03.11.2014 Aufrufe

StarTeam

StarTeam

StarTeam

MEHR ANZEIGEN
WENIGER ANZEIGEN

Erfolgreiche ePaper selbst erstellen

Machen Sie aus Ihren PDF Publikationen ein blätterbares Flipbook mit unserer einzigartigen Google optimierten e-Paper Software.

<strong>StarTeam</strong><br />

新 機 能 ガ イ ド<br />

<strong>StarTeam</strong> ®


Borland Software Corporation<br />

100 Enterprise Way<br />

Scotts Valley, California 95066-3249<br />

www.borland.com<br />

Borland Software Corporation は、 本 書 に 記 載 されているアプ リ ケーシ ョ ンに 対 する 特 許 を 取 得 また<br />

は 申 請 している 場 合 があ り ます。 適 用 される 特 許 については、 製 品 CD または [バージ ョ ン 情 報 ]<br />

ダ イ アログボ ッ ク ス を 参 照 して く だ さ い。 本 書 の 提 供 によ っ て、 これらの 特 許 に 関 するいかなる 権<br />

利 も 使 用 者 に 付 与 される ものではあ り ません。<br />

COPYRIGHT © 1995-2005 Borland Software Corporation. All rights reserved.<br />

Borland のブ ラ ン ド 名 および 製 品 名 はすべて、 米 国 Borland Software Corporation の 米 国 およびその<br />

他 の 国 における 商 標 または 登 録 商 標 です。 その 他 の 商 標 は、 その 所 有 者 に 帰 属 します。 サー ド パー<br />

テ ィ の 使 用 条 件 および 免 責 事 項 については、 Borland 製 品 CD 上 の 「リ リース 情 報 」 を 参 照 して く<br />

ださい。


目 次<br />

第 1 章<br />

前 書 き 1<br />

Borland サポー ト への 問 い 合 わせ . . . . . . . . . . . . 1<br />

ド キ ュ メ ン ト の 表 記 規 則 . . . . . . . . . . . . . . . . . 2<br />

第 2 章<br />

<strong>StarTeam</strong> 2005 Release 2 の 新 機 能 3<br />

指 定 の JRE . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 3<br />

クライアント / サーバーの 互 換 性 . . . . . . . . . . . . 3<br />

Windows 用 の <strong>StarTeam</strong> Server . . . . . . . . . . . . . . 4<br />

データベースのサポー ト . . . . . . . . . . . . . . . 4<br />

サーバー 管 理 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 4<br />

ライセンスサーバーのサポート . . . . . . . . . . . 4<br />

既 存 ユーザーへの 割 り 当 て . . . . . . . . . . . . 5<br />

新 規 ユーザーへの 割 り 当 て . . . . . . . . . . . . 5<br />

すべての ク ラ イ アン ト . . . . . . . . . . . . . . . . . . 6<br />

<strong>StarTeam</strong> Windows Client と <strong>StarTeam</strong> Cross-Platform<br />

Client. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 6<br />

<strong>StarTeam</strong> Cross-Platform Client. . . . . . . . . . . . . . . 6<br />

グラフ 作 成 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 6<br />

URL の 使 用 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 6<br />

設 定 方 法 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 7<br />

URL と HTML 表 現 の 作 成 と コ ピー . . . . . . . 7<br />

<strong>StarTeam</strong> での URL の 使 用 . . . . . . . . . . . . . 8<br />

リ ン クペイ ンで 利 用 可 能 な 新 し い 操 作 . . . . . . . 8<br />

上 部 ペイ ンで 利 用 可 能 な 新 し い 操 作 . . . . . . . . . 9<br />

チェッ クアウ ト 統 計 の 追 加 . . . . . . . . . . . . . . 9<br />

Windows プ ラ ッ ト フ ォームで 利 用 可 能 な Visual Diff<br />

と Visual Merge . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 9<br />

<strong>StarTeam</strong>MPX . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 10<br />

特 定 のプ ロ ジ ェ ク ト か ら Remote Cache Agent への<br />

ファイルのプッシュ . . . . . . . . . . . . . . . . . 10<br />

複 数 のサービ スの 設 定 . . . . . . . . . . . . . . . . 11<br />

新 しいパラ メータ . . . . . . . . . . . . . . . . . . 12<br />

<strong>StarTeam</strong> Extensions . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 14<br />

<strong>StarTeam</strong> インテグレーション . . . . . . . . . . . . . 14<br />

Borland LDAP QuickStart Manager. . . . . . . . . . . . 15<br />

<strong>StarTeam</strong> Import/Export Manager. . . . . . . . . . . . . 15<br />

<strong>StarTeam</strong> 2005 と の 互 換 性 . . . . . . . . . . . . . . . . 16<br />

索 引 17<br />

i


第 1 章<br />

Chapter1<br />

前 書 き<br />

このドキュ メン トでは、 <strong>StarTeam</strong> 2005 Release 2 で 提 供 される 新 機 能 の 詳 細 について 説 明<br />

します。<br />

このオンラインドキュ メン トは、 Adobe Acrobat フォーマッ ト (.PDF) で 配 布 されており、<br />

表 示 する には Adobe Acrobat Reader のバージ ョ ン 4.0 以 降 が 必 要 です。 <strong>StarTeam</strong> インス<br />

トール CD の \Docs フォルダには、 Adobe Acrobat Reader のインス トールプログラムが 収<br />

められています。 Acrobat Reader は Adobe の Web サイ ト http://www.adobe.co.jp/ か<br />

ら 入 手 できます。<br />

Borland サポートへの 問 い 合 わせ<br />

ボーラ ン ド は、 コ ンサルテ ィ ング と テ ク ニカルサポー ト の 分 野 でワールド ク ラ スのサービ<br />

ス を 提 供 する よ う 日 々 努 力 し ています。 開 発 者 や 企 業 ユーザーの 皆 様 に 対 する サポー ト に<br />

関 して、 ボーランドには 15 年 を 超 え る 経 験 があ り ます。 当 社 の 認 定 された 技 術 サポー ト<br />

エンジニアが、 お 客 様 のサポー ト ニーズに、 個 別 に、 あ る いは 継 続 的 なパー ト ナシ ッ プを<br />

通 し てお 応 え し ます。 ボーラ ン ド は、 お 客 様 のビジネ スの 成 功 を 確 かな も の と するべ く 、<br />

世 界 中 で 信 頼 でき る サービ ス を 迅 速 に 提 供 し ています。<br />

ボーラ ン ド が 提 供 する サポー ト サービ スの 詳 細 については、 当 社 Web サイ ト http://<br />

support.borland.com を ご 覧 下 さ い。<br />

この Web サイ ト からは、 ユーザーが 情 報 、 ヒ ン ト 、 およびテ ク ニ ッ ク を 交 換 し 合 う 、 多<br />

く のニュースグループにも ア ク セスでき ます。 製 品 に 関 する 無 料 ニュースグループの 最 新<br />

一 覧 については、 http://info.borland.com/newsgroups/ を ご 覧 下 さ い。 ま た、 イ<br />

ンターネッ トでは、 Borland Developer Network のサイ ト http://<br />

community.borland.com もご 利 用 いただけます。 この Borland Community からは、 製<br />

品 別 の 情 報 、 記 事 、 サンプルコー ド 、 ニ ュース などにア ク セスでき ます。<br />

サポー ト へのお 問 い 合 わせの 際 には、 ご 使 用 の 環 境 に 関 する 完 全 な 情 報 、 製 品 のバージ ョ<br />

ン、 および 問 題 の 詳 細 な 説 明 を ご 用 意 下 さ い。<br />

サード パーテ ィ 製 ツールに 関 するサポー ト やその ド キュ メ ン ト については、 各 ツールのベ<br />

ンダにお 問 い 合 わせ 下 さい。<br />

第 1 章 : 前 書 き 1


ドキュメントの 表 記 規 則<br />

ドキュメントの 表 記 規 則<br />

こ のガ イ ド では、 以 下 の ド キ ュ メ ン ト 表 記 規 則 を 使 用 し ます。<br />

[ フ ァ イ ル| 終 了 ] を<br />

選 択 し ます。<br />

Fixed-Space Font<br />

( 固 定 幅 フ ォ ン ト )<br />

イタリック<br />

太 字<br />

ある メニューを 選 択 し、 続 けてサブメニューを 選 択 する 操 作 を<br />

示 します。 後 から 表 示 される メニューから 選 択 されるコマンド<br />

は 「|」 で 区 切 って 示 されます。 この 場 合 は、 メ ニ ューバーか<br />

ら [ ファイル] を 選 択 し、 続 いてドロップダウンメニューから<br />

[ 終 了 ] を 選 択 し ます。<br />

入 力 する 必 要 のあ る 情 報 を 示 し ます。 シ ス テムか ら の メ ッ セー<br />

ジやフ ァ イル 名 やパス 名 、 URL に も 使 用 し ます。<br />

ダイアログの 名 前<br />

メニュー 名 、オプション、ボタン、フィールドなどを 強 調 しま<br />

す。 ま た、 新 し い 用 語 や 特 に 注 意 する 必 要 のあ る 項 目 にも 使 用<br />

します。<br />

[ ] 省 略 可 能 な 構 文 を 囲 みます。<br />

| 同 時 に 選 択 する こ と ので き ない 選 択 肢 を 区 切 り ます。<br />

< > 実 際 のフ ァ イ ル 名 やフォルダ 名 、その 他 文 字 列 で 置 き 換 える 情<br />

報 を 表 し ます。<br />

メモ<br />

ヒント<br />

重 要<br />

注 意<br />

補 足 情 報 を 示 し ます。<br />

代 わ り に 使 用 でき る 手 順 についての 情 報 や、 有 用 ではあ って も 重 要 性 は 低 い 情 報 を 示 し ま<br />

す。<br />

タ ス ク を 実 行 する ために 不 可 欠 な 情 報 を 示 し ます。<br />

データ が 失 われる 可 能 性 のあ る 操 作 や、 データ の 損 失 を 防 ぐ ために 従 わなければな ら ない<br />

手 順 を 示 し ます。<br />

2 <strong>StarTeam</strong> 新 機 能 ガイド


第 2 章<br />

Chapter2<strong>StarTeam</strong> 2005 Release 2<br />

の 新 機 能<br />

この 章 では、 2005 Release 2 用 の <strong>StarTeam</strong> SDK、 <strong>StarTeam</strong> Server、 および 各 種 <strong>StarTeam</strong> ク<br />

ラ イ ア ン ト の 新 機 能 の 概 要 について 説 明 し ます。<br />

<strong>StarTeam</strong> 2005 Release 2 は、 <strong>StarTeam</strong> 2005 の 後 継 リ リ ースで、 内 部 名 では <strong>StarTeam</strong> 8.0 と<br />

呼 ばれています。 こ のため、 レ ジ ス ト リ キー、 ビル ド 番 号 、その 他 のファ イル 名 には、 8.0<br />

または80 が 使 われています。<br />

このリ リースをインス トールした 後 は、 各 サーバー 構 成 をアップグレードする 必 要 があ り<br />

ます。 <strong>StarTeam</strong> Server または <strong>StarTeam</strong> Windows Client をインストールする 際 には、 インス<br />

ト ールプ ロ グ ラ ム を 実 行 する 人 が、 そのコ ンピ ュータの 管 理 者 権 限 を 持 っている 必 要 があ<br />

ります。<br />

<strong>StarTeam</strong> 製 品 を イ ン ス ト ールま たはア ッ プグ レー ド する 前 に、 必 ず 『<strong>StarTeam</strong> インス<br />

トールガイド』 をお 読 み 下 さい。<br />

6.0 および 2005 のサーバー 構 成 は、 2005 Release 2 にアップグレードできます。 それよ り 前<br />

のリ リースは、 暫 定 的 に 6.0 または2005 にアップグレード してから、 2005 Release 2 に<br />

アップグレード しなければな り ません。 詳 細 については、 『<strong>StarTeam</strong> インストールガイ<br />

ド 』 を 参 照 して 下 さい。<br />

指 定 の JRE<br />

<strong>StarTeam</strong> 2005 Release 2 は、 SDK、 SDK Runtime、 および <strong>StarTeam</strong> クライアントアプリ<br />

ケーシ ョ ン と 一 緒 に イ ン ス ト ール される 指 定 の JRE を 使 用 します。 指 定 の JRE を 使 用 する<br />

ことで、すべての <strong>StarTeam</strong> 製 品 で、 一 貫 した 動 作 が 可 能 にな り 、 最 高 のパフ ォーマンスを<br />

提 供 でき ます。 <strong>StarTeam</strong> 2005 Release 2 製 品 は、 Sun Microsystems JRE version 1.5.0_03 を 使<br />

用 します。<br />

クライアント / サーバーの 互 換 性<br />

<strong>StarTeam</strong> Windows Client および Cross-Platform Client (2005 および 2005 Release 2) の 各 ク ラ<br />

イアントは、 2005 および 2005 Release 2 の 両 方 のサーバーにア ク セスでき ます。 これによ<br />

り、 <strong>StarTeam</strong> Server 2005 Release 2 をインストールした 後 で、 クライアントのアップグレー<br />

ドを 段 階 的 に 進 めてい く こ とが 容 易 になっています。 ただし、2005 クライアントでは 2005<br />

Release 2 サーバーの 新 しい 機 能 を 利 用 でき ません。<br />

第 2 章 : <strong>StarTeam</strong> 2005 Release 2 の 新 機 能 3


Windows 用 の <strong>StarTeam</strong> Server<br />

Windows 用 の <strong>StarTeam</strong> Server<br />

以 降 の 節 では、 <strong>StarTeam</strong> Server 2005 Release 2 における 変 更 点 について 詳 し く 説 明 し ます。<br />

データベースのサポート<br />

今 までサポート してきた Microsoft SQL Server、 MSDE、 および Oracle データベースに 加 え<br />

て、 IBM DB2 UDB 8.1.9 および 8.2.2 がサポー ト データベースに 追 加 されま し た。<br />

サーバー 管 理<br />

サーバー 管 理 ユーテ ィ リ テ ィ が 新 し く な り ま し た。 これは、 従 来 のサーバーツールユー<br />

ティリティとサーバー 管 理 ユーティリティの 両 方 の 機 能 を、 1 つのツールに 統 合 し た もの<br />

です。<br />

■<br />

サーバーのローカルにおける 管 理 は、 従 来 どお り サーバーツールを 使 って 行 う こ と が<br />

できます ( 例 えば、 サーバー 構 成 の 起 動 や 停 止 )。<br />

■<br />

サーバーの リ モートからの 管 理 は、 従 来 どおり 古 いサーバー 管 理 ユーテ ィ リ テ ィ を<br />

使 って 行 う こ とができます ( 例 えば、 サーバー 構 成 の 通 知 、タイムアウト、その 他 の<br />

設 定 変 更 )。<br />

新 し いサーバー 管 理 ユーテ ィ リ テ ィ を 起 動 するには、 [ スタート|プログラム|<strong>StarTeam</strong><br />

| <strong>StarTeam</strong> Server 2005 R2 | <strong>StarTeam</strong> Server] を 選 択 します。 これは、 今 までサーバー<br />

ツールを 起 動 し ていた 方 法 と 同 じです。<br />

バージ ョ ン 2005 の <strong>StarTeam</strong> Windows Client に 付 随 するサーバー 管 理 ユーテ ィ リ テ ィ の 機<br />

能 の う ち、 2 つが 新 しいユーテ ィ リ テ ィ ではまだ 実 装 されていません。 Windows ドメイン<br />

からユーザーをインポートするための、 [Import User] と [Import Groups] がこれに 該 当 しま<br />

す。 こ のため、 2005 <strong>StarTeam</strong> Windows Client は、 こ の イ ンポー ト 機 能 を 必 要 と する ユー<br />

ザーが 入 手 できるようにされる 予 定 です。 ただし、 ユーザーによ っては、 Borland LDAP<br />

QuickStart Manager を 利 用 して、 ユーザーやグループ 情 報 をディ レ ク ト リ サービスから イン<br />

ポー ト する 方 がいい 場 合 も あるでし ょ う。<br />

ライセンスサーバーのサポート<br />

メモ<br />

Borland License Server または FLEXlm を <strong>StarTeam</strong> Server と 組 み 合 わせて 利 用 でき よ う にな<br />

りました。これによって、ライセンスサーバーを 使 用 するか、このリリースおよび 以 前 の<br />

リリースの <strong>StarTeam</strong> ラ イ セン ス を 使 用 する かを 選 択 で き る よ う にな り ま し た。<br />

ラ イ セン スサーバーを 使 用 する 場 合 は、 <strong>StarTeam</strong> のユーザー 名 としてネットワークロ<br />

グオン 名 を 使 用 しなければな り ません。<br />

Solaris 上 の FLEXlm 構 成 ファ イルでは、 大 文 字 小 文 字 が 区 別 されます。<br />

ラ イ セン スサーバー 用 の Borland ラ イ セン ス を 使 用 する には、 管 理 者 は 次 の 手 順 を 実 行 し<br />

ます。<br />

1 Borland からライセンス 情 報 を 電 子 メールで 受 信 します (これは 基 本 的 に、 販 売 代 理 店<br />

経 由 で 行 われます)。<br />

2 ラ イ セン スサーバーを イ ン ス ト ールし ます (イ ン ス ト ール 方 法 については、 ラ イ セン<br />

スサーバーのドキュ メン ト を 参 照 して 下 さい)。<br />

3 ライセンスサーバーで、Borland から 送 られてきたライセンスを 管 理 します (これには、<br />

Borland の Web サイ トにアクセスし、 slip と 呼 ばれる Borland のライセンスファイルを<br />

ダ ウ ン ロー ド する 作 業 が 含 まれます)。<br />

4 slip を /License フォルダ (<strong>StarTeam</strong> Server のインス トールフォルダのサブディレク ト<br />

リ) に 置 きます。<br />

5 ユーザーご と にラ イセンスサーバーを 設 定 し ます ( 詳 細 については、 ラ イセンスサー<br />

バーの ド キ ュ メ ン ト を 参 照 して 下 さい)。<br />

6 <strong>StarTeam</strong> サーバー 管 理 ツールを 使 用 し て 以 下 を 行 います。<br />

a<br />

ユーザー 名 をネッ ト ワークログオン 名 に 変 更 します。<br />

4 <strong>StarTeam</strong> 新 機 能 ガイ ド


Windows 用 の <strong>StarTeam</strong> Server<br />

b<br />

ユーザーを 特 定 の ラ イ セン スに 割 り 当 てます (こ の 操 作 は、 <strong>StarTeam</strong> Windows Client<br />

からは 実 行 できません)。<br />

<strong>StarTeam</strong> Server を 起 動 する と、 サーバーは slip ファイルをチェックし、 その 情 報 をメモ リ<br />

に 保 存 します。 次 に 再 起 動 するまでは、 新 しい slip は 認 識 されません。<br />

<strong>StarTeam</strong> のクライアントアプリケーシ ョ ンからユーザーがログオンする と、 <strong>StarTeam</strong><br />

Server は、 このユーザーに 割 り 当 て られている ラ イセンス を 基 に、 このユーザーが 利 用 可<br />

能 な 機 能 を ク ラ イアン ト に 伝 えます。<br />

slip からのライセンスがユーザーに 割 り 当 てられているにもかかわらず、 その slip が /<br />

license フォルダに 存 在 し ない 場 合 、 <strong>StarTeam</strong> Server はエ ラー メ ッ セージを 表 示 し ます。<br />

ユーザーの ラ イ セン スが 「 未 割 り 当 て」 の 場 合 、 そのユーザーはロ グオンできず、<br />

<strong>StarTeam</strong> Server は 例 外 を 返 します。<br />

以 下 に、 特 定 のユーザーに ラ イ セン ス を 割 り 当 て る 方 法 を 説 明 し ます。 slip を /license<br />

フォルダに 置 くと、ユーザーマネージャ にその slip の 情 報 が 表 示 さ れます。 管 理 者 は、 そ<br />

れらの slip からのライセンスをユーザーに 割 り 当 てることができます。<br />

メモ<br />

既 存 ユーザーへの 割 り 当 て<br />

既 存 のユーザーにラ イセンス を 割 り 当 てるには :<br />

1 <strong>StarTeam</strong> Cross-Platform Client か ら サーバー 管 理 ツールを 起 動 するか、 または <strong>StarTeam</strong><br />

Server がインス トールされているコンピュータからスタンドアロンのサーバー 管 理 ツー<br />

ルを 起 動 します。<br />

2 [ ユーザーマネージャ ] ボタンをク リ ックし、 ログオンします。<br />

[ ユーザーマネージャ ] ウ ィンドウが 開 きます。<br />

3 1 つま たは 複 数 のユーザーを 選 択 し ます。<br />

4 右 クリックしてコンテキストメニューから [ ライセンスの 割 り 当 て] を 選 択 し、 割 り 当<br />

て 可 能 な ラ イ セン スの 一 覧 を 表 示 し ます。<br />

ラ イセンス タ イプには 以 下 のものがあ り ます。<br />

■<br />

slip からのラインセンス。 slip には、 指 名 ユーザーラ イ セン ス または 同 時 使 用 ユー<br />

ザーラ イ セン スのいずれか 一 方 を 含 めるこ とができます。<br />

■<br />

<strong>StarTeam</strong> 指 名 ユーザーラ イ セン ス。 これは、 以 前 のリ リースの <strong>StarTeam</strong> の 指 名 ユー<br />

ザーラ イ セン ス と 同 じです。<br />

■<br />

<strong>StarTeam</strong> 同 時 使 用 ユーザーラ イ セン ス。 これは、 以 前 のリ リースの <strong>StarTeam</strong> の 同 時<br />

使 用 ユーザーラ イ セン ス と 同 じです。<br />

■<br />

未 割 り 当 て。 ユーザーがラ イセンス を 持 たない 場 合 は、 このラ イセンスタイプを 選<br />

択 します。<br />

[ ユーザーマネージャ ] ウ ィ ン ド ウの 下 方 のステータ ス 行 に、 ラ イ セン スの 統 計 が 表 示<br />

されます。<br />

ユーザーのプロパテ ィ を 編 集 し、 ユーザー 名 をネッ ト ワーク ログオン 名 に 変 更 する 必<br />

要 があ る 場 合 があ り ます。<br />

新 規 ユーザーへの 割 り 当 て<br />

新 規 ユーザーに ラ イ セン ス を 割 り 当 て る には :<br />

1 [ ユーザーマネージャ ] ダイアログで、 [ 新 規 ユーザー ...] ボタンをク リ ックします。 [ 新<br />

しいユーザーのプロパティ ] ダ イ ア ロ グが 表 示 されます。<br />

2 [ 全 般 ] タブで、[ ライセンス] ドロップダウンリストボックスからライセンスタイプを1<br />

つ 選 択 し ます。<br />

デフォルトは 「<strong>StarTeam</strong> 同 時 使 用 」 になっています。<br />

3 [ 全 般 ] タブの 残 りのデータを 入 力 し、 その 他 のタブでも 適 切 なデータを 入 力 します。 [<br />

ログオン] タブの [ ユーザー 名 ] テキス ト ボッ クスには、 ネッ ト ワーク ログオン 名 を 使<br />

用 する こ と を 忘 れないで 下 さい。<br />

4 [OK] をクリックして [ 新 しいユーザーのプロパティ ] ダイアログを 閉 じます。<br />

第 2 章 : <strong>StarTeam</strong> 2005 Release 2 の 新 機 能 5


すべてのクライアント<br />

すべてのクライアント<br />

このリ リースでは、 ほ と んどの ク ラ イ アン ト で 新 しいア イ コ ンが 使 われています。 特 に、<br />

<strong>StarTeam</strong> Windows Client、 <strong>StarTeam</strong> Cross-Platform Client、 および <strong>StarTeam</strong> Web Edition では<br />

大 幅 にア イ コ ンが 新 し く なっています。<br />

<strong>StarTeam</strong> Windows Client と <strong>StarTeam</strong> Cross-Platform Client<br />

<strong>StarTeam</strong> サーバー 管 理 ユーテ ィ リ テ ィ が 変 更 され、 <strong>StarTeam</strong> Windows Client や <strong>StarTeam</strong><br />

Cross-Platform Client の 一 部 としてインストールされなくなりました。 インストールの 際<br />

に、 適 切 なカ ス タ ムオプシ ョ ン を 選 択 する と 、 サーバー 管 理 ユーテ ィ リ テ ィ が イ ン ス ト ー<br />

ル されます。 サーバー 管 理 ユーテ ィ リ テ ィ を 起 動 するには、 [ スタート|プログラム|<br />

<strong>StarTeam</strong> | <strong>StarTeam</strong> Cross-Platform Client 2005 R2 |サーバー 管 理 ] を 選 択 し ます。<br />

ク ラ イ アン ト か ら サーバー 管 理 ユーテ ィ リ テ ィ を 起 動 し た 場 合 は、 ローカルのサーバー 構<br />

成 は 認 識 されず、 サーバーのリモー ト 管 理 のみに 使 用 でき ます。 この 仕 様 は 新 しい もので<br />

はな く、 以 前 のサーバー 管 理 ユーテ ィ リ テ ィ で も 同 様 に リ モー ト 管 理 し か 実 行 でき ませ<br />

ん。<br />

ク ラ イ アン ト では、 個 々のユーザーアカ ウ ン ト の 管 理 が 単 純 化 され、 現 在 のユーザーに 関<br />

連 するデータだけが 表 示 されるよ うになり ました。 [ ツール ] メニューから [ 自 分 のアカウ<br />

ント ...] を 選 択 する と 、 自 分 自 身 の 情 報 を 更 新 したり、 パスワードの 変 更 ができ ます。<br />

<strong>StarTeam</strong> Cross-Platform Client<br />

ここでは、<strong>StarTeam</strong> Cross-Platform Client のみの 新 機 能 について 説 明 し ます。<br />

グラフ 作 成<br />

<strong>StarTeam</strong> Windows Client と 同 様 に、 この リ リ ースでは、 Cross-Platform Client にもグラフ 作<br />

成 機 能 が 付 きました。<br />

<strong>StarTeam</strong> Cross-Platform Client にも、 さまざ ま なグ ラ フが 用 意 されています。 上 部 ペイ ンで<br />

データを 選 び 出 して、 表 示 したいデータのみをグラフに 表 示 できます。 さらに、 選 び 出 し<br />

たデータ か ら 特 定 ア イ テム を 選 択 し て、 グ ラ フに 表 示 でき ます。<br />

グ ラ フは、 上 部 ペイ ンに 表 示 されるデータ か ら 作 成 されます。 上 部 ペイ ンには、 最 高 60<br />

個 のフ ィ ール ド を 表 示 でき ます。<br />

Cross-Platform Client のグ ラ フ 作 成 機 能 の 詳 細 については、 オン ラ イ ンヘルプまたは 『Star<br />

Team ユーザーガイ ド』 を 参 照 して 下 さい。<br />

URL の 使 用<br />

Cross-Platform Client で、 プロジェ ク ト 、 ビ ュー、 フ ォルダ、 およびア イ テム (フ ァ イル、<br />

変 更 要 求 、 要 件 、タスク、トピック)への URL リンクを 開 くことができるようになりま<br />

した。 これによって、 ユーザーは 簡 単 にプロジェ ク ト 内 のアイテムにアクセスできます。<br />

ユーザーが、 ア イ テムに 対 する URL と HTML 表 現 を 作 成 し、 それを Windows のク リ ップ<br />

ボード にコ ピーする こ と もでき ます。 アプ リ ケーシ ョ ンによ っては、 貼 り 付 け 操 作 によ っ<br />

て、 その URL または HTML 表 現 をアプ リ ケーシ ョ ンに 転 送 できます。 例 えば、 フ ァ イル<br />

リストの 名 前 を HTML 表 現 を 使 っ て Microsoft Excel のスプレッ ドシートにコピーできま<br />

す。 <strong>StarTeam</strong> を 使 用 する ために、 フ ァ イル リ ス ト の URL を 電 子 メールで 同 僚 に 送 信 する<br />

こともできます (ただし、 電 子 メールアプリケーシ ョ ンが HTML での 貼 り 付 け 操 作 を 変 換<br />

し ない 場 合 )。<br />

URL は ID ベースで も、 名 前 ベースで も かまいません。 各 アイテムタイプの 初 期 のデフ ォ<br />

ルトは、ID ベースです。 下 記 のサンプル URL は、 ID ベース と 名 前 ベースの 基 本 的 な 違 い<br />

を 示 しています。 両 方 とも、 あるプロジェク トのルートビュー 内 のファ イルを 表 していま<br />

す。 最 初 の 方 が、 ID ベースの URL です。<br />

6 <strong>StarTeam</strong> 新 機 能 ガイ ド


<strong>StarTeam</strong> Cross-Platform Client<br />

starteam://< ホ スト 名 >:49201/12;ns=Project;scheme=id/154;ns=View;scheme=id/<br />

869958;ns=File;scheme=id;scope=full;<br />

starteam://< ホ スト 名 >:49201/myproject/myview/path to myfile;scope full;<br />

ID ベースの URL のメ リッ トは、 アイテムを 別 のフォルダに 移 動 したり、 ファイル 名 を 変<br />

更 しても、 そのアイテムの 場 所 を 示 すこ とができ る 点 です。 名 前 ベースの URL のメ リ ッ<br />

トは、 さまざ まな <strong>StarTeam</strong> オブジェ ク ト をいつの 時 点 でも 見 つける こ と ができ る 点 です。<br />

例 えば、 ある フ ァ イルを 削 除 した 後 に、 再 度 それを 追 加 しても ( 新 しい ID が 付 加 され<br />

る)、 そのファ イルを 見 つける こ と ができ ます。<br />

メモ<br />

他 の URL と 同 様 に、 <strong>StarTeam</strong> URL にも 接 続 先 のサーバー 名 が 含 まれています。 上 のサ<br />

ンプルの < ホ スト 名 > の 部 分 がそれです。 組 織 によっては、 インターネッ ト と 企 業 内<br />

イント ラネッ トの 両 方 からサーバーにア ク セスでき る 場 合 があ り ます。 このよ う な 場<br />

合 、 1 つのサーバーが 2 つの 異 なる IP アドレスを 持 っています。 ユーザーが、 サー<br />

バーを 参 照 するためのサーバー リ ス ト を、 DNS 名 ではな く IP アドレスで 設 定 している<br />

場 合 、 その ク ラ イ ア ン ト に よ って 生 成 された URL は、 その IP アドレスが 存 在 するネッ<br />

トワークからしか 利 用 できません。<br />

設 定 方 法<br />

<strong>StarTeam</strong> クライアントがアイテムに 対 して 作 成 する URL タイプは、[ 個 人 用 オプシ ョ ン ]<br />

ダイアログのそれぞれの タ ブでア イ テムご と に 設 定 し ます。 ただ し、 例 外 が 1 つあ り ま<br />

す。 フ ォルダに 対 する URL タ イ プを 設 定 する 方 法 がないので、 フ ォルダには、 常 に ID<br />

ベースの URL タ イ プが 使 われます。 ま た、 [ 個 人 用 オプシ ョ ン ] ダイアログで、 アイテム<br />

の HTML 表 現 を 作 成 する ために 使 用 する テンプレー ト を 指 定 する こ と も で き ます。 ただ<br />

し、 プロジェク ト、 ビュー、 およびフォルダに 対 する HTML 表 現 はあ り ません。<br />

URL タイプと HTML テンプレー ト を 指 定 する には :<br />

1 [ ツール ] メニューから [ 個 人 用 オプシ ョ ン ...] を 選 択 し ます。<br />

2 適 切 なア イ テム タ イ プに 対 応 する タ ブを 選 択 し ます。 例 えば、 フ ァ イルの URL タイプ<br />

を 変 更 するには、 [ ファイル] タブを 選 択 します。<br />

■<br />

[ 表 示 テンプレー ト ] テキス ト ボッ クスに、 テンプレート を 入 力 します。 このテンプ<br />

レー ト は、 このアイテムの URL をクリ ップボードにコピーする 際 に、 アイテムの<br />

HTML 表 現 を 生 成 する ために 使 われます。 フ ォーマ ッ ト が 指 定 されていない 場 合 は、<br />

そのアイテムを 指 定 し、 名 前 や 番 号 で 識 別 するデフ ォル ト の HTML 表 現 が 使 われま<br />

す。 例 えば、 「Change Request #34,132」。<br />

テンプレートからテキス ト を 生 成 した 場 合 は、 ~~*~~ の 中 の 変 数 が 指 定 し たプ ロパ<br />

ティ 値 で 置 き 換 えられます。 この 変 数 は、 プロパテ ィ の 表 示 名 と 同 様 に、 レポー ト<br />

テンプレートで 使 われるものと 同 じ 名 前 で 参 照 し ます。 表 示 名 を 使 用 している 場 合<br />

は、 スペース を 省 くことができます。また、 大 文 字 小 文 字 は 無 視 されます。<br />

例 えば、 フ ァ イルに 対 して、 次 のサンプルテンプレー ト を 使 用 し た 場 合 、 HTML 表<br />

現 は、 選 択 し たフ ァ イルの <strong>StarTeam</strong> パスになり ます。<br />

~~FolderPath~~~~Name~~<br />

このテンプレートは、 クライアン トのレポート 機 能 で 使 われるテンプレートのスー<br />

パーセ ッ ト です。<br />

■<br />

[ID ベースの URL の 生 成 ] をオンまたはオフにし ます。このオプシ ョ ンをオンにする<br />

と、 URL は 名 前 ではな く ID で 指 定 されます。<br />

URL と HTML 表 現 の 作 成 と コ ピー<br />

URL または HTML 表 現 を ク リ ップボードにコ ピーするには :<br />

1 1 つま たは 複 数 のア イ テム を 選 択 し ます。<br />

2 アイテムのメニューバーまたはコンテキスト メニューから、 [URL をク リップボードに<br />

コピー] を 選 択 し ます。 こ の 操 作 に よ っ て、 選 択 し たア イ テムに 対 応 する テキ ス ト 形 式<br />

の URL と HTML 表 現 が ク リ ッ プボー ド に コ ピー されます。<br />

3 クリップボードから、 この URL または HTML 表 現 を、 選 択 し たアプ リ ケーシ ョ ンに 貼<br />

り 付 けます。<br />

第 2 章 : <strong>StarTeam</strong> 2005 Release 2 の 新 機 能 7


<strong>StarTeam</strong> Cross-Platform Client<br />

メモ<br />

すべてのアプ リ ケーシ ョ ンが HTML 形 式 の 貼 り 付 けをサポート している とは 限 りま<br />

せん。 Microsoft Word、 Excel、 および Outlook はサポー ト し ていますが、 <strong>StarTeam</strong> と<br />

メ モ 帳 では、 貼 り 付 け 操 作 を 実 行 する と 、 その URL が 表 示 されます。<br />

<strong>StarTeam</strong> での URL の 使 用<br />

URL を 使 用 して <strong>StarTeam</strong> でアイテムを 開 くには :<br />

1 [ プロジェク ト ] メニューから [<strong>StarTeam</strong> URL を 開 く ...] を 選 択 し ます。<br />

2 [<strong>StarTeam</strong> URL を 開 く ] ダイアログボックスに、 プロジェク ト、 ビュー、 フォルダ、 ま<br />

たはアイテムの 正 しい URL を 貼 り 付 け、 または 入 力 し ます。 これは、 ID ベースの URL<br />

でも 名 前 ベースの URL でもかまいません。<br />

■<br />

■<br />

プロ ジェ ク ト を 参 照 する URL の 場 合 は、 そのプロ ジェ ク ト のデフォ ルト のビュ ーが 開<br />

き ま す。 ビ ュ ーを 参 照 する URL の 場 合 は、 そのビュ ーまたはフォ ルダが 開 き ます。<br />

アイテムを 参 照 する URL の 場 合 は、 そのア イ テムのビ ューが 開 き ます。 フ ォルダツ<br />

リーでは、 そのアイテムの 親 フ ォルダが 選 択 されます。 上 部 ペイ ンでは、 そのア イ<br />

テム タ イ プが 選 択 され、 そのア イ テムその も のがア イ テム リ ス ト で 選 択 されます。<br />

リンクペインで 利 用 可 能 な 新 しい 操 作<br />

リンクペインのコンテキストメニューに、いくつかのコマンドが 追 加 されました。 これら<br />

の コ マン ド を 利 用 する と 、 同 じビュー 内 の 別 のア イ テムに リ ン ク されたア イ テムに 対 する<br />

操 作 を 実 行 でき ます。 例 えば、 上 部 ペイ ンか ら 変 更 要 求 を 選 択 し、 下 部 ペイ ンか ら [ リン<br />

ク ] タ ブを 選 択 し た と し ます。 リ ン ク ペイ ンには、 3 つの リ ン クが 表 示 されてお り 、 2 つは<br />

ファイルに 対 するリンク、1 つはタ ス ク に 対 する リ ン ク で、 こ の 3 つすべてが、 選 択 され<br />

ているアイテム と 同 じビューにあったとします。 [ リンクされたファイル] サブメ ニュー<br />

を 使 用 する と 、 リ ン ク に よ って 表 されたフ ァ イルに 対 し てフ ァ イル 操 作 を 実 行 でき ます。 [<br />

リンクされたアイテムの 選 択 ] コマンドを 使 用 して、 任 意 の リ ン ク されたア イ テムを 選 択<br />

できます。<br />

[ リンクされたファイル] は、 コンテキスト メニューの 新 しいサブメニューで、 [ チェッ ク<br />

イン ...]、 [ チェッ クアウ ト ...]、 [ ラベルの 添 付 ...]、 [ ラベルの 添 付 解 除 ...]、 [ 内 容 の 比 較 ]<br />

コマンドを 含 んでいます。 これらのコマン ド は、 現 在 のビューの 1 つ 以 上 のフ ァ イルを リ<br />

ン クペイ ンで 選 択 し た 場 合 に 有 効 にな り ます。<br />

■<br />

[ チェッ クイン ...]<br />

このコマンドを 選 択 すると、 標 準 の [ チェ ッ ク イ ン ] ダイ アロ グが 表 示 さ れ、 作 業 フ ァ イ<br />

ルをチェ ッ ク イ ンでき ます。 こ のチェ ッ ク イ ン 操 作 では、 リ ンク や 固 定 はでき ません。<br />

■<br />

[ チェッ クアウ ト ...]<br />

こ の コ マン ド を 選 択 する と 、 改 定 バージ ョ ンの [ チェッ クアウ ト ] ダ イ ア ロ グが 表 示 さ<br />

れます。 選 択 し たア イ テムに リ ン ク されてい る フ ァ イルがチェ ッ ク ア ウ ト されます。<br />

こ の リ ン ク が 特 定 の リ ビジ ョ ンに 固 定 されてい る 場 合 は、 その リ ビジ ョ ンがチェ ッ ク<br />

ア ウ ト されます。 リ ン ク が 固 定 されていない 場 合 は、 チ ッ プ リ ビジ ョ ンがチェ ッ ク ア<br />

ウトされます。<br />

■<br />

[ ラベルの 添 付 ...]<br />

こ の コ マン ド を 選 択 する と 、 改 定 バージ ョ ンの [ ラベルの 添 付 ] ダイアログが 表 示 され<br />

ます。 選 択 されたラベルが、 リ ンク されたファイルリ ビジョ ン ( 固 定 されたリ ビジ ョ<br />

ン、 または リ ン クが 固 定 されていない 場 合 はチッ プ リ ビジ ョ ン) に 添 付 されます。<br />

■<br />

[ ラベルの 添 付 解 除 ...]<br />

こ の コ マン ド を 選 択 する と 、 標 準 の [ ラベルの 添 付 解 除 ] ダ イ ア ロ グが 表 示 されます。<br />

選 択 されたラベルが、 リンクされたファイルリビジョン ( 固 定 されたリビジョン、 ま<br />

たは リ ンクが 固 定 されていない 場 合 はチップ リ ビジ ョ ン) に 添 付 解 除 されます。<br />

■<br />

[ 内 容 の 比 較 ]<br />

こ の コ マン ド を 選 択 する と 、 標 準 の Visual Diff ユーテ ィ リ テ ィ を 使 って、 作 業 フ ァ イル<br />

と リ ンク されたファイル ( 固 定 されたリ ビジョ ン、 またはリ ンクが 固 定 されていない<br />

場 合 はチ ッ プ リ ビジ ョ ン) と の 比 較 ができ ます。<br />

[ リンクされたアイテムの 選 択 ] コマンドは、 リンクペインで、 現 在 のビューのアイテム<br />

を 1 つ 選 択 し てい る 場 合 に 有 効 にな り ます。 こ の コ マン ド を 選 択 する と 、 <strong>StarTeam</strong> は、<br />

8 <strong>StarTeam</strong> 新 機 能 ガイ ド


<strong>StarTeam</strong> Cross-Platform Client<br />

フォルダ 階 層 からそのアイテムの 親 フ ォルダを 選 択 し ます。 上 部 ペイ ンか ら は 適 切 なタブ<br />

を 選 択 して、 リ ンク されたアイテムを 選 択 し ます。 現 在 のフ ィ ルタ と ク エ リ の 設 定 のため<br />

に、 上 部 ペイ ンにア イ テムが 見 つから ない 場 合 は、 選 択 ができ なかった こ と を 示 す 警 告 が<br />

表 示 されます。<br />

上 部 ペインで 利 用 可 能 な 新 しい 操 作<br />

[ リンクされたファイル] サブ メ ニ ューが 上 部 ペイ ンの コ ンテキ ス ト メ ニ ューに 追 加 され<br />

ま し た。 こ のサブ メ ニ ューの 操 作 を 利 用 する と 、 上 部 ペイ ンで 選 択 されてい る ア イ テムに<br />

リ ン ク されてい る フ ァ イルを 選 択 し た り 、 それに 対 する フ ァ イル 操 作 を 実 行 でき ます。<br />

例 えば、 上 部 ペイ ンで 変 更 要 求 を 選 択 する 場 合 を 考 えます。 [ リンク] タブが 選 択 されて<br />

いるかど うかに 関 わらず、 この 変 更 要 求 に リ ン ク されたフ ァ イルに 対 する 操 作 を 実 行 でき<br />

ます。 これらのコマンドは、 選 択 したアイテムが、 現 在 のビューの 1 つ 以 上 のフ ァ イルに<br />

リ ン ク されてい る 場 合 に、 有 効 にな り ます。<br />

■<br />

[ すべてチェ ッ ク イ ン ...]<br />

こ の コ マン ド を 選 択 する と 、 標 準 の [ チェッ クイン ] ダ イ ア ロ グが 表 示 され、 選 択 され<br />

ているアイテムに リ ンク されたすべてのフ ァ イルの 作 業 フ ァ イルをチェ ッ ク インでき<br />

ます。 こ のチェ ッ ク イ ン 操 作 では、 ア イ テムの リ ン クや 固 定 はでき ません。<br />

■<br />

[ すべてチェ ッ ク ア ウ ト ...]<br />

こ の コ マン ド を 選 択 する と 、 改 定 バージ ョ ンの [ チェッ クアウ ト ] ダ イ ア ロ グが 表 示 さ<br />

れます。 選 択 し たア イ テムに リ ン ク されてい る フ ァ イル リ ビジ ョ ン をチェ ク ア ウ ト で<br />

き ます。 リ ン ク が 固 定 されていない 場 合 は、 チ ッ プ リ ビジ ョ ンがチェ ッ ク ア ウ ト され<br />

ます。<br />

■<br />

[ すべて 選 択 ]<br />

こ の コ マン ド を 選 択 する と 、 [ ファイル] タブにフォーカスが 移 り、 リンクされている<br />

ファイルがすべて 選 択 されます。 現 在 のフ ィ ルタ と ク エ リ の 設 定 のために、 リ ン ク さ<br />

れたフ ァ イルが 見 つから ない 場 合 は、 選 択 ができ なかった こ と を 示 す 警 告 が 表 示 され<br />

ます。<br />

■<br />

[ 選 択 内 容 に 追 加 ]<br />

メモ<br />

こ の コ マン ド を 選 択 する と 、 [ ファイル] タブにフォーカスが 移 り、 リンクされている<br />

ファイルがすべて、 現 在 の 選 択 フ ァ イルに 追 加 されます。 現 在 のフ ィルタ と クエリの<br />

設 定 のために、 リ ン ク されたフ ァ イルが 見 つから ない 場 合 は、 選 択 ができ なかった こ<br />

とを 示 す 警 告 が 表 示 されます。<br />

これらの 新 しい 操 作 に 含 まれる リ ンク されたファ イルが、 現 在 のビューにない 場 合 は、 操<br />

作 が 完 了 する 前 に 警 告 が 表 示 されます。 この 警 告 は、 個 人 用 オプシ ョ ンにおいて、 確 認 の<br />

ための 警 告 が 設 定 されている 場 合 にのみ 表 示 されます。 こ の 設 定 は、 [ 個 人 用 オプシ ョ ン ]<br />

ダイアログの [ ワーク スペース ] タブにあり ます。<br />

チェックアウト 統 計 の 追 加<br />

[ チェ ッ ク ア ウ ト の 統 計 情 報 ] ダイアログに、 チェックアウ トに 失 敗 したファイルの 総 数<br />

と 、 チェ ッ ク ア ウ ト 操 作 中 にス キ ッ プ されたフ ァ イルの 総 数 が 含 まれる よ うにな り まし<br />

た。<br />

Windows プラットフォームで 利 用 可 能 な Visual Diff<br />

と Visual Merge<br />

<strong>StarTeam</strong> Visual Diff ユーテ ィ リ テ ィ と Visual Merge ユーテ ィ リ テ ィ が、 Windwos オペレー<br />

ションシステム 用 の Cross-Platform Client をインス トールすると、 デフォルトでインス トー<br />

ルされるよ うになり ました。 これらは、 クライアン ト とビューマネージャ か ら 使 用 でき ま<br />

す。<br />

第 2 章 : <strong>StarTeam</strong> 2005 Release 2 の 新 機 能 9


<strong>StarTeam</strong>MPX<br />

<strong>StarTeam</strong>MPX<br />

<strong>StarTeam</strong>MPX コ ンポーネン ト の 新 機 能 は、 Cache Agent と File Transmitter です。<br />

File Transmitter は、 Root Cache Agent が 使 用 する CacheJournal.dat ファイルを 維 持 しま<br />

す。 こ の リ リ ースでは、 File Transmitter が、 ジャーナルの 最 後 のレ コー ド よ り 古 いタイム<br />

スタンプを 持 つフ ァ イルをスキップするので、 CacheJournal.dat ファイルが 以 前 より<br />

コンパク トになりました。 また、 JournalTrimInterval という 名 前 の 新 しいパラ メ ータがで<br />

き ま し た。 こ のパ ラ メ ータ を 利 用 する と 、 設 定 し た 寿 命 より 古 いレコードをキャ ッシュ<br />

ジ ャーナルフ ァ イルか ら 削 除 する 間 隔 ( 時 間 単 位 ) を 制 御 できます。 特 に 指 定 しなけれ<br />

ば、 デフ ォル ト は 24 時 間 です。 サーバーが 最 初 に 起 動 されたと き と、 その 後 はこの 削 除<br />

間 隔 ごとに、 キャ ッシュジャーナルか ら 古 いレコードが 削 除 されます。<br />

Cache Agent には、 い く つか 新 しいパラーメ タが 追 加 されま し た。 その 中 には、 1 つのサー<br />

バー 構 成 内 の 特 定 のプロ ジェ ク ト のフ ァ イルだけを 取 得 するよ うに Remote Cache Agent を<br />

設 定 するパ ラ メ ータ も あ り ます。 ま た、 指 定 の コ ン ピ ュータ 上 で、 以 前 のリ リースよりも<br />

多 くの Cache Agent インスタンスをサービスとして 実 行 できるようになりました。<br />

Cache Agent の 変 更 点 については、 以 降 の 節 で 詳 し く 説 明 し ます。<br />

特 定 のプロジェクトから Remote Cache Agent への<br />

ファイルのプッシュ<br />

以 前 は、 Remote Cache Agent は、 1 つ 以 上 の <strong>StarTeam</strong> Server に 対 応 するすべてのフ ァ イ ル<br />

の 内 容 をキャ ッシュしていました。 <strong>StarTeam</strong>MPX 2005 Release 2 の Remote Cache Agent で<br />

は、 追 跡 対 象 の <strong>StarTeam</strong> Server ごとに、 特 定 のプロジェクトの 内 容 をキャ ッシュするよう<br />

に 設 定 でき ます。<br />

この 新 しい 「プロジェク ト ごとの 追 跡 」 機 能 は、Cache Agent の 設 定 フ ァ イルの 適 切 な<br />

オプシ ョ ン 内 に、 オプシ ョ ン を 追 加 する こ と に よ って 有 効 にな<br />

ります。 オプシ ョ ンには、 1 つ 以 上 の オプシ ョ ンを 含 めることができ<br />

ます。 その 中 で、 追 跡 対 象 の 特 定 のプロ ジェ ク ト 名 、またはプロジェクト 名 のパターンを<br />

指 定 し ます。<br />

例 えば、 次 のよ うに 記 述 します。<br />

<br />

bd1352a8-68a3-4ac1-9f28-0604b3d9267a<br />

<br />

FelixTools<br />

Bank*<br />

Insurance*West*<br />

<br />

<br />

<br />

<br />

<br />

この 例 では、 Remote Cache Agent は、 GUID 「bd1352a8-68a3-4ac1-9f28-0604b3d9267a」 を 持<br />

つサーバーのフ ァ イル 内 容 をキャ ッシュします。 要 素 で、 その 内 容 を 特 定 のプ<br />

ロジェク トに 制 限 しています。 この 例 の の 値 には、 プロジェ ク ト 名 そのものや、<br />

ワイルドカードを 使 ったプロジェクト 名 のパターンが 使 われています。<br />

■<br />

■<br />

■<br />

「FelixTools」 は 特 定 のプ ロ ジ ェ ク ト 名 です。<br />

「Bank*」 は、 「Bank」 で 始 まるすべてのプロジェク トを 追 跡 対 象 にします。<br />

「Insurance*West*」 は、 「Insurance」 始 まり、その 後 に 「West」 という 単 語 を 含 むよ うな<br />

名 前 を 持 つすべてのプ ロ ジ ェ ク ト を 追 跡 対 象 にします。<br />

10 <strong>StarTeam</strong> 新 機 能 ガイ ド


<strong>StarTeam</strong>MPX<br />

<strong>StarTeam</strong> のプロジェ ク ト 名 では、 大 文 字 小 文 字 が 区 別 されません。 「プロジェクトごとの<br />

追 跡 」 機 能 の 使 用 に 関 するその 他 の 注 意 点 を 以 下 に 示 し ます。<br />

■<br />

■<br />

■<br />

■<br />

■<br />

■<br />

「プロ ジェ ク ト ご と の 追 跡 」 機 能 を 使 用 する Remote Cache Agent を 少 なくとも 1 つ 持 つ<br />

<strong>StarTeam</strong> サーバー 構 成 は、 2005 Release 2 にアップグレードする 必 要 があ り ます。 2005<br />

Release 2 には、 <strong>StarTeam</strong> Server のリ リースと、<strong>StarTeam</strong>MPX Event Transmitter および<br />

File Transmitter コンポーネントの 両 方 が 含 まれています。<br />

「プロ ジェ ク ト ご と の 追 跡 」 機 能 の 使 用 はオプシ ョ ンです。 オプシ ョ ンが 含<br />

まれていない 場 合 、 Remote Cache Agent は、 グループで 指 定 された<br />

<strong>StarTeam</strong> Server のすべてのフ ァ イル リ ビジ ョ ンをキャ ッシュします。 たとえ、 1 つ 以 上<br />

の 追 跡 対 象 の <strong>StarTeam</strong> サーバー 構 成 が、 2005 Release 2 にアップグレード されていて<br />

も、 <strong>StarTeam</strong> 2005 の Remote Cache Agent は、 すべてのプ ロ ジ ェ ク ト の 内 容 を 追 跡 しま<br />

す。<br />

「プロ ジェ ク ト ご と の 追 跡 」 では、 アスタ リ スク (*) を 含 むプロジェク ト 名 をサポート<br />

し ています。 ただ し、 ア ス タ リ ス ク を 使 用 する と ワ イル ド カー ド と し て 解 釈 されるた<br />

め、 その 他 のプロジェ ク ト も 含 まれて し ま う 可 能 性 があ り ます。 例 えば、 プロジェ ク<br />

ト 名 に 「Info*Exec」 と 指 定 する と 、 Remote Cache Agent は、 「Info」 で 始 まり 「Exec」<br />

で 終 わる 名 前 を 持 つすべてのプ ロ ジ ェ ク ト の 内 容 を 取 得 します。<br />

キ ャ ッシュの 目 的 で、 各 フ ァ イル リ ビジ ョ ンは、 チェ ッ ク イ ン 先 のプロジェ ク ト に<br />

「 所 属 する」 形 にな り ます。 実 際 には、 1 つのフ ァ イルが 複 数 のプロ ジェ ク ト で 共 有 さ<br />

れてい る 場 合 があ り ます。 特 定 のチェ ッ ク イ ン を 実 行 する と 、 それに 対 応 する フ ァ イ<br />

ル リ ビジ ョ ンが 複 数 のプロ ジェ ク ト に 表 示 されます。 フ ァ イルの 内 容 は、 そのフ ァ イ<br />

ルのチェ ッ ク イ ン 先 のプロジェ ク ト 名 によって 「ブロードキャ スト」 されます。 この<br />

ため、 そのフ ァ イルを 保 存 する のは、 そのプ ロ ジ ェ ク ト を 追 跡 している Remote Cache<br />

Agent だけです。 例 えば、 ある フ ァ イルが、 プロジェ ク ト P1 と P2 で 共 有 されていると<br />

きに、 このファイルの 新 しいリ ビジョ ンがプロジェク ト P1 にチェ ッ ク イ ン された と し<br />

ます。 この 新 しいフ ァ イルリ ビジ ョ ンを 保 存 する のは、 プ ロ ジ ェ ク ト P1 を 追 跡 してい<br />

る Remote Cache Agent だけです。 プロジェ ク ト P2 だけを 追 跡 している Remote Cache<br />

Agent は、 ブロー ド キ ャ ストを 受 けません。 ただし、「プルスルー 型 」 キャ ッシング<br />

( 以 下 で 説 明 ) を 利 用 する と 、 プ ロ ジ ェ ク ト P2 だけを 追 跡 している Remote Cache Agent<br />

でもそのファイルリ ビジョ ンを 取 得 できます。<br />

Remote Cache Agent の 「キャ ッ チア ッ プ」 機 能 は、 プ ロ ジ ェ ク ト 固 有 のス コープではな<br />

く、 「サーバー 全 体 」 のスコープに 基 づいたままです。 例 えば、 プロジェ ク ト ご との 追<br />

跡 を 行 っている Remote Cache Agent が、 T1 の 時 点 で、 停 止 するかまたはネッ ト ワーク<br />

から 切 断 され、 T2 の 時 点 で 再 接 続 された 場 合 、 T1 以 降 に 追 加 されたフ ァ イルのキ ャ ッ<br />

チアップが 要 求 されます。 ただし、 その 際 に、 Remote Cache Agent は、 T1 以 降 に 追 加<br />

されたすべてのファイルのリ ス ト を 受 け 取 り ます。 追 跡 対 象 プロジェク トの 追 加 ファ<br />

イルだけを 受 け 取 るのではあり ません。 このため、キャ ッチアップ 機 能 によって、<br />

Remote Cache Agent のプ ロ ジ ェ ク ト で 実 際 に 必 要 な フ ァ イ ル 以 外 のファ イルが 追 加 され<br />

る 場 合 があ り ます。 同 様 に、 Cache Agent の 「プリチャージ」 ( 初 期 キ ャ ッチアップ) で<br />

も、 プロジェク トのスコープではなく 「サーバー 全 体 」 のスコープが 使 われます。<br />

Remote Cache Agent が 特 定 のプロジェ ク ト を 追 跡 するよ うに 設 定 されていても、Remote<br />

Cache Agent は、 任 意 のフ ァ イルの 要 求 を 受 理 します。 要 求 されたファイルがローカル<br />

キ ャ ッ シ ュ にない 場 合 、 Remote Cache Agent は、 その 要 求 を 適 切 な Root Cache Agent に<br />

転 送 し、 そのファ イルが 所 属 するプロジェク トに 関 係 なく、 将 来 また 要 求 があった 時<br />

のために、 それをローカルに 保 存 します。つまり、「プロジェクトごとの 追 跡 」 によっ<br />

て 制 限 されるのは、 「プッシュ 型 」 キャ ッシングによって Remote Cache Agent に 見 える<br />

ファイルです。「プルスルー 型 」(リクエスト 転 送 ) キャ ッシングによって Remote<br />

Cache Agent が 保 存 する フ ァ イ ルを 制 限 するこ とはできません。<br />

複 数 のサービスの 設 定<br />

以 前 は、 1 つのコ ンピ ュータには、 1 つの Cache Agent しか Windows サービ ス と し て 実 行<br />

する こ とはできませんでした。 このリ リースでは、 同 じ Windows シ ス テム 上 で 複 数 の<br />

Cache Agent をサービスと して 登 録 できるようになっています。すべての Cache Agent イン<br />

スタンスには、 Windows の [ サービス ] パネルでそのサービスを 識 別 する ために、 一 意 の<br />

「サービ ス 名 」 が 必 要 にな り ます。 同 じシステム 上 で、 Root Cache Agent と Remote Cache<br />

Agent を 合 わせて 最 大 25 個 まで 設 定 できます。 Cache Agent サービ スの 登 録 と 登 録 解 除 は、<br />

CacheAgentService.exe プログラムのコンソールウ ィ ン ド ウか ら 実 行 し ます。<br />

第 2 章 : <strong>StarTeam</strong> 2005 Release 2 の 新 機 能 11


<strong>StarTeam</strong>MPX<br />

CacheAgentService.exe の 構 文 は、 以 下 の と お り です。<br />

CacheAgentService -start [ configFile ] [ -log logFile ] [ -verbose ]<br />

CacheAgentService -register [ Manual | Auto] [ configFile ]<br />

[ -dependson list ] [ -log logFile ] [ -name serviceName ]<br />

[ -verbose ]<br />

CacheAgentService -unregister<br />

パラメータ<br />

configFile<br />

-dependson list<br />

-log logFile<br />

-name serviceName<br />

-register<br />

-start<br />

-unregister<br />

-verbose<br />

説 明<br />

デフォルトの 構 成 ファ イルは、 CacheAgentConfig.xml です。 複<br />

数 の 構 成 フ ァ イルを 使 用 する 場 合 は、 Cache Agent の 操 作 が 干 渉 し<br />

ないよ う に、 構 成 ファ イルご とに、 CachePath ad RequestPort に 対 し<br />

て 一 意 の 値 を 指 定 する 必 要 があ り ます。<br />

新 しい Cache Agent サービ スに 依 存 する サービ ス を 指 定 し ます。<br />

list では、 Cache Agent サービ スが 依 存 する サービ スの 内 部 名 ( 表<br />

示 名 ではない) をスペースで 区 切 って 記 述 し、 引 用 符 で 囲 みます<br />

(サービ スの 内 部 名 とは、 Windows レジス ト リ 内 のレジス ト リ キー<br />

の こ と です)。<br />

Cache Agent が 依 存 する 最 も 一 般 的 なサービスは、 同 じマシン 上 で<br />

実 行 されてい る Message Broker サービ スです。 Message Broker サー<br />

ビスの 表 示 名 は、 通 常 「<strong>StarTeam</strong> Message Broker 6.4」 ですが、 内 部<br />

名 は 「<strong>StarTeam</strong>MessageBroker6.4」 です。<br />

Cache Agent が 同 じコ ン ピ ュータ 上 で 実 行 さ れてい る Message Broker<br />

サービスに 依 存 する こ と を 示 すには、 次 のよ うに 記 述 します。<br />

-dependson “<strong>StarTeam</strong>MessageBroker6.4”<br />

デフォルト とは 異 なるログファイル 名 を 指 定 します。 デフォル ト の<br />

ログファイル 名 は、 CacheAgentService.log です。<br />

[ コント ロール] パネルの [ サービ ス ] ユーテ ィ リ テ ィ に 表 示 される<br />

サービス 名 を 指 定 します。 デフォル ト は、 <strong>StarTeam</strong>MPX Cache<br />

Agent です。<br />

これは、 内 部 名 ではあり ません。 内 部 名 のデフ ォル ト は、<br />

CacheAgentService ( これが 既 に 使 われている 場 合 は、<br />

CacheAgentService2 から CacheAgentService25 まで ) です。<br />

指 定 の 起 動 モード ( 手 動 または 自 動 ) でサービスを 登 録 し ます。 オ<br />

プシ ョ ンで、 起 動 時 の 構 成 フ ァ イルを 指 定 でき ます。<br />

サービスを 起 動 し ます。 オプシ ョ ンで、 構 成 フ ァ イルを 指 定 でき ま<br />

す。<br />

サービスを 削 除 します。 例 えば、 Cache Agent を 手 動 から 自 動 に 変<br />

更 したい 場 合 は、 それを 一 旦 削 除 してから、 登 録 し 直 します。 サー<br />

ビスを 削 除 する 前 には、 そのサービスを 停 止 しなければなりませ<br />

ん。<br />

よ り 詳 細 な ロ グ を 作 成 し ます。 デフ ォル ト では、 こ の ロ グは<br />

CacheAgentService-debug.log です。<br />

新 しいパラメータ<br />

Cache Agent には、 新 し いパ ラ メ ータ がい く つか 追 加 さ れています。<br />

表 2.1<br />

どの Cache Agent でも 使 えるパラメータ<br />

パラメータ<br />

CacheCheckInterval<br />

説 明<br />

整 数 。 秒 数 を 表 します。 デフォル ト は、 60 です。<br />

Cache Agent が、 現 在 のキャ ッシュサイズと、 設 定 されているキャ ッシュの 上 限<br />

(MaxCacheSize) とを 比 較 する 頻 度 。キャ ッシュサイズの 合 計 が、 設 定 された 上 限 を<br />

超 える 場 合 は、 キャ ッシュサイズが 上 限 より 小 さくなるまで、 最 近 最 も 使 われていな<br />

いファ イルが 削 除 されます。 Native-I データ 保 管 庫 を Native-II 形 式 に 変 更 した 後 は、<br />

Root Cache Agent は、 ローカルキ ャ ッシュへの 追 加 を 行 いません。<br />

最 小 値 0 に 設 定 する と 、 こ の 機 能 は 無 効 にな り ます。<br />

12 <strong>StarTeam</strong> 新 機 能 ガイ ド


<strong>StarTeam</strong>MPX<br />

表 2.1<br />

どの Cache Agent でも 使 えるパラメータ<br />

パラメータ<br />

InitialRequestThreads<br />

MaxCatchupSize<br />

RequestReadTimeout<br />

説 明<br />

整 数 。 接 続 数 を 表 し ます。 デフ ォル ト は、 10 です。 値 の 範 囲 は 1 から 最 大 接 続 数 ま<br />

で。<br />

Cache Agent の 起 動 時 に、 初 期 の 数 の リ クエス ト ハン ド ラ ス レ ッ ド が 作 ら れます。 現<br />

在 のスレッ ドすべてがアクティブな 接 続 に 割 り 当 て られた 場 合 は、 必 要 に 応 じ て、 最<br />

大 接 続 数 に 達 するまで、 追 加 のリ クエス トハンドラスレッドが 作 られます。<br />

整 数 。 バ イ ト 数 を 表 し ます。 デフ ォル ト は、 100MB です。 指 定 でき る 範 囲 は 0 ~<br />

2 63 -1 です。<br />

Root Cache Agent の 場 合 、 こ のパラ メータによって、 キャ ッチアップリ クエス トに 返<br />

されるファイルの 最 大 数 が 制 限 されます。 Remote Cache Agent の 場 合 、 こ のパラ メー<br />

タ によって、 キャ ッチアップリ クエス トに 返 されるファイルの 最 大 数 が 制 限 されま<br />

す。 ど ち らの 場 合 も、 この 値 は、 キ ャ ッチアップ 操 作 内 のファ イルの 総 バイ ト 数 を 表<br />

します。 この 値 が 0 の 場 合 は、 キャ ッチアップリ クエス トに 制 限 はあ り ません。<br />

キ ャ ッ チア ッ プ 操 作 の 際 には、 リ ク エス ト 側 の MaxCatchupSize またはリ クエス ト され<br />

る 側 の MaxCatchupSize の 小 さい 方 の 値 が、 こ の 操 作 を 制 限 するために 使 われます。<br />

整 数 。 秒 数 を 表 します。 デフォル ト は、 30 です。<br />

Cache Agent が、 受 動 的 に 接 続 を 閉 じる 前 に、 ク ラ イ アン ト から 次 のリクエストを 読<br />

み 込 むまでの 待 ち 時 間 を 指 定 し ます。 接 続 を 閉 じると、 リクエストハンドラスレッド<br />

がフ リーになり、 他 の 接 続 で 使 用 できるようになります。<br />

最 小 値 0 に 設 定 する と 、 こ の 機 能 は 無 効 にな り ます。<br />

表 2.2<br />

Remote Cache Agent のみで 使 えるパラ メ ー タ<br />

パラメータ<br />

CatchupCheckInterval<br />

説 明<br />

整 数 。 秒 数 を 表 します。 デフォル ト は、 300 です。<br />

Remote Cache Agent が、 Message Broker 接 続 が 失 われた こ と によ る キャ ッシュソース<br />

のキャ ッ チア ッ プが 必 要 かど う かをチェ ッ クする 間 隔 。キャ ッ チア ッ プが 必 要 な 場 合<br />

は、 Message Broker の 正 常 な 接 続 が 再 開 する まで、 キ ャ ッ チア ッ プサ イ ク ルが 継 続 さ<br />

れます。<br />

Remote Cache Agent の 「キャ ッ チア ッ プ」 機 能 は、 プ ロ ジ ェ ク ト 固 有 のス コープでは<br />

なく、「サーバー 全 体 」 のスコープに 基 づいたままです。 例 えば、 プロジェ ク ト ご と<br />

の 追 跡 を 行 っている Remote Cache Agent が、 T1 の 時 点 で、 停 止 するかまたはネッ ト<br />

ワークから 切 断 され、 T2 の 時 点 で 再 接 続 された 場 合 、 T1 以 降 に 追 加 されたフ ァ イル<br />

のキャ ッチアップが 要 求 されます。 ただし、 その 際 に、 Remote Cache Agent は、 T1<br />

以 降 に 追 加 されたすべてのフ ァ イルの リ ス ト を 受 け 取 り ます。 追 跡 対 象 プロジェク ト<br />

の 追 加 フ ァ イルだけを 受 け 取 るのではあり ません。 このため、キャ ッチアップ 機 能 に<br />

よって、 Remote Cache Agent のプ ロ ジ ェ ク ト で 実 際 に 必 要 な フ ァ イ ル 以 外 のファ イル<br />

が 追 加 される 場 合 があ り ます。 同 様 に、 Cache Agent の 「プリチャージ」 ( 初 期 キ ャ ッ<br />

チアップ) でも、 プロジェ ク ト のスコープではな く 「サーバー 全 体 」 のスコープが 使<br />

われます。<br />

最 小 値 は、 1 です。<br />

第 2 章 : <strong>StarTeam</strong> 2005 Release 2 の 新 機 能 13


<strong>StarTeam</strong> Extensions<br />

表 2.2 Remote Cache Agent のみで 使 えるパラ メ ー タ ( 続 き)<br />

パラメータ<br />

ContentSource<br />

PrechargeSize<br />

説 明<br />

ContentSource グループは 以 前 からありますが、 2 つのパ ラ メ ータが 追 加 されていま<br />

す。<br />

Projects<br />

こ のパ ラ メ ータ を 指 定 する と 、 こ のグループの 値 は、 対 応 する <strong>StarTeam</strong> Server のす<br />

べての 内 容 を 追 跡 するのではないこ とを 示 します。 その 代 わり、 Projects グループ 内<br />

の Project パラ メータに 対 応 する 内 容 だけが 追 跡 され 保 存 されます。 こ のパ ラ メ ータ<br />

には、 1 つ 以 上 の Project パラ メータが 含 まれます。<br />

Project<br />

それぞれの Project パラ メータ では、 プロジェ ク ト 名 またはプロジェク ト 名 のパ<br />

ターン を 指 定 し ます。 指 定 し た 名 前 または 名 前 のパターンに 一 致 する 名 前 を 持 つプロ<br />

ジ ェ ク ト にチェ ッ ク イ ン されたフ ァ イルが、 すべて Cache Agent によってキャ ッシュ<br />

されます。 名 前 のパターンには、 1 つ 以 上 のア ス タ リ ス ク (*) ワイルドカード 文 字<br />

を 含 めることができます。<br />

キ ャ ッシュの 目 的 で、 各 フ ァ イル リ ビジ ョ ンは、 チェ ッ ク イ ン 先 のプロジェ ク ト に<br />

「 所 属 する」 形 にな り ます。 実 際 には、 1 つのフ ァ イルが 複 数 のプロ ジェ ク ト で 共 有<br />

されてい る 場 合 があ り ます。 特 定 のチェ ッ ク イ ン を 実 行 する と 、 それに 対 応 する フ ァ<br />

イル リ ビジ ョ ンが 複 数 のプ ロ ジ ェ ク ト に 表 示 されます。 フ ァ イルの 内 容 は、 そのフ ァ<br />

イルのチェッ クイン 先 のプロジェ ク ト 名 によって 「ブロードキャ ス ト 」 されます。 こ<br />

のため、 そのフ ァ イルを 保 存 する のは、 そのプ ロ ジ ェ ク ト を 追 跡 している Remote<br />

Cache Agent だけです。 例 えば、 ある フ ァ イルが、 プロジェ ク ト P1 と P2 で 共 有 され<br />

ている と きに、 このフ ァ イルの 新 しい リ ビジ ョ ンがプロジェ ク ト P1 にチェ ッ ク イ ン<br />

された と し ます。 こ の 新 し いフ ァ イル リ ビジ ョ ン を 保 存 する のは、 プ ロ ジ ェ ク ト P1<br />

を 追 跡 している Remote Cache Agent だけです。 プロジェ ク ト P2 だけを 追 跡 している<br />

Remote Cache Agent は、 ブロー ド キ ャ ストを 受 けません。 ただし、 「プルスルー 型 」<br />

キ ャ ッ シング ( 以 下 で 説 明 ) を 利 用 する と 、 プ ロ ジ ェ ク ト P2 だけを 追 跡 している<br />

Remote Cache Agent でもそのファイルリビジョンを 取 得 できます。<br />

Remote Cache Agent が 特 定 のプロジェ ク ト を 追 跡 するよ うに 設 定 されていても、<br />

Remote Cache Agent は、 任 意 のフ ァ イルの 要 求 を 受 理 します。 要 求 されたファイルが<br />

ローカルキャ ッ シ ュ にない 場 合 、 Remote Cache Agent は、 その 要 求 を 適 切 な Root<br />

Cache Agent に 転 送 し、 そのファイルが 所 属 するプロジェ ク ト に 関 係 なく、 将 来 また<br />

要 求 があった 時 のために、 それをローカルに 保 存 します。つまり、「プロジェクトご<br />

との 追 跡 」 によって 制 限 されるのは、 「プッシュ 型 」 キャ ッシングによって Remote<br />

Cache Agent に 見 え る フ ァ イルです。 「プルスルー 型 」(リクエスト 転 送 ) キャ ッシン<br />

グによって Remote Cache Agent が 保 存 する フ ァ イルを 制 限 する こ とはできません。<br />

整 数 。 デフ ォル ト は、 MaxCatchupSize です。<br />

Remote Cache Agent の 最 初 のキャ ッチアップ 操 作 の 最 大 サ イ ズを 指 定 し ます。 これ<br />

は、 キ ャ ッシュを 事 前 に 確 保 しておくために 使 われます。 デフォルトは、 この Cache<br />

Agent の MaxCatchupSize ですが、 この 値 より 大 きい 値 、または 小 さい 値 を 指 定 する こ<br />

ともできます。 この 値 が 0 の 場 合 、 Remote Cache Agent は、 初 期 プリチャージ 操 作 を<br />

実 行 し ません。<br />

<strong>StarTeam</strong> Extensions<br />

CaliberRM の 要 件 を <strong>StarTeam</strong> にインポートするための 要 件 インポートユーティ リティ<br />

(impreq) は、 CaliberRM <strong>StarTeam</strong> Requirements Publisher に 差 し 替 えられました。 これは、<br />

CaliberRM 2005 Release 2 と 同 時 に リ リ ース されます。 しばら く の 間 、 古 いユーテ ィ リ テ ィ<br />

を 使 う 必 要 がある 場 合 は、 <strong>StarTeam</strong> Extensions 2005 に 付 属 のコピーを 使 用 できます。 また<br />

古 いユーテ ィ リ テ ィは、 Borland Code Central Web サイ ト (http://cc.borland.com/)<br />

で 近 日 公 開 される 予 定 です。 CaliberRM <strong>StarTeam</strong> Requirements Publisher の 詳 細 については、<br />

次 のインテグレーショ ンの 節 を 参 照 して 下 さい。<br />

<strong>StarTeam</strong> インテグレーション<br />

<strong>StarTeam</strong> イ ンテグレーシ ョ ン 製 品 において、 今 回 新 規 ま たは 大 きく 改 定 されたものに、<br />

<strong>StarTeam</strong> Visual Studio .NET Integration、 <strong>StarTeam</strong> Eclipse Integration、 CaliberRM <strong>StarTeam</strong><br />

Requirements Publisher があ り ます。<br />

14 <strong>StarTeam</strong> 新 機 能 ガイ ド


Borland LDAP QuickStart Manager<br />

以 前 は、 Microsoft SCC API を 使 って、 <strong>StarTeam</strong> と Visual Studio を 統 合 していました。 新 し<br />

い <strong>StarTeam</strong> Visual Studio .NET Integration は、 <strong>StarTeam</strong> .NET SDK を 使 用 して、 さ らに 多 く<br />

の 機 能 を 提 供 し ます。 これは、 <strong>StarTeam</strong> JBuilder Integration や <strong>StarTeam</strong> Eclipse Integration<br />

に 似 ています。<br />

<strong>StarTeam</strong> Eclipse Integration では、 代 替 プロパティエディ タ (APE) がサポート されるよ う<br />

にな り ました。 APE とは、 <strong>StarTeam</strong> Enterprise Advantage の 機 能 を 使 用 し て 設 計 する こ と が<br />

できるカスタムフォームです。<br />

CaliberRM <strong>StarTeam</strong> Requirements Publisher は、 <strong>StarTeam</strong> Extensions で 利 用 可 能 な 要 件 イン<br />

ポー ト ユーテ ィ リ テ ィ (impreq) に 代 わるものです。 これは、 CaliberRM と <strong>StarTeam</strong> SDK<br />

の 両 方 を 使 って、 CaliberRM の 要 件 にアクセスし、 それらを <strong>StarTeam</strong> プロジェク トにコ<br />

ピーします。 Requirements Publisher は、 <strong>StarTeam</strong> Extensions に 含 まれています。 このイン<br />

テグレーシ ョ ンは、 http://www.borland.com/downloads/<br />

download_starteam.html からダウンロードできます。<br />

2005 から 変 更 されていませんが、 <strong>StarTeam</strong> Server 2005 Release 2 でテス ト されて 安 定 動 作<br />

するよ うになったものは 以 下 のとおりです。<br />

■<br />

Mercury TestDirector Synchronizer<br />

■<br />

■<br />

■<br />

■<br />

Mercury TestDirector Version Control Add-in<br />

Mercury Quality Center Version Control Add-in<br />

Microsoft SCC インテグレーション<br />

Microsoft Visual Studio .NET の Web プロジェク ト<br />

Borland LDAP QuickStart Manager<br />

Borland LDAP QuickStart Manager で、 以 下 に 対 するデフ ォル ト のオプシ ョ ン を 設 定 で き る<br />

ようになりました。<br />

■<br />

■<br />

既 存 ユーザーのプ ロパテ ィ の 上 書 き<br />

パスワードの 検 証 と 初 期 化<br />

■<br />

ライセンスタイプの 設 定<br />

イ ンポー ト オプシ ョ ンに 対 し てデフ ォル ト の 設 定 をするには、 [Configure | Default Import<br />

Options] を 選 択 し ます。<br />

以 前 は、 こ の よ う な 設 定 変 更 には、 ウ ィ ザード を 使 用 しなければな り ませんでした。 現 在<br />

は、 ド ラ ッ グ& ド ロ ッ プの イ ンポー ト 操 作 の 前 に、 これら のオプシ ョ ン を 設 定 でき ます。<br />

[Show this dialog automatically before importing users] チェ ッ ク ボ ッ ク ス を 選 択 すれば、 イ ン<br />

ポー ト 操 作 の 間 に、 これら を 設 定 でき ます。 このダ イ アロ グは、 イ ンポー ト をする 前 に、<br />

毎 回 設 定 を 確 認 する ための 合 図 にな り ます。<br />

Borland LDAP QuickStart Manager は、 ラ イ セン スサーバーに 対 し て、 <strong>StarTeam</strong> ライセンス<br />

と Borland ライセンスの 両 方 をサポー ト します。<br />

<strong>StarTeam</strong> Import/Export Manager<br />

SDK にい く つかの 機 能 が 追 加 されたこ とによって、 <strong>StarTeam</strong> Import/Export Manager で、 以<br />

前 より 簡 単 に 共 有 アイテムや 移 動 したアイテムを 識 別 でき る よ う にな り ま した。<br />

また、 インポート 用 とエクスポート 用 の .cdl フ ァ イルに、 ユーザー 名 とパスワードを 書<br />

く 必 要 がなくなりました。 これらのファイルから、USERNAME パラ メータと PASSWORD パラ<br />

メータを 削 除 する と、 コマンド ラ インから、 ユーザー 名 と パス ワー ド を 入 力 する よ う に 要<br />

求 されます。<br />

第 2 章 : <strong>StarTeam</strong> 2005 Release 2 の 新 機 能 15


<strong>StarTeam</strong> 2005 との 互 換 性<br />

<strong>StarTeam</strong> 2005 との 互 換 性<br />

以 下 の <strong>StarTeam</strong> アプ リ ケーシ ョ ンは 更 新 されており、 <strong>StarTeam</strong> Server 2005 Release 2 との<br />

互 換 性 が 検 証 済 みです。 これら のアプ リ ケーシ ョ ンには 新 機 能 の 追 加 はあ り ませんが、 多<br />

くのバグが 修 正 されま し た。 ま た、 ア イ コ ンが 一 部 新 し く なっています。<br />

■<br />

<strong>StarTeam</strong> SDK ( 詳 細 については、 SDK のドキュメントを 参 照 )<br />

■<br />

■<br />

■<br />

■<br />

■<br />

■<br />

■<br />

StarDisk<br />

Web Edition<br />

Workflow Designer<br />

Notification Agent<br />

ほ と んどの IDE 用 インテグレーシ ョ ン<br />

<strong>StarTeam</strong> Datamart<br />

<strong>StarTeam</strong> Quality Center Synchronizer<br />

16 <strong>StarTeam</strong> 新 機 能 ガイ ド


索 引<br />

A<br />

APE<br />

<strong>StarTeam</strong> Eclipse Integration での 使 用 15<br />

C<br />

Cache Agent のパラ メータ<br />

CacheCheckInterval 12<br />

CatchupCheckInterval 13<br />

ContentSource 14<br />

InitialRequestThreads 13<br />

MaxCatchupSize 13<br />

PrechargeSize 14<br />

Project 14<br />

Projects 14<br />

RequestReadTimeout 13<br />

CacheCheckInterval<br />

Cache Agent のパラ メータ 12<br />

CaliberRM <strong>StarTeam</strong> Requirements Publisher 15<br />

CatchupCheckInterval<br />

Cache Agent のパラ メータ 13<br />

ContentSource<br />

Cache Agent のパラ メータ 14<br />

D<br />

DB2 4<br />

I<br />

ID ベースの URL 6<br />

impreq 14, 15<br />

InitialRequestThreads<br />

Cache Agent のパラ メータ 13<br />

M<br />

MaxCatchupSize<br />

Cache Agent のパラ メータ 13<br />

Microsoft Visual Studio .NET 15<br />

P<br />

PrechargeSize<br />

Cache Agent のパラ メータ 14<br />

Project<br />

Cache Agent のパラ メータ 14<br />

Projects<br />

Cache Agent のパラ メータ 14<br />

R<br />

RequestReadTimeout<br />

Cache Agent のパラ メータ 13<br />

S<br />

<strong>StarTeam</strong> Cross-Platform Client<br />

URL の 作 成 7<br />

URL を 開 く 8<br />

新 機 能 6<br />

<strong>StarTeam</strong> Eclipse Integration 15<br />

<strong>StarTeam</strong> Extensions の 新 機 能 14<br />

<strong>StarTeam</strong> Server<br />

新 機 能 4<br />

<strong>StarTeam</strong> StarDisk の 新 機 能 16<br />

<strong>StarTeam</strong> Visual Studio .NET Integration 15<br />

<strong>StarTeam</strong> Windows Client<br />

新 機 能 6<br />

<strong>StarTeam</strong>MPX Server<br />

新 機 能 10<br />

U<br />

URL<br />

HTML 表 現 6<br />

ID ベースの 6<br />

<strong>StarTeam</strong> で 作 成 された 7<br />

<strong>StarTeam</strong> で 開 く 8<br />

URL 使 用 の 設 定 7<br />

サード パーテ ィ アプ リ ケーシ ョ ンでの 表 示 6<br />

サード パーテ ィ 製 のアプ リ ケーシ ョ ンへのコ ピー 7<br />

名 前 ベースの 6<br />

V<br />

Visual Diff 9<br />

Visual Merge 9<br />

Visual Studio .NET 15<br />

ア<br />

アイコン 6<br />

イ<br />

イ タ リ ッ ク 表 記 規 則 2<br />

カ<br />

開 発 者 サポー ト 1<br />

角 かっ こ 表 記 規 則 2<br />

監 査 エン ト リ<br />

グラフ 6<br />

ク<br />

クライアント<br />

新 しいアイコン 6<br />

サーバー 管 理 ユーテ ィ リ テ ィ 6<br />

クライアント / サーバーの 互 換 性 3<br />

ク ラ イ アン ト の 新 機 能 6<br />

グラフ<br />

監 査 エン ト リ 6<br />

作 成 6<br />

タスク 6<br />

トピック 6<br />

ファイル 6<br />

変 更 要 求 6<br />

グループのインポート 4<br />

コ<br />

構 文 表 記 規 則<br />

相 互 排 他 の 選 択 肢 2<br />

固 定 幅 フ ォ ン ト 表 記 規 則 2<br />

索 引 17


コンテキスト メニュー<br />

上 部 ペイ ンに 追 加 された コ マン ド 9<br />

リンクペインに 追 加 されたコマンド 8<br />

サ<br />

サーバー 管 理 ユーテ ィ リ テ ィ 4, 6<br />

サーバーツール 4<br />

サーバーの 新 機 能 4<br />

作 成<br />

グラフ 6<br />

サポー ト 1<br />

シ<br />

新 機 能<br />

<strong>StarTeam</strong> Cross-Platform Client 6<br />

<strong>StarTeam</strong> Server 4<br />

<strong>StarTeam</strong> Windows Client 6<br />

<strong>StarTeam</strong>MPX Server 10<br />

概 要 3<br />

新 機 能 の 概 要 3<br />

ス<br />

[ すべて 選 択 ]<br />

リンクされたファイル 9<br />

[ すべてチェ ッ ク ア ウ ト ...]<br />

リンクされたファイル 9<br />

[ すべてチェ ッ ク イ ン ...]<br />

リンクされたファイル 9<br />

セ<br />

製 品 サポー ト 1<br />

[ 選 択 内 容 に 追 加 ]<br />

リンクされたファイル 9<br />

タ<br />

タスク<br />

グラフ 6<br />

縦 棒 表 記 規 則 2<br />

チ<br />

[ チェッ クアウ ト ...]<br />

リンクされたファイル 8<br />

チェ ッ ク ア ウ ト の 統 計 情 報 9<br />

[ チェッ クイン ...]<br />

リンクされたファイル 8<br />

テ<br />

テクニカルサポート 1<br />

ト<br />

統 計<br />

チェッ クアウ ト 9<br />

トピック<br />

グラフ 6<br />

ナ<br />

[ 内 容 の 比 較 ]<br />

リンクされたファイル 8<br />

名 前 ベースの URL 6<br />

ヒ<br />

表 記 規 則<br />

イタリック 2<br />

角 かっこ 2<br />

固 定 幅 フ ォ ン ト 2<br />

縦 棒 2<br />

太 字 2<br />

メ ニ ュー 選 択 2<br />

フ<br />

ファイル<br />

ア イ テムに リ ン ク されたフ ァ イルからのラベルの<br />

添 付 解 除 8<br />

アイテムにリンクされたファイルのチェック<br />

アウ ト 8<br />

アイテムにリンクされたファイルのチェックイン 8<br />

アイテムにリンクされたファイルへのラベルの<br />

添 付 8<br />

ア イ テムに リ ン ク さ れたフ ァ イ ルをすべて 選 択 9<br />

ア イ テムに リ ン ク さ れたフ ァ イ ルをすべて 選 択 内 容<br />

に 追 加 9<br />

ア イ テムに リ ン ク さ れたフ ァ イ ルをすべてチェ ッ ク<br />

アウ ト 9<br />

ア イ テムに リ ン ク さ れたフ ァ イ ルをすべてチェ ッ ク<br />

イン 9<br />

グラフ 6<br />

作 業 フ ァ イ ル と リ ン ク さ れたフ ァ イルの 比 較 8<br />

ファイル 操 作 8, 9<br />

太 字 表 記 規 則 2<br />

ヘ<br />

変 更 要 求<br />

グラフ 6<br />

メ<br />

メ ニ ュー 選 択 の 表 記 規 則 2<br />

ユ<br />

ユーザーのイ ンポー ト 4<br />

ヨ<br />

要 件<br />

発 行 15<br />

要 件 インポートユーティ リティ 15<br />

CaliberRM <strong>StarTeam</strong> Requirements Publisher による<br />

差 し 替 え 14<br />

ラ<br />

[ ラベルの 添 付 ...]<br />

リンクされたファイル 8<br />

[ ラベルの 添 付 解 除 ...]<br />

リンクされたファイル 8<br />

リ<br />

[ リンクされたファイル] 操 作 8, 9<br />

18 <strong>StarTeam</strong> 新 機 能 ガイド

Hurra! Ihre Datei wurde hochgeladen und ist bereit für die Veröffentlichung.

Erfolgreich gespeichert!

Leider ist etwas schief gelaufen!