> Cross- Platform Client のインストール<strong>StarTeam</strong> Cross-Platform Client を Windows や Solaris、 Linux システムなどの 別 のオペレーティング システムにインス トールできます。Windows へのインストールWindows に <strong>StarTeam</strong> Cross-Platform Client をインストールするには:1 実 行 中 のすべての Windows アプ リ ケーシ ョ ンを 終 了 します。2 <strong>StarTeam</strong> 2008 Release 2 インストール DVD をユーザーのマシンの DVD ドライブに 挿 入します。 [<strong>Borland</strong> <strong>StarTeam</strong> ランチャー] ウ ィ ン ド ウ が 自 動 的 に 表 示 さ れます。3 イ ン ス ト ールメ ニュ ーが 自 動 的 に 表 示 さ れない 場 合 、 次 の 手 順 でメ ニュ ーを 表 示 し ま す。a Windows の [ スタート ] メニューから [ スタート|ファイル 名 を 指 定 して 実 行 ...] を 選択 します。b 次 のよ う に 入 力 し ます :cx:\setup.exex: は DVD ドライブのドライブ 文 字 です。[OK] をクリックします。<strong>StarTeam</strong> 2008 Release 2 インストールのメイン メニューが 表 示 されます。4 <strong>StarTeam</strong> 2008 Release 2 メイン メニューで [ 製 品 の イ ン ス ト ール ] をクリ ックします。5 [ クライアント アプ リ ケーシ ョ ン ] をクリ ックします。6 [Cross-Platform Client] を ク リ ッ ク し、 画 面 に 表 示 される 指 示 に 従 って 操 作 し ます。a 英 語 版 以 外 では、 ド ロ ッ プダ ウ ン リスト ボ ッ ク スか ら 対 象 言 語 を 選 択 し てか ら、[OK] をクリックします。bcd[ 開 始 画 面 ] ダ イ ア ロ グの 情 報 を 読 み、 [ 次 へ ] をク リ ックします。[ 契 約 ] ダイアログで、 次 のことを 行 います。1 ラ イ セン ス 契 約 の 条 項 を 読 みます。2 [ 契 約 の 条 項 に 同 意 する ] オプシ ョ ンボタ ンを 選 択 し ます。ラ イ セン ス 契 約 に 同 意 し ない 場 合 は、 製 品 を イ ン ス ト ールする こ と はでき ません。3 [ 次 へ ] をク リ ックします。[ イ ン ス ト ールする 機 能 の 選 択 ] ダイアログで、 次 のことを 行 います。1 [ 標 準 ]、 [ 最 小 ]、 または [ カスタム ] ボ タ ン を 選 択 し ます。■[ 標 準 ] は <strong>StarTeam</strong> クライアント、 クライアントのユーザー マニュアルとオンライン ヘルプ、 および <strong>StarTeam</strong> Toolbar をインストールします。 <strong>StarTeam</strong>Toolbar には、 簡 単 にログオンできるよ うにログオン 情 報 が 保 存 されます。 詳細 については 『<strong>StarTeam</strong> の 管 理 と 利 用 』 を 参 照 し て く だ さ い。第 3 章 : <strong>StarTeam</strong> クライアントのインストール 39


<strong>StarTeam</strong> Cross-Platform Client のインストールefghi■■[ 最 小 ] は <strong>StarTeam</strong> クライアントと、 クライアントのユーザー マニュアルおよびオン ラ イ ン ヘルプだけを イ ン ス ト ールし ます。[ カスタム] ではイ ン ス ト ールする 項 目 を 選 択 で き ます。 クライアント ワーク ステーシ ョ ン 上 で 使 用 する ための <strong>StarTeam</strong> 管 理 ユーテ ィ リ テ ィ は、 こ の 方 法 でのみイ ン ス ト ール 可 能 です。 クライアントの 一 部 としてインストールする 場合 、 リ モー ト サーバー 管 理 のみを 実 行 で き ます。 [ 次 へ ] をク リ ックします。[ カスタム ] インストール セ ッ ト を 選 択 し た 場 合 、チェ ッ ク ボックスをオンまたはオフに し て イ ン ス ト ールする 項 目 を 選 択 し ます。 カ ス タ ム オプシ ョ ンには 次 のオプションがあります。■アプ リ ケーシ ョ ン■ユーザー ガイド■■■オンラ イン ヘルプ<strong>StarTeam</strong> Toolbarサーバー 管 理[ インストール フォルダの 選 択 ] ダイアログで、[ 選 択 ...] ボタンをク リ ックして、 インス トール フ ォルダ と し て 使 用 する 場 所 を 指 定 し ます (デフ ォル ト の イ ン ス ト ール先 は C:\Program Files\<strong>Borland</strong>\<strong>StarTeam</strong> Cross-Platform Client2008 R2 です)。[ ショートカット フォルダの 選 択 ] ダ イ ア ロ グで、 デフ ォル ト 設 定 ([ その 他 ] オプション ボタンが 選 択 され、 その 場 所 が C:\Documents and Settings\AllUsers\ スタート メニュー\ プログラム \<strong>Borland</strong> <strong>StarTeam</strong>\<strong>StarTeam</strong>Cross-Platform Client 2008 R2 である こ と) を 確 認 します。[ イ ン ス ト ール 内 容 の 確 認 ] ダイアログで、 次 のいずれかを 行 います。■■設 定 を 確 認 し て [ インストール] をクリ ックします。設 定 を 確 認 し、 必 要 であれば [ 戻 る ] を 1 回 も し く は 複 数 回 ク リ ッ ク し て、 イ ン ストール オプシ ョ ン を 変 更 し ます。 修 正 し た ら、 [ イ ン ス ト ール 内 容 の 確 認 ] ダイアログに 戻 り、 [ インストール] をク リ ックします。[ インストール 完 了 ] ダイアログで、 [ 完 了 ] をク リ ックします。指 定 さ れた フ ォルダに <strong>StarTeam</strong> Cross-Platform Client がインス トールされ、 そのフォルダ 内の <strong>StarTeam</strong>_Cross-Platform_Client_2008R2_InstallLog.log ファイルにインス ト ール 処 理 中 のア ク シ ョ ンが 記 録 さ れます。Linux または Solaris へのインストール重 要Linux または Solaris に <strong>StarTeam</strong> Cross-Platform Client をインストールするには:1 DVD か ら イ ン ス ト ールする 場 合 は、 お 使 いの OS 専 用 の イ ン ス ト ールを 選 択 し て く ださい。 圧 縮 されたパッケージからインス トールする 場 合 は、 インス トール パッケージを 解 凍 して く ださい。2 LAX_VM パラ メータを 付 けて <strong>StarTeam</strong>CP.bin ファイルを 実 行 し、 インストーラを 起動 します。たとえば、 ./<strong>StarTeam</strong>CP.bin LAX_VM /usr/java/latest/jre/bin/java などと 入 力 します。インストーラは Java ベースで VM がバン ドルされていないので、 Windows 以 外 のオペレーテ ィ ング シ ス テムに イ ン ス ト ールする 際 には、 使 用 する VM を 指 定 する 必 要 があります。なお、 このことは <strong>StarTeam</strong> Server、 MPX、 Event Transmitter、 および CacheAgent (た と えば、 server.bin、 mpxserver.bin、 mpxservices.bin、 ca.bin)にも 当 てはまります。3 画 面 に 表 示 さ れる 指 示 に 従 って 操 作 し ます。4 イ ン ス ト ール 後 は、 < ユーザーのホーム ディレク ト リ >\<strong>StarTeam</strong> CP_2008R2 フォルダにある <strong>StarTeam</strong>CP 実 行 可 能 フ ァ イルを 実 行 する か、 イ ン ス ト ール 時 に 選 択 し たデ ィ レ ク ト リ にあ る 同 じ 名 前 のシ ョ ー ト カ ッ ト を 使 用 し ます。40 <strong>Borland</strong> <strong>StarTeam</strong> インストール ガイド


クライアント インストールの 自 動 化他 のプラットフォームへのインストールその 他 のプラ ッ ト フ ォーム 上 で <strong>StarTeam</strong> Cross-Platform Client をインストールするには、ユニバーサル インストールを 使 用 します。1 適 当 な 場 所 にユニバーサル *.tar.gz ファイルを 展 開 します。 このファイルはボーランド Web サイ トからダウンロードできます。2 cd コマンドを 使 用 してインス トールの ./bin フォルダに 移 動 し、 設 定 スク リプトを 実行 します。 これに よ り 、 同 じデ ィ レ ク ト リ に 実 行 可 能 な ス ク リ プ ト が 作 成 さ れます。"starteam" スクリプトを 実 行 して <strong>StarTeam</strong>CP を 起 動 し ます。クライアント インストールの 自 動 化サイレン ト イ ン ス ト ールを 利 用 する と 、 複 数 の ク ラ イ アン ト インストールを 一 度 に 行 うこ と がで き ます。 コ マン ド に -i パラ メータを 付 け 加 えるこ とで、 コマンド ラインから "サイレン ト " モード で ク ラ イ アン ト イ ン ス ト ーラ を 実 行 する こ と がで き ます。 あ る いは、Installer.properties というテキス ト ファイルに INSTALLER_UI=silent 命 令 を 書き 加 え、 そのフ ァ イルを コ マン ド で 指 定 する こ と も で き ます。さらに、Installer.properties ファイルでは、 クライアン トのインス トール 先 ディ レクトリ、SDK インストールのルート ディレク ト リ、 インス トールするコンポーネント、再 起 動 が 必 要 かど う かな ど、 イ ン ス ト ーラ に 渡 すパ ラ メ ータ を 指 定 する こ と も で き ます。サイレント インストールの 実 行" サイレン ト " モード で ク ラ イ アン ト イ ン ス ト ーラ を 実 行 する には、 次 の コ マン ド の 1 つを 使 用 します。1 starteamcp.exe -i silentインストール 先 ディレク ト リ、 インストールの 種 別 などはデフォルト 値 を 使 用 します。2 starteamcp.exe -f installer.properties フ ァ イルに 指 定 さ れてい る カ ス タ マ イ ズ 済 みのパ ラ メ ータ を 使 用 し ます。またはstarteamcp.exeinstaller.properties ファイルがインストーラと 同 じディレクト リに 置 かれてい る 場 合 。installer.properties ファイルには、 少 なく とも 次 の 1 行 が 入 っている 必 要 があります。INSTALLER_UI=silentその 他 に 使 用 でき るオプシ ョ ンの 例 は、 次 の とお り です。表 3.3サイレン ト インストールのオプション識 別 子USER_INSTALL_DIR=c:\\ProgramFiles\\<strong>Borland</strong>\\<strong>StarTeam</strong>Cross-Platform 2008 R2ST_SDKROOT=c:\\Program Files\\<strong>Borland</strong>RESTART_NEEDED=NOUSER_REQUESTED_RESTART=NOCHOSEN_INSTALL_SET=Compact説 明クライアントのインストール パスSDK のインス トール パスインストール 時 のリブートをオフにするインストール 時 のリブートをオフにする[Compact] ( 最 小 ) の 場 合 、 ツールバー と管 理 コ ンポーネン ト を 省 略 し ます。重 要パスの 指 定 には、 ダブル バックスラッシュ (\\) が 必 要 です。第 3 章 : <strong>StarTeam</strong> クライアントのインストール 41


管 理 ユーザー<strong>StarTeam</strong> ク ラ イ アン ト の イ ン ス ト ールには、 コ ン ピ ュータ の 管 理 者 権 限 を 持 つユーザーを使 って 行 う こ と が 重 要 です。その 他 のカスタマイズ<strong>StarTeam</strong> サーバー リスト フ ァ イル と 個 人 用 オプシ ョ ン ファイルを、 サイレント インストールに 含 めることができます。これらのフ ァ イルは、 現 在 ロ グ イ ン し ているユーザーのローカル 設 定 に 置 かれます (た とえば、 C:\Documents and Settings\< ユーザー 名 >\Application Data\<strong>Borland</strong>\<strong>StarTeam</strong>)。 こ れ ら のフ ァ イルに 所 定 の 値 を 入 れておき (<strong>StarTeam</strong> クライアント を 使 用 し てサーバーを 追 加 し、 個 人 用 オプシ ョ ン を 設 定 )、 こ れ ら のフ ァ イルをInstaller.properties ファイルと 同 じ 場 所 にコピーします。 これらのファイルの 名 前を、 次 のテーブルに 示 すよ う に 変 更 し ます。元 のフ ァ イル 名 説 明 インストール ファイル 名1 つのサイ ト の<strong>StarTeam</strong> Server<strong>StarTeam</strong> 個 人 用 オプションserverstarteamservers.xmlstarteam-clientoptions.xmlstarteam-clientdefault-option.xmlstarteam-client-default-options.xml ファイルは、 ユーザーのローカル ホーム設 定 (た と えば、 C:\Documents and Settings\< ユーザー 名 >\ApplicationData\<strong>Borland</strong>\<strong>StarTeam</strong>) にコピーされます。 starteam-client-defaultoptions.xmlファイルがあると、 インストールでは、 (< ユーザー 名 > の 下 の) 既 存 の このフ ァ イルを 上 書 き し ます。 こ のフ ァ イルは、 各 ユーザー 固 有 の ローカル 設 定 で、starteam-client-options.xml フ ァ イルの 今 後 作 成 さ れる 新 し い イ ン ス タ ン スのテンプレー ト と し て 使 用 さ れます。 starteam-client-options.xml の 既 存 のイ ン ス タンスには、 影 響 しません。starteam-servers.xml フ ァ イルがまだ 存 在 し ない 場 合 は、 サーバーは、 イ ン ス ト ール ユーザーのローカル 設 定 にコ ピーされます。 starteam-server.xml ファイルは、 上書 き されません。 インス トールを 行 ったその 時 点 でコンピュータにログオンしていたユーザーのサーバー 設 定 にのみ 影 響 し ます。その 他 の <strong>StarTeam</strong> クライアントのインストールこ の 章 では こ こ まで、 完 全 な 機 能 を 備 えた <strong>StarTeam</strong> Cross-Platform Client のインス トール 方法 を 説 明 してきました。 以 降 の 節 では、 その 他 の <strong>StarTeam</strong> クライアントのインストールに関 する 情 報 を 示 し ます。<strong>StarTeam</strong> Web Edition のインストール<strong>StarTeam</strong> Web Edition は、 Web サーバーにイ ン ス ト ールする 必 要 があ り 、 任 意 の InternetExplorer ブラウザからアクセスできます。 <strong>StarTeam</strong> Web Edition では、 <strong>StarTeam</strong> Extensionsのワークフロー エンジンをサポート します。 <strong>StarTeam</strong> Web Edition のインス トール 手 順 は、『<strong>StarTeam</strong> Web Edition 2008 イ ンス ト ールおよび 管 理 ガイ ド 』 に 記 載 さ れています。<strong>StarTeam</strong> インテグレーション 製 品 のインストール<strong>StarTeam</strong> イ ンテグ レーシ ョ ン 製 品 群 は、 <strong>StarTeam</strong> のインス トール DVD には 収 録 されていません。 インテグレーションは 次 のボーランド Web サイ トからダウンロードできます。http://www.borland.com/us/products/starteam/index.html42 <strong>Borland</strong> <strong>StarTeam</strong> インストール ガイド


Windows 上 でのクライアントのアンインストール<strong>StarTeam</strong> Cross-Platform Client では、 イ ンス ト ールと アン イ ンス ト ールに InstallAnywhere を使 用 し ます。 Windows システム (Server 2003 や XP Professional など) 上 でこの 製 品 をアンイ ン ス ト ールする 際 に 以 下 の Java VM エラーのいずれかが 発 生 した 場 合 は、 Sun の Web サイトから JRE 1.5.0_09 またはそれ 以 前 のバージョ ンをインス トールしなければならない 可能 性 があ り ます。アンインス トール 時 のエラー :■"Can't launch executable. Could not find a suitable Java Virtual machine on your system."( 実 行 可 能 フ ァ イルを 起 動 で き ません。 お 使 いのシ ス テムに 適 切 な Java 仮 想 マシンが 見つか り ませんでし た。)■"Windows error 3 occurred while loading the Java VM."(Java VM のロード 中 に Windows エラー 3 が 発 生 し ま し た。)第 3 章 : <strong>StarTeam</strong> クライアントのインストール 43


44 <strong>Borland</strong> <strong>StarTeam</strong> インストール ガイド


第章4<strong>StarTeam</strong>MPX の Windows へのChapterインストールこの 章 では、 <strong>StarTeam</strong>MPX の 簡 単 な 概 要 と 、 サポー ト 対 象 の Windows システムに<strong>StarTeam</strong>MPX コ ンポーネン ト を イ ン ス ト ールする 方 法 について 説 明 し ます。<strong>StarTeam</strong>MPXEvent Transmitter、 Multicast Service、 および Message Broker は <strong>StarTeam</strong> Enterprise パッケージに 含 まれています。 <strong>StarTeam</strong>MPX File Transmitter および Cache Agent を 使 用 する には、<strong>StarTeam</strong> Enterprise Advantage パ ッ ケージの ラ イ セン スが 必 要 です。『<strong>StarTeam</strong>MPX Administrator's Guide』 には、 <strong>StarTeam</strong>MPX のアーキテ ク チャ、 構 成 、使 い 方 な どの 包 括 的 な 情 報 が 記 載 さ れています。メモ こ の 文 書 が 英 語 以 外 の 言 語 で 書 かれていて も、 こ の 製 品 と イ ン ス ト ール 中 の 画 面 表 示 は、英 語 以 外 の 言 語 には 翻 訳 さ れていません。 イ ン ス ト ール 手 順 は 特 別 に 翻 訳 さ れています。<strong>StarTeam</strong>MPX とは<strong>StarTeam</strong>MPX は、 メ ッ セージをパブ リ ッ シ ュ / サブス ク ラ イブするためのフレームワークです。 こ れを 利 用 する と 、 ク ラ イ アン ト のパフ ォーマン スが 向 上 し、 サーバー 構 成 のスケーラ ビ リ テ ィ を 拡 張 で き ます。 <strong>StarTeam</strong>MPX には、 一 般 的 な コ ンポーネン ト と アプ リケーシ ョ ン 固 有 の コ ンポーネン ト の 両 方 が 含 まれてお り 、 こ れ ら が 一 緒 になって 高 度 なメ ッ セージン グ 機 能 を 提 供 し ます。<strong>StarTeam</strong>MPX を 利 用 する と 、 サーバー 構 成 の リ ポジ ト リ への 変 更 が、 パブ リ ッ シ ュ / サブスクライブ チャ ネルを 介 し て、 暗 号 化 形 式 で <strong>StarTeam</strong> クライアントと <strong>StarTeam</strong>MPXCache Agent にブ ロー ド キ ャ ス ト さ れます。 た と えば、 <strong>StarTeam</strong>MPX Event Transmitter は、変 更 要 求 な どのオブジ ェ ク ト への 変 更 についての 暗 号 化 メ ッ セージをブ ロー ド キ ャ ス ト します。 <strong>StarTeam</strong>MPX File Transmitter はアーカイブ ファイルをブロードキャストします。キャッシング モジュールは、 クライアントがサブスクライブしたイベントを 自 動 的 に 捕 捉し ます。 こ れに よ り 、 ク ラ イ アン ト がサーバーに リ フ レ ッ シ ュ 要 求 を 送 信 する ニーズが 減少 し、 ク ラ イ アン ト のユーザー 応 答 時 間 が 改 善 さ れます。<strong>StarTeam</strong>MPX Cache Agent をインストールして、 ネッ トワーク 上 の 近 い 場 所 にあるキャッシュ フ ァ イルに 設 定 する と 、 チェ ッ ク イ ン 操 作 を 高 速 化 で き ます。 ま た、 ク ラ イ アン ト のチェ ッ ク ア ウ ト 操 作 時 のデータ の 送 信 距 離 が 短 く な り ます。 Cache Agent は、 EventTransmitter や File Transmitter に よ る メ ッ セージやフ ァ イルの 転 送 に 依 存 する <strong>StarTeam</strong>MPXク ラ イ アン ト ですが、 フ ァ イルをチェ ッ ク ア ウ ト する 際 には、 他 の <strong>StarTeam</strong>MPX クライアン トの 役 に 立 ちます。 File Transmitter と Cache Agent は <strong>StarTeam</strong> Enterprise Advantage にのみ 含 まれています。第 4 章 : <strong>StarTeam</strong>MPX の Windows へのイ ンス ト ール 45


<strong>StarTeam</strong>MPX とは<strong>StarTeam</strong>MPX コンポーネント以 下 に 説 明 する <strong>StarTeam</strong>MPX コンポーネントのほとんどは、 別 々にインストールされます。 ト ラ ン ス ミ ッ タは、 <strong>StarTeam</strong> Server のインス トールに 含 まれています。<strong>StarTeam</strong> トランスミッタEvent Transmitter と File Transmitter の 2 種 類 の ト ラ ン ス ミ ッ タ があ り ます。Event TransmitterEvent Transmitter は、 興 味 のあるイベントをクライアントにサブスクライブします。EventTransmitter は、 受 け 取 ったイベン ト 情 報 を XML 形 式 の メ ッ セージに 変 換 し、 暗 号 化 し てから、 Message Broker にパブ リ ッ シュ し ます。 メ ッセージは ト ピ ッ クに 割 り 当 てられるため、 その メ ッ セージに 付 随 する 内 容 (プ ロ ジ ェ ク ト / ビュー、 アイテム タイプ、 イベントタ イ プな ど) に 対 し て 関 心 を 持 つ ク ラ イ アン ト にそれを 配 信 する こ と がで き ます。 EventTransmitter は <strong>StarTeam</strong> Server と 同 じ コ ン ピ ュータにイ ン ス ト ールし ます。 また、 サーバーと 同 じ ビル ド 番 号 でなければな り ません。File TransmitterFile Transmitter は、 フ ァ イルの 内 容 を Message Broker を 介 して 1 つ 以 上 の リ モー ト CacheAgent にブロード キャ ス ト し ます。 Event Transmitter と 同 様 に、 File Transmitter も <strong>StarTeam</strong>Server と 同 じ コ ン ピ ュータ に イ ン ス ト ールする 必 要 があ り ます。 ま た、 サーバー と 同 じ ビル ド 番 号 でなければな り ません。<strong>StarTeam</strong> Message BrokerMessage Broker は、 パブ リ ッ シ ュ / サブス ク ラ イブ メッセージング エンジンで、 メ ッセージをサブスクライバ コンポーネントにトピック ベースでブ ロー ド キ ャ ス ト し ます。Message Broker は、 ネ ッ ト ワー ク 処 理 のオーバーヘ ッ ド を 減 らすために、 別 のマシン 上 で実 行 できるスタンドアロン プロセスです。 Message Broker は、 TCP/IP (ユニキ ャ ス ト )メ ッ セージン グ を 使 用 し て、 各 受 信 者 に メ ッ セージをブ ロー ド キ ャ ス ト し ます。Message Broker は、 Event Transmitter か ら 暗 号 化 さ れた XML メッセージを 受 け 取 ったり、File Transmitter か ら 暗 号 化 フ ァ イルを 受 け 取 って、 それを 適 切 な ク ラ イ アン ト へ 転 送 し ます。 情 報 は、 ユニキ ャ ス ト (TCP/IP) 接 続 プロファイルを 介 して、Message Broker から、その Message Broker にサブス ク ラ イ ブ し た ク ラ イ アン ト に 直 接 送 信 さ れます。 マルチキ ャスト 接 続 プロファイルを 使 用 してサブスクライブしたクライアントの 場 合 は、MessageBroker は 情 報 を 適 切 な Multicast Service に 転 送 し ます。 次 に、 Multicast Service はそれを クラ イ アン ト に 中 継 し ます。<strong>StarTeam</strong> Multicast ServiceMulticast Service は、 Message Broker にブロード キャ ス ト 機 能 を 追 加 するオプシ ョ ンのプロセスです。 ただし、 今 回 Multicast Service を 使 用 でき るのは リ モー ト Cache Agent のみです。Multicast Service は、 Message Broker が 送 信 する の と 同 じ 情 報 を 配 信 し ますが、 その 配 信 にTCP/IP ユニキャス ト 通 信 ではな く IP マルチキャ ス ト メ ッ セージングを 使 用 し ます。 つまり、 サブスクライブしたクライアントの 数 に 関 係 なく、 どの 情 報 も 1 度 しか 送 信 されません。 こ のため、 ク ラ イ アン ト 数 が 増 加 し て も ネ ッ ト ワーク ト ラ フ ィ ッ ク が 比 較 的 一 定 に 保たれ、 ユーザー 数 の 多 い 環 境 でのネ ッ ト ワーク の 混 雑 が 軽 減 され、 スケーラ ビ リ テ ィ が 向上 します。<strong>StarTeam</strong> Cache AgentCache Agent は、 永 続 的 なフ ァ イル キャッシングを 追 加 します。 MPX 対 応 のサーバー 構 成には、 それぞれ 1 つのルー ト Cache Agent があ り ます。 1 つ 以 上 の リ モー ト Cache Agent を企 業 全 体 に 配 布 する こ と がで き ます。ルー ト Cache Agent は、 サーバー 構 成 のデータ 保 管 庫 と キ ャ ッ シ ュ に 直 接 作 用 し ます。ルー ト Cache Agent は、 リ モー ト Cache Agent か ら 転 送 さ れて き た 不 明 フ ァ イルに 対 する 要求 を 処 理 し ます。 そ し て、 ネ ッ ト ワー ク やプ ロ セ スの 停 止 期 間 後 の リ モー ト キャッシュの" ファイルキャッチアップ" を 支 援 し ます。46 <strong>StarTeam</strong> インストール ガイド


<strong>StarTeam</strong>MPX のシステム 要 件Cache Agent が 動 作 し ている <strong>StarTeam</strong> ク ラ イ アン ト は、 利 用 可 能 な 任 意 の Cache Agent からファイルを 取 得 できます。" ネッ ト ワーク 上 で 近 い" Cache Agent を 利 用 して、 ク ラ イアン ト はフ ァ イル チェッ クアウト のパフ ォーマン ス を 向 上 さ せ、 <strong>StarTeam</strong> Server への 要 求 を 削 減 で き ます。 こ れに よ って、 サーバー リ ソースは、 余 分 なタ ス クやユーザーから 解 放 されます。<strong>StarTeam</strong>MPX のシステム 要 件<strong>StarTeam</strong>MPX をインストールする 前 に、 <strong>StarTeam</strong> Server をインストールする 必 要 があります。 <strong>StarTeam</strong>MPX のトランスミッタは、<strong>StarTeam</strong> Server システムの 一 部 なので、 そのシステム 要 件 は <strong>StarTeam</strong> Server と 同 じです。Message Broker と Multicast Service のシステム 要件オペレーテ ィ ング システム ハー ド ウ ェ ア その 他 のソ フ ト ウ ェ アMicrosoft Windows Server 2003 および Server 2003 R2(32 ビット バージ ョ ン)400 MHz の Pentium Pro プロセッサと 128 MB の RAM を 備 えたコンピュータ■ Adobe Reader 4.0 以 降Sun Solaris(SunOS 5.8 または 5.9)以 下 の 仕 様 の Sun Ultra-250 (SunUltra-4 推 奨 )■■■512 MB メモリ8 GB ディスク 容 量2 GB スワップ 容 量Cache Agent のシステム 要 件■ TCP/IP (ソケッ ト)■ Solaris 用 の <strong>StarTeam</strong> Server に 必要 な SunOS パッチ■ Adobe Reader 4.0 以 降これらの 要 件 は、 50 ~ 100 人 のメ ンバを 抱 えるチームには 十 分 です。 サイズの 異 なるチームに 対 する 提 言 については、 表 の 下 の 段 落 を 参 照 し て く だ さ い。オペレーテ ィ ング システム ハー ド ウ ェ ア その 他 のソ フ ト ウ ェ アMicrosoft Windows Server 2003 および Server 2003 R2(32 ビット バージ ョ ン)Sun Solaris(SunOS 5.8 または 5.9)■■■■■■■■■1 CPU P4 1Ghz 以 上256 MB 以 上 の メ モ リキャッシュ サイズに 対 して 適 切なデ ィ ス ク 、 高 速 なデ ィ ス ク が 望ましいが、 必 須 ではない100Mbit 以 上 の NICDual CPU UltraSpark III800 MHz512 MB メモリキャッシュ サイズに 対 して 適 切なデ ィ ス ク 、 高 速 なデ ィ ス ク が 望ましいが、 必 須 ではない100 Mbit 以 上 の NICWindows シ ス テムでは、 チームが 小 さ い 場 合 は、 よ り 小 さ な コ ン ピ ュータ を 使 用 で き ます。 た と えば、 Windows シ ス テムで 開 発 者 が 50 人 未 満 の 場 合 、 128 MB メ モ リ の 低 速 なCPU で も 大 丈 夫 です。 チームが 大 き い (200 人 を 超 えるユーザーがいる) 場 合 は、 よ り 高速 な CPU (デュ アル CPU な ど) を 使 用 する 必 要 があ り ます。Solaris シ ス テムでは、 チームが 小 さ い 場 合 は、 よ り 小 さ な コ ン ピ ュータ を 使 用 で き ます。たとえば、 Solaris シ ス テムで 開 発 者 が 50 人 未 満 の 場 合 、 256 MB メ モ リ の 低 速 な CPU でも 大 丈 夫 です。 チームが 大 きい (ユーザーが 200 人 を 超 え る) 場 合 は、 よ り 高 速 な CPU(クワド CPU など) を 使 用 する 必 要 があ り ます。■Adobe Reader 4.0 以 降■ TCP/IP (ソケッ ト)■ Solaris 用 の <strong>StarTeam</strong> Server に 必要 な SunOS パッチ■ Adobe Reader 4.0 以 降第 4 章 : <strong>StarTeam</strong>MPX の Windows へのイ ンス ト ール 47


<strong>StarTeam</strong>MPX のインストール<strong>StarTeam</strong>MPX の 構 成<strong>StarTeam</strong>MPX コ ンポーネン ト を イ ン ス ト ールする 場 所 は、 ユーザーの 分 布 状 況 、 ネ ッ トワー ク 、 および 目 的 に よ って 異 な り ます。<strong>StarTeam</strong>MPX の 構 成 についての 詳 細 情 報 は、 『<strong>StarTeam</strong>MPX Administrator’s Guide』 を参 照 し て く だ さ い。 こ のガ イ ド には、 [ スタート|プログラム|<strong>Borland</strong> <strong>StarTeam</strong> |<strong>StarTeam</strong> Server 2008 R2 |ドキュメント ] メニューからアクセスできます。<strong>StarTeam</strong>MPX のインストール重 要メモ<strong>StarTeam</strong>MPX Multicast Service、 Message Broker、 および Cache Agent は、 <strong>StarTeam</strong> Server とは 独 立 に イ ン ス ト ールし て 登 録 し ます。 各 製 品 の イ ン ス ト ール 手 順 は、 以 降 のセ ク シ ョ ンで 説 明 し ます。インストーラは Java ベースで VM がバン ドルされていないので、 Windows 以 外 のオペレーテ ィ ング システムに MPX、 Cache Agent、 および Event Transmitter をインストールする 際 には、 使 用 する VM を 指 定 する 必 要 があ り ます。例 : ./mpxserver.bin LAX_VM /usr/java/latest/jre/bin/java<strong>StarTeam</strong>MPX Event Transmitter と File Transmitter は、 こ れ ら を 使 用 する 予 定 があ る 場 合 は、<strong>StarTeam</strong> Server と 一 緒 に 自 動 的 に イ ン ス ト ール さ れます。 次 のセ ク シ ョ ンでは、 ト ラ ン スミッタ 用 の XML ファイルの 生 成 について 説 明 します。<strong>StarTeam</strong>MPX Event Transmitter は、 標 準 の Enterprise ライセンスに 含 まれています。<strong>StarTeam</strong>MPX File Transmitter を 使 用 する には、 <strong>StarTeam</strong> Enterprise Advantage ライセンスが必 要 です。<strong>StarTeam</strong>MPX Multicast Service、 Message Broker、 および Cache Agent をインストールするには、 <strong>StarTeam</strong> インストール DVD から <strong>StarTeam</strong>MPX Setup プログラムにアクセスします。<strong>StarTeam</strong>MPX をインストールする 前 に <strong>StarTeam</strong> Server をインストールする 必 要 があります。<strong>StarTeam</strong>MPX の 詳 細 については、 『<strong>StarTeam</strong>MPX Administrator’s Guide』 を 参 照 し て ください。トランスミッタ 用 XML ファイルの 生 成<strong>StarTeam</strong> Server のインス トールと 同 時 にト ランス ミ ッタをインス トールすると、 ト ランスミッタ テンプレート ファイル (MPXEventTransmitterTemplate.xml とMPXFileTransmitterTemplate.xml) が、 サーバーのイ ン ス ト ール フォルダのサブフォルダの EventServices フォルダにインストールされます。イ ン ス ト ール 時 に 既 存 の 構 成 が 存 在 し てい る 場 合 は、 既 存 の 構 成 ご と に、 構 成 固 有 の ト ランス ミ ッタ XML ファイル セ ッ ト が 自 動 的 に 作 成 さ れます。 構 成 固 有 の XML ファイル(MPXEventTransmitter.xml と MPXFileTransmitter.xml) は、 XML テンプレート ファイルを EventServices フ ォルダの 構 成 固 有 のサブフ ォルダにコ ピーする こ と によ って 作 成 さ れます。 た と えば、 StarDraw サンプル サーバー 構 成 が 存 在 する と 、 StarDrawという 名 前 の EventServices のサブフ ォルダが 作 成 さ れます。新 し い 構 成 が 定 義 さ れた 場 合 、 構 成 固 有 の XML フ ァ イルが 自 動 的 に 生 成 さ れる かど う かは、 その 構 成 の 作 成 方 法 に よ り ます。■サーバー 管 理 ツールを 使 用 し て、 新 し い 構 成 を 作 成 し た 場 合 は、 サーバー 固 有 のMPXEventTransmitter.xml と MPXFileTransmitter.xml が 自 動 的 に 生 成 さ れます。 サーバー 管 理 ツールが、 最 新 の XML テンプレート ファイルを EventServicesフ ォルダの 構 成 固 有 のサブフ ォルダに コ ピーし、 その 名 前 か ら "Template" を 削 除 するこ と に よ って、 こ れを 実 行 し ます。■<strong>StarTeam</strong> Server のコマンド ライン インターフェイスを 使 用 して、 新 しい 構 成 を 作 成 した 場 合 は、 構 成 固 有 の XML フ ァ イルは 作 成 さ れません。 新 し い 構 成 を MPX 対 応 に したい 場 合 は、 EventServices フ ォルダに 構 成 固 有 のサブフ ォルダを 作 成 する 必 要 があ り ます。 構 成 固 有 のサブフ ォルダの 名 前 は、 構 成 名 と 同 じ にする 必 要 があ り ます。次 に、 XML テンプレート ファイルを EventServices フ ォルダの 構 成 固 有 のサブフ ォルダにコ ピーし、 その 名 前 から "Template" を 削 除 します。 必 要 に 応 じて、 この 新 しいXML ファイルを 編 集 します。48 <strong>StarTeam</strong> インストール ガイド


Message Broker と Multicast Service のインストール構 成 固 有 の XML テンプレート フ ァ イルの 詳 細 については、 『<strong>StarTeam</strong>MPXAdministrator's Guide』 の 「Understanding Connection Profiles」 を 参 照 し て く だ さ い。Message Broker と Multicast Service のインストールMessage Broker は、 <strong>StarTeam</strong> Server がインス トールされているのと 同 じコンピュータにインストールできます。 または、 別 のコンピュータにインストールしてもかまいません。MPX 対 応 の <strong>StarTeam</strong> Server にユニキャ ス ト メッセージング サービ ス を 提 供 する には、 少なくとも 1 つはユーザー 環 境 内 に Message Broker がインス トールされていなければなり ません。 自 分 達 のニーズに 対 応 する ために 1 つ 以 上 の Message Broker をインストールしたい場 合 は、 『<strong>StarTeam</strong>MPX Administrator’s Guide』 の 「Understanding Clouds」 を 参 照 してください。Multicast Service はオプシ ョ ン サービ スで、 よ り 大 規 模 な 環 境 でのネ ッ ト ワー ク 要 求 を 軽減 する ために 使 用 で き ます。 Multicast Service を 使 用 する 場 合 は、 各 ローカル ネッ ト ワーク コミュニティに 1 つだけ Multicast Service をインストールする 必 要 があります。Multicast Service は、 ただ 1 つの Message Broker と 通 信 し なければな り ません。 通 常 、Multicast Service は、 その Message Broker と 同 じコンピュータにインス トールします。Message Broker と Multicast Service を Windows にインス トールするには :1 Message Broker を イ ン ス ト ールし たい コ ン ピ ュータ で、 管 理 者 、 ま たは 管 理 者 権 限 を 持つユーザーと し て ロ グ イ ン し ます。2 DVD ドライブに <strong>StarTeam</strong> 2008 Release 2 インストール DVD をセッ ト します。[<strong>Borland</strong> <strong>StarTeam</strong> 2008 Release 2 ランチャー] ウ ィ ン ド ウ が 自 動 的 に 表 示 さ れます。3 こ のウ ィ ン ド ウ が 表 示 さ れない 場 合 は、 以 下 の 手 順 を 使 って 表 示 で き ます。abcWindows エ ク スプ ローラ を 実 行 し ます。DVD ド ラ イ ブに 該 当 する ド ラ イ ブ 文 字 を ク リ ッ ク し ます。右 ペイ ンに 表 示 さ れた Setup プ ロ グ ラ ム を 起 動 し ます (た と えば、 "setup" または"setup.exe" をダブル ク リ ッ ク し ます)。<strong>StarTeam</strong> 2008 Release 2 インストール メイン メニューが 表 示 されます。4 [ 製 品 の イ ン ス ト ール ] をク リ ックします。5 [ サーバー アプ リ ケーシ ョ ン ] をクリ ックします。6 [MPX Services] をクリ ックします。こ の 選 択 では、 Message Broker と Multicast Service の 両 方 が 同 じデ ィ レ ク ト リ にイ ン ストールされます。7 画 面 上 の 指 示 に 従 います。Message Broker と Multicast Service はサービス と してイ ンス ト ールされるので、 それら を 自動 サービ ス と し て イ ン ス ト ールするか、 手 動 サービ ス と し て イ ン ス ト ールするかを 選 択 します。セッ トアップ プログラムは、 Message Broker と Multicast Service がそれぞれデフォル ト のポー ト 番 号 5101、 5104 を 使 用 する こ と を 前 提 に し ています。 別 のエン ド ポ イ ン ト を 使 用したい 場 合 は、 セッ トアップ プ ロ グ ラ ムの 完 了 後 に、 STMessageBroker67.ini ファイルと STMulticastService67.ini フ ァ イルを 編 集 し ます。 詳 細 については、『<strong>StarTeam</strong>MPX Administrator’s Guide』 の 「Changing the Endpoint of a Message Broker」と 「Changing the Endpoint of a Multicast Service」 を 参 照 し て く だ さ い。第 4 章 : <strong>StarTeam</strong>MPX の Windows へのイ ンス ト ール 49


Cache Agent のインストールMessage Broker のアップグレードMessage Broker の 複 数 の リ リ ース を 同 一 のコ ンピ ュータで 実 行 でき ます。 ただしそれぞれ別 のポー ト を 使 用 する 必 要 があ り ます。 同 じ コ ンピ ュータで 同 じポー ト を リ ス ン し ている場 合 は、 同 時 に 6.7 と 6.8 Message Broker (または 6.4 と 6.8) を 起 動 で き ません。 同 時 に 起動 する と 、 競 合 状 態 にな り 、 2 番 目 に 起 動 し たほ う でエ ラーが 発 生 し ます。Message Broker を <strong>StarTeam</strong> Server 2005 R2、 2006 や 2008 と 使 用 する 場 合 は、 MessageBroker 6.7 をア ッ プグ レー ド する 必 要 があ り ます。 Message Broker 6.8 は 6.7 の jar ファイルを 使 用 する MPX の 他 の コ ンポーネン ト と 正 常 に 動 作 し ます。Message Broker 6.8 にア ッ プグ レー ド する には、 次 の 推 奨 手 順 を 実 行 し ます。1 Message Broker 6.8 を Message Broker 6.7 と 同 じコンピュータにインストールし、 インスト ーラ で 自 動 起 動 サービ ス と し て 設 定 し ます。2 STMessageBroker67.ini ファイルをカスタマイズしている 場 合 は、 Message Broker6.8 で こ のフ ァ イルを 再 利 用 で き る よ う に、 Message Broker 6.8 のインス トール フォルダに 新 し い 名 前 (STMessageBroker68.ini) でコピーします。3 Message Broker 6.7 を 停 止 し、 自 動 的 に 開 始 さ れない よ う に 対 応 サービ ス (<strong>StarTeam</strong>Message Broker 6.7) を 手 動 に 設 定 し ます。4 Message Broker 6.8 を 開 始 し ます。5 すべて 正 常 に 動 作 する こ と を 確 認 し、 Message Broker 6.7 をアンインス トールします。Cache Agent のインストール以 下 のセ ク シ ョ ンでは、 ア ッ プグ レー ド の 問 題 、 プ リ イ ン ス ト ールの 問 題 、 および CacheAgent のイ ン ス ト ール 方 法 について 説 明 し ます。Cache Agent は、 1 つ 以 上 の Cache Agent を 使 用 する 任 意 の コ ン ピ ュータ に 1 度 だけ イ ン スト ールする 必 要 があ り ます。 必 要 に 応 じ て、 い く つでも Cache Agent のインスタンスを 実行 でき ますが、 それぞれに 異 な る XML ファイルが 必 要 です。Cache Agent のシステム 要 件の 詳 細 については、 47 ページの 「Cache Agent のシ ス テム 要 件 」 を 参 照 して く ださい。ルー ト Cache Agent のデフ ォル ト の XML ファイルは RootCAConfig.xml です。リ モー トCache Agent のデフ ォル ト の XML ファイルは RemoteCAConfig.xml です。 Cache Agentをインストールする 際 には、 初 期 の Cache Agent 構 成 フ ァ イル も セ ッ ト ア ッ プ し ます。 このため、 インス ト ール 時 に、 ルー ト Cache Agent か リモート Cache Agent のいずれかを 選択 しなければなり ません。 後 から、 同 じコンピュータ 上 に 同 じタイプまたは 異 なるタイプの Cache Agent 用 の 別 の 構 成 フ ァ イルを 作 成 する こ と も で き ます。50 <strong>StarTeam</strong> インストール ガイド


Cache Agent のインストール<strong>StarTeam</strong>MPX Cache Agent のアップグレードメモ<strong>StarTeam</strong>MPX Cache Agent は、 以 前 の リ リ ースがイ ン ス ト ールされたマシンにイ ン ス ト ールでき ます。その 目 的 は、 古 い リ リ ースか ら 新 し い リ リ ースにサーバー 構 成 を 移 行 する ためです。Cache Agent は、 アプ リ ケーシ ョ ン またはサービ スのいずれかで 実 行 でき ます。 同 じ マシン 上 で 複 数 の Cache Agent イ ン ス タ ン ス を 実 行 する こ と も で き ます。 ただ し、 それぞれに固 有 の 構 成 フ ァ イルが 必 要 です。デフォル ト では、 簡 単 のために、 インス トール 時 に 手 動 の Cache Agent サービ スが 作 成 されます。 イ ン ス ト ール 時 に、 既 存 の Cache Agent サービ ス (た と えば、 以 前 の リ リ ースのもの) が 検 出 された 場 合 は、 そのことがユーザーに 通 知 され、 サービスのセッ トアップは行 われません。■少 な く と も 1 つ Cache Agent サービ スが 既 に 存 在 する 場 合 は (た と えば、HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\ControlSet001\Services\CacheAgentService が 既 に 存 在 する 場 合 )、 新 し い Cache Agent サービ スは 作 成 されません。 その 代 わり、 インス トーラには、 古 い Cache Agent サービ スが 検 出 されたので、 新 しい Cache Agent サービ スは 作 成 さ れない こ と を 示 す 警 告 メ ッ セージが 表 示 さ れます。 警 告 には 次 のよ う なア ド バイ スが 書 かれています。ab既 存 の Cache Agent サービ スが も う 必 要 でない 場 合 は、 以 前 の リ リ ースの CacheAgent をアンインス トールするか、 以 前 のリ リースを 使 用 して、 コンソール ウ ィンドウから "CacheAgentService -unregister" を 実 行 し、 既 存 の Cache Agent の登 録 を 解 除 し ます (こ の 操 作 は 省 略 可 能 です。 古 い リ リ ース ( 古 い リ リ ース 用 のサービ ス を 含 む) が 残 っていて も かまいません)。イ ン ス ト ールし たばか り の リ リ ースに 対 応 する 各 Cache Agent サービ ス 用 の 適 切 な 構成 フ ァ イルを 作 成 し ます。 以 前 の リ リ ースの Cache Agent の 構 成 フ ァ イルを 再 利 用 して、 それを 新 し い 場 所 にコ ピーする こ と も で き ます。 複 数 の Cache Agent インスタンスで 使 用 する には、 構 成 フ ァ イルの 名 前 を 変 更 する 必 要 があ り ます。c 今 インス トールした リ リースを 使 用 して、 各 Cache Agent サービ ス ご と にコ ン ソールウィンドウから "CacheAgentService -register" を 実 行 し ます。 新 し く 作 成 されたサービ ス ご と に、 一 意 のサービ ス 名 を 定 義 する ために、 "-name" パラ メータが使 われます。■古 い Cache Agent がインス トールされていても、Cache Agent サービ スが 現 在 登 録 さ れていない 場 合 は、 インス ト ーラは、 あたかも 以 前 の リ リ ースが 存 在 しなかったかのよ うに 新 しいサービ ス を 作 成 し ます。■古 い Cache Agent がインス トールされている 場 合 は、 ルート またはリモートのキャッシュ エージ ェ ン ト を イ ン ス ト ールする かど う かの 判 断 や 構 成 情 報 の 入 力 を 求 め ら れることはありません。サンプル ファイル (SampleRemoteCacheAgentConfig.xml とSampleRootCacheAgentConfig.xml) は ( 通 常 どお り ) イ ン ス ト ール さ れますが、RootCAConfig.xml ファイルや RemoteCAConfig.xml ファイルは 作 成 されません。Cache Agent の 構 成 についての 詳 細 情 報 は、 『<strong>StarTeam</strong>MPX Administrator’s Guide』 を 参照 してください。 このガイ ドには、 [ スタート|プログラム|<strong>Borland</strong> <strong>StarTeam</strong> |<strong>StarTeam</strong> Server 2008 R2 |ドキュメント ] メニューからアクセスできます。第 4 章 : <strong>StarTeam</strong>MPX の Windows へのイ ンス ト ール 51


Cache Agent のインストールCache Agent をインストールする 前 に<strong>StarTeam</strong>MPX コンポーネントをインストールする 前 に、 まず <strong>StarTeam</strong> Server がインストールされていなければなりません。 <strong>StarTeam</strong> Server をインストールした 後 は、 その 他 のコ ンポーネン ト は 任 意 の 順 序 で イ ン ス ト ールで き ます。以 下 は、 <strong>StarTeam</strong>MPX コ ンポーネン ト を イ ン ス ト ールする 際 の 推 奨 手 順 です。1 <strong>StarTeam</strong> Server をインストールします。 Event Transmitter と File Transmitter は <strong>StarTeam</strong>Server と 一 緒 に 自 動 的 に イ ン ス ト ール さ れます。2 MPX サービ ス (Message Broker と Multicast Service) をインス トールします。 これらのイ ン ス タ ン ス を 複 数 実 行 する こ と も で き ます。 ルー ト Cahce Agent は Message Broker を1 つ 持 っていなければな り ません。 一 方 、 リ モー ト Cahce Agent は、 Message Broker または Multicast Service のいずれかを 使 用 で き ます。3 ルー ト Cache Agent をインストールします。 これは、 たとえ、 マシン 上 に 複 数 のサーバー 構 成 が 存 在 する 場 合 で も、 各 マシンに 1 回 だけ イ ン ス ト ールする 必 要 があ り ます。複 数 の <strong>StarTeam</strong> Server 構 成 をサポー ト する には、 複 数 の イ ン ス タ ン ス を 実 行 し ます。各 サーバー 構 成 には、 独 自 のルー ト キャッシュ エージェ ン ト インスタンスが 必 要 になります。4 リモート Cache Agent をインストールします。 これは、 ルート Cache Agent と 同 じインス ト ーラです。 リ モー ト マシンには 1 つ 以 上 の コ ピーを イ ン ス ト ールで き ます。リモート Cahce Agent は、 ルー ト Cahce Agent と 同 じ Message Broker を 使 用 できます。 ただし、 分 散 し たチーム、 特 に 距 離 が 離 れてい る 場 合 は、 複 数 の Message Brokers を 使 用 する ことをお 勧 めします。 実 際 には、 リモート Cahce Agent は、 通 常 リ モー ト の Message Brokerを 使 用 します。 Multicast Service には、 よ り 大 き な 構 成 と ネ ッ ト ワー ク 性 能 が 必 要 にな る ので、 Multicast Service の 使 用 は、 高 度 な Cache Agent 構 成 と 見 なすこ と がで き ます。ルー ト Cache Agent を 起 動 する 前 に、 以 下 を 実 行 し ます。1 Cache Agent を 使 用 する 予 定 のサーバー 構 成 をそれぞれ 起 動 し ます。 こ れに よ り 、 FileTransmitter に よ って、 各 サーバー 構 成 用 の CacheJournal.dat ファイルが 生 成 されます。初 めてサーバー 構 成 が File Transmitter を 使 用 する 際 に、 File Transmitter はそのサーバー構 成 のデータ 保 管 庫 キ ャ ッ シ ュ を ス キ ャ ン し、 新 規 に CacheJournal.dat ファイルを 生 成 し ます。 こ の 処 理 では、 キ ャ ッ シ ュ 内 の 各 フ ァ イルの MD5 を 計 算 する ため、 完了 までに 1 時 間 以 上 時 間 がかか る 場 合 があ り ます。 フ ァ イルが 作 成 さ れる と 、 サーバーは 利 用 で き ます。 キ ャ ッ シ ュ のス キ ャ ンが 完 了 する と 、 フ ァ イル 内 容 の 転 送 が 始 ま ります。 エラーが 発 生 した 場 合 は、 それがサーバーのログ ファイルに 記 録 されます。2 ( 省 略 可 能 ) MPXFileTransmitter.xml ファイルの MaxJournalAge パラ メータの値 を 変 更 し、 Journal フ ァ イル 内 にレ コー ド を 保 持 する 最 大 日 数 を 指 定 する こ と も で きます。 予 め 設 定 されている 値 は 180 日 です。 Journal フ ァ イルか ら 期 限 切 れ(MaxJournalAge の 値 を 超 えた) のレ コード が 削 除 されるのは、 関 連 する 構 成 に 対 してサーバー アプ リ ケーシ ョ ンが 起 動 されたと きだけです。52 <strong>StarTeam</strong> インストール ガイド


Cache Agent のインストールCache Agent のインストールCache Agent がルー ト Cache Agent と し て 動 作 する か、 リ モー ト Cache Agent と し て 動 作 する かは、 その 構 成 に よ ってのみ 決 ま り ます。 Cache Agent のインス トールはどちらの 場 合も 同 様 です。 ただ し、 イ ン ス ト ール 先 の コ ン ピ ュータ について 考 慮 すべき 点 が 異 な り ます。■ルー ト Cache Agent は、 それがサポー ト する サーバー 構 成 のデータ 保 管 庫 にア ク セスする 必 要 があ り ます。 したがって、 <strong>StarTeam</strong> Server と 同 じコンピュータにインス トールします。 あるいは、 ルート Cache Agent が、 それに 対 応 する サーバー 構 成 と CPU やネ ットワーク I/O を 取 り 合 わないよ う にするために、 別 のコンピュータにインス ト ールするこ と も で き ます。 ただ し、 その 場 合 は、 Cache Agent が、 共 有 ネ ッ ト ワーク ドライブを介 し て、 データ 保 管 庫 と CacheJournal.dat ファイルにアクセスしなければなりません。 し たがって、 こ の 方 法 を 選 択 する のは、 高 速 なネ ッ ト ワー ク ファイル システムが 配 備 されている 場 合 のみにし て く だ さい。■リモート Cache Agent は、 フ ァ イル チェ ッ ク ア ウ ト のパフ ォーマン ス 向 上 が 見 込 め る よう な 場 所 に イ ン ス ト ールする 必 要 があ り ます。 1 つのアプローチは、 ローカル ユーザーが 高 速 LAN を 介 してアクセスでき るネッ ト ワーク 環 境 ご とに、 1 つの Cache Agent をインス トールすることです ( 例 : 本 社 に 2 つの リ モー ト Cache Agent をインストールし、開 発 部 門 と QA 部 門 にそれぞれ 1 つずつ 割 り 当 て ます。 3 つ 目 の リ モー ト Cache Agentをシカゴ オフ ィ スに、 4 つ 目 を ロ ン ド ン オフ ィ スに イ ン ス ト ールし ます)。 も う 1 つ 有効 な Cache Agent の 使 い 方 は、 ビル ド ユーテ ィ リ テ ィ などのチェ ッ ク ア ウ ト が 集 中 するアプリケーション 専 用 のコンピュータに、 インスタンスを 1 つインス トールする 方 法です。 企 業 全 体 に イ ン ス ト ールで き る Cache Agent の 数 に 制 限 はあ り ません。 ただし、各 Cache Agent は 1 つの Message Broker にアクセスする 必 要 があ り ますので、 1 つのメッセージング グループ 内 に 最 大 10 個 までが 良 いでし ょ う。 メ ッセージング グループの 詳 細 については、 『<strong>StarTeam</strong>MPX Administrator’s Guide』 の 「UnderstandingClouds」 を 参 照 し て く だ さ い。ルー ト Cache Agent またはリモート Cache Agent をインストールするには:1 Cache Agent を イ ン ス ト ールし たい コ ン ピ ュータ で、 管 理 者 、 ま たは 管 理 者 権 限 を 持 つユーザーと して ロ グ イ ン し ます。2 DVD ドライブに <strong>StarTeam</strong> 2008 Release 2 インストール DVD をセッ ト します。[<strong>Borland</strong> <strong>StarTeam</strong> 2008 Release 2 ランチャー] ウ ィ ン ド ウ が 自 動 的 に 表 示 さ れます。3 こ のウ ィ ン ド ウ が 表 示 さ れない 場 合 は、 以 下 の 手 順 を 使 って 表 示 で き ます。abcWindows エ ク スプ ローラ を 実 行 し ます。DVD ド ラ イ ブに 該 当 する ド ラ イ ブ 文 字 を ク リ ッ ク し ます。右 ペイ ンに 表 示 さ れた Setup プ ロ グ ラ ム を 起 動 し ます (た と えば、 "setup" または"setup.exe" をダブル ク リ ッ ク し ます)。<strong>StarTeam</strong> 2008 Release 2 インストール メイン メニューが 表 示 されます。4 <strong>StarTeam</strong> 2008 Release 2 メイン メニューで [ 製 品 の イ ン ス ト ール ] をクリ ックします。5 [ サーバー アプ リ ケーシ ョ ン ] をクリ ックします。6 [Cache Agent] をクリ ックします。これによって、 ルート Cache Agent とリモート Cache Agent のいずれかを イ ン ス ト ールできます。7 画 面 に 表 示 さ れる 指 示 に 従 って 操 作 し ます。abc英 語 以 外 のバージ ョ ンの 場 合 は、 ド ロ ッ プダ ウ ン リストから 言 語 を 選 択 して [OK]をクリ ックします。[Introduction] ダ イ ア ロ グの 情 報 を 読 み、 [Next] をク リ ックします。[License Agreement] ダイアログで、 以 下 を 行 います。1 ラ イ セン ス 契 約 の 条 項 を 読 みます。2 [I accept the terms of the License Agreement] オプシ ョ ン ボ タ ン を 選 択 し ます。ラ イ セン ス 契 約 に 同 意 し ない 場 合 は、 製 品 を イ ン ス ト ールする こ と はでき ません。3 [Next] をク リ ックします。第 4 章 : <strong>StarTeam</strong>MPX の Windows へのイ ンス ト ール 53


Cache Agent のインストール8 インストール フォルダを 選 択 します。 デフォルトのインストール フォルダは C:\Program Files\<strong>Borland</strong>\<strong>StarTeam</strong>MPX Cache Agent 2008 R2 です。9 次 に、 ルー ト Cache Agent、 またはリモート Cache Agent の イ ン ス ト ールを 選 択 し ます。10 ルー ト Cache Agent を イ ン ス ト ールする 場 合 は、 以 下 の 入 力 が 求 め ら れます。Message Broker Address :ルート Cache Agent が、 他 の Cache Agent やクライアン トと 通 信 する ために 使 用 する MPX Message Broker のホス ト 名 またはアド レスを 入 力 します。 必 要 に 応 じ て、 こ の 値 の 前 にプロ ト コル (tcp:)、 後 ろにポー ト 番 号 (:1234) を付 ける こ と ができ ます。 Message Broker がデフ ォル ト のポー ト 5101 を 使 用 していない場 合 は、 ポー ト 番 号 を 指 定 し なければな り ません。 た と えば、 以 下 の よ う に 入 力 し ます。tcp:MBServer1:5123ルー ト Cache Agent は、 Multicast Service ではな く 、 パブ リ ッ シュ / サブス ク ラ イブ 通 信のために Message Broker を 使 う 必 要 があ り ます。<strong>StarTeam</strong> Configuration’s Repository Folder : Cache Agent がサポー ト するサーバー構 成 用 のデータ 保 管 庫 キ ャ ッ シ ュ を 含 むフ ォルダのパス を 指 定 し ます。 こ のパスは、ルー ト Cache Agent がインス トールされているコンピュータからの 相 対 パスでなければなりません。11 リモート Cache Agent を イ ン ス ト ールする 場 合 は、 以 下 の 入 力 が 求 め ら れます。Message Broker Address :リモート Cache Agent が、 フ ァ イル 内 容 メ ッ セージを 受 信したり、 他 の Cache Agent や ク ラ イ アン ト と 通 信 する ために 使 用 する MPX MessageBroker のホス ト 名 または IP アドレスを 入 力 します。 ユニキャスト メッセージングを 使用 する には、 リ モー ト Cahce Agent が Message Broker ("tcp:" スタイルのアドレス) を 使用 する よ う に 設 定 さ れてい る 必 要 があ り ます。 あ る いは、 こ のフ ィ ール ド に MulticastService のア ド レ ス を 入 力 する と 、 リ モー ト Cahce Agent はマルチキャ ス ト メッセージン グ を 使 用 で き ます。 その 場 合 は、 "pgm:" ス タ イルのア ド レ ス を 入 力 する 必 要 があ ります。 た と えば、 以 下 の よ う に 入 力 し ます。pgm:12.34.56.78:tcp.5104こ のオプシ ョ ンの 詳 細 については、 『<strong>StarTeam</strong>MPX Administrator’s Guide』 の「Configuring a Remote Cache Agent」 を 参 照 し て く だ さ い。<strong>StarTeam</strong> server configuration GUID :12 [Choose Shortcut Folder] ダ イ ア ロ グで、 デフ ォル ト 設 定 ([Other] オプシ ョ ン ボタンが 選択 さ れ、 その 場 所 が C:\Documents and Settings\All Users\ スタート メニュー\ プログラム \<strong>Borland</strong> <strong>StarTeam</strong>\<strong>StarTeam</strong>MPX Cache Agent 2008 R2に 設 定 さ れてい る) を 使 用 し ます。13 [Pre-installation Summary] ダ イ ア ロ グで 設 定 を 確 認 し、 必 要 であれば、 [Previous] を 1 回も し く は 複 数 回 ク リ ッ ク し て、 イ ン ス ト ール オプシ ョ ンを 変 更 し ます。 次 に [PreinstallationSummary] ダイアログに 戻 り、 [Install] をク リ ックします。14 [Install Complete] ダイアログで、 [Done] をクリ ックします。54 <strong>StarTeam</strong> インストール ガイド


Cache Agent のインストール 後ユーザー 環 境 に よ っては、 Cache Agent を 使 用 する ために、 追 加 の 手 順 を 実 行 し なければな ら ない 場 合 があ り ます。両 方 の Cache Agent に 共 通 する 手 順 :■■Cache Agent インストーラは、 CacheAgentService.exe と CacheAgentApp.exe の両 方 を イ ン ス ト ールし ます。 Cache Agent は、 サービ ス またはコ ン ソール アプ リ ケーシ ョ ンのいずれかの 形 態 で 実 行 で き ます。CacheAgentService は " 手 動 " 起 動 のサービ ス と し て 設 定 さ れています。Cache Agent が 自動 的 に 起 動 される よ う に、 起 動 タ イプを " 自 動 " に 変 更 する こ と も で き ます。 起 動 タ イプを " 自 動 " に 変 更 する には、 [ コント ロール パネル ] を 使 用 する か、 サービ ス を 登 録解 除 し てか ら 再 登 録 し ます。 詳 細 については、 『<strong>StarTeam</strong>MPX Administrator’sGuide』 の 「Running Cache Agent On Windows」 を 参 照 し て く だ さ い。ルー ト Cache Agent をインストールした 場 合 :■ルー ト Cache Agent 用 のデフ ォル ト の 構 成 フ ァ イルは RootCAConfig.xml です。 これを 変 更 する 必 要 があ る 場 合 があ り ます。 詳 細 については、 『<strong>StarTeam</strong>MPXAdministrator’s Guide』 の 「Configuring a Root Cache Agent」 を 参 照 し て く だ さ い。リモート Cache Agent をインストールした 場 合 :■リモート Cache Agent 用 のデフ ォル ト の 構 成 フ ァ イルは RemoteCAConfig.xml です。ユーザー 環 境 に 合 わせて、 こ れを 変 更 する 必 要 があ る 場 合 があ り ます。 こ のフ ァ イルは、 Cache Agent が、 StarDraw サンプル 構 成 用 のルー ト Cache Agent に 接 続 する よ う に設 定 さ れたサンプル 構 成 フ ァ イルに よ って 作 られます (StarDraw サンプルが 実 際 には存 在 し ない 場 合 で も)。 詳 細 については、 『<strong>StarTeam</strong>MPX Administrator’s Guide』 の「Configuring a Remote Cache Agent」 を 参 照 し て く だ さ い。MPX コンポーネントのアンインストールメモ<strong>StarTeam</strong>MPX コンポーネントをインストールすると、そのコンポーネントのアンインストール プログラムへのショートカットが 作 成 されます。アンインストール プログラムを 利 用 すると、Message Broker、Multicast Service、Cache Agent のいずれかまたはすべてをコンピュータから 削 除 できます。<strong>StarTeam</strong> Server のインストール、サーバー 構 成 、およびリポジトリには 影 響 はありません。アンインストール プログラムを 実 行 しても、トランスミッタのテンプレート ファイルと 各 サーバー 構 成 の XML ファイルはそのまま 残 ります。これらのファイルを 削 除 、移 動 、または 名 前 変 更 せずに、 対 応 するサーバー 構 成 を 起 動 すると、その 構 成 のログにエラー メッセージ("Failed to load external event handler module")が 記 録 されます。これは、このサーバー 構 成 が 非 MPX モードで 起 動 されていることを 表 します。その 後 のインストールでも、これらのファイルは 上 書 きされません。<strong>StarTeam</strong>MPX Service のアンインス ト ール プログラムを 実 行 しても、STMessageBroker67.ini ファイルと STMulticastService67.ini ファイルはそのまま 残 ります。 後 で、 これらのサービスを 再 インストールしても、 新 しいインストールによってこれらのファイルは 置 き 換 えられません。<strong>StarTeam</strong>MPX では、 イ ンス ト ールと アン イ ンス ト ールに InstallAnywhere を 使 用 します。Windows システム (Server 2003 や XP Professional など) 上 でこの 製 品 をアンインス トールする 際 に 以 下 の Java VM エラーのいずれかが 発 生 した 場 合 は、Sun の Web サイ トから JRE1.5.0_09 ま たはそれ 以 前 のバージ ョ ン を イ ン ス ト ール し なければな ら ない 可 能 性 があ り ます。アンインス トール 時 のエラー :■"Can't launch executable. Could not find a suitable Java Virtual machine on your system."( 実 行 可 能 フ ァ イルを 起 動 で き ません。 お 使 いのシ ス テムに 適 切 な Java 仮 想 マシンが 見つか り ませんでし た。)■"Windows error 3 occurred while loading the Java VM."(Java VM のロード 中 に Windows エラー 3 が 発 生 し ま し た。)第 4 章 : <strong>StarTeam</strong>MPX の Windows へのイ ンス ト ール 55


56 <strong>StarTeam</strong> インストール ガイド


第章Chapter5<strong>StarTeam</strong> Layout Designer のインストールこの 章 では、 <strong>StarTeam</strong> Layout Designer を イ ン ス ト ールする 方 法 を 説 明 し ます。<strong>StarTeam</strong> Layout Designer の 使 い 方 を 学 ぶには、 PDF ドキュメント 『<strong>StarTeam</strong> の 管 理 と 利用 』 ま たは 『<strong>StarTeam</strong> ヘルプ』 に リ ン ク さ れている オン ラ イ ン ヘルプを 参 照 し て く だ さい。 これらの ド キ ュ メ ン ト には、 [<strong>StarTeam</strong> Cross-Platform Client 2008 R2 |ドキュメント ]サブ メ ニューからア クセスでき ます。<strong>StarTeam</strong> Layout Designer について<strong>StarTeam</strong> Layout Designer を 利 用 する と 、 アプ リ ケーシ ョ ンに 含 まれてい る フ ォーム を カ スタマイズできます。 カスタム フォームは、 カスタム プ ロパテ ィ の 表 示 、 ユーザーの 所 属組 織 に と って 関 心 のないデフ ォル ト プ ロパテ ィ の 非 表 示 、 所 属 組 織 の 要 件 に 合 わせた イ ンターフ ェ イ スの 手 直 し な どに 使 用 する こ と がで き ます。た と えば、 最 初 の (ま たは 唯 一 の) タ ブにカ ス タ ム フ ィ ール ド を 含 む 変 更 要 求 のプ ロパティ ダ イ ア ロ グ を 設 計 で き ます。 通 常 、 Layout Designer は、 カ ス タ ム プロパティ エデ ィタ を 設 計 する 管 理 者 のワー ク ス テーシ ョ ンに イ ン ス ト ールし ます。Layout Designer を 利 用 して 設 計 されたプロパテ ィ エデ ィ タは、 通 常 、 <strong>StarTeam</strong> Enterpriseでのみ 使 われます。 プロパテ ィ エデ ィ タは、 <strong>StarTeam</strong> Enterprise Advantage で 提 供 されている Workflow Designer を 利 用 して 作 成 されたカス タム ワークフロー ルール と 一 緒 には 使 用できないからです。<strong>StarTeam</strong> Layout Designer のシステム 要 件<strong>StarTeam</strong> Layout Designer は、 Sun Microsystems の Java 仮 想 マシン 1.6.0_02 をサポートするMicrosoft Windows シ ス テムに イ ン ス ト ールで き ます。 シ ス テム 要 件 は 以 下 の と お り です。表 5.1システム 領 域<strong>StarTeam</strong> Layout Designer のシステム 要 件プラッ ト フォーム(32 ビッ ト)プロセッサRAM要 件Windows 2000 Professional Workstation SP4Windows XP Professional SP2Pentium III 600 MHz 以 上最 小 : 512 MB推 奨 : 1 GB第 5 章 : <strong>StarTeam</strong> Layout Designer の インストール 57


<strong>StarTeam</strong> Layout Designer のインストール表 5.1<strong>StarTeam</strong> Layout Designer のシステム 要 件システム 領 域要 件ハー ド ディスク 容 量 200 MB (アプ リ ケーシ ョ ンのイ ンス ト ール 用 )メモ: 作 業 フ ァ イル 用 に 十 分 なデ ィ ス ク 領 域 が 必 要 です。実 際 に 必 要 と な るデ ィ ス ク 領 域 は、 製 品 の 使 用 方 法 によって 異 なります。ディスプレイ SVGA、 High Color (16 ビッ ト)、 1024 × 768推 奨 解 像 度 : 1280 × 1024 以 上<strong>StarTeam</strong> Layout Designer のインストール<strong>StarTeam</strong> Layout Designer を Windows にインス トールするには :1 実 行 中 のすべての Windows アプ リ ケーシ ョ ンを 終 了 します。2 DVD ドライブにインストール DVD をセッ ト します。 [<strong>Borland</strong> <strong>StarTeam</strong> ランチャー]ウ ィ ン ド ウ が 自 動 的 に 表 示 さ れます。3 インストール メ ニ ューが 自 動 的 に 表 示 さ れない 場 合 、 次 の 手 順 で メ ニ ューを 表 示 し ます。a Windows の [ スタート ] メニューから [ スタート|ファイル 名 を 指 定 して 実 行 ...] を 選択 します。b 次 のよ う に 入 力 し ます :cx:\setup.exex: は DVD ドライブのドライブ 文 字 です。[OK] をクリックします。<strong>StarTeam</strong> 2008 Release 2 インストール メイン メニューが 表 示 されます。4 <strong>StarTeam</strong> 2008 Release 2 メイン メニューで [ 製 品 の イ ン ス ト ール ] をクリ ックします。5 [ 管 理 ツール ] をク リ ックします。6 [Layout Designer] をクリ ックします。7 画 面 に 表 示 さ れる 指 示 に 従 って 操 作 し ます。abcde英 語 以 外 のバージ ョ ンの 場 合 は、 ド ロ ッ プダ ウ ン リストから 言 語 を 選 択 して [OK]をクリ ックします。[ 開 始 画 面 ] ダ イ ア ロ グの 情 報 を 読 み、 [ 次 へ ] をク リ ックします。[ 契 約 ] ダイアログで、 以 下 を 行 います。1 ラ イ セン ス 契 約 の 条 項 を 読 みます。2 [ 契 約 の 条 項 に 同 意 する ] オプシ ョ ン ボ タ ン を 選 択 し ます。ラ イ セン ス 契 約 に 同 意 し ない 場 合 は、 製 品 を イ ン ス ト ールする こ と はでき ません。3 [ 次 へ ] をク リ ックします。[ インストール フォルダの 選 択 ] ダイアログで、[ 選 択 ...] ボタンをク リ ックして、 インス トール フ ォルダ と し て 使 用 する 場 所 を 指 定 し ます (デフ ォル ト の イ ン ス ト ール先 は C:\Program Files\<strong>Borland</strong>\<strong>StarTeam</strong> Layout Designer です)。[ ショートカット フォルダの 選 択 ] ダイアログで、デフォルトの 設 定 ([ その 他 ] オプション ボタンが 選 択 され、 その 場 所 が C:\Documents and Settings\AllUsers\ スタート メニュー\ プログラム \<strong>Borland</strong> <strong>StarTeam</strong>\<strong>StarTeam</strong>Layout Designer に 設 定 さ れてい る) を 使 用 し ます。f [ イ ン ス ト ール 内 容 の 確 認 ] ダ イ ア ロ グで、 設 定 を 確 認 し ます。 必 要 であれば [ 戻 る ]を 1 回 も し く は 複 数 回 ク リ ッ ク し て、 イ ン ス ト ール オプシ ョ ン を 変 更 し ます。 次 に[ イ ン ス ト ール 内 容 の 確 認 ] ダイアログに 戻 り、 [ インストール] をク リ ックします。g[ インストール 完 了 ] ダイアログで、 [ 完 了 ] をク リ ックします。58 <strong>Borland</strong> <strong>StarTeam</strong> インストール ガイド


<strong>StarTeam</strong> Layout Designer が 指 定 し たフ ォルダにイ ン ス ト ールされます。第 5 章 : <strong>StarTeam</strong> Layout Designer の インストール 59


60 <strong>Borland</strong> <strong>StarTeam</strong> インストール ガイド


第章Chapter6Workflow Extensions のインストールこ の 章 では、 以 下 の <strong>StarTeam</strong> Workflow Extensions コンポーネントをインス トールする 方 法を 説 明 します。■<strong>StarTeam</strong> Extensions■<strong>StarTeam</strong> Workflow Designer■<strong>StarTeam</strong> Notification AgentWorkflow Extensions の 設 定 方 法 と 使 用 方 法 の 完 全 な 情 報 は、 『<strong>StarTeam</strong> ExtensionsUser's Guide』 を 参 照 し て く だ さ い。メモ こ の 文 書 が 英 語 以 外 の 言 語 で 書 かれていて も、 こ の 製 品 と イ ン ス ト ール 中 の 画 面 表 示 は、英 語 以 外 の 言 語 には 翻 訳 さ れていません。 イ ン ス ト ール 手 順 は 特 別 に 翻 訳 さ れています。<strong>StarTeam</strong> Workflow Extensions とはワー ク フ ロー と は、 組 織 の メ ンバが 複 雑 な 仕 事 を 完 了 する までのプ ロ セ ス を 説 明 する ための 包 括 的 な 用 語 です。 組 織 が 形 式 化 さ れた ワー ク フ ローを 使 用 し ていて も、 その 場 限 り のワー ク フ ローを 使 用 し ていて も、 仕 事 を 完 了 する までには 1 つのプロセス (パターン) があります。<strong>StarTeam</strong> Workflow Extensions は、 責 務 を 自 動 的 に 通 知 し た り 、 プ ロ セス 内 のステ ッ プご と に 適 切 なオプシ ョ ンのみを 提 示 し た り 、 ア イ テムが タ イ ム リ ーに 実 行 さ れる こと を 保 証 する こ と に よ り 、 ワー ク フ ローを 自 動 化 し ます。<strong>StarTeam</strong> Workflow Extensions は、 .jar ファイルとその 他 のファイルの 集 合 です。 これらのフ ァ イルは、 定 期 的 に 予 定 さ れてい る アプ リ ケーシ ョ ン リリースよりも 頻 繁 に 更 新 されます。 ただし、 自 分 たちのワーク フ ローのニーズを 満 たすために、 アプ リ ケーシ ョ ンをカス タマイ ズするには、 その 他 の 機 能 が 必 要 にな り ます。 これらには、 サーバーやク ラ イ アン ト のアプ リ ケーシ ョ ンの 一 部 と し て イ ン ス ト ール さ れる 機 能 も あれば、 製 品 に 付 属 し ている が、 必 要 になった 時 点 で 別 に イ ン ス ト ールする 必 要 があ る 機 能 も あ り ます。ワー ク フ ローのプ ロ セ ス をセ ッ ト ア ッ プ し た り 維 持 する ために、 <strong>StarTeam</strong> WorkflowExtensions が 提 供 する 製 品 、 ツール、 機 能 には、 以 下 の も のがあ り ます。■<strong>StarTeam</strong> Extensions。 これには 以 下 のものが 含 まれます。■APE (Alternate Property Editors) と APE の 作 成 を 簡 単 にする Java Beans。 APE は、Java などの 標 準 的 なプ ロ グ ラ ミ ング 言 語 で 記 述 さ れたフ ォームで、 <strong>StarTeam</strong> の 各 コンポーネン ト に 付 属 する 標 準 のプ ロパテ ィ ダイアログに 取 って 代 わるものです。■ワークフロー エンジン。 これは、 適 切 な .Workflow.xml フ ァ イルを 読 み 込 んで、APE を 組 み 込 みます。第 6 章 : Workflow Extensions の インストール 61


<strong>StarTeam</strong> Workflow Extensions とは■Cross-Platform Client と 一 緒 に 使 用 で き る ツールバー。 こ れを 使 って、 新 機 能 を 追 加するアプリ ケーシ ョ ンを 起 動 できます。■Java で 記 述 されたその 他 の 各 種 ユーテ ィ リ テ ィ と ラ イブラ リ 。■■<strong>StarTeam</strong> Extensions のファ イルは、 新 しいリ リースやサービス パ ッ ク の 一 部 と し て<strong>StarTeam</strong> Server と 一 緒 にリ リースされます。 また、 <strong>StarTeam</strong> Extensions には 臨 時 の リリースもあります。 いずれにしても、 ランタイム ファイル、 ドキュメント、 およびサンプルは 別 々に イ ン ス ト ールし ます。デフォル ト のインス トール フォルダは、 C:\Program Files\<strong>Borland</strong>\StarFlowExtensions です。 ただ し、 こ れ ら のフ ァ イルを、 同 じ サーバー 上 で 実 行 する サーバー 構 成 ご と に、 別 フ ォルダに コ ピーし てお く こ と をお 勧 め し ます。 た と えば、 C:\\StarFlow Extensions を 使 用 する こ と がで き ます。 こ の よ う に し て、 各サーバー 構 成 の StarFlow Extensions プロジェク トに 異 なる 作 業 フォルダを 割 り 当 てることができます。た と え、 現 在 実 行 し てい る サーバー 構 成 が 1 つだけだ と し て も、 先 のこ と を 考 えてお くのが 賢 明 です。 こ れに よ って、 他 の 何 ら かの 理 由 でア ッ プグ レー ド や 再 イ ン ス ト ールを し て も、 使 用 中 の <strong>StarTeam</strong> Extensions ファイルが 上 書 きされることはなくなります。詳 細 については、 『<strong>StarTeam</strong>MPX Administrator’s Guide』 の 「Using <strong>StarTeam</strong>Extensions」 を 参 照 し て く だ さ い。<strong>StarTeam</strong> Workflow DesignerWorkflow Designer は、 い く つかの 手 順 を 1 つのワー ク フ ローに 形 式 化 する .xml ファイルを 出 力 し ます。 こ のフ ァ イルには、 各 ス テ ッ プや 例 外 な どについて 通 知 する 対 象 とな る 人 物 が 指 定 さ れています。 各 フ ァ イルは、 .Workflow.xml という名 前 になってお り 、 プ ロ ジ ェ ク ト 全 体 、 ま たはそのプ ロ ジ ェ ク ト 内 の 個 々のビ ューで使 われます。 <strong>StarTeam</strong> Extensions のワークフロー エンジンと Notification Agent は、 これら のフ ァ イルを 読 み 込 みます。カスタム ワー ク フ ローを 作 成 する には、 Workflow Designer を 使 う 必 要 があ り ます。 最新 バージ ョ ンの <strong>StarTeam</strong> Extensions が イ ン ス ト ール さ れていれば、 作 成 さ れた.Workflow.xml ファイルは、 <strong>StarTeam</strong> のインス トールにも 配 置 できます。 5.2 より 前のリ リースの Workflow Designer (Microsoft Outlook と 密 接 に 連 結 し ていた) を 使 用 し て記 述 さ れた ワー ク フ ローは、 Notification Agent を 使 用 し た り 、 ワー ク フ ローを 変 更 する予 定 があ る 場 合 のみ、 新 し い Workflow Designer を 使 用 し て 保 存 し 直 す 必 要 があ り ます。Workflow Designer は、 Cross-Platform Client を 持 つ 任 意 のワー ク ス テーシ ョ ンに 独 立 にインストールできます。ボーラ ン ド の コ ンサルタ ン ト の 支 援 があれば、 Cross-Platform Client で 使 用 でき る カ ス タム ツールバーにインス ト ールする こ と もできます。<strong>StarTeam</strong> Notification AgentNotification Agent は、 サーバー 構 成 を 監 視 し、 実 行 すべき 作 業 やワー ク フ ロー プロセスで 発 生 し た 例 外 についての 通 知 先 と な る 人 物 を 決 定 し ます。こ のツールは、 独 立 に イ ン ス ト ールし てセ ッ ト ア ッ プする 必 要 があ り ます。 通 常 は、サーバーを 実 行 する コ ン ピ ュータ に イ ン ス ト ールし ます。 ただ し、 どのマシンに イ ンストールしてもかまいません。Notification Agent が <strong>StarTeam</strong> Server と 同 じコンピュータ上 にない 場 合 は、 2 つのコ ンピ ュータの 時 計 を 同 期 させる 必 要 があ り ます。 NotificationAgent の 時 刻 を <strong>StarTeam</strong> Server の 時 刻 よ り 進 ませる こ と はでき ません。62 <strong>Borland</strong> <strong>StarTeam</strong> インストール ガイド


<strong>StarTeam</strong> Workflow Extensions のシステム 要 件<strong>StarTeam</strong> Workflow Extensions のシステム 要 件<strong>StarTeam</strong> Extensions と <strong>StarTeam</strong> Workflow Designer のシステム 要 件 は、 <strong>StarTeam</strong> Cross-Platform Client と 同 じ です。 詳 細 は、 38 ページの 「<strong>StarTeam</strong> Cross-Platform Client のシステム 要 件 」 を 参 照 して く ださい。<strong>StarTeam</strong> Notification Agent のシステム 要 件 は、 <strong>StarTeam</strong> Server と 同 じ です。 詳 細 は、 10ページの 「<strong>StarTeam</strong> Server のシ ス テム 要 件 」 を 参 照 して く ださい。<strong>StarTeam</strong> Notification Agent をインストールする 前 に、 <strong>StarTeam</strong> Server 2008 Release 2 をインストールすることをお 勧 めします。<strong>StarTeam</strong> Extensions のインストール注 意<strong>StarTeam</strong> Extensions は、 分 割 し て イ ン ス ト ールされます。 ラ ン タ イ ム ファイル、 ドキュメン ト 、 および 最 も 必 要 ま たは 簡 単 に 利 用 で き る サンプルを イ ン ス ト ールで き ます。デフォル ト のインス トール フォルダは、 C:\Program Files\<strong>Borland</strong>\StarFlowExtensions です。 ただ し、 サーバー 構 成 ご と に、 ラ ン タ イ ム ファイルを 別 フォルダにコ ピーし てお く こ と をお 勧 め し ます。 た と えば、 C:\< 構 成 名 >\StarFlowExtensions を 使 用 し ます。 こ の よ う に し て、 各 サーバー 構 成 の StarFlow Extensions プロジ ェ ク ト が、 異 な る 作 業 フ ォルダを 持 つ こ と を 保 証 で き ます。<strong>StarTeam</strong> Extensions のフ ァ イルは、 イ ン ス ト ール 後 に、 代 替 プ ロパテ ィ エデ ィ タ (APE)と ワー ク フ ローを 使 用 する 各 サーバー 構 成 内 の StarFlow Extensions プロジェク トにチェックインする 必 要 があります。<strong>StarTeam</strong> サーバー 構 成 にまだ StarFlow Extensions プロジェクト が 含 まれていない 場 合 は、 プ ロ ジ ェ ク ト を 追 加 し、 すべてのユーザーがその 中 のフ ァ イルへの 読 み 取 り ア ク セ ス を 持 つ 必 要 があ り ます。 管 理 者 は、 読 み 取 り / 書 き 込 みアクセスを 持 つこ とができます。た と え、 現 在 実 行 し てい る サーバー 構 成 が 1 つだけだ と し て も、 先 のこ と を 考 えてお く のが 賢 明 です。 こ れに よ り 、 他 の 何 ら かの 理 由 でア ッ プグ レー ド や 再 イ ン ス ト ールを 行 っても、 ワーク ステーシ ョ ン 上 で 変 更 を 行 って、 まだチェ ッ ク インしていない StarFlowExtensions プロジェク ト 内 のファイルが 上 書 きされるこ とはあり ませんどのサーバー 構 成 の StarFlow Extensions プロジェク トに 対 してもデフォルトのインストール フォルダを 使 用 している 場 合 は、 <strong>StarTeam</strong> Extension ファイルを 再 インスト ールま たはア ッ プグ レー ド する 前 に、 最 新 ではない 必 要 な も のすべてをチェ ッ クするこ とをお 勧 めします。以 下 のセ ク シ ョ ンで 説 明 する メ ニ ューは、 Windows インストールの 場 合 です。 Windows 以外 のプラ ッ ト フ ォームの 場 合 は、 DVD に 収 められた 次 の .zip ファイルを 使 用 します。<strong>StarTeam</strong>_Extensions.zip、 <strong>StarTeam</strong>_Extensions_Documentation.zip、<strong>StarTeam</strong>_Extensions_Samples.zip<strong>StarTeam</strong> Extensions をインストールするには:1 実 行 中 のすべての Windows アプ リ ケーシ ョ ンを 終 了 します。2 DVD ドライブに <strong>StarTeam</strong> 2008 Release 2 インストール DVD をセッ ト します。 [<strong>Borland</strong><strong>StarTeam</strong> ランチャー] ウ ィ ン ド ウ が 自 動 的 に 表 示 さ れます。3 インストール メ ニ ューが 自 動 的 に 表 示 さ れない 場 合 、 次 の 手 順 で メ ニ ューを 表 示 し ます。abcWindows の [ スタート ] メニューから [ スタート|ファイル 名 を 指 定 して 実 行 ...] を 選択 します。次 のよ う に 入 力 し ます。x:\setup.exex: は DVD ドライブのドライブ 文 字 です。[OK] をクリックします。<strong>Borland</strong> <strong>StarTeam</strong> 2008 Release 2 インストール メイン メニューが 表 示 されます。4 <strong>Borland</strong> <strong>StarTeam</strong> 2008 Release 2 メイン メニューで [ 製 品 の イ ン ス ト ール ] をクリ ックします。5 [ 管 理 ツール ] を 選 択 します。第 6 章 : Workflow Extensions の インストール 63


<strong>StarTeam</strong> Extensions のインストール6 [<strong>StarTeam</strong> Extensions] を 選 択 し ます。7 第 3 の メ ニ ューが 画 面 に 表 示 さ れます。 そ こ か ら、 イ ン ス ト ール し たい <strong>StarTeam</strong>Extensions の 部 品 を 選 択 し ます。 以 下 の 部 品 があ り ます。■■■Extensions Runtime1 [Extensions Runtime] をクリ ックすると、 ワークフロー、 APE フォーム、 カスタムツールを 使 用 する 各 サーバー 構 成 に と って 重 要 な フ ァ イルが イ ン ス ト ール さ れます。このランタイムは、 <strong>StarTeam</strong> Server と 同 じコンピュータにインス トールする 必 要があ り ます。2 画 面 上 の 指 示 に 従 って、 Extensions Runtime をインストールします。Extensions Runtime を イ ン ス ト ールし た 後 で、 以 下 を 実 行 し ます。■■■StarFlow Extensions フォルダとそのサブフォルダ (Client、 Projects、Utilities) を、 サーバー 構 成 ご と に 一 意 の 場 所 にコ ピーし ます。( 新 し い 場 所 にあ る) StarFlow Extensions フォルダを 使 用 して、 各 サーバー構 成 内 に StarFlow Extensions という 名 前 のプロジェク トを 作 成 します。これらのフォルダ 内 のファイルを StarFlow Extensions プロジェク トに 追 加 します。ただし、 StarFlow Extensions フォルダ 内 の extensions.pdf、install_en.pdf、 および readme_en.html ファイルは 除 きます。既 に <strong>StarTeam</strong> Extensions を 使 用 している 場 合 は、 これらのフ ァ イルを、 既 存 フ ァイルの 新 しいリビジョンとしてチェックインして、 新 しいファイルを 追 加 します。ランタイムは、 StarFlow Extensions フ ォルダ と 、 以 下 の 2 つのサブフ ォルダから 構 成 されます。■Client フォルダには、 <strong>StarTeam</strong> Extensions だけでな く、 通 常 ク ラ イアン ト と 一緒 に イ ン ス ト ール さ れる フ ァ イルが 含 まれています。 こ れ ら のフ ァ イルは、 リリース 当 初 からほとんど 変 わっていません。 ただし、 APE に 問 題 が 生 じ ているユーザーがいる 場 合 は、 そのユーザーに、 StarFlow Extensions プロジェク トのClient フ ォルダか ら 最 新 のフ ァ イルを 提 供 し て く だ さ い。 こ れに よ って、 問 題が 解 決 する 場 合 があ り ます。starteam-extensions.jar は、 Locator.exe と 連 携 して、 Locator 機 能(ワークフローや APE フ ァ イルを 取 得 する 機 能 ) を 提 供 し ます。 starteamextensions.jarファイルは、 Cross-Platform Client と Visual Studio インテグレーシ ョ ンの 両 方 と 一 緒 に イ ン ス ト ール さ れます。 Locator ファイルは、 VisualStudio イ ンテグ レーシ ョ ンのみ と 一 緒 に イ ン ス ト ール さ れます。■Projects フォルダには、 <strong>StarTeam</strong> Extensions で 使 われる さ まざまな .jar、.xml、 .dll ファイルが 含 まれています。ランタイムには、 Cross-Platform Client で 使 用 でき る カス タ ム ツールバーが 含 まれていますが、 ツールバー 用 のアプ リ ケーシ ョ ンを 記 述 し た り 、 ツールバーにボタ ンを追 加 する 場 合 は、 ボーラ ン ド の コ ンサルタ ン ト の 支 援 を 要 請 し て く だ さ い。ドキュメント[ ドキュメントの 表 示 ] をク リ ックすると、 StarFlow Extensions フォルダにDocumentation サブフォルダが 追 加 されます。ド キ ュ メ ン ト は、 使 いやすい よ う に 任 意 の コ ン ピ ュータ に イ ン ス ト ールで き ます。こ のフ ォルダは、 各 サーバー 構 成 の StarFlow Extensions フォルダにコピーする 必 要 はあ り ません。 ま た、 そのフ ァ イルをチェ ッ ク イ ンする 必 要 も あ り ません。これらのオンライン ドキュメント (.html ファイル) は、APE 用 の API とカスタムツールバーについて 説 明 し ています。このフォルダには、 readme ファイルや 『<strong>StarTeam</strong> Extensions User's Guide』 は 含まれていません。 これらは、 StarFlow Extensions フォルダにインストールされます。サンプル[ サンプル ] をク リ ックすると、StarFlow Extensions フォルダに Samples サブフォルダが 追 加 されます。64 <strong>Borland</strong> <strong>StarTeam</strong> インストール ガイド


<strong>StarTeam</strong> Workflow Designer のインストールサンプルは、 使 いやすい よ う に 任 意 の コ ン ピ ュータ に イ ン ス ト ールで き ます。 こ れら のサンプルは、 各 サーバー 構 成 の StarFlow Extensions フォルダにコピーする 必 要 はあ り ません。 また、 チェ ッ ク インする 必 要 もあ り ません。APE フ ォームのサンプルをそのま ま、 ま たは 一 部 変 更 し て 使 用 する 場 合 は、 .Workflow.xml、 name.propertyeditor.xml、 および name.jar ファイルを、 サーバー 構 成 の StarFlow Extensions\Projects フォルダか、Projects フォルダの 適 切 なサブフォルダにコピーします。 その 後 、 これらのファイルを StarFlow Extensions プロジェク トにチェックインします。サンプル ツールをそのま ま、 ま たは 一 部 変 更 し て 使 用 する 場 合 は、name.tool.xml と name.jar ファイルも Projects フ ォルダにコ ピーし ます。 詳細 については、 『<strong>StarTeam</strong> Extensions User's Guide』 を 参 照 し て く だ さ い。<strong>StarTeam</strong> Workflow Designer のインストールカスタム ワー ク フ ローを 作 成 する には、 Workflow Designer を 使 う 必 要 があ り ます。Workflow Designer は、 い く つかのス テ ッ プを 1 つのワー ク フ ローに 形 式 化 する .xml ファイルを 出 力 し ます。 こ のフ ァ イルには、 各 ス テ ッ プや 例 外 な どについての 通 知 先 と な る 人物 が 指 定 されています。 各 フ ァ イルは、 .Workflow.xml という 名 前 になってお り 、 プロ ジ ェ ク ト 全 体 、 またはそのプロ ジ ェ ク ト 内 の 個 々のビ ューで 使 われます。 <strong>StarTeam</strong> Extensions のワークフロー エンジンと Notification Agent は、 これら のフ ァ イルを 読 み 込 みます。Workflow Designer は、 任 意 のワー ク ス テーシ ョ ンに 独 立 に イ ン ス ト ールで き ます。 専 門サービ スの 支 援 があれば、 Workflow Designer を Cross-Platform Client と 一 緒 に 使 用 で き るカスタム ツールバーに 追 加 する こ と も で き ます。Windows コンピュータに Workflow Designer をインストールするには:1 DVD ドライブに <strong>StarTeam</strong> 2008 Release 2 インストール DVD をセッ ト します。[<strong>Borland</strong> <strong>StarTeam</strong> 2008 Release 2 ランチャー] ウ ィ ン ド ウ が 自 動 的 に 表 示 さ れます。2 こ のウ ィ ン ド ウ が 表 示 さ れない 場 合 は、 以 下 の 手 順 を 使 って 表 示 で き ます。abcWindows エ ク スプ ローラ を 実 行 し ます。DVD ド ラ イ ブに 該 当 する ド ラ イ ブ 文 字 を ク リ ッ ク し ます。右 ペイ ンに 表 示 さ れた Setup プ ロ グ ラ ム を 起 動 し ます (た と えば、 "setup" または"setup.exe" をダブル ク リ ッ ク し ます)。<strong>StarTeam</strong> 2008 Release 2 インストール メイン メニューが 表 示 されます。3 [ 製 品 の イ ン ス ト ール ] をク リ ックします。4 [ 管 理 ツール ] を 選 択 します。5 [Workflow Designer] を 選 択 し、 画 面 の 指 示 に 従 います。ab[Introduction] ダ イ ア ロ グの 情 報 を 読 み、 [Next] をク リ ックします。[License Agreement] ダイアログで、 次 のことを 行 います。1 ラ イ セン ス 契 約 の 条 項 を 読 みます。2 [I accept the terms of the License Agreement] オプシ ョ ン ボ タ ン を 選 択 し ます。ラ イ セン ス 契 約 に 同 意 し ない 場 合 は、 製 品 を イ ン ス ト ールする こ と はでき ません。3 [Next] をク リ ックします。c [Choose Install Folder] ダイアログで、 [Choose...] ボタンをク リ ックして、 インス トール フ ォルダ と し て 使 用 する 場 所 を 指 定 し ます。 デフ ォル ト の イ ン ス ト ール 先 は C:\Program Files\<strong>Borland</strong>\<strong>StarTeam</strong> Workflow Designer です。de[Choose Shortcut Folder] ダ イ ア ロ グで、 デフ ォル ト 設 定 ([Other] オプシ ョ ン ボタンが 選 択 さ れ、 その 場 所 が C:\Documents and Settings\All Users\ スタートメニュー\ プログラム \<strong>Borland</strong> <strong>StarTeam</strong>\<strong>StarTeam</strong> Workflow Designerに 設 定 さ れてい る) を 使 用 し ます。[Pre-installation Summary] ダイアログで、 次 のいずれかを 行 います。■設 定 を 確 認 し て [Install] をク リ ックします。第 6 章 : Workflow Extensions の インストール 65


<strong>StarTeam</strong> Notification Agent のインストールf■設 定 を 確 認 し、 必 要 であれば [Previous] を 1 回 も し く は 複 数 回 ク リ ッ ク し て、 インス トール オプシ ョ ン を 変 更 し ます。 次 に [Pre-installation Summary] ダイアログに 戻 り 、 [Install] をクリ ックします。[Install Complete] 画 面 が 表 示 さ れた ら、 メ ッ セージを 読 んで、 イ ン ス ト ールが 成 功 したことを 確 認 し、 [Done] をクリ ックします。<strong>StarTeam</strong> Notification Agent のインストールNotification Agent は、 サーバー 構 成 を 監 視 し、 実 行 すべき 作 業 やワー ク フ ロー プロセスで発 生 し た 例 外 についての 通 知 先 と な る 人 物 を 決 定 し ます。Notification Agent は、 独 立 に イ ン ス ト ールおよびセ ッ ト ア ッ プする 必 要 があ り ます。 通 常は、 <strong>StarTeam</strong> Server (Windows バージ ョ ン) が 動 作 する コ ン ピ ュータ に イ ン ス ト ールし ますが、 どのコ ンピ ュータにイ ン ス ト ールし て もかまいません。 Notification Agent が<strong>StarTeam</strong> Server と 同 じコンピュータ 上 にない 場 合 は、 2 つのコ ン ピ ュータ の 時 計 を 同 期 させる 必 要 があ り ます。 Notification Agent の 時 刻 を <strong>StarTeam</strong> Server の 時 刻 よ り 進 ませる こ とはでき ません。 両 方 が 同 じ コ ンピ ュータ 上 にイ ン ス ト ールされ、 サービ ス と し て 実 行 されてい る 場 合 、 Notification Agent は、 従 属 サービ ス と し て 実 行 されるので、 先 に 停 止 し なければな り ません。 詳 細 については、 『<strong>StarTeam</strong> Workflow Extensions User's Guide』 の「Running Notification Agent as a Service」 を 参 照 し て く だ さ い。Notification Agent をインストールするには:1 DVD ドライブに <strong>StarTeam</strong> 2008 Release 2 インストール DVD をセッ ト します。[<strong>Borland</strong> <strong>StarTeam</strong> 2008 Release 2 ランチャー] ウ ィ ン ド ウ が 自 動 的 に 表 示 さ れます。2 こ のウ ィ ン ド ウ が 表 示 さ れない 場 合 は、 以 下 の 手 順 を 使 って 表 示 で き ます。abcWindows エ ク スプ ローラ を 実 行 し ます。DVD ド ラ イ ブに 該 当 する ド ラ イ ブ 文 字 を ク リ ッ ク し ます。右 ペイ ンに 表 示 さ れた Setup プ ロ グ ラ ム を 起 動 し ます (た と えば、 "setup" または"setup.exe" をダブル ク リ ッ ク し ます)。<strong>StarTeam</strong> 2008 Release 2 インストール メイン メニューが 表 示 されます。3 [ 製 品 の イ ン ス ト ール ] をク リ ックします。4 [ サーバー アプ リ ケーシ ョ ン ] を 選 択 し ます。5 [Notification Agent] を 選 択 し、 画 面 の 指 示 に 従 います。ab[Introduction] ダ イ ア ロ グの 情 報 を 読 み、 [Next] をク リ ックします。[License Agreement] ダイアログで、 次 のことを 行 います。1 ラ イ セン ス 契 約 の 条 項 を 読 みます。2 [I accept the terms of the License Agreement] オプシ ョ ン ボ タ ン を 選 択 し ます。ラ イ セン ス 契 約 に 同 意 し ない 場 合 は、 製 品 を イ ン ス ト ールする こ と はでき ません。3 [Next] をク リ ックします。c [Choose Install Folder] ダイアログで、 [Choose...] ボタンをク リ ックして、 インス トール フ ォルダ と し て 使 用 する 場 所 を 指 定 し ます。 デフ ォル ト の イ ン ス ト ール 先 は C:\Program Files\<strong>Borland</strong>\<strong>StarTeam</strong> Notification Agent です。de[Choose Shortcut Folder] ダ イ ア ロ グで、 デフ ォル ト 設 定 ([Other] オプシ ョ ン ボタンが 選 択 さ れ、 その 場 所 が C:\Documents and Settings\All Users\ スタートメニュー\ プログラム \<strong>Borland</strong> <strong>StarTeam</strong>\<strong>StarTeam</strong> Notification Agentに 設 定 さ れてい る) を 使 用 し ます。[Pre-installation Summary] ダイアログで、 次 のいずれかを 行 います。■■設 定 を 確 認 し て [Install] をクリ ックします。設 定 を 確 認 し、 必 要 であれば [Previous] を 1 回 も し く は 複 数 回 ク リ ッ ク し て、 インス トール オプシ ョ ン を 変 更 し ます。 次 に [Pre-installation Summary] ダイアログに 戻 り 、 [Install] をクリ ックします。66 <strong>Borland</strong> <strong>StarTeam</strong> インストール ガイド


f[Install Complete] 画 面 が 表 示 さ れた ら、 メ ッ セージを 読 んで、 イ ン ス ト ールが 成 功 したことを 確 認 し、 [Done] をクリ ックします。第 6 章 : Workflow Extensions の インストール 67


68 <strong>Borland</strong> <strong>StarTeam</strong> インストール ガイド


第章7<strong>StarTeam</strong> Server でのChapterMicrosoft SQL Server およびSQL Server Expressデータベースの 利 用この 章 では、 <strong>StarTeam</strong> Server で 利 用 する Microsoft SQL Server または SQL Server Expressデータベース を 使 用 し て 新 し いサーバー 構 成 を 作 成 する 方 法 を 説 明 し ます。 <strong>StarTeam</strong>Server は、 フ ァ イル アーカ イ ブ と サーバー 起 動 情 報 を 除 く すべての 情 報 を、 ユーザーが 選択 し たデータベースに 保 存 し ます。Windows 版 の <strong>StarTeam</strong> Server は、 以 下 の Microsoft データベース と 組 み 合 わせて 使 用 で きます。■Microsoft SQL Server 2005 Express (SSE 2005)(<strong>StarTeam</strong> Server 2008 Release 2 に よ って 自 動 的 に イ ン ス ト ール さ れるデータベース)■Microsoft SQL Server 2005 R2Microsoft SQL Server 2005 Express は <strong>StarTeam</strong> のデフ ォル ト データベースです。 次 のサ イ トで Microsoft Corporation が 提 供 する SQL Server Express の ラ イ セン ス 許 諾 契 約 書 をお 読 みになることをお 勧 めします。<strong>StarTeam</strong> Server では、 <strong>StarTeam</strong> サーバー 構 成 で 使 用 する SQL Server データベースおよびSQL Server Express データベースの 作 成 処 理 が 完 全 に 自 動 化 さ れています。 ただ し、 必 要に 応 じ て 独 自 にデータベース を 作 成 する こ と も で き ます。 詳 細 については 77 ページの「 手 動 でのデータベース 作 成 : 概 要 」 を 参 照 して く ださい。この 章 では、 <strong>StarTeam</strong> Server に 付 属 する SQL ス ク リ プ ト のチューニン グおよび 保 守 の 概 要と 、 それ ら のス ク リ プ ト の 使 用 方 法 について も 説 明 し ます。 Microsoft SQL Server のパフォーマンス チューニングの 詳 細 については、 Microsoft SQL Server のドキュメントを 参 照してください。Microsoft データベースの 用 語こ の 章 で 使 用 する インスタンスおよびデータベース と い う 用 語 の 意 味 は Microsoft の 用 法に 従 います。 コ ン ピ ュータ に Microsoft SQL Server 2005 をインストールするとき、 SQLServer のインスタンスを 最 大 16 個 までインス トールできます。 各 インスタンスは 複 数 の 異な るデータベース を 管 理 で き ます。 <strong>StarTeam</strong> の 各 サーバー 構 成 は 固 有 のデータベース を 使用 します。第 7 章 : <strong>StarTeam</strong> Server での Microsoft SQL Server および SQL Server Express データベースの 利 用 69


データベースへのログオン<strong>StarTeam</strong> Server の 標 準 イ ン ス ト ールを 実 行 する と き、SQL Server Express のインスタンスを1 つインス トールします。 SQL Server Express イ ン ス タ ン スには 番 号 がつけ られてい る ので、 Web サイ トからのダウンロード パッケージと、 <strong>StarTeam</strong> インストール DVD にはその他 のイ ン ス タ ン スが 付 属 し ています。 これは、 コ ンピ ュータ 上 にすでに SQL Server Expressイ ン ス タ ン スが 存 在 し てい る 可 能 性 があ り 、 <strong>StarTeam</strong> は 既 存 のイ ン ス タ ン ス と は 異 な る 番号 を 使 用 する 必 要 があ る か ら です。データベースへのログオン<strong>StarTeam</strong> サーバー 構 成 で 使 用 するデータベース を 実 行 する、 ま たはそのデータベースに ログオンする には、 専 用 の <strong>StarTeam</strong> ユーザー アカ ウ ン ト を 使 用 する こ と を 強 くお 勧 め し ます。 シ ス テム 管 理 者 アカ ウ ン ト は 通 常 、 無 制 限 の 特 権 を 持 ち ます。 シ ス テム 管 理 者 と し てロ グオン し てい る 間 に 何 ら かの 異 常 ま たはエ ラーが 発 生 する と 、 <strong>StarTeam</strong> データベースや、 同 じデータベース サーバーに よ って 管 理 さ れてい る 他 のデータベースに 回 復 不 能 な 損害 が 生 じ る 場 合 があ り ます。エンコーディングの 違 いの 理 解<strong>StarTeam</strong> Server は、 UTF-8 でエンコード されたデータを 送 信 します。 Microsoft SQL Serverおよび SQL Server Express は、 データベース レベルで UTF-8 をサポート しません。 しかし、 固 定 長 フ ォーマ ッ ト の Unicode データ (UTF-16) を 格 納 する ために nchar、 nvarchar、および ntext 型 をサポー ト しています。■UTF-8 は 可 変 長 の 文 字 セ ッ ト であ り 、 文 字 のバイ ト 数 は 言 語 に よ って 1 ~ 6 バイ トの 間 で変 化 し ます。■UTF-16 は 固 定 長 のエン コーデ ィ ン グ 機 構 であ り 、すべての 文 字 が 2 バイ ト に 展 開 さ れます。 1 文 字 が 常 に 1 バイ ト に 対 応 する 文 字 セ ッ ト に 適 用 さ れる と き、 UTF-16 は UTF-8よ り も 多 く の 記 憶 領 域 を 使 用 する 傾 向 があ り ます。<strong>StarTeam</strong> におけ るデータ のエン コーデ ィ ン グ 方 式 が 原 因 で、 英 語 以 外 の <strong>StarTeam</strong> データは <strong>StarTeam</strong> クライアントからは 人 間 が 判 読 できますが、Microsoft SQL Server や SQLServer Express からは 判 読 できません。このことは、 Microsoft SQL Server および SQL Server Express データベースに よ って 使 用 される ODBC ド ラ イバがデータの 変 換 を 行 わないこ と が 重 要 な 理 由 で も あ り ます。<strong>StarTeam</strong> Server は、 サーバー 構 成 のデータベース と と も に 使 用 さ れる DSN を 作 成 する とき、 ODBC の 自 動 変 換 機 能 を 無 効 に し ます。 同 様 に、 データベース を 独 自 に 作 成 する 場 合は、 自 動 変 換 機 能 を 手 動 で 無 効 にする 必 要 があ り ます。 こ の 機 能 が 無 効 に さ れてい る こ とによ り、 Microsoft ODBC ドライバに 対 する SQL Server の ODBC データ ソース テス トは 失敗 しますが、 これは <strong>StarTeam</strong> サーバー 構 成 で 使 用 する ために 作 成 さ れる DSN については正 常 な 動 作 です。SQL Server データベースの 利 用 方 法 : 概 要SQL Server データベース を 使 用 する 予 定 の 場 合 、 以 下 の 作 業 を 完 了 する 必 要 があ り ます。1 <strong>StarTeam</strong> Server を イ ン ス ト ールし ます。 詳 細 については、 26 ページの 「<strong>StarTeam</strong> Serverのインス トール」 を 参 照 して く ださい。メモ [ 最 小 ] イ ン ス ト ールを 選 択 し た 場 合 、 SQL Server Express (SSE 2005) はインス トールされません。2 <strong>StarTeam</strong> サーバー 構 成 を 作 成 し、 起 動 します。 手 順 については、 72 ページの 「サーバー 構 成 の 作 成 と 起 動 」 を 参 照 して く ださい。70 <strong>Borland</strong> <strong>StarTeam</strong> インストール ガイド


Microsoft SQL Server データベースの 利 用 方 法 : 概 要Microsoft SQL Server データベースの 利 用 方 法 : 概 要重 要注 意Microsoft SQL Server データベース を 使 用 する 予 定 の 場 合 、 以 下 の 作 業 を 完 了 する 必 要 があります。1 Microsoft SQL Server をインストールします。Microsoft SQL Server データベースのインスタンスをインス トールするとき、 インスタン スのデフ ォル ト の 照 合 順 序 は、 オペレーテ ィ ン グ システムのロケール セッ トに 対 応し た も のにな り ます。 こ の ロ ケール 設 定 は、 チームの 環 境 で 適 切 であ る 場 合 にのみ 使用 する こ と をお 勧 め し ます。 ロ ケール 設 定 が 不 適 切 な 場 合 、 <strong>StarTeam</strong> Server か ら 自 動 的にデータベース を 作 成 する と き に、 使 用 し てい る 環 境 の 言 語 でデータベース 名 、 ユーザー 名 、 ま たはパス ワー ド を 指 定 で き な く な り ます。2 <strong>StarTeam</strong> Server を イ ン ス ト ールし ます。 詳 細 については、 26 ページの 「<strong>StarTeam</strong> Serverのインス トール」 を 参 照 して く ださい。3 <strong>StarTeam</strong> サーバー 構 成 を 作 成 し、 起 動 します。■<strong>StarTeam</strong> に 自 動 的 にデータベース を 作 成 さ せる 場 合 の 手 順 については、 72 ページの「サーバー 構 成 の 作 成 と 起 動 」 を 参 照 して く ださい。■手 動 で 作 成 する 場 合 の 手 順 については、 77 ページの 「 手 動 でのデータベース 作 成 :概 要 」 を 参 照 して く ださい。Microsoft SQL Server 2005 を 使 用 する 予 定 の 場 合 は 必 ず、 71 ページの 「Microsoft SQLServer 2005 データベースへの 接 続 」 で 説 明 さ れてい る 事 項 を 再 確 認 し て く だ さ い。Microsoft SQL Server と 一 緒 に <strong>StarTeam</strong> を 使 い 始 めた 後 は、 以 下 の 点 に 注 意 し て く だ さい。■■<strong>StarTeam</strong> ク ラ イ アン ト ま たはサーバー 管 理 ツール 以 外 の 手 段 を 利 用 し て、 データベースの 内 容 を 変 更 しないでください。 デー タ ベースの 直 接 操 作 はサポー ト されていません。<strong>StarTeam</strong> ク ラ イ アン ト ま たはサーバー 管 理 ツール 以 外 の 手 段 を 利 用 し て、 データ 保 管庫 のフ ァ イルを 変 更 し ないで く ださい。Microsoft SQL Server 2005 データベースへの 接 続<strong>StarTeam</strong> Server では、 Microsoft SQL Server データベースに 接 続 する ために、 デフ ォル ト のWindows 認 証 ではな く Microsoft SQL Server 認 証 を 要 求 し ます。 セキ ュ リ テ ィ と 認 証 に 関するデフォルト 設 定 を 使 用 して Microsoft SQL Server 2005 をインストールすると、 データベースへの 接 続 で <strong>StarTeam</strong> Server に 問 題 が 発 生 し ます。SQL Server に 接 続 する と き に 使 用 する セキ ュ リ テ ィ を 指 定 する には :1 Microsoft SQL Server インストール ウ ィ ザー ド を 起 動 し ます。2 ウィザードの [ 認 証 モー ド ] ページに 行 き、3 ([Windows 認 証 ] オプシ ョ ン ボタンの 代 わりに) [ 混 合 モー ド (Windows 認 証 と SQLServer 認 証 )] オプシ ョ ン ボ タ ン を 選 択 し ます。4 使 用 するパス ワー ド を 入 力 し、 ま た、 再 入 力 し ます。5 [ 次 へ ] をク リ ックして、 ウィザードの 残 りのページを 完 成 させます。第 7 章 : <strong>StarTeam</strong> Server での Microsoft SQL Server および SQL Server Express データベースの 利 用 71


サーバー 構 成 の 作 成 と 起 動サーバー 構 成 の 作 成 と 起 動新 し いサーバー 構 成 を 最 初 に 起 動 する と き、 <strong>StarTeam</strong> は、 指 定 さ れたデータベース 内 に<strong>StarTeam</strong> に 関 するすべてのテーブルを 作 成 し ます。 こ こ では、 <strong>StarTeam</strong> サーバー 構 成 を 作成 し、 構 成 を 最 初 に 起 動 する 方 法 を 説 明 し ます。 説 明 では、 <strong>StarTeam</strong> Server が 自 動 的 にMicrosoft SQL Server データベース ま たは SQL Server Express データベース を 作 成 する こ とを 想 定 し ています。 手 動 で 作 成 する 場 合 の 手 順 については、 77 ページの 「 手 動 でのデータベース 作 成 : 概 要 」 を 参 照 して く ださい。Microsoft SQL Server データベースおよび SQL Server Express データベースの 名 前 については、 次 の 規 則 に 従 う こ と をお 勧 め し ます。■文 字 で 始 ま る■文 字 と 数 字 だけを 含 む■スペースを 含 まない■create、 delete、 if、 then、 else、 goto などの SQL 予 約 語 でないこれらのガイ ド ラ イ ンに 従 わない 名 前 のデータベースについては、 サーバー 管 理 のデータベース オプシ ョ ンが 正 し く 機 能 しない 場 合 があり ます。Microsoft SQL Server データベース ま たは SQL Server Express データベース を 使 用 し てサーバー 構 成 を 作 成 する には :1 [ スタート|プログラム|<strong>Borland</strong> <strong>StarTeam</strong>|<strong>StarTeam</strong> Server 2008 R2 |<strong>StarTeam</strong> Server]を 選 択 し て、 サーバー 管 理 ツールを 起 動 し ます。 [ サーバー 管 理 ] ツールが 表 示 さ れます。2 [ サーバー| 構 成 の 新 規 作 成 ...] を 選 択 し ます。[ 構 成 の 新 規 作 成 ] ウィザードが 表 示 されます。3 新 し い 構 成 データ を 入 力 し ます。ab[ 構 成 名 ] テキス ト ボ ッ ク スに 構 成 の 名 前 を 入 力 し ます。サーバー 構 成 の 名 前 をデータベース と 同 じ にする ( 複 数 のサーバー 構 成 があ る 場 合に 特 に 推 奨 さ れる 方 法 ) 場 合 、 こ の 節 の 始 めで 説 明 し た、 Microsoft SQL Server データベースおよび SQL Server Express データベースの 命 名 規 則 に 従 う 必 要 があ り ます。ログ フ ァ イルやその 他 の 情 報 を 格 納 する ために 使 用 する リ ポジ ト リ パスの 場 所 を 直接 入 力 する か、 [ 参 照 ...] をク リ ッ ク して 選 択 します。 入 力 した リ ポジ ト リ パスが 存在 し ない 場 合 は、 アプ リ ケーシ ョ ンに よ って 自 動 的 に 作 成 さ れます。[ リポジト リ パス ] は、 デフ ォル ト ハイ ブの 場 所 で も あ り ます。c [ データベースの 種 類 ] ドロップダウン リストから [Microsoft SQL Server/SSE] (デフ ォル ト ) を 選 択 し ます。de[<strong>StarTeam</strong> データベース と ODBC データ ソース を 新 規 作 成 する ] チェッ ク ボックスをオンにする と、 <strong>StarTeam</strong> Server がデータベース と そのデータベースに 対 する DSN を自 動 的 に 作 成 し ます。以 下 のいずれかの 方 法 で、 Native-II データ 保 管 庫 の 初 期 ハイ ブを 作 成 し ます。■■デフォル ト 設 定 を 受 け 入 れ、[ デフォル ト ] オプシ ョ ン ボタンをオンにしたまま 手順 f に 進 みます。デフォル ト 設 定 では、 <strong>StarTeam</strong> Server は 以 下 の 処 理 を 行 います。■■■DefaultHive と い う 名 前 の 初 期 ハイ ブを 作 成 し ます。DefaultHive が 使 用 する サブフ ォルダ Archives および Cache をリポジト リパス 内 に 作 成 し ます。最 大 キャッシュサイズは、 キャッシュが 置 かれているドライブ 上 の、 その 時点 で 利 用 可 能 な 領 域 の 20% に 設 定 し ます。■キャッシュ クリーンアップの 間 隔 は、デフォルト 設 定 の 600 秒 (10 分 ) を 使用 します。■記 憶 し き い 値 (こ の ド ラ イ ブの 空 き 領 域 がない と 見 な さ れる 使 用 率 ) は、 デフ ォル ト 設 定 の 95% を 使 用 し ます。カ ス タ ム 値 を 設 定 する には、 [ カスタム ] オプシ ョ ン ボ タ ン を 選 択 し て、 必 要 なハイ ブ 設 定 を 変 更 し ます。72 <strong>Borland</strong> <strong>StarTeam</strong> インストール ガイド


Microsoft データベース 用 SQL スクリプトの 実 行Microsoft データベース 用 SQL スクリプトの 実 行メモ<strong>StarTeam</strong> Server には、 Microsoft SQL Server データベースおよび SQL Server Express データベースで 使 用 する ために 特 に 記 述 さ れた SQL ス ク リ プ ト が 付 属 し ています。 こ れ ら のスクリプトは、<strong>StarTeam</strong> データベースの 保 守 およびチューニン グに 役 立 ち ます。 SQL スクリプ ト には、 イ ン ス ト ール 後 に 実 行 する も の、 データベースのパフ ォーマン ス 維 持 のために毎 週 実 行 する も の、 <strong>StarTeam</strong> Server に よ って 自 動 的 に 実 行 さ れる も のなどがあ り ます。Microsoft SQL Server および SQL Server Express データベース 用 の 実 行 可 能 な SQL スクリプトは、<strong>Borland</strong>\<strong>StarTeam</strong> Server 2008 R2\DBScripts\Sqlserver_Scriptsフォルダに 収 められています。Sqlserver_Scripts フォルダには、 Create_Stored_Procedures、Drop_Stored_Procedures、 Install、 Preinstall、 および DW (データ ウェアハウス 用 ) サブフォルダが 含 まれます。 これらのサブフォルダ 内 のスク リプトは、 必要 に 応 じ て <strong>StarTeam</strong> によって 実 行 されるためのものです。 このため、 これらのスク リプトについてはどれも、SQL クエリ エデ ィ タなどの 外 部 のデータベース ユーザー インターフェイスからは 絶 対 に 直 接 実 行 し ないで く だ さ い。次 の 表 は、 必 要 にな る こ と が 多 い SQL スクリプトの 一 覧 です。 いくつかのスクリプトについては、 手 動 で 定 期 的 に 実 行 する こ と をお 勧 め し ます。 表 には こ れ ら のス ク リ プ ト の 推奨 実 行 頻 度 を 示 し ています。 各 環 境 におけ る <strong>StarTeam</strong> の 利 用 状 況 に 応 じ て、 頻 度 を 調 節 すると 良 いでしょう。 夜 間 や 週 末 など、 サーバーがあ ま り 利 用 さ れていない と き にス ク リ プト を 実 行 し ます。こ れ ら のス ク リ プ ト の 実 行 に 加 えて、 サーバー 管 理 ツールか ら [ 完 全 削 除 ] オプシ ョ ンを実 行 し て、 データベースか ら 削 除 さ れたビ ューを 除 去 する こ と も 推 奨 さ れます。 ボーラ ンドでは、 <strong>StarTeam</strong> プロジェク トから 1 つ 以 上 のビ ューを 削 除 し た 際 には、 その 後 でデータベースに 対 し て 完 全 削 除 を 実 行 する こ と をお 勧 め し ます。 [ 完 全 削 除 ] オプシ ョ ンの 詳 細 については、 『<strong>StarTeam</strong> の 管 理 と 利 用 』 を 参 照 し て く だ さ い。表 7.2Microsoft SQL Server および SQL Server Express 用 の <strong>StarTeam</strong> スクリプト<strong>StarTeam</strong> スクリプト 名実 行 頻 度starteam_sqlserver_dbcc.sql週 に 1 回starteam_sqlserver_dbcc_reindex.sql 週 に 2 回 ( 最 低 限 )starteam_sqlserver_dbcc_showcontig.sql 週 に 2 回 ( 最 低 限 )starteam_sqlserver_dropall.sql必 要 な 場 合 のみ注 意■Microsoft SQL Server または SQL Server Express データベース 用 の <strong>StarTeam</strong> SQL スクリ プ ト を 実 行 する 前 に、 データベース 互 換 性 モー ド が 正 し く 設 定 さ れてい る こ と を確 認 し て く だ さ い。 Microsoft SQL Server 2005 ベースの 構 成 については、 データベース 互 換 性 モー ド を 「90」 に 設 定 し て く だ さ い。■必 要 であれば 必 ず <strong>StarTeam</strong> データベース をバ ッ ク ア ッ プ し、 バ ッ ク ア ッ プを 定 期 的に 検 証 し て く ださ い。 <strong>StarTeam</strong> プロジェク ト データ のバ ッ ク ア ッ プの 復 元 と テ ス トはテス ト システム 上 で 行 う こ とをお 勧 めします。 バックアップの 復 元 とテス ト を 行う こ と は、 データが 正 し く バッ ク ア ッ プ されている こ と の 確 認 に 役 立 ちます。Microsoft SQL Server または SQL Server Express データベース 用 のス ク リ プ ト を 実 行 する には:1 Microsoft から SQL Server Management Studio または SQL Server Management StudioExpress をインストールします。2 [ スタート|Microsoft SQL Server (または Microsoft SQL Server Express) |SQL ServerManager Studio (または SQL Server Manager Studio Express) ] を 選 択 し ます。3 SQL Server Manager Studio で、 新 し い ク エ リ を 設 計 する か、 既 存 の ク エ リ を 開 き ます。4 [ ク エ リ | 接 続 | 接 続 ] を 選 択 して、 アクセスする <strong>StarTeam</strong> データベースがあ る サーバーに 接 続 し ます。5 該 当 する <strong>StarTeam</strong> データベース を 選 択 し ます。6 [ フ ァ イル| 開 く ...] を 選 択 し、 適 切 なフォルダから ス ク リ プ ト ファイルを 選 択 してチューニング スクリプトを 開 きます。第 7 章 : <strong>StarTeam</strong> Server での Microsoft SQL Server および SQL Server Express データベースの 利 用 75


Microsoft データベース 用 SQL スクリプトの 実 行7 ツールバー 上 の [ 実 行 ] ボタンをク リ ックするか、 F5 キーを 押 し て ス ク リ プ ト を 実 行 します。注 意Microsoft SQL Server および SSE 用 SQL スクリプト■■■■■■■■■■■■■■starteam_sqlserver_create_check_database.sql実 行 : <strong>StarTeam</strong> Server に よ って 適 宜 自 動 的 にstarteam_sqlserver_create_database.sql実 行 : 新 し いサーバー 構 成 の 作 成 時 に <strong>StarTeam</strong> に よ って 自 動 実 行このスク リプトは Microsoft SQL Server データベース を 作 成 し ます。starteam_sqlserver_create_upgrade_34.sql実 行 : サーバー 構 成 のア ッ プグ レー ド 時 に <strong>StarTeam</strong> に よ って 自 動 実 行starteam_sqlserver_create_upgrade_36.sql実 行 : サーバー 構 成 のア ッ プグ レー ド 時 に <strong>StarTeam</strong> に よ って 自 動 実 行starteam_sqlserver_create_upgrade_55.sql実 行 : サーバー 構 成 のア ッ プグ レー ド 時 に <strong>StarTeam</strong> に よ って 自 動 実 行starteam_sqlserver_create_upgrade_58.sql実 行 : サーバー 構 成 のア ッ プグ レー ド 時 に <strong>StarTeam</strong> に よ って 自 動 実 行starteam_sqlserver_dbcc.sql実 行 : 週 に 1 回starteam_sqlserver_dbcc.sql ス ク リ プ ト は、 データベース インデックスを 再 構築 し、 データベース オブジ ェ ク ト に 対 し て 整 合 性 チェ ッ ク を 実 行 し ます。 こ のス ク リプ ト は イ ンデ ッ ク ス を 構 築 し、 データベース 分 布 ページ 内 の 統 計 を 更 新 し ます。starteam_sqlserver_dbcc_reindex.sql実 行 : 最 低 週 に 2 回こ のス ク リ プ ト はデータベース 内 のすべての イ ンデ ッ ク ス を 再 構 築 し ます。 こ のス クリ プ ト を 適 宜 実 行 する こ と は 非 常 に 重 要 です。starteam_sqlserver_dbcc_showcontig.sql実 行 : 最 低 週 に 2 回こ のス ク リ プ ト は、 データベースの 断 片 化 に 関 する 情 報 を 提 供 し ます。starteam_sqlserver_dropall.sql実 行 : 必 要 な 場 合 のみstarteam_sqlserver_dropall.sql ス ク リ プ ト を 実 行 する と 、 すべての<strong>StarTeam</strong> テーブルと、 それらのテーブルに 含 まれるデータがデータベースから 削 除されます。 このスク リプトは 厳 重 に 注 意 し て 使 用 し て く だ さ い。starteam_sqlserver_dropall.sql スクリプトは、すべての <strong>StarTeam</strong> テーブルをデータベースか ら 削 除 し ます。 た と えば、 <strong>StarTeam</strong> サーバー 構 成 を 別 のデータベースに 移 行 する 場 合 、 starteam_sqlserver_dropall.sql を 使 用 し て、 元 のデータベースか ら テーブルを 削 除 する こ と がで き ます。 あ る いは、 <strong>StarTeam</strong> テーブル スペース 以 外 のテーブル スペースに <strong>StarTeam</strong> テーブルを 誤 って 追 加 し た 場 合 に、 こ のス ク リプ ト を 使 用 し てそれ ら のテーブルを 削 除 し ます。starteam_sqlserver_get_dbinfo.sql実 行 : <strong>StarTeam</strong> Server に よ って 適 宜 自 動 的 にstarteam_sqlserver_get_dbpath.sql実 行 : <strong>StarTeam</strong> Server に よ って 適 宜 自 動 的 にstarteam_sqlserver_run_msde_backup.sql実 行 : こ のサンプル ス ク リ プ ト を 環 境 に 合 わせてカ ス タ マ イ ズ し た 後 で、 必 要 に 応 じて 実 行 可 能このサンプル スクリプトは、SQL Server Express データベースのバ ッ ク ア ッ プ コピーの作 成 方 法 を 例 示 し ます。 こ のス ク リ プ ト は、 実 行 する 前 に 個 別 の 環 境 に 合 わせてカ スタマイズする 必 要 があります (<strong>StarTeam</strong> Server データベース をバ ッ ク ア ッ プする 前 に、必 ず <strong>StarTeam</strong> Server をロックまたは 停 止 してください)。starteam_sqlserver_update_statistics.sql実 行 : 必 要 な 場 合 のみ76 <strong>Borland</strong> <strong>StarTeam</strong> インストール ガイド


手 動 でのデータベース 作 成 : 概 要こ のス ク リ プ ト は、 各 イ ンデ ッ ク ス 内 のキー 値 の 分 布 についての 統 計 を 更 新 し ます。こ の 統 計 は、 ク エ リ 処 理 を 最 適 化 する ために SQL Server が 使 用 し ます。(sp_autostats を 使 用 し て) 自 動 統 計 を 有 効 に し てい る 場 合 や、(starteam_sqlserver_dbcc.sql またはstarteam_sqlserver_dbcc_reindex.sql ス ク リ プ ト を 実 行 する こ と に よ って)定 期 的 に イ ンデ ッ ク ス を 再 構 築 し てい る 場 合 は、 こ のス ク リ プ ト を 実 行 する 必 要 はありません。手 動 でのデータベース 作 成 : 概 要メモ<strong>StarTeam</strong> Server には Microsoft SQL Server データベースおよび SQL Server Express データベース を 自 動 的 に 作 成 する 機 能 があ り ますが、 手 動 でデータベース を 作 成 する こ と も で きます。 手 動 での 作 成 が よ り 効 果 的 なのは、 データベース 作 成 のための 高 度 なツールを 備 える Microsoft SQL Server を 使 用 する 場 合 です。以 下 の 手 順 説 明 中 の 指 示 に 従 う こ と は 非 常 に 重 要 です。 特 に、 独 自 の DSN を 作 成 する ときは、 必 ず Latin1_General_CI_AS 照 合 順 序 を 使 用 し、 ODBC 自 動 変 換 機 能 も 必 ず 無 効 に してください。Microsoft SQL Server データベースおよび SQL Server Express データベースの 名 前 については、 次 の 規 則 に 従 う こ と をお 勧 め し ます。■文 字 で 始 ま る■文 字 と 数 字 だけを 含 む■スペースを 含 まない■create、 delete、 if、 then、 else、 goto などの SQL 予 約 語 でないこ れ ら のガ イ ド ラ イ ンに 従 わない 名 前 のデータベースについては、 サーバー 管 理 ツールのデータベース オプシ ョ ンが 正 し く 機 能 しない 場 合 があり ます。独 自 の Microsoft SQL Server データベース ま たは SQL Server Express データベース を 作 成 するには :1 Microsoft SQL Server または SQL Server Express をインストールします。Microsoft SQL Server 2005 を 使 用 する 予 定 の 場 合 、 必 ず 71 ページの 「Microsoft SQLServer 2005 データベースへの 接 続 」 の 内 容 を 再 確 認 し て く だ さ い。2 <strong>StarTeam</strong> Server を イ ン ス ト ールし ます。 詳 細 については、 26 ページの 「<strong>StarTeam</strong> Serverのインス トール」 を 参 照 して く ださい。3 <strong>StarTeam</strong> データベース を 作 成 し ます。 詳 細 については、 データベース 管 理 者 に 問 い 合わせて く ださ い。以 下 の こ と を 確 認 し ます。■データベースの 所 有 者 が <strong>StarTeam</strong> のユーザーである こ と。■その <strong>StarTeam</strong> ユーザーのデフ ォル ト データベースが <strong>StarTeam</strong> データベースであ ること。■データベースが、 <strong>StarTeam</strong> データ を 格 納 する ための 予 測 拡 張 パターンに 適 合 し ていること。74 ページの 「データ ファイルと トランザクション ログのガイドライン」を 参 考 にして く ださい。■データベースの 名 前 が 前 述 の 命 名 規 則 に 従 ってい る こ と 。重 要■データベースが 適 切 な 照 合 順 序 を 使 用 する こ と 。 照 合 順 序 の 詳 細 については、 80ページの 「 照 合 順 序 について」 を 参 照 して く ださい。■Microsoft SQL Server および SQL Server Express については、 <strong>StarTeam</strong> データベースの 照 合 順 序 を Latin1_General_CI_AS に 変 更 し、 TEXT/varchar 型 の 列 の 照 合 順 序を Latin1_General_CI_AS に 変 更 し ます。Microsoft SQL Server のイ ン ス タ ン スは、 お 使 いの 環 境 のロ ケールのデフ ォル ト 照 合順 序 を 使 用 しなければならないこ とに 注 意 してください。 ただし、 そのインスタンスによって 管 理 され、 <strong>StarTeam</strong> サーバー 構 成 で 使 用 さ れる 特 定 のデータベースは 特定 の 照 合 順 序 に 設 定 する 必 要 があ り ます。2 バイ ト オペレーテ ィ ング シ ス テム ( 日 本 語 や 中 国 語 など) では、 Microsoft SQLServer 2005 データベース を 持 つ <strong>StarTeam</strong> Server 2008 Release 2 を 使 って 新 しい DSN第 7 章 : <strong>StarTeam</strong> Server での Microsoft SQL Server および SQL Server Express データベースの 利 用 77


手 動 でのデータベース 作 成 : 概 要が 自 動 的 に 作 成 さ れた 場 合 には、 照 合 順 序 を 手 動 で Latin1_General_CI_AS に 設 定 する 必 要 があ り ます。4 <strong>StarTeam</strong> データベースに 対 する ODBC DSN を 作 成 し ます。 手 順 については、 78 ページの 「<strong>StarTeam</strong> データベースの ODBC システム DSN の 作 成 」 を 参 照 して く ださい。5 <strong>StarTeam</strong> サーバー 構 成 を 作 成 し、 起 動 します。 手 順 については、 79 ページの 「( 既 存データベース 用 の) サーバー 構 成 の 作 成 」 を 参 照 して く ださい。<strong>StarTeam</strong> データベースの ODBC システム DSN の 作 成重 要<strong>StarTeam</strong> Server がインス トールされたコンピュータ 上 で、 Microsoft ODBC ドライバを 使 用する 新 しい <strong>StarTeam</strong> データベースのシ ス テム DSN を 作 成 します。<strong>StarTeam</strong> データベースの ODBC システム DSN を 作 成 する には :1 Windows の [ スタート] メニューから [ ス ター ト | 設 定 |コ ン ト ロール パネル] を 選 択 します。 [ コント ロール パネル ] ダ イ ア ロ グが 表 示 さ れます。2 [ 管 理 ツール ] アイコン、 [ データ ソース (ODBC)] アイコンの 順 にダブルク リ ックして、[ODBC データ ソース アド ミニストレータ ] ダイアログを 開 きます。3 [ システム DSN] タブを 選 択 し、 [ 追 加 ...] をク リ ックします。4 「SQL Server」 という 名 前 でバージ ョ ン 2000.85.1117.0 (ま たは、 最 新 版 ) の MicrosoftODBC ドライバを 選 択 し、[ 完 了 ] をクリ ックします。 [SQL Server に 接 続 する ための 新規 データ ソース を 作 成 する ] ダ イ ア ロ グが 表 示 さ れます。5 [ 名 前 ] テキス ト ボックスに <strong>StarTeam</strong> と 入 力 し、 説 明 を 入 力 し、<strong>StarTeam</strong> 用 に 作 成 し たMicrosoft SQL Server データベース を 選 択 し て [ 次 へ >] をク リ ックします。6 [ ユーザーが 入 力 する SQL Server 用 のロ グ イ ン ID とパスワードを 使 う ] をオンにします。7 [SQL Server に 接 続 し て 追 加 の 構 成 オプシ ョ ンの 既 定 設 定 を 取 得 する ] チェッ ク ボックスをオンにし、 <strong>StarTeam</strong> ユーザーのロ グ イ ン ID とパスワードを 入 力 して [ 次 へ >] をクリックします。8 <strong>StarTeam</strong> をデフォル ト データベース と し て 指 定 し ます。 た と えば、 コ ン ピ ュータ の 名前 が Orion の 場 合 、 ORION\STARTEAM を 選 択 します。9 オペレーテ ィ ング システムの 種 類 に 応 じて、 [ 次 へ >] を 3 回 ク リ ッ クするか、 または [次 へ >] を 1 回 ク リ ッ クして [ 完 了 ] をクリ ックし、 [ 文 字 データ を 変 換 する ] チェッ クボ ッ ク スのあ る ダ イ ア ロ グ を 表 示 し ます。10 [ 文 字 データ を 変 換 する ] チェッ ク ボックスをオフにします。 これにより、 ODBC の 自動 変 換 機 能 が 無 効 にな り ます。 こ れは、 <strong>StarTeam</strong> サーバー 構 成 で Microsoft SQL Serverデータベース ま たは SQL Server Express データベース を 正 し く 利 用 する ために 重 要 な 設定 です。このオプションをオフにすると、 ANSI キ ャ ラ ク タ 文 字 列 が ク ラ イ アン ト アプ リ ケーシ ョ ン と サーバー と の 間 で 送 受 信 さ れる と き、 その 文 字 列 内 の 拡 張 文 字 の 変 換 が 行 われな く な り ます。 Windows のヘルプには、 「ク ラ イ アン ト コンピュータが SQL Server のコード ページ と 異 な る ANSI コード ページ (ACP) を 使 用 し てい る 場 合 、 ANSI キャラク タ 文 字 列 内 の 拡 張 文 字 が 誤 って 解 釈 さ れる 場 合 があ り ます。 ク ラ イ アン ト コンピュータがその ACP に 対 し て、 SQL Server が 使 用 しているものと 同 じコード ページを使 用 し てい る 場 合 、 拡 張 文 字 は 正 し く 解 釈 さ れます。」 と い う 記 述 があ り ます。 データは <strong>StarTeam</strong> Server によって 管 理 されるため、 このこ とは 問 題 になり ません。11 ODBC DSN 設 定 を 確 認 し、[ データ ソースのテス ト ] をクリックします。[ 文 字 データ を変 換 する ] チェッ ク ボ ッ ク ス を 除 いて、 デフ ォル ト の 設 定 を 使 用 で き ます。12 [OK] または [ 完 了 ] を ク リ ッ ク し て、 ウ ィ ザー ド を 終 了 し ます。Microsoft ODBC ドライバの [SQL Server ODBC データ ソース テス ト ] ダイアログで、次 の メ ッ セージ と と もにテス ト の 失 敗 が 報 告 されます。[ 文 字 デー タ を 変 換 する ] チェック ボックスをオンにしてください。<strong>StarTeam</strong> サーバー 構 成 で 使 用 する Microsoft SQL Server データベースおよび SQLServer Express データベースについては、 このオプシ ョ ンがオンではいけないので、実 際 には、 このメ ッセージがオプシ ョ ンの 設 定 が 正 しいこ とを 示 しています。78 <strong>Borland</strong> <strong>StarTeam</strong> インストール ガイド


手 動 でのデータベース 作 成 : 概 要( 既 存 データベース 用 の)サーバー 構 成 の 作 成メモ新 し いサーバー 構 成 を 最 初 に 起 動 する と き、 <strong>StarTeam</strong> は、 指 定 さ れたデータベース 内 にすべての <strong>StarTeam</strong> テーブルを 作 成 し ます。 こ こ では、 作 成 済 みの Microsoft SQL Server データベースまたは SQL Server Express データベース を 使 用 し て <strong>StarTeam</strong> サーバー 構 成 を 作 成する 方 法 を 説 明 し ます。既 存 の Microsoft SQL Server データベース ま たは SQL Server Express データベース を 使 用 してサーバー 構 成 を 作 成 する には :1 [ スタート|プログラム|<strong>Borland</strong> <strong>StarTeam</strong> |<strong>StarTeam</strong> Server 2008 R2 |<strong>StarTeam</strong> Server]を 選 択 し て、 サーバー 管 理 ツールを 起 動 し ます。 [ サーバー 管 理 ] ツールが 表 示 さ れます。2 [ サーバー| 構 成 の 新 規 作 成 ...] を 選 択 し ます。[ 構 成 の 新 規 作 成 ] ウィザードが 表 示 されます。3 新 し い 構 成 データ を 入 力 し ます。ab[ 構 成 名 ] テキス ト ボ ッ ク スに 構 成 の 名 前 を 入 力 し ます。サーバー 構 成 の 名 前 をデータベース と 同 じ にする ( 複 数 のサーバー 構 成 があ る と きに 推 奨 さ れる 方 法 ) 場 合 、 Microsoft SQL Server および SQL Server Express データベースの 以 下 の 命 名 規 則 に 従 う 必 要 があ り ます。■文 字 で 始 ま る■文 字 と 数 字 だけを 含 む■スペースを 含 まない■create、 delete、 if、 then、 else、 goto などの SQL 予 約 語 でない[ リポジト リのパス] テキス ト ボックスに、ログ フ ァ イルやその 他 の 情 報 を 格 納 するために 使 用 する 場 所 を 直 接 入 力 する か、 [ 参 照 ...] をクリ ックして 選 択 します。[ リポジト リのパス] テキス ト ボックスに 入 力 されたパスは、 デフォルト ハイブのデフ ォル ト の 格 納 場 所 にな り ます。c [ データベースの 種 類 ] ドロップダウン リストから 「Microsoft SQL Server/SSE」 (デフ ォル ト 値 ) を 選 択 し ます。def[<strong>StarTeam</strong> データベース と ODBC データ ソース を 新 規 作 成 する ] チェッ ク ボックスをオフにし、 <strong>StarTeam</strong> Server がデータベース と そのデータベースに 対 する DSN を 自 動的 に 作 成 しないようにします。以 下 のいずれかの 方 法 で、 Native-II データ 保 管 庫 の 初 期 ハイ ブを 作 成 し ます。■■デフ ォル ト 設 定 を 変 更 せず [デフォル ト ] オプシ ョ ン ボ タ ン を 選 択 し た ま ま 手 順 fに 進 みます。デフ ォル ト 設 定 を 使 用 する 場 合 、 <strong>StarTeam</strong> Server は 以 下 の 処 理 を 行 います。■■■DefaultHive と い う 名 前 の 初 期 ハイ ブを 作 成 し ます。DefaultHive が 使 用 する サブフ ォルダ Archives および Cache をリポジト リパス内 に 作 成 し ます。キ ャ ッ シ ュ が 位 置 する ド ラ イ ブ 上 の、 その 時 点 で 利 用 可 能 な 領 域 の 20% を 最大 キャ ッ シュ サ イ ズに 設 定 し ます。■キャッシュ クリーンアップ 間 隔 はデフォルト 設 定 の600 秒 (10 分 ) を 使 用 し ます。■記 憶 し き い 値 ( 空 き 領 域 がな く なった も の と し て 認 識 する ド ラ イ ブ 使 用 率 )はデフ ォル ト 値 の 95% を 使 用 し ます。カ ス タ ム 値 を 設 定 する には、 [ カスタム ] オプシ ョ ン ボ タ ン を 選 択 し て、 必 要 なハイ ブ 設 定 を 変 更 し ます。[ 次 へ >] をクリ ックします。 ウィザードの [ データベース 情 報 ] ページが 表 示 さ れます。 [ODBC データ ソ ース 名 ] テキス ト ボックスに DSN を 入 力 し ます。 ユーザー 名 とパスワードをそれぞれのテキス ト ボックスに 入 力 します。<strong>StarTeam</strong> Server にインス トールされている SSE に 接 続 する 場 合 、 [ シ ス テム 管 理 者(sa) のパス ワード ] の 初 期 設 定 は "<strong>StarTeam</strong>123" です。第 7 章 : <strong>StarTeam</strong> Server での Microsoft SQL Server および SQL Server Express データベースの 利 用 79


手 動 でのデータベース 作 成 : 概 要メモメモgh入 力 し た 値 が 正 し いかど う か 確 実 でない 場 合 、 [ 接 続 の 検 証 ] をク リ ックして 接 続 をテス トできます。[ 完 了 ] をクリ ックします。[ サーバー 管 理 ] ツールに 戻 り 、 新 し いサーバー 構 成 が [ ローカル ] ノードの 子 として表 示 さ れてい る こ と を 確 認 し ます。サーバー 構 成 の 作 成 に 加 えて、 <strong>StarTeam</strong> Server は 新 しいサーバー 構 成 についての 情報 を starteam-server-configs.xml ファイルに 追 加 します。 このファイルの 詳細 については、 『<strong>StarTeam</strong> の 管 理 と 利 用 』 を 参 照 し て く だ さ い。4 デフ ォル ト では、 どのサーバー 構 成 も TCP/IP エンドポイン ト (ポート) 49201 を 使 用 する よ う に 設 定 さ れます。 ただ し、 1 台 のコ ンピ ュータ 上 で 各 サーバー 構 成 のエン ド ポイン ト は 一 意 であ る 必 要 があ る ため、 デフ ォル ト のエン ド ポ イ ン ト を 編 集 する こ と が 推奨 されます。エン ド ポ イ ン ト を 変 更 する には :a サーバー 構 成 を 選 択 し ます。b ツールバーの [ 設 定 を 指 定 し て 起 動 ...] ボタン をクリックします(またはメインメニューから [ ア ク シ ョ ン| 設 定 を 指 定 し て 起 動 ...] を 選 択 し ます)。 [ 設 定 を 指 定 して 起 動 ] ダイアログが 表 示 されます。c使 用 する エン ド ポ イ ン ト を [TCP/IP エンドポイン ト ] テキス ト ボックスに 入 力 して[OK] をクリックします。こ のダ イ ア ロ グ を 使 用 し て 添 付 フ ァ イルの 格 納 場 所 を 変 更 する こ と も で き ますが、 そのよ う な 変 更 の 必 要 はほ と んどあ り ません。5 必 ず、 新 し いサーバー 構 成 を 構 成 し ( 詳 細 については 『<strong>StarTeam</strong> の 管 理 と 利 用 』 を 参照 )、 その 構 成 のバ ッ ク ア ッ プス ケジ ュールを 計 画 し て く だ さ い。照 合 順 序 についてMicrosoft SQL Server 2005 および Microsoft SQL Server 2005 Express データベースにおけ るキ ャ ラ ク タ 文 字 列 の 物 理 記 憶 域 は、 照 合 順 序 に よ って 制 御 さ れます。 照 合 順 序 は、 各 文 字を 表 すビ ッ ト パターン と 、 文 字 の ソー ト および 比 較 の 規 則 を 指 定 し ます。Microsoft SQL Server 2005 は、 照 合 順 序 が 異 な り 、 単 一 のデータベースに 格 納 さ れる 複 数のオブジェ ク ト をサポー ト し ます。 Microsoft SQL Server 2005 の 個 別 の 照 合 順 序 は、 列 のレベルにまで 詳 細 に 指 定 で き ます。 テーブル 内 の 各 列 に 異 なった 照 合 順 序 を 割 り 当 て る ことができます。コンピュータの 内 部 で、 文 字 はオンとオフのどちらかであるビッ トのさまざまなパターンに よ って 表 さ れます。 各 文 字 の 格 納 に 1 バイ ト (8 ビ ッ ト ) を 使 用 する プ ロ グ ラ ムは、 最大 で 256 個 までの 異 なった 文 字 を 表 現 で き ます。 2 バイ ト (16 ビ ッ ト ) を 使 用 する プ ロ グラムは 最 大 65536 個 の 文 字 を 表 現 で き ます。1 バイ ト コード ページは、 1 バイ トに 含 まれる 256 種 類 のビ ッ ト パターンのそれぞれに 対応 する 文 字 を 定 義 し ます。 コー ド ページは、 大 文 字 、 小 文 字 、 数 字 、 記 号 、 および 特 殊 文字 (!、 @、 #、 % など) のビッ ト パターンを 定 義 します。 ド イツ 語 やスペイン 語 など、個 々の ヨ ーロ ッ パ 言 語 は、 独 自 の 1 バイ ト コード ページを 持 っています。 A から Z までのラテン アルフ ァベッ ト 文 字 を 表 すビ ッ ト パターンはすべてのコード ページに 共 通 ですが、 (é や á などの) アクセン ト 符 号 付 きの 文 字 を 表 すビッ ト パターンはコード ページによって 異 なります。 異 なるコード ページを 実 行 する コ ン ピ ュータ 間 でデータ を 交 換 する 場合 は、 すべての 文 字 データ を 送 信 元 コ ン ピ ュータ の コー ド ページか ら 送 信 先 コ ン ピ ュータのコード ページに 変 換 する 必 要 があ り ます。 送 信 先 コ ン ピ ュータ の コー ド ページで 定 義さ れていない 拡 張 文 字 が 送 信 元 データ に 含 まれてい る 場 合 、 そのデータは 失 われます。データベースが さ ま ざ ま な 国 の ク ラ イ アン ト にサービ ス を 提 供 する 場 合 、 そのデータベースに 対 して、 すべてのク ライアン ト コ ン ピ ュータ が 必 要 と するすべての 拡 張 文 字 が 含 まれた 1 つのコード ページを 選 択 する こ と は 困 難 です。 ま た、 あ る コー ド ページか ら 別 のコード ページへの 変 換 を 常 に 行 う には、 大 量 の 処 理 時 間 が 必 要 です。また、 1 バイ ト 文 字 セ ッ ト は、 多 く の 言 語 で 使 用 さ れるすべての 文 字 を 格 納 する には 不 適切 です。 た と えば、 一 部 のアジア 言 語 では、 何 千 個 も の 文 字 を 使 用 する ため、 1 文 字 につき 2 バイ ト を 使 用 する 必 要 があ り ます。 ダブルバイ ト 文 字 セ ッ ト は、 こ れ ら の 言 語 のために 定 義 されています。 それで も、 これらの 言 語 はそれぞれ 独 自 のコード ページを 持 っているため、 異 なったダブルバイ ト コード ページを 実 行 し てい る コ ン ピ ュータ 間 でのデータ転 送 には 困 難 が 伴 います。80 <strong>Borland</strong> <strong>StarTeam</strong> インストール ガイド


手 動 でのデータベース 作 成 : 概 要照 合 順 序 設 定 を 別 の Windows ロ ケール と 同 期 する 方 法 について、 詳 し く は 次 の Microsoftサ イ ト を 参 照 し て く だ さ い。http://msdn2.microsoft.com/en-us/library/aa176553.aspxどのようにして 既 定 の 照 合 順 序 は 選 択 されるか?覚 書Microsoft SQL Server バージ ョ ン 7.0 または Server 2000 の 既 定 イ ン ス タ ン スから SQLServer 2005 にア ッ プグ レー ド する 場 合 、 あ る いは、 Microsoft SQL Server バージ ョ ン 6.5 または 7.0 の 既 定 イ ン ス タ ン ス と の 間 でバージ ョ ンが 切 り 替 え られる Microsoft SQLServer 2005 の 既 定 イ ン ス タ ン ス を イ ン ス ト ールする 場 合 、 SQL Server の 設 定 は、 使 用 されな く なった 照 合 順 序 も 含 め、 Microsoft SQL Server 6.5 または 7.0 の 既 存 イ ン ス タ ン スで 使 用さ れるの と 同 じ 照 合 順 序 をそのま ま 保 持 し ます。それ 以 外 の 場 合 はすべて、 SQL Server の 設 定 は、 Microsoft SQL Server 2005 のインスタンスのインス トール 先 であるコンピュータの Windows ロケールをサポートする Windows 照 合順 序 を 選 択 し ます。 コ ン ピ ュータ が US English ロ ケールを 使 用 し てい る 場 合 、 イ ン ス タ ンスの 既 定 の 照 合 順 序 は Latin1_General_CI_AS となります。2 バイ ト オペレーテ ィ ング シ ス テム ( 日 本 語 や 中 国 語 など) では、 Microsoft SQL Server2005 データベース を 持 つ <strong>StarTeam</strong> Server 2008 Release 2 を 使 って 新 しい DSN が 自 動 的 に 作成 さ れた 場 合 には、 照 合 順 序 を 手 動 で Latin1_General_CI_AS に 設 定 する 必 要 があ り ます。第 7 章 : <strong>StarTeam</strong> Server での Microsoft SQL Server および SQL Server Express データベースの 利 用 81


手 動 でのデータベース 作 成 : 概 要82 <strong>Borland</strong> <strong>StarTeam</strong> インストール ガイド


第章8<strong>Borland</strong> <strong>StarTeam</strong> ServerChapterでの Oracle スキーマ ユーザーの利 用メモ重 要こ の 章 では、 新 し いサーバー 構 成 と 、 <strong>StarTeam</strong> Server で 利 用 する Oracle スキーマ ユーザーを 作 成 する 方 法 を 説 明 し ます。 <strong>StarTeam</strong> Server は、 フ ァ イル アーカ イ ブ と サーバー 起 動 情報 を 除 く すべての 情 報 を ス キーマ ユーザーに 保 存 し ます。この 章 では、 <strong>StarTeam</strong> Server に 付 属 する SQL ス ク リ プ ト のチューニン グおよび 保 守 の 概 要と 、 それ ら のス ク リ プ ト の 使 用 方 法 について も 説 明 し ます。サーバー 構 成 を 作 成 する と き、 <strong>StarTeam</strong> Server に よ って 表 領 域 、 ス キーマ ユーザー、 および DSN を 自 動 的 に 作 成 で き ます。 し か し 必 要 であれば、 手 動 で 表 領 域 と ス キーマ ユーザーを 作 成 する こ と も で き ます。<strong>StarTeam</strong> Server を 使 用 し て 作 成 さ れるすべての 表 領 域 は、 ローカルで 管 理 さ れる 表 領 域を 自 動 的 に 作 成 し ます。 <strong>StarTeam</strong> Server に よ って 作 成 さ れるすべての 表 領 域 はAUTOALLOCATE を 使 用 し ます。 表 領 域 の 詳 細 については、 93 ページの 「デ ィ ク シ ョナ リ 管 理 表 領 域 と ローカル 管 理 表 領 域 」 を 参 照 して く ださい。<strong>StarTeam</strong> 2008 Release 2 は、 <strong>StarTeam</strong> Server で Oracle 10g R2 データベースに 対 し て 使 用する Oracle 10.2.0.3.0 ドライバ、 または Oracle 11g データベースに 対 し て 使 用 するOracle 11.01.00.06 ドライバをサポートします。Oracle データベースは、 32 ビット と 64ビッ トのオペレーティング システムの 両 方 でサポート されます。<strong>StarTeam</strong> 2008 Release 2 にア ッ プグ レー ド する 場 合 、 10.2.0.3.0 または 11.01.00.06 ドライバを イ ン ス ト ールする 必 要 があ り ます。Oracle データベースの 用 語この 章 でデータベース インスタンスおよびスキーマ ユーザーと い う 用 語 を 使 用 するとき、 その 意 味 は Oracle の 用 法 に 従 います。 各 データベース インスタンスは 複 数 の 異 なるスキーマ ユーザーを 管 理 でき ます。 <strong>StarTeam</strong> の 各 サーバー 構 成 (StarDraw サンプルなど) は 独 自 のスキーマ ユーザーを 持 ちます。<strong>StarTeam</strong> ドキュメントの 各 所 で、 <strong>StarTeam</strong> がサポー ト する 他 のデータベース と 共 通 の 用 語が 使 用 されています。 た と えば、 コ ン ピ ュータに Microsoft SQL Server 2005 をインストールする と き、 SQL Server の 複 数 の イ ン ス タ ン ス を 実 行 で き ます。 各 イ ン ス タ ン スは 複 数 の異 な るデータベース を 管 理 で き ます。 したがって、 <strong>StarTeam</strong> ド キ ュ メ ン ト の 他 の 箇 所 で「データベース」 と い う 用 語 が 使 われてい る と きは、 「ス キーマ ユーザー」 を 想 定 し て く ださい。第 8 章 : <strong>Borland</strong> <strong>StarTeam</strong> Server での Oracle スキーマ ユーザーの 利 用 83


スキーマ ユーザーへのログオンスキーマ ユーザーへのログオン<strong>StarTeam</strong> スキーマ ユーザーを 実 行 する、 ま たは <strong>StarTeam</strong> スキーマ ユーザーにロ グオンする には、 専 用 の <strong>StarTeam</strong> ユーザーアカ ウ ン ト を 使 用 する こ と を 強 くお 勧 め し ます。 シ ステム 管 理 者 アカ ウ ン ト は 通 常 、 無 制 限 の 特 権 を 持 ち ます。 シ ス テム 管 理 者 と し て ロ グオンし てい る 間 に 何 ら かの 異 常 ま たはエ ラーが 発 生 する と 、 <strong>StarTeam</strong> スキーマ ユーザーや、 同じデータベースによって 管 理 されている 他 のスキーマ ユーザーに 回 復 不 能 な 損 害 が 生 じ る場 合 があ り ます。Oracle スキーマ ユーザーの 利 用 方 法 の 概 要Oracle スキーマ ユーザーを 使 用 する 予 定 の 場 合 、 以 下 の 作 業 を 完 了 する 必 要 があ り ます。1 Oracle Server を イ ン ス ト ールし ます。 ほ と んどの 場 合 、 <strong>StarTeam</strong> Server と Oracle Serverは 別 々のコ ン ピ ュータにイ ン ス ト ールし ます。2 <strong>StarTeam</strong> Server をインストールする 予 定 のコンピュータに Oracle Client をインストールします。3 Oracle Client と Oracle Server の 間 の 接 続 を 確 立 し ます。 手 順 については、 84 ページの「 ク ラ イ アン ト と サーバー 間 の 接 続 性 の 検 証 」 を 参 照 して く ださい。4 Oracle ODBC ド ラ イバを イ ン ス ト ールし ます。 手 順 については、 85 ページの 「<strong>StarTeam</strong>がサポー ト する Oracle ODBC ド ラ イバの 使 用 」 を 参 照 して く ださい。5 Oracle Enterprise Manager をインストールします。6 <strong>StarTeam</strong> Server を イ ン ス ト ールし ます。 詳 細 については、 26 ページの 「<strong>StarTeam</strong> Serverのインス トール」 を 参 照 して く ださい。7 Oracle Client 用 の NLS_LANG 設 定 と 、 Oracle Server 用 に 指 定 された 文 字 セ ッ ト が 正 しいこ と を 確 認 し ます。 詳 細 については、 86 ページの 「<strong>StarTeam</strong> での 正 しい NLS_LANG の使 用 」 および 87 ページの 「データベースの 文 字 セ ッ ト と <strong>StarTeam</strong> Server」 を 参 照 してください。8 <strong>StarTeam</strong> サーバー 構 成 を 作 成 し ます。 88 ページの 「Oracle スキーマ ユーザーを 使 用 する サーバー 構 成 の 作 成 と 起 動 」 (スキーマ ユーザーを 自 動 作 成 する 場 合 ) および 93ページの 「 手 動 に よ る ス キーマ ユーザー 作 成 の 概 要 」 を 参 照 して く ださい。注 意 Oracle と 一 緒 に <strong>StarTeam</strong> を 使 い 始 めた 後 は、 以 下 の 点 に 注 意 し て く ださ い。■■<strong>StarTeam</strong> クライアントまたは Server 管 理 ツール 以 外 の 手 段 を 利 用 し て、 データベースの 内 容 を 変 更 し ないで く だ さ い。 デー タ ベースの 直 接 操 作 はサポー ト されていません。<strong>StarTeam</strong> クライアントまたは Server 管 理 ツール 以 外 の 手 段 を 利 用 し て、 データ 保 管 庫のフ ァ イルを 変 更 し ないで く だ さ い。クライアントとサーバー 間 の 接 続 性 の 検 証Oracle Client と Oracle Server が ( 推 奨 どお り に) 別 々のコ ン ピ ュータ 上 に 位 置 し てい る 場合 、 Oracle Client が Oracle データベース インスタンスと 接 続 できることを 検 証 します。 これによ り 、 <strong>StarTeam</strong> サーバー 構 成 が Oracle スキーマ ユーザーにア ク セスでき る こ と が 確認 されます。Oracle Client と Oracle Server の 間 の 接 続 性 を 検 証 する には :1 <strong>StarTeam</strong> Server コンピュータ 上 の Oracle Client を 使 用 して、 Oracle への 接 続 を 設 定 し ます。2 Net Configuration Assistant を 使 用 して、 Oracle Client と Oracle Server のそれぞれがインスト ール さ れてい る コ ン ピ ュータ 間 の 接 続 を 確 立 し ます。3 SQL*Plus または SQL*Plus Worksheet を 使 用 し て、 データベースの 接 続 をテ ス ト し ます。84 <strong>Borland</strong> <strong>StarTeam</strong> インストール ガイド


<strong>StarTeam</strong> がサポートする Oracle ODBC ドライバの 使 用<strong>StarTeam</strong> がサポートする Oracle ODBC ドライバの 使 用<strong>StarTeam</strong> Server では、 10.2 Oracle Client リリースに 対 して 10.2.0.3.0 の ODBC ドライバが 必要 です。Oracle ODBC ドライバは、Microsoft Open Database Connectivity (ODBC) API を 実 装 する アプリケーションが、Oracle データベース イ ン ス タ ン ス と の 間 でデータ の 読 み 取 り と 書 き 込みを 行 う こ と を 可 能 にします。 リ リ ース 5.3 以 降 の <strong>StarTeam</strong> Server では、 メ タデータの 取得 と 格 納 に Oracle ODBC ドライバを 使 用 します。Oracle ODBC ドライバは、Oracle Server と 通 信 する ために Oracle Net API を 必 要 と します。デフォル ト の Oracle Client インストールには、 必 要 な NET ライブラリが 含 まれます。Oracle ODBC ドライバの 配 布 キットは、DLL、 Windows ヘルプ ファイル、 ライセンスのコピー、 および 製 品 の 説 明 で 構 成 さ れます。ODBC 対 応 アプ リ ケーシ ョ ン を 使 用 する には、 Oracle ODBC ド ラ イバに 加 えて 以 下 の ソ フトウェアが 必 要 です。■Oracle Net■クライアント 上 のネットワークトランスポートこれらのコンポーネン トはどちらも、 Oracle Client のインス トールの 間 にインス トールされます。正 しいバージ ョ ンの ODBC ド ラ イバが イ ン ス ト ール さ れてい る こ と を 確 認 する には :1 使 用 し てい る リ リ ースの ド ラ イバのバージ ョ ン を 確 認 し ます (た と えば、 [ODBC データ ソース アド ミニストレータ ] ダイアログの [ ドライバ] タブの [ バージ ョ ン ] 列 で 確認 で き ます)。2 バージ ョ ンが 正 し くない 場 合 、 正 しいバージ ョ ンをダウンロード してインス トールします。 詳 細 については、 85 ページの 「Oracle ODBC ドライバ のダウンロード と インストール」 を 参 照 して く ださい。Oracle ODBC ドライバ のダウンロードとインストール注 意次 の URL から、 サポート 対 象 の Oracle ODBC ドライバをダウンロードします。http://www.oracle.com/technology/software/tech/windows/odbc/index.htmlODBC ドライバのインストールには Oracle Universal Installer を 使 用 します。 サポー ト 対 象バージ ョ ンの Oracle ODBC ドライバのうちどれをインストールするかは、 環 境 ごとの 要 件や 組 織 の 方 針 に よ って 異 な り ます。Oracle Client のバージ ョ ンの 最 初 の 3 桁 が、 ODBC ドライバのバージョンの 最 初 の3 桁 と一 致 する こ と を 確 認 し ます。 た と えば、 Oracle 10g Release 2 クライアント (10.02.00) をOracle 10g Release 1 ODBC ドライバ (10.00.00) と 組 み 合 わせて 使 用 する こ と はで き ません。<strong>StarTeam</strong> Server コ ン ピ ュータ 上 に 複 数 の Oracle ホームがあ る 場 合 、 必 ず、 バージ ョ ンが 一 致 する Oracle ホームに Oracle ODBC ドライバをインストールしてください。たとえば、 10.2.0.3.0 ドライバをインストールするときは、Oracle 10g Release 2 ホームを 選 択しているこ とを 確 認 します。 バージ ョ ンが 一 致 していないと、 インス トールは 失 敗 します。最 適 な Oracle Client バージ ョ ンの 自 己 展 開 アーカ イ ブ フ ァ イルを 実 行 する と 、 イ ン ス ト ール 可 能 なデ ィ レ ク ト リ 構 造 が ローカル ハー ド ド ラ イ ブ 上 に 作 成 さ れます。 ローカル ドライブから Oracle Universal Installer を 実 行 し ます。ドライバをインストールするには:1 Windows の [ スタート ] メニューから、 [ プログラム|Oracle Installation Products |Universal Installer] を 選 択 します。Oracle Universal Installer の [ ようこそ] ページが 表 示 さ れます。2 画 面 上 の 指 示 に 従 って、 イ ン ス ト ールを 完 了 させます。3 こ の 製 品 が 依 存 する コ ンポーネン ト の 一 部 がス テージン グ 領 域 に 見 つか ら ない と い う警 告 が メ ッ セージダ イ ア ロ グに 表 示 さ れた 場 合 、 [ はい ] をク リ ックして 継 続 します。第 8 章 : <strong>Borland</strong> <strong>StarTeam</strong> Server での Oracle スキーマ ユーザーの 利 用 85


<strong>StarTeam</strong> での 正 しい NLS_LANG の 使 用<strong>StarTeam</strong> での 正 しい NLS_LANG の 使 用<strong>StarTeam</strong> Server は、 データベースに 格 納 さ れるデータ を UTF-8 形 式 に 変 換 し ます。 この 文字 セ ッ ト や <strong>StarTeam</strong> Server のその 他 の 要 件 と 競 合 し ない よ う に、 データベースの 文 字 セ ット を 定 義 する こ と をお 勧 め し ます。 詳 細 については、 86 ページの 「NLS_LANG の 定 義 」を 参 照 して く ださい。NLS_LANG は Oracle Client の 文 字 セ ッ ト を 表 し ます。 Oracle Client の 文 字 セ ッ ト は、NLS_LANG パラ メータの 3 番 目 の 部 分 で 定 義 さ れます。NLS_LANG を 正 し く 設 定 し た 後 、 Oracle Client はデータベースへのデータ 格 納 時 ま たはデータベースか ら のデータ 取 得 時 に、 すべてのシンボルをデータベースの 文 字 セ ッ ト の 文字 コード 値 に 正 し く 変 換 します。NLS_LANG は 次 の 形 式 で 指 定 さ れます。NLS_LANG = language_territory.characterset各 部 の 意 味 は 次 の と お り です。languageOracle の メ ッ セージ、 曜 日 名 、 および 月 名 に 使 用 する 言 語 を 指 定 し ます。territory通 貨 と 数 値 の 形 式 、 地 域 、 および 週 と 日 付 の 計 算 規 則 を 指 定 し ます。charactersetOracle Client が 使 用 する 文 字 セ ッ ト を 制 御 し ます ( 通 常 は Windows のコード ページ と一 致 し ます)。NLS_LANG の 定 義ODBC の イ ン ス ト ールは 複 数 の Oracle ホーム をサポー ト し ます。 各 ODBC ドライバは、そのインス トール 先 の Oracle ホームの 名 前 に よ って 一 意 に 識 別 さ れます。 Oracle ODBC ドライバを 使 用 する アプ リ ケーシ ョ ンは、 NLS_LANG の 値 を 使 用 し て、 文 字 セ ッ ト 変 換 に 関 連する 決 定 を 行 います。 NLS_LANG 設 定 の 文 字 セ ッ ト 部 分 はAMERICAN_AMERICA.WE8MSWIN1252 である 必 要 があ り ます。 Oracle 8i 以 前 のバージ ョンを <strong>StarTeam</strong> データベース と し て 使 用 し てい る 場 合 には、AMERICAN_AMERICA.WE8ISO8859P1 を 設 定 します。ODBC ドライバのインストールは Windows コード ページ (ACP) の 値 を 使 用 し て、 レ ジストリ 内 の NLS_LANG の 値 を 定 義 し ます。 NLS_LANG の 値 が 正 しいかど う かを 検 証 する こと をお 勧 め し ます。 NLS_LANG 環 境 変 数 はレ ジ ス ト リ 設 定 よ り も 優 先 さ れる ため、 必 ずこの 変 数 を 確 認 し て く だ さ い。 必 要 であれば、 こ の 変 数 を 削 除 で き ます。 「 環 境 変 数 と し て定 義 」 を 参 照 して く ださい。Oracle Client 用 の NLS_LANG は 次 のど ち ら かの 方 法 で 定 義 で き ます。■レジス ト リでの 定 義 (Windows のみ)Oracle Client と Oracle Server は 複 数 の Oracle ホームの 概 念 をサポー ト し ます。 具 体 的 には、 同 じ コ ン ピ ュータ 上 に Oracle バイナ リ の 複 数 のセ ッ ト を 置 く こ と がで き ます。 同じコンピュータ 上 に 複 数 の Oracle ホーム を 配 置 する と 、 各 ホームに 対 応 する 複 数 のレジストリエントリが 存 在 します。 各 ホームに 対 して NLS_LANG を 定 義 する こ と をお 勧めします。Windows レジス ト リエディ タを 使 用 して NLS_LANG の 設 定 を 変 更 する には :1 Windows の [ スタート] メニューから [ スタート|ファイル 名 を 指 定 して 実 行 ...] を選 択 し ます。2 [ フ ァ イル 名 を 指 定 し て 実 行 ] ダイアログが 表 示 されます。3 regedit と 入 力 して [OK] をク リ ックします。4 次 のレ ジ ス ト リ エン ト リ を 編 集 し ます。 HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\ORACLE\homeIDhomeID は Oracle ホーム を 識 別 する 一 意 の 名 前 です。86 <strong>Borland</strong> <strong>StarTeam</strong> インストール ガイド


データベースの 文 字 セットと <strong>StarTeam</strong> Server注 意メモ■環 境 変 数 と し て 定 義レ ジ ス ト リ は 環 境 設 定 の 主 な 保 存 先 ですが、 環 境 パ ラ メ ータはレ ジ ス ト リ 以 外 の 方 法で も 設 定 で き ます。 NLS_LANG は、 [ システムのプロパティ ] でシ ス テム 環 境 変 数 ま たはユーザー 環 境 変 数 と し て 設 定 で き ます。NLS_LANG を 環 境 変 数 と し て 定 義 する 場 合 、 その 値 はすべての Oracle ホームに 対 して 使 用 さ れます。 こ の 定 義 方 法 は 慎 重 に 使 用 する こ と をお 勧 め し ます。 特 に、 コ ンピ ュータ 上 に 複 数 の Oracle ホームがあ り、 一 部 の Oracle ホーム 間 で NLS_LANG の 設定 が 異 なってい る 場 合 には 注 意 が 必 要 です。 NLS_LANG を 削 除 するのが 最 適 な 場 合があ り ます。Windows で こ の 変 数 の 設 定 を 作 成 / 変 更 する には :1 デス ク ト ップ 上 の [ マイ コンピュータ ] アイコンを 右 ク リ ックし、 コンテキストメニューから [ プロパティ ] を 選 択 し ます。2 [ 詳 細 設 定 ] タブを 選 択 します。3 [ 環 境 変 数 ] をク リ ックします。4 [ 環 境 変 数 ] ダイアログが 表 示 されます。5 NLS_LANG を 選 択 し、 適 切 な 値 を 定 義 し ます。UNIX でこの 設 定 を 作 成 / 修 正 する には、 .profile または .cshrc ファイル 内で NLS_LANG の 値 を 定 義 し ます。 環 境 変 数 の 設 定 方 法 については、 UNIX 管 理 者に 問 い 合 わせて く ださ い。NLS_LANG が 定 義 さ れない 場 合 、 デフ ォル ト 値 は「AMERICAN_AMERICA.US7ASCII」 になり ます。データベースの 文 字 セットと <strong>StarTeam</strong> Server注 意<strong>StarTeam</strong> Server は、 Oracle スキーマ ユーザーに UTF-8 データ を 格 納 し ます。 <strong>StarTeam</strong>Server は Oracle の 変 換 メ カニズムを 使 用 し ません。 UTF-8 への 変 換 を 自 ら 実 行 し ます。変 換 は <strong>StarTeam</strong> Server によって 行 われるため、 Oracle Client が 二 重 にデータ を 変 換 するのを 避 け る こ と は 非 常 に 重 要 です。 二 重 変 換 が 行 われる と データ が 破 損 し ます。Oracle ソフトウェアは、 Oracle Client の 文 字 セ ッ ト (NLS_LANG で 指 定 される) が、 データベース イ ン ス タ ン スの 文 字 セ ッ ト と 一 致 し ない と き にのみ 変 換 を 行 います。 し たがって、 ク ラ イ アン ト と サーバーの 設 定 を 一 致 させる こ と は 非 常 に 重 要 です。 <strong>StarTeam</strong> サーバー 構 成 には、 Oracle データベース インスタンスが WE8MSWIN1252 文 字 セ ッ ト を 使 用 するよう 設 定 されていることが 必 要 です。Oracle 8i 以 前 のバージ ョ ン を <strong>StarTeam</strong> データベース と し て 使 用 し てい る 場 合 には、 Oracle データベース インスタンスでは、 文 字 セッ トWE8ISO8859P1 を 使 用 し ます。サーバー 管 理 ツールでは、 使 用 するデータベース イ ン ス タ ン スの 文 字 セ ッ ト が 正 しい 文 字セ ッ ト でない 場 合 、 新 し い <strong>StarTeam</strong> サーバー 構 成 を 作 成 でき ません。 <strong>StarTeam</strong> Server は 起動 時 に、 データベースの 文 字 セ ッ ト が NLS_LANG の 文 字 セ ッ ト 定 義 と 一 致 する こ と の 確 認も 行 います。言 語 や 地 域 間 で 数 値 設 定 が 異 な る こ と に よ り 、 NLS_LANG の language_territory 部 分 の 設 定が AMERICAN_AMERICA ( 米 国 の 数 値 設 定 ) でない 場 合 に も、 <strong>StarTeam</strong> Server は 起 動 しなくなります。 設 定 が 異 なる 場 合 、<strong>StarTeam</strong> Server の 例 外 が 発 生 し ます。 こ れは、 数 値 などが 誤 って 表 示 さ れる こ と を 意 味 する も のではあ り ません。 た と えば、 ド イ ツ などの 国 では 小 数 点 を カ ンマで 表 し ます。 上 記 設 定 で も、 ド イ ツ 語 の 数 値 は 正 し く 表 示 さ れます。第 8 章 : <strong>Borland</strong> <strong>StarTeam</strong> Server での Oracle スキーマ ユーザーの 利 用 87


Oracle スキーマ ユーザーを 使 用 するサーバー 構 成 の 作 成 と 起 動Oracle スキーマ ユーザーを 使 用 するサーバー 構 成 の 作 成 と 起 動新 し いサーバー 構 成 を 最 初 に 起 動 する と き、 <strong>StarTeam</strong> は、 指 定 さ れたデータベース 内 に<strong>StarTeam</strong> に 関 するすべてのテーブルを 作 成 し ます。 こ こ では、 <strong>StarTeam</strong> サーバー 構 成 を 作成 し、 構 成 を 最 初 に 起 動 する 方 法 を 説 明 し ます。 説 明 では、 <strong>StarTeam</strong> Server が Oracle の 表領 域 と 、 <strong>StarTeam</strong> という 名 前 のスキーマ ユーザーを 自 動 的 に 作 成 する こ と を 想 定 し ています。 手 動 で 作 成 する 場 合 の 手 順 については、 93 ページの 「 手 動 に よ る ス キーマ ユーザー作 成 の 概 要 」 を 参 照 して く ださい。作 業 を 開 始 する 前 に、 Oracle データベースのネ ッ ト サービ ス 名 (オペレーテ ィ ン グ システムに 応 じて C:\\network\admin\tnsnames.ora または$ORACLE_HOME/network/admin/tnsnames.ora のど ち ら かに 格 納 さ れる Oracle ネット サービ ス 名 ) と シ ス テムパス ワー ド の 情 報 を 用 意 する 必 要 があ り ます。Oracle スキーマ ユーザーを 使 用 する サーバー 構 成 を 作 成 する には :1 [ スタート|プログラム|<strong>Borland</strong> <strong>StarTeam</strong>|<strong>StarTeam</strong> Server 2008 R2 |<strong>StarTeam</strong> Server]を 選 択 し て、 サーバー 管 理 ツールを 起 動 し ます。[ サーバー 管 理 ] ツールが 表 示 さ れます。2 メニュー バーで [ 構 成 の 新 規 作 成 ...] を 選 択 し ます。[ 構 成 の 新 規 作 成 ] ウ ィ ザー ド が 表 示 さ れます。3 新 し い 構 成 データ を 入 力 し ます。abcdef[ 構 成 名 ] テキス ト ボ ッ ク スに 構 成 の 名 前 を 入 力 し ます。[ リポジト リのパス] テキス ト ボックスに、ログ フ ァ イルやその 他 の 情 報 を 格 納 するために 使 用 する 場 所 を 直 接 入 力 する か、 [ 参 照 ...] をクリ ックして 選 択 します。[ リポジト リのパス] テキス ト ボ ッ ク スに 入 力 されたパスは、 デフ ォル ト ハイブのデフ ォル ト の 格 納 場 所 にな り ます。[ データベースの 種 類 ] ドロップダウン リストから 「Oracle」 を 選 択 し ます。[<strong>StarTeam</strong> データベース と ODBC データ ソース を 新 規 作 成 する ] チェッ ク ボックスをオンにし、 <strong>StarTeam</strong> Server が 表 領 域 、 ス キーマ ユーザー、 およびスキーマ ユーザーの DSN を 自 動 的 に 作 成 する よ う に し ます。以 下 のいずれかの 方 法 で、 Native-II データ 保 管 庫 の 初 期 ハイ ブを 作 成 し ます。■■デフ ォル ト 設 定 を 変 更 せず [デフォル ト ] オプシ ョ ン ボ タ ン を 選 択 し た ま ま 手 順 fに 進 みます。デフ ォル ト 設 定 を 使 用 する 場 合 、 <strong>StarTeam</strong> Server は 以 下 の 処 理 を 行 います。■■■DefaultHive と い う 名 前 の 初 期 ハイ ブを 作 成 し ます。DefaultHive が 使 用 する サブフ ォルダ Archives および Cache をリポジト リ パス内 に 作 成 し ます。キ ャ ッ シ ュ が 位 置 する ド ラ イ ブ 上 の、 その 時 点 で 利 用 可 能 な 領 域 の 20% を 最大 キャ ッ シュ サ イ ズに 設 定 し ます。■キャッシュ クリーンアップ 間 隔 はデフォルト 設 定 の600 秒 (10 分 ) を 使 用 し ます。■記 憶 し き い 値 ( 空 き 領 域 がな く なった も の と し て 認 識 する ド ラ イ ブ 使 用 率 )はデフ ォル ト 値 の 95% を 使 用 し ます。カ ス タ ム 値 を 設 定 する には、 [ カスタム ] オプシ ョ ン ボ タ ン を 選 択 し て、 必 要 なハイ ブ 設 定 を 変 更 し ます。[ 次 へ >] をクリ ックします。ウィザードの [Oracle スキーマ ユーザーの 作 成 ] ページが 表 示 さ れます。 このダイアログの 設 定 を 完 了 する には :g [TNS サービ ス 名 ] テキス ト ボックスに Oracle ネッ トサービス 名 を 入 力 します。hi[ システムパスワード] テキス ト ボックスにデータベースの SYSTEM パスワードを 入力 します。[ 接 続 の 検 証 ] を ク リ ッ ク し て、データベースに 正 し く 接 続 で き る こ と を 確 認 し ます。88 <strong>Borland</strong> <strong>StarTeam</strong> インストール ガイド


Oracle スキーマ ユーザーを 使 用 するサーバー 構 成 の 作 成 と 起 動メモメモj サーバー 構 成 、 DSN、およびスキーマ ユーザーの 名 前 を 同 じに 保 つために、 [ 新 しいODBC データ ソース 名 ] および [ 新 しいスキーマ ユーザー 名 ] の 各 テキス ト ボックスのデフ ォル ト 値 は、 前 の 画 面 でサーバー 構 成 に 対 し て 指 定 し た 名 前 にな り ます。別 の 名 前 を 指 定 する 場 合 は、 こ れ ら の 値 を 変 更 し ます。k スキーマ ユーザー 名 のパス ワー ド を 入 力 し、 確 認 のため も う 一 度 入 力 し ます。l[ 次 へ >] をクリ ックします。ウィザードの [<strong>StarTeam</strong> スキーマ 用 テーブル スペースの 作 成 ] ページが 表 示 さ れます。4 こ のダ イ ア ロ グの 設 定 を 完 了 する には :abテーブル スペース ( 表 領 域 ) 名 はデフ ォル ト でサーバー 構 成 と 同 じ 名 前 にな り ますが、 こ の 名 前 は 変 更 で き ます。ユーザーが 15 名 未 満 で、 格 納 するデータ 量 が 1GB 未 満 と 予 測 さ れる 場 合 、 デフ ォルト の 設 定 値 が 適 切 です。Oracle スキーマ ユーザーについて 十 分 理 解 し てい る 場 合 、 データ フ ァ イルの 名 前 、サ イ ズ、 および 場 所 を 変 更 する こ と がで き ます。データ フ ァ イルの 設 定 のガイ ド ラ イ ンについては、 90 ページの 「データ ファイルのガイ ド ラ イン」 を 参 照 して く ださい。断 片 化 を 避 け る には、 データベースで 想 定 さ れる 最 大 のデータ 量 に 基 づいて、 データ ファイルのサイズをできるだけ 大 きく 設 定 します。表 領 域 の 作 成 時 には、 次 の 理 由 か ら 少 な く と も 3 個 のデータ ファイルを 使 用 します。■1 つのデータ ファイルあたり 最 大 2 GB のサ イ ズ 制 限 があ る■ファイルが 2 個 以 下 の 場 合 、 挿 入 処 理 が 重 い と き に 応 答 速 度 が 低 下 するおそれがある5 [ 完 了 ] をク リ ックします。[ サーバー 管 理 ] ツールに 戻 り 、 新 し いサーバー 構 成 が [ ローカル ] ノードの 子 として表 示 さ れます。サーバー 構 成 な どの 作 成 に 加 えて、 <strong>StarTeam</strong> Server は 新 し いサーバー 構 成 についての 情 報 を starteam-server-configs.xml ファイルに 追 加 します。 このファイルの 詳 細 については、 <strong>StarTeam</strong> ヘルプま たは 『<strong>StarTeam</strong> の 管 理 と 利 用 』 を 参 照 してください ([<strong>Borland</strong> <strong>StarTeam</strong> | <strong>StarTeam</strong> Cross-Platform Client 2008 R2 |ドキュメント ] サブ メ ニ ューか ら 利 用 で き ます)。 こ れら の ド キ ュ メ ン ト では、 こ のフ ァ イルのオプシ ョ ン と、 必 要 に 応 じてそれらのオプシ ョ ンをコマン ド ラ イ ンか ら 設 定 する 方法 を 説 明 し ています。6 デフ ォル ト では、 どのサーバー 構 成 も TCP/IP エンドポイン ト (ポート) 49201 を 使 用 する よ う に 設 定 さ れます。 ただ し、 1 台 のコ ンピ ュータ 上 で 各 サーバー 構 成 のエン ド ポイン ト は 一 意 であ る 必 要 があ る ため、 デフ ォル ト のエン ド ポ イ ン ト を 編 集 する こ と が 推奨 されます。エン ド ポ イ ン ト を 変 更 する には :a サーバー 構 成 を 選 択 し ます。b ツールバーの [ 設 定 を 指 定 し て 起 動 ...] ボタン をクリックします(またはメインメニューから [ ア ク シ ョ ン| 設 定 を 指 定 し て 起 動 ...] を 選 択 し ます)。 [ 設 定 を 指 定 して 起 動 ] ダイアログが 表 示 されます。c 使 用 する エン ド ポ イ ン ト を [TCP/IP エンドポイン ト ] テキス ト ボックスに 入 力 します。こ のダ イ ア ロ グ を 使 用 し て 添 付 フ ァ イルの 格 納 場 所 を 変 更 する こ と も で き ますが、そのよ う な 変 更 の 必 要 はほ と んどあ り ません。7 必 ず、 新 し いサーバー 構 成 を 構 成 し (『<strong>StarTeam</strong> の 管 理 と 利 用 』 を 参 照 )、 その 構 成 のバックアップスケジュールを 計 画 してください。第 8 章 : <strong>Borland</strong> <strong>StarTeam</strong> Server での Oracle スキーマ ユーザーの 利 用 89


データ ファイルのガイドラインデータ ファイルのガイドラインボーラ ン ド では、 データ フ ァ イルの 個 数 と サイ ズについて、 ユーザー 数 に 基 づ く 以 下 のガイ ド ラ イ ン を 提 案 し ます。 環 境 に よ っては、 表 8.1 の 推 奨 値 は 適 切 でない 場 合 も あ り ます。表 8.1Oracle スキーマ ユーザー 用 データ ファイルのガイドラインユーザー 数 データ ファイル 数 各 データ ファイルのサイズ15 まで 3 50 MB15 ~ 50 3 300 MB51 ~ 100 5 300 MB101 ~ 300 7 500 MB>300 7 800 MBOracle スキーマ ユーザー 用 SQL スクリプトの 実 行メモ<strong>StarTeam</strong> Server には、 特 に Oracle スキーマ ユーザーで 使 用 する ために 記 述 さ れた SQL スクリプトが 付 属 します。 これらのスクリプトは、<strong>StarTeam</strong> データベースの 保 守 およびチューニングに 役 立 ちます。 SQL ス ク リ プ ト には、 イ ン ス ト ール 後 に 実 行 する も の、 データベースのパフ ォーマン ス 維 持 のために 毎 週 実 行 する も の、 <strong>StarTeam</strong> Server によって 自 動的 に 実 行 さ れる も のな どがあ り ます。実 行 可 能 な Oracle スキーマ ユーザー 用 SQL スクリプトは、<strong>Borland</strong>\<strong>StarTeam</strong>Server 2008 R2\DBScripts\Oracle_Scripts フォルダに 収 められています。Oracle_Scripts フォルダには、 Create_Stored_Procedures、Drop_Stored_Procedures、 Install、 Preinstall、 および DW (データ ウェアハウス 用 ) サブフォルダが 含 まれます。 これらのサブフォルダ 内 のスク リプトは、 必要 に 応 じ て <strong>StarTeam</strong> に よ って 実 行 さ れる ための も のです。 こ れら のス ク リ プ ト はどれも、 SQL*Plus や SQL *Worksheet などの 外 部 のデータベース ユーザー インターフェイスからは 絶 対 に 直 接 実 行 し ないで く だ さ い。次 の 表 は、 手 動 での 実 行 が 推 奨 される SQL ス ク リ プ ト と 、 各 ス ク リ プ ト の 推 奨 実 行 頻 度の 一 覧 です。 各 環 境 におけ る <strong>StarTeam</strong> の 利 用 状 況 に 応 じ て、 頻 度 を 調 節 する と 良 いで し ょう。 夜 間 や 週 末 など、 サーバーがあ ま り 利 用 さ れていない と き にス ク リ プ ト を 実 行 し ます。こ れら のス ク リ プ ト の 実 行 に 加 えて、 サーバー 管 理 ツールか ら [ 完 全 削 除 ] オプシ ョ ンを実 行 し て、 ス キーマ ユーザーか ら 削 除 さ れたビ ューを 除 去 する こ と も 推 奨 さ れます。 ボーランドでは、 <strong>StarTeam</strong> プロジェク トから 1 つ 以 上 のビ ューを 削 除 し た 際 には、 その 後 でスキーマ ユーザーに 対 し て 完 全 削 除 を 実 行 する こ と をお 勧 め し ます。 [ 完 全 削 除 ] オプシ ョンの 詳 細 については、 『<strong>StarTeam</strong> の 管 理 と 利 用 』 を 参 照 し て く だ さ い。 .表 8.2 Oracle データベース 用 の <strong>StarTeam</strong> SQL スクリプト<strong>StarTeam</strong> スクリプト 名実 行 頻 度starteam_oracle_compute_stats.sql 毎 週 実 行starteam_oracle_database_analyze.sql 毎 週 実 行starteam_oracle_dropall.sql必 要 な 場 合 のみ 実 行starteam_oracle_performance_indic.sql 必 要 に 応 じ て 実 行starteam_oracle_rebuild_indexes.sql 毎 週 実 行注 意これらのスク リプトの 詳 細 については、 91 ページの 「Oracle スキーマ ユーザー 用 の<strong>StarTeam</strong> SQL スクリプト」 を 参 照 して く ださい。 SQL*Plus で Oracle ス ク リ プ ト を 実 行 する 方 法 については、 「Oracle スキーマ ユーザーに 対 し て SQL ス ク リ プ ト を 実 行 する には:」 を 参 照 して く ださい。必 要 であれば 必 ず <strong>StarTeam</strong> スキーマ ユーザーをバックアップし、バックアップを 定 期的 に 検 証 し て く だ さ い。 <strong>StarTeam</strong> プロジェク ト データ のバ ッ ク ア ッ プの 復 元 と テ ス トはテス ト システム 上 で 行 う こ と をお 勧 めし ます。 バッ ク ア ッ プの 復 元 と テス ト を 行 うこ と は、 データ が 正 し く バ ッ ク ア ッ プ さ れてい る こ と の 確 認 に 役 立 ち ます。90 <strong>Borland</strong> <strong>StarTeam</strong> インストール ガイド


Oracle スキーマ ユーザー 用 SQL スクリプトの 実 行Oracle スキーマ ユーザーに 対 し て SQL ス ク リ プ ト を 実 行 する には :1 コマンド プロンプト を 開 きます。2 Oracle スキーマ ユーザー 用 の <strong>StarTeam</strong> SQL ス ク リ プ ト が 格 納 さ れてい るデ ィ レ ク ト リに 移 動 し ます。3 コマンド プ ロ ンプ ト で、 次 の よ う に 入 力 し ます。sqlplus < ユーザー 名 >/< パスワード >@< サービ ス 名 >各 部 の 意 味 は 次 の と お り です。< ユーザー 名 > : <strong>StarTeam</strong> Oracle スキーマ ユーザーの 名 前< パスワード > : <strong>StarTeam</strong> Oracle スキーマ パスワード< サービ ス 名 > : Oracle Net8 EasyConfig を 使 用 して 作 成 されるネッ ト サービ ス 名4 ス ク リ プ ト を 実 行 し ます。 た と えば、 starteam_oracle_database_analyze.sqlス ク リ プ ト を 実 行 する には、 @starteam_oracle_database_analyze.sql と入 力 し て Enter キーを 押 し ます。Oracle スキーマ ユーザー 用 の <strong>StarTeam</strong> SQL スクリプト■■■■■■■■■■■■■■starteam_oracle_compute_stats.sql実 行 : 週 に 1 回starteam_oracle_compute_stats.sql ス ク リ プ ト は、 データベース 内 のすべての表 を 対 象 に、 データベース 分 布 ページ 内 の 統 計 を 更 新 し ます。 問 合 せオプテ ィ マ イ ザは こ のデータ を 利 用 し て、 個 別 の 問 合 せに 対 し て 正 し い 索 引 を 選 択 で き ます。starteam_oracle_create_check_database.sql実 行 : <strong>StarTeam</strong> Server に よ って 適 宜 自 動 的 にstarteam_oracle_create_check_privileges.sql実 行 : <strong>StarTeam</strong> Server に よ って 適 宜 自 動 的 にstarteam_oracle_create_database.sql実 行 : 新 し い 構 成 の 作 成 時 に <strong>StarTeam</strong> に よ って 自 動 実 行このスク リプトは、 新 しい Oracle スキーマ ユーザーを 作 成 し ます。starteam_oracle_create_fix_custom_fields.sql実 行 : <strong>StarTeam</strong> Server に よ って 適 宜 自 動 的 にstarteam_oracle_create_upgrade_33.sql実 行 : サーバー 構 成 のア ッ プグ レー ド 時 に <strong>StarTeam</strong> に よ って 自 動 実 行starteam_oracle_create_upgrade_34.sql実 行 : サーバー 構 成 のア ッ プグ レー ド 時 に <strong>StarTeam</strong> に よ って 自 動 実 行starteam_oracle_create_upgrade_35_catalog.sql実 行 : サーバー 構 成 のア ッ プグ レー ド 時 に <strong>StarTeam</strong> に よ って 自 動 実 行starteam_oracle_create_upgrade_35_data.sql実 行 : サーバー 構 成 のア ッ プグ レー ド 時 に <strong>StarTeam</strong> に よ って 自 動 実 行starteam_oracle_create_upgrade_36.sql実 行 : サーバー 構 成 のア ッ プグ レー ド 時 に <strong>StarTeam</strong> に よ って 自 動 実 行starteam_oracle_create_upgrade_55.sql実 行 : サーバー 構 成 のア ッ プグ レー ド 時 に <strong>StarTeam</strong> に よ って 自 動 実 行starteam_oracle_create_upgrade_58.sql実 行 : サーバー 構 成 のア ッ プグ レー ド 時 に <strong>StarTeam</strong> に よ って 自 動 実 行starteam_oracle_database_analyze.sql実 行 : 週 に 1 回starteam_oracle_database_analyze.sql ス ク リ プ ト は、 データベース 内 の 不 正ブ ロ ッ ク や 不 正 な 構 造 な ど、 データベースの 破 損 を 検 出 し ます。 こ のス ク リ プ ト を 週に 1 回 実 行 し てデータベースの 情 報 を 収 集 する と 、 問 題 の 追 跡 に 役 立 ち ます。こ のス ク リ プ ト を 実 行 する には、 ユーザーが 作 成 し た ス キーマ ユーザーではな くSYSDBA ユーザー と し て 接 続 する 必 要 があ り ます。starteam_oracle_create_fix_dup_login_names.sql実 行 : サーバー 構 成 のア ッ プグ レー ド 時 に <strong>StarTeam</strong> に よ って 自 動 実 行第 8 章 : <strong>Borland</strong> <strong>StarTeam</strong> Server での Oracle スキーマ ユーザーの 利 用 91


Oracle スキーマ ユーザー 用 SQL スクリプトの 実 行注 意■■■■■■■starteam_oracle_extract_ddl.sql実 行 : サーバー 構 成 のア ッ プグ レー ド 時 に <strong>StarTeam</strong> に よ って 自 動 実 行starteam_oracle_fix_long_raw.sql実 行 : サーバー 構 成 のア ッ プグ レー ド 時 に <strong>StarTeam</strong> に よ って 自 動 実 行starteam_oracle_nextextents.sql実 行 : サーバー 構 成 のア ッ プグ レー ド 時 に <strong>StarTeam</strong> に よ って 自 動 実 行starteam_oracle_dropall.sql実 行 : 必 要 な 場 合 のみstarteam_oracle_dropall.sql ス ク リ プ ト を 実 行 する と 、 すべての <strong>StarTeam</strong>表 と 、 それらの 表 に 含 まれるデータがデータベースから 削 除 されます。 このス ク リプトは 厳 重 に 注 意 し て 使 用 し て く だ さ い。starteam_oracle_dropall.sql スクリプトは、すべての <strong>StarTeam</strong> 表 をデータベースから 削 除 します。 たとえば、 <strong>StarTeam</strong> サーバー 構 成 を 別 のデータベースに 移 行 する場 合 、 starteam_oracle_dropall.sql を 使 用 し て、 元 のデータベースか ら 表 を 削除 する こ と がで き ます。 あ る いは、 <strong>StarTeam</strong> 表 を <strong>StarTeam</strong> 表 領 域 以 外 の 表 領 域 に 誤 って 追 加 した 場 合 に、 starteam_oracle_dropall.sql ス ク リ プ ト を 使 用 し てそれ らの 表 を 削 除 し ます。 こ のス ク リ プ ト は SQL*Plus または SQL*Plus Worksheet か ら 実 行 できます。starteam_oracle_get_dbinfo.sql実 行 : <strong>StarTeam</strong> Server に よ って 適 宜 自 動 的 にstarteam_oracle_performance_indic.sql実 行 : 必 要 に 応 じ てこのスク リプトでは、 バッファ ヒット 率 、データ ディ クショナリ ヒット 率 、 ライブラリ キャッシュ ミ ス 率 、 ラ イ ブ ラ リ キャッシュ ヒット 率 、 ロールバック セグ メ ン ト 情報 、 および 全 ユーザーに 対 する ヒ ッ ト 率 についての 情 報 を 得 る こ と ができ ます。starteam_oracle_rebuild_indexes.sql実 行 : 週 に 1 回starteam_oracle_rebuild_indexes.sql ス ク リ プ ト は、 データベース 索 引 を 再構 築 し、 索 引 表 領 域 の 記 憶 域 パ ラ メ ータ を 構 成 し ます。 こ のス ク リ プ ト では、 INDX とい う 名 前 の 表 領 域 に 索 引 が 位 置 する こ と を 想 定 し ています。 索 引 表 領 域 が 別 の 名 前 を使 用 し てい る 場 合 、 starteam_oracle_rebuild_indexes.sql を 編 集 して、 正 しい 表 領 域 名 を 反 映 さ せます。 starteam_oracle_rebuild_indexes.sql スクリプト は、 データベースのデータ 取 得 効 率 を 高 め る ために 週 に 1 回 実 行 し ます。92 <strong>Borland</strong> <strong>StarTeam</strong> インストール ガイド


手 動 によるスキーマ ユーザー 作 成 の 概 要手 動 によるスキーマ ユーザー 作 成 の 概 要この 節 では、 <strong>StarTeam</strong> Server 用 の Oracle 表 領 域 と Oracle ス キーマを 手 動 で 作 成 する 方 法 を説 明 し ます。 ま た、 <strong>StarTeam</strong> Server に 付 属 する SQL ス ク リ プ ト のチューニン グおよび 保 守の 概 要 と 、 それ ら のス ク リ プ ト の 使 用 方 法 も 説 明 し ます。 Oracle のパフ ォーマンス チューニングの 詳 細 については、 Oracle の ド キ ュ メ ン ト を 参 照 し て く だ さ い。スキーマ ユーザー 作 成 時 に 使 用 する 設 定 の 詳 細 については、 93 ページの 「デ ィ ク シ ョ ナリ 管 理 表 領 域 と ローカル 管 理 表 領 域 」 も 参 照 してください。Oracle データベース イ ン ス タ ン ス を 構 成 する には :1 84 ページの 「Oracle スキーマ ユーザーの 利 用 方 法 の 概 要 」 で 説 明 する 手 順 を 完 了 し ます。2 <strong>StarTeam</strong> 表 領 域 を 作 成 し ます。 詳 細 については、 93 ページの 「デ ィ ク シ ョ ナ リ 管 理 表領 域 と ローカル 管 理 表 領 域 」 を 参 照 して く ださい。3 <strong>StarTeam</strong> スキーマ ユーザーを 作 成 し ます。4 <strong>StarTeam</strong> Server が ラベルを 作 成 で き、 その 他 の 操 作 を 正 し く 実 行 で き る こ と を 保 証 するために、 スキーマ ユーザーが 以 下 の Oracle 権 限 を 持 つこ と を 確 認 し ます。 こ れら の 権限 は、 ロールに 所 属 さ せる のではな く 明 示 的 に 定 義 する 必 要 があ り ます。■CREATE PROCEDURE■CREATE SEQUENCE■CREATE SESSION■CREATE TABLE■CREATE TRIGGER■CREATE TYPE■CREATE VIEW■UNLIMITED TABLESPACE5 <strong>StarTeam</strong> スキーマ ユーザーの ODBC DSN を 作 成 し ます。<strong>StarTeam</strong> スキーマ ユーザーの ODBC DSN の 作 成 方 法 については、 94 ページの 「Oracle用 ODBC DSN の 作 成 」 で 説 明 し ます。6 サーバー 構 成 を 作 成 し ます。 詳 細 については、 94 ページの 「Oracle スキーマ ユーザー用 サーバー 構 成 の 作 成 」 を 参 照 して く ださい。ディクショナリ 管 理 表 領 域 とローカル 管 理 表 領 域<strong>StarTeam</strong> Server を 使 用 して 作 成 されるすべての Oracle スキーマ ユーザーは、 ローカル 管 理表 領 域 を 自 動 的 に 作 成 し ます。 ボーラ ン ド では、 手 動 で 作 成 する <strong>StarTeam</strong> スキーマ ユーザーおよび <strong>StarTeam</strong> 表 領 域 に 関 し ては、 ローカル 管 理 表 領 域 を 使 用 する こ と を 強 く お 勧 めします。ローカル 管 理 表 領 域 の 利 点 は 以 下 の と お り です。■断 片 化 の 低 減■データ デ ィ ク シ ョ ナ リ 表 に 対 する 更 新 の 統 制■■■システム 管 理 のエクステン ト サイズ近 接 する 空 き 領 域 の 自 動 追 跡 ( 使 用 可 能 エ ク ス テン ト の 合 併 の 必 要 性 を 低 減 する)データ ディ クショナリ オブジェ ク ト の 競 合 の 低 減■再 帰 的 領 域 管 理 を 行 わない ( こ れは 通 常 、 デ ィ ク シ ョ ナ リ 管 理 表 領 域 で 行 われる 可 能性 があ る)デ ィ ク シ ョ ナ リ 管 理 表 領 域 はデータ ディ クショナリを 使 用 して 管 理 されます。 このタイプの 表 領 域 では、 エ ク ス テン ト 割 り 当 ては 手 動 で 行 われます。 作 成 者 は INITIAL エクステントサイズ、NEXT エクステント サ イ ズ、 および 増 分 率 (PCTINCREASE) を 指 定 する 必 要があ り ます。 デ ィ ク シ ョ ナ リ 管 理 表 領 域 では、 データベース 管 理 者 は 合 併 と 断 片 化 について 常 に 注 意 を 払 う 必 要 があ り ます。第 8 章 : <strong>Borland</strong> <strong>StarTeam</strong> Server での Oracle スキーマ ユーザーの 利 用 93


手 動 によるスキーマ ユーザー 作 成 の 概 要ローカル 管 理 表 領 域 は、 各 データ フ ァ イル 内 のビ ッ ト マ ッ プを 管 理 する こ と に よ って 各 自のエ ク ス テン ト を 管 理 し ます。 ビ ッ ト マ ッ プは、 使 用 可 能 ブ ロ ッ ク ま たは 使 用 中 ブ ロ ッ クの 状 態 を 追 跡 する ために 役 立 ち ます。 ビ ッ ト マ ッ プ 内 の 各 ビ ッ ト は 1 つのブロ ッ ク に 対 応します。 エクステン トへのあらゆる 変 更 によ りデータ ブロッ クへの 変 更 が 発 生 し、 新 しいス テータ ス を 反 映 し ます。 こ れ ら の 変 更 に よ って、 Oracle データ ディ クショナリ 内 の 表 が更 新 さ れる こ と はあ り ません。デ ィ ク シ ョ ナ リ 管 理 表 領 域 は、 ロールバ ッ ク 情 報 を 生 成 する 複 数 回 の 更 新 を 実 行 し ます。ローカル 管 理 表 領 域 は、 データ デ ィ ク シ ョ ナ リ 表 上 の 競 合 を 減 ら し ます。 ローカル 管 理 表領 域 は 近 接 する 使 用 可 能 領 域 を 自 動 的 に 追 跡 する ため、 合 併 は 必 要 あ り ません。ローカル 管 理 表 領 域 には、 均 一 エ ク ス テン ト サイズ (UNIFORM)、 ま たは、 シ ス テムによ って 自 動 決 定 さ れる 可 変 エ ク ス テン ト サイズ (AUTOALLOCATE) のどちらかを 設 定 でき ます。 どち ら の 設 定 を 使 用 する かは、 表 領 域 の 作 成 の 間 に 決 定 さ れます。 シ ス テム 管 理のエクステン トについては、 データベースエンジンがエクステン トの 最 適 なサイズを 決 定します。 UNIFORM エクステントについては、 エクステントのサイズを 指 定 することが 可能 です。 <strong>StarTeam</strong> Server に よ って 作 成 さ れるすべての 表 領 域 は AUTOALLOCATE を 使 用します。Oracle 用 ODBC DSN の 作 成重 要<strong>StarTeam</strong> Server は、 ODBC ドライバを 使 用 して Oracle スキーマ ユーザーにア ク セス し ます。Oracle スキーマ ユーザーの ODBC DSN を 作 成 する には :1 Windows の [ スタート] メニューから [ ス ター ト | 設 定 |コ ン ト ロール パネル] を 選 択 します。 [ コント ロール パネル ] ダ イ ア ロ グが 表 示 さ れます。2 [ 管 理 ツール ] アイコン、 [ データ ソース (ODBC)] アイコンの 順 にダブルク リ ックして、[ODBC データ ソース アド ミニストレータ ] ダイアログを 開 きます。3 [ システム DSN] タブを 選 択 し、 [ 追 加 ...] をク リ ックします。4 適 切 な Oracle ドライバを 選 択 して [ 完 了 ] をクリ ックします。[Oracle ODBC ドライバ 構 成 ] ダイアログが 表 示 されます。5 [ データ ソース 名 ] テキス ト ボックスに DSN を 入 力 します。<strong>StarTeam</strong> サーバー 構 成 が 1 つし かない 場 合 、 DSN としてデータベースの Oracle Netサービ ス 名 を 使 用 し ます。 複 数 のサーバー 構 成 があ る 場 合 、 DSN がサーバー 構 成 の 名前 と 一 致 する よ う に し ます。6 [ 説 明 ] テキス ト ボ ッ ク スに 説 明 を 入 力 し ます。7 [TNS サービ ス 名 ] テキス ト ボックスから Oracle Net サービ ス 名 を 選 択 し ます。8 [ ユーザー ] テキス ト ボ ッ ク スにユーザー 名 を 入 力 し ます。9 [ 接 続 テ ス ト ] を ク リ ッ ク し て、 こ のデータベースへの 接 続 を 確 認 し ます。ボーラ ン ド では、 上 記 以 外 のどの 設 定 も 変 更 しないことをお 勧 めします。10 [OK] をクリックします。Oracle スキーマ ユーザー 用 サーバー 構 成 の 作 成新 し いサーバー 構 成 を 最 初 に 起 動 する と き、 <strong>StarTeam</strong> は、 指 定 さ れたデータベース 内 に<strong>StarTeam</strong> に 関 するすべてのテーブルを 作 成 し ます。 こ こ では、 <strong>StarTeam</strong> サーバー 構 成 を 作成 し、 構 成 を 最 初 に 起 動 する 方 法 を 説 明 し ます。作 業 を 開 始 する 前 に、 以 下 の 情 報 を 用 意 する 必 要 があ り ます。■Oracle データベースのネ ッ ト サービ ス 名 (オペレーテ ィ ング システムに 応 じて C:\\network\admin\tnsnames.ora または /network/admin/tnsnames.ora のど ち ら かに 格 納 さ れてい る TNS 名 )■■■システムパスワードODBC DSNスキーマ ユーザーのロ グオン 名 と パス ワード94 <strong>Borland</strong> <strong>StarTeam</strong> インストール ガイド


手 動 によるスキーマ ユーザー 作 成 の 概 要メモサーバー 構 成 を 作 成 する には :1 [ スタート|プログラム|<strong>Borland</strong> <strong>StarTeam</strong> |<strong>StarTeam</strong> Server 2008 R2 |<strong>StarTeam</strong> Server]を 選 択 し て、 サーバー 管 理 ツールを 起 動 し ます。[ サーバー 管 理 ] ツールが 表 示 さ れます。2 メニュー バーで [ 構 成 の 新 規 作 成 ...] を 選 択 し ます。ウィザードの [ 構 成 の 新 規 作 成 ] ページが 表 示 さ れます。3 新 し い 構 成 データ を 入 力 し ます。abcdef[ 構 成 名 ] テキス ト ボ ッ ク スに 構 成 の 名 前 を 入 力 し ます。[ リポジト リのパス] テキス ト ボックスに、ログ フ ァ イルやその 他 の 情 報 を 格 納 するために 使 用 する 場 所 を 直 接 入 力 する か、 [ 参 照 ...] をクリ ックして 選 択 します。[ リポジト リのパス] テキス ト ボ ッ ク スに 入 力 されたパスは、 デフ ォル ト ハイブのデフ ォル ト の 格 納 場 所 にな り ます。[ データベースの 種 類 ] ドロップダウン リストから 「Oracle」 を 選 択 し ます。[<strong>StarTeam</strong> データベース と ODBC データ ソース を 新 規 作 成 する ] チェッ ク ボックスをオフにし、 <strong>StarTeam</strong> Server が 表 領 域 、 ス キーマ ユーザー、 およびスキーマ ユーザーの DSN を 自 動 的 に 作 成 し ない よ う に し ます。以 下 のいずれかの 方 法 で、 Native-II データ 保 管 庫 の 初 期 ハイ ブを 作 成 し ます。■■デフ ォル ト 設 定 を 変 更 せず、[ デフォル ト ] オプシ ョ ン ボ タ ン を 選 択 し た ま ま 手 順f に 進 みます。デフ ォル ト 設 定 を 使 用 する 場 合 、 <strong>StarTeam</strong> Server は 以 下 の 処 理 を 行 います。■■■DefaultHive と い う 名 前 の 初 期 ハイ ブを 作 成 し ます。DefaultHive が 使 用 する サブフ ォルダ Archives および Cache をリポジト リ パス内 に 作 成 し ます。キ ャ ッ シ ュ が 位 置 する ド ラ イ ブ 上 の、 その 時 点 で 利 用 可 能 な 領 域 の 20% を 最大 キャ ッ シュ サ イ ズに 設 定 し ます。■キャッシュ クリーンアップ 間 隔 はデフォルト 設 定 の600 秒 (10 分 ) を 使 用 し ます。■記 憶 し き い 値 ( 空 き 領 域 がな く なった も の と し て 認 識 する ド ラ イ ブ 使 用 率 )はデフ ォル ト 値 の 95% を 使 用 し ます。カ ス タ ム 値 を 設 定 する には、 [ カスタム ] オプシ ョ ン ボ タ ン を 選 択 し て、 必 要 なハイ ブ 設 定 を 変 更 し ます。[ 次 へ >] をクリ ックします。 ウィザードの [ データベース 情 報 ] ページが 表 示 さ れます。4 こ のダ イ ア ロ グの 設 定 を 完 了 する には :ab[ODBC データ ソース 名 ] テキス ト ボックスに ODBC DSN を 入 力 します。スキーマ ユーザーのロ グ イ ン 名 と パス ワー ド をそれぞれのテキス ト ボックスに 入 力します。c [ 接 続 の 検 証 ] をク リ ックして、 スキーマ ユーザーに 正 し く ア ク セスでき る こ と を 確認 します。5 [ 完 了 ] をク リ ックします。[ サーバー 管 理 ] ツールに 戻 り 、 新 し いサーバー 構 成 が [ ローカル ] ノードの 子 として表 示 さ れてい る こ と を 確 認 し ます。サーバー 構 成 の 作 成 に 加 えて、 <strong>StarTeam</strong> Server は 新 しいサーバー 構 成 についての 情報 を starteam-server-configs.xml ファイルに 追 加 します。 このファイルの 詳細 については、 <strong>StarTeam</strong> ヘルプま たは 『<strong>StarTeam</strong> の 管 理 と 利 用 』 を 参 照 してください。第 8 章 : <strong>Borland</strong> <strong>StarTeam</strong> Server での Oracle スキーマ ユーザーの 利 用 95


手 動 によるスキーマ ユーザー 作 成 の 概 要96 <strong>Borland</strong> <strong>StarTeam</strong> インストール ガイド


第章Chapter 9データの 格 納 場 所 について新 し いサーバー 構 成 の 作 成 の 一 環 と し て、 <strong>StarTeam</strong> Server はログ ファイル、 添 付 ファイル、 アーカ イブ フ ァ イルなど を 格 納 する ための 多 数 のフ ォルダを 作 成 し ます。 サーバー 構成 の 履 歴 によ っては、 Native-I データ 保 管 庫 と Native-II データ 保 管 庫 の 両 方 に 対 応 するファイルおよびフォルダがある 場 合 と、 Native-II データ 保 管 庫 に 対 応 する も のだけが 存 在する 場 合 があ り ます。 こ の 章 では、 両 方 のデータ 保 管 庫 のフ ァ イルおよびフ ォルダの 格 納場 所 と 目 的 について 説 明 し ます。 Native-I と Native-II のデータ 保 管 庫 の 違 いについては、<strong>StarTeam</strong> Server 2005 または 2005 R2 の 『インス トール ガイド』 を 参 照 してください。Native- I データ 保 管 庫 と Native- II データ 保 管 庫 の 使 用重 要<strong>StarTeam</strong> Server 2005 以 前 の リ リ ースでのサーバー 構 成 はすべて、 現 在 Native-I データ 保 管庫 と 呼 ばれてい る も のが 含 まれます。 <strong>StarTeam</strong> Server 2005 またはそれ 以 降 のリ リースを 使用 し て 作 成 さ れるすべてのサーバー 構 成 は、 アーカ イ ブ ファイルの 格 納 に Native-II データ 保 管 庫 だけを 使 用 し ますが、 <strong>StarTeam</strong> Server 2005 と 2005 R2 では、 これまで Navite-Iデータ 保 管 庫 にあ ったフ ァ イルも 管 理 で き ま し た。 し か し、 新 し いデータ 保 管 庫 が 提 供 する 改 善 さ れたパフ ォーマン ス を 利 用 する ため、 2005 または 2005 R2 を 使 用 する ユーザーのほとんどがアーカイブを 変 換 しました。2006 リ リ ースか ら は、 サーバー 構 成 はすべてのフ ァ イルについて Native-II データ 保 管 庫 だけを 使 用 し ます。 つま り 、 2008 Release 2 バージ ョ ンにア ッ プグ レー ド するに 先 立 ち、 残 っている Native-I データ 保 管 庫 を Native-II データ 保 管 庫 に 変 換 する 必 要 があ る と い う こ と です。 変 換 を 行 う ため、 <strong>StarTeam</strong> Server の 2008 Release 2 をインストールする 前 に、 2005 または 2005 R2 をインストールする 必 要 があります。<strong>StarTeam</strong> Server 2005 か ら 導 入 さ れた Native-II データ 保 管 庫 は、 <strong>StarTeam</strong> のパフ ォーマンス を 改 善 し、 以 前 の リ リ ース よ り も 大 き なフ ァ イルの 格 納 を 可 能 に し ます。 2008 Release 2バージ ョ ンの 場 合 、 サーバー 構 成 には Native-II アーカイブ ファイルだけが 含 まれ、 これは、 サーバーを 停 止 せずにバ ッ ク ア ッ プを 実 行 で き る こ と を 意 味 し ます。 現 在 では、 従 来のデータ 保 管 庫 を Native-I データ 保 管 庫 と 呼 びます。データ 保 管 庫 の 種 類 に 関 係 な く 、 <strong>StarTeam</strong> Server を 使 用 する 以 外 の 方 法 で リ ポジ ト リ ファイルの 削 除 または 修 正 を 絶 対 に 行 わないで く だ さい。第 9 章 : デー タの 格 納 場 所 について 97


リリース 2005 およびそれ 以 降 のリポジトリについてリリース 2005 およびそれ 以 降 のリポジトリについて次 の 図 は、 その リ ポジ ト リ パスがド ラ イブ 文 字 ( 図 には 示 されていない) で 始 ま り、 フォルダ 名 「MyConfiguration」 で 終 わ る サーバー 構 成 を 示 し た も のです。サーバー 構 成 の 名 前 も 「MyConfiguration」 であ る 場 合 があ り ます。リポジト リ パスは、 さ ま ざ ま なオブジ ェ ク ト が 最 初 に 記 憶 さ れる 通 常 の 格 納 場 所 であ り 、ほ と んどのオブジ ェ ク ト は 後 か ら、 互 いに 独 立 し た 形 で 新 し い 格 納 場 所 に 移 動 で き ます。Attachments フォルダ前 出 の 図 中 の MyConfiguration フォルダのよ うなリポジト リ パスは、 Attachmentsフ ォルダの 親 で も あ り ます。 こ の 節 で 説 明 する 一 連 のフ ォルダは、 2005 以 前 の リ リ ースと、 2005 およびそれ 以 降 の リ リ ースに 共 通 する も のです。Attachments フ ォルダのサブフ ォルダには、 特 定 の タ イ プのア イ テムに 添 付 さ れる フ ァイルが 格 納 さ れます。 た と えば、 Changes_Attachments フ ォルダには 変 更 要 求 に 添 付されるファイルが 格 納 されます。[ サーバーの 構 成 ] ダイアログの [ 全 般 ] タブ 上 の [ 添 付 フ ァ イルのパス ] を 変 更 する こ とによ り、 Attachments フ ォルダのパス を 個 別 に 変 更 する こ と がで き ます。 こ のフ ォルダはリポジト リ パスのサブフォルダでなく てもかまいません。これらのフォルダはバッ クアップに 含 める 必 要 があ り ます。98 <strong>Borland</strong> <strong>StarTeam</strong> インストール ガイド


リリース 2005 およびそれ 以 降 のリポジトリについてNative- II データ 保 管 庫 フォルダ<strong>StarTeam</strong> Server 2005 ま たはそれ 以 降 の リ リ ースで 新 し く 作 成 さ れた、 あ る いはそれら の リリ ースにア ッ プグ レー ド さ れたサーバー 構 成 の リ ポジ ト リ パスは、 アーカイブ ファイルやそれらについての 情 報 を 格 納 するために Native-II データ 保 管 庫 に よ って 使 われる さ ま ざまなフォルダの 初 期 ホームでもあり ます。■DefaultHiveサーバー 構 成 の 作 成 時 にデフ ォル ト 設 定 を 一 切 変 更 し なかった 場 合 や、 ア ッ プグ レード し たサーバー 構 成 を 最 初 にハイ ブを 作 成 せずに 起 動 し た 場 合 、 <strong>StarTeam</strong> Server はDefaultHive フ ォルダを 自 動 的 に 作 成 し ます。 こ れは リ ポジ ト リ パスのサブフォルダであ り 、 サーバー 構 成 を 最 初 に 起 動 する と き に 作 成 さ れます。■初 期 ハイ ブが DefaultHive と い う 名 前 であ る かど う かに 関 係 な く 、 各 サーバー 構 成 には少 な く と も 1 つのハイ ブが 存 在 し ます。 複 数 のハイ ブを 存 在 さ せる こ と がで き ます。 各ハイブにはアーカイブ パス とキャ ッシュ パスがあ り ます。 上 の 図 は 簡 単 な 命 名 規 則 の例 を 示 し た も のですが、 こ の 規 則 は 強 制 ではあ り ません。 ハイ ブの 名 前 は、 2 つのサブフォルダ Archives と Cache を 持 つフ ォルダの 名 前 にな り ます。 ただ し、 こ れら のパスはどこにでも 配 置 できます。 これらのパスは 同 じ ド ライブまたはボ リ ューム 上 に 位置 する 必 要 はあ り ません。DefaultHive サブフ ォルダの 用 途 は 以 下 の と お り です。■■Archivesこのフォルダには、 アーカイブ フ ァ イル 内 の 圧 縮 可 能 なフ ァ イル リビジョンが 格 納されます。Cacheこのフォルダには、 アーカイブ フ ァ イルの 未 圧 縮 バージ ョ ンが 格 納 さ れます。 こ のフォルダには 2 つのサブフ ォルダ Temp と Deltas があ り ます。 Temp フォルダは<strong>StarTeam</strong> に 追 加 中 のフ ァ イルや、 チェ ッ ク イ ン 中 の 新 し いフ ァ イル リビジョンのために 使 用 さ れます。 Deltas フ ォルダには、 低 速 接 続 を 経 由 し た 転 送 の 最 適 化 をユーザーが 希 望 する 場 合 に、 作 業 フ ァ イル と チ ッ プ リ ビジ ョ ンの 差 分 が 格 納 さ れます。詳 細 については、 101 ページの 「 差 分 記 憶 の 使 用 」 を 参 照 して く ださい。ハイブ マネージ ャ を 使 用 し て、 個 別 のハイ ブのアーカ イ ブ パスやキャ ッシュ パスを 変更 でき ます。 そのよ う な 変 更 は、 そのハイブの 移 動 が 必 要 な と きにのみ 行 う こ と をお勧 め し ます。 た と えば、 ド ラ イ ブの 故 障 に よ り ハイ ブを 移 動 する 場 合 などが こ れに 相当 します。 ハイブのアーカイブ パスの 内 容 を 新 し い 格 納 場 所 に コ ピーする 必 要 も あ ります。任 意 のハイ ブ 用 のアーカ イ ブ パスはバッ クアップに 含 める 必 要 があ り ます。 ハイブのキャッシュ パスはバッ クアップに 含 める 必 要 はあ り ません。詳 細 については、 100 ページの 「アーカ イ ブ パス とキャ ッシュ パスの 構 造 」 を 参 照 してください。HiveIndexリリース2005 ま たはそれ 以 降 のサーバー 構 成 を 起 動 し た 後 、 その 構 成 には 少 な く と も1 つのハイ ブが 存 在 し ます。 HiveIndex フ ォルダには、 サーバー 構 成 が 使 用 する 各 ハイブのプロパティを 含 む hive-index.xml ファイルが 格 納 されます。HiveIndex フォルダのパスは、 starteam-server-configs.xml ファイル 内 でリポジ ト リ パス を 変 更 する こ と に よ って 変 更 で き ます。 こ の 変 更 は、 ド ラ イ ブの 故 障 時な どの 必 要 時 にのみ 行 います。HiveIndex フ ォルダはバッ ク ア ッ プに 含 める 必 要 があ り ます。詳 細 については、 100 ページの 「アーカ イ ブ パス とキャ ッシュ パスの 構 造 」 を 参 照 してください。第 9 章 : デー タの 格 納 場 所 について 99


リリース 2005 およびそれ 以 降 のリポジトリについてアーカイブ パスとキャッシュ パスの 構 造各 ハイブのアーカイブ パス とキャ ッシュ パスは 同 じ 構 造 を 持 ちます。 この 構 造 は、<strong>StarTeam</strong> クライアントがファイル ステータス レ コー ド を 格 納 する ために 使 用 する 構 造 に似 ています。 アーカイブおよびキャ ッシュ 内 に 位 置 する 一 連 のファ イルは、 サブフォルダに 整 理 されます。 これによ り 、 フ ァ イルの 参 照 と 管 理 が 容 易 にな り ます。 フ ァ イル リビジ ョ ンが 格 納 さ れるサブフ ォルダの 名 前 は、 アーカ イ ブ フ ァ イルの 名 前 の 先 頭 文 字 に よ って 決 ま り ます。 た と えば、 ある フ ァ イル リ ビジ ョ ンの 内 容 の MD5 値 が"01fc3c4ac5e0e92cc707f30fb73a0726" である と します。 ユーザーがアーカイブ パス "C:\DefaultHive\Archives" を 指 定 し た と 仮 定 する と 、 こ の リ ビ ジ ョ ンに 対 するアーカイブ パスは、 アーカイブ フ ァ イルの 圧 縮 の 有 無 に 応 じ て 次 のどち らかにな り ます。C:\DefaultHive\Archives\01\f\01fc3c4ac5e0e92cc707f30fb73a0726C:\DefaultHive\Archives\01\f\01fc3c4ac5e0e92cc707f30fb73a0726.gz次 の 図 は、 Archives フォルダからアーカイブ ファイルへのパスを 示 したものです。各 ハイブのアーカイブ パス (たとえば、 C:\DefaultHive\Archives) はバッ クアップに 含 める 必 要 があ り ます。詳 細 については、 オン ラ イ ン ヘルプま たは PDF ファイル 『<strong>StarTeam</strong> の 管 理 と 利 用 』 を 参照 してください。100 <strong>Borland</strong> <strong>StarTeam</strong> インストール ガイド


リリース 2005 およびそれ 以 降 のリポジトリについてログ ファイルとログ フォルダリポジト リ パス フ ォルダは、 以 下 の 関 連 オブジ ェ ク ト のホーム と な り ます。■■■■サーバー ログ ファイルサーバー 構 成 を 起 動 する たびに、 新 し いサーバー ログ ファイルが 作 成 されます。 サーバー ロ グの 詳 細 については、 『<strong>StarTeam</strong> の 管 理 と 利 用 』 を 参 照 し て く だ さ い。.dmp フ ァ イル。 サーバー 診 断 機 能 を 使 用 し て、 サーバーが 遭 遇 し たエ ラーや 予 期 し ない 状 況 を 解 析 する 目 的 で 作 成 さ れる。.dmp ファイルまたはトレース フ ァ イルは 通 常 、 ボーラ ン ド の 技 術 サポー ト 担 当 が 協 力し て 問 題 の 解 決 を 試 みてい る 場 合 を 除 いては 作 成 さ れません。 サーバー 診 断 の 詳 細 については、 『<strong>StarTeam</strong> の 管 理 と 利 用 』 を 参 照 し て く だ さ い。Notifications フォルダ初 めてサーバー 構 成 を 起 動 する と き に、 イ ン ス ト ール ディレク ト リ 内 のNotification フ ォルダの コ ンテン ツが、 対 応 する Notifications フォルダ 内 のそのサーバー 構 成 の リ ポジ ト リ に コ ピー さ れます。Trace フォルダTrace フ ォルダには、 サーバー 診 断 を 使 用 し てサーバー コ マン ド を 追 跡 する と き に 作成 さ れる フ ァ イルが 格 納 さ れます。 サーバー 診 断 の 詳 細 については、 『<strong>StarTeam</strong> の 管理 と 利 用 』 を 参 照 し て く だ さ い。これらのオブジェク トは 必 ずしも、 リポジ ト リ パス 内 に 存 在 し なければな ら ないわけではあ り ません。 サーバー 管 理 ツールを 使 用 し て ロ グのパス を 変 更 する こ と に よ り 、 上 記 すべてのオブジェ ク ト のパス を 変 更 でき ます。 詳 細 については、 『<strong>StarTeam</strong> の 管 理 と 利 用 』 を参 照 し て く だ さ い。これらのフォルダはバッ クアップに 含 める 必 要 はありません。差 分 記 憶 の 使 用<strong>StarTeam</strong> Server では こ れまで、 差 分 記 憶 の 2 つの 用 途 があ り ま し た。 2005 以 前 の リ リ ースでは、 アーカ イブ フ ァ イル 内 のテキ ス ト フ ァ イルを、 最 初 の リ ビジ ョ ン と 一 連 の 前 方 差 分と し て 格 納 する こ と がで き ま し た。 <strong>StarTeam</strong> Server 2005 か ら は、 差 分 記 憶 の こ の 用 途 は 廃止 されます。2005 以 前 の リ リ ースでは、 低 速 接 続 のための 最 適 化 を 行 う ために 差 分 を 使 用 し ていま した。 こ の 機 能 を 使 用 する ユーザーは 「 低 速 接 続 用 に 最 適 化 する」 と い う 個 人 オプシ ョ ン を設 定 し ます。 こ のオプシ ョ ン を 設 定 する と 、 すでに 自 分 の 作 業 フ ォルダにあ る フ ァ イルの新 しいリ ビジ ョ ンをユーザーがチェッ クアウ トする と き、 サーバーは 作 業 ファイルのリ ビジョン 番 号 を 認 識 し、そのリビジョンと、チェックアウト 中 のリビジョンの 差 分 だけを 送信 します。 <strong>StarTeam</strong> Server 2005 およびそれ 以 降 の リ リ ースで も こ の 動 作 は 継 続 さ れますが、 こ れ ら の リ リ ースでは、 後 者 の 用 途 の 各 差 分 を、 各 ハイ ブのキ ャ ッ シ ュパスのサブフォルダである Deltas フォルダに 格 納 します。 差 分 を 格 納 したファイルには、データを生 成 する ために 使 われる 2 つのアーカ イブ フ ァ イルの 名 前 を 結 合 し た 名 前 が 付 け ら れます。 た と えば、 デ ィ ス ク 上 の ク ラ イ アン ト の リ ビジ ョ ンが 次 の MD5 値 を 持 つ と し ます。7f46c2bb9602fe972d952f4988ab85cdまた、 要 求 されたリ ビジョ ンが 次 の MD5 値 を 持 つ と し ます。7f46c2bb9602fe972d952f4982ab35aaこ の と き、 サーバーは これら 2 つの リ ビジ ョ ン 間 の 差 分 を 生 成 し、 次 のよ う な 名 前 を 付 けます。7f46c2bb9602fe972d952f4988ab85cd.7f46c2bb9602fe972d952f4982ab35aa「 低 速 接 続 用 に 最 適 化 する」 と い う オプシ ョ ンの 詳 細 については、 オン ラ イ ン ヘルプま たは PDF ファイル 『<strong>StarTeam</strong> の 管 理 と 利 用 』 を 参 照 し て く だ さ い。第 9 章 : デー タの 格 納 場 所 について 101


リリース 2005 およびそれ 以 降 のリポジトリについて102 <strong>Borland</strong> <strong>StarTeam</strong> インストール ガイド


付 録Appendix A補 助 ソフトウェアのインストールと 設 定こ の 付 録 では、 <strong>StarTeam</strong> と 組 み 合 わせて 使 用 する 以 下 の ソ フ ト ウ ェ アについての 情 報 を 提供 します。■ワークステーシ ョ ンのク ロ ッ クの 同 期■Adobe Reader■■Java ランタイム 環 境Vault Verify ユーテ ィ リ テ ィ と Report Archive ユーテ ィ リ テ ィ の 使 用ワークステーションのクロックの 同 期<strong>StarTeam</strong> ク ラ イ アン ト を 実 行 する コ ン ピ ュータ と 、 <strong>StarTeam</strong> Server を 実 行 する コ ン ピ ュータ の 間 で 日 付 と 時 刻 が 同 期 し てい る 必 要 があ り ます。 <strong>StarTeam</strong> の 多 く の 機 能 は、 日 時 を 含む 計 算 に 依 存 し ています。 特 に ラベル、 構 成 、 およびプ ロ モーシ ョ ン 状 態 はすべて、 時 刻と 日 付 の 計 算 に よ って 管 理 さ れます。重 要 ク ラ イ アン ト と サーバーの 間 で 時 刻 が 同 期 し ていない 場 合 、 (チェ ッ ク ア ウ ト 、ファイル ス テータ ス 表 示 、 ラベル 作 成 な どの) 多 く の 操 作 が 失 敗 し た り 、 不 正 確な 結 果 を 返 す 可 能 性 があ り ます。したがって、 ネッ ト ワーク サーバーがどのよ う なサービ ス をサポー ト し ているかにかかわらず、 そのサービ ス を 使 用 し てすべてのワー ク ス テーシ ョ ンの ク ロ ッ ク を 同 期 する こ と が推 奨 さ れます。 た と えば、 Windows ネ ッ ト ワー ク のユーザーは 次 のコ マン ド を 実 行 する ことにより、 各 自 のワークステーションの 時 刻 を、 <strong>StarTeam</strong> Server がインス トールされている コ ン ピ ュータ の 時 刻 と 同 期 で き ます。net time \\< サーバー 名 > /set /yesこの 例 では、 < サーバー 名 > の 部 分 を、 <strong>StarTeam</strong> Server を 実 行 しているネッ ト ワーク コンピュータのマシン 名 または IP アドレスに 置 き 換 えます。付 録 A: 補 助 ソフトウェアのインストールと 設 定 103


Adobe Reader のインストールAdobe Reader のインストール<strong>StarTeam</strong> 製 品 の 主 な ド キ ュ メ ン ト は、 Adobe PDF (Portable Document Format) 形 式 で 配 布さ れています。 こ れ ら は、 無 償 の Adobe Reader (バージ ョ ン 6.0 以 降 ) で 表 示 で き ます。Acrobat Reader の 最 新 バージ ョ ンは、 Adobe 社 の Web サイ ト http://www.adobe.com/jp/ からダウンロードできます。Java ランタイム 環 境 のインストール<strong>StarTeam</strong> クライアントと <strong>StarTeam</strong> Server のインス トーラは、 Sun Microsystems Java 仮 想 マシン を コ ン ピ ュータ に 自 動 的 に イ ン ス ト ールし ます ( 必 須 バージ ョ ンが イ ン ス ト ール さ れていない 場 合 )。Java AWT や Swing ベースの GUI の 起 動 には、 256 色 以 上 を 表 示 で き る 環 境 が 必 要 です。表 示 で き ない 環 境 で Windows の [ スタート ] メニューから <strong>StarTeam</strong> Server を 起 動 し よ う とする と、 DOS コマンド プ ロ ンプ ト のウ ィ ン ド ウ が 一 瞬 だけ 表 示 さ れて 消 え ます。<strong>StarTeam</strong> Cross-Platform Client のインス トーラでは、 Sun tzupdater プログラムをこのリ リースでインス トールされた Sun JRE (1.6.0_2) に 対 して 実 行 します。 tzupdater プログラムは東 部 、 山 岳 部 、 ハワ イ 時 間 ゾーンに DST (Daylight Savings Time、 夏 時 間 ) 情 報 を 正 し く 設定 する ために JRE を 変 更 します。 このプログラムは lib/zi フ ォルダか ら 存 在 する 場 合 は 3つの JRE ファイル (EST、 HST、 MST) も 削 除 し ます。Vault Verify ユーティリティと Report Archive ユーティリティの 使 用ここでは、Vault Verify ユーテ ィ リ テ ィ と Report Archives ユーテ ィ リ テ ィ のイ ンス ト ール、ベス ト プ ラ ク テ ィ ス、 使 用 オプシ ョ ンについて 説 明 し ます。 こ れら のフ ァ イルの 詳 細 およびア ッ プグ レー ド 処 理 のどの タ イ ミ ン グで こ れ ら のフ ァ イルを 使 用 する かについては、 20ページの 「Vault Verify ユーテ ィ リ テ ィ と Report Archives ユーテ ィ リ テ ィ 」 を 参 照 して く ださい。Vault Verify ユーテ ィ リ テ ィ と Report Archives ユーテ ィ リ テ ィ をダウ ン ロードするには、http://www.borland.com/downloads/download_starteam.html にアクセスし、"<strong>StarTeam</strong> 2006" または "StaarTeam 2006 R2" のダウンロード ページへの リ ン ク を ク リ ッ クします。 サーバーのダウンロードの 下 に Vault Verify ユーテ ィ リ テ ィ があ り ます。 ReportArchives は、 Vault Verify のダウンロード パッケージに 含 まれています。 これらのユーティリティは、Web サ イ ト か ら 直 接 イ ン ス ト ールで き ます。 ま たは、 パ ッ ケージをダ ウ ン ロードして、そのパッケージからユーティリティをインストールすることもできます。こ れら のユーテ ィ リ テ ィ を 実 行 する ためのシ ス テム 要 件 については、 20 ページの 「VaultVerify ユーテ ィ リ テ ィ と Report Archives ユーテ ィ リ テ ィ の 要 件 」 を 参 照 して く ださい。メモ ■ Vault Verify はローカライズされていません。■Vault Verify は、 DB2 ベースの リ ポジ ト リ をサポー ト し ていません。Vault Verify と Report Archives のインストールVault Verify ユーテ ィ リ テ ィ は、 <strong>StarTeam</strong> Server を 実 行 中 のシ ス テム と 同 じ シ ス テムに イ ンス ト ールする 必 要 があ り ます。 Report Archives は、 Vault Verify と 一 緒 にインス トールされます。 Vault Verify は、 <strong>StarTeam</strong> Server (2005 または 2005 Release 2) のインス トール フォルダの 下 の VaultVerify 固 有 のフ ォルダに イ ン ス ト ール さ れます。 た と えば、 Windows システムの <strong>StarTeam</strong> 2005 R2 Server の 場 合 、 Vault Verify は C:\Program Files\<strong>Borland</strong>\<strong>StarTeam</strong> Server 2005 R2\VaultVerify フォルダにインストールされます。<strong>StarTeam</strong> 2005 と 2005 R2 の 両 方 が 同 じ シ ス テム 上 に 存 在 する 場 合 、 Vault Verify は、 自 動的 に <strong>StarTeam</strong> 2005 R2 のインス トール フォルダのサブフォルダにインストールされます。104 <strong>Borland</strong> <strong>StarTeam</strong> インストール ガイド


Vault Verify をインストールするには:1 インストーラ ファイルをダブルクリックし、 インストールを 開 始 します。2 InstallShield Wizard が 開 き ます。 [Next >] をクリ ックします。3 契 約 内 容 に 同 意 し、 [Next >] をクリ ックします。4 イ ン ス ト ール 内 容 を 確 認 し、 表 示 さ れてい る 内 容 で 問 題 ない 場 合 、 [Install] をク リ ックします。5 IntallShield Wizard が 完 了 し た ら、 [Completed] をクリ ックします。メモ Vault Verify と Report Archives を 実 行 する 前 に、 こ れら のユーテ ィ リ テ ィ を 使 用 する サーバー 構 成 を 少 な く と も 1 回 再 起 動 し て、 DBScripts フォルダに 適 切 なストアド プロシージャをインス トールする 必 要 があ り ます。 これらのユーティ リ ティ を 実 行 する 前 に、 ス トアド プ ロ シージ ャ が イ ン ス ト ール さ れていない と 、 ユーテ ィ リ テ ィ は 一 応 動 作 し ますが、Vault Verify に よ る 不 明 ま たは 破 損 し たアーカ イ ブの 報 告 が 最 小 限 (フ ァ イル 名 のみで、 プロジェク ト / ビュー/ パスの 名 前 は 含 まれない) になり ます。Vault Verify によって 実 行 されるチェックVault Verify は、 破 損 フ ァ イル、 不 明 フ ァ イル、 無 関 係 フ ァ イルのチェ ッ ク を 実 行 する コ マンドライン ユーテ ィ リ テ ィ です。 オプシ ョ ン と し て、 Vault Verify を 利 用 して、 各 フ ァ イルで 見 つかった 問 題 に 基 づいて、 アーカ イ ブ ファイルの 修 復 を 試 みることもできます。 たと えば、 こ のユーテ ィ リ テ ィ を 利 用 し て、 無 関 係 フ ァ イルを 見 つけて、 指 定 し た 場 所 に 移動 する こ と がで き ます。 ( 検 証 結 果 を 確 認 し た 後 に) こ れ ら のフ ァ イルをアーカ イ ブか ら削 除 する こ と も で き ます。以 下 のセ ク シ ョ ンでは、 Vault Verify に よ って 実 行 さ れるチェ ッ ク について 説 明 し ます。メモメモ破 損 フ ァ イルのチ ェ ッ クこのチェックは、 アーカイブ フォルダ 内 のすべてのファイルを 検 証 します。 アーカイブフォルダ 内 のファイルごとに、 Vault Verify は 以 下 の こ と を 確 認 し ます。■■■■■ファイル 名 が 有 効 なアーカイブ ファイル 名 であることフ ァ イルがその 名 前 に 基 づ く 適 切 な フ ォルダ 内 に 存 在 する こ とフ ァ イルを 開 いて 読 み 取 る こ と がで き る こ とファイルの 実 際 の MD5 がフ ァ イル 名 と 一 致 する こ と圧 縮 さ れた フ ァ イル (.gz) の 場 合 は、 その 形 式 が 有 効 な GZIP 形 式 であ る こ とrepair オプシ ョ ン を 指 定 する と 、 破 損 ファイルは、 デフォルトまたは 指 定 した 破 損 フ ァイル 用 フォルダに 移 さ れます。 こ のフ ォルダに 移 さ れた 破 損 フ ァ イルは、 データベース 内で 参 照 さ れてい る 場 合 、 不 明 に 分 類 さ れます。不 明 フ ァ イルのチ ェ ッ クこ のチェ ッ ク は、 データベース 内 で 定 義 さ れてい るすべてのアーカ イ ブ ファイルがディスク 上 に 存 在 する こ と を 確 認 し ます。 repair オプシ ョ ン を 指 定 する と 、 Vault Verify は、データ 保 管 庫 のキ ャ ッ シ ュやその 他 のアーカ イ ブ ファイルから、 不 明 ファイルの 復 元 を 試みます。-useca (Cache Agent の 使 用 ) オプシ ョ ン を 一 緒 に 指 定 する と 、 Vault Verify は、 リ モー トCache Agent か ら の 不 明 フ ァ イルの 復 元 を 試 みます。無 関 係 フ ァ イルのチ ェ ッ クこ のチェ ッ ク は、 すべてのアーカ イ ブ フ ァ イルが、 対 応 するデータベース レコードに 表現 されているこ とを 確 認 します。 repair オプシ ョ ン を 指 定 する と 、 無 関 係 ファイルは、デフォル ト または 指 定 した 無 関 係 フ ァ イル 用 フ ォルダに 移 されます。付 録 A: 補 助 ソフトウェアのインストールと 設 定 105


Vault Verify の 使 用 上 のヒントとベスト プラクティスVault Verify の 取 り 扱 いに 関 する ヒ ン ト とベス ト プラクティスを 以 下 に 示 します。■■■■■■■■■■必 ず 適 切 なバージ ョ ンの Java が 使 用 される よ う に、 個 々の 場 合 に 応 じ たバッ チ ファイルである VaultVerify.bat (Solaris の 場 合 はシェル スクリプト バージ ョ ン) を 使 って Vault Verify を 実 行 しなければな り ません。 このバッチ ファイル (またはシェル スクリプト) は、Vault Verify のインス トール フォルダにあります。Vault Verify は、 <strong>StarTeam</strong> Server で 使 用 するデータベースへの 読 み 取 り ア ク セ スが 可 能でなければな り ません。 デフォル ト では、 <strong>StarTeam</strong> Server と 同 じユーザー ID を 使 用 して、 データベースにア ク セ ス し ます。 そのユーザー ID のパス ワード が 空 でない 場 合は、 Vault Verify に 明 示 的 にパス ワー ド を 渡 す 必 要 があ り ます。 別 のデータベース ユーザー ID を 渡 すこ と もできます。 なお、 Solaris 上 の Oracle 構 成 の 場 合 、 Vault Verify にはOracle JDBC ド ラ イバが 必 要 にな り ます。 この ド ラ イバは、 ユーザーがダウ ン ロード してインス トールしなければなりません。Vault Verify は、 少 な く と も 3 ヶ 月 に 1 回 、 で きれば 月 1 回 は 実 行 する こ と をお 勧 め します。 ま た、 実 稼 働 データベースの 復 元 コ ピー と テ ス ト シ ス テム 上 のデータ 保 管 庫 のバックアップに 対 して Vault Verify を 実 行 する こ と もお 勧 め し ます。 テ ス ト システムでVault Verify を 実 行 する と 、 バ ッ ク ア ッ プ / 復 元 処 理 が 機 能 し てい る こ と を 確 認 で き るだけでな く、 Vault Verify の 実 行 に 伴 う I/O の 負 荷 を 実 稼 働 サーバーにかけずに 済 みます。中 規 模 か ら 大 規 模 のデータベースに 対 し て Vault Verify を 実 行 する 場 合 は、 メ モ リ 不 足を 避 けるために、 Java に -Xmx256m パ ラ メ ータ を 渡 す 必 要 があ り ます。破 損 (corrupt) チェッ ク (このチェッ クでは、 すべてのアーカイブ ファイルを 開 いて読 み 込 みます) を 使 用 する 場 合 、 シ ス テムのハー ド ウ ェ ア と データ 保 管 庫 のサ イ ズに 応じて、 Vault Verify は 毎 時 3 ~ 30 GB のペースで 結 果 を 返 し ます。 破 損 チェ ッ ク と 同 時に 不 明 (missing) チェ ッ ク と 無 関 係 (stray) チェッ ク (これらのチェッ クは、 ファイルを 開 いた り 読 み 込 んだ り する のではな く 、 フ ァ イルの 存 在 をテ ス ト する だけなので、はる かに 高 速 です) を 実 行 する 場 合 、 シ ス テムのハー ド ウ ェ ア と データ 保 管 庫 のサ イ ズに 応 じ て、 各 チェ ッ ク にさ らに 5 ~ 30 分 の 実 行 時 間 がかか り ます。要 求 さ れたチェ ッ ク オプシ ョ ンは、 corrupt、 missing、 stray の 順 に 実 行 されます。このため、 corrupt チェッ クおよび missing チェッ ク と 一 緒 に -repair を 使 用 すると、 破 損 ファイルはまず 破 損 フ ァ イル 用 フ ォルダに 移 された 後 、 不 明 ファイルとして 扱われます。指 定 し た <strong>StarTeam</strong> 構 成 が 使 用 中 で も、 Vault Verify は 実 行 でき ます。 ただし、 <strong>StarTeam</strong>構 成 が 使 用 中 の 場 合 は、 無 関 係 チェッ ク と -repair オプシ ョ ンは 無 視 さ れます。問 題 のあ る フ ァ イルを 含 め、 報 告 はすべて コ ン ソール ウ ィンドウに 表 示 されます ( 必要 に 応 じ て、 こ れ ら の 情 報 をパイ プでテキ ス ト フ ァ イルに 出 力 する こ と も で き ます)。-repair を 指 定 し た 場 合 は、 修 復 の 試 みの 結 果 もすべて 表 示 さ れます。 -verbose オプシ ョ ン を 指 定 する と 、 進 行 状 況 と 診 断 結 果 が 追 加 報 告 さ れます。 Vault Verify では、有 効 であ り なが ら 破 損 し てい る か 不 明 な 各 アーカ イ ブ ファイルの 共 有 パス (プロジェクト/ ビュー/ フ ォルダのパス) を 報 告 する のに、 ス ト ア ド プロシージャを 使 用 します。 こ のプ ロ シージ ャ がない 場 合 、 問 題 のあ る フ ァ イルのフ ァ イル 名 は 報 告 さ れますが、 共 有 パスは 報 告 さ れません。Vault Verify ユーテ ィ リ テ ィ は、 一 連 の jar ファイルから 成 ります。" メイン" ファイルは、 VaultVerify.jar です。 これには、 JRE 1.5 以 降 が 必 要 です。 Vault Verify のヘルプを 表 示 する には、 「java -jar VaultVerify.jar -help」 と 入 力 し ます。 こ の ドキ ュ メ ン ト に も 使 用 法 のテキ ス ト が 掲 載 さ れています。 詳 細 については、 107 ページの「Vault Verify の 使 用 オプシ ョ ン」 を 参 照 して く ださい。■<strong>StarTeam</strong> Server は、 サーバーが 実 行 中 かど う かを 判 定 する ために、 必 ず、 イ ン ス ト ールディレク ト リ 内 の starteam-server-configs.xml ファイルを 探 します。 このファイルを 別 の 場 所 に コ ピーする 場 合 は、 こ の こ と に 注 意 し て く だ さ い。 コ ピーし た フ ァ イルを 使 用 する 場 合 は、 -path オプシ ョ ンで Vault Verify に 新 し い 場 所 を 指 示 し ます。starteam-server-configs.xml の コ ピーにサーバーが 実 行 中 でない と 示 さ れている 場 合 に、 Vault Verify の -check stray オプシ ョ ンや -repair オプシ ョ ン を 使 用 すると、<strong>StarTeam</strong> Server が 実 行 中 であ って も、 こ れら のオプシ ョ ンは 無 視 さ れません。■Vault Verify に 渡 さ れる サーバー 構 成 名 は、 大 文 字 と 小 文 字 が 区 別 さ れます。 ま た、サーバー 構 成 名 にスペースが 含 まれてい る 場 合 は、 全 体 を 引 用 符 で 囲 んで Vault Verifyに 渡 す 必 要 があ り ます。106 <strong>Borland</strong> <strong>StarTeam</strong> インストール ガイド


■■Vault Verify は、 デフ ォル ト では、 <strong>StarTeam</strong> Server と 同 じユーザー ID を 使 用 してデータベースにア ク セ ス し ます。 そのユーザー ID のパス ワード が 空 でない 場 合 は、 VaultVerify に 明 示 的 にパス ワー ド を 渡 す 必 要 があ り ます。 別 のデータベース ユーザー ID を渡 すこ と も で き ます。Vault Verify からの 出 力 は、 デフォルトでは、 コマンド ウ ィンドウに 表 示 されます。 この 情 報 をパイ プでフ ァ イルに 出 力 する こ と をお 勧 め し ます。 そ う すれば、 必 要 に 応 じて、 その 情 報 をボーラ ン ドのテ クニカル サポー ト に 送 信 する こ と がで き ます。Vault Verify の 使 用 オプションVault Verify の 使 用 法 テキ ス ト を 以 下 に 示 し ます。こ の 情 報 を 表 示 する には、 java -jar VaultVerify.jar -help コマンドを 使 用 します。使 用 法 : Vault Verify [ オプシ ョ ン ] < サーバー 構 成 >デフォル ト または 与 えられた -check オプシ ョ ンに 基 づいて、 指 定 された <strong>StarTeam</strong> サーバー 構 成 のデータ 保 管 庫 のアーカ イ ブフ ァ イルに 対 し て 完 全 性 チェ ッ ク を 実 行 し ます。-repair を 指 定 する と 、 発 見 さ れた 問 題 の 修 復 を 試 みます。 サーバー 構 成 のデータベースは 開 かれますが、 変 更 はされません。有 効 なオプシ ョ ンは 以 下 の と お り です。-check {missing | corrupt | stray | all}次 のどの 完 全 性 チェ ッ ク を 実 行 する かを 指 定 し ます。■missing : データベース と 実 際 に 存 在 する アーカ イ ブ ファ イルを 比 較 し、 不 足 しているファイルをチェックします。■corrupt : 既 存 のアーカ イ ブ フ ァ イルの 完 全 性 をチェ ッ ク し ます (MD5、 名 前 、 フ ォルダ、 .gz フ ァ イル 形 式 )。■■stray : データベースに 基 づいて 余 分 なフ ァ イルをチェ ッ ク し ます。 サーバー 構 成 が 使用 中 の 場 合 は、 こ のオプシ ョ ンは 使 用 で き ません。all : すべての 完 全 性 チェ ッ ク を 実 行 し ます。複 数 の -check オプシ ョ ン を 指 定 する こ と も で き ます。 -repair オプシ ョ ン も 参 照 してください。-cf < フォルダのパス >破 損 フ ァ イル 用 フ ォルダのパス 名 。 -repair を 指 定 した 場 合 に、 破 損 チェ ッ クで 見 つかった 問 題 のフ ァ イルが こ のフ ォルダに 移 さ れます。 こ のオプシ ョ ンに 対 するデフ ォル トの 出 力 パスは、 TEMP 環 境 変 数 に よ って 提 供 さ れます。 TEMP によって 提 供 される 出 力 パスは、 オペレーティ ング シ ス テムやユーザー 環 境 に よ って 異 な り ます。 た と えば、Windows システムの 破 損 フ ァ イル 用 フ ォルダは、 C:\Documents and Settings\\Local Settings\Temp\VVCorruptFiles にな り ます。-dbhost < ホス ト >指 定 さ れたサーバー 構 成 用 のデータベースのホ ス ト 名 を 指 定 し ます。 こ のパ ラ メ ータ は、データベース サーバーが <strong>StarTeam</strong> Server と 異 なるホス ト 上 で 稼 動 している 場 合 に、Windows 以 外 のプ ラ ッ ト フ ォームでのみ 使 用 し ます。 Windows プラッ ト フォームでこのオプシ ョ ンを 指 定 した 場 合 は、 無 視 されます。-dbpassword < パスワード >データベースのロ グオン パス ワー ド を 指 定 し ます。 こ れを 指 定 し ない と 、 空 のパス ワー ドが 使 われます ( 構 成 内 に 保 存 さ れてい るパス ワー ド は 暗 号 化 さ れてい る ため、 Vault Verifyで 使 用 する こ と はで き ません)。 Oracle を 使 って 実 行 さ れてい る サーバー 構 成 の 場 合 、Oracle のパス ワー ド は 空 であ る こ と はないので、 こ のオプシ ョ ン を 必 ず 指 定 し なければなりません。付 録 A: 補 助 ソフトウェアのインストールと 設 定 107


-dbport < ポー ト >データベース サーバーに 接 続 する ために 使 用 する TCP/IP ポー ト を 指 定 し ます。 こ のパ ラメータは、 ベンダーのデフォルトのデータベース ポー ト (Oracle の 場 合 は 1521) とは 異 なる ポー ト を 使 用 する 場 合 に、 Windows 以 外 のプ ラ ッ ト フ ォームでのみ 使 用 し ます。Windows プラッ ト フォームでこのオプショ ンを 指 定 した 場 合 は、 無 視 されます。-dbuser < ユーザー >データベースに 接 続 する ために 使 用 する ユーザー ID を 指 定 します。 このパラ メータを 指定 する と 、 <strong>StarTeam</strong> サーバー 構 成 で 指 定 されているユーザーよ り も 優 先 されます。 このオプシ ョ ンを 使 用 してよいのは、 <strong>StarTeam</strong> テーブルを 所 有 し ているユーザーのみです。-help (または -h または -?)こ のコ マン ド の 使 用 法 を 表 示 し ます。-path < フォルダのパス >starteam-server-configs.xml ファイルのフォルダ パスを 指 定 します。 このファ イルが 存 在 し、 その 中 に 指 定 のサーバー 構 成 が 含 まれていなければな り ません。 デフ ォル トでは、 こ のフ ァ イルが 現 在 の 作 業 デ ィ レ ク ト リ に 見 つか ら ない 場 合 、 現 在 の 作 業 デ ィ レ クトリの 親 フォルダにあるファイルがオープンされます。-repairメモアーカイブ フ ァ イルの 問 題 の 修 正 を 試 みるかど う かを 指 定 し ます。 破 損 したアーカイブは、 破 損 フ ァ イル 用 フ ォルダに 移 されます (-cf オプシ ョ ン を 参 照 )。 こ れ ら のフ ァ イルが 有 効 なフ ァ イル リ ビジ ョ ンに 対 応 する 場 合 は、 不 明 と し て 扱 われます。 不 明 アーカイブの 復 元 は、 他 のデータ 保 管 庫 フ ァ イルか ら 試 みられます。 -useca オプシ ョ ンが 指 定 されている 場 合 は、 Cache Agent か ら 復 元 が 試 みられます。 無 関 係 アーカイブは、 無 関 係 フ ァイル 用 フォルダに 移 されます (-sf オプシ ョ ン を 参 照 )。<strong>StarTeam</strong> サーバー 構 成 の 使 用 中 は、 -repair は 無 視 されます。-sf < フォルダのパス >無 関 係 フ ァ イル 用 フ ォルダのパス 名 。 このフ ォルダには、 -repair を 指 定 した 場 合 に、stray チェ ッ ク で 見 つかった 問 題 のフ ァ イルが 移 さ れます。 こ のオプシ ョ ンに 対 するデフォルトの 出 力 パスは、 TEMP 環 境 変 数 に よ って 提 供 さ れます。 TEMP によって 提 供 される 出 力 パスは、 オペレーティ ング シ ス テムやユーザー 環 境 に よ って 異 な り ます。 た と えば、 Windows システムの 無 関 係 フ ァ イル 用 フ ォルダは、 C:\Documents andSettings\< ユーザー 名 >\Local Settings\Temp\VVStrayFiles にな り ます。-t検 証 の 終 了 時 に、 経 過 時 間 を 表 示 し ます。-useca < ホス ト >:< ポー ト >-repair を 指 定 し た 場 合 、 こ のオプシ ョ ンは、 指 定 さ れた MPX Cache Agent から 不 明フ ァ イルの 復 元 を 試 みます。 Cache Agent は 独 立 し たキ ャ ッ シ ュ を 維 持 する ので、 ホス トと ポー ト は、 リ モー ト Cache Agent を 指 す 必 要 があ り ます。-verbose検 証 処 理 の 進 行 に 応 じ て、 詳 細 な ス テータ ス 情 報 を 表 示 し ます。108 <strong>Borland</strong> <strong>StarTeam</strong> インストール ガイド


Report Archives ユーティリティの 使 用 に 関 するヒントとベスト プラクティス以 下 に、 Report Archives を 使 用 した 作 業 における ヒ ン ト とベス ト プラクティスを 示 します。■Report Archives ユーテ ィ リ テ ィ は、 VaultVerify.jar ファイルで 提 供 されます。Report Archives は、 調 整 済 みのバ ッ チ ファイル ReportArchives.bat (Solaris の 場合 はシ ェル スクリプト バージ ョ ン) を 使 用 し て 実 行 で き ます。 こ のバ ッ チ ファイル(またはシェル スクリプト) は、Vault Verify のインス トール フ ォルダにあ り ます。 たとえば、 Windows システム 上 で Report Archives を 実 行 する には、 コ マン ド プロンプトで ReportArchives.bat < サーバー 構 成 > と 入 力 します。 ここで、 < サーバー 構 成> は、 Report Archives の 実 行 対 象 と な る サーバー 構 成 の 名 前 です。ReportsArchives.bat にパラ メータを 渡 すこ と もできます。 パラ メータの 詳 細 については、 109 ページの 「Report Archives の 使 用 オプシ ョ ン」 を 参 照 して く ださい。■■■■こ のユーテ ィ リ テ ィ を 実 行 し てパ ラ メ ータ を 渡 す 場 合 、 サーバー 構 成 以 外 のすべてのパラ メ ータ (データベース 名 、 ユーザー ID、 データベース タイプなど) のデフォルト 値は、 starteam-server-configs.xml フ ァ イルか ら 取 得 さ れます。 データベース パス ワー ド に 渡 さ れるデフ ォル ト 値 は 空 です。 データベースの ロ グ イ ン ユーザー ID のパスワードが 空 でない 場 合 は、 -dbpassword パ ラ メ ータ を 指 定 する 必 要 があ り ます。 このパラ メ ータは、 サーバー 構 成 の 前 でも 後 でもかまいません。たとえば、 ReportArchives.bat -dbpassword foo StarDraw と 入 力 する と 、データベース パスワード foo と StarDraw サーバー 構 成 を 渡 す こ と がで き ます。 使用 オプシ ョ ンの 一 覧 は、 109 ページの 「Report Archives の 使 用 オプシ ョ ン」 を 参 照 してください。Report Archives に 渡 さ れる サーバー 構 成 名 と データベース パス ワー ド は、 大 文 字 小 文 字が 区 別 さ れます。 ま た、 スペースが 含 まれる 場 合 は、 それ ら を 引 用 符 で 囲 んで ReportArchives に 渡 す 必 要 があ り ます。デフォル ト では、 Report Archives からの 出 力 はコマンド ウ ィ ン ド ウ に 表 示 さ れます。Report Archives がフ ァ イルの 一 覧 を 返 すイベン ト の 中 で、 パイ プを 使 用 し て 一 覧 情 報 をフ ァ イルに 出 力 する こ と をお 勧 め し ます。 そ う すれば、 必 要 な と き に、 こ の 情 報 をボーラ ン ド 技 術 サポー ト に 送 信 で き ます。実 行 中 のサーバー 構 成 に 対 し て Report Archives を 実 行 する こ と がで き ます。 その 場 合は、 レポー ト のみの 結 果 が 返 り ます。 Report Archives -ForceNative2 オプシ ョン を 使 用 し てい る 場 合 は、 サーバー 構 成 を 実 行 し てはいけ ません。Report Archives の 使 用 オプションReport Archives の 使 用 法 テキ ス ト を 以 下 に 示 し ます。使 用 法 : ReportArchives [ オプシ ョ ン ] < サーバー 構 成 >指 定 し た <strong>StarTeam</strong> サーバー 構 成 のデータベース 内 の 非 Native-II ファイル リビジョンをすべて 報 告 し ます。 オプシ ョ ン と し て、 ReportArchives では、 すべての 非 Native-II ファイルリ ビジ ョ ンに、 強 制 的 に Native-II としてのマークを 付 けることができます。 これによって、 フ ァ イル 内 容 を 失 わずに、 データベース を <strong>StarTeam</strong> 2008 Release 2 にアップグレードでき ます。 詳 細 については、 -ForceNative2 オプシ ョ ン を 参 照 し て く だ さ い。有 効 なオプシ ョ ンは 以 下 の と お り です。-dbhost < ホス ト >指 定 さ れたサーバー 構 成 用 のデータベースのホ ス ト 名 を 指 定 し ます。 こ のパ ラ メ ータ は、データベース サーバーが <strong>StarTeam</strong> Server と 異 なるホス ト 上 で 稼 動 している 場 合 に、Windows 以 外 のプ ラ ッ ト フ ォームでのみ 使 用 し ます。 Windows プラッ ト フォームでこのオプシ ョ ンを 指 定 した 場 合 は、 無 視 されます。付 録 A: 補 助 ソフトウェアのインストールと 設 定 109


-dbpassword < パスワード >データベースのロ グオン パス ワー ド を 指 定 し ます。 こ れを 指 定 し ない と 、 空 のパス ワー ドが 使 われます ( 構 成 内 に 保 存 さ れてい るパス ワー ド は 暗 号 化 さ れてい る ため、ReportArchives で 使 用 する こ と はで き ません)。 Oracle を 使 って 実 行 さ れてい る サーバー 構成 の 場 合 、 Oracle のパス ワー ド は 空 であ る こ と はないので、 こ のオプシ ョ ン を 必 ず 指 定 しなければな り ません。-dbport < ポー ト >データベース サーバーに 接 続 する ために 使 用 する TCP/IP ポー ト を 指 定 し ます。 こ のパ ラメータは、 ベンダーのデフォルトのデータベース ポー ト (Oracle の 場 合 は 1521) とは 異 なるポート を 使 用 している 場 合 に、 Windows 以 外 のプ ラ ッ ト フ ォームでのみ 使 用 し ます。Windows プラッ ト フォームでこのオプショ ンを 指 定 した 場 合 は、 無 視 されます。-dbuser < ユーザー >データベースに 接 続 する ために 使 用 する ユーザー ID を 指 定 します。 このパラ メータを 指定 する と 、 <strong>StarTeam</strong> サーバー 構 成 で 指 定 されているユーザーよ り も 優 先 されます。 このオプシ ョ ンを 使 用 してよいのは、 <strong>StarTeam</strong> テーブルを 所 有 し ているユーザーのみです。メモ警 告-ForceNative2 (または -ForceNativeII)検 出 さ れたすべての 非 Native-II ファイル リビジョンに、Native-II としてマークを 付 けます(データベースだけが 更 新 さ れます)。 こ れに よ って、 データベース を <strong>StarTeam</strong> 2008Release 2 にアップグレードできます。 このオプシ ョ ンは、 14 ページの 「<strong>Borland</strong> <strong>StarTeam</strong>2008 Release 2 へのアップグレード」 の 手 順 に 従 って も、 外 部 アーカ イブや Native-I ファイル リビジョンを Native-II 形 式 に 変 換 で き ない 場 合 の 最 後 の 手 段 と し てのみ 使 用 し て く ださい。このオプションでは、 指 定 したサーバー 構 成 が 使 用 中 であ ってはいけ ません。このオプションによって 変 更 されたすべてのファイル リビジョンのファイル 内 容 が 失 われます。-help (または -h または -?)こ のコ マン ド の 使 用 法 を 表 示 し ます。-path < フォルダのパス >starteam-server-configs.xml ファイルのフォルダ パスを 指 定 します。 このファ イルが 存 在 し、 その 中 に 指 定 のサーバー 構 成 が 含 まれていなければな り ません。 デフ ォル トでは、 こ のフ ァ イルが 現 在 の 作 業 デ ィ レ ク ト リ に 見 つか ら ない 場 合 、 現 在 の 作 業 デ ィ レ クトリの 親 フォルダにあるファイルがオープンされます。-t検 証 の 終 了 時 に、 経 過 時 間 を 表 示 し ます。-verbose検 証 処 理 の 進 行 に 応 じ て、 詳 細 な ス テータ ス 情 報 を 表 示 し ます。110 <strong>Borland</strong> <strong>StarTeam</strong> インストール ガイド


付 録Appendix Bデータベースのバックアップこの 章 では、 DBA が 使 用 でき るバッ ク ア ッ プ オプシ ョ ンの 概 要 と 、 サーバー 構 成 で 使 用するデータベースのバ ッ ク ア ッ プに 関 し ての 推 奨 事 項 を 示 し ます。 こ こ で 示 すのは 単 な る推 奨 事 項 であ る 点 に 注 意 し て く だ さ い。 最 終 的 な 障 害 復 旧 計 画 は、 各 組 織 の IT インフラストラクチャ ス タ ッ フ と 相 談 し た 上 で 策 定 する 必 要 があ り ます。<strong>StarTeam</strong> のバ ッ ク ア ッ プでは、 データベース と <strong>StarTeam</strong> アーカイブ ファイルの 両 方 をバックアップします。 <strong>StarTeam</strong> Server 2005 から、 オンライン バックアップとオフラインバックアップを 選 択 できるようになりました。 すべてのアーカイブ ファイルが Native-II形 式 であ る 場 合 、 サーバー 構 成 をオン ラ イ ンで ( 構 成 を 停 止 ま たはロ ッ ク せずに) バ ッ クアップすることができます。 2005 以 前 の <strong>StarTeam</strong> Server リ リ ース を 使 用 し てい る 場 合 、オンラ イン バ ッ ク ア ッ プの 実 行 前 に、 古 いアーカ イ ブを Native-I 形 式 か ら Native-II 形 式 に変 換 する 必 要 があ り ます。 ま た、 <strong>StarTeam</strong> Server の リ リ ースに 関 係 な く 、 データベース をオンラ イン バ ッ ク ア ッ プ 用 に 設 定 する 必 要 も あ り ます。SQL Server データベースのバックアップサーバー 構 成 のオン ラ イ ン バ ッ ク ア ッ プを 実 行 する ためには、 データベース と ト ラ ンザ クション ロ グの 完 全 バ ッ ク ア ッ プを 取 る こ と が 不 可 欠 です。SQL Server 2005 は 以 下 のタ イプのバ ッ ク ア ッ プをサポー ト し ます。■■■データベースの 完 全 バ ッ ク ア ッ プデータベースの 完 全 バッ ク ア ッ プには、 バッ ク ア ッ プが 開 始 された 時 点 の 状 態 の、データベースの 完 全 コ ピーが 含 まれます。 完 全 バッ ク ア ッ プはデータベースのスナ ッ プシ ョ ッ ト を 提 供 し ます。 復 旧 オプシ ョ ンのほ と んどは、 完 全 バ ッ ク ア ッ プが 利 用 可 能 であ る こ と を 必 要 と し ます。差 分 バ ッ ク ア ッ プデータベースの 差 分 バッ ク ア ッ プは、 最 後 に 行 われたデータベースの 完 全 バッ クア ッ プ 以 降 に 変 更 さ れたデータ だけを 記 録 し ます。 差 分 バ ッ ク ア ッ プを 頻 繁 にスケジ ュール 設 定 する のは、 毎 回 のバ ッ ク ア ッ プが 小 さ く な り すばや く 完 了 する 点で 優 れた 方 法 です。 差 分 バックアップは、 先 に 完 全 バックアップを 実 行 していなければ 意 味 があ り ません。トランザクション ログのバックアップトランザクション ログのバックアップは、 ト ランザクション ログの 最 後 のバックアップ 以 降 のすべての ト ランザクシ ョ ンを 含 みます。 ト ランザクシ ョ ン ログのバッ クアップによ り、 最 後 にコ ミ ッ ト されたト ランザクショ ンまでの 復 旧 が 可 能にな り ます。付 録 B: データベースのバックアップ 111


SQL Server データベースのバックアップ■ファイルまたはファイル グループのバッ クアップファイルまたはファイル グループのバッ クアップでは、 個 別 のデータ ファイル(またはファ イル グループ 内 のフ ァ イ ル) をバ ッ ク ア ッ プ し ます。 データベース 内のフ ァ イルを 個 別 にバ ッ ク ア ッ プ し、 復 元 する こ と がで き ます。データベース を 復 元 する こ と に よ り 、 データベース 全 体 をデータベース バックアップから1 ス テ ッ プで 再 現 する こ と がで き ます。 復 元 プ ロ セスは 既 存 のデータベース を 上 書 きするか、 存 在 し ない 場 合 にはデータベース を 作 成 し ます。 復 元 さ れたデータベースは、 未 コミ ッ ト の ト ラ ンザ ク シ ョ ン を 除 いて、 バ ッ ク ア ッ プが 完 了 し た 時 点 のデータベースの 状 態と 一 致 します。 未 コミットのトランザクションは、データベースが 復 旧 されるときにロールバッ ク されます。DBA は、 リ ソ ース 要 件 に 基 づいてデータベースの 復 旧 モデルを 選 択 する こ と も で き ます。復 旧 モデルの 選 択 にあたっては、 ロ グ 記 録 のオーバーヘ ッ ド と 、 データ の 完 全 な 復 旧 の 重要 性 のバ ラ ン ス を 考 慮 し ます。SQL Server 2005 でサポー ト さ れる 復 旧 モデルには、 以 下 の も のがあ り ます。■フル ( 完 全 )■データ が きわめて 重 要 であ り 、 障 害 発 生 の 時 点 に さ かのぼっ ての 復 旧 が 可 能 でなければな ら ない 場 合 のモデルです。 すべてのデータ 変 更 が ロ グに 記 録 さ れます。SQL Server 2005 のすべての 復 旧 オプシ ョ ンを 使 用 でき ます。一 括 ロ グ 記 録一 括 コ ピー 操 作 、 SELECT INTO、 テキ ス ト 処 理 な どの 一 部 の 一 括 操 作 は 必 要 に 応じ て 再 現 が 可 能 なため、 こ れ ら の 操 作 は 完 全 に ロ グ 記 録 さ れません。 データベース またはロ グの 最 終 バッ ク ア ッ プ 終 了 時 点 までの 復 旧 のみが 可 能 です。■単 純最 後 のバッ ク ア ッ プ 以 降 に 行 われたデータ 変 更 の 全 記 録 は 保 持 されません。 このタ イ プの 復 旧 シナ リ オはロ グ 記 録 のオーバーヘ ッ ド が 最 小 限 で 済 みますが、 最 終バ ッ ク ア ッ プの 終 了 時 点 までの 復 旧 し かで き ません。特 定 の 時 点 (た と えば、 不 必 要 なデータ が 入 力 さ れる 以 前 の 時 点 ) に さ かのぼっての 復 旧を 行 う には、 フルまたは 一 括 ロ グ 記 録 のどち らかの 復 旧 モデルを 使 用 する 必 要 があ り ます。データベースの 完 全 バックアップデータベースの 完 全 バ ッ ク ア ッ プは、 データベース 内 にあ るデータ の 複 製 を 作 成 し ます。こ れは、 通 常 は 定 期 的 な 間 隔 で ス ケジ ュール 設 定 さ れる 単 独 操 作 です。 データベースの 完全 バ ッ ク ア ッ プは 自 己 完 結 型 です。 完 全 バ ッ ク ア ッ プはデータベースのスナ ッ プシ ョ ッ トを 提 供 します。 復 旧 オプションのほとんどは、 完 全 バックアップの 存 在 を 前 提 とします。ボーラ ン ド では、 完 全 バ ッ ク ア ッ プの 使 用 を 強 く お 勧 め し ます。データベースの 差 分 バックアップデータベースの 差 分 バ ッ ク ア ッ プは、 最 後 のデータベース バックアップ 以 降 に 変 更 されたデータ だけを 記 録 し ます。 バ ッ ク ア ッ プ 時 間 を 短 縮 する 目 的 には、 差 分 バ ッ ク ア ッ プを 頻繁 に 行 う こ と をお 勧 め し ます。 頻 繁 にバ ッ ク ア ッ プを 行 う こ と に よ り 、 データ を 失 う リ スク が 減 少 し ます。差 分 バ ッ ク ア ッ プは、 そのバ ッ ク ア ッ プに 含 まれるデータ をデータベースに 復 元 し ます。あ る 時 点 に さ かのぼってデータベース を 復 旧 する 目 的 で 差 分 バ ッ ク ア ッ プを 使 用 する こ とはでき ません。差 分 バ ッ ク ア ッ プを 利 用 可 能 にする と 、 データベースの 復 元 時 に ト ラ ンザ ク シ ョ ン ログのバックアップをロール フ ォ ワー ド する のにかか る 時 間 を 最 小 限 に 抑 え ら れます。112 <strong>Borland</strong> <strong>StarTeam</strong> インストール ガイド


SQL Server データベースのバックアップトランザクション ログのバックアップトランザクション ログは、 ト ランザクション ロ グの 最 終 バ ッ ク ア ッ プ 以 降 にデータベースに 対 して 実 行 された 全 ト ランザクションの 連 続 的 レコードです。 ト ランザクション ログのバ ッ ク ア ッ プがあれば、 データベース を 特 定 の 時 点 ま たは 障 害 発 生 時 点 に さ かのぼって復 旧 する こ と がで き ます。トランザクション ロ グのバ ッ ク ア ッ プを 復 元 する と き、 SQL Server はトランザクションロ グに 記 録 さ れたすべての 変 更 を ロール フォワードします。 ト ランザクション ログの 終端 に 達 し た 時 点 で、 SQL Server はバ ッ ク ア ッ プ 操 作 の 時 点 のデータベースの 完 全 な 状 態 を再 現 し た こ と にな り ます。データベースが 復 旧 さ れる 場 合 、 SQL Server はその 後 、 バ ッ ク ア ッ プ 操 作 の 開 始 時 点 で 不完 全 であ ったすべての ト ラ ンザ ク シ ョ ン を ロールバ ッ ク し ます。 ト ラ ンザ ク シ ョ ン ログのバ ッ ク ア ッ プは 通 常 、 データベースのバ ッ ク ア ッ プ よ り も 少 ない リ ソース し か 消 費 し ません。 結 果 と し て、 ト ラ ンザク シ ョ ン ログのバッ ク ア ッ プはデータベースのバッ ク ア ップより も 頻 繁 に 作 成 で き ます。 頻 繁 にバ ッ ク ア ッ プする こ と に よ り 、 データ を 失 う リ ス ク が 減少 し ます。 大 規 模 な OLTP (オン ラ イ ン ト ラ ンザ ク シ ョ ン 処 理 ) 環 境 では、 ト ラ ンザ クション ロ グのバ ッ ク ア ッ プを よ り 頻 繁 に 作 成 する こ と が 理 想 的 です。トランザクション ロ グのバ ッ ク ア ッ プは、 「フル」 および 「 一 括 ロ グ 記 録 」 の 各 復 旧 モデル と の 組 み 合 わせでのみ 使 用 で き ます。トランザクション ロ グのバ ッ ク ア ッ プは、 データベースの 完 全 バ ッ ク ア ッ プま たは 差 分バッ ク ア ッ プの 途 中 には 実 行 でき ません。 ただし、 フ ァ イルのバッ ク ア ッ プを 実 行 し ながらトランザクション ロ グ をバ ッ ク ア ッ プする こ と は 可 能 です。データベース バックアップが 作 成 されるよ り も 先 にト ランザクション ログをバックアップする こ と は 絶 対 に 避 けて く ださ い。 なぜな ら、 ト ラ ンザク シ ョ ン ログには、 最 後 のバック ア ッ プが 作 成 された 後 からデータベースに 対 し て 行 われた 変 更 が 含 まれるからです。バックアップ チェーンが 破 損 する ため、 ト ラ ンザ ク シ ョ ン ロ グを 手 動 で 切 り 詰 める こ とは 絶 対 に 避 けて く ださ い。 ト ラ ンザ ク シ ョ ン ロ グが 切 り 詰 め ら れてい る 場 合 、 データベースの 完 全 バックアップを 取 って、 新 しいバックアップ チェーンを 開 始 してください。ファイルのバックアップファイルまたはファイル グループのバッ クアップでは、 個 別 のデータ ファイル (またはファイル グループ 内 のフ ァ イル) をバ ッ ク ア ッ プ し ます。 フ ァ イルベースの 復 旧 モデルでは、 データベースの 残 り の 部 分 を 復 元 する こ と な く 、 損 害 を 受 けた フ ァ イルだけを 復 元 でき る ので、 よ り 迅 速 な 復 旧 が 可 能 です。 た と えば、 異 な るデ ィ ス ク に 物 理 的 に 分 散 し た 多数 のフ ァ イルでデータベースが 構 成 さ れてい る 場 合 に、 1 台 のデ ィ ス クが 故 障 し た と し ます。 ト ラ ンザ ク シ ョ ン ロ グのバ ッ ク ア ッ プを 使 用 し て 復 元 および 再 構 築 する 必 要 があ る のは、 故 障 し たデ ィ ス ク 上 のフ ァ イルだけです。フ ァ イルのバ ッ ク ア ッ プおよび 復 元 操 作 は、 ト ラ ンザ ク シ ョ ン ログのバックアップと 組 み合 わせて 使 用 する 必 要 があ り ます。 この 理 由 から、 フ ァ イルのバッ ク ア ッ プは 「フル」 および 「 一 括 ロ グ 記 録 」 の 各 復 旧 モデル と の 組 み 合 わせでのみ 使 用 で き ます。推 奨 事 項ボーラ ン ド では、 以 下 の 方 針 を 推 奨 し ます。■■■「フル」 復 旧 モデルを 使 用 する。毎 日 1 回 、 データベースの 完 全 バ ッ ク ア ッ プを 実 行 する。 データベース 全 体 のサイズが 3 GB を 超 え る 場 合 、 隔 日 に 完 全 バ ッ ク ア ッ プを 実 行 する 方 針 で も かまいません。 隔 日 の 完 全 バ ッ ク ア ッ プを 実 行 する 場 合 、 ボーラ ン ド では、 毎 日 の 差 分バ ッ ク ア ッ プを 作 成 する こ と を 強 く お 勧 め し ます。完 全 ま たは 差 分 バ ッ ク ア ッ プの 完 了 後 に、 毎 日 の ト ラ ンザ ク シ ョ ン ログのバックアップを 作 成 する。これに 加 えて、 ト ランザクショ ン ログのバックアップを 4 時 間 おき にス ケジ ュール 設 定 し ます。トランザクション ログは 絶 対 に 手 動 で 切 り 詰 めないでください。付 録 B: データベースのバックアップ 113


Oracle データベースのバックアップ■障 害 に 備 えて、 現 在 アクティブなトランザクション ロ グのバ ッ ク ア ッ プを 作 成 する。(た と えば、 ト ラ ンザク シ ョ ン ログを 格 納 するドライブでメディアの 故 障 が 発 生し、 ド ラ イブが ミ ラーリ ングされていないなどの 理 由 によって) アクテ ィ ブな トランザクション ロ グのバ ッ ク ア ッ プが 利 用 で き ない 場 合 、 利 用 可 能 な 最 後 の ト ランザクシ ョ ン ログ バ ッ ク ア ッ プを 超 えてデータベース を 復 旧 する こ と はで き ません。 こ れは、 利 用 可 能 な 最 後 の ト ラ ンザ ク シ ョ ン ログ バ ッ ク ア ッ プ 以 降 の 特 定 時点 への 復 旧 の 妨 げ と な り ます。■バックアップ テープに 適 切 な ラベルを 付 け る。■バックアップ コ ピーをオフサ イ ト の 安 全 な 場 所 に 保 管 する。Oracle データベースのバックアップオンラ イン バックアップ (ホッ ト バ ッ ク ア ッ プ) は、 データベースがオン ラ イ ンであ り 、読 み 取 り / 書 き 込 み 操 作 が 可 能 な 期 間 中 に 実 行 さ れるバ ッ ク ア ッ プです。 Oracle エクスポー ト を 除 き、 オン ラ イ ン バックアップは ARCHIVELOG モー ド での 動 作 時 にのみ 実 行 できます。 オフラインバックアップ (コールド バックアップ) は、 データベースがオフラインであ り 、 ユーザーがそのデータベース を 利 用 で き ない 期 間 中 に 実 行 さ れるバ ッ ク ア ッ プです。一 般 に、 Oracle DBA は 以 下 のオプシ ョ ンの う ち 1 つ 以 上 を 使 用 し て Oracle データベース をバックアップします。■エクスポート / インポート■■■■エ ク ス ポー ト は、 論 理 定 義 と データ をデータベースか ら フ ァ イルに 抽 出 する、 「 論理 」 データベース バックアップです。エクスポート バックアップはクロスプラッ ト フォームであり、 異 なるオペレーティング システム 間 で 容 易 に 移 動 でき ます。コールド (オフライン) バッ クアップこ の タ イ プのバ ッ ク ア ッ プを 実 行 する には、 データベース インスタンスを 停 止 し、すべてのデータ ファイル、 ログ ファイル、 およびコントロール ファイルをコピーする 必 要 があ り ます。ホッ ト (オンライン) バックアップこ の タ イ プのバ ッ ク ア ッ プは、 データベースが 使 用 可 能 であ り 、 ARCHIVELOGモー ド で 動 作 し てい る 間 に 実 行 さ れます。 こ の タ イ プのバ ッ ク ア ッ プを 実 行 するには、 表 領 域 がバッ ク ア ップ モー ド であ る 必 要 があ り 、 表 領 域 と 関 連 付 け ら れたすべてのデータ ファイルをバックアップする 必 要 があります。 コントロール ファイルおよびアーカイブ REDO ログ ファイルのバックアップが 必 須 です。RMAN バックアップデータベースがオフ ラ イ ン ま たはオン ラ イ ンであ る 間 、 DBA は RMAN ユーテ ィ リティを 使 用 してデータベースをバックアップできます。エクスポート / インポート データ ポンプエクスポート ポンプと インポート ポンプは、 Oracle 10g の 新 機 能 です。 Expdp および Impdp はクロスプラッ ト フォームであり、 異 なる OS 間 で 容 易 に 移 動 でき ます。論 理 バックアップ(エクスポート / インポート)Oracle エ ク ス ポー ト は、 データおよび 論 理 定 義 をデータベースか ら フ ァ イルに 抽 出 する とい う 点 で、 物 理 的 ではな く 「 論 理 的 な」 データベース バックアップです。 その 他 のバックア ッ プ 方 式 は 通 常 、 物 理 データ フ ァ イルをバ ッ ク ア ッ プ し ます。 エ ク ス ポー ト の 利 点 の 1つは、 表 を 選 択 的 に 再 インポートできることです。ただし、 復 元 されたエクスポートファイルからロール フ ォ ワー ド する こ と はで き ません。 エ ク ス ポー ト フ ァ イルか らデータベース を 完 全 に 復 元 する には、 データベース 全 体 の 再 作 成 に 近 い 作 業 が 必 要 です。 論 理 バ ッ クア ッ プは、 特 定 の 時 点 におけ るデータベース ス キーマのスナ ッ プシ ョ ッ ト を 作 成 し ます。114 <strong>Borland</strong> <strong>StarTeam</strong> インストール ガイド


Oracle データベースのバックアップオフライン(コールド)バックアップメモデータベースの 停 止 中 に 実 行 さ れるバ ッ ク ア ッ プは、 オフ ラ イ ン バックアップまたはコールド バックアップと 呼 ばれます。 OS のコピー ユーテ ィ リ テ ィ を 使 用 して、 データ ファイル、 コ ン ト ロール ファイル、 およびオンライン REDO ログ フ ァ イルを コ ピーする 必 要 があ り ます。 こ れは、 データベースの 完 全 バ ッ ク ア ッ プ と みな さ れます。 データベースがNOARCHIVELOG モー ド で 動 作 し てい る 場 合 、 こ のバ ッ ク ア ッ プ よ り も 後 に 行 われた どのよ う な 変 更 も 復 旧 で き ません。 すべての ト ラ ンザ ク シ ョ ンは、 データベースがアーカ イ ブされているか 否 かに 関 係 なく、 オンライン REDO ログ ファイルに 記 録 されます。 REDOログがアーカイブされるとき (ARCHIVELOG モード)、 Oracle では、 損 害 を 受 けたフ ァ イルを 復 元 し た 後 で こ れ ら の ト ラ ンザ ク シ ョ ン を 適 用 する こ と がで き ます (ア ク テ ィ ブなREDO ログ フ ァ イルが 損 害 を 受 けていない こ と が 前 提 )。新 しいデータ フ ァ イルを 追 加 する、 フ ァ イルの 名 前 を 変 更 する、 表 領 域 を 作 成 ま たは 削 除する な ど、 データベースのス キーマが 変 更 さ れる と きはいつで も、 データベース を 停 止し、 最 低 限 、 コ ン ト ロール ファイルと 新 しく 追 加 されたデータ ファイルをコピーする 必要 があ り ます。 データベースの 完 全 バ ッ ク ア ッ プが 推 奨 さ れます。コールド バックアップを 実 行 する 前 に、 バックアップが 必 要 なすべての Oracle ファイルの 一 覧 を 入 手 する 必 要 があ り ます。 以 下 の ク エ リ を 実 行 する こ と で、 全 フ ァ イルの 一 覧 が得 られます。select name from sys.v_$datafile;select member from sys.v_$logfile;select name from sys.v_$controlfile;SQL*Plus または Server Manager か らデータベース を 停 止 し ます。 すべてのフ ァ イルを 二 次記 憶 (テープな ど) にバ ッ ク ア ッ プ し ます。 必 ず、 すべてのデータ ファイル、 すべてのコントロール フ ァ イル、 およびすべての ロ グ ファイルをバックアップします。 完 了 したら、データベース を 再 起 動 し ます。データベースが ARCHIVELOG モー ド の 場 合 、 アーカ イ ブ さ れた ロ グ ファイルを引 き 続 き 使 用 して、 オフラ インバッ クアップからロール フォワードすることができ ます。 都 合 の よ い と き にオフ ラ イ ンバ ッ ク ア ッ プのためにデータベース を 停 止で き ない 場 合 、 データベース を ARCHIVELOG モード に 切 り 替 えてオン ラ イ ンバックアップを 実 行 します。オンライン(ホット)バックアップデータベース イ ン ス タ ン スの 動 作 中 に 実 行 さ れるバ ッ ク ア ッ プは、 オン ラ イ ン バックアップまたはホッ ト バックアップと 呼 ばれます。 オンライン バ ッ ク ア ッ プは、 データベースが 終 日 (24 時 間 ) 稼 働 する 必 要 があ り 、 オフ ラ イ ン バックアップを 実 行 できない顧 客 サ イ ト で 非 常 に 役 立 ち ます。 オン ラ イ ン バックアップの 期 間 中 、 データベースは 引 き続 き、 読 み 取 り と 更 新 の 両 方 が 可 能 です。 こ の タ イ プのバ ッ ク ア ッ プを 実 行 する ためには、 データベースが ARCHIVELOG モー ド であ る 必 要 があ り ます。 バ ッ ク ア ッ プする 必 要があ る のは、 データ ファイルと 現 在 のコントロール ファイルだけです。 オフラインバックアップと 異 なり、 オンライン バ ッ ク ア ッ プの 単 位 は 表 領 域 であ り 、 任 意 の、 ま たはすべての 表 領 域 を 必 要 な と き にいつで も バ ッ ク ア ッ プで き ます。 さ ま ざ ま なデータ ファイルをさまざまなタイミングでバックアップできます。オンラ イン バ ッ ク ア ッ プを 実 行 する には、 次 の 例 に 示 すよ う に、 フ ァ イルを コ ピーする 前に 表 領 域 を 「バ ッ ク ア ッ プ モード」 に 切 り 替 えます。ALTER TABLESPACE xyz BEGIN BACKUP;! cp xyfFile1 /backupDir/ALTER TABLESPACE xyz END BACKUP;すべての 表 領 域 を 同 時 にバ ッ ク ア ッ プ モー ド にする のではな く 、 個 別 の 表 領 域 をバ ッ クア ッ プする こ と をお 勧 め し ます。 表 領 域 を 個 別 にバ ッ ク ア ッ プする こ と に よ り 、 オーバーヘ ッ ド が 減 少 し ます。 表 領 域 のバ ッ ク ア ッ プが 完 了 し た ら、 次 の 例 に 示 すよ う に し て、 コントロール フ ァ イルをバ ッ ク ア ッ プする こ と が 重 要 です。ALTER SYSTEM SWITCH LOGFILE; -- コント ロール フ ァ イルのヘ ッ ダーを 更 新 する ために ロ グ ス イ ッ チを 強 制 するALTER DATABASE BACKUP CONTROLFILE TO '/< ディレク ト リ 名 >/control.dbf';オンラ イン バ ッ ク ア ッ プの 頻 度 は、 メ デ ィ アが 故 障 し た 場 合 に 復 旧 に 要 する 時 間 と 反 比 例し ます。 バ ッ ク ア ッ プが 古 ければ 古 いほど、 よ り 多 く の REDO ログ フ ァ イルを 適 用 する必 要 があ り 、 復 旧 時 間 は 長 く な り ます。 プ ロ ダ ク シ ョ ンデータベース を 保 護 する ために、実 際 に 運 用 する 前 にバ ッ ク ア ッ プ 計 画 をテ ス ト する こ と をお 勧 め し ます。付 録 B: データベースのバックアップ 115


Oracle データベースのバックアップボーラ ン ド では、 ピー ク 時 間 を 避 けて、 データベースのア ク セ スが 最 も 少 ない 時 間 帯 にオンライン バ ッ ク ア ッ プを 実 行 する こ と を 強 く お 勧 め し ます。 Oracle はバッ ク ア ッ プ モード では、 通 常 の 差 分 の 代 わ り に 完 全 なデータベース ブロッ クを REDO ログ ファイルに 書き 込 みます。 こ れは、 データベースの 過 度 のアーカ イ ブ 化 、 さ ら にはデータベースの ロ ックアップにつながります。RMAN バックアップRecovery Manager (RMAN) は、 DBA が Oracle データベース をバ ッ ク ア ッ プおよび 復 旧 するための Oracle ツールです。 RMAN を 使 用 する と 、 完 全 バ ッ ク ア ッ プ (データベースのオン ラ イ ン 時 ま たはオフ ラ イ ン 時 )、 ブ ロ ッ ク レベルでの イ ン ク リ メ ン タル バックアップ、および、 オン ラ イ ン REDO ログとコント ロール フ ァ イルのバ ッ ク ア ッ プを 実 行 で き ます。データベースに 対 し て RMAN を 実 行 する には SYSDBA 権 限 が 必 要 です。 RMAN バックア ッ プのその 他 の 利 点 と し て、 以 下 の こ と が 可 能 にな り ます。■データベースに 対 し て 実 行 さ れるすべてのバ ッ ク ア ッ プ 操 作 および 復 旧 操 作 を 追跡 する■■■■エン タープ ラ イ ズ 向 けの、 集 中 化 さ れたバ ッ ク ア ッ プおよび 復 旧 手 順 を 管 理 する破 損 ブ ロ ッ ク を 識 別 する実 際 にデータが 含 まれるブロ ッ ク だけをバッ ク ア ッ プする。 これによ り 、 バッ クア ッ プに 必 要 な 領 域 を 大 き く 節 約 する こ と がで き ます。インク リ メンタル バックアップをサポートするインク リ メンタル バ ッ ク ア ッ プは、 前 回 のバ ッ ク ア ッ プ 以 降 に 変 更 さ れたブ ロ ックだけをバックアップします。 これは、 ディスク 使 用 率 を 抑 え、 バックアップ 時間 を 大 き く 短 縮 する ために 役 立 ち ます。Oracle 10g では 「ブロ ッ ク チェンジ ト レーニン グ」 と 呼 ばれる 新 機 能 が 導 入 さ れました。 この 機 能 により、 インクリ メンタル バ ッ ク ア ッ プが 大 き く 改 善 さ れます。こ の 機 能 の 実 装 方 法 については、 DBA に 問 い 合 わせて く だ さ い。次 に 示 す RMAN に よ るバ ッ ク ア ッ プ と 復 元 の 例 はご く 簡 単 な も ので、 基 本 概 念 を 例 示 する 目 的 で 示 しています。 デフォルトでは、 Oracle はバ ッ ク ア ッ プについての 情 報 を 格 納 する 目 的 でデータベース コント ロール ファイルを 使 用 します。 通 常 は、 RMAN メ タデータを 格 納 する ための RMAN カタログ データベース を 設 定 する こ と をお 勧 め し ます。 RMANバ ッ ク ア ッ プを 実 装 する 前 に 『Oracle Backup and Recovery Guide』 をお 読 み く だ さ い。rman target sys/*** nocatalogrun {allocate channel t1 type disk;backupformat '/app/oracle/db_backup/%d_t%t_s%s_p%p'( database );release channel t1;}Example RMAN restore:rman target sys/*** nocatalogrun {allocate channel t1 type disk;restore tablespace users;recover tablespace users;release channel t1;}エクスポート / インポート データ ポンプOracle は 10g リリースで、エクスポート/ インポート データ ポンプを 導 入 し ま し た。 イ ンポー ト ポンプは、 従 来 のイ ンポー ト ユーテ ィ リ テ ィ よ り も 20 倍 高 速 です。 エ ク ス ポー ト /インポート データ ポンプ ユーテ ィ リ テ ィ は、 データおよび 論 理 定 義 をデータベースか らフ ァ イルに 抽 出 する と い う 点 で、 物 理 的 ではな く 「 論 理 的 な」 データベース バックアップです。 エ ク スポー ト / インポート データ ポンプ ユーテ ィ リ テ ィ はロール フォワード 機 能を 提 供 しないので、 週 7 日 24 時 間 稼 働 モデルには 適 し ません。 エ ク ス ポー ト データ ポンプは、 特 定 の 時 点 におけ るデータベース スキーマのスナップショ ッ ト を 提 供 します。116 <strong>Borland</strong> <strong>StarTeam</strong> インストール ガイド


推 奨 事 項ボーラ ン ド では、 <strong>StarTeam</strong> インスタンスを 週 7 日 24 時 間 稼 働 環 境 で 実 行 する 必 要 があ る場 合 、 RMAN バ ッ ク ア ッ プを 使 用 する こ と を 強 く 推 奨 し ます。 RMAN は こ の 数 年 間 で 進歩 を 遂 げており、 Oracle は、 障 害 復 旧 を よ り 簡 単 に し、 信 頼 性 を 高 め、 よ り 高 速 にする ための 機 能 を 追 加 し 続 けています。付 録 B: データベースのバックアップ 117


118 <strong>Borland</strong> <strong>StarTeam</strong> インストール ガイド


付 録COracle データベース チューニングAppendixこ の 付 録 では、 <strong>StarTeam</strong> Server 用 の Oracle ス キーマを 作 成 する ために 必 要 な 基 本 情 報 を 提供 します。 ボーラ ン ド ではス キーマの 作 成 に 管 理 ツールを 使 用 する こ と を 推 奨 し ますが、手 動 で 作 成 する 場 合 は 以 下 のガ イ ド ラ イ ンに 従 う 必 要 があ り ます。初 期 化 パラメータの 推 奨 値次 の 2 つの 表 は、 <strong>StarTeam</strong> データベースに 対 し て 使 用 する Oracle パ ラ メ ータ の 推 奨 設 定 値を 示 します。表 9.1パラ メータ一 般 的 なデー タ ベース 構 成 パラ メ ー タ推 奨 値Compatible ■ 10g : 10.1.0 (10g R2 の 場 合 は 10.2.0)■ 11g : 11.1.0.0.0Cursor_sharing ■ 10g : Similar■ 11g : ForceLog_checkpoint_intervalREDO ログ サイズよ り も 大 きい 値Log_checkpoint_timeout 0Workarea_size_policyAutoDb_block_size16384 (16k)Db_file_multi_block_read_count 16Optimizer_modeTimed_statisticsfirst_rowsTrueOpen_cursors 400Undo_managementAUTOUndo_tablespace Undo_retention 28800Processes 250Statistics_levelTypical付 録 C: Oracle データベース チューニング 119


初 期 化 パラメータの 推 奨 値表 9.2合 計 メ モ リ 容 量 に 基 づ く デー タ ベース パラ メータ合 計 メ モ リ 10g 推 奨 設 定 値 11g 推 奨 設 定 値1 GB SGA_TARGET = ( 合 計 物 理 メ モ リ X 80%) X60%合 計 メ モ リ の 20% を OS が 使 用 し ている と仮 定 。 Statistics_level は TYPICAL または ALL が 必 要 。LOG_BUFFER = 524288PGA_AGGREGATE_TARGET = ( 合 計 物 理 メ モリ X 80%) X 30%OS 以 外 で 利 用 可 能 な メ モ リ の 30%。 これは開 始 時 の 値 で、 場 合 に よ り 増 やす 必 要 があ ります。2 GB SGA_TARGET = ( 合 計 物 理 メ モ リ X 80%) X60%合 計 メ モ リ の 20% を OS が 使 用 し ている と仮 定 。 Statistics_level は TYPICAL または ALL が 必 要 。LOG_BUFFER = 1048576PGA_AGGREGATE_TARGET = ( 合 計 物 理 メ モリ X 80%) X 30%合 計 メ モ リ の 20% を OS が 使 用 し ている と仮 定 。 こ れは 開 始 時 の 値 で、 場 合 に よ り 増 やす 必 要 があ り ます。4 GB SGA_TARGET = ( 合 計 物 理 メ モ リ X 80%) X60%合 計 メ モ リ の 20% を OS が 使 用 し ている と仮 定 。 Statistics_level は TYPICAL または ALL が 必 要 。LOG_BUFFER = 1048576PGA_AGGREGATE_TARGET = ( 合 計 物 理 メ モリ X 80%) X 30%合 計 メ モ リ の 20% を OS が 使 用 し ている と仮 定 。 こ れは 開 始 時 の 値 で、 場 合 に よ り 増 やす 必 要 があ り ます。MEMORY_TARGET = 合 計 物 理 メ モ リ X 75%合 計 メ モ リ の 20% は OS で 使 用 され、Oracle インスタンスは 専 用 のコンピュータで 動 作 し てい る こ と を 仮 定 し ています。Statistics_level は TYPICAL またはALL が 必 要 です。LOG_BUFFER = 524288MEMORY_TARGET = 合 計 物 理 メ モ リ X 75%合 計 メ モ リ の 20% は OS で 使 用 され、Oracle インスタンスは 専 用 のコンピュータで 動 作 し てい る こ と を 仮 定 し ています。Statistics_level は TYPICAL またはALL が 必 要 です。*LOG_BUFFER = 1048576MEMORY_TARGET = 合 計 物 理 メ モ リ X 75%合 計 メ モ リ の 20% は OS で 使 用 され、Oracle インスタンスは 専 用 のコンピュータで 動 作 し てい る こ と を 仮 定 し ています。Statistics_level は TYPICAL またはALL が 必 要 です。LOG_BUFFER = 1048576120 <strong>Borland</strong> <strong>StarTeam</strong> インストール ガイド


Oracle データベースの 監 視 とチューニングOracle データベースの 監 視 とチューニングOracle データベース をチューニングする 最 も 効 率 的 な 方 法 は、 推 奨 さ れるデータベース 設定 か ら 開 始 し、 ア ド バイザ リ を 使 用 し て イ ン ス タ ン ス を 監 視 する こ と です。 ボーラ ン ド ではそれに 加 えて、 statspack を 使 用 してデータベースパフォーマンスを 監 視 し、 ボ トルネック を 識 別 する こ と を 推 奨 し ます。 statspack の 詳 細 な 説 明 は こ の 文 書 の 範 囲 外 です。 詳 細 については、 Oracle 10g のパフ ォーマン スチューニン グガ イ ド を 参 照 し て く だ さ い。Oracle 10g データベース自 動 共 有 メ モ リ 管 理Oracle 10g では 個 別 の SGA コ ンポーネン ト ( 共 有 プール、 java プール、 ラージ プール、DB バッファ キ ャ ッ シ ュ な ど) の 自 動 共 有 メ モ リ 管 理 (ASMM) が 導 入 されました。 これによ り、 SGA コ ンポーネン ト のサ イ ズ 設 定 時 に 見 積 も る 必 要 はあ り ません。 つま り 、 すべてのパラ メータ (SGA サ イ ズの 定 義 ) を 設 定 する 必 要 はあ り ません。必 要 な こ と は、 新 し いパ ラ メ ータ SGA_TARGET を 設 定 する こ と だけです。 パラ メータSGA_TARGET にはユーザーの イ ン ス タ ン スで 必 要 な SGA の 最 大 サ イ ズを 示 す 値 を 指 定 します。SGA_TARGET を 約 800MB に 設 定 する こ と を 検 討 し て く だ さ い。 これは SGA を 拡 張 でき る最 大 サ イ ズが 800MB である こ と を 示 します。 すべての SGA コ ンポーネン ト ( 共 有 プール、DB バッファ キャッシュ、 ラージ プール、 java プールなど) が、 この SGA ( 最 大 800M)から 割 り 当 てられます。 Oracle によ り 自 動 的 にこれらのコンポーネン トの 初 期 サイズが 計算 さ れ、 要 求 に 応 じ て、 サ イ ズが 変 更 さ れます ( 手 動 の 対 応 はな し)。SGA_TARGET を 設 定 した 場 合 は、 共 有 プール、 DB バッファ キャッシュ、 ラージ プール、java プールの 値 を 明 示 的 に 定 義 する 必 要 があ り ません。 SGA_TARGET は SGA_MAX_SIZE値 によ って 制 限 されます。 SGA_MAX_SIZE は 動 的 に 変 更 でき ません。 SGA_MAX_SIZE が 設定 さ れていない 場 合 、 両 方 のパ ラ メ ータは 同 じ 値 にな り 、 SGA_TARGET のサイズを 動 的 に拡 大 で き ません。自 動 セグ メ ン ト 領 域 管 理自 動 セグ メ ン ト 領 域 管 理 (ASSM) の 機 能 によ り、 Oracle はセグ メ ン ト 内 部 の 使 用 可 能 領域 をビ ッ ト マップを 使 用 して 管 理 できます。 ビ ッ ト マ ッ プは、 セグ メ ン ト 内 部 の 各 データブロ ッ ク の 状 態 を、 行 の 挿 入 のために 利 用 でき るブロ ッ ク 内 の 領 域 量 に 関 し て 記 述 し ます。 データ ブ ロ ッ ク 内 で 利 用 可 能 な 領 域 の 最 新 の 状 態 はビ ッ ト マ ッ プに 反 映 さ れ、 Oracleは ASSM を 使 用 し て 使 用 可 能 領 域 を 自 動 的 に 管 理 で き ます。ASSM 表 領 域 は 使 用 可 能 リ ス ト 管 理 を 自 動 化 し、 ASSM 表 領 域 内 に 作 成 さ れる 個 別 の 表 および 索 引 に 対 し て PCTUSED、 FREELISTS、 および FREELIST GROUPS の 各 記 憶 パ ラメ ータ を 指 定 で き な く し ます。 パラ メータ PCTUSED および FREELISTS の 値 は 無 視 され、 Oracle は 表 領 域 内 部 の こ れら の 表 および 索 引 に 対 する 領 域 を、 ビ ッ ト マ ッ プを 使 用 して 自 動 的 に 管 理 し ます。 PCTFREE は 現 在 も 指 定 可 能 で、 ASSM と と も に 使 用 さ れます。付 録 C: Oracle データベース チューニング 121


Oracle データベースの 監 視 とチューニングOracle 11g データベース自 動 メ モ リ 管 理 (AMM)バージ ョ ン 11g では、 Oracle データベースは SGA メモリ とインスタンスの PGA メモリを自 動 的 に 管 理 で き ます。 ユーザーは イ ン ス タ ン スで 使 用 さ れる 合 計 メ モ リ サ イ ズを 指 定 することだけが 必 要 で、Oracle データベースは 処 理 要 求 を 満 たすために 必 要 な SGA とインスタンス PGA の 間 で メ モ リ を 動 的 に 交 換 し ます。 こ の 機 能 は 自 動 メ モ リ 管 理 (AMM) と 呼ばれます。 こ の メ モ リ 管 理 方 法 では、 データベースは 個 別 の SGA コンポーネントのサイズ と 個 別 の PGA のサ イ ズを 動 的 に 調 整 し ます。AMM は Memory_Target と Memory_max_target パ ラ メ ータ を 使 用 し て 実 装 さ れています。 MEMORY_MAX_TARGET の 使 用 は 省 略 可 能 です。 MEMORY_MAX_TARGET が 設 定 されていないと きは、 Oracle は MEMORY_MAX_TARGET に MEMORY_TARGET の 値 を 自 動 的 に 設定 します。AMM に 切 り 替 えるには、 spfile に MEMORY_TARGET の 値 を 定 義 し ます。SGA_TARGET と PGA_AGGREGATE_TARGET の 値 が 0 であ る こ と を 確 認 する こ と が 重 要 です。 11g インスタンスにアップグレードしたユーザーは SGA_TARGET とPGA_AGGREGATE_TARGET の 値 に 0 を 設 定 する 必 要 があ り ます。122 <strong>Borland</strong> <strong>StarTeam</strong> インストール ガイド


索 引記 号.dmp フ ァ イル、 サーバー 構 成 101数 字4GT RAM のチューニング 13AAdobe Reader、 インストール104APIドキュメント 64Attachments フ ォルダ、 サーバー 構 成 98CCache Agentインストール 50説 明 46CD の 内 容 5DDefaultHive 99dmp フ ァ イル、 サーバー 構 成 101DSN作 成 78, 94EEOL 変 換 、 非 ASCII 文 字 の 問 題 13Event Transmitter説 明 46Extensions Runtimeインストール 64FfaultHive 99File Transmitter説 明 46HHiveIndex 99LLinux<strong>StarTeam</strong> Cross-Platform Client のインス トール 40MMessage Brokerインストール 49説 明 46Microsoft SQL Server 2000 データベースへの 接 続 71Microsoft SQL Server データベースSQL スクリプト 75<strong>StarTeam</strong> Server での 利 用 69<strong>StarTeam</strong> Server 用 データベースの 手 動 作 成 77サーバー 構 成 の 作 成 72, 79サポー ト 対 象 バージ ョ ン 69文 字 の 照 合 順 序 80利 用 方 法 の 概 要 71MPXEventTransmitter.xml 48MPXEventTransmitterTemplate.xml 48MPXFileTransmitter.xml 48MPXFileTransmitterTemplate.xml 48MSDE/Microsoft SQL Server データベースでの 文 字 の 照合 順 序 80MSDE データベースODBC DSN の 作 成 78SQL スクリプト 75<strong>StarTeam</strong> Server での 利 用 69<strong>StarTeam</strong> Server 用 データベースの 手 動 作 成 77サーバー 構 成 の 作 成 72, 79サポー ト 対 象 バージ ョ ン 69文 字 の 照 合 順 序 80利 用 方 法 の 概 要 70Multicast Service説 明 46NNative-II データ 保 管 庫アーカイブ 構 造 100キャッシュ 構 造 100Native-II データ 保 管 庫 フ ォルダ 99Native-I データ 保 管 庫Native-II へのアーカ イブ 変 換 18NLS_LANGOracle Client 用 の 定 義 86理 解 86Notification Agentインストール 66説 明 62OODBCOracle データベース 用 シ ス テム DSN の 作 成 94SQL Server または MSDE 用 システム DSN の 作 成 78ODBC ドライバOracle 用 インス トール 85Oracle 用 の 正 しいバージ ョ ンの 使 用 85Oracle 用 のダウ ン ロード 85OracleRecovery Manager バックアップ 116RMAN バックアップ 116インポート 114エクスポート 114エクスポート / インポート データ ポンプ 116オフライン バックアップ 115オンラ イン バックアップ 115コールド バックアップ 115バックアップ 114バ ッ ク ア ッ プの 推 奨 事 項 117ホッ ト バックアップ 115論 理 バ ッ ク ア ッ プ 114索 引 123


Oracle ODBC ドライバNLS_LANG の 定 義 86インストール 85正 しいバージ ョ ンの 使 用 85ダウンロード 85Oracle データベースNLS_LANG の 定 義 86ODBC DSN の 作 成 94SQL スクリプト 90<strong>StarTeam</strong> Server での 利 用 83<strong>StarTeam</strong> Server 用 ス キーマユーザーの 手 動 作 成 93サーバー 構 成 の 作 成 88, 94接 続 性 の 検 証 84デ ィ ク シ ョ ナ リ 管 理 表 領 域 と ローカル 管 理 表 領域 93データ ファイルのガイドライン 90文 字 セ ッ ト 87利 用 方 法 の 概 要 84Oracle と の 接 続 性 84Oracle と の 接 続 性 の 検 証 84Oracle のデ ィ ク シ ョ ナ リ 管 理 表 領 域 93Oracle の 表 領 域 、 デ ィ ク シ ョ ナ リ 管 理 と ローカル 管理 93Oracle の ローカル 管 理 表 領 域 93RRecovery Manager バックアップOracle 116Report Archivesベス ト プラクティス 109Report Archives ユーテ ィ リ テ ィ 22RMAN バックアップOracle 116SSolaris<strong>StarTeam</strong> Cross-Platform Client のインス トール 40SQL Server「Microsoft SQL Server データベース」 ま たは「MSDE データベース」 も 参 照データベースの 完 全 バ ッ ク ア ッ プ 112データベースの 差 分 バ ッ ク ア ッ プ 112トランザクション ログのバックアップ 113バックアップ 111バ ッ ク ア ッ プの 推 奨 事 項 113ファイルのバックアップ 113SQL Server データベースODBC DSN の 作 成 78SQL スクリプトMSDE/Microsoft SQL Server データベース 75Oracle データベース 90SQL スクリプトの 実 行MSDE/Microsoft SQL Server データベース 75Oracle データベース 90starbaseserver コマンド、 サーバーの 登 録 33StarDraw サンプルサーバー 構 成 35<strong>StarTeam</strong>「<strong>StarTeam</strong> Cross-Platform Client」、 「<strong>StarTeam</strong> Server」も 参 照インストール CD の 内 容 5ドキュメント セッ ト 7<strong>StarTeam</strong> Cross-Platform ClientLinux へのイ ン ス ト ール 40Solaris へのイ ン ス ト ール 40インストール 39システム 要 件 38他 のプラ ッ ト フ ォームへのイ ン ス ト ール 41ユニバーサルインス ト ール 41<strong>StarTeam</strong> Extensionsインストール 63コンポーネントの 説 明 61<strong>StarTeam</strong> Extensions、 インストール63<strong>StarTeam</strong> Layout Designerインストール 58システム 要 件 57<strong>StarTeam</strong> Notification Agentインストール 66説 明 62<strong>StarTeam</strong> ServerMicrosoft SQL Server 2000 データベースへの 接 続 71Microsoft データベース と のエン コーデ ィ ン グの 違い 70MSDE/Microsoft SQL Server データベースの 手 動 作成 77Oracle ス キーマユーザーの 手 動 作 成 93インストール 9, 26イ ン ス ト ールに 関 する 既 知 の 問 題 29カスタム インストール 27機 能 の ラ イ セン ス 31サーバー 構 成 のデータ 格 納 場 所 98システム 要 件 10新 規 イ ン ス ト ール 後 の 作 業 30新 規 イ ン ス ト ール 前 の 問 題 13登 録 32バージ ョ ンア ッ プグ レー ド 後 の 作 業 30バージ ョ ンア ッ プグ レー ド 前 の 問 題 14評 価 期 間 の 延 長 31評 価 ラ イ セン ス 31標 準 イ ン ス ト ール 27ユーザー ライセンス 32ワークステーシ ョ ンのク ロ ッ クの 同 期 103<strong>StarTeam</strong> Server と Microsoft データベースの 間 のエンコーディ ングの 違 い 70<strong>StarTeam</strong> Server のアップグレード 16<strong>StarTeam</strong> Server の イ ン ス ト ールに 関 する 既 知 の 問 題 29<strong>StarTeam</strong> Server のカスタム インストール 27<strong>StarTeam</strong> Server の 標 準 イ ン ス ト ール 27<strong>StarTeam</strong> Toolbar 28<strong>StarTeam</strong> Workflow Designer説 明 62<strong>StarTeam</strong> クライアントインストール 57starteam_oracle_compute_stats.sql 91starteam_oracle_create_check_database.sql 91starteam_oracle_create_check_privileges.sql 91starteam_oracle_create_database.sql 91starteam_oracle_create_fix_custom_fields.sql 91starteam_oracle_create_fix_dup_login_names.sql 91starteam_oracle_create_upgrade_33.sql 91starteam_oracle_create_upgrade_34.sql 91starteam_oracle_create_upgrade_35_catalog.sql 91starteam_oracle_create_upgrade_35_data.sql 91, 92starteam_oracle_create_upgrade_36.sql 91starteam_oracle_create_upgrade_55.sql 91starteam_oracle_create_upgrade_58.sql 91starteam_oracle_database_analyze.sql 91starteam_oracle_extract_ddl.sql 92starteam_oracle_fix_long_raw.sql 92starteam_oracle_get_dbinfo.sql 92124 <strong>Borland</strong> <strong>StarTeam</strong> インストール ガイド


starteam_oracle_nextextents.sql 92starteam_oracle_performance_indic.sql 92starteam_oracle_rebuild_indexes.sql 92starteam_sqlserver_create_check_database.sql 76starteam_sqlserver_create_database.sql 76starteam_sqlserver_create_upgrade_34.sql 76starteam_sqlserver_create_upgrade_36.sql 76starteam_sqlserver_create_upgrade_55.sql 76starteam_sqlserver_create_upgrade_58.sql 76starteam_sqlserver_dbcc.sql 76starteam_sqlserver_dbcc_reindex.sql 76starteam_sqlserver_dbcc_showcontig.sql 76starteam_sqlserver_dropall.sql 76starteam_sqlserver_get_dbinfo.sql 76starteam_sqlserver_get_dbpath.sql 76starteam_sqlserver_run_msde_backup.sql 76starteam_sqlserver_update_statistics.sql 76starteam-client-default-options.xml 38<strong>StarTeam</strong>Default.ini 38<strong>StarTeam</strong>MPXスケーラビリティ 45<strong>StarTeam</strong>MPX Event Transmitter説 明 46<strong>StarTeam</strong>MPX File Transmitter説 明 46<strong>StarTeam</strong>MPX のスケーラビ リ ティ 45<strong>StarTeam</strong>MPX、 インストール48<strong>StarTeam</strong> インテグレーション、 インストール 42<strong>StarTeam</strong> クライアント「<strong>StarTeam</strong> Cross-Platform Client」 も 参 照インストール 37<strong>StarTeam</strong> サーバー 構 成 、 「サーバー 構 成 」 を 参 照TTransmitter、 「<strong>StarTeam</strong>MPX Event Transmitter」 を 参 照VVault Verify使 用 オプシ ョ ン 107チェッ ク 105ベス ト プラクティス 106VMware ESX Server 10WWeb Edition、 インストール42Workflow Designer説 明 62アアーカイブ ファイル変 換 18アーカイブ 構 造Native-II データ 保 管 庫 100アンインス トールMPX コンポーネント 55イインストールAdobe Reader 104Cache Agent 50Message Broker 49Multicast Service 49<strong>StarTeam</strong> Cross-Platform Client 39<strong>StarTeam</strong> Extensions 63<strong>StarTeam</strong> Layout Designer 58<strong>StarTeam</strong> Notification Agent 66<strong>StarTeam</strong> Server 9, 26<strong>StarTeam</strong> クライアント 57<strong>StarTeam</strong>MPX 48<strong>StarTeam</strong> インテグレーション 42<strong>StarTeam</strong> クライアント 37Vault Verify と Report Archives 104Web Edition 42インストール CD の 内 容 5インテグレーション、 インストール 42インポートOracle 114インポート / エクスポート データ ポンプOracle 116エエクスポートOracle 114エクスポート / インポート データ ポンプOracle 116オオフライン バックアップOracle 115オンラ イン バックアップOracle 115カガイドラインMicrosoft データベースのデータ ファイルと トランザクション ログ 74Oracle データ ファイル 90概 要Microsoft SQL Server データベースの 利 用 方 法 71MSDE/Microsoft SQL Server データベースの 手 動 作成 77MSDE データベースの 利 用 方 法 70Oracle ス キーマユーザーの 手 動 作 成 93Oracle データベースの 利 用 方 法 84サーバー 構 成 作 成 後 の 作 業 30ワークフロー 61キキーワー ド 展 開 、 非 ASCII 文 字 の 問 題 13キャッシュ 構 造Native-II データ 保 管 庫 100ククライアントキャッシング モジュール 45クライアントのキャッシング モジュール説 明 45クロック、 同 期 103索 引 125


ココールド バックアップOracle 115個 人 用 オプシ ョ ン、 全 ユーザー 用 に 標 準 化 38個 人 用 オプシ ョ ンの 初 期 設 定 、 全 ユーザー 用 に 標 準化 38ササーバーサーバーフ ァ イルへの 変 更 25サーバー 機 能 の ラ イ セン ス 31サーバー 構 成StarDraw サンプル 35Windows サービ ス と し て 実 行 を 停 止 17新 しい Oracle スキーマユーザーと と もに 作 成 88アップグレード 14, 24アップグレードの 準 備 15アップグレードのト ラブルシューティング 25既 存 の MSDE/Microsoft SQL Server データベース 用に 作 成 79作 成 後 の 作 業 30手 動 作 成 の Oracle スキーマユーザー 用 に 作 成 94新 規 MSDE/Microsoft SQL Server データベース と ともに 作 成 72データ 格 納 場 所 98サーバー 構 成 のア ッ プグ レー ド 14, 24準 備 15トラブルシューティング 25サーバー 構 成 の 作 成新 しい Oracle スキーマユーザー 88既 存 の MSDE/Microsoft SQL Server データベース用 79手 動 作 成 の Oracle スキーマユーザー 用 94新 規 MSDE/Microsoft SQL Server データベース と ともに 72サーバー 構 成 の 設 定 30サーバー 構 成 のデータ 格 納 場 所 98サンプルインストール 64サンプルサーバー 構 成 (StarDraw) 35シシステム 要 件 62, 65<strong>StarTeam</strong> Cross-Platform Client 38<strong>StarTeam</strong> Layout Designer 57<strong>StarTeam</strong> Server 10データベース サーバー 12指 名 ユーザー ライセンス 32使 用 オプシ ョ ンVault Verify 107実 行Report Archives 22Vault Verify 21ススキーマユーザー、 Oracle 用 に 手 動 で 作 成 93スクリプトMSDE/Microsoft SQL Server データベース 75Oracle データベース 90タ大 容 量 メ モ リ のサポー ト 13ダウンロードVault Verify と Report Archives 104チチェッ クVault Verify 105テデータ ファイル、 ガイドラインMicrosoft データベース 74Oracle データベース 90データベースMicrosoft SQL Server 69MSDE 69MSDE/Microsoft SQL Server での 照 合 順 序 80MSDE/Microsoft SQL Server 用 に 手 動 で 作 成 77Oracle 83Oracle の 用 語 83Oracle 用 ODBC DSN の 作 成 94SQL Server または MSDE 用 ODBC DSN の 作 成 78ログオン 70, 84データベース サーバー、 システム 要 件 12データベースの 完 全 バ ッ ク ア ッ プSQL Server 112データベースの 差 分 バ ッ ク ア ッ プSQL Server 112ト登 録<strong>StarTeam</strong> Server 32トラブルシューティング<strong>StarTeam</strong> Server のインス トール 29サーバー 構 成 のア ッ プグ レー ド 25トランザクション ログのバックアップSQL Server 113トランザクション ログ、 Microsoft データベース 74トランスミッタ 用 XML ファイル生 成 48トレース フ ァ イル、 サーバー 構 成 101同 時 使 用 ラ イ セン ス 32ドキュメントAdobe Reader での 表 示 104<strong>StarTeam</strong> ドキュメント セッ ト 7インストール 64ドキュメントセッ トAdobe Reader での 表 示 104ド キ ュ メ ン ト の 表 示 、 Adobe Reader が 必 要 104ドライバ、Oracle ODBC 85ハ破 損 フ ァ イルのチェ ッ ク 105バックアップOracle 114SQL Server 111バ ッ ク ア ッ プの 推 奨 事 項Oracle 117SQL Server 113126 <strong>Borland</strong> <strong>StarTeam</strong> インストール ガイド


パブ リ ッ シュ / サブス ク ラ イブ 通 信 45ヒ非 ASCII 文 字キーワード 展 開 と EOL 変 換 の 問 題 13評 価 期 間 、 延 長<strong>StarTeam</strong> Server 31評 価 ラ イ セン ス<strong>StarTeam</strong> Server 31フファイルのバックアップSQL Server 113ファイルの 変 換 19不 明 フ ァ イルのチェ ッ ク 105ヘ変 換Native-I アーカイブ ファイル 18変 換 結 果 のチェ ッ ク 19変 換 の 確 認 19ベス ト プラクティスReport Archives 109Vault Verify 106ラランタイムインストール 64リリモート Cache Agent説 明 46ルルー ト Cache Agent説 明 46ロログ フ ァ イル、 サーバー 構 成 101論 理 バ ッ ク ア ッ プOracle 114ワワークステーシ ョ ンのク ロ ッ クの 同 期 103ワークフロー概 要 61ホホッ ト バックアップOracle 115ム無 関 係 フ ァ イルのチェ ッ ク 105メメモリ 13メモリ 増 加 13モ文 字 セ ッ トOracle 用 に 定 義 87ユユーザーへのラ イセンス 割 り 当 て 32ユーテ ィ リ テ ィReport Archives 22ユニバーサル<strong>StarTeam</strong> Cross-Platform Client のインス トール 41ヨ要 件システム 62用 語Oracle データベース 83索 引 127


128 <strong>Borland</strong> <strong>StarTeam</strong> インストール ガイド

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